JPH0569199B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0569199B2 JPH0569199B2 JP60234755A JP23475585A JPH0569199B2 JP H0569199 B2 JPH0569199 B2 JP H0569199B2 JP 60234755 A JP60234755 A JP 60234755A JP 23475585 A JP23475585 A JP 23475585A JP H0569199 B2 JPH0569199 B2 JP H0569199B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- secondary seal
- pump
- reactor
- internal pump
- pump casing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 12
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 claims 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 29
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 12
- 239000002826 coolant Substances 0.000 description 12
- 238000009835 boiling Methods 0.000 description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 5
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 5
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 5
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- 230000000712 assembly Effects 0.000 description 1
- 238000000429 assembly Methods 0.000 description 1
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000007791 liquid phase Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000005514 two-phase flow Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
本発明は沸騰水形原子炉においてインターナル
ポンプの取付け取外しを行うインターナルポンプ
取扱装置に係り、特にインターナルポンプの二次
シールを取扱う装置に関する。
ポンプの取付け取外しを行うインターナルポンプ
取扱装置に係り、特にインターナルポンプの二次
シールを取扱う装置に関する。
[発明の技術的背景]
一般に、沸騰水形原子炉においては原子炉圧力
容器内の冷却材を炉心内に強制的に送込むための
冷却材再循環系が設けられている。第1図は従来
の沸騰水形原子炉の概略構成を示す図で、図中符
号1は原子炉圧力容器である。この原子炉圧力容
器1内には複数の燃料集合体(図示せず)からな
る炉心2が形成され、円筒状のシユラウド3内に
収容されている。炉心2の上方には給水管4と連
結した給水スパージヤ5が設けられており、さら
にその上方には気水分離器6および蒸気乾燥器7
が設けられている。
容器内の冷却材を炉心内に強制的に送込むための
冷却材再循環系が設けられている。第1図は従来
の沸騰水形原子炉の概略構成を示す図で、図中符
号1は原子炉圧力容器である。この原子炉圧力容
器1内には複数の燃料集合体(図示せず)からな
る炉心2が形成され、円筒状のシユラウド3内に
収容されている。炉心2の上方には給水管4と連
結した給水スパージヤ5が設けられており、さら
にその上方には気水分離器6および蒸気乾燥器7
が設けられている。
一方、上記シユラウド3と原子炉圧力容器1の
内壁とによつて形成されるダウンカマー内には複
数のジエツトポンプ8が設けられている。これら
ジエツトポンプ8は冷却材再循環管9を介して再
循環ポンプ10から供給される冷却材をジエツト
流として炉心2の下方に噴出するものである。な
お、図中符号11は原子炉圧力容器1内で発生し
た蒸気を取出すための主蒸気管、12は制御棒1
3を炉心2内に挿入して原子炉の出力を制御する
ための制御棒駆動機構である。
内壁とによつて形成されるダウンカマー内には複
数のジエツトポンプ8が設けられている。これら
ジエツトポンプ8は冷却材再循環管9を介して再
循環ポンプ10から供給される冷却材をジエツト
流として炉心2の下方に噴出するものである。な
お、図中符号11は原子炉圧力容器1内で発生し
た蒸気を取出すための主蒸気管、12は制御棒1
3を炉心2内に挿入して原子炉の出力を制御する
ための制御棒駆動機構である。
このような沸騰水形原子炉では給水管4から原
子炉圧力容器1内に供給された冷却材としての水
は、給水スパージヤ5から流出してダウンカマー
内に下降し、再循環ポンプ10によつて吸引さ
れ、冷却材再循環管9を経てジエツトポンプ8に
供給される。そして、ジエツトポンプ8によつて
炉心2の下方に噴出され、炉心2内に強制的に送
込まれる。炉心2内に送込まれた冷却材は上昇中
に加熱され、水と蒸気の二相流となつて炉心2の
上方に流出する。炉心2の上方に流出した冷却材
は気水分離器6によつて気水分離され、分離され
た蒸気のみが蒸気乾燥器7で十分乾燥されたのち
主蒸気管11から図示せぬ発電タービンへ送給さ
れる。そして、発電タービンへ送給された冷却材
は復水器(図示せず)を経て再び給水管4から原
子炉圧力容器1内に低温帰還水となつて供給され
る。なお、気水分離器6で分離された水は給水ス
パージヤ5からの給水とともにダウンカマー内に
下降して再循環ポンプ10によつて吸引され、上
述した流路を流れるようになつている。
子炉圧力容器1内に供給された冷却材としての水
は、給水スパージヤ5から流出してダウンカマー
内に下降し、再循環ポンプ10によつて吸引さ
れ、冷却材再循環管9を経てジエツトポンプ8に
供給される。そして、ジエツトポンプ8によつて
炉心2の下方に噴出され、炉心2内に強制的に送
込まれる。炉心2内に送込まれた冷却材は上昇中
に加熱され、水と蒸気の二相流となつて炉心2の
上方に流出する。炉心2の上方に流出した冷却材
は気水分離器6によつて気水分離され、分離され
た蒸気のみが蒸気乾燥器7で十分乾燥されたのち
主蒸気管11から図示せぬ発電タービンへ送給さ
れる。そして、発電タービンへ送給された冷却材
は復水器(図示せず)を経て再び給水管4から原
子炉圧力容器1内に低温帰還水となつて供給され
る。なお、気水分離器6で分離された水は給水ス
パージヤ5からの給水とともにダウンカマー内に
下降して再循環ポンプ10によつて吸引され、上
述した流路を流れるようになつている。
ところで、このような外部再循環式の沸騰水形
原子炉においてはジエツトポンプ8の駆動流とし
ての冷却材を供給するための再循環ポンプ10が
原子炉圧力容器外に設けられているため、何らか
の事故等によつて再循環管9が破断した場合、冷
却材が原子炉圧力容器外に流出して炉心冷却が著
しく低下し、燃料棒破損のおそれがある。そこ
で、このような危険を防止するために従来の沸騰
水形原子炉においては炉心2を緊急冷却するため
の非常用炉心冷却系が別に設けられている。しか
しながら、このような非常用炉心冷却系を設けた
場合には配管および付属機器等が大幅に増え、原
子炉の装置全体が複雑となり、かつ大型化する等
の問題があつた。
原子炉においてはジエツトポンプ8の駆動流とし
ての冷却材を供給するための再循環ポンプ10が
原子炉圧力容器外に設けられているため、何らか
の事故等によつて再循環管9が破断した場合、冷
却材が原子炉圧力容器外に流出して炉心冷却が著
しく低下し、燃料棒破損のおそれがある。そこ
で、このような危険を防止するために従来の沸騰
水形原子炉においては炉心2を緊急冷却するため
の非常用炉心冷却系が別に設けられている。しか
しながら、このような非常用炉心冷却系を設けた
場合には配管および付属機器等が大幅に増え、原
子炉の装置全体が複雑となり、かつ大型化する等
の問題があつた。
このようなことから近年、原子炉圧力容器の下
鏡部に複数の軸流ポンプを配設した、いわゆるイ
ンターナルポンプ式の沸騰水形原子炉が提案され
ている。第2図はインターナルポンプ式沸騰水形
原子炉(A−BWR)の概略構成を示す図で、図
中第1図と同一部分には同一符号が付されてい
る。同図において符号20は原子炉圧力容器1の
下鏡部に取付けられた複数個のインターナルポン
プで、これらインターナルポンプ20は第3図に
示すようにポンプ部21とモータ部22とから構
成されている。上記ポンプ部21はインペラ2
3、デイフユーザ24、およびデイフユーザリン
グ25等からなり、インペラ23は駆動軸26を
介して上記モータ部22に連結されている。上記
デイフユーザ24は原子炉圧力容器1の底部に突
設されたノズル1aの上部にストレツチチユーブ
27によつて固定されておりストレツチチユーブ
27はストレツチチユーブナツト28によつて固
定されている。なお、ストレツチチユーブナツト
28の下部には二次シール29が設けられてい
る。
鏡部に複数の軸流ポンプを配設した、いわゆるイ
ンターナルポンプ式の沸騰水形原子炉が提案され
ている。第2図はインターナルポンプ式沸騰水形
原子炉(A−BWR)の概略構成を示す図で、図
中第1図と同一部分には同一符号が付されてい
る。同図において符号20は原子炉圧力容器1の
下鏡部に取付けられた複数個のインターナルポン
プで、これらインターナルポンプ20は第3図に
示すようにポンプ部21とモータ部22とから構
成されている。上記ポンプ部21はインペラ2
3、デイフユーザ24、およびデイフユーザリン
グ25等からなり、インペラ23は駆動軸26を
介して上記モータ部22に連結されている。上記
デイフユーザ24は原子炉圧力容器1の底部に突
設されたノズル1aの上部にストレツチチユーブ
27によつて固定されておりストレツチチユーブ
27はストレツチチユーブナツト28によつて固
定されている。なお、ストレツチチユーブナツト
28の下部には二次シール29が設けられてい
る。
上記モータ部22はロータ30およびステータ
31等から構成され、これらモータ部構成要素は
ノズル1a内に先端部を挿入し原子炉圧力容器1
と溶接結合されたポンプケーシング32内に収容
されている。そして、このポンプケーシング32
内には循環管33を通じて冷却水が循環してお
り、モータ部22の焼損を防止するようになつて
いる。
31等から構成され、これらモータ部構成要素は
ノズル1a内に先端部を挿入し原子炉圧力容器1
と溶接結合されたポンプケーシング32内に収容
されている。そして、このポンプケーシング32
内には循環管33を通じて冷却水が循環してお
り、モータ部22の焼損を防止するようになつて
いる。
このようなインターナルポンプ20を有するA
−BWRは第1図で示した外部再循環式の沸騰水
形原子炉のように原子炉圧力容器1の外部に再循
環ポンプ10を持たないため再循環管9を必要と
しない。このため、一次格納容器内の再循環設備
の配置スペースを大幅に削減できるとともに、液
相部での想定破断断面積を減少でき、非常用炉心
冷却系の容量を従来より小さくすることが可能と
なる。さらに、インターナルポンプ20のモータ
部22は水密性に優れたポンプケーシング32に
収容されているため摺動型の軸封装置を必要とせ
ず、簡単な構造で炉水漏洩の可能性も小さく保守
性および信頼性に優れている。
−BWRは第1図で示した外部再循環式の沸騰水
形原子炉のように原子炉圧力容器1の外部に再循
環ポンプ10を持たないため再循環管9を必要と
しない。このため、一次格納容器内の再循環設備
の配置スペースを大幅に削減できるとともに、液
相部での想定破断断面積を減少でき、非常用炉心
冷却系の容量を従来より小さくすることが可能と
なる。さらに、インターナルポンプ20のモータ
部22は水密性に優れたポンプケーシング32に
収容されているため摺動型の軸封装置を必要とせ
ず、簡単な構造で炉水漏洩の可能性も小さく保守
性および信頼性に優れている。
ところで、このように信頼性に優れたA−
BWRの採用に伴いインターナルポンプ20の保
守点検作業も定期的に行う必要がある。このイン
ターナルポンプの保守点検作業はインターナルポ
ンプ20を原子炉圧力容器1から取外して保守点
検が行われる。インターナルポンプの取外し作業
は原子炉圧力容器1の上方および下方より行われ
るが、その作業順序は次のような順序で行われ
る。先ず、原子炉圧力容器1の上方よりインペラ
23を駆動軸26とともに取外し、デイフユーザ
24の開口部を閉塞して炉水の流入を防止する。
次にポンプケーシング32内の炉水を排出したの
ちモータ部22を原子炉圧力容器1の下方より取
外す。そして、二次シール29およびストレツチ
チユーブナツト28を原子炉圧力容器1の下方よ
り取外す。次に、ポンプケーシング32の下面を
シールして炉水の流出を防止したのち原子炉圧力
容器1の上方よりデイフユーザ24,デイフユー
ザリング25およびストレツチチユーブ27を取
外す順序となつている。
BWRの採用に伴いインターナルポンプ20の保
守点検作業も定期的に行う必要がある。このイン
ターナルポンプの保守点検作業はインターナルポ
ンプ20を原子炉圧力容器1から取外して保守点
検が行われる。インターナルポンプの取外し作業
は原子炉圧力容器1の上方および下方より行われ
るが、その作業順序は次のような順序で行われ
る。先ず、原子炉圧力容器1の上方よりインペラ
23を駆動軸26とともに取外し、デイフユーザ
24の開口部を閉塞して炉水の流入を防止する。
次にポンプケーシング32内の炉水を排出したの
ちモータ部22を原子炉圧力容器1の下方より取
外す。そして、二次シール29およびストレツチ
チユーブナツト28を原子炉圧力容器1の下方よ
り取外す。次に、ポンプケーシング32の下面を
シールして炉水の流出を防止したのち原子炉圧力
容器1の上方よりデイフユーザ24,デイフユー
ザリング25およびストレツチチユーブ27を取
外す順序となつている。
ところが、このようなインターナルポンプの取
外しまた取付け作業は狭い場所での遠隔操作のた
め困難が予想される。特に、二次シール29は他
の部品に比べて小さな部品であるため、その着脱
に非常に困難な作業が予想される。このためイン
ターナルポンプの保守点検に長時間を要し、その
結果として原子炉の運転停止期間が長くなり、稼
動率が低下するという不具合が生じるおそれがあ
る。
外しまた取付け作業は狭い場所での遠隔操作のた
め困難が予想される。特に、二次シール29は他
の部品に比べて小さな部品であるため、その着脱
に非常に困難な作業が予想される。このためイン
ターナルポンプの保守点検に長時間を要し、その
結果として原子炉の運転停止期間が長くなり、稼
動率が低下するという不具合が生じるおそれがあ
る。
[発明の目的]
本発明は以上のような事情に基づいてなされた
ものであり、その目的はインターナルポンプの二
次シールの着脱を安全かつスムーズに行うことが
でき、インターナルポンプの保守点検時間の短縮
を図れ、実用上極めて有用なインターナルポンプ
取扱装置を提供することにある。
ものであり、その目的はインターナルポンプの二
次シールの着脱を安全かつスムーズに行うことが
でき、インターナルポンプの保守点検時間の短縮
を図れ、実用上極めて有用なインターナルポンプ
取扱装置を提供することにある。
[発明の概要]
本発明は上記の目的を達成するために、インタ
ーナルポンプのポンプケーシングの下方に配置さ
れる基台と、この基台の上面に設置され外周に上
記インターナルポンプのポンプケーシング内面を
滑動する複数個のガイドローラを有する筒状の支
持体と、この支持体の上部に上下に移動自在に取
付けられインターナルポンプの二次シールに係合
する爪部材を有する二次シール取扱具と、上記基
台をインターナルポンプのポンプケーシングの下
方で昇降させる昇降機構と、上記爪部材を二次シ
ールの上部に係合させる係合手段と、上記二次シ
ール取扱具を上下に移動させる移動手段とを具備
したことを特徴とするものである。
ーナルポンプのポンプケーシングの下方に配置さ
れる基台と、この基台の上面に設置され外周に上
記インターナルポンプのポンプケーシング内面を
滑動する複数個のガイドローラを有する筒状の支
持体と、この支持体の上部に上下に移動自在に取
付けられインターナルポンプの二次シールに係合
する爪部材を有する二次シール取扱具と、上記基
台をインターナルポンプのポンプケーシングの下
方で昇降させる昇降機構と、上記爪部材を二次シ
ールの上部に係合させる係合手段と、上記二次シ
ール取扱具を上下に移動させる移動手段とを具備
したことを特徴とするものである。
[発明の実施例]
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。第4図は本発明の一実施例を示す図で、図中
符号41はインターナルポンプのポンプケーシン
グ32の下方に配置された基台である。この基台
41はその両端部にネジ機構42のナツト部42
aが取付けられており、これらネジ機構42,4
2のガイドスクリユー42b,42bに回転によ
りポンプケーシング32の下方で昇降するように
なつている。上記ネジ機構42のガイドスクリユ
ー42bは上端部をポンプケーシング32の下部
側面に設けられたブラケツト43によつて回転自
在に支持され、下端を図示せぬモータ等の駆動源
に連結して回転駆動するようになつている。
る。第4図は本発明の一実施例を示す図で、図中
符号41はインターナルポンプのポンプケーシン
グ32の下方に配置された基台である。この基台
41はその両端部にネジ機構42のナツト部42
aが取付けられており、これらネジ機構42,4
2のガイドスクリユー42b,42bに回転によ
りポンプケーシング32の下方で昇降するように
なつている。上記ネジ機構42のガイドスクリユ
ー42bは上端部をポンプケーシング32の下部
側面に設けられたブラケツト43によつて回転自
在に支持され、下端を図示せぬモータ等の駆動源
に連結して回転駆動するようになつている。
上記基台41の上面には筒状の支持体44が設
置され、基台41の昇降によりポンプケーシング
32内へ挿入されるようになつている。この支持
体44の外周には複数個のガイドローラ45が周
方向に所定間隔をおいて配設されており、ポンプ
ケーシング32の内面を滑動するようになつてい
る。また、この支持体44の上部にはインターナ
ルポンプの二次シール29に係合する爪部材46
を有する二次シール取扱具47が上下に移動自在
に設けられている。この二次シール取扱具47の
爪部材46は支持体44内に設けられたエアーシ
リンダ48と連結しており、このエアーシリンダ
48の駆動により爪部材46が外側に開いて二次
シール29の上部に係合するようになつている。
また、この二次シール取扱具47は支持体44内
に設けられた油圧シリンダ49の駆動により上下
に移動するようにようになつている。なお、この
二次シール取扱具47の上部には取外した二次シ
ールまたはこれから取付けようとする二次シール
を保持するための保持部47aが形成されてい
る。また、図中符号50および51は二次シール
取扱具47および爪部材46の作動状態を確認す
るためのリミツトスイツチである。
置され、基台41の昇降によりポンプケーシング
32内へ挿入されるようになつている。この支持
体44の外周には複数個のガイドローラ45が周
方向に所定間隔をおいて配設されており、ポンプ
ケーシング32の内面を滑動するようになつてい
る。また、この支持体44の上部にはインターナ
ルポンプの二次シール29に係合する爪部材46
を有する二次シール取扱具47が上下に移動自在
に設けられている。この二次シール取扱具47の
爪部材46は支持体44内に設けられたエアーシ
リンダ48と連結しており、このエアーシリンダ
48の駆動により爪部材46が外側に開いて二次
シール29の上部に係合するようになつている。
また、この二次シール取扱具47は支持体44内
に設けられた油圧シリンダ49の駆動により上下
に移動するようにようになつている。なお、この
二次シール取扱具47の上部には取外した二次シ
ールまたはこれから取付けようとする二次シール
を保持するための保持部47aが形成されてい
る。また、図中符号50および51は二次シール
取扱具47および爪部材46の作動状態を確認す
るためのリミツトスイツチである。
次に、上記の如く構成した本装置の取扱方法に
ついて説明する。先ずネジ機構42のガイドスク
リユー42bを回転して基台41をポンプケーシ
ング32の下面に当接させ、締付ボルト52によ
つて基台41をポンプケーシング32の下面に固
定する。次に基台41の下端部に設けられた接続
端子に油圧ホースを接続し、これを油圧ポンプと
結合したコントロールボツクスに接続して二次シ
ール29の着脱の準備を行う。二次シール29を
ポンプケーシング32内から取外す場合は、先ず
エアーシリンダ48を駆動して二次取扱具47の
爪部材46を外側に開き、二次シール29の上部
に結合させる。次にこの状態で油圧シリンダ49
を駆動して爪部材46を含む二次シール取扱具4
7全体を下方に押し下げる。これによりポンプケ
ーシング32内の溝部32bに固定された二次シ
ール29は爪部材46の下方への移動により取外
され、二次シール取扱具47の保持部に保持され
る。そして次に、この状態で締付ボルト52を取
外し、基台41をネジ機構42によつてポンプケ
ーシング32の下面から下降させ、二次シール2
9をポンプケーシング32内から取外す。
ついて説明する。先ずネジ機構42のガイドスク
リユー42bを回転して基台41をポンプケーシ
ング32の下面に当接させ、締付ボルト52によ
つて基台41をポンプケーシング32の下面に固
定する。次に基台41の下端部に設けられた接続
端子に油圧ホースを接続し、これを油圧ポンプと
結合したコントロールボツクスに接続して二次シ
ール29の着脱の準備を行う。二次シール29を
ポンプケーシング32内から取外す場合は、先ず
エアーシリンダ48を駆動して二次取扱具47の
爪部材46を外側に開き、二次シール29の上部
に結合させる。次にこの状態で油圧シリンダ49
を駆動して爪部材46を含む二次シール取扱具4
7全体を下方に押し下げる。これによりポンプケ
ーシング32内の溝部32bに固定された二次シ
ール29は爪部材46の下方への移動により取外
され、二次シール取扱具47の保持部に保持され
る。そして次に、この状態で締付ボルト52を取
外し、基台41をネジ機構42によつてポンプケ
ーシング32の下面から下降させ、二次シール2
9をポンプケーシング32内から取外す。
また、二次シール29をポンプケーシング32
の溝部32bに取付ける場合は、予め二次シール
29を二次シール取扱具47上部に保持部に配置
しておき、基台41を上述した如くポンプケーシ
ング32の下面に固定して油圧シリンダ49を駆
動し、二次シール取扱具47を上方に押し上げる
ことにより二次シール29がポンプケーシング3
2の溝部32bに嵌合する。
の溝部32bに取付ける場合は、予め二次シール
29を二次シール取扱具47上部に保持部に配置
しておき、基台41を上述した如くポンプケーシ
ング32の下面に固定して油圧シリンダ49を駆
動し、二次シール取扱具47を上方に押し上げる
ことにより二次シール29がポンプケーシング3
2の溝部32bに嵌合する。
このように本実施例においては、二次シール2
9の着脱作業を二次シール29の上部に係合する
爪部材46を有する二次シール取扱具47で行う
ようにしたので、狭い場所での遠隔操作でも短時
間で二次シール29の着脱が可能となる。
9の着脱作業を二次シール29の上部に係合する
爪部材46を有する二次シール取扱具47で行う
ようにしたので、狭い場所での遠隔操作でも短時
間で二次シール29の着脱が可能となる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるもので
はない。例えば、上記実施例では基台41をポン
プケーシング32の下方で昇降させる昇降機構と
して二つのネジ機構42を用いたが、油圧式の昇
降機構等を用いてもよい。また、爪部材46を二
次シール29の上部に係合させる手段としてエア
ーシリンダ48を用いが、油圧シリンダ等の係合
手段を用いてもよい。さらに、二次シール取扱具
47を上下に移動させる手段として油圧シリンダ
49を用いたが、エアーシリンダ等の移動手段を
用いてもよい。
はない。例えば、上記実施例では基台41をポン
プケーシング32の下方で昇降させる昇降機構と
して二つのネジ機構42を用いたが、油圧式の昇
降機構等を用いてもよい。また、爪部材46を二
次シール29の上部に係合させる手段としてエア
ーシリンダ48を用いが、油圧シリンダ等の係合
手段を用いてもよい。さらに、二次シール取扱具
47を上下に移動させる手段として油圧シリンダ
49を用いたが、エアーシリンダ等の移動手段を
用いてもよい。
[発明の効果]
以上述べたように本発明によれば、インターナ
ルポンプのポンプケーシングの下方に配置される
基台と、この基台の上面に設置され外周に上記イ
ンターナルポンプのポンプケーシング内面を滑動
する複数個のガイドローラを有する筒状の支持体
と、この支持体の上部に上下に移動自在に取付け
られた上記インターナルポンプの二次シールに係
合する爪部材を有する二次シール取扱具と、上記
基台をインターナルポンプのポンプケーシングの
下方で昇降させる昇降機構と、上記爪部材を二次
シールの上部に係合させる係合手段と、上記二次
シール取扱具を上下に移動させる移動手段とを具
備した構成としたので、インターナルポンプの二
次シールの着脱を安全かつスムーズに行うことが
でき、インターナルポンプの保守点検時間の短縮
を図れ、実用上極めて有用なインターナルポンプ
取扱装置を提供できる。
ルポンプのポンプケーシングの下方に配置される
基台と、この基台の上面に設置され外周に上記イ
ンターナルポンプのポンプケーシング内面を滑動
する複数個のガイドローラを有する筒状の支持体
と、この支持体の上部に上下に移動自在に取付け
られた上記インターナルポンプの二次シールに係
合する爪部材を有する二次シール取扱具と、上記
基台をインターナルポンプのポンプケーシングの
下方で昇降させる昇降機構と、上記爪部材を二次
シールの上部に係合させる係合手段と、上記二次
シール取扱具を上下に移動させる移動手段とを具
備した構成としたので、インターナルポンプの二
次シールの着脱を安全かつスムーズに行うことが
でき、インターナルポンプの保守点検時間の短縮
を図れ、実用上極めて有用なインターナルポンプ
取扱装置を提供できる。
第1図は従来の外部再循環式沸騰水形原子炉の
概略構成図、第2図はインターナルポンプ式沸騰
水形原子炉の概略構成図、第3図はインターナル
ポンプの概略構成図、第4図は本発明の一実施例
を示す二次シール着脱装置の縦断面図である。 1……原子炉圧力容器、2……炉心、3……シ
ユラウド、6……気水分離器、7……蒸気乾燥
器、20……インターナルポンプ、29……二次
シール、32……ポンプケーシング、41……基
台、42……ネジ機構、44……支持体、46…
…爪部材、47……二次シール取扱具、48……
エアーシリンダ、49……油圧シリンダ。
概略構成図、第2図はインターナルポンプ式沸騰
水形原子炉の概略構成図、第3図はインターナル
ポンプの概略構成図、第4図は本発明の一実施例
を示す二次シール着脱装置の縦断面図である。 1……原子炉圧力容器、2……炉心、3……シ
ユラウド、6……気水分離器、7……蒸気乾燥
器、20……インターナルポンプ、29……二次
シール、32……ポンプケーシング、41……基
台、42……ネジ機構、44……支持体、46…
…爪部材、47……二次シール取扱具、48……
エアーシリンダ、49……油圧シリンダ。
Claims (1)
- 1 インターナルポンプのポンプケーシングの下
方に配置される基台と、この基台の上面に設置さ
れ外周に上記インターナルポンプのポンプケーシ
ング内面を滑動する複数個のガイドローラを有す
る筒状の支持体と、この支持体の上部に上下に移
動自在に取付けられ上記インターナルポンプの二
次シールに係合する爪部材を有する二次シール取
扱具と、上記基台をインターナルポンプのポンプ
ケーシングの下方で昇降させる昇降機構と、上記
爪部材を二次シールの上部に係合させる係合手段
と、上記二次シール取扱具を上下に移動させる移
動手段とを具備したことを特徴とするインターナ
ルポンプ取扱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60234755A JPS6293692A (ja) | 1985-10-21 | 1985-10-21 | インタ−ナルポンプ取扱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60234755A JPS6293692A (ja) | 1985-10-21 | 1985-10-21 | インタ−ナルポンプ取扱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6293692A JPS6293692A (ja) | 1987-04-30 |
JPH0569199B2 true JPH0569199B2 (ja) | 1993-09-30 |
Family
ID=16975844
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60234755A Granted JPS6293692A (ja) | 1985-10-21 | 1985-10-21 | インタ−ナルポンプ取扱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6293692A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6454292A (en) * | 1987-08-25 | 1989-03-01 | Japan Atomic Power | Internal pump handling device |
-
1985
- 1985-10-21 JP JP60234755A patent/JPS6293692A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6293692A (ja) | 1987-04-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6241984B2 (ja) | 原子炉圧力容器から上部炉内構造物を取り外すための装置および方法 | |
WO2013158538A2 (en) | Small modular reactor refueling sequence | |
CN209487163U (zh) | 池式反应堆的换料系统 | |
JPH0569199B2 (ja) | ||
JPH0531959B2 (ja) | ||
EP0111295A2 (en) | Construction for securing sealing structure in boiling water reactor | |
JPS6293691A (ja) | インタ−ナルポンプ取扱装置 | |
JPH0531958B2 (ja) | ||
JPH0531956B2 (ja) | ||
JPH0569198B2 (ja) | ||
JPS613086A (ja) | インタ−ナルポンプの取扱装置 | |
JPH0718948B2 (ja) | インタ−ナルポンプのデイフユ−ザウエアリング取扱装置 | |
JPH0569197B2 (ja) | ||
JPS6293693A (ja) | インタ−ナルポンプ取扱装置 | |
JP3321498B2 (ja) | 二次シールの着脱装置 | |
JP2868821B2 (ja) | インターナルポンプの取扱方法 | |
JP3626219B2 (ja) | インターナルポンプケーシング閉止装置 | |
JP6280357B2 (ja) | クラッド除去装置およびクラッド除去方法 | |
JPH0650355B2 (ja) | 制御棒駆動機構 | |
JPH0531960B2 (ja) | ||
JPS6395392A (ja) | インタ−ナルポンプのメインフランジ取付ナツト着脱装置 | |
JPH0718947B2 (ja) | インタ−ナルポンプのストレツチチユ−ブ及びストレツチチユ−ブナツト取扱装置 | |
JPH01121794A (ja) | インターナルポンプのシール機構 | |
JP3124098B2 (ja) | インターナルポンプ用ストレッチチューブの取扱具 | |
JPS643104Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |