JPH056558U - 接点開閉機構 - Google Patents
接点開閉機構Info
- Publication number
- JPH056558U JPH056558U JP5379991U JP5379991U JPH056558U JP H056558 U JPH056558 U JP H056558U JP 5379991 U JP5379991 U JP 5379991U JP 5379991 U JP5379991 U JP 5379991U JP H056558 U JPH056558 U JP H056558U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- movable
- closing mechanism
- fixed contact
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 可動接点のバウンスを防止することにより、
接点の長寿命化および切換時間の短縮を可能とした接点
開閉機構を提供することを目的とする。 【構成】 固定接点4に、二股に分割された可動接触片
1の自由端部に設けられた可動接点2,2が閉成する
際、その対向部分が摩擦抵抗が大きくなるように摺接す
る突起5を形成したものである。前記可動接触片が駆動
すると、前記可動接点2,2の対向部分が固定接点4に
設けた突起5の傾斜面に摺接しながら、可動接点2,2
は固定接点4に閉成することになる。
接点の長寿命化および切換時間の短縮を可能とした接点
開閉機構を提供することを目的とする。 【構成】 固定接点4に、二股に分割された可動接触片
1の自由端部に設けられた可動接点2,2が閉成する
際、その対向部分が摩擦抵抗が大きくなるように摺接す
る突起5を形成したものである。前記可動接触片が駆動
すると、前記可動接点2,2の対向部分が固定接点4に
設けた突起5の傾斜面に摺接しながら、可動接点2,2
は固定接点4に閉成することになる。
Description
【0001】
本考案は接点開閉機構、例えば、電磁継電器,スイッチ等に適用される接点開 閉機構に関するものである。
【0002】
従来、接点開閉機構としては、例えば、図3に示すように、可動接触片1の自 由端部を二股に分離し、それぞれに可動接点2,2を設けるとともに、前記可動 接触片1に直交して設けた固定接触片3に、前記可動接点2,2と接離可能に対 向する固定接点4を設けたものがある。
【0003】
しかしながら、前記接点開閉機構では、接点閉成時に可動接点2,2がバウン スして接点の開閉が頻繁に行われるので、アークの発生回数が多くなり、接点寿 命が短くなるとともに、接点が完全に閉成するまでに所定時間かかることになる 。
【0004】 本考案は前記問題点に鑑み、可動接点のバウンスを防止することにより、接点 の長寿命化および切換時間の短縮を可能とした接点開閉機構を提供することを目 的とする。
【0005】
本考案は前記目的を達成するため、固定接触片の自由端部に設けた固定接点に 、二股に分割した可動接触片の自由端部にそれぞれ設けた可動接点を接離する接 点開閉機構において、前記固定接点に、前記可動接点が閉成する際、その対向部 分が摩擦抵抗が大きくなるように摺接する傾斜面を備えた突起を形成したもので ある。
【0006】
本考案によれば、可動接触片が駆動すると、可動接点の対向部分が固定接点に 設けた突起の傾斜面に摺接しながら、可動接点が固定接点に閉成することになる 。
【0007】
次に、本考案に係る接点開閉機構の一実施例について図1および図2を参照し て説明するが、この接点開閉機構は、従来例と固定接点4に突起5を設けた点が 異なるだけであるので、対応する部分に同一符号を付してその説明を省略する。
【0008】 前記突起5は、固定接点4の中央部に突設された円錐台形状のものである。そ して、この突起5の外周面には、接点閉成時に可動接点2,2の対向部分が摺接 するようになっている。
【0009】 したがって、今、可動接触片1を駆動して可動接点2,2を固定接点4に閉成 しようとすると、可動接触片1は可動接点2,2を介して固定接点3の突起5と 摺動して摩擦抵抗を受ける。しかも、前記突起5の外周面は傾斜面となっている ため、前記摩擦抵抗は接点が閉成するに従って徐々に大きくなる。 このようにして、可動接触片1の駆動力が弱められながら可動接点2,2は固 定接点4に閉成するので、可動接点2,2のバウンスは防止される。
【0010】
以上の説明から明らかなように、本考案に係る接点開閉機構によれば、可動接 点の対向部分が固定接点の突起の傾斜面に摺接することにより、接点閉成時の可 動接点のバウンスが防止されるので、接点開閉頻度を抑えることができ、アーク の発生回数を少なくできる結果、接点寿命を長くできるとともに、接点切換時間 を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例に係る接点開閉機構を示す斜視図で
ある。
ある。
【図2】 図1の側面図である。
【図3】 従来例に係る接点開閉機構を示す斜視図であ
る。
る。
1…可動接触片、2…可動接点、3…固定接触片、4…
固定接点、5…突起。
固定接点、5…突起。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 固定接触片の自由端部に設けた固定接点
に、二股に分割した可動接触片の自由端部にそれぞれ設
けた可動接点を接離する接点開閉機構において、前記固
定接点に、前記可動接点が閉成する際、その対向部分が
摩擦抵抗が大きくなるように摺接する傾斜面を備えた突
起を形成したことを特徴とする接点開閉機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5379991U JPH056558U (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | 接点開閉機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5379991U JPH056558U (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | 接点開閉機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH056558U true JPH056558U (ja) | 1993-01-29 |
Family
ID=12952868
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5379991U Pending JPH056558U (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | 接点開閉機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH056558U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014038393A1 (ja) * | 2012-09-04 | 2014-03-13 | ホシデン株式会社 | On/off検出型バックルスイッチ |
-
1991
- 1991-07-11 JP JP5379991U patent/JPH056558U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014038393A1 (ja) * | 2012-09-04 | 2014-03-13 | ホシデン株式会社 | On/off検出型バックルスイッチ |
US9266499B2 (en) | 2012-09-04 | 2016-02-23 | Hosiden Corporation | On/off detecting buckle switch |
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