JPH0564725U - 計器の照明構造 - Google Patents

計器の照明構造

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JPH0564725U
JPH0564725U JP517192U JP517192U JPH0564725U JP H0564725 U JPH0564725 U JP H0564725U JP 517192 U JP517192 U JP 517192U JP 517192 U JP517192 U JP 517192U JP H0564725 U JPH0564725 U JP H0564725U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】表示意匠の照明むら等を防いで、意匠上の高級
感が得られるようにした計器の照明構造を提供する。 【構成】導光板3裏面の梨地部3aと、梨地部3aの周
囲の梨地処理がなされていない平滑部3bとの境界部分
であって、梨地部3aと平滑部3bとの境界部が表示意
匠1の中途部分に位置する部分に、梨地部3aから平滑
部3bに向けて導光板3の裏面の平滑度が増加(梨地部
3aの凹凸の粗さが漸減)するようにした平滑度増加部
6を形成する構造とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は計器の照明構造に係り、特に導光板を介して文字板を裏面側から透過 照明する計器の照明構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図2は従来の自動車用メータの文字板部分を示したもので、例えば、速度計の 文字1′、目盛り1″等の表示意匠1が表面に印刷形成された文字板2の裏面に は、透明材料からなる導光板3が配設されており、この導光板3の裏面側には、 メータケースに装着された図示しない照明用電球が配設されている。また、上記 導光板3の照明用電球に対応した部分には、入光面(図示せず)が形成されてお り、この入光面を介して照明用電球の照射光が拡散されながら導光板3内に導か れるようになっている。
【0003】 上記従来の照明構造においては、導光板3内に導かれた照明用電球の照射光が 導光板3内全体に拡散して、文字板2側に出射されるようになっており、これに より、文字板2の表面の表示意匠1が文字板の裏面側から透過照明されるように なっている。
【0004】 しかし、上記メータケース内には、メータ内機等の各種部品が組み込まれてい るので、斯かる部品が影となって照明用電球の照射光が導光板3内へ十分に回り 込まない場合があり、これにより、文字板2の表示意匠1が部分的に暗くなると いう不都合があった。
【0005】 そこで、従来から図3に示したように、文字板2の表示意匠1の暗い部分4に 対応して、導光板3の裏面に細かい凹凸処理を施した所謂梨地部3aを部分的に 形成し、導光板3内に導かれた照射光を上記梨地3a部分で乱反射させて積極的 に文字板2側に出射させ、上記した照明の暗い箇所が生ずるのを防ぐようにした ものがある。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の計器の照明構造においては、上記梨地部3aにより照明の 暗い表示意匠4部分が明るくなる反面、梨地部3aで文字板2側に出射される光 量と、梨地部3aの周囲の梨地処理がされていない平滑部3bで文字板2側に出 射される光量とに極端な差が生ずる結果、上記梨地部3aと平滑部3bとの境界 部5が、図3に示したように、表示意匠1(目盛り1″)の中途部分に位置する ような場合には、梨地部3a側の表示意匠1aが明るくなる反面、平滑部3b側 の表示意匠1bがあまり明るくならず、表示意匠1に明確な照明むらが生じたり 、上記境界部5が表示意匠1中に影として視認できることがあり、意匠上高級感 のある文字板照明を得ることができないという不都合を有している。
【0007】 このため、上記照明むらを防ぐために、図4に示したように、上記梨地部3a の境界部5が表示意匠1の中途部に位置しないように調整する必要があり、これ により、本来明るくしたい部分を明るくすることができなくなるという不都合を 有している(図3の場合、目盛り1″の先端部が明るくならない)。
【0008】 本考案は上記した点に鑑みてなされたもので、表示意匠の照明むら等を防いで 、意匠上の高級感が得られるようにした計器の照明構造を提供することを目的と する。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案に係る計器の照明構造は、表面に文字等の表示 意匠が形成された文字板の裏面に透明材料からなる導光板を配設し、この導光板 の裏面側に配設した光源からの照射光を導光板内に導いて、上記文字板の表示意 匠を透過照明すると共に、上記照射光の導光板内への回り込みが悪く、上記文字 板の表示意匠が暗い部分に対応して、上記導光板の裏面に細かな凹凸処理部を部 分的に形成した計器の照明構造において、上記導光板の裏面の凹凸処理部の境界 部分であって、上記表示意匠の照明むらが生ずる部分に、凹凸処理部からその周 囲の平滑部へ向けて導光板裏面の平滑度が増加するようにした平滑度増加部を形 成したことをその特徴とするものである。
【0010】
【作用】
本考案によれば、文字板の表示意匠を文字板の裏面から導光板を介して透過照 明するものであり、また、表示意匠の暗い部分に対応して形成した導光板裏面の 凹凸処理部により、照射光を乱反射させて文字板側に出射させることで、表示意 匠に暗い部分が生ずるのを防ぐものである。 また、導光板の裏面の凹凸処理部の境界部分であって、表示意匠の照明むらが 生ずる部分に、凹凸処理部からその周囲の平滑部へ向けて導光板裏面の平滑度が 増加するようにした平滑度増加部を形成しているので、梨地部から平滑部にかけ て文字板側に出射される光量を漸減することができるものである。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1を参照して説明する。 図1は本考案に係る計器の照明構造の一実施例を示したもので、文字1′、目 盛り1″等の表示意匠1が表面に印刷形成された文字板2の裏面には、透明材料 からなる導光板3が配設されており、この導光板3の裏面側には、メータケース に装着された図示しない照明用電球が配設されている。また、上記導光板3の照 明用電球に対応した部分には、入光面(図示せず)が形成されており、この入光 面を介して照明用電球の照射光が拡散されながら導光板3内に導かれるようにな っている。
【0012】 また、上記メータケース内に組み込まれるメータ内機等の影により、上記照射 光が導光板3内へ十分に回り込まないために生ずる表示意匠1の暗い部分4に対 応して、導光板3の裏面には、細かい凹凸処理を施した所謂梨地部3aが部分的 に形成されており、導光板3内に導かれた照射光が上記梨地3a部分で乱反射さ れて、積極的に文字板2側に出射されるようになっている。
【0013】 さらに、上記梨地部3aと、梨地部3aの周囲の梨地処理がなされていない平 滑部3bとの境界部分であって、梨地部3aと平滑部3bとの境界部が表示意匠 1の中途部分に位置する部分には、梨地部3aから平滑部3bに向けて導光板3 の裏面の平滑度が増加(梨地部3aの凹凸の粗さが漸減)するようにした平滑度 増加部6が形成されている。
【0014】 ここで、上記梨地部3aを形成するには、導光板3を形成する金型側にホーニ ング加工等で点状の凹凸模様をつければよく、また、上記平滑度増加部6を形成 するには、平滑度増加部6を含めた範囲まで梨地部3aを形成しておき、平滑度 増加部分6の梨地の凹凸をヤスリ等で削りとって、凹凸の粗さを漸減させればよ い。
【0015】 次に、本実施例の作用について説明する。 本実施例においては、導光板3内に導かれる照明用電球の照射光が導光板3内 全体に拡散して、文字板2側に出射されるようになっており、これにより、文字 板2の表面の表示意匠1が文字板の裏面側から透過照明されるようになっている 。
【0016】 また、照射光の回り込みが悪く、表示意匠1が部分的に暗くなる部分4に対応 して、導光板3の裏面には、梨地部3aが部分的に形成されており、この梨地部 分3aで照射光が乱反射されて文字板2側に積極的に出射されることで、照明の 暗い箇所が生じないようになされている。
【0017】 さらに、上記導光板3の裏面の梨地部3aとその周囲の平滑部3bとの境界部 が表示意匠1の中途部分に位置するような場合でも、梨地部3aと平滑部3bと の境界部分に平滑度増加部6が形成されているので、梨地部3aから平滑部3b にかけて文字板2側に出射される光量が漸減するようになっており、従来のよう に、梨地部3aと平滑部3bとで文字板2側に出射される光量が極端に違うがた めに生ずる表示意匠1の明確な照明むらや、上記境界部による影等が表示意匠1 中に視認されることを防ぐことができるものである。
【0018】 従って、本実施例においては、導光板3の裏面の梨地部3aとその周囲の平滑 部3bとの境界部が表示意匠1の中途部分に位置するような場合でも、梨地部3 aと平滑部3bとの境界部分に平滑度増加部6を形成したので、梨地部3aから 平滑部3bにかけて文字板2側に出射される光量を漸減することができ、従来の ような、梨地部3aと平滑部3bとで文字板2側に出射される光量が極端に違う がために生ずる表示意匠1の明確な照明むらや、上記境界部による影等が表示意 匠1中に視認されることを防ぐことができ、意匠上高級感のある文字板照明とす ることができる。
【0019】 なお、上記実施例では、導光板3の裏面に形成される細かな凹凸処理部を梨地 部3aとして説明したが、これ以外にも、文字板2側に照射光を積極的に出射さ せるものであれば、シボ、機械加工模様等でもよい。
【0020】
【考案の効果】
以上述べたように本考案に係る計器の照明構造は、導光板の裏面の凹凸処理部 の境界部分であって、表示意匠の照明むらが生ずる部分に、凹凸処理部からその 周囲の平滑部へ向けて導光板裏面の平滑度が増加するようにした平滑度増加部を 形成しているので、梨地部から平滑部にかけて文字板側に出射される光量を漸減 することができ、従来のような、表示意匠の明確な照明むらや、表示意匠中に影 等が視認されることを防ぐことができ、意匠上高級感のある文字板照明とするこ とができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る計器の照明構造の一実施例を示す
要部斜視図である。
【図2】従来の照明構造を示す斜視図である。
【図3】従来の他の照明構造を示す斜視図である。
【図4】従来のさらに他の照明構造を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 表示意匠 2 文字板 3 導光板 3a 梨地部 3b 平滑部 4 表示意匠の暗い部分 5 梨地部と平滑部との境界部 6 平滑度増加部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に文字等の表示意匠が形成された文
    字板の裏面に透明材料からなる導光板を配設し、この導
    光板の裏面側に配設した光源からの照射光を導光板内に
    導いて、上記文字板の表示意匠を透過照明すると共に、
    上記照射光の導光板内への回り込みが悪く、上記文字板
    の表示意匠が暗い部分に対応して、上記導光板の裏面に
    細かな凹凸処理部を部分的に形成した計器の照明構造に
    おいて、 上記導光板の裏面の凹凸処理部の境界部分であって、上
    記表示意匠の照明むらが生ずる部分に、凹凸処理部から
    その周囲の平滑部へ向けて導光板裏面の平滑度が増加す
    るようにした平滑度増加部を形成したことを特徴とする
    計器の照明構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006006848A (ja) * 2004-06-29 2006-01-12 Heiwa Corp 制御回路基板の保護カバー
KR101448328B1 (ko) * 2007-05-25 2014-10-07 닛폰 세이키 가부시키가이샤 차량용 표시 장치

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JP2006006848A (ja) * 2004-06-29 2006-01-12 Heiwa Corp 制御回路基板の保護カバー
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