JPH0566186U - 窓電動開閉装置 - Google Patents

窓電動開閉装置

Info

Publication number
JPH0566186U
JPH0566186U JP1434892U JP1434892U JPH0566186U JP H0566186 U JPH0566186 U JP H0566186U JP 1434892 U JP1434892 U JP 1434892U JP 1434892 U JP1434892 U JP 1434892U JP H0566186 U JPH0566186 U JP H0566186U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
worm
motor
window
thrust shaft
worm wheel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1434892U
Other languages
English (en)
Inventor
健司 佐藤
秀紀 栗原
好一 中西
Original Assignee
日本電気精器株式会社
株式会社中西エンジニアリング
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本電気精器株式会社, 株式会社中西エンジニアリング filed Critical 日本電気精器株式会社
Priority to JP1434892U priority Critical patent/JPH0566186U/ja
Publication of JPH0566186U publication Critical patent/JPH0566186U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は、製造コストを安く抑えることが
でき、しかも装置の小型化を図ることができるモータの
停止機能を備えた窓電動開閉装置を提供する。 【構成】 この考案では、窓を完全に閉じきったとき、
アーム8側から逆にウォームホイール5を介してウォー
ム3にロック力が作用すると、モータ1からそのウォー
ム3に伝達する駆動力でウォームホイール5を回転させ
ることができず、その結果ウォーム3自身がスラスト軸
4と共にその軸方向に滑動を始める。このときの滑動動
作、つまりスラスト軸4の押出力を利用して例えばマイ
クロスイッチ9等のOFF動作を行い、モータ1の作動
を停止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、モータの駆動力によって窓の開閉を行う窓電動開閉装置に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
窓電動開閉装置には、窓を閉鎖する際に所定の位置まで窓が閉じると、規定以 上のトルクが作用して自動的にモータの作動が停止するような手段を備えたもの が知られている。 この窓電動開閉装置における停止手段としては、例えば、所定のクラッチが 切れることによってスイッチが切れるクラッチ方式のものや、モータに流す電 流の変化を検出してスイッチが切れる電流検出方式のもの等が提案され開発され ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、このような停止手段において、クラッチ方式のものは構造が複雑な ものが多く、その分製造コストが高くなり大型化する傾向にある。 また、電流検出方式のものは、電流検出回路を必要とするのでコストが高くな り、装置も大型化し易い。 さらに、またこれらの停止手段では、モータ側に過度のトルクが作用して破損 するおそれがある。 そこで、この考案は、上記の欠点に鑑み、コスト的に安く抑えることができ、 しかも装置の小型化も図ることができるモータの停止機能を備えた窓電動開閉装 置を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
即ちこの考案の窓電動開閉装置は、モータの駆動力で回転するウォームを取付 け、軸芯方向に滑動自在に支持されたスラスト軸と、このスラスト軸に軸芯方向 の弾性力を付勢するスプリングと、前記ウォームに噛合するウォームホイールと 、このウォームホイールの回転力によって回動し窓を開閉するアームとを備え、 窓閉鎖の際、前記アーム側からウォームにロック力が作用すると、前記スラスト 軸が前記弾性力に抗し滑動して電源との間の回路の一部が切れ、モータの作動を 停止するように構成したものである。
【0005】
【作用】
この考案の窓電動開閉装置では、窓を完全に閉めきったとき、アーム側からウ ォームホイールを介してウォームにロック力が作用すると、モータからウォーム に伝達する駆動力でウォームホイールを回転させることができず、その結果ウォ ームホイールの歯にガイドされながらスプリングの弾性力に抗してウォーム自身 がスラスト軸とともにその軸方向に滑動動作を始める。このとき、この滑動動作 を行うスラスト軸の押動力を利用して例えばマイクロスイッチ等のOFF動作を 行い、モータの作動を停止する。
【0006】
【実施例】
以下この考案の一実施例について添付図面を参照しながら説明する。 図1はこの考案に係る窓電動開閉装置を示すものであり、この窓開閉装置は、 モータ1と、ギア列2と、ウォーム3と、このウォーム3を固着したスラスト軸 4と、ウォーム3に噛合するウォームホイール5と、このウォームホイール5を 固着した軸6に取付けたウォーム7と、このウォーム7に噛合する歯8Aを一端 に有すると共に他端が窓(図略)側に取付けられたアーム8と、マイクロスイッ チ9とから構成されている。 ギア列2は、モータ1の出力軸に固着した第1ギア2Aと、スラスト軸4に固 着され第1ギア2Aに噛合する第2ギア2Bとから構成されており、減速機構を 構成している。
【0007】 ウォーム3は、窓が所定位置まで閉じてウォームホイールがロック状態になる と、スプリング11の弾性力に抗してスラスト軸4と一体にその軸芯方向に沿っ て図1において右方へ移動できるように、滑動可能な状態で軸受10A,10B に支持されている。 スラスト軸4は、マイクロスイッチ9がオン状態となるよう円板状の押動体1 2を介してスプリング11の弾性力が常時付勢されており、普段は図1において 左方へ押動された状態で回転するようになっている。なお、このスラスト軸4に は左端側に段差が形成されており、左方への移動動作を一定に制限するようにな っている。またスプリング11は、ケーシング13のねじ孔13Aに螺装したね じ14の位置を調整することによって、弾性力の調整を行うようになっている。 軸6は、アーム8の回転する平面方向(X−Y方向)に対して角度θだけ傾斜 させた状態で配設されており、軸受部材6Aによって回転自在に支持されている 。
【0008】 次に、この実施例の作用について説明する。 窓を閉じる場合には、図示外の電源スイッチをオンする。 このとき、スプリング11の弾性力でスラスト軸4が図1において左方へ押動 されており、その左端面側がマイクロスイッチ9を押圧し、オン状態にセットさ れている。従って、モータが作動し、窓開放時とは逆向きに第1,第2ギア2A ,2Bが回転すると共に同様に窓開放時とは逆向きにウォーム3及びウォームホ イール5が回転する。また、このウォームホイール5と同軸に設けたウォーム7 も回転し、これに噛合する歯8Aを介してアーム8が図1中反時計回りに回転す る。 このようにして窓が閉鎖動作を開始するが、所定位置迄閉じ切ったところで窓 の閉鎖動作が停止すると、アーム8の回動動作も停止すると共に、軸6の回転動 作も停止する。その結果、ウォームホイール5も回転を停止するので、ウォーム 3に対し恰もロック動作が作用する状態となる。
【0009】 一方、モータ1は作動を続けるため、第1,第2ギア2A,2Bを介してウォ ーム3も回転しようとするが、これと噛合するウォームホイール5はロック状態 となっているので回転することはない。 その結果、ウォーム3に伝達するモータ1からの回転力が、スプリング11の 弾性力に抗したスラスト力、つまりウォーム3自身が図1中右方へ移動するよう な押出力を生じさせ、スラスト軸4と共にウォーム3が右方へ移動を始める。従 ってスラスト軸4の左端面がマイクロスイッチ9から離間し、マイクロスイッチ 9がオフ状態になるため、自動的にモータ1の作動が停止する。
【0010】
【考案の効果】
以上説明してきたように、この考案に係る窓電動開閉装置によれば、窓を完全 に閉じ切ったところで、アームと機械的に接続されたウォームホイールが動作を 停止してロック状態になると、このウォームホイールに噛合しているウォームに は大きなスラスト力が発生する。その結果、この状態のままモータの駆動力が伝 達するウォーム及びこのウォームを一体に固着したスラスト軸はスプリングの弾 性力に抗して軸芯方向に沿って移動し、この移動動作を利用して回路の一部が切 れ、モータの作動を自動的に停止させることができる。 換言すればこの考案は、簡単な機構による機械的な動作を利用してモータの作 動を停止するようになっており、その分製造コストの削減を図ることができると 共に、装置の小型化が容易であり、しかも動作不良の発生が極力防止され、信頼 度の高い窓電動開閉装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る窓電動開閉装置を示す概略平面
図。
【図2】図1におけるI−I矢視断面図。
【符号の説明】
1 モータ 2 ギア列 3 ウォーム 4 スラスト軸 5 ウォームホイール 11 スプリング
フロントページの続き (72)考案者 栗原 秀紀 東京都台東区上野1丁目10番12号 日本電 気精器株式会社内 (72)考案者 中西 好一 東京都千代田区神田佐久間町3丁目37番38 号 株式会社中西エンジニアリング内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータの駆動力で回転するウォームを取
    付け、軸芯方向に滑動自在に支持されたスラスト軸と、 このスラスト軸に軸芯方向の弾性力を付勢するスプリン
    グと、 前記ウォームに噛合するウォームホイールと、 このウォームホイールの回転力によって回動し窓を開閉
    するアームとを備え、 窓閉鎖の際、前記アーム側からウォームにロック力が作
    用すると、前記スラスト軸が前記弾性力に抗し滑動して
    電源との間の回路の一部が切れ、モータの作動を停止す
    るように構成したことを特徴とする窓電動開閉装置。
JP1434892U 1992-02-18 1992-02-18 窓電動開閉装置 Pending JPH0566186U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1434892U JPH0566186U (ja) 1992-02-18 1992-02-18 窓電動開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1434892U JPH0566186U (ja) 1992-02-18 1992-02-18 窓電動開閉装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0566186U true JPH0566186U (ja) 1993-08-31

Family

ID=11858568

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1434892U Pending JPH0566186U (ja) 1992-02-18 1992-02-18 窓電動開閉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0566186U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040044696A (ko) * 2002-11-21 2004-05-31 오토윈주식회사 원격 제어 방식에 의한 프로젝션 창의 창문 자동 개폐장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040044696A (ko) * 2002-11-21 2004-05-31 오토윈주식회사 원격 제어 방식에 의한 프로젝션 창의 창문 자동 개폐장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR900010179A (ko) 창 개폐장치
US4429591A (en) Drive shifting apparatus for valve control and the like
CA1200808A (en) Valve actuators
JPH0658026B2 (ja) 自動車ドアロツク用調節装置
US6769527B1 (en) Stop clutch assembly
GB2361226A (en) Robotic end effector with torque limiter
JPH0566186U (ja) 窓電動開閉装置
US3965759A (en) Safety device for the drive of a closing member
JPS6252285A (ja) アクチユエ−タ
KR20180036990A (ko) 회전가능한 날개를 위한 구동부
JP3386409B2 (ja) 弁駆動用アクチュエータ
JP4058332B2 (ja) 車両用開閉体の開閉駆動装置
JP3488893B2 (ja) バルブ用アクチュエ−タ
JP3071599B2 (ja) 製氷皿の駆動装置
JPH05332467A (ja) バルブ用アクチュエータの手動操作装置
JPH0429853B2 (ja)
US4641544A (en) Motion transmitting and timing mechanism
JPH0244854Y2 (ja)
JP3729639B2 (ja) 変速機付き駆動装置を備えたシャッター
JP2546625B2 (ja) 水門扉開閉機の過負荷検出装置
JPH0487782A (ja) クラッチ式締付工具
JPS6014066Y2 (ja) ガス制御装置
DE60131220D1 (de) Spindelblockiervorrichtung mit Zahnrad und Hebel
JP2004183747A (ja) 電動弁
KR930005040Y1 (ko) 밸브용 액츄에이터