JPH0569174U - 基板用ホルダー - Google Patents

基板用ホルダー

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JPH0569174U
JPH0569174U JP821992U JP821992U JPH0569174U JP H0569174 U JPH0569174 U JP H0569174U JP 821992 U JP821992 U JP 821992U JP 821992 U JP821992 U JP 821992U JP H0569174 U JPH0569174 U JP H0569174U
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和裕 麻川
富男 梶ヶ谷
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 結晶成長用基板への固体原料の衝突が未然に
防止でき大面積かつ組成均一の結晶膜が効率よく製造で
きる基板用ホルダーを提供すること。 【構成】 この基板用ホルダー1は、リング状遮蔽板2
とこれにその一端が取付けられたボルト状連結具3とこ
の他端が取付けられたホルダー本体4とでその主要部が
構成され、上記リング状遮蔽板2の外周縁と石英アンプ
ル6内壁との間には原料融液の通過を妨げない隙間8が
設けられ、かつ、ホルダー本体4上面からリング状遮蔽
板2下面までの距離が原料融液層の厚さよりも大きく設
定されていることを特徴とする。この基板用ホルダー1
によれば上記リング状遮蔽板2が固体原料を仮固定する
ため衝撃に伴う基板の損傷を防止でき、かつ、上記隙間
8の存在により原料融液が基板側へ均一に流入できると
共に、リング状遮蔽板2の下面側において結晶が成長す
る恐れもない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、液相エピタキシャル成長法における結晶成長用基板を保持するため の基板用ホルダーに係り、特に、上記基板への固体原料の衝突が未然に防止でき る基板用ホルダーの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、赤外線の利用技術が急速に進歩している。
【0003】 この赤外線検出素子材料として、エネルギーバンドギャップが狭い水銀・カド ミウム・テルル(Hg1-x Cdx Te)より成る三元化合物半導体結晶がその高 感度、高速性から最も注目されている。また、物体が放射している赤外線を画像 として得るためのイメージセンサは、微小な赤外線検出素子(ピクセル)をフォ トリソグラフィー処理により平面上に二次元的に多数配列することによって作ら れている。そして、これ等のピクセルは赤外線に対し全て同じ特性を備えている ことが必要なため、従来、このピクセルについては、特性が均一で大面積かつ結 晶表面が平滑な上記三元化合物半導体結晶を製造し、かつ、これを小割りにして 求められている。
【0004】 ところで、このような大面積の化合物半導体結晶薄膜を得る方法として液相エ ピタキシャル成長法が一般的に用いられている。それは、この方法に必要とされ る装置が比較的簡単であり、得られる結晶薄膜の組成を容易に制御できるためで あった。しかし、この様な利点を有する反面、例えば、得られた結晶薄膜の膜内 での厚さの均一性や組成の均一性に難があり、均一な特性を持つ素子を得るため に利用できる部分が限られてしまうため、その生産効率を高める上で支障がある ことも指摘されている。
【0005】 この様な技術的背景の下、最近、上記欠点を解消した改良型のデッピング法が 提案されている。
【0006】 すなわち、この方法は図8(A)に示すようにアンプルa内に基板bと原料c とを封入し、かつ、このアンプルaを図示外の電気炉内で加熱すると共に、原料 cを融解させて原料融液c’を求めた後、上記アンプルaを電気炉ごと180度 回転させて図8(B)に示すようにアンプルaの上下を反転させ、かつ、上記基 板b表面を水平にした状態でこの基板bと原料融液c’とを接触させる。次いで 、上記原料融液c’を液相エピタキシャル成長させた後、再度、上記アンプルa の上下を反転させて原料融液c’と基板bとの分離を行う方法である。
【0007】 尚、基板aについては、図8に示すように基板用ホルダーdに形成され上記基 板aの厚さと同じ深さを持ち基板aと同一形状でほぼ同一大の凹部d’内に嵌込 んで保持されており、通常、上記アンプルaの断面積の約半分が基板bの面積と なるよう調整されていた。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、この改良型ディッピング法を適用する際、上記アンプルa内に投入 される原料cは塊状物あるいは固化された合金材料がほとんどであった。
【0009】 例えば、上記アンプルa内で原料cを溶融させてエピタキシャル成長させる場 合、原料として高純度の材料が適用されている関係上この原料形態は塊状がほと んどであり、上述した水銀・カドミウム・テルルより成る化合物半導体結晶の例 においても水銀を除きその原料形態は塊状である。
【0010】 また、アンプルa内で原料を融解させて結晶成長用の合金を一旦作成しこれを エピタキシャル成長させる場合、このアンプルa内に予め基板bを設置しておく と上記合金作成時にアンプルa内が高温に晒されるためこの基板bを溶損させて しまう恐れがある。そこで、通常の方法では別のアンプルで一旦上記合金を合成 し、次いで、基板bが設置されているアンプルa内に固化した上記合金材料を投 入する方法が採られている。
【0011】 この様にアンプルa内に投入される原料は、塊状物あるいは固化した合金材料 がほとんどであった。
【0012】 一方、上記アンプルa内において、基板bは図8(A)に示すように基板用ホ ルダーdにより保持されて固定されているが、塊状又は固化された固体原料cに ついては固定されていないため、アンプルa内を自由にかつ容易に移動しうる状 態になっている。
【0013】 そして、上記改良型ディッピング法を適用して大面積の薄膜結晶を得ようとす ると当然のことながらアンプルa内に投入する固体原料cの量も増加し、これに 伴って大量の固体原料cが基板bと衝突し易くなるため、固体原料cの移動現象 により基板bが破損する問題点があった。
【0014】 特に、アンプルaを設置したりこれを取外す際の搬送時においてはアンプルa に衝撃が加わるため上記固体原料cの移動が起こり易かった。
【0015】 本考案はこの様な問題点に着目してなされたもので、その課題とするところは 、基板への固体原料の衝突が未然に防止できる基板用ホルダーを提供することに ある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
すなわち請求項1に係る考案は、 封管内の上方側に配置され、かつ、その凹部に基板を保持すると共に、上記封 管の上下が反転されたときに封管内の下方側に配置された原料融液と上記基板と を接触させて液相エピタキシャル成長させる基板用ホルダーを前提とし、 その略中央に上記凹部を有するホルダー本体と、 このホルダー本体の凹部形成面側にホルダー本体から離して設けられその大き さが上記ホルダー本体より小さくかつその外周縁と上記封管との間に原料融液の 通過を妨げない隙間を有する遮蔽体と、 この遮蔽体と上記ホルダー本体とを連結する連結具、 とで構成され、 かつ、上記ホルダー本体から遮蔽体までの距離が基板と接触する原料融液層の 厚さよりも大きく設定されていることを特徴とするものである。
【0017】 そして、この請求項1に係る基板用ホルダーにおいては、上記封管内において この基板用ホルダーが原料よりも上方側に位置しかつこの原料が固体の状態にあ るとき、上記基板用ホルダーの一部を構成する遮蔽体が固体原料を仮固定しある いは基板との接触を防止するため、上記封管に衝撃が加わる事態が生じても基板 の損傷を回避できる利点を有している。
【0018】 尚、この請求項1に係る考案において上記ホルダー本体に設けられる凹部は、 従来と同様、基板の厚さと同じ深さを持ちかつ基板と同一形状でほぼ同一大に設 定することが望ましい。
【0019】 また、上記遮蔽体についてはその外周縁と封管との間に原料融液の通過を妨げ ない隙間を有していることが必要である。これは上記封管の上下を反転させて原 料融液と基板とを接触させた際、上記隙間がないと封管の内壁に沿って原料融液 を基板側へ均一に流入させることが困難になり、上記遮蔽体の外周縁と封管内壁 との間で原料融液がせき止められて基板側へ流入される原料融液量が減少し、得 られる結晶膜の組成が望ましい組成と異なってしまう弊害があるためである。
【0020】 他方、ホルダー本体から遮蔽体までの距離については基板と接触する原料融液 層の厚さよりも大きく設定することを要する。これは、上記原料融液層の厚さよ り小さく設定してしまった場合、上記遮蔽体が原料融液内に浸漬されることにな り遮蔽体の下面側からも結晶成長が起こり、基板上で成長する結晶量を減ずるば かりでなくその組成ずれを生ずるからである。
【0021】 尚、上記遮蔽体の材質については特に限定されないが、例えば、基板用ホルダ ーを構成する材料と同一の石英、カーボン、セラミックス等でこれを構成するこ とが望ましい。また、その大きさについては、封管の上下を反転させた際に基板 側への原料融液の流入が妨げられないよう上記ホルダー本体より小さく設定する ことが必要となる。
【0022】 このとき、上記遮蔽体の製造に適用された材料によっては遮蔽体中央部に開放 部が形成されてしまうこともあるが、この開放部が原料の仮固定を妨げない程度 であれば特に支障はない。
【0023】 次に、上記連結具については、遮蔽体とホルダー本体とが上記の関係を満たし ながら連結されるものであるならその構成は任意であり、例えば、遮蔽体と別体 の部材でこれを構成してもよいし、その一端が上記遮蔽体と接続された一体の部 材でこれを構成してもよい。
【0024】 尚、本考案に係る基板用ホルダーに保持される基板としては、液相エピタキシ ャル成長法により求められる半導体結晶の種類により適宜選定され、例えば、従 来技術において説明した水銀・カドミウム・テルル(Hg1-x Cdx Te)より 成る三元化合物半導体結晶の場合には、カドミウム・テルルあるいはカドミウム ・テルルに亜鉛、マンガン、セレンの内の少なくとも一種以上を添加した化合物 半導体結晶基板が挙げられる。
【0025】
【作用】
請求項1に係る考案によれば、 略中央に凹部を有するホルダー本体と、 このホルダー本体の凹部形成面側にホルダー本体から離して設けられその大き さが上記ホルダー本体より小さくかつその外周縁と封管との間に原料融液の通過 を妨げない隙間を有する遮蔽体と、 この遮蔽体と上記ホルダー本体とを連結する連結具、 とで基板用ホルダーが構成され、 かつ、上記ホルダー本体から遮蔽体までの距離が基板と接触する原料融液層の 厚さよりも大きく設定されている。
【0026】 そして、上記封管内において基板用ホルダーが原料よりも上方側に位置しかつ 上記原料が固体の状態にあるとき、上記基板用ホルダーの一部を構成する遮蔽体 が固体原料を仮固定しあるいは基板との接触を防止するため、上記封管に衝撃が 加わっても基板の損傷を回避することが可能となる。
【0027】 他方、封管の上下が反転して基板用ホルダーが原料より下方側に位置しかつ上 記原料が融液の状態にあるとき、上記遮蔽体の外周縁と封管との間には原料融液 の通過を妨げない隙間が形成されているため、封管の内壁に沿って上記原料融液 を基板側へ均一に流入させることが可能となり、所望の組成を有する結晶膜を得 ることが可能となる。
【0028】 また、上記ホルダー本体から遮蔽体までの距離が原料融液層の厚さよりも大き く設定されているため、上記遮蔽体が原料融液内に浸漬されなくなり遮蔽体の底 面側において結晶が成長してしまう恐れもない。
【0029】
【実施例】
以下、本考案の実施例について図面を参照して詳細に説明する。
【0030】 [実施例1] この実施例に係る基板用ホルダー1は、図1に示すようにリング状遮蔽板2と 、このリング状遮蔽板2にその一端側が一体的に取付けられた一対のボルト状連 結具3と、このボルト状連結具3の他端側が取付けらたホルダー本体4とでその 主要部が構成されているものである。
【0031】 まず、上記リング状遮蔽板2並びに一対のボルト状連結具3は共に肉厚のグラ ファイト管を削りだして一体的に加工されており、かつ、図3(A)〜(C)に 示すようにリング状遮蔽板2のリングの中心に対して対称となる位置に上記ボル ト状連結具3の一端側が取付けられている。
【0032】 他方、上記ホルダー本体4は、リング状遮蔽板1等と同様、円柱状に加工され たグラファイト材にて構成され、その略中央には基板を保持するための凹部41 が形成されていると共に、上記ボルト状連結具3と対応する部位にこれ等ボルト 状連結具3の他端側を貫通させる一対の貫通孔42が開設されており、かつ、ボ ルト状連結具3の他端側先端にナット5が取付けられホルダー本体4とリング状 遮蔽板2とがこのボルト状連結具3を介して連結されている。
【0033】 尚、この実施例においては上記貫通孔42の直径とボルト状連結具3の直径と を略同一に設定し、石英アンプル6の上下を反転させた際に相互の摩擦抵抗で上 記リング状遮蔽板2がその自重により落下しないよう調整されている。
【0034】 また、上記ホルダー本体4上面からリング状遮蔽板2下面までの距離h1は、 原料の融解により生じた原料融液が図3(C)に示すように基板7面上に保持さ れる際の融液層の厚さh2よりも大きく設定されており、かつ、リング状遮蔽板 2の外周縁と上記石英アンプル6内壁との間には原料融液の通過を妨げない程度 の隙間8が設けられている。
【0035】 尚、図2は上記ホルダー本体4の凹部41に基板7が装着された状態を示す斜 視図である。
【0036】 この様な構造の基板用ホルダー1によれば、図4に示すように石英アンプル6 内においてこの基板用ホルダー1が原料9よりも上方側に位置しかつ原料9が固 体の状態にあるとき、上記リング状遮蔽板2が固体原料9を仮固定して基板7と の接触を防止するため、上記石英アンプル6に衝撃が加わるようなことが起こっ ても基板7がその衝撃により破損されることがない。従って、従来に較べてより 大型の基板7が適用できかつ原料9の投入量も増大させることが可能となる。
【0037】 他方、石英アンプル6の上下が反転して基板用ホルダー1が原料9より下方側 に位置しかつ上記原料9が融液の状態にあるとき(図3C参照)、上記リング状 遮蔽板2の外周縁と石英アンプル6の内壁と間には原料融液の通過を妨げない程 度の隙間8が形成されているため、石英アンプル6の内壁に沿って原料融液を基 板7側へ均一に流入させることが可能となり、 かつ、上記ホルダー本体4上面からリング状遮蔽板2下面までの距離h1は、 原料融液層の厚さh2よりも大きく設定されているため、リング状遮蔽板2の下 面側において結晶成長が起こることもない。
【0038】 従って、この実施例に係る基板用ホルダーを適用することにより従来より大面 積かつ組成均一の結晶膜が効率よく製造できる利点を有している。
【0039】 [実施例2] この実施例に係る基板用ホルダー1は、図5(A)〜(B)に示すように上記 ボルト状連結具3の数が4本である点を除き実施例1に係る基板用ホルダーと略 同一である。
【0040】 [実施例3] この実施例に係る基板用ホルダー1は、図6(A)〜(B)に示すように上記 リング状遮蔽板2に代えて中央に開放部を備えない円盤状遮蔽板2’が適用され ている点を除き実施例1に係る基板用ホルダーと略同一である。
【0041】 [実施例4] この実施例に係る基板用ホルダー1は、図7(A)〜(B)に示すように上記 リング状遮蔽板2に代えて中央に開放部を備えない円盤状遮蔽板2’が適用され ている点と、遮蔽板と一体的に成形されたボルト状連結具3とナット5とで構成 された連結具に代えて遮蔽板とは別体のボルト連結具3’とナット5とで構成さ れた連結具が適用されている点を除き実施例1に係る基板用ホルダーと略同一で ある。
【0042】
【考案の効果】
請求項1に係る考案によれば、 封管内において基板用ホルダーが原料よりも上方側に位置しかつ原料が固体の 状態にあるとき、上記遮蔽体が固体原料を仮固定しあるいは基板との接触を防止 してその損傷を回避するため従来より大型の基板が適用できるようになりかつ原 料投入量の増大も図れる。
【0043】 一方、封管の上下が反転して基板用ホルダーが原料より下方側に位置しかつ上 記原料が融液の状態にあるとき、上記遮蔽体の外周縁と封管との間には原料融液 の通過を妨げない隙間が形成されているため封管の内壁に沿って原料融液を基板 側へ均一に流入させることが可能となり、 かつ、上記ホルダー本体から遮蔽体までの距離が原料融液層の厚さよりも大き く設定されているため上記遮蔽体の底面側において結晶が成長してしまう恐れも ない。
【0044】 従って、改良型ディッピング法により従来より大面積かつ組成均一の結晶膜を 効率よく製造できる効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に係る基板用ホルダーの斜視図。
【図2】基板を装着した実施例1に係る基板用ホルダー
の斜視図。
【図3】図3(A)は石英アンプル内にセットされた実
施例1に係る基板用ホルダーの水平断面図、図3(B)
は図3(A)のB−B面断面図、図3(C)は図3
(A)のC−C面断面図。
【図4】実施例1に係る基板用ホルダーの作用説明図。
【図5】図5(A)は石英アンプル内にセットされた実
施例2に係る基板用ホルダーの水平断面図、図5(B)
は図5(A)のB−B面断面図。
【図6】図6(A)は石英アンプル内にセットされた実
施例3に係る基板用ホルダーの水平断面図、図6(B)
は図6(A)のB−B面断面図。
【図7】図7(A)は石英アンプル内にセットされた実
施例4に係る基板用ホルダーの水平断面図、図7(B)
は図7(A)のB−B面断面図。
【図8】図8(A)及び(B)は液相エピタキシャル成
長法における改良型ディッピング法の説明図。
【符号の説明】
1 基板用ホルダー 2 リング状遮蔽板 3 ボルト状連結具 4 ホルダー本体 5 ナット 6 石英アンプル 7 基板 8 隙間 9 原料 41 凹部 42 貫通孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】封管内の上方側に配置され、かつ、その凹
    部に基板を保持すると共に、上記封管の上下が反転され
    たときに封管内の下方側に配置された原料融液と上記基
    板とを接触させて液相エピタキシャル成長させる基板用
    ホルダーにおいて、 その略中央に上記凹部を有するホルダー本体と、 このホルダー本体の凹部形成面側にホルダー本体から離
    して設けられその大きさが上記ホルダー本体より小さく
    かつその外周縁と上記封管との間に原料融液の通過を妨
    げない隙間を有する遮蔽体と、 この遮蔽体と上記ホルダー本体とを連結する連結具、と
    で構成され、 かつ、上記ホルダー本体から遮蔽体までの距離が基板と
    接触する原料融液層の厚さよりも大きく設定されている
    ことを特徴とする基板用ホルダー。
JP821992U 1992-02-25 1992-02-25 基板用ホルダー Expired - Lifetime JP2547188Y2 (ja)

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JP2547188Y2 JP2547188Y2 (ja) 1997-09-10

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