JPH0194175A - 開閉式テントの支持構造 - Google Patents

開閉式テントの支持構造

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JPH0194175A
JPH0194175A JP25093187A JP25093187A JPH0194175A JP H0194175 A JPH0194175 A JP H0194175A JP 25093187 A JP25093187 A JP 25093187A JP 25093187 A JP25093187 A JP 25093187A JP H0194175 A JPH0194175 A JP H0194175A
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tent
pipe
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rope
resin layer
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Tatsuo Kimura
達雄 木村
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、間隔を設けて立設した一対の支持体間にテン
トを張設するテントの支持構造に関するもので、主とし
て中央部に支柱等を使用しない長スパンの屋外スポーツ
施設やイベント会場等において使用される。
(従来技術とその問題点) この種のテントとしては、間隔を設けて立設させた支柱
乃至支持体の間にワイヤを網目状に張設させ、このワイ
ヤによってテントを支持させるものが盗用されている。
この支持構造では、テントは、支柱乃至支持体の間に張
設したワイヤに吊り下げられるため、テント自体に掛か
る荷重が分散され、テント自体の強度を小さく設計でき
る利点があるが、テント自体の取り外しは極めて困難で
、この構成のものは主として仮設建物用の固定式屋根以
外に利用できないものであった。
テントの取り外しを可能にした支持構造を持つテントと
しては、実開昭62−113251号のものがある。
このテントは、揺動可能に立設させた支柱間に掛は渡し
たにテントを吊り下げる、構成のもので、支柱を傾倒さ
せた状態でワイヤの固定とテントの吊り下げを行った後
、支柱を起立させてテントを張設するようになっている
この構成のものでは、ワイヤごとテントを取り外しでき
るため、除去後上方に障害物がなく、開放感を味わえる
利点があるものの、テントの張設及び除去の際に、支柱
の傾倒及び起立作業並びにワイヤとこれに対するテント
の取り付は取り外し作業が必要となり、天気の急激な変
化に対応できない不都合があった。
(技術的課題) 本発明は、間隔を設けて立設した一対の支持体間にテン
トを張設するテントの支持構造において、テントを開閉
を迅速に行えるようにすることを課題としたものである
〔第一番目の発明について〕
(技術的手段) この技術的課題を解決するための第一番目の発明の技術
的手段は、 (イ)テントの両端縁部を折り返して形成した筒内にロ
ープを挿通固定させ、 (ロ)支持体を対向面に長平方向に沿ってスリットを形
成したパイプで形成し、 (ハ)テントの端縁部外側及び又はパイプの内側に摩擦
係数の小さい樹脂層を設け、 (ニ)テントの端縁筒部をパイプ内に進退可能に挿通さ
せること、 である。
(技術的手段の作用) テントの両端縁部を折り返して形成した筒内にロープを
挿通固定させると、テントの両端縁部をその端縁は全長
にわたって膨出させられる。
立設する支持体を、スリットを形成したパイプで形成し
、パイプ内にロープを挿通させたテントの端縁部を挿通
させると、テントの膨出部はパイプ内に位置し、テント
地はスリットを通過して外方に位置させられる。
パイプのスリットは、対向面側に形成されているために
、テントは両端縁をパイプのスリット縁に係止させた状
態で支持され、パイプ形状に対応した形態で張設される
ことになる。
テント端縁部の外側及び/又はパイプの内側には摩擦係
数が小さい樹脂層が形成されているために、パイプ内で
テント端縁部が進退する際の摩擦抵抗が小さくなり、テ
ントの進退が極めて円滑に行われる。
テントを閉じる際には、ロープを引っ張れば良く、開け
る際にはロープの他端部やテントの端縁部を引っ張った
り或いは長尺ドラムにテントを巻き取るようにすれば良
い。
従って、テントの端縁部をパイプ内で進退させることに
よって、テントの開閉を迅速に行うことができるのであ
る。
(第一番目の発明の効果) テントの開閉が迅速に行なわれる結果、テントの開閉を
天候に対応させてその都度行え、しかも、テントは支持
パイプに沿って開閉されるため、テント内での行事やプ
レーを中断させずに開閉できる利点がある。
また、張設したテントにはテンションが掛かっているた
めに、テント地とパイプのスリット縁とが密接状態とな
るため、雨仕舞いが良く、雨天におけるテントに支障が
生ずることもない。
(実施態様) 上記技術的手段において用いる支持パイプは、直線状の
ものを横方向又は斜め方向に固定して使用できる他、テ
ント端部に摩擦係数の小さい樹脂層が形成されているた
めに、パイプ自体を半円形、波形等の形状に屈曲(二本
のパイプは必ずしも屈曲形状を一致させる必要はない)
して使用することもできる。
この支持パイプは、通常その間隔を変更できないように
剛構造にして立設するが、対面側へ僅かに傾倒できるよ
うに構成しておくと、テントの開閉時のテンションが緩
和されてテントとパイプのスリットとの摩擦抵抗が小さ
くなり、テントの開閉を小さい力で行うことができる利
点がある。
テント端部の樹脂層は、支持パイプの屈曲形状、スパン
距離等によってテントに掛かるテンションが異なるため
、テンション、−時的な使用か否か、更には開閉の頻度
等によって選択すればよいが、−船釣には、ポリ四フッ
化エチレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリスチレン樹脂
、ナイロン樹脂等を使用すれば良い。
〔第二番目の発明について〕
(技術的手段) 前記技術的課題を解決するための第二番目の発明の技術
的手段は、 (ホ)テントの両端縁部を折り返して形成した筒内にロ
ープを挿通固定させ、 (へ)その外側に一定の間隔を設けて表面の摩擦係数を
小さくしたリングを固定し、 (ト)支持体を対向面に長平方向に沿ってスリットを形
成したパイプで形成し、 (チ)テントの端縁筒部をパイプ内に進退可能に挿通さ
せること、 である。
(技術的手段の作用) 第一番目の発明がテント端部に形成した樹脂層でパイプ
との滑性を保障しているのに対して、この技術的手段で
は、テント端部の外側に一定の間隔を設けて表面の摩擦
係数を小さくしたリングを固定した点で相違している。
従って、テント端部が直接パイプと接触せずに、リング
が支持パイプに接して進退し、テントが開閉されること
になる。
(第二番目の発明の効果) そのため、第二番目の発明においては、テントのパイプ
に対する接触面積を小さくできるため、第一番目の発明
の効果に加えて、開閉に要する力を小さくできる利点が
ある。
また、リングが一定間隔に固定されているため、テント
の端部に凹凸が形成されることになり、周面に凹凸を設
けたローラ等を使用してリングを引っ掛けてテントを開
けることができる利点もある。
(実施態様) パイプの形態については、その実施の態様は第一番目の
発明と同じである。
この技術的手段におけるリングは、第一番目発明と同様
の樹脂を使用して形成することができる。この場合、リ
ングの表面だけを上記の樹脂で形成しても良い。
同様に、支持パイプの内側にも前記と同様の樹脂層を形
成して、テントとの摩擦抵抗を極力小さくすることがで
きる。
(実 施 例) 次に、上記技術的手段の具体例について、図面を参酌し
ながら説明する。
第1図は、テント(1)を支持パイプ(11) (11
)間に張設した状態における正面図を示したものである
テント(1)の両端部(2)は、第2図に示したように
、折り返して筒状の空間(3)を設けて縫着してあり、
その外側にポリ四フフ化エチレン樹脂層(4)が設けら
れている。
筒状の空間(3)内には、ロープ(5)が挿通させてあ
って、テント(1)と一体になるように適宜の間隔でピ
ン(図示せず)を用いて固定してある。
このロープ(5)は、可撓性を持たせると共に細径のワ
イヤ(6)を入れて軸方向での強度を補強した構成にし
てあって、テント(1)の可撓性に影響を与えないよう
にしてある。
支持パイプ(11)は、地面に約40mの間隔を設けて
立設させたアーチフレーム(10) (10)の対向面
側にこれと一体になるように固定してある。
パイプ(11)は、第2図に示したように、外径約5c
mの丸パイプに約1cfl1幅のスリット(12)を相
対向する面倒に形成して、断面C字形のものである。
パイプ(11)の内側にはロープ(5)を収納したテン
ト端部を挿通させ、テント(1)はスリット(12)を
通過して外方に位置することになる。
テント(1)には、その中央部に向かうテンションが掛
かっているため、テント(1)はスリットの開口縁(1
2)と接触するが 両者間には樹脂層(4)が介在して
いるため、テント(1)の移動には支障が生ずることは
ない。
この実施例では、パイプ(11)の内側にもポリ四フッ
化エチレン樹脂層(14)が設けてあって、パイプ(1
1)とテント(1)との摺動抵抗が極力小さくなるよう
にしてあるが、パイプ側の樹脂層(14)は必ずしも必
要ではない。
尚、符号(9)は、アーチフレーム(1o)を補強する
ためのワイヤであり、テント(1)のテンションによっ
てアーチ(10)に内側へ掛かる付加を支えるものであ
る。
第3図は第二番目の発明の実施例を示したもので、ロー
プ(5)を挿通させたテント(1)の端部の外側に、一
定の間隔を設けてポリ四フッ化エチレン樹脂からなるC
リング(15)を取り付け、ピン(16)でテント(1
)及びロープ(5)を一体重に固定させてある。
この実施例の構成では、テントの下部側に一対の溝付き
ローラを配置し、溝部でリング(15)を引っ掛けなが
らテントを開けるようにすることができる。この方法で
テントを開けた場合には、その下方でテントの折畳収納
が可能となる。
尚、第3図の場合には、テント(1)の端部の外側に樹
脂層を設けていないが1、第一番目の発明と同様に、樹
脂層を形成しその外側に樹脂リングを固定しても良いの
は勿論である。
【図面の簡単な説明】
図面は、上記技術的手段の具体例を説明するためのもの
で、第1図はテント張設状態を示す正面図、第2図はテ
ント端部の断面図、第3図は第二番目の発明におけるテ
ント端部の要部正面図である。 (1)テント、(3)テント端部の筒状空間、(4)樹
脂層、(5)ロープ、(10)アーチフレーム、(11
)支持パイプ、(12)スリット、(15) Cリング
、(16)ピン 特許出願人    木 村  達 雄 弘 ノ 第2図

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)間隔を設けて立設した一対の支持体間にテントを
    張設するテントの支持構造において、テントの両端縁部
    を折り返して形成した筒内にロープを挿通固定させ、支
    持体を対向面に長手方向に沿ってスリットを形成したパ
    イプで形成し、テントの端縁部外側及び/又はパイプの
    内側に摩擦係数の小さい樹脂層を設け、テントの端縁筒
    部をパイプ内に進退可能に挿通させた開閉式テントの支
    持構造。
  2. (2)支持パイプが屈曲させてある特許請求の範囲第1
    項に記載のテントの支持構造。
  3. (3)支持パイプが対面側への傾倒を可能にした特許請
    求の範囲第1又は第2項に記載のテントの支持構造。
  4. (4)テント端部の樹脂層がポリ四フッ化エチレン樹脂
    である特許請求の範囲第1項に記載のテントの支持構造
  5. (5)間隔を設けて立設した一対の支持体間にテントを
    張設するテントの支持構造において、テントの両端縁部
    を折り返して形成した筒内にロープを挿通固定させ、そ
    の外側に一定の間隔を設けて表面の摩擦係数を小さくし
    たリングを固定し、支持体を対向面に長手方向に沿って
    スリットを形成したパイプで形成し、テントの端縁筒部
    をパイプ内に進退可能に挿通させた開閉式テントの支持
    構造。
  6. (6)支持パイプが屈曲させてある特許請求の範囲第5
    項に記載のテントの支持構造。
  7. (7)支持パイプが対面側への傾倒を可能にした特許請
    求の範囲第5又は第6項に記載のテントの支持構造。
  8. (8)少なくとも表面がポリ四フッ化エチレン樹脂で形
    成してある特許請求の範囲第5項に記載のリング。
JP25093187A 1987-10-05 1987-10-05 開閉式テントの支持構造 Expired - Lifetime JPH0754069B2 (ja)

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JPH0194175A true JPH0194175A (ja) 1989-04-12
JPH0754069B2 JPH0754069B2 (ja) 1995-06-07

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JP25093187A Expired - Lifetime JPH0754069B2 (ja) 1987-10-05 1987-10-05 開閉式テントの支持構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100674128B1 (ko) * 2005-08-01 2007-01-30 홍신기 조립식 텐트

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100674128B1 (ko) * 2005-08-01 2007-01-30 홍신기 조립식 텐트

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JPH0754069B2 (ja) 1995-06-07

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