JPH056617B2 - - Google Patents

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JPH056617B2
JPH056617B2 JP58076594A JP7659483A JPH056617B2 JP H056617 B2 JPH056617 B2 JP H056617B2 JP 58076594 A JP58076594 A JP 58076594A JP 7659483 A JP7659483 A JP 7659483A JP H056617 B2 JPH056617 B2 JP H056617B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat block
mortar
concrete
heater
heating element
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP58076594A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59177446A (ja
Inventor
Mitsuru Ueno
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HIWA REIKO JUGEN
Original Assignee
HIWA REIKO JUGEN
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Filing date
Publication date
Application filed by HIWA REIKO JUGEN filed Critical HIWA REIKO JUGEN
Priority to JP58076594A priority Critical patent/JPS59177446A/ja
Publication of JPS59177446A publication Critical patent/JPS59177446A/ja
Publication of JPH056617B2 publication Critical patent/JPH056617B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Road Paving Structures (AREA)
  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
  • Defrosting Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えば冷凍冷蔵庫の出入口に付着す
る霜・氷を適時に除去するために埋設されるフロ
アヒータ及び家屋の屋根材に適用して好適なヒー
トブロツクに関する。
従来、例えば産業用冷凍冷蔵庫に収納物品を搬
送するには従前より手押台車が用いられていた
が、収納効率を高めるため最近フオークリフトに
よる搬送が行なわれている。ところがフオーリフ
トの使用頻度が多くなるに従い庫内の床面の損傷
が顕在化するに至る。殊に庫の出入口は最も傷み
が激しいが、更に出入口の扉の内外の温度差があ
るため、第1図に示す如く、冷蔵庫1の扉2の外
部3と内部4との間の床面・壁面にも厚く付着す
る。の霜・氷の付着量は出入頻度により当然に増
減するが、−20℃前後に設定された冷凍冷蔵庫で
は僅かな時間で10〜15mm程度の凹凸状の氷層が形
成されてしまう。そのため、搬送用フオークリフ
トの運転は危険を伴い、荷崩れは人身事故を招来
して極めて問題がある。
そこで、従来は、氷層形成箇所内にフロアヒー
タを埋設する方法が採用されている。すなわち冷
凍冷蔵庫を建設する際、出入口付近の床面打ちの
工程前に電熱ヒータ7を埋設し、その上に床材と
してのモルタル等を積層することが考えられる。
しかし、建設工事の一環としてフロアヒータを
設置した場合は、後にヒータの断線又は定期点険
等保守の際に事実上不可能となる。ヒータの断線
が当該箇所に知得していてもヒータの復旧作業は
床面のモルタルを剥離してヒータを交換し、電気
接続を行ない、更に元の状態にするため再びモル
タル等を積層充填しなければならない。しかもモ
ルタル等コンクリート系の床面材は相当の期間の
養生日数を要するため、その間冷凍冷蔵庫は稼動
されなくなる。
本発明はかかる点に鑑み、この種ヒータの設置
及び復旧作業の可久的速やかな作業を行ない得る
予め加熱体が内蔵された被埋設箇所と同等モルタ
ル材等より成るヒートブロツクを提案することに
より冷凍冷蔵庫等における氷層除去並びにこの種
のヒータの設置及び故障の際の復旧を速やかに行
なうことを主たる目的とする。
以下本発明の一実施例について図面を参照しな
がら詳細に説明する。
第2図は本発明の実施態様を示すヒートブロツ
クの製造工程の一例を示す図である。まず同図A
にて示す如く、所定の矩形状の型枠11を組立
て、型枠11の下部1cm程度の層になるようにモ
ルタル又はコンクリートを流し込んで下部層12
を形成する。そして同図Bに示す如く、下部層1
2の上面にワイヤメツシユ13を敷設しデフロス
ト電熱ヒータ14を設置する。尚、電熱ヒータ1
4に代えて蒸気排管によるヒータとすることがで
きる。
デフロストヒータ14は外部の接続体例えばゴ
ムキヤブタイヤ電線15と接続するために、防水
金具20を用いて行なわれる。防水金具20は、
第3図に示す如く、両側に雌ねじ部が形成された
円筒体16の両端にグランドパツキング17及び
これを押付ける盲ねじ18並びに内部にシリコン
剤を注入して封止するための盲プラグ19により
構成される。ヒータ14の端末14aは、型枠1
1に穿設した孔から引出してキヤプタイヤ電線1
5と電機気に接続した後、接続箇所を防水金具2
0内に設置し、両側から盲ねじ18にて締付ける
ことにより、グランドパツキング17が押しつぶ
され、夫々の端末14a及び電線15の被覆部が
パツキング17にて確実に封止される。そして盲
プラグ用雌ねじ部からシリコン溶剤を注入して盲
プラグ18にて内部を完全に封入してしまう。
次に同図Cに示す如く、再びヒータ14の上部
にワイヤメツシユ19を敷設し、ヒートブロツク
搬送のための吊りボルト螺合用雌ねじ管21を埋
設し、更に所定の厚すさのコンクリート又はモル
タルを充填して上部層22を形成し、一定時間の
養生工程に移る。尚、型枠11には一側内面又は
二側内面に凸状を設けることにより、ヒートブロ
ツクの完成時に凹部23が形成されないようにす
ることができる。また雌ねじ管21は最初の下部
層12を形成した後に埋設することも可能であ
る。
次にヒートブロツクを冷凍冷蔵庫入出口付近の
床面に埋設する方法について説明する。まず第4
図Aに示す如く、ダイヤモンドカツタにて床面に
ヒートブロツクの縦・横寸法より若干大き目の切
込み25を形成し、ヒートブロツクの厚さ寸法よ
り若干大きく〓り削除する。そして、同図Bに示
す如く、ブロツク設置穴26の底面にアスフアル
トピツチ27を敷設し、上述のヒートブロツク3
0を埋設する。アスフアルトピツチ27はヒート
ブロツク30と床面29との面一を図るためのも
のであり、ヒートブロツク30との接着は強いも
のではない。ヒートブロツク30の固着は同図C
に示示す如く、ブロツク30と床面29との隙間
にメチルメタアクリレート系(MMA系)レンジ
モルタル等の充填材31を注入して行なわれる。
ヒートブロツク30の固着に際して、まず双方の
固着面にプライマ処理を施す。この処理はコンク
リートの表面に浸透して表面を強化すると共に、
コンクリートの毛細管を塞ぐ効果を有する。プラ
イマ処理の後にMMA系レンジモルタル31(例
えば商標名シリカルR−17)に粒径2mm以上の乾
燥した骨材をほぼ同量混入して充分に混練したも
のを注入充填する。この場合、ヒータ用キヤプタ
イヤ電線15は外部に引出し、庫内に設けた制御
盤に電線15を導いてコンクリートヒータが完成
する。尚、電線15の敷設に際して配管を埋設し
て保護することも勿論可能である。レンジモルタ
ル31はヒートブロツク30の凹部23にも充填
されるため、レンジモルタル31の硬化に伴い、
ヒートブロツク30の設置後の隆起現象を防止す
ることができる。
尚、本発明は冷凍冷蔵庫出入口付近の床面に設
置するのみならず、一般家屋の玄関等の床面又は
コンクリート耐火構造家屋の傾斜屋根部に埋設す
ることにより、積雪を必要に応じて滑落し易くす
るため加熱することにより、人手に頼らない除雪
を達成することができる。
以上述べた如く本発明によれば、モルタル又は
コンクリート材により形成した下部層に加熱体が
設置されかつ該加熱体の接続用端末と外部接続体
とを接続する防水金具及び上記加熱体を挾持して
所定厚さとなるようにモルタル又はコンクリート
材により形成した上部層が形成されかつ側面周囲
に凹部が形成されかつ固着表面にプライマ処理さ
れたヒートブロツクの底面にアスフアルトピツチ
が敷設され、ブロツクの側面周囲にメチルメタア
クリレート系レジンモルタルを含む充填材を充填
して周囲の埋設箇所と上記ヒートブロツクとを一
体化したので、従来のように例えば冷凍冷蔵庫の
出入口付近に生ずる水層を除去するために床面に
永久的に埋設した床面ヒータの構造に比べて、床
面ヒータの故障の復旧作業の工数を従来より短縮
することができる。すなわち加熱部分の不良が発
生して直ちに補修しなければならないとき、ヒー
トブロツクの底面はアスフアルトピツチを介して
固定されているため剥がれ易く、またヒートブロ
ツクの周囲に充填したメチルメタアクリレート系
レジンモルタル自体には比較的結着強度が強く更
にプライマ処理されているため、解体作業は通常
のモルタルに比して容易であるのため、除去可能
に埋設した予め本発明ヒートブロツクを引上げ、
直ちに予予備のヒートブロツクを交換することが
できるので、補修に要する時間が極めて短縮され
る効果を有する。また比較的結着強度が強くない
メチルメタアクリレート系レジンモルタルと固着
されたヒートブロツクはその側面の凹部に上記レ
ジンモルタルが嵌入されているため、通常より使
用状況においてはヒートブロツクが 面より盛
り上がつて支障を来したり断線することがない。
従つて、産業用冷凍冷蔵庫のように稼動時間を重
視する場合に本発明を適用して実益がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は冷蔵庫の出入口の略線的平面図、第2
図はヒートブロツクの製造工程の一例を示す図、
第3図は防水金具の一例を示す断面図、第4図は
本発明の一例を示す工程図である。 12……下部層、14……ヒータ、20……防
水金具、21……アスフアルトピツチ、29……
床面、30……ヒートブロツク、31……充填
材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 モルタル又はコンクリート材により形成した
    下部層に加熱体が設置されかつ該加熱体の接続用
    端末と外部接続体とを接続する防水金具及び上記
    加熱体を挾持して所定厚さとなるようにモルタル
    又はコンクリート材により形成した上部層が形成
    されかつ側面周囲に凹部が形成されかつ固着表面
    にプライマ処理されたヒートブロツクの底面にア
    スフアルトピツチが敷設され、ブロツクの側面周
    囲にメチルメタアクリレート系レジンモルタルを
    含む充填材を充填して周囲の埋設箇所と上記ヒー
    トブロツクとを一体化したことを特徴とするヒー
    トブロツク。
JP58076594A 1983-04-28 1983-04-28 ヒ−トブロツク Granted JPS59177446A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58076594A JPS59177446A (ja) 1983-04-28 1983-04-28 ヒ−トブロツク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58076594A JPS59177446A (ja) 1983-04-28 1983-04-28 ヒ−トブロツク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59177446A JPS59177446A (ja) 1984-10-08
JPH056617B2 true JPH056617B2 (ja) 1993-01-27

Family

ID=13609633

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58076594A Granted JPS59177446A (ja) 1983-04-28 1983-04-28 ヒ−トブロツク

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Families Citing this family (1)

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US7938811B2 (en) 2003-01-22 2011-05-10 Takashi Furukawa Athlete's foot treatment tool

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4838266U (ja) * 1971-09-13 1973-05-11

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5472812U (ja) * 1977-11-02 1979-05-24

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JPS4838266U (ja) * 1971-09-13 1973-05-11

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JPS59177446A (ja) 1984-10-08

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