JPH056647A - 磁気記録再生システム - Google Patents
磁気記録再生システムInfo
- Publication number
- JPH056647A JPH056647A JP3184052A JP18405291A JPH056647A JP H056647 A JPH056647 A JP H056647A JP 3184052 A JP3184052 A JP 3184052A JP 18405291 A JP18405291 A JP 18405291A JP H056647 A JPH056647 A JP H056647A
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- master
- recording
- slave
- reproducing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の磁気記録再生装置を同一状態または部
分的に同一状態で使用する場合の、状態設定操作を簡略
化すること。 【構成】 編集装置7とVTR1,2,3が接続された
システムにおいて、各々のVTRの状態を同一に設定す
るために、それぞれのVTRにパソコン8を接続し、1
台目のVTR1に状態設定を行った後、2台目以降のV
TR2,3への状態設定をパソコンによる自動転送・複
写によって行う。 【効果】 自動複写することにより、設定の容易化およ
び設定時間の短縮化が達成でき、且つ誤設定も避けられ
る。
分的に同一状態で使用する場合の、状態設定操作を簡略
化すること。 【構成】 編集装置7とVTR1,2,3が接続された
システムにおいて、各々のVTRの状態を同一に設定す
るために、それぞれのVTRにパソコン8を接続し、1
台目のVTR1に状態設定を行った後、2台目以降のV
TR2,3への状態設定をパソコンによる自動転送・複
写によって行う。 【効果】 自動複写することにより、設定の容易化およ
び設定時間の短縮化が達成でき、且つ誤設定も避けられ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録再生システムに
係り、特に、複数の磁気記録再生装置を同一パラメータ
状態または部分的に同一パラメータ状態で使用するよう
にしたテレビジョン放送用の編集システム等に用いて好
適な状態パラメータ設定方式をとる磁気記録再生システ
ムに関する。
係り、特に、複数の磁気記録再生装置を同一パラメータ
状態または部分的に同一パラメータ状態で使用するよう
にしたテレビジョン放送用の編集システム等に用いて好
適な状態パラメータ設定方式をとる磁気記録再生システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】多くの動作モードを有する放送業務用の
VTR(ビデオテープレコーダ)を複数台組み合わせ
て、テレビジョン番組等の制作やテレビジョン放送の運
行等に使用する場合、その目的に応じた動作モードに設
定する必要があり、このためには数10種類または10
0種類以上存在する数多くの動作モードを指示するため
の状態パラメータのいくつかを各VTRに予め設定する
必要がある。
VTR(ビデオテープレコーダ)を複数台組み合わせ
て、テレビジョン番組等の制作やテレビジョン放送の運
行等に使用する場合、その目的に応じた動作モードに設
定する必要があり、このためには数10種類または10
0種類以上存在する数多くの動作モードを指示するため
の状態パラメータのいくつかを各VTRに予め設定する
必要がある。
【0003】例えば、テレビジョン番組等の制作のため
に、各VTRの記録/再生動作等を統括制御する編集装
置に編集動作を行わせる場合、編集する映像音声チャン
ネル、入力ビデオ信号、外部同期信号などを始めとし、
この他にもいくつかの状態パラメータを設定することが
必要である。
に、各VTRの記録/再生動作等を統括制御する編集装
置に編集動作を行わせる場合、編集する映像音声チャン
ネル、入力ビデオ信号、外部同期信号などを始めとし、
この他にもいくつかの状態パラメータを設定することが
必要である。
【0004】従来のVTRへの状態パラメータの設定手
法は、例えば特表昭64−500158号公報に記載さ
れているように、VTRが有する操作パネルと、状態パ
ラメータを表示するためのモニタ表示器を使用してオペ
レータが、図7に示す様なメニュー形式の画面に、対象
となる状態パラメータをステップまたはスクロールする
ことによって表示してこれに従い設定を行い、この操作
を各々の状態パラメータ毎に逐次繰り返すことでVTR
の動作モードの設定を行っていた。
法は、例えば特表昭64−500158号公報に記載さ
れているように、VTRが有する操作パネルと、状態パ
ラメータを表示するためのモニタ表示器を使用してオペ
レータが、図7に示す様なメニュー形式の画面に、対象
となる状態パラメータをステップまたはスクロールする
ことによって表示してこれに従い設定を行い、この操作
を各々の状態パラメータ毎に逐次繰り返すことでVTR
の動作モードの設定を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来技術によるVTRの状態パラメータ設定手法において
は、複数の装置を同一の動作モードで動作させようとす
る場合に、以下の点で問題があることが指摘されてい
た。 (1)同一動作モードで動作させるVTRの台数が増加
すると、VTR1台ごとに設定を行わなければならない
ため、オペレータの状態パラメータ設定操作が非常に煩
雑となり、且つ多くの設定時間を必要とする。 (2)オペレータが各々の状態パラメータを1台ずつ設
定しなければならないため、設定を行う台数が多くなれ
ば、設定を誤る可能性が高くなる。
来技術によるVTRの状態パラメータ設定手法において
は、複数の装置を同一の動作モードで動作させようとす
る場合に、以下の点で問題があることが指摘されてい
た。 (1)同一動作モードで動作させるVTRの台数が増加
すると、VTR1台ごとに設定を行わなければならない
ため、オペレータの状態パラメータ設定操作が非常に煩
雑となり、且つ多くの設定時間を必要とする。 (2)オペレータが各々の状態パラメータを1台ずつ設
定しなければならないため、設定を行う台数が多くなれ
ば、設定を誤る可能性が高くなる。
【0006】従って、本発明の解決すべき技術的課題は
上記従来技術のもつ問題点を解消することにあり、その
目的とするところは、複数の磁気記録再生装置(VT
R)を同一動作モードで動作させる際の、2台目以降の
状態パラメータ設定操作の簡略化を図ることにある。ま
た、本発明の他の目的とするところは、状態パラメータ
の変更後、以前設定した状態に再設定することを容易に
可能とすることにある。
上記従来技術のもつ問題点を解消することにあり、その
目的とするところは、複数の磁気記録再生装置(VT
R)を同一動作モードで動作させる際の、2台目以降の
状態パラメータ設定操作の簡略化を図ることにある。ま
た、本発明の他の目的とするところは、状態パラメータ
の変更後、以前設定した状態に再設定することを容易に
可能とすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、各々のVTRを適宜インターフェースを介
して接続し、最初に状態パラメータを設定したVTR
(マスタ装置)の状態パラメータの全部または一部を、
2台目以降のVTR(スレーブ装置)にマスタ装置が自
動的に複写するようにされる。また、マスタ装置に自動
複写機能を実現することが困難な場合には、各々のVT
Rのインターフェースをアシストコンピュータ装置を介
して接続し、該アシストコンピュータ装置がマスタ装置
の状態パラメータを自身に自動的に複写し、これをスレ
ーブ装置に選択的に転送して複写させるようされる。ま
た、本発明の好ましい一つの実施形態においては、最初
に設定したVTR(マスタ装置)の状態パラメータを簡
単に持ち運びが可能な記憶媒体に複写・格納するように
される。
するために、各々のVTRを適宜インターフェースを介
して接続し、最初に状態パラメータを設定したVTR
(マスタ装置)の状態パラメータの全部または一部を、
2台目以降のVTR(スレーブ装置)にマスタ装置が自
動的に複写するようにされる。また、マスタ装置に自動
複写機能を実現することが困難な場合には、各々のVT
Rのインターフェースをアシストコンピュータ装置を介
して接続し、該アシストコンピュータ装置がマスタ装置
の状態パラメータを自身に自動的に複写し、これをスレ
ーブ装置に選択的に転送して複写させるようされる。ま
た、本発明の好ましい一つの実施形態においては、最初
に設定したVTR(マスタ装置)の状態パラメータを簡
単に持ち運びが可能な記憶媒体に複写・格納するように
される。
【0008】
【作用】マスタ装置またはアシストコンピュータ装置
が、複数の状態パラメータの複写をスレーブ装置に自動
的に行うことにより、オペレータが各々のスレーブ装置
に状態パラメータを設定する操作を省き、且つ設定時間
を短縮できる。さらに、複写動作をオペレータではなく
装置が行うため、誤設定することがない。また、マスタ
装置の状態パラメータを記憶メディアに記憶させること
により、状態パラメータの変更後、以前設定した状態に
再設定することが容易に可能となる。さらにまた、別の
場所に構築されたテレビジョン放送用の別編集システム
へ記録メディアのみを持ち運ぶことで、この別システム
の各VTRに容易に状態パラメータの設定を行うことが
できる。
が、複数の状態パラメータの複写をスレーブ装置に自動
的に行うことにより、オペレータが各々のスレーブ装置
に状態パラメータを設定する操作を省き、且つ設定時間
を短縮できる。さらに、複写動作をオペレータではなく
装置が行うため、誤設定することがない。また、マスタ
装置の状態パラメータを記憶メディアに記憶させること
により、状態パラメータの変更後、以前設定した状態に
再設定することが容易に可能となる。さらにまた、別の
場所に構築されたテレビジョン放送用の別編集システム
へ記録メディアのみを持ち運ぶことで、この別システム
の各VTRに容易に状態パラメータの設定を行うことが
できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図1〜図6に示した実施例に
よって説明する。図1は、本発明の第1実施例に係る磁
気記録再生システムの概要を示すブロック図であり、本
実施例は、3台の放送業務用のVTRと編集装置とで主
として構成されるテレビジョン放送用の編集システムへ
の適用例である。図1において、1はマスタ装置たる記
録用VTR、2,3はスレーブ装置たる再生用第1VT
R並びに再生用第2VTR、4,5,6は上記各VTR
1,2,3にそれぞれ接続されたモニタTV、7は各V
TR1,2,3の記録/再生動作やテープ送り動作等を
統括制御するVTR群コントローラたる編集装置、8は
状態パラメータ転送用のアシストコンピュータ装置たる
パーソナルコンピュータ(以下、パソコンと呼称す
る)、9,10,11はそれぞれパソコン8に付設され
る入力装置(例えば、キーボードまたはマウス),ディ
スプレイ装置(例えば、CRTディスプレイまたは液晶
ディスプレイ),外部記憶装置(例えば、磁気ディスク
ドライブまたは光ディスクドライブまたはメモリカード
ドライブ)である。
よって説明する。図1は、本発明の第1実施例に係る磁
気記録再生システムの概要を示すブロック図であり、本
実施例は、3台の放送業務用のVTRと編集装置とで主
として構成されるテレビジョン放送用の編集システムへ
の適用例である。図1において、1はマスタ装置たる記
録用VTR、2,3はスレーブ装置たる再生用第1VT
R並びに再生用第2VTR、4,5,6は上記各VTR
1,2,3にそれぞれ接続されたモニタTV、7は各V
TR1,2,3の記録/再生動作やテープ送り動作等を
統括制御するVTR群コントローラたる編集装置、8は
状態パラメータ転送用のアシストコンピュータ装置たる
パーソナルコンピュータ(以下、パソコンと呼称す
る)、9,10,11はそれぞれパソコン8に付設され
る入力装置(例えば、キーボードまたはマウス),ディ
スプレイ装置(例えば、CRTディスプレイまたは液晶
ディスプレイ),外部記憶装置(例えば、磁気ディスク
ドライブまたは光ディスクドライブまたはメモリカード
ドライブ)である。
【0010】ここで、前記各VTR1,2,3は、RS
−422A規格及びRS−232C規格に準拠したシリ
アルインターフェースをそれぞれ有しており、編集装置
7と各VTR1,2,3は、RS−422Aインターフ
ェースによりそれぞれ接続され、パソコン8と各VTR
1,2,3は、RS−232Cインターフェースにより
それぞれ接続されている。また、記録用VTR1の映像
/音声入力端には、再生用第1,第2VTR2,3の映
像/音声出力端が接続ケーブルを介して接続されてい
る。なお、各VTR1,2,3は、GP−IB規格に準
拠したパラレルインターフェースを持ったものとして構
成してもよい。
−422A規格及びRS−232C規格に準拠したシリ
アルインターフェースをそれぞれ有しており、編集装置
7と各VTR1,2,3は、RS−422Aインターフ
ェースによりそれぞれ接続され、パソコン8と各VTR
1,2,3は、RS−232Cインターフェースにより
それぞれ接続されている。また、記録用VTR1の映像
/音声入力端には、再生用第1,第2VTR2,3の映
像/音声出力端が接続ケーブルを介して接続されてい
る。なお、各VTR1,2,3は、GP−IB規格に準
拠したパラレルインターフェースを持ったものとして構
成してもよい。
【0011】編集装置7は予め作成された番組編集プロ
グラム等に基づき、再生用第1VTR2及び再生用第2
VTR3をそれぞれ駆動制御し、これらのVTR2,3
により再生される映像や音声を合成したり、交互に切り
替えたり、または再生順序を入れ替えたりするなどして
様々な特殊効果を創り出し、これを記録用VTR1に記
録する。このような編集操作を行うためには、各々のV
TR1,2,3の動作モードを合わせる必要があり、こ
のため状態パラメータを全て(あるいは一部を除く全
て)同一に設定しておかなければならない。そこで、本
実施例では各VTR1,2,3に前記パソコン8を接続
し、この設定操作を容易に行えるようにしている。
グラム等に基づき、再生用第1VTR2及び再生用第2
VTR3をそれぞれ駆動制御し、これらのVTR2,3
により再生される映像や音声を合成したり、交互に切り
替えたり、または再生順序を入れ替えたりするなどして
様々な特殊効果を創り出し、これを記録用VTR1に記
録する。このような編集操作を行うためには、各々のV
TR1,2,3の動作モードを合わせる必要があり、こ
のため状態パラメータを全て(あるいは一部を除く全
て)同一に設定しておかなければならない。そこで、本
実施例では各VTR1,2,3に前記パソコン8を接続
し、この設定操作を容易に行えるようにしている。
【0012】次に、上記した構成構成に基づく状態パラ
メータの設定手法を、図2〜図5のフローチャートを用
いて説明する。図2は複写操作の概略手順を示したも
の、図3は、図2のステップST1の複写先装置の選択
手順をより詳細に示したもの、図4は、図2のステップ
ST2の複写する状態パラメータの選択手順をより詳細
に示したもの、図5は、図2のステップST3の状態パ
ラメータの自動複写動作をより詳細に示したものであ
る。
メータの設定手法を、図2〜図5のフローチャートを用
いて説明する。図2は複写操作の概略手順を示したも
の、図3は、図2のステップST1の複写先装置の選択
手順をより詳細に示したもの、図4は、図2のステップ
ST2の複写する状態パラメータの選択手順をより詳細
に示したもの、図5は、図2のステップST3の状態パ
ラメータの自動複写動作をより詳細に示したものであ
る。
【0013】まず複写操作に先立ち、記録用VTR1の
状態パラメータを従来と同様の手法で設定する。すなわ
ち、記録用VTR1の操作パネルを利用して状態パラメ
ータ設定モードにし、記録用VTR1自体の表示パネル
もしくはモニタTV4に状態パラメータ設定用画面を表
示させ、オペレータが表示画面を見ながらメニュー方式
により複数の状態パラメータを順次設定する。次に、図
2に示すように、複写先の装置を選択し(ステップST
1)、複写する状態パラメータを選択した(ステップS
T2)後、状態パラメータの複写を自動的に実行して
(ステップST3)、再生用第1,第2VTR2,3の
状態パラメータ設定を完了する。なお、ステップST
1,ST2,ST3は、パソコン8のディスプレイ装置
10に複写モード画面を表示させ、オペレータが入力装
置9で適宜操作を行うことで実行される。
状態パラメータを従来と同様の手法で設定する。すなわ
ち、記録用VTR1の操作パネルを利用して状態パラメ
ータ設定モードにし、記録用VTR1自体の表示パネル
もしくはモニタTV4に状態パラメータ設定用画面を表
示させ、オペレータが表示画面を見ながらメニュー方式
により複数の状態パラメータを順次設定する。次に、図
2に示すように、複写先の装置を選択し(ステップST
1)、複写する状態パラメータを選択した(ステップS
T2)後、状態パラメータの複写を自動的に実行して
(ステップST3)、再生用第1,第2VTR2,3の
状態パラメータ設定を完了する。なお、ステップST
1,ST2,ST3は、パソコン8のディスプレイ装置
10に複写モード画面を表示させ、オペレータが入力装
置9で適宜操作を行うことで実行される。
【0014】上記ステップST1を図3を用いてさらに
詳細に説明すると、図3のステップST11で自動複写
実行時に必要となる複写先装置(スレーブ装置たる再生
用VTR)を登録するためのリストを初期化し、次のス
テップST12で複写先装置の選択をオペレータに促
し、ステップST13で選択された複写先装置の番号を
複写先装置リストへ登録し、複写されるべき全ての装置
の選択が終了したことをステップST14で確認するま
で上記ステップST12とST13を繰り返し、終了を
確認したら、複写先装置の選択操作を終了する。
詳細に説明すると、図3のステップST11で自動複写
実行時に必要となる複写先装置(スレーブ装置たる再生
用VTR)を登録するためのリストを初期化し、次のス
テップST12で複写先装置の選択をオペレータに促
し、ステップST13で選択された複写先装置の番号を
複写先装置リストへ登録し、複写されるべき全ての装置
の選択が終了したことをステップST14で確認するま
で上記ステップST12とST13を繰り返し、終了を
確認したら、複写先装置の選択操作を終了する。
【0015】また、前記図2のST2を図4を用いてさ
らに詳細に説明すると、図4のステップST21で自動
複写実行時に必要となる複写の対象となる状態パラメー
タを登録するためのリストを初期化し、ステップST2
2で全ての状態を複写するか否かを確認し、YESなら
ばステップST23へ進んで、全パラメータを複写パラ
メータリストに登録した後、複写パラメータの選択操作
を終了する。また、ステップST22の判定(選択)が
NOならば、ステップST24,ST25,26でオペ
レータが選択した複写パラメータ番号を複写パラメータ
リストに順次登録し、ステップST26で複写されるべ
き全ての状態パラメータの選択が終了したことを確認し
た後、複写パラメータの選択操作を終了する。
らに詳細に説明すると、図4のステップST21で自動
複写実行時に必要となる複写の対象となる状態パラメー
タを登録するためのリストを初期化し、ステップST2
2で全ての状態を複写するか否かを確認し、YESなら
ばステップST23へ進んで、全パラメータを複写パラ
メータリストに登録した後、複写パラメータの選択操作
を終了する。また、ステップST22の判定(選択)が
NOならば、ステップST24,ST25,26でオペ
レータが選択した複写パラメータ番号を複写パラメータ
リストに順次登録し、ステップST26で複写されるべ
き全ての状態パラメータの選択が終了したことを確認し
た後、複写パラメータの選択操作を終了する。
【0016】最後に、図2のステップST3を図5を用
いてさらに詳細に説明する。まず、図5のステップST
31では、複写パラメータリストで指定された状態パラ
メータを複写元装置(マスタ装置たる記録用VTR1)
からパソコン8にRS−232Cインターフェースを介
して読み込む。次に、ステップST32で複写先装置リ
ストから複写先装置番号を取り出し、ステップST33
で、この複写先装置(スレーブ装置たる再生用第1,第
2VTR2,3)に対して、複写パラメータリストで指
定された状態パラメータをパソコンからRS−232C
を介して転送する。そして、複写先リストで指定された
装置全てに対して状態パラメータの転送を行ったことを
ステップST34で確認した後、自動複写動作を完了す
る。
いてさらに詳細に説明する。まず、図5のステップST
31では、複写パラメータリストで指定された状態パラ
メータを複写元装置(マスタ装置たる記録用VTR1)
からパソコン8にRS−232Cインターフェースを介
して読み込む。次に、ステップST32で複写先装置リ
ストから複写先装置番号を取り出し、ステップST33
で、この複写先装置(スレーブ装置たる再生用第1,第
2VTR2,3)に対して、複写パラメータリストで指
定された状態パラメータをパソコンからRS−232C
を介して転送する。そして、複写先リストで指定された
装置全てに対して状態パラメータの転送を行ったことを
ステップST34で確認した後、自動複写動作を完了す
る。
【0017】斯様な構成と状態パラメータ複写手法をと
る本実施例によれば、例えば編集を行うため1台のVT
Rに設定が必要な状態パラメータが20項目あるとする
と、従来の方式では、オペレータが3台のVTRにそれ
ぞれ設定を行わなければならなかった為に、20項目×
3台で合計60個の状態パラメータの設定が必要であっ
たが、本発明の方式では、最初の1台だけに設定すれば
良いので合計で20個の設定で済むことになり、この結
果40個分の状態パラメータ設定操作を省略できる。ま
た、図5のステップST31で、パソコン8が読み込ん
だ状態パラメータを、パソコン8の内蔵メモリもしくは
外部記録装置11の記録メディアに記憶しておけば、全
てのVTRの状態パラメータの設定を変更してしまった
としても、パソコン8側に記憶した設定を用いて全ての
VTR1,2,3に自動複写を行うことにより、容易に
元の編集操作時の状態パラメータの再設定を行うことが
可能となる。また、交換可能な記録メディアに状態パラ
メータを記憶させておくと、別の場所に構築されたテレ
ビジョン放送用の編集システムへ記録メディアのみを持
ち運ぶことで、この別システムの各VTRに容易に状態
パラメータの設定を行うことができる。
る本実施例によれば、例えば編集を行うため1台のVT
Rに設定が必要な状態パラメータが20項目あるとする
と、従来の方式では、オペレータが3台のVTRにそれ
ぞれ設定を行わなければならなかった為に、20項目×
3台で合計60個の状態パラメータの設定が必要であっ
たが、本発明の方式では、最初の1台だけに設定すれば
良いので合計で20個の設定で済むことになり、この結
果40個分の状態パラメータ設定操作を省略できる。ま
た、図5のステップST31で、パソコン8が読み込ん
だ状態パラメータを、パソコン8の内蔵メモリもしくは
外部記録装置11の記録メディアに記憶しておけば、全
てのVTRの状態パラメータの設定を変更してしまった
としても、パソコン8側に記憶した設定を用いて全ての
VTR1,2,3に自動複写を行うことにより、容易に
元の編集操作時の状態パラメータの再設定を行うことが
可能となる。また、交換可能な記録メディアに状態パラ
メータを記憶させておくと、別の場所に構築されたテレ
ビジョン放送用の編集システムへ記録メディアのみを持
ち運ぶことで、この別システムの各VTRに容易に状態
パラメータの設定を行うことができる。
【0018】なお、上述した実施例では、パソコン8と
全てのVTR1,2,3に同時に一括して接続している
が、パソコン8の外部通信用端子数が不足する場合等に
は、まず、複写元装置(マスタ装置たる記録用VTR
1)のみをパソコン8と接続して、記録用VTR1の状
態パラメータをパソコン8で読み込み、次に、記録用V
TR1とパソコン8との接続を外して、パソコン8を複
写先装置(スレーブ装置たる再生用第1VTR2または
再生用第2VTR3)と接続し、パソコン8から複写先
装置へ状態パラメータを転送するようにしてもよい。ま
た斯様にすると、各VTRが離間した場所に配設され、
パソコン8の接続コードの長さが不足する場合において
も、ポータブルタイプのパソコン8を持ち運んで個別に
VTRに接続することで、容易に複写先装置(スレーブ
装置たる再生用VTR)に状態パラメータを複写するこ
とが可能となる。
全てのVTR1,2,3に同時に一括して接続している
が、パソコン8の外部通信用端子数が不足する場合等に
は、まず、複写元装置(マスタ装置たる記録用VTR
1)のみをパソコン8と接続して、記録用VTR1の状
態パラメータをパソコン8で読み込み、次に、記録用V
TR1とパソコン8との接続を外して、パソコン8を複
写先装置(スレーブ装置たる再生用第1VTR2または
再生用第2VTR3)と接続し、パソコン8から複写先
装置へ状態パラメータを転送するようにしてもよい。ま
た斯様にすると、各VTRが離間した場所に配設され、
パソコン8の接続コードの長さが不足する場合において
も、ポータブルタイプのパソコン8を持ち運んで個別に
VTRに接続することで、容易に複写先装置(スレーブ
装置たる再生用VTR)に状態パラメータを複写するこ
とが可能となる。
【0019】なおまた、上述した実施例においては、複
写元装置(マスタ装置たる記録用VTR1)でオペレー
タが状態パラメータの設定を行っているが、この記録用
VTR1への状態パラメータ設定は、パソコン8側にお
いて行うことも可能である。すなわち、ディスプレイ装
置10に状態パラメータ設定用画面を表示させ、オペレ
ータが表示画面を見ながらメニュー方式で入力装置9に
よって複数の状態パラメータを順次設定して、これをパ
ソコン8の内蔵メモリもしくは外部記録装置11の記録
メディアに格納し、然る後、選択入力された状態パラメ
ータ情報を記録用VTR1に転送して、記録用VTR1
に状態パラメータを設定するようにしてもよい。
写元装置(マスタ装置たる記録用VTR1)でオペレー
タが状態パラメータの設定を行っているが、この記録用
VTR1への状態パラメータ設定は、パソコン8側にお
いて行うことも可能である。すなわち、ディスプレイ装
置10に状態パラメータ設定用画面を表示させ、オペレ
ータが表示画面を見ながらメニュー方式で入力装置9に
よって複数の状態パラメータを順次設定して、これをパ
ソコン8の内蔵メモリもしくは外部記録装置11の記録
メディアに格納し、然る後、選択入力された状態パラメ
ータ情報を記録用VTR1に転送して、記録用VTR1
に状態パラメータを設定するようにしてもよい。
【0020】図6は本発明の第2実施例を示しており、
本実施例においては、マスタ装置たる記録用VTR1と
スレーブ装置たる再生用第1,第2VTR2,3との各
GP−IBインターフェース間を、直接接続ケーブルで
接続し、記録用VTR1に設定された状態パラメータ
を、記録用VTR1からダイレクトに再生用第1,第2
VTR2,3に転送するようにしてある。斯様にする
と、別設の前記したパソコンを除外したシステム構成と
することができるが、VTR側の内部システムに負担が
かかる。
本実施例においては、マスタ装置たる記録用VTR1と
スレーブ装置たる再生用第1,第2VTR2,3との各
GP−IBインターフェース間を、直接接続ケーブルで
接続し、記録用VTR1に設定された状態パラメータ
を、記録用VTR1からダイレクトに再生用第1,第2
VTR2,3に転送するようにしてある。斯様にする
と、別設の前記したパソコンを除外したシステム構成と
することができるが、VTR側の内部システムに負担が
かかる。
【0021】また、図示していないが、各VTRにIC
カードリーダライタ等の簡易な外部記憶装置を付設し、
マスタ装置(複写元装置)の状態パラメータをICカー
ド等に記憶し、このICカードを用いてスレーブ装置
(複写先装置)に状態パラメータを設定するようにして
もよい。
カードリーダライタ等の簡易な外部記憶装置を付設し、
マスタ装置(複写元装置)の状態パラメータをICカー
ド等に記憶し、このICカードを用いてスレーブ装置
(複写先装置)に状態パラメータを設定するようにして
もよい。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、2台目以
降のVTRへ状態パラメータを設定する場合に、以下の
ような効果を奏する。 (1)自動複写することにより、設定操作の簡略化が可
能となり、且つ設定に要する時間も大幅に短縮できる。 (2)記憶媒体を用いて設定状態を記憶することによ
り、以前設定した状態に再度設定することや、別の編集
システムにおける各VTRに対する状態設定が簡単に行
える。 (3)自動複写することにより、誤設定する事がない。
降のVTRへ状態パラメータを設定する場合に、以下の
ような効果を奏する。 (1)自動複写することにより、設定操作の簡略化が可
能となり、且つ設定に要する時間も大幅に短縮できる。 (2)記憶媒体を用いて設定状態を記憶することによ
り、以前設定した状態に再度設定することや、別の編集
システムにおける各VTRに対する状態設定が簡単に行
える。 (3)自動複写することにより、誤設定する事がない。
【図1】本発明の第1実施例に係る磁気記録再生システ
ムの概略構成を示すブロック図である。
ムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施例による自動複写を行うため
の操作手順の概略を示したフローチャート図である。
の操作手順の概略を示したフローチャート図である。
【図3】図2のステップST1を詳細に示したフローチ
ャート図である。
ャート図である。
【図4】図2のステップST2を詳細に示したフローチ
ャート図である。
ャート図である。
【図5】図2のステップST3を詳細に示したフローチ
ャート図である。
ャート図である。
【図6】本発明の第2実施例に係る磁気記録再生システ
ムの概略構成を示すブロック図である。
ムの概略構成を示すブロック図である。
【図7】従来方式における状態パラメータ設定操作時の
メニュー画面の1例を示す説明図である。
メニュー画面の1例を示す説明図である。
1 記録用VTR(マスタ装置)
2 再生用第1VTR(スレーブ装置)
3 再生用第2VTR(スレーブ装置)
4,5,6 モニタTV
7 編集装置
8 パーソナルコンピュータ(パソコン)
9 入力装置
10 ディスプレイ装置
11外部記憶装置
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 平山 洋一
東京都港区西新橋二丁目15番12号 株式会
社日立製作所家電事業本部ハイビジヨン戦
略開発本部内
Claims (7)
- 【請求項1】 動作モードを指示するための状態パラメ
ータを有する磁気記録再生装置(以下、マスタ装置と呼
称する)と、同様の機能を有する他の少なくとも1つ以
上の磁気記録再生装置(以下、スレーブ装置と呼称す
る)とが接続された磁気記録再生システムにおいて、前
記マスタ装置に接続された任意の前記スレーブ装置を選
択するための手段と、前記マスタ装置のもつ状態パラメ
ータを前記スレーブ装置へ転送するため手段と、転送す
る一群の状態パラメータを選択する手段とを設け、選択
された所望のスレーブ装置に対し、前記マスタ装置の有
する状態パラメータから選択された所望の状態パラメー
タを転送し、前記マスタ装置の有する状態パラメータを
前記スレーブ装置に全複写または部分複写することによ
り、前記スレーブ装置の状態パラメータの設定を行うよ
うにしたことを特徴とする磁気記録再生システム。 - 【請求項2】 請求項1記載において、前記スレーブ装
置への状態パラメータの転送を、前記マスタ装置並びに
前記スレーブ装置がそれぞれ接続されたアシストコンピ
ュータ装置、もしくは前記マスタ装置に接続された後離
脱されて前記スレーブ装置に接続されるアシストコンピ
ュータ装置を経由して行うことを特徴とする磁気記録再
生システム。 - 【請求項3】 請求項2記載において、前記アシストコ
ンピュータ装置は、前記マスタ装置並びに前記スレーブ
装置に具備されたRS−232C規格に準拠したシリア
ルインターフェース、もしくはGP−IB規格に準拠し
たパラレルインターフェースを介して接続されることを
特徴とする磁気記録再生システム。 - 【請求項4】 請求項2記載において、前記マスタ装置
への状態パラメータの設定は、該マスタ装置自身に付設
された入力手段、もしくは前記アシストコンピュータ装
置の入力手段によって行われることを特徴とする磁気記
録再生システム。 - 【請求項5】 請求項2記載において、前記アシストコ
ンピュータ装置に付設された着脱交換可能な記録メディ
アに、前記マスタ装置の有する状態パラメータを格納可
能としたことを特徴とする磁気記録再生システム。 - 【請求項6】 請求項1乃至5記載において、前記マス
タ装置は記録用の磁気記録再生装置とされ、前記スレー
ブ装置は再生用の磁気記録再生装置とされることを特徴
とする磁気記録再生システム。 - 【請求項7】 請求項1乃至6記載において、前記マス
タ装置並びに前記スレーブ装置の記録/再生動作等を統
括制御する編集装置が設けられたテレビジョン放送用の
編集システムに適用されることを特徴とする磁気記録再
生システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3184052A JPH056647A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 磁気記録再生システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3184052A JPH056647A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 磁気記録再生システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH056647A true JPH056647A (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=16146537
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3184052A Pending JPH056647A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 磁気記録再生システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH056647A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007164942A (ja) * | 2005-12-16 | 2007-06-28 | Kenwood Corp | 車載用再生装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6356892A (ja) * | 1986-08-28 | 1988-03-11 | Sony Corp | ビデオ編集制御方式 |
JPH0395784A (ja) * | 1989-03-23 | 1991-04-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 自動編集システム |
-
1991
- 1991-06-28 JP JP3184052A patent/JPH056647A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6356892A (ja) * | 1986-08-28 | 1988-03-11 | Sony Corp | ビデオ編集制御方式 |
JPH0395784A (ja) * | 1989-03-23 | 1991-04-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 自動編集システム |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007164942A (ja) * | 2005-12-16 | 2007-06-28 | Kenwood Corp | 車載用再生装置 |
JP4654904B2 (ja) * | 2005-12-16 | 2011-03-23 | 株式会社ケンウッド | 車載用再生装置 |
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