JPH0566090A - 真空炉 - Google Patents

真空炉

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Publication number
JPH0566090A
JPH0566090A JP25566191A JP25566191A JPH0566090A JP H0566090 A JPH0566090 A JP H0566090A JP 25566191 A JP25566191 A JP 25566191A JP 25566191 A JP25566191 A JP 25566191A JP H0566090 A JPH0566090 A JP H0566090A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
vacuum furnace
motor
oil supply
motor chamber
Prior art date
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Pending
Application number
JP25566191A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatomo Nakamura
雅知 中村
Yoichi Nakanishi
洋一 中西
Hideaki Matsuo
英明 松尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daido Steel Co Ltd filed Critical Daido Steel Co Ltd
Priority to JP25566191A priority Critical patent/JPH0566090A/ja
Publication of JPH0566090A publication Critical patent/JPH0566090A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷媒ガスを導入することにより処理品を冷却
する真空炉において、その冷媒ガスを循環させるファン
のモータの軸受に対する給油を容易にしてその寿命を増
大させる。 【構成】 耐圧性のチャンバ1内に処理品を装入して真
空状態で加熱し、該チャンバ1内に冷媒ガスを導入して
該冷媒ガスをファン7の回転により循環させることによ
り該処理品を冷却する真空炉において、該チャンバ1と
連通する耐圧性のモータ室14内にグリス補給式の軸受
を備えたファンモータ8を設置し、該軸受15,15に
はグリスをモータ室14外から給排油できるように該軸
受15,15に継がる給油管16,16および排油管1
7,17をモータ室14壁をシール部材22を介して貫
通させてモータ室14外に配管してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷媒ガスを導入するこ
とにより処理品を冷却する真空炉に関し、さらに詳しく
はその冷媒ガスを循環させるファンのモータの軸受寿命
を増大させる構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】真空炉は一般に耐圧性のチャンバ内に処
理品を装入してチャンバ内の空気を外部に排出し真空状
態にて外処理品を目的の高温度に加熱した後、該チャン
バ内に冷媒ガスとしてN2 ガス等を入れて該冷媒ガスを
チャンバ内のファンの回転により循環させ処理品を急速
冷却できるようにしている。
【0003】ところで上部ファンを回転させるためのフ
ァンモータは耐圧性のモータ室内に配置されていてその
軸受に外部から潤滑油を給油するのが困難であったの
で、従来からグリス封入型の無給油式ベヤリングを使用
していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし無給油式ベヤリ
ングは給油式に比べ耐久性がよくなく寿命が短かい欠点
があるので給油式の使用が望ましいが、ファンモータは
耐圧性のモータ室内に設けられているので、従来構造で
はそのモータ室壁を取り外して給油を行うほかなく非常
に手数を要すると共に気密シール性の維持に注意を要す
るのでユーザー側のメンテナンスに負担が掛かるという
問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の真空炉は上記課
題を解決しようとするもので、耐圧性のチャンバ内に処
理品を装入して真空状態で加熱し、該チャンバ内に冷媒
ガスを導入して該冷媒ガスをファンの回転により循環さ
せることにより該処理品を冷却する真空炉において、該
チャンバと連通する耐圧性のモータ室内にグリス補給式
の軸受を備えたファンモータを設置し、該軸受にはグリ
スをモータ室外から給排油できる手段を設けてなること
を特徴とするものである。
【0006】また本発明は上記真空炉において、モータ
室の一部に気密に開閉し得るポートを設け、軸受に継が
る給油管および排油管を該ポートに臨ましめてなること
を特徴とするものである。
【0007】さらに本発明は上記真空炉において、軸受
に継がる給油管および排油管をモータ室壁をシール部材
を介して貫通させてモータ室外に配管してなることを特
徴としたものである。
【0008】さらに本発明は上記真空炉において、モー
タ室外に配管された給油管の先端に定期的に作動する自
動給油装置を設けてなることを特徴とするものである。
【0009】
【作用】ファンモータの軸受に対するグリスの給排油が
外部から簡単に行なえるようになりメンテナンスを容易
にすると共に、その寿命を増大させる。
【0010】
【実施例】次に図と共に本発明の実施例を説明する。図
1にこの真空炉の縦断面図を示し、同図中1は耐圧性の
円筒状殻壁よりなるチャンバ、2は該チャンバ1の前端
開口に気密に閉止し得るように設けられた開閉扉、3は
該チャンバ1内に設けられた断熱壁により区画された処
理室、4は該処理室3内壁面に設けられたヒータ、5は
該処理室3内に設置された処理品、6は該処理室3に隣
接してチャンバ1内奥部に設けられた冷媒ガス冷却用の
熱交換器である。
【0011】ファン7はこの熱交換器6の背後にファン
モータ8の回転軸9に固着して設けられる。ファンモー
タ8はチャンバ1の後端壁の開口内縁にボルト・ナット
10によりそのフランジ部11が固着されている。そし
てチャンバ1の背面にボルト・ナット12により耐圧性
の有底筒壁13を固着し、該有底筒壁13によって形成
されるモータ室14にファンモータ8を収容している。
なお、該モータ室14とチャンバ1内とは連通してお
り、チャンバ1内が真空状態となるとモータ室14内も
同様に減圧する。
【0012】ファンモータ8は回転軸9がグリス補給式
の軸受15,15により軸支されてなるもので、その軸
受15,15に上方へ延びる給油管16,16および下
方へ延びる排油管17,17を継ぐ。
【0013】そしてモータ室14の上壁部にポート18
を開設し、該ポート18は蓋板19を被せることにより
気密に開閉し得るようにし、該ポート18に前記給油管
16,16を臨ましめる。また、モータ室14の下壁部
にポート20を開設し、該ポート20にはバルブ21を
設けて気密に開閉し得るようにし、該ポート20に前記
排油管17,17を臨ましめる。
【0014】このため蓋板19を外せばすぐその内側に
給油管16,16が開口しているので、注油装置(図示
せず)のノズル端を該給油管16,16に合着させるこ
とにより簡単に軸受15,15にグリスを補給し得る。
【0015】また、軸受15,15からの排油は排油管
17,17を通り排油受容器28に滴下し溜るのでバル
ブ21を適宜開くことにより外に排出できる。
【0016】一方、図2に示した実施例は、ファンモー
タ8の軸受15,15に継がる給油管16,16および
排油管17,17をモータ室14壁を貫通させて外部に
配管してなるもので、その室壁貫通部分にはシール部材
22を設けることによりモータ室14内の気密性を保持
している。そしてこの実施例では給油管16,16に給
油ポンプ23とグリスタンク24とタイマー25とより
なる自動給油装置を接続し、該給油ポンプ23がタイマ
ー25により例えば1月に1回の割合で作動するように
して、グリスタンク24のグリスが給油ポンプ23,給
油管16,16を介して軸受15,15に定期的に補給
させるようにしている。26は排油管17,17の排油
受容器である。
【0017】また、図3に示した真空炉は、チャンバ1
の天壁および底壁によりダクト27を延設し、該ダクト
27の途中にファン7を設け、該ファン7を回転させる
ファンモータ8をモータ室14内に設けてなるもので、
このようにファン7をチャンバ1外に設けた真空炉にお
いても、該ファン7の軸受15,15の給排油用として
給油管16,16,排油管17,17を継ぐことにより
メンテナンスが容易になる。
【0018】
【発明の効果】このように本発明の真空炉は、ファンモ
ータの軸受に対するグリスの給排油が外部から簡単に行
なえるようになりメンテナンスを容易ならしめユーザー
の負担を軽減させると共に軸受の耐久性を向上させる有
益な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の真空炉の一実施例を示した縦断面図。
【図2】本発明の真空炉の他の実施例を示した縦断面
図。
【図3】本発明の真空炉のさらに他の実施例を示した縦
断面図。
【符号の説明】
1 チャンバ 7 ファン 8 ファンモータ 14 モータ室 15,15 軸受 16,16 給油管 17,17 排油管 18 ポート 19 蓋板 20 ポート 21 バルブ 22 シール部材 23 給油ポンプ 24 グリスタンク 25 タイマー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耐圧性のチャンバ内に処理品を装入して
    真空状態で加熱し、該チャンバ内に冷媒ガスを導入して
    該冷媒ガスをファンの回転により循環させることにより
    該処理品を冷却する真空炉において、該チャンバと連通
    する耐圧性のモータ室内にグリス補給式の軸受を備えた
    ファンモータを設置し、該軸受にはグリスをモータ室外
    から給排油できる手段を設けてなることを特徴とした真
    空炉。
  2. 【請求項2】 モータ室の一部に気密に開閉し得るポー
    トを設け、軸受に継がる給油管および排油管を該ポート
    に臨ましめてなることを特徴とした請求項1に記載の真
    空炉。
  3. 【請求項3】 軸受に継がる給油管および排油管をモー
    タ室壁をシール部材を介して貫通させてモータ室外に配
    管してなることを特徴とする請求項1に記載の真空炉。
  4. 【請求項4】 モータ室外に配管された給油管の先端に
    定期的に作動する自動給油装置を設けてなることを特徴
    とした請求項3に記載の真空炉。
JP25566191A 1991-09-06 1991-09-06 真空炉 Pending JPH0566090A (ja)

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JP25566191A JPH0566090A (ja) 1991-09-06 1991-09-06 真空炉

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JP25566191A JPH0566090A (ja) 1991-09-06 1991-09-06 真空炉

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JPH0566090A true JPH0566090A (ja) 1993-03-19

Family

ID=17281857

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JP25566191A Pending JPH0566090A (ja) 1991-09-06 1991-09-06 真空炉

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003080876A1 (fr) * 2002-03-25 2003-10-02 Hirohisa Taniguchi Dispositifs de trempe a gaz chaud et systeme de traitement thermique a gaz chaud
KR20220045466A (ko) * 2020-10-05 2022-04-12 국방과학연구소 진공 열처리 장치 및 이의 제조방법

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