JPH0569197B2 - - Google Patents
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- JPH0569197B2 JPH0569197B2 JP60066844A JP6684485A JPH0569197B2 JP H0569197 B2 JPH0569197 B2 JP H0569197B2 JP 60066844 A JP60066844 A JP 60066844A JP 6684485 A JP6684485 A JP 6684485A JP H0569197 B2 JPH0569197 B2 JP H0569197B2
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- Japan
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- internal pump
- stretch tube
- threaded surface
- reactor
- clipper mechanism
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- Expired - Lifetime
Links
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- 208000021930 chronic lymphocytic inflammation with pontine perivascular enhancement responsive to steroids Diseases 0.000 claims description 20
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、沸騰水型原子炉等の水冷却原子炉に
おいて、ストレツチチユーブのねじ面を損傷する
ことなくストレツチチユーブの着脱が行えるイン
ターナルポンプ取扱装置に関する。
おいて、ストレツチチユーブのねじ面を損傷する
ことなくストレツチチユーブの着脱が行えるイン
ターナルポンプ取扱装置に関する。
第5図はインターナルポンプ式沸騰水型原子炉
(A−BWR)の概略構成を示すもので、原子炉
圧力容器1内には複数の燃料集合体(図示せず)
を装荷してなる炉心2が設けられている。炉心2
は円筒状のシユラウド3内に収容され、炉心2の
上方には給水管4に接続された給水スパージヤ5
が設けられている。また、炉心2の上方には気水
分離器6が、さらにその上方には蒸気乾燥器7が
それぞれ設けられている。原子炉圧力容器1の周
壁上部には主蒸気配管11が接続され、圧力容器
11内で発生した蒸気はこの主蒸気配管11を通
して発電機駆動用のタービン(図示せず)へ送ら
れる。また炉心2の出力は制御棒駆動機構12に
より制御棒13を炉心2内に下方より挿入し、ま
たは炉心2より下方へ引抜くことにより制御され
る。
(A−BWR)の概略構成を示すもので、原子炉
圧力容器1内には複数の燃料集合体(図示せず)
を装荷してなる炉心2が設けられている。炉心2
は円筒状のシユラウド3内に収容され、炉心2の
上方には給水管4に接続された給水スパージヤ5
が設けられている。また、炉心2の上方には気水
分離器6が、さらにその上方には蒸気乾燥器7が
それぞれ設けられている。原子炉圧力容器1の周
壁上部には主蒸気配管11が接続され、圧力容器
11内で発生した蒸気はこの主蒸気配管11を通
して発電機駆動用のタービン(図示せず)へ送ら
れる。また炉心2の出力は制御棒駆動機構12に
より制御棒13を炉心2内に下方より挿入し、ま
たは炉心2より下方へ引抜くことにより制御され
る。
原子炉圧力容器1の下鏡部には、原子炉圧力容
器1の内壁面1bと炉心2との間の円筒空間すな
わちダウンカマー14の下部位置に、複数のイン
ターナルポンプ20が周方向へ等間隔に設けられ
ている。
器1の内壁面1bと炉心2との間の円筒空間すな
わちダウンカマー14の下部位置に、複数のイン
ターナルポンプ20が周方向へ等間隔に設けられ
ている。
インターナルポンプ20は第6図に示すよう
に、ポンプ部21とモータ部22とから構成され
ている。
に、ポンプ部21とモータ部22とから構成され
ている。
ポンプ部21はインペラ23、デイフユーザ2
4及びデイフユーザウエアリング25等からな
り、インペラ23はポンプ軸26を介して上記モ
ータ部22に連結されている。
4及びデイフユーザウエアリング25等からな
り、インペラ23はポンプ軸26を介して上記モ
ータ部22に連結されている。
原子炉圧力容器1の下鏡部には、原子炉圧力容
器1の内部に突出させてノズル1aが設けられ、
前記デイフユーザ24はこのノズル1aの上部に
ストレツチチユーブ27によつて固定されてい
る。また、ストレツチチユーブ27はストレツチ
チユーブナツト28によつて固定されている。ス
トレツチチユーブナツト28の下部には二次シー
ル29が設けられている。
器1の内部に突出させてノズル1aが設けられ、
前記デイフユーザ24はこのノズル1aの上部に
ストレツチチユーブ27によつて固定されてい
る。また、ストレツチチユーブ27はストレツチ
チユーブナツト28によつて固定されている。ス
トレツチチユーブナツト28の下部には二次シー
ル29が設けられている。
前記モータ部22はロータ30及びステータ3
1等から構成され、これらのモータ部構成要素は
モータケーシング32内に収容されている。な
お、モータケーシング32は、前記ノズル1a内
に先端部を挿入して、このノズル1aの上端に溶
接接続されているもので、その内部に循環管33
を通して冷却水を循環させ、モータ部22の焼損
を防止するようにしている。
1等から構成され、これらのモータ部構成要素は
モータケーシング32内に収容されている。な
お、モータケーシング32は、前記ノズル1a内
に先端部を挿入して、このノズル1aの上端に溶
接接続されているもので、その内部に循環管33
を通して冷却水を循環させ、モータ部22の焼損
を防止するようにしている。
以上の構成において、給水管4から原子炉容器
1内に供給された冷却材としての水は、給水スパ
ージヤ5から噴射されてダウンカマー14内を下
降し、インターナルポンプ20によつて炉心2の
下方に供給され、炉心2内に強制的に送込まれ
る。炉心2内に送込まれた冷却材は上昇中に核燃
料の反応熱により加熱され、水と蒸気の二相流と
なる。そして炉心2の上方へ流出した二相流は気
水分離器6により気水分離され、さらに蒸気成分
は蒸気乾燥器7で乾燥された後、主蒸気配管11
から発電機駆動用のタービンへ送給される。ター
ビン駆動後の蒸気は復水器(図示せず)で凝縮液
化され、低温帰還水となつて再び給水管4から原
子炉圧力容器1内に供給されることになる。
1内に供給された冷却材としての水は、給水スパ
ージヤ5から噴射されてダウンカマー14内を下
降し、インターナルポンプ20によつて炉心2の
下方に供給され、炉心2内に強制的に送込まれ
る。炉心2内に送込まれた冷却材は上昇中に核燃
料の反応熱により加熱され、水と蒸気の二相流と
なる。そして炉心2の上方へ流出した二相流は気
水分離器6により気水分離され、さらに蒸気成分
は蒸気乾燥器7で乾燥された後、主蒸気配管11
から発電機駆動用のタービンへ送給される。ター
ビン駆動後の蒸気は復水器(図示せず)で凝縮液
化され、低温帰還水となつて再び給水管4から原
子炉圧力容器1内に供給されることになる。
このような、インターナルポンプ20を備えた
A−BWRは外部再循環系を必要としないため再
循環管の配管スペースが不要になり、原子炉圧力
容器1の周辺のスペース確保が容易になる。ま
た、インターナルポンプ20のモータ部22は水
密性に優れたモータケーシング32に収容されて
いるので、摺動型の軸封装置も不要となり、した
がつて炉水の漏洩を防止し易く、信頼性に優れた
ものとなる。
A−BWRは外部再循環系を必要としないため再
循環管の配管スペースが不要になり、原子炉圧力
容器1の周辺のスペース確保が容易になる。ま
た、インターナルポンプ20のモータ部22は水
密性に優れたモータケーシング32に収容されて
いるので、摺動型の軸封装置も不要となり、した
がつて炉水の漏洩を防止し易く、信頼性に優れた
ものとなる。
ところで、このように信頼性に優れたA−
BWRの採用に伴いインターナルポンプ20の保
守点検作業を定期的に行なう必要がある。
BWRの採用に伴いインターナルポンプ20の保
守点検作業を定期的に行なう必要がある。
インターナルポンプ20の保守点検作業はイン
ターナルポンプ20を原子炉圧力容器1から取外
すことによつて行われるが、その取外し作業は次
の手順で行われる。
ターナルポンプ20を原子炉圧力容器1から取外
すことによつて行われるが、その取外し作業は次
の手順で行われる。
まず、原子炉圧力容器1の上方よりインペラ2
3をポンプ軸26とともに取外し、デイフユーザ
24の開口部を閉塞してモータケーシング32内
への炉水の流入を禁止する。そしてモータケーシ
ング32内の炉水を排出した後、モータ部22の
構成要素をモータケーシング32の下方より取外
す。
3をポンプ軸26とともに取外し、デイフユーザ
24の開口部を閉塞してモータケーシング32内
への炉水の流入を禁止する。そしてモータケーシ
ング32内の炉水を排出した後、モータ部22の
構成要素をモータケーシング32の下方より取外
す。
次に、二次シール29及びポンプケーシング3
2の下面をシールして炉水の流出を禁止した状態
で、原子炉圧力容器1の上方よりデイフユーザ2
4、デイフユーザウエアリング25及びストレツ
チチユーブ27を取外す。
2の下面をシールして炉水の流出を禁止した状態
で、原子炉圧力容器1の上方よりデイフユーザ2
4、デイフユーザウエアリング25及びストレツ
チチユーブ27を取外す。
また保守点検後におけるインターナルポンプ2
0の取付け作業は、逆の順序で行わなわれる。
0の取付け作業は、逆の順序で行わなわれる。
インターナルポンプ20の取外しまたは取付け
作業は狭い場所で、しかも遠隔操作で行われるた
め、作業の困難性が予想される。特に、ストレツ
チチユーブ27はストレツチチユーブナツト28
と螺合するためのねじ面27aを有し、このねじ
面27aは狭い場所で取外しまたは取付け作業す
る際、周辺の炉内機器と干渉して損傷するおそれ
がある。このためインターナルポンプ20の保守
点検作業には長時間を要し、長時間にわたつて原
子炉の運転を停止させる結果、原子炉稼働率を低
下させる問題があつた。
作業は狭い場所で、しかも遠隔操作で行われるた
め、作業の困難性が予想される。特に、ストレツ
チチユーブ27はストレツチチユーブナツト28
と螺合するためのねじ面27aを有し、このねじ
面27aは狭い場所で取外しまたは取付け作業す
る際、周辺の炉内機器と干渉して損傷するおそれ
がある。このためインターナルポンプ20の保守
点検作業には長時間を要し、長時間にわたつて原
子炉の運転を停止させる結果、原子炉稼働率を低
下させる問題があつた。
本発明はこのような問題を解決するためになさ
れたもので、その目的は、インターナルポンプの
保守点検のための取付け、取外し作業を遠隔操作
で行なう際、ストレツチチユーブのねじ面を保護
し、保守点検作業の期間短縮を図り、その結果、
原子炉稼働率を高め得るインターナルポンプ取扱
装置を提供することにある。
れたもので、その目的は、インターナルポンプの
保守点検のための取付け、取外し作業を遠隔操作
で行なう際、ストレツチチユーブのねじ面を保護
し、保守点検作業の期間短縮を図り、その結果、
原子炉稼働率を高め得るインターナルポンプ取扱
装置を提供することにある。
上記の目的達成のため、本発明のインターナル
ポンプ取扱装置は、駆動源と、この駆動源に駆動
されてインターナルポンプのデイフユーザ内面部
に係止されるクリツパ機構と、このクリツパ機構
の下方に連結され駆動源及びクリツパ機構ととも
に炉容器内に上方より吊り下ろされ、前記駆動源
に駆動されて前記クリツパ機構がデイフユーザ内
面部に係止するときこれと連動してストレツチチ
ユーブのねじ面よりも外方向へ突出する保護部材
とを具備して構成される。
ポンプ取扱装置は、駆動源と、この駆動源に駆動
されてインターナルポンプのデイフユーザ内面部
に係止されるクリツパ機構と、このクリツパ機構
の下方に連結され駆動源及びクリツパ機構ととも
に炉容器内に上方より吊り下ろされ、前記駆動源
に駆動されて前記クリツパ機構がデイフユーザ内
面部に係止するときこれと連動してストレツチチ
ユーブのねじ面よりも外方向へ突出する保護部材
とを具備して構成される。
以下、本発明の一実施例を第1図ないし第4図
にもとづいて説明する。
にもとづいて説明する。
第1図はインターナルポンプ取扱装置全体を示
すもので、掴み具本体41は、図示しない操作ポ
ールをガイドとしてワイヤロープにより原子炉圧
力容器1の上方よりダウンカマー14内に吊り下
ろされる。この掴み具本体41の上部には水平方
向へ向けて突出する複数の腕部42aが設けら
れ、各腕部42aの先端にはガイドローラ42が
回転自在に軸支されている。これらのガイドロー
ラ42は、原子炉圧力容器1の内壁面1b及びシ
ユラウド3の外周面に上下方向に設置されるガイ
ドレール3aに沿つてそれぞれ転動し、掴み具本
体41の水平方向の位置を規制するものである。
すもので、掴み具本体41は、図示しない操作ポ
ールをガイドとしてワイヤロープにより原子炉圧
力容器1の上方よりダウンカマー14内に吊り下
ろされる。この掴み具本体41の上部には水平方
向へ向けて突出する複数の腕部42aが設けら
れ、各腕部42aの先端にはガイドローラ42が
回転自在に軸支されている。これらのガイドロー
ラ42は、原子炉圧力容器1の内壁面1b及びシ
ユラウド3の外周面に上下方向に設置されるガイ
ドレール3aに沿つてそれぞれ転動し、掴み具本
体41の水平方向の位置を規制するものである。
掴み具本体41の内部には駆動源としてのエア
シリンダ43が組込まれている。このエアシリン
ダ43は掴み具本体41上部に設けられたエアー
供給口44から供給される空気圧によつて駆動さ
れる。また、エアシリンダ43の制御は空気回路
(図示せず)によつて行われる。
シリンダ43が組込まれている。このエアシリン
ダ43は掴み具本体41上部に設けられたエアー
供給口44から供給される空気圧によつて駆動さ
れる。また、エアシリンダ43の制御は空気回路
(図示せず)によつて行われる。
また掴み具本体41の下端にはクリツパ機構4
5が連結されている。このクリツパ機構45はカ
ム溝45aを有するとともに、下端には爪部45
bを有している。そして、カム溝45a内にはカ
ムピン46が挿入され、このカムピン46をエア
シリンダ43で上下に駆動することによつてクリ
ツパ機構45が内外方向に回動し、爪部45bを
開閉動作させるようになつている。この爪部45
bは開方向へ回動動作することことにより、デイ
フユーザ24の内面に形成された係合溝24aに
係止されるものである。
5が連結されている。このクリツパ機構45はカ
ム溝45aを有するとともに、下端には爪部45
bを有している。そして、カム溝45a内にはカ
ムピン46が挿入され、このカムピン46をエア
シリンダ43で上下に駆動することによつてクリ
ツパ機構45が内外方向に回動し、爪部45bを
開閉動作させるようになつている。この爪部45
bは開方向へ回動動作することことにより、デイ
フユーザ24の内面に形成された係合溝24aに
係止されるものである。
クリツパ機構45の下端には、ストレツチチユ
ーブ27のねじ面27aを保護するねじ面保護具
47が取付けボルト48によつて固定されてい
る。このねじ面保護具47は前記エアシリンダ4
3に駆動され、クリツパ機構45と連動して動作
するもので、その詳細を第2図及び第3図に示
す。
ーブ27のねじ面27aを保護するねじ面保護具
47が取付けボルト48によつて固定されてい
る。このねじ面保護具47は前記エアシリンダ4
3に駆動され、クリツパ機構45と連動して動作
するもので、その詳細を第2図及び第3図に示
す。
すなわち、ねじ面保護具47の上部フレーム5
1はほぼ有底筒状をなし、取付けボルト48によ
つてクリツパ機構45の下端に固定されている。
そしてこの上部フレーム51の底部中央にはスリ
ーブ52が密着されている。また、上部フレーム
51の下方には管状連結部材53が接続され、そ
の管状連結部材53の内部にロツド53aを挿通
させている。管状連結部材53の下端にはフラン
ジ54が連結され、このフランジ54には筒状の
下部フレーム55が、取付けボルト56によつて
固定されている。
1はほぼ有底筒状をなし、取付けボルト48によ
つてクリツパ機構45の下端に固定されている。
そしてこの上部フレーム51の底部中央にはスリ
ーブ52が密着されている。また、上部フレーム
51の下方には管状連結部材53が接続され、そ
の管状連結部材53の内部にロツド53aを挿通
させている。管状連結部材53の下端にはフラン
ジ54が連結され、このフランジ54には筒状の
下部フレーム55が、取付けボルト56によつて
固定されている。
下部フレーム55の内部には複数個(例えば6
個)の保護部材57が、第4図に示す如く周方向
等間隔に配置され、各保護部材57はフランジ5
4の下面にブラケツト58及びピン59を介して
内外方向回動自在となるように、上端部を吊下げ
支持されている。
個)の保護部材57が、第4図に示す如く周方向
等間隔に配置され、各保護部材57はフランジ5
4の下面にブラケツト58及びピン59を介して
内外方向回動自在となるように、上端部を吊下げ
支持されている。
前記下部フレーム55内にはフツク60が収容
され、このフツク60は前記ロツド54の下端に
固着されている。そして、保護部材57はこのフ
ツク60の上下動によつて開閉制御される。すな
わちフツク60は、その上昇時に保護部材57を
第2図の如く下部フレーム55内に引込み、下降
時には保護部材57を第3図の如く下部フレーム
55の周壁に形成された孔61を通して外方へ突
出するようになる。そして、その突出時には、ス
トレツチチユーブ27のねじ面27aよりも外方
へ突出し、引込時にはねじ面27aよりも内方へ
引込むようになるものである。なお、ロツド54
の上端は上部フレーム51内に昇降自在に収容さ
れた筒状の内側フレーム62に連結されている。
また、内側フレーム62及びロツド54は、スプ
リング62,63により常時上方向へ付勢されて
いる。
され、このフツク60は前記ロツド54の下端に
固着されている。そして、保護部材57はこのフ
ツク60の上下動によつて開閉制御される。すな
わちフツク60は、その上昇時に保護部材57を
第2図の如く下部フレーム55内に引込み、下降
時には保護部材57を第3図の如く下部フレーム
55の周壁に形成された孔61を通して外方へ突
出するようになる。そして、その突出時には、ス
トレツチチユーブ27のねじ面27aよりも外方
へ突出し、引込時にはねじ面27aよりも内方へ
引込むようになるものである。なお、ロツド54
の上端は上部フレーム51内に昇降自在に収容さ
れた筒状の内側フレーム62に連結されている。
また、内側フレーム62及びロツド54は、スプ
リング62,63により常時上方向へ付勢されて
いる。
次に、上記の如く構成されたインターナルポン
プ取扱装置の作用について説明する。
プ取扱装置の作用について説明する。
まずインペラ23及びポンプ軸26を原子炉圧
力容器1の上方より取外し、さらにモータ部22
の構成要素、ストレツチチユーブナツト28及び
二次シール29をモータケーシング32の下方よ
り取外した後、原子炉圧力容器1の上方より、図
示しない操作ポールをガイドとしてワイヤロープ
により掴み具本体41及びねじ面保護具47をダ
ウンカマー14内に吊り下ろす、そうすると、掴
み具本体41に設けられたガイドローラ42が原
子炉圧力容器1の内壁面1b及びシユラウド3の
外周面に設けられたガイドレール3aに沿つて転
動し、掴み具本体41及びねじ面保護具47の水
平方向の位置が規制される。
力容器1の上方より取外し、さらにモータ部22
の構成要素、ストレツチチユーブナツト28及び
二次シール29をモータケーシング32の下方よ
り取外した後、原子炉圧力容器1の上方より、図
示しない操作ポールをガイドとしてワイヤロープ
により掴み具本体41及びねじ面保護具47をダ
ウンカマー14内に吊り下ろす、そうすると、掴
み具本体41に設けられたガイドローラ42が原
子炉圧力容器1の内壁面1b及びシユラウド3の
外周面に設けられたガイドレール3aに沿つて転
動し、掴み具本体41及びねじ面保護具47の水
平方向の位置が規制される。
そこで、インペラ23、ポンプ軸26、モータ
部22の構成要素、ストレツチチユーブナツト2
8及び二次シール29を取外した状態にあるデイ
フユーザ24の内側に、掴み具本体41を上方よ
り挿入してこれを所定の位置に着床させる。
部22の構成要素、ストレツチチユーブナツト2
8及び二次シール29を取外した状態にあるデイ
フユーザ24の内側に、掴み具本体41を上方よ
り挿入してこれを所定の位置に着床させる。
この状態で掴み具本体41の内部に組込まれて
いる空気回路を作動させ、エアシリンダ43を動
作させると、掴み具本体41の内部に組込まれた
リミツトスイツチが作動して表示灯(図示せず)
を点灯させる。またエアシリンダ43に駆動され
て、ねじ面保護具47の内側フレーム62が押し
下げられ、この内側フレーム62にロツド54を
介して連結されたフツク60が下降する。そこで
フツク60が保護部材57を第3図の如く外方へ
押し広げ、下部フレーム55に設けられた孔61
から突出させるようになる。このとき、クリツパ
機構45においては、爪部45bがデイフユーザ
24の内面に設けられた係合溝24a内に係合す
る。
いる空気回路を作動させ、エアシリンダ43を動
作させると、掴み具本体41の内部に組込まれた
リミツトスイツチが作動して表示灯(図示せず)
を点灯させる。またエアシリンダ43に駆動され
て、ねじ面保護具47の内側フレーム62が押し
下げられ、この内側フレーム62にロツド54を
介して連結されたフツク60が下降する。そこで
フツク60が保護部材57を第3図の如く外方へ
押し広げ、下部フレーム55に設けられた孔61
から突出させるようになる。このとき、クリツパ
機構45においては、爪部45bがデイフユーザ
24の内面に設けられた係合溝24a内に係合す
る。
したがつて、この状態でワイヤロープを巻上
げ、掴み具本体41及びねじ面保護具47を原子
炉圧力容器1の上方へ引下げていくと、保護部材
57がストレツチチユーブ27のねじ面27aよ
りも外方へ突出しているため、ストレツチチユー
ブ27のねじ面27aが炉内機器と干渉しそうに
なると、それより先に保護部材57が炉内機器と
干渉することになるので、ねじ面27aが炉内機
器と干渉するおそれはない。したがつてストレツ
チチユーブ27のねじ面27aを損傷することな
く、容易にストレツチチユーブ27の取外し作業
を行なうことができる。
げ、掴み具本体41及びねじ面保護具47を原子
炉圧力容器1の上方へ引下げていくと、保護部材
57がストレツチチユーブ27のねじ面27aよ
りも外方へ突出しているため、ストレツチチユー
ブ27のねじ面27aが炉内機器と干渉しそうに
なると、それより先に保護部材57が炉内機器と
干渉することになるので、ねじ面27aが炉内機
器と干渉するおそれはない。したがつてストレツ
チチユーブ27のねじ面27aを損傷することな
く、容易にストレツチチユーブ27の取外し作業
を行なうことができる。
なお、インターナルポンプ20を保守点検後、
再び取付ける作業は、取外し作業と逆の操作で行
われる。そしてストレツチチユーブ27をポンプ
ケーシング32内に挿入する際は、エアシリンダ
43により保護部材57をストレツチチユーブ2
7のねじ面27aよりも外方向へ突出させてお
く。したがつて、この場合もストレツチチユーブ
27のねじ面27aが炉内機器と干渉することは
なく、ストレツチチユーブ27のねじ面27aを
損傷することなしに、容易にストレツチチユーブ
27の取付け作業を行なうことができる。
再び取付ける作業は、取外し作業と逆の操作で行
われる。そしてストレツチチユーブ27をポンプ
ケーシング32内に挿入する際は、エアシリンダ
43により保護部材57をストレツチチユーブ2
7のねじ面27aよりも外方向へ突出させてお
く。したがつて、この場合もストレツチチユーブ
27のねじ面27aが炉内機器と干渉することは
なく、ストレツチチユーブ27のねじ面27aを
損傷することなしに、容易にストレツチチユーブ
27の取付け作業を行なうことができる。
このように、本実施例においてはクリツパ機構
45の下方にねじ面保護具47を取付け、この保
護具47内の保護部材57を、エアシリンダによ
り、クリツパ機構45の爪部45bと連動させて
作動させるようにしているので、ストレツチチユ
ーブ27のねじ面27aを損傷するおそれはな
く、したがつて原子炉圧力容器1の狭い場所でも
短時間で、かつ容易にインターナルポンプ20の
取付け及び取外し作業を行なうことができる。
45の下方にねじ面保護具47を取付け、この保
護具47内の保護部材57を、エアシリンダによ
り、クリツパ機構45の爪部45bと連動させて
作動させるようにしているので、ストレツチチユ
ーブ27のねじ面27aを損傷するおそれはな
く、したがつて原子炉圧力容器1の狭い場所でも
短時間で、かつ容易にインターナルポンプ20の
取付け及び取外し作業を行なうことができる。
以上のように、本発明のインターナルポンプ取
扱装置によれば、インターナルポンプの保守点検
のため、原子炉圧力容器内の狭い場所でインター
ナルポンプの取付け、取外し作業を遠隔操作で行
なう際、ストレツチチユーブのねじ面よりも保護
部材を外方向へ突出させておくことにより、スト
レツチチユーブのねじ面を保護することができ
る。したがつて、保守点検作業の期間短縮を図る
ことができ、その結果、原子炉稼働率を高めるこ
とができる。
扱装置によれば、インターナルポンプの保守点検
のため、原子炉圧力容器内の狭い場所でインター
ナルポンプの取付け、取外し作業を遠隔操作で行
なう際、ストレツチチユーブのねじ面よりも保護
部材を外方向へ突出させておくことにより、スト
レツチチユーブのねじ面を保護することができ
る。したがつて、保守点検作業の期間短縮を図る
ことができ、その結果、原子炉稼働率を高めるこ
とができる。
第1図ないし第4図は本発明の一実施例を示す
もので、第1図はインターナルポンプ取扱装置の
縦断面図、第2図及び第3図は同装置におけるね
じ面保護具の断面図、第4図は第3図の−断
面図、第5図はA−BWRの概略構成を示す縦断
面図、第6図はインターナルポンプの縦断面図で
ある。 1……原子炉圧力容器、20……インターナル
ポンプ、24……デイフユーザ、24a……係合
溝、27……ストレツチチユーブ、27a……ね
じ面、43……エアシリンダ(駆動源)、45…
…クリツパ機構、47……ねじ面保護具、57…
…ねじ面保護部材。
もので、第1図はインターナルポンプ取扱装置の
縦断面図、第2図及び第3図は同装置におけるね
じ面保護具の断面図、第4図は第3図の−断
面図、第5図はA−BWRの概略構成を示す縦断
面図、第6図はインターナルポンプの縦断面図で
ある。 1……原子炉圧力容器、20……インターナル
ポンプ、24……デイフユーザ、24a……係合
溝、27……ストレツチチユーブ、27a……ね
じ面、43……エアシリンダ(駆動源)、45…
…クリツパ機構、47……ねじ面保護具、57…
…ねじ面保護部材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 駆動源と、この駆動源に駆動されてインター
ナルポンプのデイフユーザ内面部に係止されるク
リツパ機構と、このクリツパ機構の下方に連結さ
れ駆動源及びクリツパ機構とともに炉容器内に上
方より吊り下ろされ、前記駆動源に駆動されて前
記クリツパ機構がデイフユーザ内面部に係止する
ときこれと連動してストレツチチユーブのねじ面
よりも外方向へ突出する保護部材とを具備したこ
とを特徴とするインターナルポンプ取扱装置。 2 前記駆動源をエアーシリンダとする特許請求
の範囲第1項記載のインターナルポンプ取扱装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60066844A JPS61225693A (ja) | 1985-03-30 | 1985-03-30 | インタ−ナルポンプ取扱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60066844A JPS61225693A (ja) | 1985-03-30 | 1985-03-30 | インタ−ナルポンプ取扱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61225693A JPS61225693A (ja) | 1986-10-07 |
JPH0569197B2 true JPH0569197B2 (ja) | 1993-09-30 |
Family
ID=13327559
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60066844A Granted JPS61225693A (ja) | 1985-03-30 | 1985-03-30 | インタ−ナルポンプ取扱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61225693A (ja) |
-
1985
- 1985-03-30 JP JP60066844A patent/JPS61225693A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61225693A (ja) | 1986-10-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |