JPH0566468B2 - - Google Patents
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- JPH0566468B2 JPH0566468B2 JP60130392A JP13039285A JPH0566468B2 JP H0566468 B2 JPH0566468 B2 JP H0566468B2 JP 60130392 A JP60130392 A JP 60130392A JP 13039285 A JP13039285 A JP 13039285A JP H0566468 B2 JPH0566468 B2 JP H0566468B2
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- shaped
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- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 18
- 239000012528 membrane Substances 0.000 claims description 14
- 238000009434 installation Methods 0.000 claims 1
- 230000009182 swimming Effects 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000007665 sagging Methods 0.000 description 1
Classifications
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E40/00—Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
- Y02E40/60—Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment
Landscapes
- Tents Or Canopies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は野外のテニスコート、スケートリン
ク、プール等に全天候性をもたせるための、曲率
半径の異なる複数のアーチ状テントを引き違い状
に開閉するようにした開閉型のテントに関するも
のである。
ク、プール等に全天候性をもたせるための、曲率
半径の異なる複数のアーチ状テントを引き違い状
に開閉するようにした開閉型のテントに関するも
のである。
(従来の技術)
開閉可能なテント構造物は、カラフルな色彩に
よりフツアツシヨン性、アツピール性を表現でき
るため、最近野外のスポーツ場(テニスコート、
プール、ゲートボールコート等)への使用が検討
されている。
よりフツアツシヨン性、アツピール性を表現でき
るため、最近野外のスポーツ場(テニスコート、
プール、ゲートボールコート等)への使用が検討
されている。
かかる開閉可能なテント構造物として、本出願
人はアーチ状フレームに遮水シートを張設した曲
率半径の異なる複数のアーチ状テントと、該テン
トを支持する、テニスコート等の両端に平行して
設けられた支持枠と、該支持枠に一体に設けられ
た水平滑動レールまたは可動索条とからなり、少
なくとも一部のテントの両側下端縁を滑動レール
上に滑動自在に支持するか、可動索条に支持し、
該テントを移動することにより、各テントを引き
違い状に開閉するテント構造物を提案した(実公
平3−27180号参照)。
人はアーチ状フレームに遮水シートを張設した曲
率半径の異なる複数のアーチ状テントと、該テン
トを支持する、テニスコート等の両端に平行して
設けられた支持枠と、該支持枠に一体に設けられ
た水平滑動レールまたは可動索条とからなり、少
なくとも一部のテントの両側下端縁を滑動レール
上に滑動自在に支持するか、可動索条に支持し、
該テントを移動することにより、各テントを引き
違い状に開閉するテント構造物を提案した(実公
平3−27180号参照)。
(発明が解決しようとする課題)
上記提案によるテント構造は、開閉可能なテン
トとして実用的な構造である。しかし従来より行
われているアーチ状フレームへのテントシートの
取り付け方法は複雑で、その作業が面倒であつ
た。また雨水を円滑に排出することができずテン
トの周囲が水浸しになることがあつた。さらに曲
率半径の異なるアーチ状テント間で形成される間
隙のシール及び突き合わされたアーチ状テント間
で形成される間隙のシールについて具体的な提案
がなされていないためか、未だ開閉型のテントの
十分な普及がなされていない。
トとして実用的な構造である。しかし従来より行
われているアーチ状フレームへのテントシートの
取り付け方法は複雑で、その作業が面倒であつ
た。また雨水を円滑に排出することができずテン
トの周囲が水浸しになることがあつた。さらに曲
率半径の異なるアーチ状テント間で形成される間
隙のシール及び突き合わされたアーチ状テント間
で形成される間隙のシールについて具体的な提案
がなされていないためか、未だ開閉型のテントの
十分な普及がなされていない。
したがつて本発明の目的は、テントシートの取
り付けが容易で、かつ雨水を円滑に排出すること
のできる開閉型のテントを提供することにある。
り付けが容易で、かつ雨水を円滑に排出すること
のできる開閉型のテントを提供することにある。
本発明の他の目的は、曲率半径の異なるアーチ
状テント間で形成される間隙のシール及び突き合
わされたアーチ状テント間で形成される間隙のシ
ールが簡単な、安価な開閉型のテントを提供する
ことにある。
状テント間で形成される間隙のシール及び突き合
わされたアーチ状テント間で形成される間隙のシ
ールが簡単な、安価な開閉型のテントを提供する
ことにある。
(課題を解決するための手段)
本発明者らは、上記課題を解決するため鋭意検
討した結果本発明に到達したものである。すなわ
ち本発明は、曲率半径の異なる複数のアーチ状テ
ント1,2,3を引き違い状に開閉する際に、引
き違い状に開閉するアーチ状テント1,2または
アーチ状テント2,3で形成されるアーチ状の端
部隙間をシールする第1のシール手段と、アーチ
状テント3,3の突き合わせ部の隙間をシールす
る第2のシール手段を備えた開閉型のテントにお
いて、該アーチ状テントを構成する一対のアーチ
状パイプ1′,2′,3′の各パイプの下方に、該
アーチ状パイプよりも曲率半径の小さなアーチ状
のガイドパイプ10をステー11を介して一体に
取り付け、該アーチ状パイプのガイドパイプ取り
付け位置から離れ、かつガイドパイプと平行な位
置にステー12を介して多数の支持体13を取着
して、該一対のアーチ状パイプ間にガイドパイプ
10を介してテント用シート41,42,43を
被覆し、しかも該支持体13とテント用シートの
アーチ状パイプ1′,2′,3′と平行な両端部を
ロープ14で連結して、テント用シート41,4
2,43を張設するとともに、該テント用シート
のアーチ状パイプと平行な両端部の上面に、アー
チ状に帯状シート15及び多孔性パイプ18を配
置して、該帯状シートの一側端をテント用シート
の上面に取り付け、他側端を多孔性パイプを介し
て折り返して、その端部と該テント用シートの上
面で、かつ帯状シートと離れた位置に取着された
多数の支持シート16をロープ17で連結して、
該アーチ状テントの上面にアーチ状の雨水樋を形
成したことを特徴とする開閉型のテントである。
討した結果本発明に到達したものである。すなわ
ち本発明は、曲率半径の異なる複数のアーチ状テ
ント1,2,3を引き違い状に開閉する際に、引
き違い状に開閉するアーチ状テント1,2または
アーチ状テント2,3で形成されるアーチ状の端
部隙間をシールする第1のシール手段と、アーチ
状テント3,3の突き合わせ部の隙間をシールす
る第2のシール手段を備えた開閉型のテントにお
いて、該アーチ状テントを構成する一対のアーチ
状パイプ1′,2′,3′の各パイプの下方に、該
アーチ状パイプよりも曲率半径の小さなアーチ状
のガイドパイプ10をステー11を介して一体に
取り付け、該アーチ状パイプのガイドパイプ取り
付け位置から離れ、かつガイドパイプと平行な位
置にステー12を介して多数の支持体13を取着
して、該一対のアーチ状パイプ間にガイドパイプ
10を介してテント用シート41,42,43を
被覆し、しかも該支持体13とテント用シートの
アーチ状パイプ1′,2′,3′と平行な両端部を
ロープ14で連結して、テント用シート41,4
2,43を張設するとともに、該テント用シート
のアーチ状パイプと平行な両端部の上面に、アー
チ状に帯状シート15及び多孔性パイプ18を配
置して、該帯状シートの一側端をテント用シート
の上面に取り付け、他側端を多孔性パイプを介し
て折り返して、その端部と該テント用シートの上
面で、かつ帯状シートと離れた位置に取着された
多数の支持シート16をロープ17で連結して、
該アーチ状テントの上面にアーチ状の雨水樋を形
成したことを特徴とする開閉型のテントである。
また本発明の第1のシール手段は、曲率半径の
大きなアーチ状テントの端部に、曲率半径の小さ
なアーチ状テントの上面を摺動するアーチ状のテ
ントシート20を垂れ膜状に取り付け、該アーチ
状のテントシートに中空部に糸状体21が挿通さ
れたアーチ状パイプ22を固定するとともに、該
糸状体21の両端を下方に引つ張つて、垂れ膜状
に取り付けられたアーチ状のテントシート20を
曲率半径の小さなアーチ状テントの上面に押し付
けるようにしている。
大きなアーチ状テントの端部に、曲率半径の小さ
なアーチ状テントの上面を摺動するアーチ状のテ
ントシート20を垂れ膜状に取り付け、該アーチ
状のテントシートに中空部に糸状体21が挿通さ
れたアーチ状パイプ22を固定するとともに、該
糸状体21の両端を下方に引つ張つて、垂れ膜状
に取り付けられたアーチ状のテントシート20を
曲率半径の小さなアーチ状テントの上面に押し付
けるようにしている。
さらに本発明のする第2のシール手段が、一方
のアーチ状テント3を構成するアーチ状パイプに
固定された多数のブラケツト30にアーチ状の庇
31を取り付け、該アーチ状の庇31の両側端に
アーチ状のテントシート32を垂れ膜状に取り付
けて、該アーチ状のテントシート32に中空部に
糸状体34が挿通されたアーチ状パイプ33を固
定するとともに、該糸状体34の両端を下方に引
つ張つて、垂れ膜状に取り付けられたアーチ状の
テントシート32をアーチ状テント3,3の上面
に押し付けるようにしている。
のアーチ状テント3を構成するアーチ状パイプに
固定された多数のブラケツト30にアーチ状の庇
31を取り付け、該アーチ状の庇31の両側端に
アーチ状のテントシート32を垂れ膜状に取り付
けて、該アーチ状のテントシート32に中空部に
糸状体34が挿通されたアーチ状パイプ33を固
定するとともに、該糸状体34の両端を下方に引
つ張つて、垂れ膜状に取り付けられたアーチ状の
テントシート32をアーチ状テント3,3の上面
に押し付けるようにしている。
(実施例)
次に本発明の開閉型のテントの一実施例を図面
にて説明する。第1図は野外のテニスコート用の
開閉型のテントの側面図であり、このテントはテ
ニスコートの両端に引き違い状に収納される、曲
率半径の異なる3種類のアーチ状テント1,2,
3でドームを形成している。第2図はアーチ状テ
ント2,3をテニスコートの両端に引き違い状に
収納した状態を示す斜視図である。該アーチ状テ
ント1,2,3は一対のアーチ状パイプの両下端
を支持枠4で固定してアーチ状のフレームを形成
し、その上面にテント用シート41,42,43
を被覆している。上記支持枠4には複数の車輪
(図示せず)が取着されており、この車輪をテニ
スコートの両端に平行に設置されたレール5に取
り付けることにより、アーチ状テント2,3が水
平方向に移動するようになつている。引き違い状
に開閉する、曲率半径の異なる2種類のアーチ状
テント1,2及びアーチ状テント2,3の連結部
(A及びB部)に形成される隙間は第1のシール
手段(図示せず)でシールされている。またアー
チ状テント3,3の突き合わせ部(C部)に形成
される隙間は第2のシール手段(図示せず)でシ
ールされている。第3図はアーチ状テント3て該
テントと引き違い状に収納されるアーチ状テント
2との取り付け部(A部)の構造を示す断面図で
あり、アーチ状テント2と該テントと引き違い状
に収納されるアーチ状テント1との取り付け部
(B部)もA部と同様な構造である。
にて説明する。第1図は野外のテニスコート用の
開閉型のテントの側面図であり、このテントはテ
ニスコートの両端に引き違い状に収納される、曲
率半径の異なる3種類のアーチ状テント1,2,
3でドームを形成している。第2図はアーチ状テ
ント2,3をテニスコートの両端に引き違い状に
収納した状態を示す斜視図である。該アーチ状テ
ント1,2,3は一対のアーチ状パイプの両下端
を支持枠4で固定してアーチ状のフレームを形成
し、その上面にテント用シート41,42,43
を被覆している。上記支持枠4には複数の車輪
(図示せず)が取着されており、この車輪をテニ
スコートの両端に平行に設置されたレール5に取
り付けることにより、アーチ状テント2,3が水
平方向に移動するようになつている。引き違い状
に開閉する、曲率半径の異なる2種類のアーチ状
テント1,2及びアーチ状テント2,3の連結部
(A及びB部)に形成される隙間は第1のシール
手段(図示せず)でシールされている。またアー
チ状テント3,3の突き合わせ部(C部)に形成
される隙間は第2のシール手段(図示せず)でシ
ールされている。第3図はアーチ状テント3て該
テントと引き違い状に収納されるアーチ状テント
2との取り付け部(A部)の構造を示す断面図で
あり、アーチ状テント2と該テントと引き違い状
に収納されるアーチ状テント1との取り付け部
(B部)もA部と同様な構造である。
上記アーチ状テントを構成するアーチ状パイプ
へテントシートを被覆した状態を第3図に示す。
第3図は上記A部の断面構造、第4図は第3図の
A−A矢視図である。以下アーチ状テント3の場
合について説明する。アーチ状テント3のアーチ
状パイプ3′の中心より下方、例えば仮にアーチ
状パイプ3′が内接する正方形を考えた時に、そ
の右下隅にアーチ状パイプ3′に立設された多数
のステー11に支持されたアーチ状のガイドパイ
プ10を、該アーチ状パイプ3′と平行に設けて
いる。また該アーチ状パイプ3′が内接する正方
形を考えた時に、その左下隅に取着された多数の
ステー12に支持体13を取り付けている。上記
ガイドパイプ10及び支持体13は該右側のアー
チ状パイプ3′と対をなす左側のアーチ状パイプ
3′側にも取り付けられている。
へテントシートを被覆した状態を第3図に示す。
第3図は上記A部の断面構造、第4図は第3図の
A−A矢視図である。以下アーチ状テント3の場
合について説明する。アーチ状テント3のアーチ
状パイプ3′の中心より下方、例えば仮にアーチ
状パイプ3′が内接する正方形を考えた時に、そ
の右下隅にアーチ状パイプ3′に立設された多数
のステー11に支持されたアーチ状のガイドパイ
プ10を、該アーチ状パイプ3′と平行に設けて
いる。また該アーチ状パイプ3′が内接する正方
形を考えた時に、その左下隅に取着された多数の
ステー12に支持体13を取り付けている。上記
ガイドパイプ10及び支持体13は該右側のアー
チ状パイプ3′と対をなす左側のアーチ状パイプ
3′側にも取り付けられている。
テントシート43は左右のアーチ状パイプ3′
間にガイドパイプを介して被覆され、テントシー
ト43のアーチ状パイプと平行な両端部は支持体
13にロープ14によつて連結される。ロープに
よる連結時に該ロープを緊張させると左右のアー
チ状パイプ3′間にテントシート43を張設状態
で取り付けることができる。
間にガイドパイプを介して被覆され、テントシー
ト43のアーチ状パイプと平行な両端部は支持体
13にロープ14によつて連結される。ロープに
よる連結時に該ロープを緊張させると左右のアー
チ状パイプ3′間にテントシート43を張設状態
で取り付けることができる。
アーチ状テント3の両端には、帯状シート15
がアーチ状パイプ3′に沿つて配置され、該帯状
シート15の一側端がテントシート43に連続し
て貼着されている。この帯状シート15の上面に
は多孔性の硬質パイプ18(例えばタキロントリ
カルパイプ)がアーチ状に配置されている。また
テントシート43の帯状シート15から離れた位
置に、該帯状シート15と平行に多数の支持シー
ト16が一定の間隔で貼着されている。上記帯状
シート15の他側端は多孔性の硬質パイプ18を
巻き込んで折り返され、その端部に設けたハトメ
孔と支持シートに設けたハトメ孔にロープ17を
通して帯状シート15と支持シート16を連結し
ている。多孔性の硬質パイプ18を介して帯状シ
ート15を折り込みことにより、アーチ状パイプ
3′の上部にアーチ状の雨水樋が形成される。雨
水はテントの両端に取り付けられたアーチ状の雨
水樋に集められて排出される。上述のアーチ状の
雨水樋は全てのアーチ状テントに取り付けられて
いる。
がアーチ状パイプ3′に沿つて配置され、該帯状
シート15の一側端がテントシート43に連続し
て貼着されている。この帯状シート15の上面に
は多孔性の硬質パイプ18(例えばタキロントリ
カルパイプ)がアーチ状に配置されている。また
テントシート43の帯状シート15から離れた位
置に、該帯状シート15と平行に多数の支持シー
ト16が一定の間隔で貼着されている。上記帯状
シート15の他側端は多孔性の硬質パイプ18を
巻き込んで折り返され、その端部に設けたハトメ
孔と支持シートに設けたハトメ孔にロープ17を
通して帯状シート15と支持シート16を連結し
ている。多孔性の硬質パイプ18を介して帯状シ
ート15を折り込みことにより、アーチ状パイプ
3′の上部にアーチ状の雨水樋が形成される。雨
水はテントの両端に取り付けられたアーチ状の雨
水樋に集められて排出される。上述のアーチ状の
雨水樋は全てのアーチ状テントに取り付けられて
いる。
アーチ状テント3と引き違い状に収納される、
該テントよりも曲率半径の小さいアーチ状テント
2を構成するアーチ状のフレームにもテントシー
ト42が張設される。しかし上記2つのアーチ状
テント2,3は曲率半径が相違するためアーチ状
の間隙が形成され、かかる間隙から風雨がテニス
コート内に侵入する。この間隙をシールしてテニ
スコート内への風雨の侵入を防止するため、第3
図に示すように、曲率半径の大きなアーチ状テン
ト3の端部にアーチ状の膜状テント20を貼着
し、該アーチ状テント3の端部から膜状テント2
0を垂直に垂らし、その先端が曲率半径の小さな
アーチ状テント2の上面を摺動するようにしてい
る。上記膜状テント20を垂直に垂らした状態で
は、強い風雨の場合には、膜状テントが舞い上が
つて風雨がテニスコート内に侵入することを避け
ることができない。本発明では該膜状テント20
にプラスチツク被覆ケーブルのような糸状体21
を挿通した可撓性パイプ22をアーチ状に固定し
ている。この可撓性パイプに挿通された糸状体2
1の両端を下方に引つ張つてぴんと張ると可撓性
パイプに一様な締付圧が作用して、垂直に垂らし
た膜状テント20が曲率半径の小さいアーチ状テ
ント2の上面に均一に押し付けられるため、上記
間隙を確実にシールすることができる。
該テントよりも曲率半径の小さいアーチ状テント
2を構成するアーチ状のフレームにもテントシー
ト42が張設される。しかし上記2つのアーチ状
テント2,3は曲率半径が相違するためアーチ状
の間隙が形成され、かかる間隙から風雨がテニス
コート内に侵入する。この間隙をシールしてテニ
スコート内への風雨の侵入を防止するため、第3
図に示すように、曲率半径の大きなアーチ状テン
ト3の端部にアーチ状の膜状テント20を貼着
し、該アーチ状テント3の端部から膜状テント2
0を垂直に垂らし、その先端が曲率半径の小さな
アーチ状テント2の上面を摺動するようにしてい
る。上記膜状テント20を垂直に垂らした状態で
は、強い風雨の場合には、膜状テントが舞い上が
つて風雨がテニスコート内に侵入することを避け
ることができない。本発明では該膜状テント20
にプラスチツク被覆ケーブルのような糸状体21
を挿通した可撓性パイプ22をアーチ状に固定し
ている。この可撓性パイプに挿通された糸状体2
1の両端を下方に引つ張つてぴんと張ると可撓性
パイプに一様な締付圧が作用して、垂直に垂らし
た膜状テント20が曲率半径の小さいアーチ状テ
ント2の上面に均一に押し付けられるため、上記
間隙を確実にシールすることができる。
また、同一の曲率半径を有するアーチ状テント
3,3の突き合わせ部に間隙が形成され、この間
隙からテニスコート内に風雨が漏れ込む。そのた
め該間隙をシールする必要がある。第5図はアー
チ状テント3,3の突き合わせ部(C部)のシー
ル構造を示す断面図であり、一方のアーチ状テン
ト(第5図では左側のアーチ状テント)を構成す
るアーチ状パイプ3′に多数のブラケツト30を
一定間隔で取り付け、該ブラケツトにアーチ状の
庇31を固定している。そして該庇31の両端に
アーチ状庇に沿つてアーチ状の垂れ膜32を貼着
し、その先端がアーチ状テント3の上面に接触す
るように垂れ下げている。また庇の右側から垂れ
下げたアーチ状の垂れ膜32は右側のアーチ状テ
ント3の上面を摺動するように垂れ下げている。
上記アーチ状の垂れ膜32をアーチ状テント3の
上面に垂らした状態では、強い風雨の場合には、
垂れ膜が舞い上がつて風雨がテニスコート内に侵
入する。本発明では該アーチ状の垂れ膜32にプ
ラスチツク被覆ケーブルのような糸状体34を挿
通した可撓性パイプ33をアーチ状に固定してい
る。この可撓性パイプに挿通された糸状体34の
両端を下方に引つ張つてぴんと張ると可撓性パイ
プに一様な締付圧が作用して、垂直に垂らした垂
れ膜32がアーチ状テント3の上面に均一に押し
付けられるため、アーチ状テント3,3の突き合
わせ部の間隙を確実にシールすることができる。
3,3の突き合わせ部に間隙が形成され、この間
隙からテニスコート内に風雨が漏れ込む。そのた
め該間隙をシールする必要がある。第5図はアー
チ状テント3,3の突き合わせ部(C部)のシー
ル構造を示す断面図であり、一方のアーチ状テン
ト(第5図では左側のアーチ状テント)を構成す
るアーチ状パイプ3′に多数のブラケツト30を
一定間隔で取り付け、該ブラケツトにアーチ状の
庇31を固定している。そして該庇31の両端に
アーチ状庇に沿つてアーチ状の垂れ膜32を貼着
し、その先端がアーチ状テント3の上面に接触す
るように垂れ下げている。また庇の右側から垂れ
下げたアーチ状の垂れ膜32は右側のアーチ状テ
ント3の上面を摺動するように垂れ下げている。
上記アーチ状の垂れ膜32をアーチ状テント3の
上面に垂らした状態では、強い風雨の場合には、
垂れ膜が舞い上がつて風雨がテニスコート内に侵
入する。本発明では該アーチ状の垂れ膜32にプ
ラスチツク被覆ケーブルのような糸状体34を挿
通した可撓性パイプ33をアーチ状に固定してい
る。この可撓性パイプに挿通された糸状体34の
両端を下方に引つ張つてぴんと張ると可撓性パイ
プに一様な締付圧が作用して、垂直に垂らした垂
れ膜32がアーチ状テント3の上面に均一に押し
付けられるため、アーチ状テント3,3の突き合
わせ部の間隙を確実にシールすることができる。
(発明の効果)
以上のように本発明は、アーチ状テントの両端
にアーチ状の雨水樋を設けることにより、テント
シートに溜まる雨水を容易に排出することができ
る。また曲率半径の異なる複数のアーチ状テント
を引き違い状に開閉する際に、引き違い状に開閉
する曲率半径の異なるアーチ状テント間で形成さ
れるアーチ状の隙間とアーチ状テントの突き合わ
せ部に形成される隙間が確実にシールされるため
アーチ状テントでテニスコート等を被覆した時
に、コート内への風雨の侵入を確実に防止するこ
とができる。
にアーチ状の雨水樋を設けることにより、テント
シートに溜まる雨水を容易に排出することができ
る。また曲率半径の異なる複数のアーチ状テント
を引き違い状に開閉する際に、引き違い状に開閉
する曲率半径の異なるアーチ状テント間で形成さ
れるアーチ状の隙間とアーチ状テントの突き合わ
せ部に形成される隙間が確実にシールされるため
アーチ状テントでテニスコート等を被覆した時
に、コート内への風雨の侵入を確実に防止するこ
とができる。
本発明の開閉型のテントは上記テニスコートの
他に、プール、スケートリンク、ゲートボール、
屋外劇場等に適用することができる。
他に、プール、スケートリンク、ゲートボール、
屋外劇場等に適用することができる。
第1図は本発明の開閉型のテントを閉じた状態
を示す側面図であり、第2図は上記テントを開い
た状態を示す斜視図である。また第3図は曲率半
径の異なる2種類のアーチ状テントの関係を示す
断面図であり、第4図は第3図のA−A矢視図で
あり、第5図はアーチ状テントの突き合わせ部の
シール状態を示す断面図である。 1,2,3……アーチ状テント、2′,3′……
アーチ状パイプ、4……支持枠、5……レール、
10……ガイドパイプ、11,12……ステー、
13……支持体、14,17……ロープ、15…
…帯状シート、16……支持シート、18……多
孔性の硬質パイプ、20……テントシート、2
1,34……糸状体、22,33……アーチ状パ
イプ、32……アーチ状のテントシート、41,
42,43……テント用シート。
を示す側面図であり、第2図は上記テントを開い
た状態を示す斜視図である。また第3図は曲率半
径の異なる2種類のアーチ状テントの関係を示す
断面図であり、第4図は第3図のA−A矢視図で
あり、第5図はアーチ状テントの突き合わせ部の
シール状態を示す断面図である。 1,2,3……アーチ状テント、2′,3′……
アーチ状パイプ、4……支持枠、5……レール、
10……ガイドパイプ、11,12……ステー、
13……支持体、14,17……ロープ、15…
…帯状シート、16……支持シート、18……多
孔性の硬質パイプ、20……テントシート、2
1,34……糸状体、22,33……アーチ状パ
イプ、32……アーチ状のテントシート、41,
42,43……テント用シート。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 曲率半径の異なる複数のアーチ状テント1,
2,3を引き違い状に開閉する際に、引き違い状
に開閉するアーチ状テント1,2またはアーチ状
テント2,3で形成されるアーチ状の端部隙間を
シールする第1のシール手段と、アーチ状テント
3,3の突き合わせ部の隙間をシールする第2の
シール手段を備えた開閉型のテントにおいて、該
アーチ状テントを構成する一対のアーチ状パイプ
1′,2′,3′の各パイプの下方に、該アーチ状
パイプよりも曲率半径の小さなアーチ状のガイド
パイプ10をステー11を介して一体に取り付
け、該アーチ状パイプのガイドパイプ取り付け位
置から離れ、かつガイドパイプと平行な位置にス
テー12を介して多数の支持体13を取着して、
該一対のアーチ状パイプ間にガイドパイプ10を
介してテント用シート41,42,43を被覆
し、しかも該支持体13とテント用シートのアー
チ状パイプ1′,2′,3′と平行な両端部をロー
プ14で連結して、テント用シート41,42,
43を張設するとともに、該テント用シートのア
ーチ状パイプと平行な両端部の上面に、アーチ状
に帯状シート15及び多孔性パイプ18を配置し
て、該帯状シートの一側端をテント用シートの上
面に取り付け、他側端を多孔性パイプを介して折
り返して、その端部と該テント用シートの上面
で、かつ帯状シートと離れた位置に取着された多
数の支持シート16をロープ17で連結して、該
アーチ状テントの上面にアーチ状の雨水樋を形成
したことを特徴とする開閉型のテント。 2 該引き違い状に開閉するアーチ状テント1,
2またはアーチ状テント2,3で形成される端部
隙間をシールする第1のシール手段が、曲率半径
の大きなアーチ状テントの端部に、曲率半径の小
さなアーチ状テントの上面を摺動するアーチ状の
テントシート20を垂れ膜状に取り付け、該アー
チ状のテントシートに中空部に糸状体21が挿通
されたアーチ状パイプ22を固定するとともに、
該糸状体21の両端を下方に引つ張つて、垂れ膜
状に取り付けられたアーチ状のテントシート20
を曲率半径の小さなアーチ状テントの上面に押し
付ける特許請求の範囲第1項記載の開閉型のテン
ト。 3 該アーチ状テント3,3の突き合わせ部の隙
間をシールする第2のシール手段が、一方のアー
チ状テント3を構成するアーチ状パイプに固定さ
れた多数のブラケツト30にアーチ状の庇31を
取り付け、該アーチ状の庇31の両側端にアーチ
状のテントシート32を垂れ膜状に取り付けて、
該アーチ状のテントシート32に中空部に糸状体
34が挿通されたアーチ状パイプ33を固定する
とともに、該糸状体34の両端を下方に引つ張つ
て、垂れ膜状に取り付けられたアーチ状のテント
シート32をアーチ状テント3,3の上面に押し
付ける特許請求の範囲第1項記載の開閉型のテン
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60130392A JPS61290173A (ja) | 1985-06-14 | 1985-06-14 | 開閉型のテント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60130392A JPS61290173A (ja) | 1985-06-14 | 1985-06-14 | 開閉型のテント |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61290173A JPS61290173A (ja) | 1986-12-20 |
JPH0566468B2 true JPH0566468B2 (ja) | 1993-09-21 |
Family
ID=15033216
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60130392A Granted JPS61290173A (ja) | 1985-06-14 | 1985-06-14 | 開閉型のテント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61290173A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5111986B2 (ja) * | 2007-09-26 | 2013-01-09 | 三菱重工業株式会社 | 防潮対策台船 |
-
1985
- 1985-06-14 JP JP60130392A patent/JPS61290173A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61290173A (ja) | 1986-12-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |