JPH0565146U - 光ローカルエリアネットワークに用いられるフェールセーフ装置 - Google Patents

光ローカルエリアネットワークに用いられるフェールセーフ装置

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Publication number
JPH0565146U
JPH0565146U JP431192U JP431192U JPH0565146U JP H0565146 U JPH0565146 U JP H0565146U JP 431192 U JP431192 U JP 431192U JP 431192 U JP431192 U JP 431192U JP H0565146 U JPH0565146 U JP H0565146U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
local area
area network
transmission
optical
voltage
Prior art date
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Pending
Application number
JP431192U
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English (en)
Inventor
隆元 米村
孝典 沢井
光司 岸本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP431192U priority Critical patent/JPH0565146U/ja
Publication of JPH0565146U publication Critical patent/JPH0565146U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】各通信ノードが一度に送出するデータ量に限り
があり、各通信ノードは一度データを送出し終えると、
そのまま続けてデータを再送信できないバス方式の光ロ
ーカルエリアネットワークの各通信ノードに設置される
装置であって、送信が連続する異常時には、光送信モジ
ュール1に内蔵するLED3の順方向電流を制御する抵
抗Rcの降下電圧が長時間基準電圧を超えるようになる
ので、何らかの異常があるとみなしてリレー6を働かせ
て光送信を停止させる。 【効果】正常時の間欠送信とは異なる異常連続送信を検
知すると、これを検知して、光送信モジュール1の電源
をカットし、ネットワークからそのノードを切り離すこ
とができる。したがって、他のノードからの送信は可能
となり、光ローカルエリアネットワーク全体の通信は不
能にならない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、各通信ノードが一度に送出するデータ量に限りがあり、各通信ノー ドは一度データを送出し終えると、そのまま続けてデータを再送信できないバス 方式光ローカルエリアネットワーク(LAN)において使用されるフェールセー フ装置に関するものである。
【0002】 このようなバス方式光ローカルエリアネットワークは、例えば発電所、製鉄所 などのFA−LAN、車載用の統合通信システムなどに利用することができる。
【0003】
【従来の技術】
トークン方式、ポーリング方式、TDMA方式などを使用した光ローカルエリ アネットワークでは、通信ノードが伝送信号を常時監視し、自己のアドレスに一 致する伝送信号を検知したとき制御出力パルスを発生し、これに基づいて負荷を 開閉駆動する(実開昭56−85446 号公報参照)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところがこの種の装置では、データを伝送するノードの送信異常のため常時信 号が送信されたり、光発光素子が連続発光のモードになると、光通信路に他の正 常な信号が入力されても、ノードはこの重なり合った信号を受信するので、通信 に支障が生じる。
【0005】 そこで、本考案の目的は、上述の技術的課題を解決し、送信部の異常動作時に あっても、系全体が通信不能に陥ることのないフェールセーフ装置を提供するこ とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するための請求項1記載のフェールセーフ装置は、光送信モ ジュールに内蔵する発光素子の順方向電流を流す抵抗の降下電圧を積分する積分 回路と、積分回路の出力電圧を基準電圧と比較する比較器と、比較器の出力に応 じて発光素子に流れる電流を強制的にしゃ断するリレーとを有するものである。
【0007】
【作用】
前記の構成によれば、正常時には、光送信がある時間間隔で断続するため、リ レーは動作せず、送信が連続する時には、積分回路の出力電圧が基準電圧を超え るようになり、比較器の出力が発生して何らかの異常があるとみなしてリレーを 働かせて光送信を停止させることができる。
【0008】
【実施例】
以下実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。 図2はこの考案が適用される光同報通信方式光ローカルエリアネットワークの 構成図であり、各通信ノード10a〜10hは光ファイバを通してスターカップ ラ11により相互に接続されている。
【0009】 図1は、各通信ノードに設けられた本考案のフェールセーフ装置のブロック構 成図であり、光ファイバ2を駆動する光送信モジュール1に電源電圧Vccを供給 するにあたって、LED3の順方向電流制御用抵抗Rc を直列に挿入している。 そして抵抗Rc の降下電圧をa点において検出し、積分器4によって電圧波形を 積分し、コンパレータ5において基準電圧と比較している。比較の結果、基準電 圧より高くなれば常閉のリレー6を働かせてLED3に供給される電源をカット するようにしている。
【0010】 前記基準電圧は、Vcc−(LEDの順方向電流)×Rc という値に設定される 。また、前記積分器4の時定数は、適用されるシステムによって差異があり、一 概に決められないが目安としては、1回に送信できる最大時間をtOUT とすると 、tOUT の2〜3倍に設定される。 図3は正常な光送信時の積分器4の入力(a点)、積分器4の出力(b点)及 びコンパレータ5の出力(c点)の電圧波形を示し、図4は異常時(連続送信時 )のa点、b点及びc点の電圧波形を示す。
【0011】 正常な光送信時では、光送信の断続送信のため、a点での電圧は周期的に降下 している。電圧降下が続く時間の割合は全時間に対してさほど大きくないため、 積分器4の出力であるb点の電圧も大きく下がることはない。したがってコンパ レータ5の出力であるc点の電圧は不変であり、常閉のリレー6が開くことはな い。
【0012】 異常送信時では、連続送信のため図4に示すように電圧降下が続く時間の割合 が全時間に対して増加し、積分器4の出力であるb点の電圧は、所定の時定数で 低下し続ける。このため、b点の電圧が基準電圧より下がった時点でコンパレー タ5の出力が現れ、このためリレー6が働いてLED3に供給される電源がカッ トされる。
【0013】 以上のように、正常時には、光送信がある時間間隔で断続するため、リレー6 は動作せず、送信が連続する時には何らかの異常があるとみなしてリレー6を働 かせて光送信を停止させることによって、他のノードから正常な信号が入力でき るようになる。
【0014】
【考案の効果】
以上のように本考案のフェールセーフ装置によれば、光送信モジュールに内蔵 する発光素子の順方向電流を制御する抵抗の電圧降下を、積分器と比較器との組 合せによって常時監視しているので、正常時の間欠送信とは異なる異常連続送信 を検知すると、これを検知して、光送信モジュールの電源をカットし、ネットワ ークからそのノードを切り離すことができる。
【0015】 したがって、他のノードからの送信は可能となり、光ローカルエリアネットワ ーク全体が通信不能になるという事態を避けることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案が適用される光同報通信方式光ローカ
ルエリアネットワークの構成図である。
【図2】各通信ノードに設けられた本考案のフェールセ
ーフ装置のブロック構成図である。
【図3】(a)は正常な光送信時の積分器の入力、
(b)は積分器の出力、(c)はコンパレータの出力の
電圧波形を示す図である。
【図4】(a)は異常時の光送信時の積分器の入力、
(b)は積分器の出力、(c)はコンパレータの出力の
電圧波形を示す図である。
【符号の説明】
1 光送信モジュール 2 光ファイバ 3 LED 4 積分器 5 コンパレータ 6 リレー 10a〜10h 通信ノード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 8426−5K H04B 9/00 N

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】各通信ノードが一度に送出するデータ量に
    限りがあり、各通信ノードは一度データを送出し終える
    と、そのまま続けてデータを再送信できないバス方式の
    光ローカルエリアネットワークの各通信ノードにおいて
    設置される装置であって、 光送信モジュールに内蔵する発光素子の順方向電流を流
    す抵抗の降下電圧を積分する積分回路と、積分回路の出
    力電圧を基準電圧と比較する比較器と、比較器の出力に
    応じて発光素子に流れる電流を強制的にしゃ断するリレ
    ーとを有することを特徴とする、光ローカルエリアネッ
    トワークに用いられるフェールセーフ装置。
JP431192U 1992-02-06 1992-02-06 光ローカルエリアネットワークに用いられるフェールセーフ装置 Pending JPH0565146U (ja)

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JPH0565146U true JPH0565146U (ja) 1993-08-27

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ID=11580945

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JP431192U Pending JPH0565146U (ja) 1992-02-06 1992-02-06 光ローカルエリアネットワークに用いられるフェールセーフ装置

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JP (1) JPH0565146U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0787104A (ja) * 1993-08-04 1995-03-31 Sharp Corp パケット送信装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0787104A (ja) * 1993-08-04 1995-03-31 Sharp Corp パケット送信装置

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