JPH0564344A - Cvケーブル用プレハブ形接続箱の界面圧力の検出方法 - Google Patents

Cvケーブル用プレハブ形接続箱の界面圧力の検出方法

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JPH0564344A
JPH0564344A JP24847091A JP24847091A JPH0564344A JP H0564344 A JPH0564344 A JP H0564344A JP 24847091 A JP24847091 A JP 24847091A JP 24847091 A JP24847091 A JP 24847091A JP H0564344 A JPH0564344 A JP H0564344A
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JP
Japan
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insulator
pressure
cable
connection box
epoxy
Prior art date
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Pending
Application number
JP24847091A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Tsuruya
泰洋 鶴谷
Susumu Kumagai
進 熊谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 CVケーブル用プレハブ形接続箱が正常に組
立てられていることを圧力センサーによって検出する。 【構成】 プレ・モールド絶縁体の先端に設置されるス
トッパー内あるいはエポキシ絶縁体内に圧力センサーを
設置し、この圧力センサーからの信号を小型アンプで増
幅するとともに、高周波電流(電波)として埋込シール
ド電極内に設けた発信機から発信させ、これをエポキシ
絶縁体外表面の導電層または接続銅管で受信して検出す
るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、CVケーブル用プレ
ハブ形接続箱が正常に組立てられていることを確認する
ため、プレ・モールド絶縁体の界面圧力を間接的に測
定,検出する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CVケーブル用プレハブ形接続箱
のプレ・モールド絶縁体が正常に組立てられていること
を確認する方法としては、プレ・モールド絶縁体の端
部と接続箱基準面の距離を測定する。スプリング・セ
ット寸法を測定する。押し金具と接続箱基準面の距離
寸法を測定する。以上3つの組合わせによって行なって
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな方法では、直接プレ・モールド絶縁体の挿入状態を
目視確認している訳ではないので次に示すような問題が
あり、異常組立てが全て発見出来るというのではなかっ
た。即ち、
【0004】(a)ストッパーが所定の位置に挿入され
ないで、ひっかかった場合を考えると、
【0005】(イ)プレ・モールド絶縁体の端部と接続
箱基準面の距離寸法は、挿入するケーブル絶縁体の仕上
げ寸法より微妙に変化し、明確に組立の良,否を判断す
るのには信頼性に欠ける点があった。
【0006】(ロ)スプリング・セット寸法は、組立の
良,否にかかわらず所定寸法にセット出来るので、異常
を検出するのには難点がある。 (ハ)押し金具と接続箱基準面の距離寸法も、上記
(イ)項と同様で、信頼性に欠ける点があった。
【0007】(b)ケーブルが極端に曲がった状態で挿
入され、プレ・モールド絶縁体の界面圧力にアンバラン
スが生じても、異常組立ては検出することが出来ない。
【0008】この発明の目的は、上述した従来技術の欠
点を解消し、接続箱組立後のプレ・モールド絶縁体の界
面圧力を間接的に検出し、組立の良,否の診断を高信頼
度で提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、CVケーブ
ル用接続箱の内、ケーブル導体を導体接続棒または導体
接続管で接続した後、エポキシ絶縁体をこの部分の所定
位置に設置し、ケーブル絶縁体に挿入したプレ・モール
ド絶縁体をエポキシ絶縁体内部にスプリングで圧着する
所謂プレハブ形接続箱において、このプレハブ形接続箱
を組み立てた後、スプリングによる圧力がプレ・モール
ド絶縁体の界面に正常に加えられていることを検出する
ため、プレ・モールド絶縁体の先端部に設置されている
ストッパー内あるいはエポキシ絶縁体内に圧力センサー
を設置し、このセンサーからの信号を小型アンプで増幅
するとともに、高周波電流(電波)としてエポキシ絶縁
体内部の埋込シールド電極内に設けた発信機から発信さ
せ、これをエポキシ絶縁体外表面の導電層または接続箱
銅管で受信し、間接的に界面圧力を検出するようにした
CVケーブル用プレハブ形接続箱の界面圧力の検出方法
である。
【0010】
【作用】接続箱の組立の良,否の診断をプレ・モールド
絶縁体先端部のストッパー内あるいはエポキシ絶縁体内
に設置した圧力センサーを用いて、スプリングによって
圧縮されたプレ・モールド絶縁体の押し圧力を測定し、
その界面圧力を間接的に検出することで、これにより接
続箱の組み立ての良,否の診断が高信頼度で提供するこ
とが出来るので、接続部の大幅な品質向上を図ることが
出来る。
【0011】
【実施例】以下、図面に基づいてこの発明の実施例を説
明する。図1は実施例の界面圧力検出方法を適用したプ
レハブ形接続箱の構成を示す横断面図である。即ち、接
続するケーブル1,1´のそれぞれのケーブル端部は、
所定寸法段剥ぎしてケーブル導体1a,1a´,内部半
導電層,ケーブル絶縁体1b,1b´,外部半導電層1
c,1c´,ケーブルシース1d,1d´を露出させ
る。続いて先端のケーブル導体1a,1a´を突き合わ
せ、導体接続管2を被せ、これを圧縮して接続する。
【0012】この圧縮した導体接続管2の外周に埋込シ
ールド電極3を埋め込み一体成形したエポキシ絶縁体4
を、埋込シールド電極3が導体接続管2と中央で接続さ
れるように設置され、図示しない固定具で固定する。上
記エポキシ絶縁体4の埋込シールド電極3には増幅器を
有する発信機10が設けられ、圧力センサー5,5´に
接続されている。
【0013】圧力センサー5,5´を円周方向に、例え
ば4個取りつけたストッパー6,6´を上記エポキシ絶
縁体4の内周面とケーブル導体1a,1a´およびケー
ブル絶縁体1b,1b´間に左右から挿入して設置す
る。そして、予めケーブル絶縁体1b,1b´に挿入し
ておいた先端が円錐状に形成されたプレ・モールド絶縁
体7,7´をエポキシ絶縁体4とケーブル絶縁体1b,
1b´間に左右から挿入し、この先端がストッパー6,
6´に当接するようにプレ・モールド絶縁体7,7´を
スプリングユニットを所定寸法に設定し、このスプリン
グユニットのスプリング8,8´で押圧板9,9´を介
してプレ・モールド絶縁体7,7´をエポキシ絶縁体4
のテーパー面に対し背面を押圧する。この結果、プレ・
モールド絶縁体7,7´はエポキシ絶縁体4の内周面に
形成されたテーパー面およびケーブル絶縁体1b,1b
´との間の界面を圧力をもって接触し、絶縁を行うよう
になっている。
【0014】このように組み立てた接続箱の周りに保護
管11を被せ、この両端を防水材12で防水処理を行っ
て組み立ては終了する。そして、エポキシ絶縁体4の外
周に設けられた半導電層あるいは保護管11に受信機1
2を接続する。
【0015】このように組み立てられた接続箱におい
て、プレ・モールド絶縁体7,7´の界面圧力が正常に
加わっているかどうかの判断は、目視で判断することが
できないので、ストッパー6,6´先端の圧力センサー
5,5´からの信号を取り出して判断するようにしてい
る。この信号は増幅器をもつ発信器10から電波信号と
して発振され、接続箱銅管11あるいは外部半導電層を
アンテナとし、これに接続された受信機12で受信して
検出する。このとき、全ての圧力センサー5,5´から
同程度の圧力の値が検出されたならば、界面圧力は正常
に加えられていると判断され、接続箱が正常に組み立て
られていると判断するのである。圧力センサー5,5´
および発信機10は接続部を構成する部材にそれぞれの
機能を損なうことなく設置することが可能であり、また
影響を受けることなく信頼性の高い圧力の検出を行うこ
とができる。
【0016】次に、図2に基づいて変形例を説明する。
この例では圧力センサーをストッパーでなくエポキシ絶
縁体に挿着したものである。即ち、エポキシ絶縁体4a
の内周面のテーパー面の埋込シールド電極3の内側の電
圧のかからない下部には複数の圧力センサー5が設けら
れる。これらの圧力センサー5は図1に示すものと同様
に埋込シールド電極3内に設置された増幅期を有する発
信機に接続される。このため、エポキシ絶縁体4aとプ
レ・モールド絶縁体7との間の界面圧力を直接測定する
ことができるため、信頼性のおける圧力検出が可能とな
る。
【0017】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明のCVケ
ーブル用プレハブ型接続箱の界面圧力の検出方法によれ
ば、接続箱内のプレモールド絶縁体とエポキシ絶縁体間
に加わる圧力を測定しているため、プレ・モールド絶縁
体の弾性による測定誤差の吸収がなく、測定値に信頼性
がある。また、従来接続箱の組立後にスプリングユニッ
トのスプリングセット長,プレ・モールド絶縁体端部と
接続箱基準面の距離寸法を測定して判断するための作業
が不要となり、作業時間の短縮化が図られる。さらに、
接続箱を組み立てて防水処理を行った後でも界面圧力を
測定することが可能であり、運転状態にした後の接続箱
の異常も検出することができる。そして、圧力測定を4
方向から行っているため、ケーブルが極端に曲がって挿
入された場合の界面圧力のアンバランスも検出すること
ができる等優れた作用・効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のCVケーブル用プレハブ
形接続箱の界面圧力検出方法を適用した接続箱の構成を
示す上半部の横断面図、
【図2】この発明の他の実施例のCVケーブル用プレハ
ブ形接続箱の界面圧力検出方法を適用した接続箱の構成
を示す左側上半部の横断面図である。
【符号の説明】
1 ケーブル 1a ケーブル導体 1b ケーブル絶縁体 1c ケーブル外部遮蔽層 1d ケーブルシース 2 導体接続管 3 埋込電極 4 エポキシ絶縁体 5 圧力センサー 6,6´ ストッパー 7,7´ プレ・モールド絶縁体 8,8´ スプリング 9,9´ 押圧板 10 増幅器+発振器 11 保護銅管 12 受信器,検出器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CVケーブル用接続箱の内、ケーブル導
    体を導体接続棒または導体接続管で接続した後、エポキ
    シ絶縁体をこの部分の所定位置に設置し、ケーブル絶縁
    体に挿入したプレ・モールド絶縁体をエポキシ絶縁体内
    部にスプリングで圧着する所謂プレハブ形接続箱におい
    て、このプレハブ形接続箱を組み立てた後、スプリング
    による圧力がプレ・モールド絶縁体の界面に正常に加え
    られていることを検出するため、プレ・モールド絶縁体
    の先端部に設置されているストッパー内あるいはエポキ
    シ絶縁体内に圧力センサーを設置し、このセンサーから
    の信号を小型アンプで増幅するとともに、高周波電流
    (電波)としてエポキシ絶縁体内部の埋込シールド電極
    内に設けた発信機から発信させ、これをエポキシ絶縁体
    外表面の導電層または接続箱銅管で受信し、間接的に界
    面圧力を検出するようにしたことを特徴とするCVケー
    ブル用プレハブ形接続箱の界面圧力の検出方法。
JP24847091A 1991-09-03 1991-09-03 Cvケーブル用プレハブ形接続箱の界面圧力の検出方法 Pending JPH0564344A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021225220A1 (ko) * 2020-05-08 2021-11-11 일진전기 주식회사 계면압 측정 장치

Cited By (2)

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