JPH0568679U - メモホルダー - Google Patents

メモホルダー

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JPH0568679U
JPH0568679U JP8867591U JP8867591U JPH0568679U JP H0568679 U JPH0568679 U JP H0568679U JP 8867591 U JP8867591 U JP 8867591U JP 8867591 U JP8867591 U JP 8867591U JP H0568679 U JPH0568679 U JP H0568679U
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JP
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polyurethane elastomer
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JP8867591U
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健次郎 西川
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丸二化成株式会社
健次郎 西川
西川 達雄
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Abstract

(57)【要約】 【目的】危険性がなく、簡単にメモを止着することがで
き、所望の箇所に設置できるメモホルダーを提供する。 【構成】常温において持続的高粘着性を有する非汚染性
の軟質ポリウレタンエラストマーシート1の表面をメモ
2の止着面とするメモホルダー。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、各種のメモ、伝言、伝票などを机上、壁面など目につきやすい箇 所において止着しておくことができるメモホルダーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
メモホルダーとしては、メモを突き刺し可能な針状突起を立設した机上設置タ イプ、磁力によって金属面にメモを押さえ付けて保持するマグネットタイプなど が知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
針状突起を立設した机上設置タイプは、人体を傷付ける恐れがある。また、マ グネットで押さえ付けるタイプは、金属面にのみ使用可能であり、止着対象が限 られる難点があり、また、メモの枚数が多い場合、磁力不足によって脱落する恐 れがあった。
【0004】 そこで、この考案の目的とするところは、危険性がなく、適当な箇所に容易に 止着可能であり、メモの保持能力も高いメモホルダーを提供することを目的とす る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案のメモホルダーは、常温において持続的高粘着性を有する非汚染性の 軟質ポリウレタンエラストマーシートを用いたことを特徴としている。すなわち 、通常の接着剤、粘着剤を利用するのではなく、高粘着性を有しており、メモな どを端面でも止着可能であるとともに、この粘着力に抗してシート状物を剥がし た場合、シート状物の端面が剥離したり、あるいは粘着物がシート状物の端面に 移行したりしない止着剤としてポリウレタンエラストマーにその適用可能性を見 出し、本考案をなすに至ったものである。
【0006】 すなわち、ポリウレタンエラストマーは、その物性がきわめて多岐にわたって いるが、その中から、常温において持続的高粘着性を有し、しかもごみ等が付着 した場合、水拭きすることによって簡単にこれを取り除くことができ、粘着性が 阻害されない非汚染性であり、しかも比較的柔軟性に富んだ軟質のポリウレタン エラストマーが、メモなどをその端面でも取り外し可能に止着できる止着剤とし て最適であることを見出だしたのである。
【0007】 常温において持続的高粘着性を有する非汚染性の軟質ポリウレタンエラストマ ーシートをメモホルダーとした場合、裏面の粘着力を利用してそのままあらゆる 材質の対象物に被着することができるので、表面側をメモの止着面として利用す る。メモは端面で止着しても良く、勿論平面的に止着しても良い。
【0008】 ポリウレタンエラストマーシートの表面に長手方向および幅方向において無数 の突起を突設するとメモを端面で止着する場合に好適である。
【0009】 ポリウレタンエラストマーシート単体でメモホルダーを構成する以外に、シー ト状物に担持して、このシート状物の裏面に付着した接着剤あるいは粘着剤で所 望箇所に取り付けるようにすることもできる。また、机上に設置するためのケー スを設け、このケースから上面が突出する状態で収納しておき非使用時には蓋を しておくようにしても良い。
【0010】 シート状物あるいはケースを使用して、裏面の粘着剤で止着する場合、ポリウ レタンエラストマーを使用することもできる。
【0011】 ポリウレタンエラストマーシートの成形時、磁性粉体を含有させることによっ て金属面への付着力を高めることもできる。
【0012】 シート状物あるいはケースを使用する場合、これらに磁性粉体を含有させるこ とによって金属面への付着を可能にすることもできる。
【0013】 突起付きのポリウレタンエラストマーシートは、例えばシリコン型にポリウレ タンエラストマー原液を流し込み成形することによって簡単に得られる。ポリウ レタンエラストマーの粘着力としては、180度剥離力において450g/cm 以上、90度剥離力において115g/cm以上が望ましく、硬度としては10 度未満の柔軟性が望まれる。
【0014】 突起の配列状態としては、できるだけシート状物の端面が接触しやすい配列が 望まれるが、シート長手方向の配列状態において互いに隣接する突起間において シート幅方向にわずかな振れを持たせて無数に突設すれば好ましい接着状態が得 られる。突起は、基部が太く、先端に向かって細くなる立体形状とすることが望 まれる。
【0015】
【作用】
上記のように、常温において持続的高粘着性を有し、しかもごみ等が付着した 場合、水拭きすることによって簡単にこれを取り除くことができ、乾燥すれば粘 着性を回復する非汚染性で、比較的柔軟性に富んだ軟質のポリウレタンエラスト マーを各種メモのホルダーとして採用した場合、危険性がなく簡単に各種のメモ を端面であるいは平面的に圧着するだけで保持可能となる。しかも通常の接着剤 、粘着剤を使用したものと異なり、必要に応じて簡単に取り外すこともでき、粘 着物がメモ側に移ることもない。
【0016】 ポリウレタンエラストマーシート単体で構成した場合、そのまま裏面において 各種対象部に止着できる。
【0017】 磁性粉体をポリウレタンエラストマーシートあるいはその担体に含有させれば 金属面に対する止着力が高まる。
【0018】
【実施例】
以下、添附図面に示した実施例について説明する。図1は、この考案に係るメ モホルダーの一実施例を示す断面図で、1はポリウレタンエラストマーシートで あり、この例ではポリウレタンエラストマーシート単体でメモホルダーを構成し ており、2は平面接着されたメモである。図2は、このメモホルダーを机3上に 設置した状態を示している。
【0019】 図3は、ポリウレタンエラストマーシート1の表面に無数の突起4を形成したメ モホルダーで、図示の通り、メモ2を端面接着しておく場合に好適である。
【0020】 このポリウレタンエラストマーシート1は、シリコン型にポリウレタンエラス トマー原液を流し込み成形したもので、シート成形状態において、180度剥離 力が450 g/cm以上、90度剥離力が115 g/cm以上、硬度10度未満であ ることが望ましい。
【0021】 突起を形成する場合、突起の配列状態としては、できるだけメモの端面が接触 しやすい配列が望まれるが、シート長手方向の配列状態において互いに隣接する 突起間においてシート幅方向にわずかな振れを持たせて無数に突設すれば好まし い接着状態が得られる。突起形状を略角錐台状の立体形状としたのは突起端部の 倒れ込みを極力防止するためであり、その他円錐台形状など各種立体形状の採用 が可能である。
【0022】 使用するポリウレタンエラストマーは、各種ポリオールとイソシアネートの配 合比率によって粘着性が異なるが、いずれにしても通常のポリウレタンエラスト マーの配合系とは異なり、ポリオール過多の反応系において、目的とする好まし い粘着性が得られる成分および配合比率を採るものである。その選定に当たって は、粘着性は勿論、紙汚れが発生し難い成分、透明性、無黄変、耐久性、等の要 素を勘案して選定する。また、ポリウレタンエラストマーの成形にあたっては、 適宜硬化剤、架橋剤を併用して反応を促進することもでき、また、ワンショット 法、プレポリマー法のいずれも採用可能である。
【0023】
【考案の効果】
以上詳述したところから明らかな通り、この考案のメモホルダーは、各種のメ モ、伝票、伝言などを、ポリウレタンエラストマーシートに圧着するだけで止着 することができ、また、必要に応じて引っ張れば簡単に取り外すことができるの で、長期に渡って安全に使用が可能である。
【0024】 設置場所としては机上、壁面など対象を問わず、適宜所望箇所に設置すること ができ、メモホルダーとして最適の物を提供し得たのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るメモホルダーの一実施例を示す
斜視図、
【図2】同メモホルダーを机上に設置した状態を示す斜
視図、
【図3】同メモホルダーの他実施例を示す断面図。
【符号の説明】
1……ポリウレタンエラストマーシート 2……メモ 3……机 4……突起

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 常温において持続的高粘着性を有する非
    汚染性の軟質ポリウレタンエラストマーシートからなる
    メモホルダー。
  2. 【請求項2】 ポリウレタンエラストマーシートの表面
    に長手方向および幅方向において無数の突起が突設され
    ている請求項1記載のメモホルダー。
  3. 【請求項3】 ポリウレタンエラストマーがシート状物
    に担持され、シート状物裏面に付着した接着剤あるいは
    粘着剤で所望箇所への取り付けを可能にした請求項1ま
    たは2記載のメモホルダー。
  4. 【請求項4】 ポリウレタンエラストマーシートに磁性
    粉体を含有させてなる請求項1または2記載のメモホル
    ダー。
  5. 【請求項5】 シート状物に磁性を付与してなる請求項
    3記載のメモホルダー。
JP1991088675U 1991-10-29 1991-10-29 メモホルダー Expired - Lifetime JP2549888Y2 (ja)

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JPH0568679U true JPH0568679U (ja) 1993-09-17
JP2549888Y2 JP2549888Y2 (ja) 1997-10-08

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ID=13949404

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0276079U (ja) * 1988-11-28 1990-06-11
JPH02310097A (ja) * 1989-05-24 1990-12-25 Tootaru Wan:Kk 紙葉の留め具

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0276079U (ja) * 1988-11-28 1990-06-11
JPH02310097A (ja) * 1989-05-24 1990-12-25 Tootaru Wan:Kk 紙葉の留め具

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