JPH056797Y2 - - Google Patents
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- JPH056797Y2 JPH056797Y2 JP7711385U JP7711385U JPH056797Y2 JP H056797 Y2 JPH056797 Y2 JP H056797Y2 JP 7711385 U JP7711385 U JP 7711385U JP 7711385 U JP7711385 U JP 7711385U JP H056797 Y2 JPH056797 Y2 JP H056797Y2
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Landscapes
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
- External Artificial Organs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(ア) 産業上の利用分野
本考案は、多種類の医療用具の無菌試験を、一
度に実施する事ができる培地送液回路に関する。
度に実施する事ができる培地送液回路に関する。
(イ) 従来の技術
現在、デイスポーザブルの医療用具として、主
に輸血セツト、輸液セツト、輸液バツグ、血液バ
ツグ、留置針、カテーテル、人工腎臓の透析器、
血漿分離交換装置、血液回路等が種々使用されて
いる。これらは、いずれも製品として出荷する以
前に、厳密な無菌試験を実施しているが、それぞ
れ形状、構造が異なるために、それぞれ別々の方
法で、一種類ずつ実施しているのが通常である。
に輸血セツト、輸液セツト、輸液バツグ、血液バ
ツグ、留置針、カテーテル、人工腎臓の透析器、
血漿分離交換装置、血液回路等が種々使用されて
いる。これらは、いずれも製品として出荷する以
前に、厳密な無菌試験を実施しているが、それぞ
れ形状、構造が異なるために、それぞれ別々の方
法で、一種類ずつ実施しているのが通常である。
例えば、針を有する医療用具の場合、フラス
コ、薬液ボトル等に、所定濃度に調整した培地
を、針により直接吸引して、導入していた。
コ、薬液ボトル等に、所定濃度に調整した培地
を、針により直接吸引して、導入していた。
一方、針を有しない医療用具の場合、一部断片
を切除して、所定濃度に調整した培地中に浸した
り、また内部に液体が封入されている医療用具で
は、中の液体を排出し、内部を洗浄液で洗浄し
て、該洗浄液を培地中に入れて、所定の濃度に調
整したのち無菌試験を実施していた。
を切除して、所定濃度に調整した培地中に浸した
り、また内部に液体が封入されている医療用具で
は、中の液体を排出し、内部を洗浄液で洗浄し
て、該洗浄液を培地中に入れて、所定の濃度に調
整したのち無菌試験を実施していた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
しかしながら、これらの方法では、各医療用具
(以下検体と略記する。)との種類に応じて、それ
に対応した、培地の導入方法を、各々実施しなけ
ればならないので、操作に手間がかかるばかり
か、培地の導入時に、空気と接つしているので、
雑菌が混入したりする危険性があり、均一な試験
結果が得られない場合があつた。
(以下検体と略記する。)との種類に応じて、それ
に対応した、培地の導入方法を、各々実施しなけ
ればならないので、操作に手間がかかるばかり
か、培地の導入時に、空気と接つしているので、
雑菌が混入したりする危険性があり、均一な試験
結果が得られない場合があつた。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本考案は、培地送液回路のポンプセグメントに
検体接続用のコネクターおよび穿刺用栓を取付た
複数の検体接続チユーブと通気フイルターおよび
培地吸引菅を取付た培地導入チユーブを形成した
ものである。
検体接続用のコネクターおよび穿刺用栓を取付た
複数の検体接続チユーブと通気フイルターおよび
培地吸引菅を取付た培地導入チユーブを形成した
ものである。
(ホ) 作用
以上のように、種々の検体を検体接続用のコネ
クターおよび穿刺用栓を適宜選択して、一度に接
続でき、培地導入チユーブより培地を培地送液回
路中に導びいて、検体中に導入し、無菌試験を一
度に行なうことができるものである。
クターおよび穿刺用栓を適宜選択して、一度に接
続でき、培地導入チユーブより培地を培地送液回
路中に導びいて、検体中に導入し、無菌試験を一
度に行なうことができるものである。
(ヘ) 実施例
本考案の実施例を図面に従つて説明する。第1
図は、培地送液回路の使用状態図である。
図は、培地送液回路の使用状態図である。
培地送液回路1は、肉厚で大径のチユーブで形
成されたポンプセグメント2をメインチユーブと
して、これの一端に、先端に検体接続用コネクタ
ー3と針の穿刺用栓4を、クランプ5を介して取
付、Y字管14を用いて複数に分岐して形成され
た検体接続用チユーブ6と、他方の一端に三方活
栓7を介して、通気フイルター8とガラス製の培
地吸引管9を取りつけた培地導入チューブ10を
取付たものである。
成されたポンプセグメント2をメインチユーブと
して、これの一端に、先端に検体接続用コネクタ
ー3と針の穿刺用栓4を、クランプ5を介して取
付、Y字管14を用いて複数に分岐して形成され
た検体接続用チユーブ6と、他方の一端に三方活
栓7を介して、通気フイルター8とガラス製の培
地吸引管9を取りつけた培地導入チューブ10を
取付たものである。
本考案の使用については、次の通りである。検
体接続用コネクター3には、該コネクター3と直
接できるコネクター部材を有するカテーテル、人
工腎臓の透析器、血漿分離交換装置、血液回路等
の検体を接続し、一方、穿刺用栓4には、該穿刺
用栓4に穿刺可能な針部材、例えば、金属針、プ
ラスチツク製の瓶針を有する輸血セツト、輸液セ
ツト、輸液バツグ、血液バツグ、留置針等を取付
る。検体接続用のコネクター3は、通常使用され
ているものでよく、検体のコネクター部材に適合
するように形成される。検体のコネクター部材が
オス形状ならば、メス形状に形成されるし、検体
のコネクター部材がメス形状ならばオス形状に形
成される。
体接続用コネクター3には、該コネクター3と直
接できるコネクター部材を有するカテーテル、人
工腎臓の透析器、血漿分離交換装置、血液回路等
の検体を接続し、一方、穿刺用栓4には、該穿刺
用栓4に穿刺可能な針部材、例えば、金属針、プ
ラスチツク製の瓶針を有する輸血セツト、輸液セ
ツト、輸液バツグ、血液バツグ、留置針等を取付
る。検体接続用のコネクター3は、通常使用され
ているものでよく、検体のコネクター部材に適合
するように形成される。検体のコネクター部材が
オス形状ならば、メス形状に形成されるし、検体
のコネクター部材がメス形状ならばオス形状に形
成される。
一方、穿刺用栓4は、血液回路に使用されてい
るシリコーンゴム栓を内在した混注ゴムボタンが
使用される。
るシリコーンゴム栓を内在した混注ゴムボタンが
使用される。
次に培地吸引管9を、所定濃度に調整した培地
の入つた薬液ボトル12中に置いて、三方活栓7
を、培地吸引管9、通気フイルター8、ポンプセ
グメント2が互いに通気するように、開放した
後、送液ポンプ13を始動させる。薬液ボトル1
2中の培地は、培地吸引管9を経て培地導入チユ
ーブ10、ポンプセグメント2を経て検体接続用
チユーブ6内へ導入される。
の入つた薬液ボトル12中に置いて、三方活栓7
を、培地吸引管9、通気フイルター8、ポンプセ
グメント2が互いに通気するように、開放した
後、送液ポンプ13を始動させる。薬液ボトル1
2中の培地は、培地吸引管9を経て培地導入チユ
ーブ10、ポンプセグメント2を経て検体接続用
チユーブ6内へ導入される。
三方活栓7を使用しない場合は、Y字管を使用
し、これと培地吸引管9と通気フイルター8の間
にそれぞれ、クランプを取付て、培地の吸引量お
よび培地吸引管9、通気フイルター8、ポンプセ
グメント2の通気加減を調節する。
し、これと培地吸引管9と通気フイルター8の間
にそれぞれ、クランプを取付て、培地の吸引量お
よび培地吸引管9、通気フイルター8、ポンプセ
グメント2の通気加減を調節する。
検体接続用チユーブ6内へ導入された培地は、
次のようにして、検体接続用コネクター3と針の
穿刺用栓4に接続された検体内部へ導入される。
次のようにして、検体接続用コネクター3と針の
穿刺用栓4に接続された検体内部へ導入される。
クランプ5を開放した状態で、検体接続用コネ
クター3と接続されたカテーテル、人工腎臓の透
析器、血漿分離交換装置、血液回路等の検体内部
にすみやかに、培地を導入した後、クランプ5を
閉じて、検体接続用チユーブ6の培地通路を一部
または完全に閉塞すると、培地は、穿刺用栓4に
刺通された金属針、プラスチツク製の瓶針を有す
る輸血セツト、輸液セツト、輸液バツグ、血液バ
ツグ、留置針等の検体内部へ導入される。
クター3と接続されたカテーテル、人工腎臓の透
析器、血漿分離交換装置、血液回路等の検体内部
にすみやかに、培地を導入した後、クランプ5を
閉じて、検体接続用チユーブ6の培地通路を一部
または完全に閉塞すると、培地は、穿刺用栓4に
刺通された金属針、プラスチツク製の瓶針を有す
る輸血セツト、輸液セツト、輸液バツグ、血液バ
ツグ、留置針等の検体内部へ導入される。
この時、通気フイルター8を介して、培地送液
回路1中の空気が、外気と通じているために培地
は培地送液回路1中に滞留することなく、すみや
かに、検体内部へ導入されることになる。通気フ
イルター8の材質は、空気は通すが、空気中の雑
菌は、通さないものを使用する。
回路1中の空気が、外気と通じているために培地
は培地送液回路1中に滞留することなく、すみや
かに、検体内部へ導入されることになる。通気フ
イルター8の材質は、空気は通すが、空気中の雑
菌は、通さないものを使用する。
使用しない時は、通気フイルター8、培地吸引
管9、検体接続用コネクター3、穿刺用栓4をア
ルミホイル等でカバーして保管する。
管9、検体接続用コネクター3、穿刺用栓4をア
ルミホイル等でカバーして保管する。
(ト) 効果
以上のように本考案によれば、
(a) 形状、構造の異なる検体(医療用具)を一度
に取付て、同時に培地を移送できるので、培地
の導入操作が簡単であるばかりか、能率よく無
菌試験を実施することができる。
に取付て、同時に培地を移送できるので、培地
の導入操作が簡単であるばかりか、能率よく無
菌試験を実施することができる。
(b) 空気中の雑菌が混入しないように、培地の導
入操作を行なうので、正確で画一的な無菌試験
を実施することができる。
入操作を行なうので、正確で画一的な無菌試験
を実施することができる。
(c) 一度使用した後、回路中の洗浄と滅菌を充分
に行なえばくりかえし使用できるので、準備作
業が簡略化できる。
に行なえばくりかえし使用できるので、準備作
業が簡略化できる。
等の効果を有する実用的に優れた考案である。
第1図は、本考案の実施例を示す。
図中1は培地送液回路、2はポンプセグメン
ト、3は検体接続用コネクター、4は穿刺用栓、
5はクランプ、6は検体接続用チユーブ、7は三
方活栓、8は通気フイルター、9は培地吸引管、
10は培地導入チユーブ、12は薬液ボトル、1
3は送液ポンプを示す。
ト、3は検体接続用コネクター、4は穿刺用栓、
5はクランプ、6は検体接続用チユーブ、7は三
方活栓、8は通気フイルター、9は培地吸引管、
10は培地導入チユーブ、12は薬液ボトル、1
3は送液ポンプを示す。
Claims (1)
- ポンプセグメントに、検体接続用コネクターお
よび穿刺用栓を取付た検体接続チユーブと通気フ
イルターおよび培地吸引菅を取りつけた培地導入
チユーブを形成したことを特徴とする培地送液回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7711385U JPH056797Y2 (ja) | 1985-05-25 | 1985-05-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7711385U JPH056797Y2 (ja) | 1985-05-25 | 1985-05-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61193800U JPS61193800U (ja) | 1986-12-02 |
JPH056797Y2 true JPH056797Y2 (ja) | 1993-02-22 |
Family
ID=30619880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7711385U Expired - Lifetime JPH056797Y2 (ja) | 1985-05-25 | 1985-05-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH056797Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11262566B2 (en) | 2016-05-13 | 2022-03-01 | Koh Young Technology Inc. | Biological tissue inspection device and method therefor |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011118835A1 (ja) * | 2010-03-26 | 2011-09-29 | 株式会社湯山製作所 | 分注装置 |
BR112019014291B1 (pt) * | 2017-01-16 | 2023-03-28 | Merck Patent Gmbh | Aparelho para preparar, misturar e descarregar um meio estéril para uso com um dispositivo de tubulação e método para preparar, misturar e descarregar um meio estéril, pelo uso do dito aparelho |
-
1985
- 1985-05-25 JP JP7711385U patent/JPH056797Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11262566B2 (en) | 2016-05-13 | 2022-03-01 | Koh Young Technology Inc. | Biological tissue inspection device and method therefor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61193800U (ja) | 1986-12-02 |
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