JPH056784Y2 - - Google Patents

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JPH056784Y2
JPH056784Y2 JP1986128900U JP12890086U JPH056784Y2 JP H056784 Y2 JPH056784 Y2 JP H056784Y2 JP 1986128900 U JP1986128900 U JP 1986128900U JP 12890086 U JP12890086 U JP 12890086U JP H056784 Y2 JPH056784 Y2 JP H056784Y2
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cooling
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stirring
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、冷菓製造機に関し、特に、冷菓を収
容する容器を、氷結により冷却槽内に固定するた
めの新規な改良に関する。
[従来の技術] 従来、この種の特にアイスクリームを作るため
の冷菓製造機としては、種々の構成が提案され、
採用されているが、その中で代表的な構成につい
て述べると、第2図にて示す特開昭59−125848号
公報に開示された構成を挙げることができる。
すなわち、第2図において、符号1で示される
ものは、断熱材1aによつて包まれた冷却槽であ
り、この冷却槽1内には冷却パイプ2及びアルコ
ール等の低凍結点液1bが内臓されている。
この冷却パイプ2は、圧縮機3、冷却フアン4
及び凝縮器5とからなる冷凍部6に接続され、圧
縮機3からの冷媒が供給されている。
前記冷却槽1内には、この冷却槽1の内面とほ
ぼ同一の形状をなす容器7が着脱自在に設けら
れ、この容器7のフランジ部7aは、ねじ8及び
ナツト9により着脱可能にねじ締めされている。
前記冷却槽1の中心に形成された保持孔1cに
は、ギヤ付モータ10により回転自在に構成され
た駆動軸11が配設されており、この駆動軸11
の上端には、キヤツプ状をなす撹拌羽根12がナ
ツト13により着脱自在に設けられている。
さらに、前記容器7の上部には、蓋体14が着
脱自在に設けられている。
従来の冷菓製造機は、前述したように構成され
ており、以下に、その動作について説明する。
まず、容器7内にアイスクリーム用の原液を入
れ、蓋体14を装着した後、電源を投入すると、
容器7が冷却パイプ2及び低凍結点液1bを介し
て冷却され、容器7の内壁部7aにアイスクリー
ム(開示せず)が成長する。この状態で、撹拌羽
根12が回転すると、この生長したアイスクリー
ムがこの撹拌羽根12によつてはぎ取られ、徐々
に容器7内の原液がアイスクリームに生長する。
尚、前述の場合、撹拌羽根12のはぎ取り作用
によつて、容器7が共に回転することを防止する
ため、容器7のフランジ部7cがナツト9により
固定されている。
[考案が解決しようとする問題点] 従来の冷菓製造機は、以上のように構成されて
いたため、容器を冷却槽内に位置決め及び固定す
るために、フランジ部、ねじ及びナツト等の固定
手段を用いなければならず、構造が複雑となると
共に、部品点数も多くなり、コストアツプとなつ
ていた。
また、上述した固定手段のために、容器の着脱
作業も手間がかかり、使い勝手も良好ではなかつ
た。
従つて、本考案は、構造が簡単であり、しかも
着脱作業の極めて容易な容器を有する冷菓製造機
を提供することを目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] 上述の目的を達成するため、本考案による冷菓
製造機は、圧縮機、該圧縮機に接続され冷媒の供
給を受ける冷却パイプ等を含む冷凍部と、前記冷
却パイプを流れる冷媒により冷却される冷却槽
と、該冷却槽内に環状の水収容〓間を有して着脱
自在に載置される容器と、該容器内に回転自在に
配設される撹拌羽根とを有し、該水収容〓間の寸
法は、同水収容〓間に水を入れた時に該水が氷結
することにより前記容器を前記冷却槽に固定しう
るように選択されている。
[作用] 本考案による冷菓製造機においては、容器と冷
却槽の間に形成された間〓に水を入れて氷結させ
るため、特別な固定構造を用いることなく、この
氷結によつて容器と冷却槽とが一体に固定される
ものである。すなわち、冷却槽と容器との間に形
成された間〓に水をいれ、容器内に原液を入れて
撹拌羽根を組込み、電源を投入すると、原液は撹
拌されつつ冷凍部の作用により冷却が始まる。
この冷却の初期においては、冷却槽から水を介
して容器が冷却され、この時、冷却槽と容器とは
固定されていないが、原液の撹拌トルクの方が冷
却槽と容器の摩擦抵抗より小さいため容器は回転
しない。冷却が進み、冷却槽と容器間の水が氷結
すると冷却槽と容器とが一体状に固定され、前述
の撹拌トルクが大となつても容器が氷結により固
定されているため、容器が回転することはない。
従つて、所要時間経過すると、容器内の原液が
氷結してアイスクリームとなり、極めて簡単な構
成によつて、容器の固定を得ることができる。
[実施例] 以下、図面と共に本考案による冷菓製造機の好
適な実施例について詳細に説明する。
尚、従来例と同一又は同等部分には、同一符号
を用いて説明する。
第1図は本考案による冷菓製造機を示すもので
あり、図において、符号1で示されるものは、断
熱材1aによつて包まれた冷却槽であり、この冷
却槽1の外周には冷却パイプ2が巻回して設けら
れている。
この冷却パイプ2は、圧縮機3、冷却フアン
4、凝縮器5、ホツトガス弁3a及びキヤピラリ
ーチユーブ(図示せず)等からなる冷凍部6に接
続され、圧縮機3からの冷媒がこの冷却パイプ2
に供給されている。
前記冷却槽1内には、この冷却槽1の内面とほ
ぼ相似形状をなし、若干小さく形成された容器7
が着脱自在に設けられ、この容器7の底部には突
部7bが形成されると共に、容器7と冷却槽1と
の間には、全面において間〓(環状の水収容〓
間)15が形成されている。
前記冷却槽1を保持する本体部20の上面に形
成された凹状の受け座16には、駆動ギヤ17及
び撹拌ギヤ18が互いに噛合した状態で回転自在
並びに着脱自在に設けられている。
この駆動ギヤ17の軸孔17aには、前記受け
座16の下面に取り付けられたギヤモータ10の
駆動軸10aが設けられており、この受け座16
上には、ツマミ14aを有する蓋体16が着脱自
在に載置されている。
前記撹拌ギヤ18の軸孔18aには、撹拌羽根
12を一体に有する軸部19が着脱自在に設けら
れ、この軸部19の下端に形成された凹部19a
が前記突部7b上に載置されている。これらの前
述した駆動軸10a及び軸部19の上端は、四角
柱状に構成されており、これらの駆動軸10a及
び軸部19には、四角孔状をなす前記各軸孔17
a及び18aを各々有する駆動ギヤ17及び撹拌
ギヤ18が着脱自在に嵌め込まれている。
本考案による冷菓製造機は、前述したように構
成されており、以下に、その動作について説明す
る。
まず、取手14aを介して蓋体14を持ち上
げ、撹拌ギヤ18の案内孔(図示せず)から原液
を容器7内に入れると共に、容器7と冷却槽1間
の間〓15に水を供給した後、電源を投入する
と、冷凍部6の作動が開始され、冷凍サイクルに
よつて冷却槽1が冷却されると共に、間〓15内
の水を介して容器7が冷却され、容器7内の原液
が冷却される。
一方、ギヤモータ10の駆動により、駆動ギヤ
17が回転し、この駆動ギヤ17と噛合する撹拌
ギヤ18を介して、撹拌羽根12が回転され、原
液の撹拌が行われる。
前述の状態では、原液の撹拌トルクの方が冷却
槽1と容器7の摩擦抵抗より小さいため容器7は
回転しない。
前述の状態で冷却サイクルが進行すると、冷却
槽1と容器7間の間〓15内に充填された水が氷
結し、冷却槽1と容器7が一体状に結合すると共
に、容器7の内壁7aにアイスクリームの原液が
凍結し、アイスクリームが生長する。このアイス
クリームは、撹拌羽根12によつて削り取られ、
容器7内の原液が徐々に凍結したアイスクリーム
となる。
このアイスクリームの生成が終了すると、電源
を遮断してギヤモータ10の動作を停止する。次
に、冷凍部6のホツトガス弁3aを開弁すると、
冷却槽1の冷却パイプ2内にホツトガスが供給さ
れ、冷却槽1が加温されて間〓15内の氷が融解
されると共に、容器7と冷却槽1の氷結による結
合状態が解除され、容器7を冷却槽1から取り上
げることができる。
尚、本実施例においては、電動による撹拌羽根
を用いて撹拌する場合について述べたが、家庭用
の場合、例えば、手動により撹拌しても同様の効
果が得られる。又、アイスクリームについて述べ
たが、アイスクリームに限らず、その他の類似品
についても同様の効果を得ることができる。
[考案の効果] 本考案による冷菓製造機は、以上のような構成
と作用とを備えているため、次のような種々の効
果を得ることができる。
(1) 容器と冷却槽の固定を、間〓内の水の氷結に
より達成しているため、何らの機械的結合手段
を用いる必要がなく、極めて簡潔で、安価な容
器の固定構造を得ることができる。
(2) 間〓は容器の全周にわたり形成されているた
め、容器の全周にわたつて氷結が行われ、容器
の全周を均一に冷却することができる。
(3) 間〓が容器の全周にわたり形成されているた
め、間〓内の水は容器の全周にわたつて充填さ
れ、間〓に多少のバラツキが存在しても、安定
して冷却効果が得られると共に、容器の精度を
高める必要がなく、容器を安価に製作すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による冷菓製造機を示す断面
図、第2図は従来の冷菓製造機を示す断面部分を
有する構成図である。 1は冷却槽、2は冷却パイプ、3は圧縮機、6
は冷凍部、7は容器、10はギヤモータ、12は
撹拌羽根、15は間〓(環状の水収容〓間)、1
7は駆動ギヤ、18は撹拌ギヤである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧縮機3、該圧縮機3に接続され冷媒の供給を
    受ける冷却パイプ2等を含む冷凍部6と、前記冷
    却パイプ2を流れる冷媒により冷却される冷却槽
    1と、該冷却槽1内に環状の水収容〓間15を有
    して着脱自在に載置される容器7と、該容器7内
    に回転自在に配設される撹拌羽根12とを有し、
    該水収容〓間15の寸法は、同水収容〓間15に
    水を入れた時に該水が氷結することにより前記容
    器7を前記冷却槽1に固定しうるように選択され
    ている、冷菓製造機。
JP1986128900U 1986-08-26 1986-08-26 Expired - Lifetime JPH056784Y2 (ja)

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JP1986128900U JPH056784Y2 (ja) 1986-08-26 1986-08-26

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JP1986128900U JPH056784Y2 (ja) 1986-08-26 1986-08-26

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JPS6336290U JPS6336290U (ja) 1988-03-08
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2515971Y2 (ja) * 1990-08-10 1996-11-06 株式会社キーエンス 光電センサー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59125848A (ja) * 1982-10-14 1984-07-20 ブレベツテイ・ガツジア・ソシエタ・ペル・アチオ−ニ 家庭用アイスクリ−ム製造機械

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