JPH0568941B2 - - Google Patents

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JPH0568941B2
JPH0568941B2 JP60231833A JP23183385A JPH0568941B2 JP H0568941 B2 JPH0568941 B2 JP H0568941B2 JP 60231833 A JP60231833 A JP 60231833A JP 23183385 A JP23183385 A JP 23183385A JP H0568941 B2 JPH0568941 B2 JP H0568941B2
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JP
Japan
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plate
permanent magnets
shaped
permanent magnet
voice coil
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JP60231833A
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JPS6292757A (ja
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Shinichi Hayashi
Kenji Nishikida
Koji Ootani
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Proterial Ltd
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Special Metals Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、磁気デイスク等の磁気記録媒体に
磁気ヘツドを位置決めするヘツド位置決め装置
等、各種アクチユエータとして多用されるボイス
コイルモータの改良に係り、特に可動コイルを配
置する空隙内の磁束密度の均一範囲を広げること
により小型化を可能としたボイスコイルモータに
関する。
(従来の技術) アクチユエータとして使用されるボイスコイル
モータとして第8図に示すような構成が知られて
いる。すなわち、空隙1をおいて対向する一対の
板状継鉄2a,2bの各対向面に異磁極(N、S
極)を並べて一対の板状永久磁石3a,3a′およ
び3b,3b′を配置する。これら板永久磁石3
a,3′および3b,3b′は互いに空隙1を介し
て異磁極を対向配置して磁界を形成し、該空隙1
内に配置する四辺形の偏平状可動コイル4を図中
矢印方向に直線移動させる。5は板状継鉄2a,
2bを所定空隙1をおいて支持する非磁性支持部
材である。
(発明が解決しようとする問題点) このような構成において空隙1内に形成される
磁界は、通常第10図に示すような波状の磁束分
布となり、可動コイル4の可動範囲(以下、コイ
ルストローク)は、それぞれ最高磁束密度の90〜
95%程度の磁束密度を有する範囲(図中Lにて示
す)に限定される。
また、可動コイル4のコイルピツチ(W)も並列す
る板状永久磁石の各中心距離と略同程度にする必
要がある。
第9図において磁束密度分布の状況をさらに詳
細に説明すると、理想的には矩形波状の磁束密度
分布が望ましいが、第8図の構成では第9図の破
線イで示す如く極性が変化する部分における立上
がりがゆるやかな曲線となり均一磁界の範囲を狭
め、それに伴い可動コイル4のコイルストローク
を短くする。
第8図においては並列する一対の板状永久磁石
3aと3a′、および3bと3b′間に間隙6をおい
て配置する構成を示したが、これら間隙6を零と
した場合も第9図の二点鎖線ロで示す磁束密度分
布を示し、上記と同様な問題を有している。すな
わち、均一磁界の範囲が狭いため小型化が困難で
あり、必要なコイルストロークを得るためには可
動コイルのコイルピツチ(W)を広くすることとな
り、可動コイルの軽量化を損なうだけでなく、コ
イル発熱を考慮すると望ましい構成とは言い難い
ものがあつた。
本発明は上記問題点を解決し、可動コイルを配
置する空隙内の磁束密度の均一範囲を広げること
により、小型化を達成するボイスコイルモータの
提供を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、その実施例図面第1〜7図に示す如
く、空隙1をおいて対向する板状継鉄2の少なく
とも一方の対向面に異磁極を並べて板状永久磁石
3を配置し、前記空隙1内に可動コイル4を配置
してなる磁気回路のボイスコイルモータを改良し
たもので、第1図〜第5図に示す発明は、前記板
状永久磁石3の間に、該板状永久磁石の磁化方向
と直角方向に磁化された補助永久磁石7が配置さ
れる。
第6図に示す発明は、前記板状永久磁石3の間
および可動コイル移動方向の両端に、該永久磁石
の磁化方向と直角方向に磁化された補助永久磁石
7が配置される。
第7図に示す発明は、前記板状永久磁石3の間
および可動コイル移動方向の両端並びに可動コイ
ル移動方向の直角の両端に、該永久磁石の磁化方
向と直角方向に磁化された補助永久磁石7を配置
する例である。
本発明において補助永久磁石7の形状、材質、
磁気特性等は板状永久磁石の形状、材質、磁気特
性および空隙寸法等を考慮して選定するものとす
る。
(作用) 上記構成のボイスコイルモータは、空隙1内の
磁束密度分布が第9図に実線ハで示す如く、理想
とする矩形波状に近づき、均一磁界の範囲が拡大
する。このように均一磁界の範囲が拡大されるこ
とにより、可動コイルのコイルストロークを長く
することが可能となり、また従来のボイスコイル
モータと同一コイルストロークを得る場合には小
型化を達成することができ、さらに可動コイルの
コイルピツチ(W)(第1図ロ参照)を小さくするこ
とも可能なため、実質的に磁界外に位置するコイ
ル部分を短くでき、コイルの発熱量を低減するこ
とができる。
また、補助永久磁石7を板状永久磁石3の可動
コイル移動方向の両端に設けることにより、均一
磁界の範囲を一層拡大することができる。
さらに、補助永久磁石7を板状永久磁石3の可
動コイル移動方向の両端および可動コイル移動方
向と直角方向の両端に設けることにより、均一磁
界の範囲の拡大とともに、磁界強度を向上するこ
とができる。
(実施例) 第1図イ,ロは本発明の一実施例を示すもの
で、一対の板状継鉄2a,2bを空隙1をおいて
対向させ、各対向面に異磁極(N、S極)を並べ
て各一対の板状永久磁石3a,3a′および3b,
3b′を配置する。これらの板状永久磁石3a,3
a′および3b,3b′は互いに空隙1を介して異磁
極を対向配置するとともに、各々並列配置する板
状永久磁石3a,3a′間に補助永久磁石7aを、
板状永久磁石3b,3b′間に補助永久磁石7bを
配置する。ここで、各板状永久磁石は図中垂直方
向に磁化されているのに対し、補助永久磁石はそ
れと直角の方向、すなわち図中水平方向に磁化さ
れる。また板状永久磁石3aの空隙と対向する面
(上面)の磁極と該板状永久磁石の端面に当接す
る補助永久磁石の当接面の磁極を同一とする。例
えば第1図イにおいて、板状永久磁石3aの空隙
と対向する面の磁極はS極であり、該板状永久磁
石3aの端面に当接する補助永久磁石7aの当接
面磁極もS極である。
4は空隙1内に配置され図中矢印方向に移動す
る四辺形の偏平状可動コイルであり、また5は板
状継鉄2a,2bを支持する非磁性支持部材であ
る。
第2図〜第5図は本発明の他の実施例を示すも
ので、何れも第1図のボイスコイルモータと同様
な作用、効果を有する。
第2図のボイスコイルモータは、第1図で説明
した本発明のボイスコイルモータを多段に積層一
体化した構成で、空隙1内に配置された可動コイ
ル4a,4bが、それぞれ独立して図中矢印方向
に直線移動する。
なお2a,2b,2cは板状継鉄、3a,3
a′,3b,3b′,3c,3c′および3d,3d′は
板状永久磁石7a,7b,7cおよび7dは補助
永久磁石である。
第3図のボイスコイルモータは、空隙1をおい
て対向する一対の板状継鉄2a,2bの一方の対
向面にのみ板状永久磁石3a,3a′と補助永久磁
石7aを配置した構成を示す。この構成では、一
対の板状継鉄2a,2bは効率的な磁路を形成す
るため垂直継鉄2cにより磁気的に一体結合して
いる。
第4図のボイスコイルモータは、可動コイル4
のコイルストロークが長い場合の構成を示すもの
で、空隙1をおいて対向する一対の板状継鉄2
a,2bの各対向面に、それぞれ補助永久磁石7
a,7bを介して多数の板状永久磁石3a,3b
(図示例では各対向面に3個の補助永久磁石と4
個の板状永久磁石)を並列配置したものである。
第5図イ,ロのボイスコイルモータは、可動コ
イル4が空隙1内にて図中矢印方向に揺動する、
いわゆるロータリータイプのボイスコイルモータ
を示し、一対の板状継鉄2a,2bの各対向面に
扇形の板状永久磁石3a,3a′および3b,3
b′を配置するとともに、該各永久磁石間に補助永
久磁石7a,7bを配置する。なお、8,8は一
対の板状継鉄2a,2bを所要空隙1をおいて支
持する非磁性支持部材である。
これら第2図〜第6図に示す何れのボイスコイ
ルモータの構成においても、並列配置する板状永
久磁石と補助永久磁石との磁化方向および極性
は、第1図に示す実施例と同様である。
また、第6図のボイスコイルモータは、前記第
1図で説明した本発明ボイスコイルモータにおい
て、板状永久磁石3a,3a′,3b,3b′の間と
可動コイル移動方向の両端に、該板状永久磁石の
磁化方向と直角方向に磁化された補助永久磁石7
a,7b,71,71を配置して、均一磁界範囲を
さらに拡大した例である。
第7図のボイスコイルモータ(図においては磁
石配置のみを示す)は、前記第1図で説明した本
発明ボイスコイルモータにおいて、板状永久磁石
3a,3a′の間と可動コイル移動方向の両端、さ
らに板状永久磁石3a,3a′の可動コイル移動方
向と直角方向の両端にも、該板状永久磁石3a,
3a′の磁化方向と直角方向に磁化された補助永久
磁石7a,71,71,72,72,72,72を配置
することにより、均一磁界範囲の一層の拡大とと
もに磁界強度の向上をはかつた例である。
(発明の効果) 以上に説明したように、本発明のボイスコイル
モータは、特に可動コイルを配置する空隙内の磁
束密度の均一範囲を広げることにより、小型化が
可能という所期の目的を完全に達成するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図イ,ロは本発明のボイスコイルモータの
一例の要部を模式的に示す正面図および平面図。
第2図ないし第4図および第6図は本発明のボイ
スコイルモータの他の実施例で何れも要部を模式
的に示す正面図。第5図イ,ロも本発明のボイス
コイルモータの一実施例で、要部を模式的に示す
正面図と平面図。第7図も本発明のボイスコイル
モータの他の実施例で、要部を模式的に示す平面
図。第8図は従来のボイスコイルモータの一例の
要部を模式的に示す正面図。第9図はボイスコイ
ルモータの磁気回路の空隙内の磁束密度分布曲
線。第10図はボイスコイルモータの磁気回路の
空隙内の磁界を示す曲線である。 1:空隙、2:板状継鉄、3:板状永久磁石、
4:可動コイル、7,71,72:補助永久磁石。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 空隙をおいて対向する板状継鉄の少なくとも
    一方の対向面に異磁極を並べて配置する板状永久
    磁石の間に、該板状永久磁石の磁化方向と直角方
    向に磁化された補助永久磁石を配置し、前記空隙
    内に可動コイルを配置してなる磁気回路を有する
    ことを特徴とするボイスコイルモータ。 2 空隙をおいて対向する板状継鉄の少なくとも
    一方の対向面に異磁極を並べて配置する板状永久
    磁石の間および可動コイル移動方向の両端に、該
    板状永久磁石の磁化方向と直角方向に磁化された
    補助永久磁石を配置し、前記空隙内に可動コイル
    を配置してなる磁気回路を有することを特徴とす
    るボイスコイルモータ。 3 空隙をおいて対向する板状継鉄の少なくとも
    一方の対向面に異磁極を並べて配置する板状永久
    磁石の間および可動コイル移動方向の両端並びに
    可動コイル移動方向と直角方向の両端に、該板状
    永久磁石の磁化方向と直角方向に磁化された補助
    永久磁石を配置し、前記空隙内に可動コイルを配
    置してなる磁気回路を有することを特徴とするボ
    イスコイルモータ。
JP23183385A 1985-10-16 1985-10-16 ボイスコイルモ−タ Granted JPS6292757A (ja)

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