JPH0567575A - 半導体薄膜形成方法及び半導体装置 - Google Patents

半導体薄膜形成方法及び半導体装置

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JPH0567575A
JPH0567575A JP23004191A JP23004191A JPH0567575A JP H0567575 A JPH0567575 A JP H0567575A JP 23004191 A JP23004191 A JP 23004191A JP 23004191 A JP23004191 A JP 23004191A JP H0567575 A JPH0567575 A JP H0567575A
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JP
Japan
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substrate
semiconductor
adsorbed
regularly
tibal
Prior art date
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JP23004191A
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English (en)
Inventor
Yoshihisa Fujisaki
芳久 藤崎
Toru Haga
芳賀  徹
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数種の半導体結晶を混合し新たな性質をもっ
た半導体結晶(混晶)薄膜を作製するにあたり、構成原
子を精密に配置しながら成長させる結晶成長方法を提供
する。 【構成】複数種のAl,Ga等の半導体構成元素を、そ
れぞれの構成元素を含む化合物分子TIBAl,TEG
aを用いて、分子間の相互作用によりGaAs等の結晶
表面に規則的に吸着させる。この過程を繰返し、三次元
超格子を作成する。 【効果】構成原子を精密に配置しながら成長する事がで
きるため、構成元素の組成を精密に制御することが可能
となる。また規則的な原子配列を実現することでキャリ
ア移動度などの物性を飛躍的に向上させることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体薄膜の形成法及び
それを用いて作成された半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】基板上に、成長方向に垂直な方向に、二
種類以上の原子又は分子を規則的に配列する、いわゆ
る、縦型超格子の形成には、従来、微傾斜基板を用い、
成長速度を精密に制御する方法がとられていた。この方
法は、例えば、ジャーナル オブバキューム サイエン
ス テクノロジー(J. Vac. Sci. Technol.)B6(198
8)1373に示されている。この方法を図9により説明
する。微傾斜基板上に数百Åのバッファ層を成長する
と、テラスの幅、すなわち、ステップの幅はほぼ一定に
なり、また、ステップにおける段差はほぼ一原子層にな
る。このような基板上に、表面の全格子点のちょうど半
分の格子点を占めるだけの量のAlAsを成長すると、
成長は優先的にステップから始まり、二次元的に進み、
テラスのちょうど半分だけがAlAsの一分子層でおお
われる。次に基板表面の全格子点のちょうど半分の格子
点を占めるだけの量のGaAsを成長すると、AlAs
の場合と同様に成長が進み、テラスの残りの部分がGa
Asの一分子層でおおわれる。この成長を繰り返すこと
により、成長方向に垂直な方向にAlAs層とGaAs
層が交互に並んだAlGaAs(Al組成:0.5)縦型
超格子を形成することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、微傾
斜基板上のテラス幅のばらつき、成長速度の揺らぎなど
から、超格子界面の十分な急俊性を得ることができなか
った。また、超格子の周期は微傾斜基板上のテラス幅に
よって決まり、100Å以下の周期にすることは難し
い。そのため、例えば、量子細線を従来の方法で形成し
た場合には、界面の原子配列の乱れによる散乱のため
に、高い電子移動度を再現性良く得ることは難しい。ま
た、原子配列の乱れの無い量子細線、量子箱を高密度で
得ることも困難であった。
【0004】本発明は、このような問題を解決し、異種
元素間の界面の原子配列の乱れが数原子層以下の縦型超
格子を、最小数Åの周期で形成することを可能とするも
のである。さらに、異なった組成をもつ混晶半導体を一
原子層ずつ成長することも可能であり、いわゆる、三次
元超格子も作成することができる。さらに本発明により
量子細線及び量子箱を形成し、それを用いて高性能の半
導体トランジスタやレーザ装置などの半導体装置を再現
性良く実現することができる。
【0005】
【課題を解決するための手段】複数種の半導体構成元素
を、それぞれの構成元素を含む化合物分子を用いて、分
子間の相互作用により結晶表面に規則的に吸着させる。
【0006】
【作用】まず、第一の半導体構成元素を、その元素を含
む化合物分子の形で結晶表面に吸着させると、分子間の
相互作用のために、化合物分子は結晶表面に、部分的、
かつ、規則的に吸着する。次に吸着した第一の半導体構
成元素の化合物分子を、より小さな構造にすると、分子
間の反発力は小さくなり、これまで空になっていた格子
点に、第二の半導体構成元素の化合物分子を吸着させる
事が可能になる。このようにして、二種類、もしくはそ
れ以上の半導体構成元素を結晶表面に規則正しく吸着さ
せる事ができる。その際、適当な化合物分子を選択する
ことにより、所望の比率で二種類以上の半導体構成元素
を吸着させることができる。さらに適当な化合物分子を
選択することにより、半導体構成元素の吸着パタン(直
線上,島状など)も選ぶことができる。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例について詳細に説明す
る。
【0008】<実施例1>GaAs基板の(001)面
上にAlGaAs(Al組成:0.5)薄膜を成長させ
た。III 族原料としてトリイソブチルアルミニウム(T
IBAl:(i−C49)3Al)とトリエチルガリウム
(TEG:(C25)3Ga)を、V族原料としてアルシ
ン(AsH3)を用いた。
【0009】図6に成長に用いた装置の概略を示す。1
はGaAs基板、2は高周波コイル、3はレーザ、4は
サセプタである。原料ガスを、コンピュータにより制御
されたバルブ1ないし5の開閉により基板上に導入し、
成長を行った。
【0010】図1に結晶成長の過程を示す。成長温度は
350℃である。まず、As原子層が表面にでた基板上
にTIBAlを導入すると、分子間の反発力のために、
図に示すように部分的に、かつ規則的に基板上に吸着す
る。次にこの基板をArFエキシマレーザ(波長193
nm)で照射しながらAsH3を導入すると、TIBAl
からイソブチル基が脱離しAs原子と置き代わり、Al
とAsが結合する。次にTEGを基板上に導入すると、
Alで占有されていない格子点にGaが吸着する。この
後、レーザを照射しながらAsH3 を基板上に導入する
と、GaとAsが結合する。このようにして、同一原子
層中にAlとGaが規則正しく配置した構造が得られ
る。以上の過程を繰り返すことにより、成長方向に垂直
な方向にAlとGaが規則正しく配置した構造を持つA
lGaAs(Al組成:0.5)の混晶半導体が得られ
る。
【0011】<実施例2>GaAs基板の(001)面
上にAlGaAs(Al組成:0.5) 薄膜を成長させ
た。III 族原料としてトリイソブチルアルミニウム(T
IBAl:(i−C49)3Al)とトリエチルガリウム
(TEG:(C25)3Ga)を、V族原料としてアルシン
(AsH3)を用いた。
【0012】図6に成長に用いた装置の概略を示す。1
はGaAs基板、2は高周波コイル、3はレーザ、4は
サセプタである。原料ガスを、コンピュータにより制御
されたバルブ1および5の開閉により基板上に導入し、
成長を行った。
【0013】図2に結晶成長の過程を示す。成長温度は
350℃である。まず、As原子層が表面にでた基板上
にTIBAlを導入すると、分子間の反発力のために、
図に示すように部分的に、かつ規則的に基板上に吸着す
る。次にHClガスを導入すると、TIBAlからイソ
ブチル基が脱離する。その後、AsH3 を導入するとA
lとAsが結合する。次にTEGを基板上に導入する
と、Alで占有されていない格子点にGaが吸着する。
この後ArFエキシマレーザ(波長193nm)を照射
しながらAsH3 を基板上に導入すると、GaとAsが
結合する。このようにして、同一原子層中にAlとGa
が規則正しく配置した構造が得られる。以上の過程を繰
り返すことにより、成長方向に垂直な方向にAlとGa
が規則正しく配置した構造を持つAlGaAs(Al組
成:0.5)の混晶半導体が得られる。
【0014】尚、この例ではTIBAlからイソブチル
基を脱離するのにHClガスを用いたが、この代わりに
水素ラジカルを用いることもできる。
【0015】<実施例3>GaAs基板の(001)面
上にAlGaAs(Al組成:0.5)薄膜を成長させ
た。III 族原料としてトリイソブチルアルミニウム(T
IBAl:(i−C49)3Al)とトリエチルガリウム
(TEG:(C25)3Ga)を、V族原料としてアルシ
ン(AsH3)を用いた。
【0016】図6に成長に用いた装置の概略を示す。1
はGaAs基板、2は高周波コイル、3はレーザ、4はサ
セプタである。原料ガスを、コンピュータにより制御さ
れたバルブ1ないし5の開閉により基板上に導入して成
長を行った。
【0017】図3に結晶成長の過程を示す。成長温度は
350℃である。まず、As原子層が表面にでた基板上
にTIBAlを導入すると、分子間の反発力のために、
図に示すように部分的に、かつ規則的に基板上に吸着す
る。次に、HClガスを導入すると、TIBAlからイ
ソブチル基が脱離し、代わりに一個の塩素基がGaと結
合する。次にTEGを基板上に導入すると、Alで占有
されていない格子点にGaが吸着する。この後ArFエ
キシマレーザ(波長193nm)を照射しながらAsH
3 を基板上に導入すると、Asは塩素基及びエチル基と
入れ替わり、Al及びGaと結合する。このようにし
て、同一原子層中にAlとGaが規則正しく配置した構
造が得られる。以上の過程を繰り返すことにより、成長
方向に垂直な方向にAlとGaが規則正しく配置した構
造を持つAlGaAs(Al組成:0.5)の混晶半導体
が得られる。
【0018】<実施例4>GaAs基板の(001)面
上にAlGaAs(Al組成:0.5) 薄膜を成長させ
た。III 族原料としてトリイソブチルアルミニウム(T
IBAl:(i−C49)3Al)とトリエチルガリウム
(TEG:(C25)3Ga)を、V族原料としてアルシ
ン(AsH3) を用いた。
【0019】図6に成長に用いた装置の概略を示す。1
はGaAs基板、2は高周波コイル、3はレーザ、4は
サセプタである。原料ガスを、コンピュータにより制御
されたバルブ1乃至5の開閉により基板上に導入し、成
長を行った。
【0020】図4に結晶成長の過程を示す。成長温度は
350℃である。まず、As原子層が表面にでた基板上
にTIBAlを導入すると、分子間の反発力のために、
図に示すように部分的に、かつ規則的に基板上に吸着す
る。次にこの基板をArFエキシマレーザ(波長193
nm)で照射しながらAsH3を導入すると、TIBAl
からイソブチル基が脱離しAs原子と置き代わり、Al
とAsが結合する。次にTEGを基板上に導入すると、
Alで占有されていない格子点にGaが吸着する。この
後、AsH3 を基板上に導入すると、GaとAsが結合
する。このようにして、同一原子層中にAlとGaが規
則正しく配置した構造が得られる。
【0021】この層のGaAs分子の上に、Al原子を
STMにより数十から数百原子おきに配列する。次にT
IBAlを導入すると、STMにより配列したAl原子
を基準としてTIBAlが規則正しく吸着する。次にこ
の基板をArFエキシマレーザ(波長193nm)で照
射しながらAsH3 を導入すると、TIBAlからイソ
ブチル基が脱離しAs原子と置き代わり、AlとAsが
結合する。次にTEGを基板上に導入すると、Alで占
有されていない格子点にGaが吸着する。この後AsH
3を基板上に導入すると、GaとAsが結合する。
【0022】このようにして、一層ごとに違う配列の超
格子を形成することができる。
【0023】<実施例5>GaAs基板(001)面上
にn型にドーピングしたAlAs薄膜を成長させた。II
I 族原料としてトリイソブチルアルミニウム(TIBA
l:(i−C49)3Al)を、V族原料としてアルシン
(AsH3)を、ドーパント原料としてモノシラン(Si
4) を用いた。
【0024】図5に結晶成長の過程を示す。成長温度は
350℃である。まず、基板上にTIBAlを導入する
と、分子間の反発力のために、図に示すように部分的
に、かつ規則的に基板上に吸着する。次にこの基板をA
rFエキシマレーザ(波長193nm)で照射しながら
AsH3 を導入すると、TIBAlからイソブチル基が
脱離しAs原子と置き代わり、AlとAsが結合する。
次に気相中又は基板面上にレーザを照射したままSiH
4 を基板上に導入すると、Alで占有されていない格子
点にSiが吸着する。この後AsH3 を基板上に導入す
ると、SiとAsが結合する。このようにして、同一原
子層中にAlとSiが規則正しく配置した構造が得られ
る。以上の過程を繰り返すことにより、成長方向に垂直
な方向にAlとドーパント原子が規則正しく配置した構
造を持つn型のAlAs半導体が得られる。
【0025】<実施例6>本発明の一実施例を図7によ
り説明する。この図はAlGaAs/GaAs系FET
(電界効果トランジスタ)の断面図である。まず、半絶
縁性GaAs基板上にアンドープGaAs層(厚さ:6
000Å),アンドープAlGaAs層(Al組成:0.
3,厚さ:40Å)を成長する。この時、最表面はAs
原子層である。この上にTIBAlを導入すると、分子
間の反発力のために、部分的、かつ、規則的に基板上に
吸着する。次に、HClガスを導入すると、TIBAl
からイソブチル基が脱離し、代わりに一個の塩素基がG
aと結合する。次にTEGを基板上に導入すると、Al
で占有されていない格子点にGaが吸着する。この後、
ArFエキシマレーザ(波長193nm)を照射しなが
らAsH3 を基板上に導入すると、Asは塩素基及びエ
チル基と入れ替わり、Al及びGaと結合する。このよ
うにして、同一原子層中にAlとGaが規則正しく配置
した多重量子細線構造が得られる(図7(b))。
【0026】この上にアンドープAlGaAs層(Al
組成:0.3,膜厚:40Å),SiドープAlGaA
s層(Al組成:0.3,膜厚:250Å,キャリア濃度
n=2.3×1018[1/cm3]),アンドープAlGa
As層(Al組成:0.3,膜厚:150Å),Siドー
プAlGaAs層(Al組成:0.3,膜厚:1600
Å,キャリア濃度n=3.3×1018[1/cm3])が成
長する。
【0027】次に、CVD法によりSiO2 膜 (厚さ:
3000Å) を形成する。次にホトリソグラフィ・プロ
セス、及びドライエッチによりソース,ドレイン電極,
ゲート電極を図の様に形成する。
【0028】このような方法により作製したFETは、
チャネルが量子細線構造であるため電子の散乱がほとん
ど無く、大きな移動度が得られ、従来のFETよりも高
い性能を示す。
【0029】<実施例7>本発明の他の実施例を図8に
より説明する。この図はAlGaAs/GaAs系量子
井戸箱レーザの断面である。SiドープGaAs基板
(n型でキャリア濃度n=4×1018[1/cm3])上
にSiドープAlGaAs層(Al組成:0.4,膜
厚:1500Å,n型キャリア濃度n=5×1017[1
/cm3])を成長する。
【0030】次にフタロシアニン分子を導入する。これ
は平面分子であり、AlGaAs層上に平面的に、規則
正しく吸着する(図8(b))。さらにこの状態で、フ
タロシアニン分子により覆われていない、AlGaAs
表面が表れている部分が存在する。次にTEGを導入す
ると、GaはAlGaAs表面が表れた部分にのみ吸着
する。次にArFエキシマレーザ(波長193nm)で
照射しながらAsH3を導入すると、フタロシアニン分
子は基板から脱離し、GaはAsと結合する。次にトリ
エチルアルミニウム(TEAl)を導入すると、Alは
Gaにより覆われていない部分にのみ吸着する。次にレ
ーザで照射しながらAsH3 を導入すると、AlはAs
と結合する。このようにしてAlAsの中にGaAsの
島が規則正しく配列したGaAsの量子井戸箱層が得ら
れる(図8(c))。
【0031】この上にBeドープAlGaAs層(Al
組成:0.4,膜厚:1500Å,p型キャリア濃度p
=5×1017[1/cm3]),BeドープGaAs層
(膜厚:2000Å,p型キャリア濃度=1×10
19[1/cm3])を成長する。
【0032】このような多重量子井戸箱構造を備えたエ
ピタキシャル結晶に対して、n型オーミック電極を基板
裏面全面に、p型オーミック電極を基板表面の必要領域
にそれぞれ形成したあとに、へき開を行ない、図5に示
したレーザ装置を作製した。このような方法により作製
したレーザ装置は、量子井戸箱層における状態密度がデ
ルタ関数的になるために、発光波長の広がりがほとんど
無くなり、又しきい値電流も大幅に低減化できる。
【0033】
【発明の効果】本発明により、成長方向に垂直な方向に
複数の原子が規則的に配列した縦型超格子を、従来より
も短い周期で、しかも、界面の急峻性良く作成すること
が可能となり、量子細線,量子箱などの作成に応用する
ことができる。
【0034】また、非常に高濃度にドーピングした層
を、一原子層ずつ制御しながら成長することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】アンドープAlGaAs(Al組成:0.5)縦
型超格子の形成工程図。
【図2】アンドープAlGaAs(Al組成:0.5)縦
型超格子の形成工程図。
【図3】アンドープAlGaAs(Al組成:0.5)縦
型超格子の形成工程図。
【図4】アンドープAlGaAs(Al組成:0.5)縦
型超格子の形成工程図。
【図5】n型のAlAs半導体の成長過程を示す説明
図。
【図6】成長に用いた装置の概略を示す説明図。
【図7】本発明の一実施例のAlGaAs/GaAs系
FETの作製方法を示す説明図。
【図8】本発明の他の実施例のAlGaAs/GaAs
系量子井戸箱レーザの作製方法を示す説明図。
【図9】従来の縦型超格子の形成方法を示す説明図。
【符号の説明】
1…GaAs基板、2…高周波コイル、3…レーザ、4
…サセプタ、5…石英反応管。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体構成元素を、その構成元素を含む化
    合物分子を用いて、分子間の相互作用により、下地の結
    晶表面の原子密度に対して新たに形成する原子層の原子
    密度が正確に1/n(n=1,2,3,4…)になるよ
    うに結晶表面に規則的に吸着させることを特徴とする半
    導体薄膜形成方法。
  2. 【請求項2】複数種の半導体構成元素を、それぞれの構
    成元素を含む化合物分子を用いて、分子間の相互作用に
    より結晶表面に規則的に吸着させることを特徴とする半
    導体薄膜形成方法。
  3. 【請求項3】一種類以上の半導体構成元素と、一種類以
    上のドーパントとなる元素を、それぞれの元素を含む化
    合物分子を用いて、分子間の相互作用により結晶表面に
    規則的に吸着させることを特徴とする半導体薄膜形成方
    法。
  4. 【請求項4】半導体基板の表面に、分子を規則的かつ部
    分的に吸着させ、その分子により覆われていない半導体
    基板の表面上だけに、半導体構成元素を含む化合物分子
    を吸着させることを特徴とする半導体薄膜形成方法。
  5. 【請求項5】請求項1,2,3または4記載の半導体薄
    膜形成方法を用いて作成された半導体装置。
JP23004191A 1991-09-10 1991-09-10 半導体薄膜形成方法及び半導体装置 Pending JPH0567575A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013527596A (ja) * 2010-03-24 2013-06-27 ボード オブ トラスティーズ オブ ザ レランド スタンフォード ジュニア ユニバーシティ 原子層堆積による量子閉じ込め構造の照射誘起核形成

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