JPH0564383U - 遮閉扉の開閉安全機構 - Google Patents

遮閉扉の開閉安全機構

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JPH0564383U
JPH0564383U JP1285592U JP1285592U JPH0564383U JP H0564383 U JPH0564383 U JP H0564383U JP 1285592 U JP1285592 U JP 1285592U JP 1285592 U JP1285592 U JP 1285592U JP H0564383 U JPH0564383 U JP H0564383U
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JP
Japan
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door
operator
opening
closing
safety mechanism
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Withdrawn
Application number
JP1285592U
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Inventor
文好 横山
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 遮閉扉の防火や防犯の機能保持を図りつつ、
遮閉扉の両側にいる操作者の操作によって、相手側に与
えるかも知れない不測の事故を、未然に防止することの
可能な、検知手段と警報手段とによって構成した遮閉扉
の開閉安全機構を提供すること。 【構成】 少なくとも一方向に開閉可能な防火扉1その
他の遮閉扉の開閉安全機構であって、前記扉の両面側に
それぞれ扉の操作者の対面を検知する検知手段2a,2
bと、開方向反対側に配した警報手段3とを有し、検知
手段により扉の両面側にそれぞれ操作者が対面したこと
を検知した場合に、警報手段を作動可能に構成したこと
を特徴とするものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、少なくとも一方向に開閉可能な防火扉その他の遮閉扉の開閉安全機 構に係わり、該遮閉扉の両面側に扉操作者が対面した際に、一側の操作者の扉開 操作が、他方側の操作者への不測な事故の発生に結びつかないように、配慮した 遮閉扉の開閉安全機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より工場や倉庫などの外壁や仕切壁に、防火や防犯のための遮閉扉が用い られ、外部から受ける不測の事故に対処可能になっている。特に整備工場その他 において、消防法の摘用を受ける関係上、防火扉においては全面が鋼板製で作ら れる場合が多い。一方防火扉や防犯扉を通行利用する者は、例えば工場などで、 通常、同一事業所の従業員であって、その扉の出入りは普段の業務においても、 日常的にしばしば両側から不規則になされるのが一般である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来技術による防火扉または防犯扉などは、遮閉扉であるため に、一方側も他方側も、扉の向こうにいる人を耳や目などの感覚や扉の構成部品 によっては、相手側の挙動を察知することは困難である。例えば図4において、 壁5に見通し悪く遮蔽されて取り付けられた遮閉扉1の、開き勝手でないa側の 扉の操作者6aの、何気ない開操作によってその開方向に扉を押し開くときに、 開かれるb側にたまたま通行しようとして、その扉の際に立っていた、別の扉の 操作者6bに怪我をさせる場合が生ずる。特に前記操作者6bが荷物を抱えて、 通行しようとしていた場合には、身を守る手が不自由であるので、荷物ごと倒れ るなどして、怪我を大きくする。換言すれば、その遮閉扉1の開き勝手b側の扉 の周辺は、余り周知されていない、危険と不安が一杯の区域に数えられる。
【0004】 本考案の目的は、かかる従来技術の欠点に鑑み、前記遮閉扉の防火や防犯の機 能保持を図りつつ、遮閉扉の両側にいる操作者の操作によって、相手側に与える かも知れない不測の事故を、未然に防止することの可能な、検知手段と警報手段 とによって構成した遮閉扉の開閉安全機構を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、少なくとも一方向に開閉可能な防火扉その他の遮閉扉の開閉安全機 構において、第一に前記扉の両面側にそれぞれ該扉の操作者等の対面を検知する 検知手段を設け、第二に該扉の開方向反対側に配した警報手段とを設けるように し、前記第一の検知手段によって扉の両面側にそれぞれ操作者等が対面したこと を検知した場合に、前記第二の警報手段を作動可能に構成したことを特徴とする ものである。尚、操作者等とは扉を操作する為に扉に対面する人間、扉の近傍を 通過する人間及び扉に対面させた障害物を指す。
【0006】
【作用】
かかる技術手段によれば、前記従来技術のように通行しようとする扉の一方側 の操作者が、前記扉の危険側にいる他方側の操作者に偶発的な事故を生じさせる ことなく、前記扉の両側に操作者がいる場合に限って、事前に扉の検知手段によ って自動的に前記扉の危険側にいる人の存在を、扉開操作前に、前記検知手段に 基づいて作動する警報手段によって容易に報知できるので、扉の開閉の安全が確 保されるとともに、上記の場合以外のケースでは、警報手段が作動しないように なっているために、前記操作者に不要な警戒心を与えることもない。
【0007】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。ただ しこの実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置など は特に特定的な記載がない限りは、この考案の範囲をそれのみに限定する趣旨で はなく、単なる説明例に過ぎない。 図1は、本考案の実施例に係わる防火扉を示し、(B)は、その全体斜視図、 (A)は、(B)のA−A矢視の要部縦側面図、(C)は、そのブロック図で、 例えば入射する光によって、前方位置のnまたはmの感知域内に操作者若しくは 物体が存在することを検知して、作動可能の光電子スイッチSW AおよびBか らなる検知手段2a、2bは、防火扉1の両面の適所に取り付けられ、その検知 信号がAND回路Χでアンドを取った場合のみ、前記防火扉1の少なくとも開き 勝手でない扉面の適所位置に取り付けられる、警報手段を構成するブザー(BZ )または表示用のLEDを作動可能に構成する。 なお前記警報手段は扉の両面に設けてもよく、又片側に設けてもよい。又光電 子スイッチについては、扉ノブ又はその周囲に設けたタッチセンサに代用する事 も可能である。
【0008】 図2は、本考案の実施例に係わるBZまたはLED表示の防火扉の動作を示し 、(A)はその作動時を、(B)はその無作動時を説明する概略図で、遮蔽扉1 の反開き側をaとし、開方向側をbとして、前記遮蔽扉1の両面側に夫々検知手 段2a、2bが配設され、そしてa側のみに警報手段3を設けるもので、前記し たa側とb側の両側の感知線m、nの前記扉1側に操作者が居る場合のみ、前記 BZまたはLEDが作動し、操作者が前記扉1のいずれか一方のみに存在すると きは、前記BZまたはLEDが作動しない。
【0009】 図3は、本考案の実施例に係わる防火扉の制御回路を示し、(A)はアンド回 路を用いた制御回路図、(B)はブザー鳴動させる要部回路図、(C)は制御系 の論理値表、(D)はコイルを用いた制御回路図で、(A)においては、入射光 により作動する光電子スイッチAおよびBからなる検知手段2a及び2bが扉両 面側の操作者を検知した場合にAND回路Χ及びインバータ7aを介してLED を点灯させる事が出来る。又前記LEDを用いずに7の回路部分をBZに置き換 えてもよい。(C)は前記アンド回路Χよりの出力値を示す。 (D)はアンド回路の代りにリレーコイルを用いた他の実施例であり、検知手 段2a及び2bが扉両面側の操作者を検知した場合にコイルXA 、XB を通電さ せて、リレー接点Xa 、Xb をONさせ、コイルΧcを通電させてリレー接点Χ cをONさせる事により、ブザーBZの鳴動とLEDを点灯可能とする。尚ブザ ーは、発振器内蔵圧電ブザーを用いているが、これのみに限定されない。
【0010】 従ってかかる実施例によれば、防火扉1の両面の適所に取り付けられた光電子 スイッチ2a、2bによりその前方位置の感知域n、m内にに操作者若しくは物 体存在した場合に、AND回路Χ若しくはリレーΧa、Χb介してブザー(BZ )又はLEDを鳴奏し又は点灯させ、これにより、a側の操作者6aは防火扉の 開操作に当たって、該操作を休止するか、開操作を静かに行うことによって、b 側の操作者に対し優しい配慮を払うことが出来て、相手側に不測の事故を与える 恐れを阻止する。
【0011】
【考案の効果】
以上記載したごとく本考案によれば、防火扉その他の遮蔽扉の両側に操作者が 存在して、一方側の通常の扉操作によって、他方側の操作者に不測の障害を与え ることのないように、遮蔽扉にその開閉を安全に操作し得ると共に、不測の事故 を防止し得る。等の種々の著効を有し、本考案にして始めて遮蔽扉の開閉安全機 構の提供が可能になり、その実用的価値は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係わる防火扉を示し、(A)
は(B)のA−A矢視の要部縦断面図、(B)はその全
体斜視図、(C)は回路ブロック図である。
【図2】図1の作用を示し、(A)はその作動状態、
(B)はその無作動時を説明する概略図である。
【図3】図1の制御回路を示し、(A)はアンド回路を
用いた制御回路図、(B)はブザーを用いた要部回路
図、(C)はその論理値表図、(D)はリレーコイルを
用いた制御回路図である。
【図4】従来技術に係わる防火扉の欠点動作を示す全体
斜視図である。
【符号の説明】
1 防火扉 2a、2b 検知手段 3 警報手段 6a、6b 操作者

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一方向に開閉可能な防火扉そ
    の他の遮閉扉の開閉安全機構において、前記扉の両面側
    にそれぞれ該扉の操作者等の対面を検知する検知手段
    と、該扉の開方向反対側に配した警報手段とを有し、前
    記検知手段により扉の両面側にそれぞれ操作者等が対面
    したことを検知した場合に、前記警報手段を作動可能に
    構成したことを特徴とする遮閉扉の開閉安全機構。
JP1285592U 1992-02-07 1992-02-07 遮閉扉の開閉安全機構 Withdrawn JPH0564383U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1285592U JPH0564383U (ja) 1992-02-07 1992-02-07 遮閉扉の開閉安全機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1285592U JPH0564383U (ja) 1992-02-07 1992-02-07 遮閉扉の開閉安全機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0564383U true JPH0564383U (ja) 1993-08-27

Family

ID=11817018

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1285592U Withdrawn JPH0564383U (ja) 1992-02-07 1992-02-07 遮閉扉の開閉安全機構

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Effective date: 19960606