JPH0565138U - 高周波移動無線送受信装置 - Google Patents

高周波移動無線送受信装置

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JPH0565138U
JPH0565138U JP004587U JP458792U JPH0565138U JP H0565138 U JPH0565138 U JP H0565138U JP 004587 U JP004587 U JP 004587U JP 458792 U JP458792 U JP 458792U JP H0565138 U JPH0565138 U JP H0565138U
Authority
JP
Japan
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stage
frequency
intermediate frequency
mobile radio
switch
Prior art date
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Application number
JP004587U
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English (en)
Inventor
秀人 加納
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Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】異なる変調高周波帯域に対応した少なくとも2
組のヘテロダイン移動無線送受信機の各受信段の第1中
間周波後段以降第2中間周波段までを共用し得るように
し、妨害波及び歪みの生じない省電力の小形軽量化した
高周波移動無線送受信装置。 【構成】第1局発9、29により夫々オフセットされる
各受信段の周波数変換ミキサの出力側に夫々、ベースバ
ンド信号を処理する復調部16に至る第1中間周波後段
から第2中間周波後段への経路へ切り換えるスイッチ1
4−1と、上記第1局発9により復調部16からのベー
スバンド信号が変調される変調器13を備える一方の送
信段と、第2局発30によりベースバンド信号が変調さ
れる変調器25を備える他方の送信段とに復調部からの
経路を切り換えるスイッチ14−2とを設けて成る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は異なる周波数例えば800MHz又は1,500MHzの各周波数帯 域で、種々の高周波変調ヘテロダイン方式を採用したデジタル自動車電話のよう な移動体通信システムの無線送受信機複数組を各周波数帯域毎に連動切り換えす ることにより各受信段の復調部に至る第1中間周波後段以降の回路構成を共用す ることにより、第1局発周波数を同一に合成できて、消費電力の軽減と小形軽量 化を目的とする高周波移動無線送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から自動車電話における変調搬送周波数のヘテロダイン無線送受信装置は 例えば図2に示す第1の送受信機Aを、800MHz帯用に、第2の送受信機B を1,500MHz帯用として一般に用いている。
【0003】 図2において、第1の送受信機Aは、デュプレクサ8を介してアンテナ1にて 受信した変調搬送波はRF増幅器2、バンドパスフィルタ3、第1局発9により オフセットされる周波数変換部のミキサ4、バンドパスフィルタ5、増幅器6、 第2局発10によりオフセットされる周波数変換部のミキサ7によって構成され る受信段Rxと、上記受信段の第1局発周波数によりベースバンド信号処理部の 復調部16からの信号に変調を掛ける変調器13、バンドパスフィルタ12、上 記デュプレクサを介して上記アンテナへの送信電力を増幅する電力増幅器11に より構成される送信段とよりなっており、、例えば800MHz帯の送、受信に 専用される。
【0004】 第2の送受信機Bも第1の送受信機が備える同様な送、受信段からなり、例え ば1,500MHz帯の送、受信に専用される。
【0005】 そして、上記異なる周波数帯域に夫々対応させるために、第1及び第2の送受 信機夫々の各受信段と各送信段とが、各使用周波数帯域A又はBに切り換え可能 なように可動接点A、Bが設けられ、上記受信段からは検波器等を含む最終の第 2中間周波段15を経てベースバンド信号処理をする復調部16への経路に固定 接点が接がれたスイッチ14−1と、各送信段に含まれた変調器への上記復調部 からの経路に固定接点が接がれたスイッチ14−2とを備えている。
【0006】
【従来技術の課題】
ところで、上記従来の構成にあっては、異なる周波数帯域に夫々対応する各受 信段の第1中間周波後段以降の回路構成を2系統備えているため、小形化すべき 装置全体の外径寸法並びに重量が嵩み、しかも可搬時に依存する電池の電力消耗 を抑制することができないといった問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は如上の障害を払拭し、異なる周波数帯域夫々の第1中間周波数を同一 に合成し得るように、周波数帯域毎に専用する複数の受信機が夫々備えている第 1中間周波後段を共用する目的で、第1局発により夫々オフセットされる各受信 段の周波数変換ミキサの出力側を夫々、ベースバンド信号を処理する復調部に至 る第1中間周波後段から第2中間周波後段への経路へ切り換えるスイッチと、上 記受信段のミキサをオフセットする第1局発により上記ベースバンド信号が変調 される変調器を備える一方の送信段と第2局発により上記ベースバンド信号が変 調される変調器を備える他方の送信段とに、上記復調部からの経路を切り換える スイッチとを設けた構成とするものである。
【0008】
【実施例】
以下図1により本考案の一実施例について説明する。 図1において図2と同等部は同一符号で示し、1点鎖線で囲まれる範囲が異な る周波数帯域A、B夫々に対応する第1、第2の送受信機A、Bの回路構成を表 し、第2の送受信機B中に、2点鎖線で囲まれる部分は、第1の送受信機Aの受 信段Rxと同一構成であることを表している。また、第1と第2の送受信機の各 送、受信段を切り換えるスイッチ14−1及び14−2の可動接点A、Bは、夫 々第1、第2の送受信機A又はBに接続されることを意味し、各スイッチは連動 するものである。
【0009】 本来受信機に含まれるバンドパスフィルタ5、増幅器6、ミキサ7、検波器等 を含む終段となる中間周波段15から成る回路を第2中間周波後段と見たて、第 2の送受信機の送信段は、第1の送受信機の送信段Txの変調器の前段に、第1 局発29によりオフセットされるミキサ23、バンドパスフィルタ24と、第2 局発30の加えられる変調器25を介挿している。
【0010】 上記本考案をデジタル方式の自動車電話の移動局に適用した場合について説明 すると、第1の送受信機Aの送信周波数を800MHzとした時、940〜95 6MHzの範囲が帯域であり、受信周波帯は810〜826MHzである。また 、第2の送受信機Bの送信周波数を1,500MHz(1.5GHz)とした時 、1,429〜1,441MHz及び1,453〜1,465MHzの帯域で使 用され、受信周波数帯は1,477〜1,489MHz及び1,501〜1,5 13MHzに設定されると、第1の送受信機Aの第1局発9の周波数は940〜 956MHzとなって、上記受信周波数との関係から、第1中間周波数が130 MHzとなる。次に1.5GHz帯についてみると、第1中間周波数130MH zと上記受信周波数との関係から、第1局発29の周波数に低い方を採用すると 、1,347〜1,359MHz及び1,371〜1,383MHzとなり、送 信周波数と第1局発周波数との関係から、第2の送受信機の送信段における第2 局発30の周波数は82MHzとなる。
【0011】 上記の周波数関係を換言すると、本考案の目的である第1中間周波後段を異な る周波数帯域の受信時に共通となるように周波数合成により設定すればよく、本 実施例のように他方の送受信機即ち第2の送受信機Bの変調器で第2局発により 直交変調後、逓倍変換しても同様に取り扱うことができる。
【0012】
【考案の効果】
本考案によれば、広い帯域の送、受信周波数に対して、第1局発及び第2局発 周波数の設定により、異なる周波数帯域毎に受信段に備える第1中間周波後段の 回路を共用することができるようになり、スプリアス性を損なわず、しかも装置 全体の小形軽量化と消費電力の低減とに寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の高周波移動無線送受信装置の回路構成
図。
【図2】従来周知の高周波移動無線送受信装置の回路構
成図。
【符号の説明】
1、21 アンテナ 2 RF増幅器 3、5、12、22、24 バンドパスフィル
タ 6 増幅器 4、7、23 ミキサ 8、28 デュプレクサ 9、29 第1局発 10、30 第2局発 11、21 電力増幅器 13、25 変調器 14−1、14−2 スイッチ 15 中間周波段 16 復調部 A 第1の送受信機 B 第2の送受信機 Rx 受信段 Tx 送信段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】異なる変調高周波帯域に対応して設けられ
    た少なくとも2組の移動無線送受信機夫々を、その使用
    周波数帯域毎に切り換えるようにしたヘテロダイン方式
    の移動無線送受信装置において、第1局発により夫々オ
    フセットされる各受信段の周波数変換ミキサの出力側
    に、夫々ベースバンド信号を処理する復調部に至る第1
    中間周波後段から第2中間周波段への経路へ切り換える
    スイッチと、上記受信段のミキサをオフセットする第1
    局発により上記ベースバンド信号が変調される変調器を
    備える一方の送信段と第2局発により上記ベースバンド
    信号が変調される変調器を備える他方の送信段とに上記
    復調部からの経路を切り換えるスイッチとを設けてな
    り、送受信機の使用周波数帯域に拘わらず受信段の復調
    部に至る第1中間周波後段以降の経路を共用するように
    したことを特徴とする高周波移動無線送受信装置。
JP004587U 1992-02-07 1992-02-07 高周波移動無線送受信装置 Pending JPH0565138U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP004587U JPH0565138U (ja) 1992-02-07 1992-02-07 高周波移動無線送受信装置

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JP004587U JPH0565138U (ja) 1992-02-07 1992-02-07 高周波移動無線送受信装置

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Publication Number Publication Date
JPH0565138U true JPH0565138U (ja) 1993-08-27

Family

ID=11588174

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP004587U Pending JPH0565138U (ja) 1992-02-07 1992-02-07 高周波移動無線送受信装置

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JP (1) JPH0565138U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006518575A (ja) * 2003-02-07 2006-08-10 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 汎用ベースバンド信号入力電流分配器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006518575A (ja) * 2003-02-07 2006-08-10 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 汎用ベースバンド信号入力電流分配器
JP4682331B2 (ja) * 2003-02-07 2011-05-11 エスティー‐エリクソン、ソシエテ、アノニム 汎用ベースバンド信号入力電流分配器

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