JPH0564706A - 脱酸素水の製造装置 - Google Patents
脱酸素水の製造装置Info
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- JPH0564706A JPH0564706A JP3255664A JP25566491A JPH0564706A JP H0564706 A JPH0564706 A JP H0564706A JP 3255664 A JP3255664 A JP 3255664A JP 25566491 A JP25566491 A JP 25566491A JP H0564706 A JPH0564706 A JP H0564706A
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- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
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Abstract
(57)【要約】
【目的】脱酸素水の製造装置において、二酸化炭素と酸
素との置換効率の向上、製造装置の小型化および脱酸素
率の向上を図る。 【構成】ー端側に被処理水の流入口を有するとともに他
端側に処理済水の流出口を有する充填塔21、充填塔2
1の内部に充填されて同充填塔21の長手方向に対して
傾斜しかつ互いに交差する多数の流通孔22a,22b
を有する流体接触用の充填物22、充填塔21内へ二酸
化炭素を供給する供給手段23、充填塔21内にて充填
物22より下流側に配設され供給手段23から供給され
る二酸化炭素を微細な気泡状態に分散させる分散手段2
3aを備えた装置であり、充填塔21内での気液接触効
率を向上させる。
素との置換効率の向上、製造装置の小型化および脱酸素
率の向上を図る。 【構成】ー端側に被処理水の流入口を有するとともに他
端側に処理済水の流出口を有する充填塔21、充填塔2
1の内部に充填されて同充填塔21の長手方向に対して
傾斜しかつ互いに交差する多数の流通孔22a,22b
を有する流体接触用の充填物22、充填塔21内へ二酸
化炭素を供給する供給手段23、充填塔21内にて充填
物22より下流側に配設され供給手段23から供給され
る二酸化炭素を微細な気泡状態に分散させる分散手段2
3aを備えた装置であり、充填塔21内での気液接触効
率を向上させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二酸化炭素等不活性ガ
スを水中に微細な気泡状態で溶解させて同水中の溶存酸
素を除去して脱酸素水を製造する脱酸素水の製造装置に
関する。
スを水中に微細な気泡状態で溶解させて同水中の溶存酸
素を除去して脱酸素水を製造する脱酸素水の製造装置に
関する。
【0002】
【従来技術】脱酸素水は水中に溶存する酸素の影響を受
ける分野、例えば食品・飲料水工業、半導体工業等各種
の分野で大量に使用されており、このため一般の水から
脱酸素水を大量に製造することが要請されている。かか
る要請に対処するー手段として、酸素に比較して水中へ
の溶解性の高い二酸化炭素等不活性ガスを使用して水中
の溶存酸素を除去する手段が知られている。かかる手段
は、二酸化炭素等不活性ガスを水中に微細な気泡状態で
溶解させて同水中の溶存酸素を除去しようとするもので
ある。
ける分野、例えば食品・飲料水工業、半導体工業等各種
の分野で大量に使用されており、このため一般の水から
脱酸素水を大量に製造することが要請されている。かか
る要請に対処するー手段として、酸素に比較して水中へ
の溶解性の高い二酸化炭素等不活性ガスを使用して水中
の溶存酸素を除去する手段が知られている。かかる手段
は、二酸化炭素等不活性ガスを水中に微細な気泡状態で
溶解させて同水中の溶存酸素を除去しようとするもので
ある。
【0003】また、かかる手段を使用するための従来装
置としては、図5に示す脱酸素水の製造装置が知られて
いる。当該製造装置は同図に示すように、被処理水の流
入口と流出口を有する処理タンク11と、同処理タンク
11内への被処理水の流入経路に二酸化炭素を供給する
二酸化炭素供給手段12を備えたもので、供給ポンプ1
3および排出ポンプ15の駆動により被処理水は供給タ
ンク14から二酸化炭素供給手段12を経て処理タンク
11へ供給され、同被処理水は処理タンク11内を経て
貯留タンク16へ流出され、同貯留タンク16内に処理
済水として貯留される。
置としては、図5に示す脱酸素水の製造装置が知られて
いる。当該製造装置は同図に示すように、被処理水の流
入口と流出口を有する処理タンク11と、同処理タンク
11内への被処理水の流入経路に二酸化炭素を供給する
二酸化炭素供給手段12を備えたもので、供給ポンプ1
3および排出ポンプ15の駆動により被処理水は供給タ
ンク14から二酸化炭素供給手段12を経て処理タンク
11へ供給され、同被処理水は処理タンク11内を経て
貯留タンク16へ流出され、同貯留タンク16内に処理
済水として貯留される。
【0004】当該製造装置において、二酸化炭素供給手
段12は被処理水の流入経路に配設されており、供給源
からの二酸化炭素を被処理水中に微細な気泡として供給
して溶解させるものである。また、処理タンク11は減
圧ポンプ17の駆動により減圧されていて、被処理水は
同処理タンク11内に滞留している間に二酸化炭素と酸
素との交換がなされて被処理水中の酸素が放出され、処
理済水である脱酸素水として貯留タンク16に貯留され
る。同貯留タンク16内においては、処理済水の流出経
路に配設した二酸化炭素供給手段18から供給される二
酸化炭素により空気が置換されている。
段12は被処理水の流入経路に配設されており、供給源
からの二酸化炭素を被処理水中に微細な気泡として供給
して溶解させるものである。また、処理タンク11は減
圧ポンプ17の駆動により減圧されていて、被処理水は
同処理タンク11内に滞留している間に二酸化炭素と酸
素との交換がなされて被処理水中の酸素が放出され、処
理済水である脱酸素水として貯留タンク16に貯留され
る。同貯留タンク16内においては、処理済水の流出経
路に配設した二酸化炭素供給手段18から供給される二
酸化炭素により空気が置換されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記した
従来の脱酸素水の製造装置においては、被処理水が処理
タンク内11に滞留している間に被処理水中の酸素を二
酸化炭素に置換させて酸素を放出する手段を採っている
ため、これら両者間の置換効率がさほど高くない。この
ため、被処理水中の溶存酸素の脱酸素率を高くしようと
すればそれに応じて使用する二酸化炭素の量を多くする
とともに装置を大型化する必要があり、また処理タンク
内での被処理水の滞留時間を長くする必要がある。従っ
て、本発明の目的はかかる問題に対処しようとするもの
で、二酸化炭素と酸素との置換効率の向上、製造装置の
小型化および脱酸素率の向上を図るものである。
従来の脱酸素水の製造装置においては、被処理水が処理
タンク内11に滞留している間に被処理水中の酸素を二
酸化炭素に置換させて酸素を放出する手段を採っている
ため、これら両者間の置換効率がさほど高くない。この
ため、被処理水中の溶存酸素の脱酸素率を高くしようと
すればそれに応じて使用する二酸化炭素の量を多くする
とともに装置を大型化する必要があり、また処理タンク
内での被処理水の滞留時間を長くする必要がある。従っ
て、本発明の目的はかかる問題に対処しようとするもの
で、二酸化炭素と酸素との置換効率の向上、製造装置の
小型化および脱酸素率の向上を図るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、二酸化炭素等
不活性ガスを水中に微細な気泡状態で溶解させて同水中
の溶存酸素を除去して脱酸素水を製造する脱酸素水の製
造装置であり、当該製造装置はー端側に被処理水の流入
口を有するとともに他端側に処理済水の流出口を有する
筒状本体と、同筒状本体の内部に充填され同筒状本体の
長手方向に対して傾斜しかつ互いに交差する多数の流通
路を有する流体接触用の充填物と、前記筒状本体内へ前
記不活性ガスを供給する供給手段と、前記筒状本体内に
て前記充填物より下流側に配設され前記供給手段から供
給される前記不活性ガスを微細な気泡状態に分散させる
分散手段を備えていることを特徴とするものである。
不活性ガスを水中に微細な気泡状態で溶解させて同水中
の溶存酸素を除去して脱酸素水を製造する脱酸素水の製
造装置であり、当該製造装置はー端側に被処理水の流入
口を有するとともに他端側に処理済水の流出口を有する
筒状本体と、同筒状本体の内部に充填され同筒状本体の
長手方向に対して傾斜しかつ互いに交差する多数の流通
路を有する流体接触用の充填物と、前記筒状本体内へ前
記不活性ガスを供給する供給手段と、前記筒状本体内に
て前記充填物より下流側に配設され前記供給手段から供
給される前記不活性ガスを微細な気泡状態に分散させる
分散手段を備えていることを特徴とするものである。
【0007】しかして、当該脱酸素水の製造装置におい
ては、被処理水の前記筒状本体内への流入経路に前記不
活性ガスを供給する第2の供給手段を備えていてもよ
く、また前記充填物は前記筒状本体の長手方向に対して
傾斜しかつ互いに交差する多数の流通路を有するセラミ
ック質の材料により構成されていることが好ましい。
ては、被処理水の前記筒状本体内への流入経路に前記不
活性ガスを供給する第2の供給手段を備えていてもよ
く、また前記充填物は前記筒状本体の長手方向に対して
傾斜しかつ互いに交差する多数の流通路を有するセラミ
ック質の材料により構成されていることが好ましい。
【0008】
【発明の作用・効果】かかる構成の脱酸素水の製造装置
においては前記筒状本体が充填塔として機能するが、充
填物が有する互いに交差する多数の流通路および同筒状
本体内の充填物より下流側に配設された分散手段の両作
用が相乗して被処理水に対する二酸化炭素の気液接触作
用が最大限発揮され、被処理水中の酸素と二酸化炭素間
の置換効率が高くなる。このため、被処理水中の溶存酸
素量を一定の値に低減させる場合、使用する二酸化炭素
量が従来装置に比較して少なくてよいとともに装置を小
型化することができる。また、当該製造装置によれば、
被処理水中の溶存酸素の脱酸素率を長時間を要すること
なく高い値に低減させることができる。
においては前記筒状本体が充填塔として機能するが、充
填物が有する互いに交差する多数の流通路および同筒状
本体内の充填物より下流側に配設された分散手段の両作
用が相乗して被処理水に対する二酸化炭素の気液接触作
用が最大限発揮され、被処理水中の酸素と二酸化炭素間
の置換効率が高くなる。このため、被処理水中の溶存酸
素量を一定の値に低減させる場合、使用する二酸化炭素
量が従来装置に比較して少なくてよいとともに装置を小
型化することができる。また、当該製造装置によれば、
被処理水中の溶存酸素の脱酸素率を長時間を要すること
なく高い値に低減させることができる。
【0009】また、当該脱酸素水の製造装置によれば、
被処理水を充填物の充填された筒状本体内にて流動させ
るのみで酸素と二酸化炭素間の高い置換効率を得ること
ができるため従来装置に比較して被処理水の処理能力が
増大し、従来装置に比較して脱酸素水の時間当りの製造
量を飛躍的に増大させ、または製造量を従来装置と同等
とした場合には装置を一層小型化することができる。
被処理水を充填物の充填された筒状本体内にて流動させ
るのみで酸素と二酸化炭素間の高い置換効率を得ること
ができるため従来装置に比較して被処理水の処理能力が
増大し、従来装置に比較して脱酸素水の時間当りの製造
量を飛躍的に増大させ、または製造量を従来装置と同等
とした場合には装置を一層小型化することができる。
【0010】
(1)製造装置の構造 先づ、本発明のー実施例に係る脱酸素水の製造装置の構
造について、図1に基づいて説明する。当該製造装置は
充填塔21、充填物22層、各二酸化炭素供給手段2
3,24,25を備えているとともに、供給ポンプ26
a、排出ポンプ26b、減圧ポンプ26cおよび貯留タ
ンク27a、供給タンク27bを備えている。これらの
部品においては、充填塔21、第1二酸化炭素供給手段
23および第2二酸化炭素供給手段24が本発明の筒状
本体、二酸化炭素供給手段および第2の二酸化炭素供給
手段に該当する。
造について、図1に基づいて説明する。当該製造装置は
充填塔21、充填物22層、各二酸化炭素供給手段2
3,24,25を備えているとともに、供給ポンプ26
a、排出ポンプ26b、減圧ポンプ26cおよび貯留タ
ンク27a、供給タンク27bを備えている。これらの
部品においては、充填塔21、第1二酸化炭素供給手段
23および第2二酸化炭素供給手段24が本発明の筒状
本体、二酸化炭素供給手段および第2の二酸化炭素供給
手段に該当する。
【0011】充填塔21は所定長さの縦型のもので、上
方側部に流入管路28aが接続された流入口を有し、か
つ下端部に流出管路28bが接続された流出口を備えて
いて、当該充填塔21内に図2および図3に示す充填物
22が多数積層状に充填されている。充填塔21は流入
管路28aを介して供給タンク27bに接続され、かつ
流出管路28bを介して貯留タンク27aに接続されて
いる。当該脱酸素水の製造装置においては流入管路28
aに第2二酸化炭素供給手段24(以下第2供給手段と
いう)および供給ポンプ26aが介装されており、また
流出管路28bに排出ポンプ26bおよび第3二酸化炭
素供給手段25(以下第3供給手段という)が介装され
ている。
方側部に流入管路28aが接続された流入口を有し、か
つ下端部に流出管路28bが接続された流出口を備えて
いて、当該充填塔21内に図2および図3に示す充填物
22が多数積層状に充填されている。充填塔21は流入
管路28aを介して供給タンク27bに接続され、かつ
流出管路28bを介して貯留タンク27aに接続されて
いる。当該脱酸素水の製造装置においては流入管路28
aに第2二酸化炭素供給手段24(以下第2供給手段と
いう)および供給ポンプ26aが介装されており、また
流出管路28bに排出ポンプ26bおよび第3二酸化炭
素供給手段25(以下第3供給手段という)が介装され
ている。
【0012】第2供給手段24はセラミック質の多孔質
筒体24aを備えている。同多孔質筒体24aにおいて
はー端が閉塞されていて、他端側に二酸化炭素の供給源
に接続した供給管路24bが接続されて流入管路28a
内に同軸的に配設されており、供給源から供給される二
酸化炭素を同筒体24aの外周から微細な気泡として流
入管路28a内を流動する被処理水に分散させるべく機
能する。第3供給手段25も第2供給手段24と同様の
構成のもので、多孔質筒体25aは流出管路28b内に
同軸的に配設されて多孔質筒体24aと同様に機能す
る。
筒体24aを備えている。同多孔質筒体24aにおいて
はー端が閉塞されていて、他端側に二酸化炭素の供給源
に接続した供給管路24bが接続されて流入管路28a
内に同軸的に配設されており、供給源から供給される二
酸化炭素を同筒体24aの外周から微細な気泡として流
入管路28a内を流動する被処理水に分散させるべく機
能する。第3供給手段25も第2供給手段24と同様の
構成のもので、多孔質筒体25aは流出管路28b内に
同軸的に配設されて多孔質筒体24aと同様に機能す
る。
【0013】第1二酸化炭素供給手段23(以下第1供
給手段という)はセラミック質の多孔質筒体23aを複
数本備えている。各多孔質筒体23aは第2,第3供給
手段24,25の多孔質筒体24a,25aと同様のも
ので、各多孔質筒体23aは二酸化炭素の供給源に接続
した供給管路23bに接続されている。各多孔質筒体2
3aは充填塔21の底部における充填物22層の下流側
に互いに並列して配設されている。各多孔質筒体23a
は供給源から供給される二酸化炭素を同筒体23aの外
周から微細な気泡として充填塔21内に分散させるべく
機能するもので、各多孔質筒体23aのー体のものが本
発明の分散手段に該当する。
給手段という)はセラミック質の多孔質筒体23aを複
数本備えている。各多孔質筒体23aは第2,第3供給
手段24,25の多孔質筒体24a,25aと同様のも
ので、各多孔質筒体23aは二酸化炭素の供給源に接続
した供給管路23bに接続されている。各多孔質筒体2
3aは充填塔21の底部における充填物22層の下流側
に互いに並列して配設されている。各多孔質筒体23a
は供給源から供給される二酸化炭素を同筒体23aの外
周から微細な気泡として充填塔21内に分散させるべく
機能するもので、各多孔質筒体23aのー体のものが本
発明の分散手段に該当する。
【0014】充填物22はセラミック質のもので、図2
および図3に示すようにハニカム構造体にて形成された
円柱状の規則充填物である。同充填物22は充填塔21
の長手方向に対してー方向に傾斜する多数の第1流通孔
22aと、他方向に傾斜する多数の第2流通孔22bと
を備えている。各流通孔22a,22bの充填塔21の
長手方向に対する傾斜角度は略30゜に設定されてい
る。本実施例においては、かかる充填物22を複数段重
合したものを1ユニットとして、同ユニットを上下2段
に充填している。
および図3に示すようにハニカム構造体にて形成された
円柱状の規則充填物である。同充填物22は充填塔21
の長手方向に対してー方向に傾斜する多数の第1流通孔
22aと、他方向に傾斜する多数の第2流通孔22bと
を備えている。各流通孔22a,22bの充填塔21の
長手方向に対する傾斜角度は略30゜に設定されてい
る。本実施例においては、かかる充填物22を複数段重
合したものを1ユニットとして、同ユニットを上下2段
に充填している。
【0015】(2)脱酸素水の製造装置の作動 当該脱酸素水の製造装置においては、減圧ポンプ26c
を駆動して充填塔21内を所定の減圧状態にするととも
に同減圧状態を維持し、かかる状態の充填塔21内に供
給ポンプ26aの駆動により供給タンク27b内の被処
理水を所定の流量で流入させる。充填塔21内において
流入した被処理水の水面は充填物22積層体の上端面よ
りわずかに上方の部位に維持され、かかる状態において
同充填物22内の多数の流通孔22a,22b内を流下
して充填塔21内の底部から排出ポンプ26bの駆動に
より流出管路28bを通って貯留タンク27aに流出し
て貯留される。
を駆動して充填塔21内を所定の減圧状態にするととも
に同減圧状態を維持し、かかる状態の充填塔21内に供
給ポンプ26aの駆動により供給タンク27b内の被処
理水を所定の流量で流入させる。充填塔21内において
流入した被処理水の水面は充填物22積層体の上端面よ
りわずかに上方の部位に維持され、かかる状態において
同充填物22内の多数の流通孔22a,22b内を流下
して充填塔21内の底部から排出ポンプ26bの駆動に
より流出管路28bを通って貯留タンク27aに流出し
て貯留される。
【0016】この間、各供給手段23,24,25から
所定量の二酸化炭素が供給され、供給された二酸化炭素
は第1供給手段23においては各多孔質筒体23aから
気泡状となって充填塔21内の底部に噴出され、第2供
給手段24においては多孔質筒体24aから気泡状とな
って流入管路28a内に噴出され、かつ第3供給手段2
5においては多孔質筒体25aから気泡状となって流出
管路28b内に噴出される。このため、被処理水には供
給タンク27bから充填塔21内に流入する際に所定量
の二酸化炭素が溶解されるとともに充填塔21内の充填
物22内を流下する間に所定量の二酸化炭素が溶解さ
れ、被処理水は充填塔21内の減圧雰囲気との相乗効果
により溶解している酸素が二酸化炭素に置換され、脱酸
素水となって貯留タンク27a内へ流出する。なお、貯
留タンク27a内は第3供給手段25から供給される二
酸化炭素により非酸素状態で常圧状態に保持される。
所定量の二酸化炭素が供給され、供給された二酸化炭素
は第1供給手段23においては各多孔質筒体23aから
気泡状となって充填塔21内の底部に噴出され、第2供
給手段24においては多孔質筒体24aから気泡状とな
って流入管路28a内に噴出され、かつ第3供給手段2
5においては多孔質筒体25aから気泡状となって流出
管路28b内に噴出される。このため、被処理水には供
給タンク27bから充填塔21内に流入する際に所定量
の二酸化炭素が溶解されるとともに充填塔21内の充填
物22内を流下する間に所定量の二酸化炭素が溶解さ
れ、被処理水は充填塔21内の減圧雰囲気との相乗効果
により溶解している酸素が二酸化炭素に置換され、脱酸
素水となって貯留タンク27a内へ流出する。なお、貯
留タンク27a内は第3供給手段25から供給される二
酸化炭素により非酸素状態で常圧状態に保持される。
【0017】従って、当該脱酸素水の製造装置において
は、被処理水が充填塔21内に充填した充填物22の有
する互いに交差する多数の各流通孔22a,22bによ
り形成された多数の迷路状の流通路を流下する間に、同
充填塔21の底部に供給されて上昇する二酸化炭素の微
細な気泡と効率よく接触して被処理水に対する二酸化炭
素の気液接触作用が最大限発揮され、被処理水中の酸素
と二酸化炭素間の置換効率が高くなる。このため、被処
理水中の溶存酸素量を一定の値に低減させるには使用す
る二酸化炭素量が従来装置に比較して少なくてよいとと
もに装置を小型化することができ、かつ被処理水中の溶
存酸素の脱酸素率を99%以上という高い値に容易に低
減させることができる。
は、被処理水が充填塔21内に充填した充填物22の有
する互いに交差する多数の各流通孔22a,22bによ
り形成された多数の迷路状の流通路を流下する間に、同
充填塔21の底部に供給されて上昇する二酸化炭素の微
細な気泡と効率よく接触して被処理水に対する二酸化炭
素の気液接触作用が最大限発揮され、被処理水中の酸素
と二酸化炭素間の置換効率が高くなる。このため、被処
理水中の溶存酸素量を一定の値に低減させるには使用す
る二酸化炭素量が従来装置に比較して少なくてよいとと
もに装置を小型化することができ、かつ被処理水中の溶
存酸素の脱酸素率を99%以上という高い値に容易に低
減させることができる。
【0018】また、当該脱酸素水の製造装置によれば、
被処理水を充填塔21内の充填物22積層体内を流下さ
せるのみで酸素と二酸化炭素間の高い置換効率を得るこ
とができるため被処理水の処理能力が高く、従来装置に
比較して脱酸素水の時間当りの製造量を飛躍的に増大さ
せ、または製造量を従来装置と同等とした場合には装置
を一層小型化することができる。
被処理水を充填塔21内の充填物22積層体内を流下さ
せるのみで酸素と二酸化炭素間の高い置換効率を得るこ
とができるため被処理水の処理能力が高く、従来装置に
比較して脱酸素水の時間当りの製造量を飛躍的に増大さ
せ、または製造量を従来装置と同等とした場合には装置
を一層小型化することができる。
【0019】(3)脱酸素水の製造実験 図1に示す本発明のー実施例に係る脱酸素水の製造装置
と図5に示す従来の脱酸素水の製造装置とを用い、下記
の条件下にて脱酸素水の製造の第1実験を試みて図4お
よび表1、2に示す結果を得た。 被処理水 溶存酸素量:8ppm、水流量:400l/hr、水温:20℃ 充填塔 塔内圧力:75Torr 二酸化炭素 被処理水に対する供給量:図4に示す通り。 また、上記両製造装置を使用して被処理水に対する二酸
化炭素の供給量を1g/l、被処理水の供給量を表3に示す
条件を採用した以外、第1実験の各条件を採用して行っ
た第2実験の結果を同表に示す。
と図5に示す従来の脱酸素水の製造装置とを用い、下記
の条件下にて脱酸素水の製造の第1実験を試みて図4お
よび表1、2に示す結果を得た。 被処理水 溶存酸素量:8ppm、水流量:400l/hr、水温:20℃ 充填塔 塔内圧力:75Torr 二酸化炭素 被処理水に対する供給量:図4に示す通り。 また、上記両製造装置を使用して被処理水に対する二酸
化炭素の供給量を1g/l、被処理水の供給量を表3に示す
条件を採用した以外、第1実験の各条件を採用して行っ
た第2実験の結果を同表に示す。
【0020】但し、本実施例に係る製造装置を採用した
実験(実施例)においては第1,第2供給手段23,2
4から各種の割合で二酸化炭素を供給しており、図4、
各表1〜表3にはこれら供給量の合計の値を示してお
り、また従来製造装置においては供給手段12から供給
される二酸化炭素の供給量の値を示している。上記各実
験においては、各製造装置における排出ポンプ15,2
6bの下流側近傍の部位からサンプリングした脱酸素水
中の溶存酸素量を、溶存酸素計を用いて測定している。
なお、従来製造装置を採用した実験(比較例1)におい
ては、脱酸素水の時間当りの製造量が本製造装置を採用
した実験における値と同一になるよう条件を設定してい
る。また、図1に示す製造装置において、充填物22に
代えてラシヒリング1Bを実施例に使用した充填物22
と同容量充填して実施例と同様の実験を行い、比較例2
としてその結果を表1,3に示す。
実験(実施例)においては第1,第2供給手段23,2
4から各種の割合で二酸化炭素を供給しており、図4、
各表1〜表3にはこれら供給量の合計の値を示してお
り、また従来製造装置においては供給手段12から供給
される二酸化炭素の供給量の値を示している。上記各実
験においては、各製造装置における排出ポンプ15,2
6bの下流側近傍の部位からサンプリングした脱酸素水
中の溶存酸素量を、溶存酸素計を用いて測定している。
なお、従来製造装置を採用した実験(比較例1)におい
ては、脱酸素水の時間当りの製造量が本製造装置を採用
した実験における値と同一になるよう条件を設定してい
る。また、図1に示す製造装置において、充填物22に
代えてラシヒリング1Bを実施例に使用した充填物22
と同容量充填して実施例と同様の実験を行い、比較例2
としてその結果を表1,3に示す。
【0021】
【表1】
【表2】
【表3】
【0022】実施例では二酸化炭素の供給量を一定とし
た場合、図4から明らかなように二酸化炭素を第1供給
手段23および第2供給手段24から同一の割合で供給
することにより最大の効果が得られることが判明した。
かかる効果は二酸化炭素の総供給量を変更した場合にお
いても同様である。表1には、この結果に基づいて二酸
化炭素の各供給量において最大の効果が得られている両
供給手段23,24が同一割合の場合の溶存酸素量と脱
気率の値とを示しているとともに、比較例1,2におけ
る溶存酸素量と脱気率の値を併記している。また、表2
には実施例では最低の効果しか得られない第2供給手段
24からの二酸化炭素の供給を停止している場合の酸素
溶存量と脱気率の値を示している。表3の溶存酸素量と
脱気率の値は表1にそれぞれ示す値と同様の値を示して
いる。
た場合、図4から明らかなように二酸化炭素を第1供給
手段23および第2供給手段24から同一の割合で供給
することにより最大の効果が得られることが判明した。
かかる効果は二酸化炭素の総供給量を変更した場合にお
いても同様である。表1には、この結果に基づいて二酸
化炭素の各供給量において最大の効果が得られている両
供給手段23,24が同一割合の場合の溶存酸素量と脱
気率の値とを示しているとともに、比較例1,2におけ
る溶存酸素量と脱気率の値を併記している。また、表2
には実施例では最低の効果しか得られない第2供給手段
24からの二酸化炭素の供給を停止している場合の酸素
溶存量と脱気率の値を示している。表3の溶存酸素量と
脱気率の値は表1にそれぞれ示す値と同様の値を示して
いる。
【0023】表1から明らかなように、実施例では比較
例1,2に比較して溶存酸素量および脱気率が著しく高
く、脱気率が99%以上特に99.7%という高脱気率を得る
ことができるものである。かかる結果は第1供給手段2
3および第2供給手段24を併用しかつこれら両者2
3,24の二酸化炭素の供給割合を同一にした場合であ
るが、第2供給手段24からの二酸化炭素の供給を停止
した場合の結果を表2に示している。かかる結果は実施
例としては最低の結果ではあるが、表1に示す比較例1
と比較した場合にはなお高い効果が得られている。ま
た、表3に示す結果からすれば、被処理水の時間当りの
供給水量が少ない程良好な結果が得られることが判明し
た。また、実施例と比較例2とを比較した場合には充填
塔21への充填物の相違が作用効果に現れており、特に
実施例で採用した充填物22はラシヒリングに比較して
表面積が2倍以上あることから、脱気効率が高いことを
うらずけている。
例1,2に比較して溶存酸素量および脱気率が著しく高
く、脱気率が99%以上特に99.7%という高脱気率を得る
ことができるものである。かかる結果は第1供給手段2
3および第2供給手段24を併用しかつこれら両者2
3,24の二酸化炭素の供給割合を同一にした場合であ
るが、第2供給手段24からの二酸化炭素の供給を停止
した場合の結果を表2に示している。かかる結果は実施
例としては最低の結果ではあるが、表1に示す比較例1
と比較した場合にはなお高い効果が得られている。ま
た、表3に示す結果からすれば、被処理水の時間当りの
供給水量が少ない程良好な結果が得られることが判明し
た。また、実施例と比較例2とを比較した場合には充填
塔21への充填物の相違が作用効果に現れており、特に
実施例で採用した充填物22はラシヒリングに比較して
表面積が2倍以上あることから、脱気効率が高いことを
うらずけている。
【0024】以上の結果から総合判断すると、充填塔2
1を使用して被処理水を脱酸素する場合第1供給手段2
3を採用すること、および充填物22を採用することは
必須不可欠であるが、第2供給手段24の採用は必須不
可欠の要件ではない。しかしながら、被処理水中の溶存
酸素と二酸化炭素間の置換効率を高めて高い脱気率を得
るには第2供給手段24を併用することが好ましく、併
用する場合には二酸化炭素の供給割合を両供給手段2
3,24間で漸次同一に近づけるほど良好な結果が得ら
れる。
1を使用して被処理水を脱酸素する場合第1供給手段2
3を採用すること、および充填物22を採用することは
必須不可欠であるが、第2供給手段24の採用は必須不
可欠の要件ではない。しかしながら、被処理水中の溶存
酸素と二酸化炭素間の置換効率を高めて高い脱気率を得
るには第2供給手段24を併用することが好ましく、併
用する場合には二酸化炭素の供給割合を両供給手段2
3,24間で漸次同一に近づけるほど良好な結果が得ら
れる。
【図1】本発明のー実施例に係る脱酸素水の製造装置の
概略構成図である。
概略構成図である。
【図2】同製造装置に採用した充填物の斜視図である。
【図3】同充填物の模型的平面図である。
【図4】同製造装置を使用して脱酸素水を製造した場合
の溶存酸素量と供給二酸化炭素量との関係を示すグラフ
である。
の溶存酸素量と供給二酸化炭素量との関係を示すグラフ
である。
【図5】脱酸素水の従来の製造装置を示す概略構成図で
ある。
ある。
11…処理タンク、12…二酸化炭素供給手段、14…
供給タンク、16…貯留タンク、21…充填塔(筒状本
体)、22…充填物、22a,22b…流通孔、23…
第1二酸化炭素供給手段、24…第2二酸化炭素供給手
段、25…第3二酸化炭素供給手段、27a…貯留タン
ク、27b…供給タンク。
供給タンク、16…貯留タンク、21…充填塔(筒状本
体)、22…充填物、22a,22b…流通孔、23…
第1二酸化炭素供給手段、24…第2二酸化炭素供給手
段、25…第3二酸化炭素供給手段、27a…貯留タン
ク、27b…供給タンク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 玉木 輝夫 東京都中央区銀座7丁目10番1号 サツポ ロビール株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】二酸化炭素等不活性ガスを水中に微細な気
泡状態で溶解させて同水中の溶存酸素を除去して脱酸素
水を製造する脱酸素水の製造装置であり、当該製造装置
はー端側に被処理水の流入口を有するとともに他端側に
処理済水の流出口を有する筒状本体と、同筒状本体の内
部に充填され同筒状本体の長手方向に対して傾斜しかつ
互いに交差する多数の流通路を有する流体接触用の充填
物と、前記筒状本体内へ前記不活性ガスを供給する供給
手段と、前記筒状本体内にて前記充填物より下流側に配
設され前記供給手段から供給される前記不活性ガスを微
細な気泡状態に分散させる分散手段を備えていることを
特徴とする脱酸素水の製造装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の製造装置において、被処
理水の前記筒状本体内への流入経路に前記不活性ガスを
供給する第2の供給手段を備えていることを特徴とする
脱酸素水の製造装置。 - 【請求項3】請求項1または2に記載の製造装置におい
て、前記充填物は前記筒状本体の長手方向に対して傾斜
しかつ互いに交差する多数の流通路を有するセラミック
質材料にて構成されていることを特徴とする脱酸素水の
製造装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3255664A JPH0564706A (ja) | 1991-09-06 | 1991-09-06 | 脱酸素水の製造装置 |
EP92308040A EP0531148B1 (en) | 1991-09-06 | 1992-09-04 | Apparatus and method for deoyxgenating water |
DE69207310T DE69207310T2 (de) | 1991-09-06 | 1992-09-04 | Anlage und Verfahren zur Entfernung von Sauerstoff im Wasser |
US07/940,219 US5264025A (en) | 1991-09-06 | 1992-09-08 | Manufacturing system of and process for deoxidized water |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3255664A JPH0564706A (ja) | 1991-09-06 | 1991-09-06 | 脱酸素水の製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0564706A true JPH0564706A (ja) | 1993-03-19 |
Family
ID=17281900
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3255664A Pending JPH0564706A (ja) | 1991-09-06 | 1991-09-06 | 脱酸素水の製造装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5264025A (ja) |
EP (1) | EP0531148B1 (ja) |
JP (1) | JPH0564706A (ja) |
DE (1) | DE69207310T2 (ja) |
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JP2015116555A (ja) * | 2013-12-17 | 2015-06-25 | 株式会社ゼックフィールド | 溶存酸素除去装置 |
KR20160111867A (ko) | 2015-03-17 | 2016-09-27 | 에스아이아이 세미컨덕터 가부시키가이샤 | 반도체 장치 |
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DE10208711B4 (de) * | 2002-02-28 | 2006-07-06 | Basf Ag | Keramisches Packungselement |
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AR075787A1 (es) | 2009-03-05 | 2011-04-27 | Uhde Gmbh | Procedimiento y dispositivo para retener el catalizador en forma de particulas arrastradas ingresantes |
DE102009011375A1 (de) * | 2009-03-05 | 2010-09-23 | Uhde Gmbh | Verfahren zur Niederhaltung von angeströmten Katalysatorpartikeln |
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-
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- 1992-09-04 EP EP92308040A patent/EP0531148B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-09-04 DE DE69207310T patent/DE69207310T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-09-08 US US07/940,219 patent/US5264025A/en not_active Expired - Lifetime
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