JP3049196B2 - シールドコネクタの絶縁カバーハウジング - Google Patents

シールドコネクタの絶縁カバーハウジング

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JP3049196B2
JP3049196B2 JP7111274A JP11127495A JP3049196B2 JP 3049196 B2 JP3049196 B2 JP 3049196B2 JP 7111274 A JP7111274 A JP 7111274A JP 11127495 A JP11127495 A JP 11127495A JP 3049196 B2 JP3049196 B2 JP 3049196B2
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cable
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shells
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浩 山根
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JST Mfg Co Ltd
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば各種OA機器、
FA機器などの電子機器を相互に電気的に接続するのに
用いるシールドコネクタの絶縁カバーハウジングに関す
る。
【0002】
【従来の技術】シールドコネクタは、シールドケーブル
を接続したコネクタに金属板製のシールドカバーを被着
し、該シールドカバー及び前記シールドケーブルの接続
部分を絶縁カバーで包囲することが多い。このようなシ
ールドコネクタの前記絶縁カバーは通常、インサートモ
ールドにより樹脂材で前記シールドカバーを包囲すると
同時に、前記シールドケーブルの接続部分近傍を包囲し
てケーブル保護部を形成している(例えば実開昭61−
201283号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
絶縁カバーをインサートモールドにより構成すると、樹
脂材がコネクタのコクタクト収容部まで侵入し、その射
出成形圧でコクタクトを変形させるおそれがあり、信頼
性の点で不安定であった。
【0004】本発明は、上記従来の問題点を解決するこ
とを目的としてなされたもので、絶縁カバーを一対の半
殻体から成るハウジング部材として別体に製作し、シー
ルドケーブルを接続したシールドコネクタに組み付ける
構成とすることにより、生産工程の効率化を図ると共
に、シールドケーブルの屈曲性を大幅に向上させること
を可能にしたシールドコネクタの絶縁カバーハウジング
を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、シールドケーブルに接続したシールドコ
ネクタを包囲する絶縁カバーハウジングであって、絶縁
性樹脂材料により成形され、スナップ嵌合により組み合
わせ可能な一対の半殻体から成り、前記半殻体は、前記
シールドコネクタを収容するコネクタ収容部とケーブル
保護部を有し、前記ケーブル保護部は半円筒形状に形成
され、その内周壁面に複数の円弧状突曲部が周方向へ配
列して設けられ、前記両半殻体を組み合わせたとき、前
記一連の突曲部で前記シールドケーブルを全周面に亘っ
把持するように構成されていることを特徴とする。
【0006】
【作用】上記構成により、シールドケーブルを接続した
シールドコネクタに前記一対の半殻体を組み付けるだけ
で、前記シールドコネクタが絶縁カバーで包囲されると
同時に、前記シールドケーブルの接続部分近傍が前記ケ
ーブル保護部の一連の突曲部により把持される。したが
って、シールドケーブルとケーブル保護部との接触面積
が少なく、前記シールドケーブルの屈曲時に作用する応
力は前記一連の突曲部に分散して吸収される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0008】図1は、本発明の絶縁カバーハウジングに
より包囲したシールドコネクタを示しており、図2は同
主要部の分解斜視図である。シールドコネクタ1は多数
のコンタクト収容孔3を有する円柱状のソケットハウジ
ング2と、該ソケットハウジング2に被着される円筒状
のメタルシェル4と、該メタルシェル4の後端部に嵌装
されるメタルカバー5とを備えている。そして、シール
ドケーブル7の各芯線8に圧着接続したコンタクト6を
ソケットハウジング2の後方からコンタクト収容孔3に
挿入すると共に、シールドケーブル7の編組シールド層
9にメタルカバー5のバレル部5aを圧着して、シール
ドケーブル7にシールドコネクタ1が接続される。
【0009】上記のようにシールドケーブル7に接続し
たシールドコネクタ1を包囲する本発明の絶縁カバーハ
ウジング10は、絶縁性樹脂材料により成形した組み合
わせ可能な一対の半殻体11,12からなっている。半
殻体11,12は、図2〜図6に示されているように、
メタルシェル4を密着して包囲する円筒体を半割にして
半円筒状体に形成されたコネクタ収容部13,13と、
該コネクタ収容部13,13の後端に連設され後方に向
けて収束する円錐体を半割にした円錐体形状のケーブル
保護部14,14とを有し、該ケーブル保護部14,1
4の内側はシールドケーブル6の外径とほぼ等しいかや
や大きい直径を有する半円筒形15,15に形成される
と共に、その内周壁面に複数の円弧状突曲部16,16
が周方向へ配列して設けられている。図示の例では、各
ケーブル保護部14に4つの円弧状突曲部16が設けら
れていて、両ケーブル保護部14,14を組み合わせた
とき、図4に示すように、断面八角形の孔の各辺を内方
へ突曲した断面形状を呈するように構成されている。ま
た、図示の実施例では、シールドコネクタ1の輪郭形状
が円筒体であるため、両半殻体11,12のコネクタ収
容部13,13は半円筒体に形成されているが、シール
ドコネクタ1の輪郭形状に対応して扁平な矩形状その他
輪郭形状の半割体に形成されるものである。
【0010】両半殻体11,12は、一方の半殻体11
の両側壁に向けて突設した複数の係止爪17(図2、図
6参照)と、他方の半殻体12の両側壁に沿って係止爪
17に対応して設けた複数の係合凹部18とのスナップ
嵌合により組み合わせて、シールドコネクタ1に包囲さ
れるようになっている。また、両半殻体11,12のコ
ネクタ収容部13,13の内壁には、シールドコネクタ
1のソケットハウジング2及びメタルシェル4を所定位
置に収容して保持するためにストッパ19,係止突起2
0〜22が突設されている。なお、両半殻体11,12
の相対向する一方の側壁を折り曲げ可能なヒンジ片(図
示せず)により連結し、他方の側壁のみをスナップ嵌合
により組み合せ可能としてもよい。
【0011】上記のような構成を有する絶縁カバーハウ
ジングの両半殻体11,12により、シールドケーブル
7に接続したシールドコネクタ1を包囲するようにし
て、両半殻体11,12を組み立てると、図1のよう
に、シールドケーブル7のメタルカバー5との接続部近
傍がケーブル保護部14,14の一連の突曲部16によ
り把持される。すなわち、シールドケーブル7は、周方
向へ間隔を隔てて各突曲部16の頂点部分が当接した状
態で把持され、ケーブル保護部14,14とシールドケ
ーブル7との接触面積が非常に小さくなっている。した
がって、シールドコネクタ1の使用に際して、シールド
ケーブル7がケーブル保護部14,14の近傍で屈曲し
たとき、該ケーブル7にかかる応力は、前記一連の突曲
部16に分散して吸収されるので、シールドケーブル7
の屈曲性能が向上する。実験の結果によると、ケーブル
保護部14,14の半円筒形15の内壁面全体をシール
ドケーブル7に密着させる場合に比較して、2倍以上の
屈曲回数に耐え得ることが確認された。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による絶縁
カバーハウジングは、スナップ嵌合により組み合わせ可
能な一対の半殻体から成っているので、従来のインサー
トモールドに比べて生産工程の効率化が図れ、しかもシ
ールドケーブルに接続したシールドコネクタに対する組
み付けが容易かつ迅速に行なえる。
【0013】また、前記半殻体のケーブル保護部は半円
筒形に形成され、その内周壁面に複数の円弧状突曲部が
周方向へ配列して設けられ、両半殻体をスナップ嵌合に
より組み合わせたとき、前記一連の突曲部で前記シール
ドケーブルを全周面に亘って把持するように構成されて
いるので、前記ケーブルと前記ケーブル保護部との接触
面積が少なく、前記ケーブルの引き回し操作により前記
ケーブル保護部の近傍においてあらゆる方向に屈曲する
前記ケーブルにかかる応力は、前記一連の突曲部に分散
して吸収され、ケーブルの屈曲性を大幅に向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の絶縁カバーハウジングにより包囲した
シールドコネクタを示す縦断正面図である。
【図2】同主要部を示す分解斜視図である。
【図3】本発明の絶縁カバーハウジングの組み立て状態
を示す正面図である。
【図4】本発明の絶縁カバーハウジングの組み立て状態
を示す側面図である。
【図5】本発明の絶縁カバーハウジングの組み立て状態
を示す縦断正面図である。
【図6】図3の6−6線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 シールドコネクタ 2 ソケットハウジング 4 メタルシェル 5 メタルカバー 6 コンタクト 7 シールドケーブル 8 心線 10 絶縁カバーハウジング 11,12 半殻体 13 コネクタ収容部 14 ケーブル保護部 15 半円筒形 16 突曲部 17 係止爪 18 係合凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/56 - 13/595 H01R 13/516 - 13/518 H01R 13/648 - 13/658 H01R 4/70

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シールドケーブル(7)に接続したシー
    ルドコネクタ(1)を包囲する絶縁カバーハウジング
    (10)であって、 絶縁性樹脂材料により成形され、スナップ嵌合により
    み合わせ可能な一対の半殻体(11)(12)から成
    り、 前記半殻体(11)(12)は、前記シールドコネクタ
    (1)を収容するコネクタ収容部(13)とケーブル保
    護部(14)を有し、 前記ケーブル保護部(14)は半円筒形(15)に形成
    され、その内周壁面に複数の円弧状突曲部(16)が周
    方向へ配列して設けられ、前記両半殻体(11)(1
    2)を組み合わせたとき、前記一連の突曲部(16)で
    前記シールドケーブル(7)を全周面に亘って把持する
    ように構成されていることを特徴とするシールドコネク
    タの絶縁カバーハウジング。
JP7111274A 1995-04-11 1995-04-11 シールドコネクタの絶縁カバーハウジング Expired - Lifetime JP3049196B2 (ja)

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