JPH0565078U - ロック機構付きコネクタ - Google Patents

ロック機構付きコネクタ

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JPH0565078U
JPH0565078U JP464892U JP464892U JPH0565078U JP H0565078 U JPH0565078 U JP H0565078U JP 464892 U JP464892 U JP 464892U JP 464892 U JP464892 U JP 464892U JP H0565078 U JPH0565078 U JP H0565078U
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JP
Japan
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connector
receptacle connector
lock
plug connector
lock plate
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Pending
Application number
JP464892U
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English (en)
Inventor
善充 西野
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0565078U publication Critical patent/JPH0565078U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロック機構付きコネクタにおいて、全体の大
きさを小型なものにしながらも、ケーブルのあらゆる方
向への引っ張り強度、振動・衝撃強度、防水強度の向上
を図ること。 【構成】 プラグコネクタPとレセプタクルコネクタR
と両者を錠止接続するロックプレート(27)とから成
る。ロックプレートには錠止部たる脚部(27a)を形
成しておき、プラグコネクタの所定位置であってレセプ
タクルコネクタ側に向けてロックプレート脚部挿通嵌合
用の透通孔を延在形成する。レセプタクルコネクタの上
記プラグコネクタ接続時に透通孔と対面する位置に該脚
部の先端が嵌入する係合穴(16)を形成する。ロック
プレートの脚部を上記透通孔に嵌合するとともに、かつ
脚部先端(27e)を前記係合穴に係合することにより
プラグコネクタとレセプタクルコネクタとを錠止接続す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はロック機構付きコネクタに関し、特にセンサ用コネクタとして用いら れるもので、ケーブルのあらゆる方向への引っ張り強度、振動・衝撃強度、防水 強度の向上を図ったものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のロック機構付きコネクタのロック機構は、図6に示すように、インシュ レータに形成されたものであった。即ち、ソケットコネクタ51の内面に係止突 起53を形成しておき、他方、プラグコネクタ52には係止突起54が形成され た可撓性のロックアーム56を設けておくものであった。なお、図6(c)にお いて、プラグコネクタ52にはソケットコネクタ51に植設されたピンが嵌入す る受部が設けられているが、ここでは図示は省略している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、このような従来のロック機構にあっては、インシュレータと一体成 形されたプラスチック製であるため、ケーブルのあらゆる方向への引っ張り強度 、振動・衝撃強度、防水強度などの機械的強度に弱く、しかも強度を強めようと すると、どうしても大型化せざるをえず、近時要請される小型化の点からも好ま しくない。
【0004】 本考案は、このような従来技術の課題に鑑みて提案されたもので、全体の大き さが小型なものであっても、ケーブルのあらゆる方向への引っ張り強度、振動・ 衝撃強度、防水強度の向上を図ったものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するため、プラグコネクタとレセプタクルコネクタと からなり、両者を錠止接続するロックプレートを有し、ロックプレートには錠止 部たる脚部を形成しておき、プラグコネクタの所定位置であってレセプタクルコ ネクタ側に向けてロックプレート脚部挿通嵌合用の透通孔を延在形成し、かつ、 レセプタクルコネクタの上記プラグコネクタ接続時に透通孔と対面する位置に該 脚部の先端が嵌入する係合穴を形成し、ロックプレートの脚部を上記透通孔に嵌 合するとともに、かつ脚部先端を前記係合穴に係合することによりプラグコネク タとレセプタクルコネクタとを錠止接続することを特徴とする。
【0006】
【実施例】
図1、図2は、本考案のロック機構付きコネクタのレセプタクルコネクタRの 一例を示す。図1において、(A)はレセプタクルコネクタRの側面図、(B) はその断面図、(C)はプラグコネクタ接続側の端面図である。図2において、 (A)はセンサ収容側の端面図、(B)は底面図、(C)は平面図である。なお 、これらの面の称呼は便宜上であって、どの面が本来的な正面であり、どの面が 平面であるといったものでないことはいうまでもない。また、以下の説明におい ては説明の便宜上、プラグコネクタ接続側を「前方」といい、これと反対側を「 後方」という。
【0007】 これらの図から明らかなように、本考案のロック機構付きコネクタを構成する レセプタクルコネクタRはインシュレータ11に複数のピンコンタクト12が設 けられている。このインシュレータ11には、前方に向けて開口するプラグコネ クタの嵌合孔11aが形成されている。そして、この嵌合孔11aの奥部には所 定本数のピンコンタクト12が植設されている。
【0008】 インシュレータ11には前方に向けて突出する基台部11bが形成されており 、この基台部11bの下面たるプラグコネクタとの接触側面には、図1(B)お よび図2(A)からもっとも良く分かるように、基台部11bの内部に向かうに したがって収斂するV字状のアリ溝17が形成されている。また、この基台部1 1bのアリ溝17の両側には図2(B)から分かるように、穴部16が形成され ている。この穴部16は後述するプラグコネクタP(図3参照)に取り付けられ るロックプレート27の両脚部27aの先端27eが入り込んで該プラグコネク タがレセプタクルコネクタRとの接続方向とは反対方向に抜け出るのを防止する ためのものである。なお、図1(B)中、11cはセンサ収納室となる。
【0009】 図3は上記レセプタクルコネクタRに接続されるプラグコネクタPを示すもの である。図3(A)は側面図、(B)は側面断面図、(C)は底面図である。
【0010】 図3から分かるように、このプラグコネクタPはインシュレータ20と、ソケ ットコンタクト24と、ロックプレート27を主要構成要素とする。インシュレ ータ20の前側、即ち前記レセプタクルコネクタRの接続側には嵌合部20aが 形成されている。この嵌合部20aは前記レセプタクルコネクタRのインシュレ ータ11に形成された嵌合孔11aに嵌合される。
【0011】 また、インシュレータ20の内部には、前記レセプタクルコネクタRのピンコ ンタクト12と導通接触するソケットコンタクト24が設けられている。インシ ュレータ20の底面には、前記レセプタクルコネクタRのアリ溝17に嵌め込ま れるアリ25が形成されている。
【0012】 また、インシュレータ20の中央上部には後述するロックプレート27が取り 付けられている。そして、インシュレータ20の両側端にはこのロックプレート 27の脚部27aを収容する溝孔20cが形成されており、該溝孔20cには脚 部に形成されたランス27dと係合してロックプレート27の挿入方向とは反対 方向への抜け止めを防止するための段部20dが形成されている。
【0013】 このロックプレート27は図4から分かるように全体として逆U字状をなして おり、一対の脚部27aと上部においてこれらの脚部をつなぐ水平部27bとか ら構成されている。このロックプレート27の両脚部27aの側縁には夫々ダボ 27cが突出形成されており、このダボ27cが前記したインシュレータ20に 形成された溝孔20cに圧入されることにより、ロックプレート27がインシュ レータ20に保持される。
【0014】 このロックプレート27の脚部27aの内側所定の位置には夫々ランス27d が形成されており、このランス27dがロックプレート27への圧入時に、前記 インシュレータ20の溝孔20Cに形成された段部20d(図3(C)参照)に 係合され、反挿入方向への抜け止めが実現される。また、脚部27aの先端は溝 20aの反挿入側開口部から突出してレセプタクルコネクタRの基台部に形成さ れた穴16(図2(B)参照)に嵌合されるものであることは上記したとおりで ある。なお、このロックプレート27の材料としては、例えばリン青銅などの金 属材料が挙げられる。このような金属材料で形成することによりその機械的強度 は著しく向上する。
【0015】 図4中、27fはロックプレート27によりプラグコネクタPとレセプタクル コネクタRがロック結合された状態からその結合を解く場合に、ロックプレート 27を抜き出すためにマイナスドライバー等により押し上げるためのアゴ部であ る。
【0016】 図3を参照して、インシュレータ20の嵌合部20aの所定位置の周囲にはゴ ム材などの弾性材料からなる防水リング28が取り付けられている。この防水リ ング28はプラグコネクタPの嵌合部20aをレセプタクルコネクタRの嵌合孔 11aに嵌合接続したときに、嵌合孔11aを画定する部分と押圧接触すること により弾性変形して止水する。この防水リング28は必ずしも設ける必要はなく 、用途に応じて適宜取り付ければよいものである。なお、図中、Cはケーブルで ある。
【0017】 次に、上記レセプタクルコネクタRにプラグコネクタPを接続する手順につい て説明する。まず、ロックプレート27を引き上げた状態にして、プラグコネク タPのアリ25がレセプタクルコネクタRのアリ溝17に嵌合するようにして摺 動押し込みする。この押し込みが完了すると、プラグコネクタPのソケットコン タクト24にレセプタクルコネクタRのピンコンタクト12が嵌り込み、両者が 電気的接続される。
【0018】 次に、ロックプレート27を押し込んでやると、両脚部27aの先端部27e がレセプタクルコネクタRに形成された穴部16に嵌め込まれて係合し、両コネ クタがロック結合される。このとき、プラグコネクタPに形成されたアリ25と レセプタクルコネクタRに形成されたアリ溝17との結合によって両コネクタの 嵌合離脱方向と直交する方向へ相対的に抜け出ることが防止され、また、ロック プレート27はランス27dが溝20cの係止段部20dに係止されているので 、抜け出ることはない。
【0019】 また、プラグコネクタPの嵌合部には防水リング28が取り付けられており、 両コネクタの接続時においては、これが両プラグ間に変形する位に押し潰されて シーリングされているので、この接合部からコネクタ内部へと水が浸入すること がない。なお、図5の各図はレセプタクルコネクタRとプラグコネクタPを接続 した状態を示す説明図である。
【0020】
【考案の効果】
上記した本考案のロック付きコネクタにおいては、プラグコネクタとレセプタ クルコネクタとが上記したようにアリとアリ溝で溝方向に直交する方向への離脱 が不可能に構成されており、しかも、ロックプレートによりプラグコネクタとレ セプタクルコネクタの脱着方向への離脱が防止されている。このため、このコネ クタを振動や衝撃が加わる部位に設けたり、あるいはケーブルの引っ張りが発生 するような用途に用いたりしても、両コネクタが相互に離脱するといったことが なくなり如何なる使用条件にも耐えられるものである。
【0021】 また、防水リングを使用したものにあっては、浸水部にも用いることが可能と なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案のロック機構付きコネクタを構成する
レセプタクルコネクタを示した説明図であり、(A)は
レセプタクルコネクタRの側面図。(B)はレセプタク
ルコネクタRの断面図。(C)はレセプタクルコネクタ
Rのプラグコネクタ接続側の端面図。
【図2】 本考案のロック機構付きコネクタを構成する
レセプタクルコネクタを示した説明図であり、(A)は
レセプタクルコネクタRのセンサ収容側の端面図。
(B)はレセプタクルコネクタRの底面図。(C)はレ
セプタクルコネクタRの平面図。
【図3】 本考案のロック機構付きコネクタを構成する
プラグコネクタを示した説明図であり、(A)は側面
図。(B)は側面断面図。(C)は底面図。
【図4】 本考案のロック機構付きコネクタを構成する
ロックプレートを示した説明図であり、(A)は正面
図。(B)は平面図。(C)は側面図。
【図5】 上記プラグコネクタとレセプタクルコネクタ
とを接続した状態を示した説明図であり、(A)は側面
図。(B)は背面図。(C)は正面図。(D)は平面
図。(E)は底面図。
【図6】 従来のレセプタクルコネクタとプラグコネク
タのロック機構を示した説明図であり、(A)はレセプ
タクルコネクタを示した側面断面図。(B)はプラグコ
ネクタを示した側面断面図。(C)はプラグコネクタの
斜視図。(D)は両プラグを錠止接続した状態を示した
斜視図。
【符号の説明】
11…インシュレータ 11a…プラグ嵌合孔 11b…基台部 11c…センサ収納室 12…ピンコンタクト 16…穴 17…アリ溝 20…インシュレータ 20a…嵌合部 20c…溝孔 20d…段部 24…ソケットコンタクト 25…アリ 27…ロックプレート 27a…ロックプレートの脚部 27c…ロックプレートのダボ 27d…ロックプレートのランス

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラグコネクタとレセプタクルコネクタと
    からなり、 両者を錠止接続するロックプレートを有し、ロックプレ
    ートには錠止部たる脚部が形成されており、 前記プラグコネクタの所定位置にはレセプタクルコネク
    タとの接続時において該レセプタクルコネクタ方向に向
    けて透通孔が延在形成されており、かつ、 レセプタクルコネクタのプラグコネクタとの接続時にお
    ける上記透通孔と対面する位置には係合穴が形成されて
    おり、 ロックプレートの脚部が上記透通孔に圧入され、かつ脚
    部先端が前記係合穴に係合することによりプラグコネク
    タとレセプタクルコネクタとが錠止接続されることを特
    徴とするロック機構付きコネクタ。
  2. 【請求項2】 上記プラグコネクタとレセプタクルコネ
    クタとの接続が両者に夫々形成されたアリとアリ溝によ
    って案内されながら行なわれるように構成されたことを
    特徴とする請求項1に記載のロック機構付きコネクタ。
  3. 【請求項3】 上記プラグコネクタとレセプタクルコネ
    クタとの接続が防水リングを介して行なわれるように構
    成されたことを特徴とする請求項1または2に記載のロ
    ック機構付きコネクタ。
JP464892U 1992-02-07 1992-02-07 ロック機構付きコネクタ Pending JPH0565078U (ja)

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JP464892U JPH0565078U (ja) 1992-02-07 1992-02-07 ロック機構付きコネクタ

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JP464892U JPH0565078U (ja) 1992-02-07 1992-02-07 ロック機構付きコネクタ

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JPH0565078U true JPH0565078U (ja) 1993-08-27

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ID=11589784

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