JPH0569173B2 - - Google Patents

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JPH0569173B2
JPH0569173B2 JP60258379A JP25837985A JPH0569173B2 JP H0569173 B2 JPH0569173 B2 JP H0569173B2 JP 60258379 A JP60258379 A JP 60258379A JP 25837985 A JP25837985 A JP 25837985A JP H0569173 B2 JPH0569173 B2 JP H0569173B2
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input
weighing
circuit
signal
filter
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Kazufumi Naito
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Ishida Scales Manufacturing Co Ltd
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Ishida Scales Manufacturing Co Ltd
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Priority to DE8686307338T priority patent/DE3670690D1/de
Priority to EP86307338A priority patent/EP0216638B1/en
Priority to ZA868739A priority patent/ZA868739B/xx
Publication of JPS62118219A publication Critical patent/JPS62118219A/ja
Publication of JPH0569173B2 publication Critical patent/JPH0569173B2/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/20Recycling

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  • Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 開示技術は、アナログ重量信号を増幅回路で増
幅した後、ローパスフイルタで信号中に含まれる
ノイズ成分を減衰してA/D変換器に入力するよ
うにした計量装置の信号処理回路に関し、特に、
上記信号処理回路に生じるドリフトやスパン誤差
を計量中でも任意に瞬時に補正できるようにした
計量技術利用分野に属する。
(従来技術) 近年、秤は機械的に計量するものから電子装置
を用いて計量する方式のものに移行しつつある。
このように、電子装置を用いた計量装置は、計量
物の荷重により電気抵抗値が変化するロードセル
から出力されるアナログ信号を演算増幅器を用い
た増幅回路にて増幅し、フイルタにより振動によ
るノイズなどを低減した後、アナログ−デジタル
変換器(以下A/D変換器と略記する)でこれを
デジタル値に変換し、演算処理した後、これを表
示装置に表示せしめるような構成を有する。
上述の如き演算増幅器を用いた増幅回路やA/
D変換器は、電源電圧の変動、或いは温度変化に
より、出力信号がドリフトを起こすことが知られ
ている。電子秤や組合せ計量装置等の計量装置に
おいては、このようなドリフトは、計量値の誤差
となつて現れる。そこで、従来の電子秤において
は、秤に計量物が載荷されていない時、即ち、計
量値が零である時のA/D変換器の出力値を零点
として記憶しておき、計量物を計測する度にこの
記憶された値が読み出して計量物重量を算出する
ようにしている。そして、この零点の計測は、か
なり頻繁に行われ、これをリフレツシユして計量
値の正確化を期している。
一方、組合せ計量装置においては、計量ホツパ
が空になつている期間は極めて短く、その間では
零点が安定しないので、適当な時期に最適組合せ
に選ばれて計量物を排出した特定の1台の計量機
に対する計量物の再供給を禁止して、次ぎの計量
サイクルの時に、安定した空の計量ホツパ重量を
零点として記憶更新することによつて、計量値の
正確化を期している。
(発明が解決しようとする問題点) このように、従来の計量装置では、計量物が載
荷されていない時しか零点の記憶更新ができない
ので、計量物や風袋が常時載荷される場合は、先
述のドリフトの影響が現れ、これにより計量誤差
が生じて適正な商取引が害されるという問題があ
つた。また、組合せ計量装置では、零点を記憶更
新する特定の1台の計量機は、組合せから除外し
なければならないので、組合せ総数の半減による
計量精度の低下を招くとともに、各計量機に対す
る順次の零点更新により、トータル的には各計量
機の稼働率が低下するという問題があつた。
さらには、計量値の正確を期すためには、秤の
スパン調整を行う必要があるが、従来のものは、
例えば、特開昭60−52722号公報に示されるよう
に、秤に基準分銅を載荷しなければスパン調整が
できないので、通常は定期的な保守点検整備の時
だけしかスパン調整が行われず、その合間にスパ
ン誤差が生じても、これをチエツクすることがで
きないという問題があつた。
この発明の目的は、前述問題点を解決すべき技
術的課題とし、電子秤や組合せ計量装置等に対す
る計量物の載荷・無載荷を問わずいつでも瞬時に
ドリフト補正ができ、したがつて、計量物や風袋
を常時載荷していてもドリフトによる計量誤差は
生ぜず、また、組合せ計量装置においては、零点
更新を行う特定の計量機を組合せから除外する必
要が無く、常に充分な台数の計量機で組合せを行
うことができる計量装置を提供せんとするもので
あり、併せて、計量中であつてもスパン調整を随
時に行うことができ、したがつて、スパン誤差に
よる計量誤差を生じさせない優れた計量装置を提
供せんとするものである。
(問題点を解決するための手段・作用) この発明の構成は、先述問題点を解決するため
に、計量モードでは、重量検出器から出力される
アナログ重量信号を増幅回路に入力し、その増幅
回路出力をフイルタ機能とバツフア機能とに切り
換え可能なアクテイブフイルタに入力して、フイ
ルタ機能側に設定されたアクテイブフイルタでそ
の入力信号に含まれるノイズ成分を減衰するよう
にし、さらにそのフイルタ出力をA/D変換器を
介してコンピユータに入力して、該コンピユータ
で所定の演算処理を行うようにする。一方、補正
モードでは、オフセツト量を検出するためのグラ
ンドレベル信号、またはスパンチエツクのための
所定電圧レベル信号を前述の重量信号に代えて増
幅回路に入力し、その増幅回路出力を設定タイミ
ングでバツフア機能側に切り換えられたアクテイ
ブフイルタに入力して応答遅れなしにA/D変換
器を介してコンピユータに入力するようにし、そ
して入力されたオフセツト量やスパン量に基づい
て上記コンピユータで信号処理回路系のドリフト
補正やスパン調整を行うようにした技術的手段を
講じたものである。
また、前記発明の同一目的を達成する他の発明
の構成は、計量モードでは、重量検出器から出力
されるアナログ重量信号を加算増幅回路に入力
し、その加算増幅回路出力をフイルタ機能とバツ
フア機能とに切り換え可能なアクテイブフイルタ
に入力して、フイルタ機能側に設定されたアクテ
イブフイルタでその入力信号に含まれるノイズ成
分を減衰するようにし、さらにそのフイルタ出力
をA/D変換器を介してコンピユータに入力し
て、該コンピユータで所定の演算処理を行うよう
にする。一方、自己診断モードでは、重量検出器
から出力される重量信号と自己診断回路から出力
される一定電圧とを上記加算増幅回路に入力して
加算増幅し、その増幅回路出力をフイルタ機能側
に設定されたアクテイブフイルタに入力して、そ
の入力信号に含まれるノイズ成分を減衰するよう
にし、さらにそのフイルタ出力をA/D変換器を
介してコンピユータに入力して、その入力信号に
基づいて前述の加算増幅回路からA/D変換器に
到るまでの信号処理回路の自己診断を行うように
する。また、補正モードでは、オフセツト量を検
出するためのグランドレベル信号を前述の重量信
号に代えて前記加算増幅回路に入力し、その加算
増幅回路出力を設定タイミングでバツフア機能側
に切り換えたアクテイブフイルタに入力して応答
遅れなしにA/D変換器を介してコンピユータに
入力し、入力したオフセツト量に基づいて上記コ
ンピユータで信号処理回路系のドリフト補正を行
うようにした技術的手段を講じたものである。
(実施例−構成) 各図はこの発明の一実施例を示し、第1図は、
各計量機の信号処理回路Aをそれぞれのコンピユ
ータBで制御するようにした組合せ計量装置のブ
ロツク図であり、第2図は、組合せ演算用のメイ
ンコンピユータCで各計量機の信号処理回路Aを
制御するようにした組合せ計量装置の主要部のブ
ロツク図である。尚、各図において、同一態様部
分は、同一符号を用いるものとする。
これらの図において、ロードセルからなる各重
量検出器1…1の出力は、第1の切換手段S1を
介して加算増幅回路2…2と基準電圧出力回路3
…3とにそれぞれ入力され、また加算増幅回路2
…2には、基準電圧出力回路3…3の出力が入力
され、さらに加算増幅回路2…2の出力は、アク
テイブフイルタ4…4に入力されるように接続さ
れている。そして、第1図のものでは、上記アク
テイブフイルタ4…4の出力は、重量検出器1…
1に付設される計量ホツパWH等の初期荷重を相
殺する零点調整回路5…5に入力され、また零点
調整回路5…5の出力は、A/D変換器7…7を
介してそれぞれのコンピユータB…Bに入力され
るように接続されている。
一方、第2図のものでは、各計量機のアクテイ
ブフイルタ4…4の出力は、マルチプレクサ8を
介して零点調整回路5に入力され、その調整回路
出力は、サンプルホールド回路9とA/D変換器
7′とを介してメインコンピユータCに入力され
るように接続されている。
各重量検出器1…1には、それぞれ計量ホツパ
WHが付設され、またその計量ホツパWHの上段
には、プールホツパPHが配設され、さらにその
上段には、電磁フイーダで駆動される供給トラフ
Fがそれぞれ配設されて、従来態様の組合せ計量
が行われるように配置構成されている。
第3図は、第1図の信号処理回路Aのより詳細
な回路構成の一例を示すもので、加算増幅回路2
…2は、高入力インピーダンス型差動増幅器で構
成され、その入力側には、計量モードで重量検出
器1…1の出力信号を入力し、補正モードでオフ
セツト量を検出するための設定基準信号、又はス
パンチエツクを行うための設定基準信号を入力す
る第1の切換手段S1が接続されている。この第
1の切換手段S1は、第3図に示すように、ノー
マリクローズドスイツチSW1,SW1,SW3と
ノーマリオープンスイツチSW2,SW2,SW4
とで構成され、そしてスイツチSW1,SW1は、
重量検出器1…1の出力端と加算増幅回路2…2
の入力端との間に介装され、スイツチSW3は、
バツフアアンプ3aを介して加算増幅回路2…2
の一方の非反転増幅器OPの両入力端子間に介装
され、またスイツチSW2,SW2は、グランド
と上記加算増幅回路2…2の入力端との間に挿入
され、さらにスイツチSW4は、スパンチエツク
を行うための設定基準電圧を出力する分圧回路D
の分圧点と前記非反転増幅器OPのインバータ端
子との間に介装されている。
そして、計量モードでは、コンピユータBから
出力される制御信号Sig1,Sig2によりスイツチ
SW1,SW1,SW3が閉じられ、スイツチSW
2,SW2,SW4が開放されて、重量検出器1
…1の出力が、加算増幅回路2…2とバツフアア
ンプ3aとに入力される。この時、バツフアアン
プ3aの出力は、その入力電圧と等電位となり、
非反転増幅器OPの両入力端もイマジナルシヨー
トにより等電位となるため、非反転増幅器OPの
インバータ端子においては、実質的な電流加算は
行われず、重量検出器1…1の出力のみが増幅さ
れることとなる。
一方、ドリフト補正モードでは、コンピユータ
Bから出力される制御信号Sig1,Sig2によりスイ
ツチSW1,SW1が開放され、スイツチSW2,
SW2,SW3が閉じられて、加算増幅回路2…
2の入力端と、バツフアアンプ3aの入力端と
が、それぞれグランドレベルに設定される。これ
により信号処理回路Aからは、オフセツト電圧が
出力され、コンピユータBでその経時的変化が検
出されれば、後述する要領でドリフト補正が行わ
れる。また、スパン調整モードでは、まず、前記
要領でオフセツト量が検出され、続いてスイツチ
SW1,SW1,SW3が開放され、スイツチSW
2,SW2,SW4が閉じられて、スパンチエツ
クを行うための設定基準電圧が、バツフアアンプ
3aより出力され、これが加算増幅回路2…2で
加算されて、信号処理回路Aからは設定レベルの
基準電圧が出力される。そこで、コンピユータB
は、その時のA/D変換器7の出力値を読み取
り、その値と前記オフセツト量との差からスパン
を算出し、それが予め求めた基準値となるように
後述する操作を行つてスパン調整を行う。
アクテイブフイルタ4…4は、第3図に示すよ
うに、バツフアアンプOPa,OPb,OPcと、その
ノンインバータ端子に直列接続された2個の入力
抵抗を有するRC積分回路Ia,Ib,Icと、これら
2個の入力抵抗の中点とバツフアアンプOPa,
OPb,OPcのインバータ端子との間に介装された
コンデンサCa,Cb,Ccと、前述の入力抵抗の中
点と上記コンデンサCa,Cb,Ccとの間に介装さ
れたノーマリオープンスイツチSWa,SWb,
SWc、並びに各ノンインバータ端子とRC積分回
路の各コンデンサCa′,Cb′,Cc′との間に介装さ
れたノーマリオープンスイツチSWa′,SWb′,
SWc′とで構成され、そして第2の切換手段S2
である各スイツチSWa、SWb,SWc,SWa′,
SWb′,SWc′は、それぞれコンピユータBに接続
されて、制御信号Sig3により各スイツチが開放さ
れると、各アクテイブフイルタ4…4は、直列3
段のバツフア回路に切り替わり、また各スイツチ
が閉鎖されると、各アクテイブフイルタ4…4
は、直列3段のフイルタ回路に切り替るようにさ
れている。そして、直列3段構成の各バツフア回
路をフイルタ回路に切り換えるタイミングは、各
回路一斉に行われ、或いは計量ホツパWHのゲー
トの開閉や物品の投入等に伴う重量検出器1…1
の出力の動特性に応じて各段順次に行われる。
また、アクテイブフイルタ4…4が、フイルタ
として機能する時は、例えば、一段目が、応答が
早くてカツトオフ周波数特性が急峻なローパスフ
イルタとして、二段目が、応答が遅くてカツトオ
フ周波数特性が緩慢なローパスフイルタとして、
また三段目が、これらの中間の特性を備えたロー
パスフイルタとしてそれぞれ作用するように、各
抵抗やコンデンサの定数がそれぞれ設定されてい
る。
零点調整回路5…5は、第3図に示すように加
算増幅器で構成され、そのインバータ端子におい
ては、アクテイブフイルタ4…4の出力(第2図
に示すものでは、マルチプレクサ8の出力)と、
D/A変換器6の出力との電流加算が行われるよ
うに構成されている。そして、このD/A変換器
6からは、計量ホツパWHの初期荷重が相殺でき
る電圧が出力され、特に第2図のものでは、各計
量機の計量ホツパの初期荷重に対応する電圧が、
マルチプレクサ8の切り換えに同期してD/A変
換器6から出力されるように構成されている。
尚、上記零点調整回路5…5は、加算増幅回路2
…2とアクテイブフイルタ4…4との間に介装す
る態様でも良いし、また加算増幅回路2…2に付
設する態様でも良い。
第1,3図のA/D変換器7は、二重積分型
A/D変換器で構成され、その積分時間は、コン
ピユータBのソフトタイマで自由に変更できるよ
うにプログラムされている。そして、手動モード
において基準分銅が、計量ホツパWHに載荷さ
れ、図示しない操作ボードからスパン指令が与え
られると、コンピユータBは、その時のA/D変
換器7の出力値を読み取つてスパン量を算出し、
それが所定値となるように上記積分時間を調整し
て秤のスパンを調整するようにプログラムされて
いる。また、運転モードでは、設定タイミングで
スパン調整モードに切り換えられ、そのモードで
は、オフセツト検出の後に、前述の第1の切換手
段S1を制御して所定電圧レベルの信号を加算増
幅回路2…2に入力し、その時のA/D変換器7
の出力値を読み取つて、検出オフセツト量との差
であるスパン量を算出し、その値が所定値となる
ように上記積分時間を調整して秤のスパンを調整
するようにプログラムされている。
また、第2図に示すA/D変換器7′は、逐次
比較型のA/D変換器で構成され、またスパン調
整に際しては、その入力基準電圧をD/A変換器
10で制御することにより、各計量機のスパンが
調整されるように構成されている。
第1,3図の各コンピユータB…Bは、A/D
変換器7の出力値を設定サイクルで読み取つて、
それぞれの計量ホツパWHの安定・不安定の判別
や載荷・無載荷の判別を行うとともに、組合せ演
算用コンピユータ11の指令に基づいて、最新の
計量値をその安定・不安定のフラグとともに上記
コンピユータ11に転送するようにされ、さらに
は零点調整、スパン調整等も行うようにプログラ
ムされている。
一方、組合せ演算用コンピユータ11は、メイ
ンコンピユータ12の指令に基づいて、各計量機
のコンピユータBから計量値を入力し、入力した
計量値に基づいて組合せ演算を行い、設定許容範
囲内で目標重量値に最も近い組合せを求め、求め
た組合せに係る各計量機のコンピユータBに排出
指令を送信するようにプログラムされている。
また、排出指令を受信したコンピユータBは、
ドライバ13を介して、まず計量ホツパWHのゲ
ートを開放し、続いて設定タイミング遅れでプー
ルホツパPHを開放し、さらに設定タイミング遅
れで供給トラフFの電磁フイーダを駆動するよう
にプログラムされている。
第1図のメインコンピユータ12は、包装機P
と通信ラインで接続されて連動できるように構成
され、また操作ボードに設けられたコンピユータ
14とも光フアイバーの通信ラインで接続され
て、組合せ計量値や運転制御指令等が、交信でき
るようにされている。また、上記コンピユータ1
4は、CRTからなる表示部15とキー入力部1
6とに接続されて、表示メニユーとの対話方式に
よつて運転操作できるようにプログラムされてい
る。また、組合せ計量結果は、プリンタ17にも
出力されるように構成されている。一方、第2図
のメインコンピユータCは、第1図のコンピユー
タB,11,12の各機能を併せ備えるものであ
るが、各計量機の計量ホツパWH等の駆動等につ
いては、図示しないコンピユータで制御されるよ
うになつている。
以上の実施例は、高入力インピーダンス型差動
増幅器で加算増幅回路2…2を構成した態様であ
つたが、この増幅回路2…2については、第4,
5図に示すような態様も考慮される。即ち、第
4,5図に示す加算増幅回路2′は、重量検出器
1のブリツジ抵抗を入力抵抗とする演算増幅器
OPで構成され、そしてこの態様では、第4図の
第1の切換手段S1′が、重量検出器1と演算増
幅器OPとの間に介装されたノーマリクローズド
スイツチSW1,SW1と、演算増幅器OPのノン
インバータ端子とグランドとの間に介装されたノ
ーマリオープンスイツチSW2と、演算増幅器
OPのフイードバツク回路に介装されたノーマリ
オープンスイツチSW2′と、二種類の設定基準
電圧を出力する分圧回路D′の各分圧点と演算増
幅器OPの出力端との間に並列に介装されたノー
マリクローズドスイツチSW3′、並びにノーマ
リオープンスイツチSW4とから構成され、また
第5図の第1の切換手段S1′が、重量検出器1
と演算増幅器OPとの間に介装されたノーマリク
ローズドスイツチSW1,SW1と、その演算増
幅器OPのノンインバータ端子とグランドとの間
に介装されたノーマリオープンスイツチSW2
と、演算増幅器OPのフイードバツク回路に介装
されたノーマリオープンスイツチSW2′とで構
成されている。そして、第4図における計量モー
ドでは、コンピユータB,Cの制御信号Sig1,
Sig2により、スイツチSW1,SW1,SW3′が
閉じられ、スイツチSW2,SW2′,SW4が開
放されて、重量検出器1の出力のみが、演算増幅
器OPに入力され、またドリフト補正モードでは、
制御信号Sig1によりスイツチSW1,SW1が開
放され、スイツチSW2,SW2′が閉じられ、さ
らに第4図のものでは、制御信号Sig2によりス
イツチSW3′が閉じられ、スイツチSW4が開放
されて、A/D変換器の入力レベルを若干プラス
目に保持するためのバイアス電圧がバツフアアン
プ3aより出力される。これにより第4,5図の
演算増幅器OPは、設定バイアス電圧を入力とす
る反転増幅器となり、その演算増幅器OPに生ず
るオフセツト電圧が、設定増幅率−Rf/Riで増
幅されて出力され、同時に信号処理回路A,
A′からもオフセツト電圧が出力される。
尚、上記増幅率−Rf/Riは、計量モードにお
ける演算増幅器OPの増幅度と等しくされ、これ
により信号処理回路A,A′全体のオフセツト電
圧が等価的に検出できるようにされている。
一方、スパン調整モードでは、前述したオフセ
ツト量の検出の後に、第4図のスイツチSW1,
SW1,SW3′が開放され、スイツチSW2,SW
2′,SW4が閉じられて、スパンチエツクを行
うための設定基準電圧が、バツフアアンプ3aよ
り出力され、演算増幅器OPからは、それに対応
した設定基準電圧が出力されて、後述するスパン
調整が行われるようにされている。
一方、第5図のものでは、前述の基準電圧出力
回路3に換えて自己診断回路20が設けられ、こ
れにより重量検出器1…1の出力を入力とする計
量モードにおいても、信号処理回路A,A′のチ
エツクができるようにされている。
この自己診断回路20は、出願人が提出した特
願昭60−135437号の開示発明と同一構成とされて
おり、計量モードでは、コンピユータB,Cから
出力される制御信号Sig2′によりスイツチSW5,
SW5が閉じられ、スイツチSW6,SW6が開放
されて、重量検出器1の出力電圧Voと等しい電
圧が、その出力段の加算器ADから出力されるよ
うに構成され、また、自己診断モードでは、コン
ピユータB,Cから出力される制御信号Sig2′に
よりスイツチSW5,SW5が開放され、スイツ
チSW6,SW6が閉じられて、その出力段の加
算器ADからは、前記出力電圧Voに所定電圧を加
算した値が出力されるように構成されている。こ
れにより計量モードでは、スイツチSW1,SW
1が閉じられていることにより演算増幅器OPの
インバータ端子において、実質的に等しい値であ
る自己診断回路20の出力と重量検出器1の出力
端電圧Voとの加算が行われるが、演算増幅器OP
で差動増幅されるために、その出力端からは、重
量検出器1の出力に比例する重量信号のみが出力
される。また、自己診断モードでは、前記入力電
圧Voに一定電圧を加えた電圧が、自己診断回路
20から出力され、さらにこのモードの時も、ス
イツチSW1,SW1が閉じられていることによ
り、演算増幅器OPのインバータ端子において、
この出力電圧と重量検出器1の出力端電圧との加
算が行われる。しかし、演算増幅器OPで差動増
幅されるために、その出力端からは、重量検出器
1の重量信号に、自己診断回路20から出力され
る一定電圧を加えた電圧が出力され、これがスパ
ンチエツクを行う場合の設定基準電圧と同等に処
理されて、信号処理回路A,A′の自己診断が行
われる。
(実施例−作用) 第1〜3図の構成において、操作ボード上のキ
ー入力部16を操作して、特定の計量機の零点調
整を指令する。すると、コンピユータB,Cは、
この指令に基づいて対応する計量ホツパWHを駆
動して該ホツパを空にするとともに、第1の切換
手段S1とアクテイブフイルタ4とに制御信号
Sig1,Sig2,Sig3を出力して、第1の切換手段S
1を計量モードに、アクテイブフイルタ4をフイ
ルタ機能にそれぞれ設定する。すると重量検出器
1で検出された重量信号は、スイツチSW1,
SW1、加算増幅回路2、フイルタ回路4、零点
調整回路5、或いはフイルタ回路4からマルチプ
レクサ8、零点調整回路5、サンプルホールド回
路9を介してA/D変換器7,7′に入力され、
そこでデジタル値に変換されてコンピユータB,
Cに出力される。コンピユータB,Cは、この出
力値に基づいてD/A変換器6を操作し、特願昭
60−31339号に開示する手法でA/D変換器7,
7′の出力値をほぼ零に近いプラス目に調整して、
この時の値を零点として記憶する。続いて、コン
ピユータB,Cは、第1の切換手段S1とアクテ
イブフイルタ4とに制御信号Sig1,Sig2,Sig3を
出力して、第1の切換手段S1をドリフト補正モ
ードに、アクテイブフイルタ4をバツフア機能に
それぞれ設定して、加算増幅回路2の入力レベル
をグランドレベルに設定する。これにより信号処
理回路A,A′からは、その系全体のオフセツト
電圧が応答遅れなしに出力され、これがデジタル
値に変換されてコンピユータB,Cに入力され記
憶される。
これで対応する計量機の零点とオフセツト値の
それぞれの初期値が確定され、以後、運転中にお
ける計量ホツパWHの開閉サイクルの合間に行わ
れる補正モードにおいてオフセツト量が検出され
ると、その検出オフセツト量と前記初期値との偏
差が算出され、偏差が検出されれば、これがドリ
フト量となるので、上記零点にこの偏差を加減算
してドリフト補正が行われる。
一方、基準分銅を用いて計量機のスパンを決定
する時は、前述の零点調整の後に、計量ホツパ
WHに基準分銅を載荷してキー入力部16からス
パン指令を与える。すると、コンピユータB,C
は、第1の切換手段S1とアクテイブフイルタ4
とに制御信号Sig1,Sig2,Sig3を出力して、第1
の切換手段S1を計量モードに、アクテイブフイ
ルタ4をフイルタ機能にそれぞれ設定して、分銅
重量に相当するデジタル値をA/D変換器7,
7′から出力される。コンピユータB,Cは、こ
のデジタル値を入力し、これと前記零点との差か
らスパンを求め、これが所定値となるようにA/
D変換器7の積分時間、或いはD/A変換器10
によりA/D変換器7′の基準電圧を調整してス
パンを所定値に調整する。続いて、コンピユータ
B,Cは、第1の切換手段S1とアクテイブフイ
ルタ4とに制御信号Sig1,Sig2,Sig3を出力し
て、第1の切換手段S1をオフセツト検出モード
に、アクテイブフイルタ4をバツフア機能にそれ
ぞれ設定して、信号処理回路Aのオフセツト量を
検出する。続いて、アクテイブフイルタ4はその
ままにしておき、第1の切換手段S1に制御信号
Sig1,Sig2を出力して、スパン調整モードに切り
換える。すると、加算増幅回路2からは、基準分
銅によらない一定の設定基準電圧が出力され、こ
れが応答遅れ無しにA/D変換器7,7′でデジ
タル値に変換されてコンピユータB,Cに入力さ
れる。コンピユータB,Cは、このデジタル値と
前記オフセツト量とに基づいて設定基準電圧投入
時のスパン量を算出し、これをスパンに狂いが無
い時の基準値として記憶する。以後、運転モード
に戻されて、計量ホツパWHの開閉サイクルの合
間に行われるスパン調整モードにおいて、検出オ
フセツト量と設定基準電圧投入時の出力値との差
であるスパン量が検出されると、その検出スパン
量と前記基準値との偏差が算出され、偏差があれ
ば、スパンに狂いが生じているので、前述同様に
A/D変換器7の積分時間、或いはD/A変換器
10によりA/D変換器7′の基準電圧が調整さ
れて、信号処理回路系のスパン調整が行われる。
そして、このようなスパンチエツク、或いは前述
のドリフト補正は、応答遅れの無いバツフア回路
を介して行われるので、組合せ計量サイクルを乱
さずに瞬時に行われる。
以上、この発明の実施例を組合せ計量装置に適
用した場合について説明したが、この発明は、こ
の実施例に限定されるものではなく、例えば、電
子秤、自動秤量装置、計量コンベヤ等にも適用可
能である。そして、これらに適用される時は、第
1図に示す回路構成で、組合せ演算用コンピユー
タ11、メインコンピユータ12等が省略される
構成となる。また、これらの装置でも、ドリフト
補正やスパン調整等は、瞬時にできるので、通常
使用に際して何等の支障も来さずに、適宜なタイ
ミングで上記補正や調整を行うことができる。ま
た、アクテイブフイルタを1段、2段、4段とす
る態様が採用可能であり、さらにはそのバツフア
機能からフイルタ機能への切り換えも、計量ホツ
パ等の動作状態に応じて順次段階的に切り換える
態様も採用可能である。また、上記フイルタが、
バツフア機能側に設定されている時は、信号中に
含まれる高周波ノイズが、誤差となつて現れるこ
とがあるが、こうした場合は、例えば、第6図に
示すような、スイツチSW7,SW8の切り換え
でフイルタの応答特性が、緩急2段に切り換えら
れるようにしたローパスフイルタを、信号処理回
路の適宜な位置に挿入して、該フイルタが、バツ
フア機能側に設定された時は、上記ローパスフイ
ルタを応答遅れの少ない側に切り換えて、信号中
に含まれる高周波成分を減衰させるようにすると
効果的となる。また、信号中に重量検出器の固有
振動成分が含まれていると、補正モードから計量
モードへの切り換えの際の信号レベルが一定でな
くなり、これにより計量物を投入した際の重量信
号の立ち上がり時間にバラツキが生じて、計量安
定時間がランダムとなることがあるが、かかる場
合には、1段目のアクテイブフイルタをノツチフ
イルタで構成し、これで重量検出器の固有振動成
分のみを減衰させるようにして、補正モードから
計量モードへの切り換えの際の信号レベルをほぼ
一定にさせる等の態様も採用可能である。
(発明の効果) 以上、この発明によれば、増幅回路の前段に、
計量モードでは重量信号を入力し、補正モードで
は設定基準電圧を入力する第1の切換手段を設け
るとともに、上記増幅回路の後段に、フイルタ機
能とバツフア機能とに切り換え可能なアクテイブ
フイルタを設けて、補正モードでは、上記アクテ
イブフイルタを応答遅れの無いバツフア機能側に
切り換えるようにしたので、前記増幅回路から
A/D変換器に到るまでの信号処理回路系のオフ
セツト量が、計量物の載荷・無載荷を問わず瞬時
に検出でき、併せてそのオフセツト量の経時的変
化からそのドリフト量を補正することもできる。
したがつて、電子秤や組合せ計量装置において
は、計量物を常時載荷していても、ドリフトによ
る計量誤差は生ぜず、また、組合せ計量装置にお
いては、零点更新を行う特定の計量機を組合せか
ら除外する必要がなく、常に充分な台数の計量機
で組合せを行うことができる。加えて、そのドリ
フト補正が瞬時にできるので、電子秤において
は、計量動作の中断が問題とならず、また組合せ
計量装置においては、その動作サイクルに何等の
支障も来さないという効果がある。
また、上記補正モードでは、増幅回路からA/
D変換器に到るまでの信号処理回路系のスパン量
が、計量物の載荷・無載荷を問わず瞬時に検出で
き、さらに検出スパン量に狂いが生じていてもこ
れを直ちに補正することができるので、常に正確
な計量を保証することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1〜6図は、この発明の実施例の説明図で、
第1図は、各計量機にA/D変換器を搭載した組
合せ計量装置のブロツク図、第2図は、各計量機
の測定値を一つのA/D変換器に入力するように
した組合せ計量装置の要部ブロツク図、第3図
は、第1図の信号処理回路の一例を示す回路図、
第4図は、第1図の加算増幅回路の他の実施例を
示す回路図、第5図は、自己診断回路を備えてな
る加算増幅回路の実施例を示す回路図、第6図
は、フイルタの応答特性が、緩急2段に切り換え
られるようにしたローパスフイルタの回路図であ
る。 1……重量検出器、2……(加算)増幅回路、
4……アクテイブフイルタ、5……零点調整回
路、A……信号処理回路、20……自己診断回
路、S1……第1の切換手段、S2……第2の切
換手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 増幅回路と、その後段に接続されて信号中に
    含まれるノイズ成分を減衰させるアクテイブフイ
    ルタとを備えてなる信号処理回路を有する計量装
    置であつて、上記増幅回路の入力側に、計量モー
    ドでは重量信号を入力し、補正モードでは設定基
    準信号を入力する第1の切換手段を設けるととも
    に、上記アクテイブフイルタに、該フイルタをフ
    イルタ機能とバツフア機能とに切り換える第2の
    切換手段を設けて、補正モードでは、上記アクテ
    イブフイルタをバツフア機能に設定するようにし
    たことを特徴とする計量装置。 2 上記増幅回路が、高入力インピーダンス型差
    動増幅器であることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の計量装置。 3 上記アクテイブフイルタが、複数段からなる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の計
    量装置。 4 上記アクテイブフイルタが、ローパスフイル
    タからなることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項又は第3項記載の計量装置。 5 上記アクテイブフイルタが、ノツチフイルタ
    を含むことを特徴とする特許請求の範囲第1項又
    は第3項記載の計量装置。 6 上記設定基準信号が、オフセツト検出のため
    のグランドレベルと、スパン検出のための所定電
    圧レベルとに切り換え可能であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の計量装置。 7 上記信号処理回路が、重量検出器に付設され
    た風袋等の初期荷重を相殺する零点調整回路を備
    えてなることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の計量装置。 8 上記補正モードでは、グランドレベルの設定
    基準信号を入力して、上記信号処理回路のオフセ
    ツト量を検出し、その検出オフセツト量に基づい
    て信号処理回路のドリフトを補正するようにされ
    てなることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の計量装置。 9 上記補正モードでは、所定電圧レベルの設定
    基準信号を入力し、その入力信号に対応するデジ
    タル値に基づいて、秤としてのスパンを調整する
    ようにされてなることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の計量装置。 10 重量検出器の出力端電圧を入力し、計量モ
    ードでは入力電圧と等しい電圧を出力し、自己診
    断モードでは上記入力電圧に一定電圧を加えた電
    圧を出力する自己診断回路と、上記重量検出器か
    ら出力される信号と上記自己診断回路から出力さ
    れる電圧とを加算する加算増幅回路と、その後段
    に接続されて重量信号に含まれるノイズ成分を減
    衰させるアクテイブフイルタとを備えてなる信号
    処理回路を有する計量装置であつて、上記加算増
    幅回路の入力側に、計量モードでは重量信号を入
    力し、補正モードでは設定基準信号を入力する第
    1の切換手段を設けるとともに、上記アクテイブ
    フイルタに、該フイルタをフイルタ機能とバツフ
    ア機能とに切り換える第2の切換手段を設けて、
    補正モードでは、上記アクテイブフイルタをバツ
    フア機能に設定するようにしたことを特徴とする
    計量装置。 11 上記アクテイブフイルタが、複数段からな
    ることを特徴とする特許請求の範囲第10項記載
    の計量装置。 12 上記アクテイブフイルタが、ローパスフイ
    ルタからなることを特徴とする特許請求の範囲第
    10項又は第11項記載の計量装置。 13 上記アクテイブフイルタが、ノツチフイル
    タを含むことを特徴とする特許請求の範囲第10
    項又は第11項記載の計量装置。 14 上記信号処理回路が、重量検出器に付設さ
    れた風袋等の初期荷重を相殺する零点調整回路を
    備えてなることを特徴とする特許請求の範囲第1
    0項記載の計量装置。 15 上記補正モードでは、グランドレベルの設
    定基準信号を入力して、上記信号処理回路のオフ
    セツト量を検出し、その検出オフセツト量に基づ
    いて信号処理回路のドリフトを補正するようにさ
    れてなることを特徴とする特許請求の範囲第10
    項記載の計量装置。
JP60258379A 1985-09-24 1985-11-18 計量装置 Granted JPS62118219A (ja)

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