JPH0565082U - 電気コネクタ - Google Patents

電気コネクタ

Info

Publication number
JPH0565082U
JPH0565082U JP1282592U JP1282592U JPH0565082U JP H0565082 U JPH0565082 U JP H0565082U JP 1282592 U JP1282592 U JP 1282592U JP 1282592 U JP1282592 U JP 1282592U JP H0565082 U JPH0565082 U JP H0565082U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal shell
contact member
terminal
contact
insulating housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1282592U
Other languages
English (en)
Inventor
広行 小幡
玄洋 松原
Original Assignee
日本エー・エム・ピー株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本エー・エム・ピー株式会社 filed Critical 日本エー・エム・ピー株式会社
Priority to JP1282592U priority Critical patent/JPH0565082U/ja
Publication of JPH0565082U publication Critical patent/JPH0565082U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業者が金属シェルに触れても感電せず、簡
単に嵌合作業ができ、しかも安価に製造できる電気コネ
クタを提供すること。 【構成】 絶縁ハウジング20の端子収容室26’に隣
接した接触部材収容凹部27内に接触部材60を圧入す
る。接触部材60は、平板状の基部61から金属シェル
40の内壁に向かって延びる第1接触部64と、接地用
端子10’に向かって延びる第2接触部65とを有す
る。接触部材60により、接地用端子10’及び金属シ
ェル40とが相互接続されるので、金属シェル40に生
じた電荷は接地用端子10’を通じて電線2に放電され
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、工作機械等に用いられるサーボモータ等と外部回路とを相互接続す るのに好適な電気コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
作業ロボット等の工作機械のサーボモータに電力を供給するために電気コネク タが使用されている。この種の電気コネクタは、その取扱上の要求により、堅牢 な例えば亜鉛合金製の金属シェルで絶縁ハウジングを覆った構造を有するのが一 般的である。
【0003】 ところが、電気コネクタのシェルが金属製であるため、このシェルとサーボモ ータ本体との間に、前記電気コネクタを受容するヘッダコネクタの絶縁ハウジン グ等の絶縁物が介在すると、シェル、絶縁物及びサーボモータ本体が一種のコン デンサを形成する。このため、シェルが帯電し、作業者がシェルに触れた時に感 電するおそれがある。そこで、シェルに生じた電荷を放出するために、電気コネ クタから延びる複数の電線の一本を接地用とし、該電線とシェルとをリング端子 を介して接続することが実施されている(例えば、特開平2−106883号公 報参照)。
【考案が解決しようとする課題】
【0004】 しかしながら、前記構成によれば、電気コネクタとヘッダコネクタとの嵌合作 業の外に、リング端子と接地用電線との圧着作業及びリング端子とシェルとのね じ止め作業が必要である。このため、電気コネクタとヘッダコネクタとの嵌合作 業における組立作業工数が相対的に多いという問題がある。
【0005】 他方、シェルに生じた電荷を放出する構造として、ケーブルの編組線とシェル (シールドケース)とを金属製のクランプ部材を介して接続する構造を使用する ことが考えられる(実開平1−139379号公報参照)。しかし、サーボモー タ自体が頻繁に移動する工作機械の分野では、編組線を有するケーブルは可撓性 に乏しいので適当でないという問題がある。また、編組線を有するケーブルは高 価である。
【0006】 従って、本考案は、感電を防止すると共に簡便に組立作業が行なえ、しかも安 価に製造できる電気コネクタを提供することを目的とする。
【0007】
【課題解決のための手段】
本考案の電気コネクタは、電線と接続される複数の端子と、該端子の各々を収 容する端子収容室を有する絶縁ハウジングと、該絶縁ハウジングを覆う金属シェ ルとを具える電気コネクタにおいて、前記絶縁ハウジングの前記端子収容室に隣 接して、平板状の金属板の一面側及び他面側にそれぞれ突出する第1及び第2接 触部を有する接触部材を設け、該接触部材を介して少なくとも1個の前記端子と 前記金属シェルとを相互接続したことを特徴とする。
【0008】
【作用】
接触部材の第1接触部と金属シェル、及び接触部材の第2接触部と1個の端子 とをそれぞれ接触させることにより、金属シェルに生じた電荷は接触部材を介し て1個の端子(1本の電線)に放電される。また、接触部材は平板状の金属板の 一面側及び他面側にそれぞれ突出する第1及び第2接触部を有する構造のため、 極めて安価に製造できると共に、接触部材を設けた絶縁ハウジングを金属シェル 内に挿入するだけで1個の端子と金属シェルとの相互接続が達成できる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の接触部材及び電気コネクタの好適一実施例を図面を参照しなが ら説明する。
【0010】 図1は、本考案の電気コネクタ1を示し、(A)は分解正面図、(B)は分解 底面図である。(尚、(B)においては防水パッキン70、パッキン押圧部材8 0及び固定ねじ90を省略している。)電気コネクタ1は、5個の電力供給用端 子10(図示せず)及び1個の接地用端子10’(図示せず)の計6個の同一形 状の端子10と、該端子10を収容する絶縁ハウジング20と、該絶縁ハウジン グ20を覆う金属シェル40と、接地用端子10’と金属シェル40とを相互接 続する接触部材60とを有する。金属シェル40の一端42には凹部44が形成 され、防水パッキン70及びパッキン押圧部材80を収容すると共に、固定ねじ 90によりそれらを抜け止めする。絶縁ハウジング20の対向する側面21、2 2には、一対のラッチアーム23、23が形成され、絶縁ハウジング20が金属 シェル40の他端46の開口(図示せず)から挿入された時に、金属シェル40 の係止穴48と係止して絶縁ハウジング40を抜け止めする。
【0011】 図2は、接触部材60を示し、(A)は側面図、(B)は正面図である。図3 は、図2の接触部材60を絶縁ハウジング20に挿入した状態を示す、図1にお けるA矢視図である。図4は、図3の線IV−IVに沿った断面図である。図2にお いて、接触部材60は、りん青銅等の導電性金属板をスタンピング及びフォーミ ングして形成され、平板状の基部61から第1接触部64が一面62側に、第2 接触部65が他面63側にそれぞれ突出している。第1及び第2接触部64、6 5の先端は、共に基部61に向かって屈曲している。第2接触部65の先端64 aは、接地用端子10’の底面の開口(図示せず)に嵌入しないように幅広に形 成されている。基部61の両側には、他の部分より幅広の圧入部66、66が形 成され、絶縁ハウジング20の接触部材収容凹部27(図3)の側壁と係合する 。尚、圧入部66に突起あるいはバーブ(逆刺)を形成してもよい。
【0012】 図3及び図4において、絶縁ハウジング20は、端子挿入面24及び嵌合面2 5に連通する6個の端子収容室26,26’を有する。そのうちの1個の端子収 容室26’に隣接して接触部材収容凹部27が形成され、端子挿入側24におい てそれらに連通する連通部28が形成される。また、接触部材収容凹部27は、 外側に向かう開口29を有する。接触部材60の第1及び第2接触部64、65 は、それぞれ連通部28及び開口29内に延び、端子10’及び金属シェル40 の内壁(図5)とそれぞれ接触し、それらを相互接続する。
【0013】 図5は、図1の電気コネクタ1がヘッダコネクタ100に挿入された状態を示 す断面図である。端子10’(10)は、その雌型接触部12の後端が端子収容 室26’(26)の壁面30から延びるハウジングランス31に保持される。ま た、連通部28が雌型接触部12の位置まで延びていないので、雌型接触部12 の4方が内壁32、33、34(3方のみ図示)に囲まれることになり、端子1 0’の姿勢が安定する。端子10’(10)と接続される電線2は、丸型ケーブ ル3の一端から延び、端子10’(10)の圧着部14で圧着接続される。丸型 ケーブル3は、金属シェル40の一端42側において、防水パッキン70、パッ キン押圧部材80及び固定ねじによって液密に保持される。パッキン押圧部材8 0は、環状の基部82から多数の可撓腕84が延びている。このため、固定ねじ 90のねじ部92が金属シェル40の凹部44内のねじ部と螺合すると、固定ね じ90の内側のカム面94と可撓腕84とが係合し、可撓腕84の先端によって 囲まれる内径が縮小する。従って、丸型ケーブル3は、強固に保持され、金属シ ェル40から容易に抜け出ない。
【0014】 ヘッダコネクタ100は、雄型コンタクト102を保持するヘッダハウジング 104と、ヘッダハウジング104及び電気コネクタ1を覆うカバーハウジング 106とを有する。ヘッダコネクタ100の下部には、モータ(図示せず)が収 容されるので、金属シェル40、ヘッダコネクタ100の絶縁部分及びモータが 一種のコンデンサを形成する。このため、金属シェル40の電荷が生じ、作業者 が金属シェル40に触れた時に感電するおそれがあった。しかし、接触部材60 が接地用端子10’と金属シェル40とを相互接続することにより電荷を接地用 端子10’と接続した電線2を通じて放電するので、感電のおそれがない。
【0015】 以上、本考案の電気コネクタの一実施例について詳述したが、本考案は上記実 施例に限定することなく、必要に応じて種々の変形、変更が可能である。例えば 、絶縁ハウジング20を金属シェル40の他端46から挿入する場合は、第1接 触部64の向きは上記実施例とは逆向きになるであろう。また、第1及び第2接 触部は、それぞれ各1個ではなく、複数個形成してより安定した接触を行なうよ うにしてもよい。
【0016】
【考案の効果】
本考案の電気コネクタによれば、相手のヘッダコネクタとの嵌合作業に付加的 な工程を要することなく、感電を防止する電気コネクタが得られるという利点を 有する。しかも、感電を防止するために簡単な構造の接触部材を付加しただけな ので、製造コストが比較的低くなると共に、大量生産に好適である。また、従来 の電気コネクタの全体的な形状寸法を維持したままで、僅かの変更を加えるのみ であり、従来品との互換性がある。更に、希望する端子を用途に応じて選択して 金属シェルと相互接続可能であるので、設計上の自由度が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の電気コネクタ1を示す、それぞれ
(A)分解正面図、(B)分解底面図である。
【図2】接触部材60を示す、それぞれ(A)側面図、
(B)正面図である。
【図3】図2の接触部材60を絶縁ハウジング20に挿
入した状態を示す、図1におけるA矢視図である。
【図4】図3の線IV−IVに沿った断面図である。
【図5】図1の電気コネクタ1がヘッダコネクタ100
に挿入された状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 電気コネクタ 2 電線 10、10’ 端子 20 絶縁ハウジング 26、26’ 端子収容室 40 金属シェル 60 接触部材 64 第1接触部 65 第2接触部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線と接続される複数の端子と、該端子
    の各々を収容する端子収容室を有する絶縁ハウジング
    と、該絶縁ハウジングを覆う金属シェルとを具える電気
    コネクタにおいて、 前記絶縁ハウジングの前記端子収容室に隣接して、平板
    状の金属板の一面側及び他面側にそれぞれ突出する第1
    及び第2接触部を有する接触部材を設け、該接触部材を
    介して少なくとも1個の前記端子と前記金属シェルとを
    相互接続したことを特徴とする電気コネクタ。
JP1282592U 1992-02-07 1992-02-07 電気コネクタ Pending JPH0565082U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1282592U JPH0565082U (ja) 1992-02-07 1992-02-07 電気コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1282592U JPH0565082U (ja) 1992-02-07 1992-02-07 電気コネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0565082U true JPH0565082U (ja) 1993-08-27

Family

ID=11816165

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1282592U Pending JPH0565082U (ja) 1992-02-07 1992-02-07 電気コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0565082U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5240433A (en) Waterproof electric connector
JP2863083B2 (ja) コネクタ用防水栓
US8597062B2 (en) Electrical contact
US6224428B1 (en) Electrical connector and method of assembling and connecting the same with circuit devices
US7118423B2 (en) Joint connector structure
US5993253A (en) Electrical connector having contact arms biased by an elastic member
JPH11219758A (ja) 多極シールドコネクタ及び相手シールドコネクタ
US5941722A (en) Crimp connector
JPS60136480U (ja) 電気コネクタ
US7232341B2 (en) Connector in which a shell can be readily assembled to a connector housing
CN108281834B (zh) 连接器插座以及连接器
US6619989B1 (en) Cable connector having integrally formed metal latch and cable strain relief
JP2772323B2 (ja) シールドコネクタ用端子およびシールドコネクタ
JPH04127985U (ja) コネクタ
EP1703595A2 (en) Electric plug connector and method for producing an electric plug connector
US5885104A (en) Electrical plug connector
JPH0636266U (ja) 分岐接続用コネクタ
CN114447664B (zh) 连接器和包括该连接器的具有电线的连接器
US6030258A (en) Electrical connector
JPH0419743Y2 (ja)
TWI651905B (zh) 電線用連接器
JPH0565082U (ja) 電気コネクタ
JP3344622B2 (ja) シールド電線用コネクタ
JP2799443B2 (ja) 雌・雄端子及び該端子を備えた垂直挿脱コネクタ
JP3049196B2 (ja) シールドコネクタの絶縁カバーハウジング