JPS596409Y2 - 電磁流量計発信器 - Google Patents

電磁流量計発信器

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Publication number
JPS596409Y2
JPS596409Y2 JP462079U JP462079U JPS596409Y2 JP S596409 Y2 JPS596409 Y2 JP S596409Y2 JP 462079 U JP462079 U JP 462079U JP 462079 U JP462079 U JP 462079U JP S596409 Y2 JPS596409 Y2 JP S596409Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
pipe
insulation
electromagnetic flowmeter
transmitter
Prior art date
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Expired
Application number
JP462079U
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English (en)
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JPS55105123U (ja
Inventor
康夫 浅田
Original Assignee
横河電機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 横河電機株式会社 filed Critical 横河電機株式会社
Priority to JP462079U priority Critical patent/JPS596409Y2/ja
Publication of JPS55105123U publication Critical patent/JPS55105123U/ja
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Publication of JPS596409Y2 publication Critical patent/JPS596409Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電磁流量計発信器に関し、特に電磁流量計発信
器の一部を構戊する発信器パイプと電極付近との構造に
関する。
第1図は従来の電磁流量計発信器の電極の取付構造を示
すための電極を含みかつ発信器パイプの軸に対して垂直
な面で切った電極付近を示す断面図である。
発信器のパイプ3の内面には絶縁物よりなるライニング
2が施されている。
またパイプ3には電極1を取付けるためライニング2を
貫通して貫通孔30が形或され、この貫通孔30には取
外し可能に構威された電極1がパイプ3と絶縁されて取
付けられている。
また取付けられた電極1はパイプ3の外面の覆12によ
り覆われており、この覆12により静電シールドされて
いる。
この電極1は第1図の断面図に示す如く、一端に円板状
の接液部11が形威され他端にはネジの切られたボルト
部10が形戊されている。
電極1のボルト部10が発信器のパイプ3の内側より貫
通孔30に挿入され、パイプ3の外側よりスプリング5
、座金6、絶縁プッシュ7、信号リード用ラグ8、ワツ
シャ9、ナツ}10’が夫々この順に嵌合或は螺合され
、ナット10′の締め付けとスプリング5の反力とによ
り接液部11がライニング2に強く押し付けられている
なお座金6はボルト部10と導通するのを防ぐために、
絶縁プッシュ7の内周突出部71によりボルト部10と
同心上に固定される。
さらに、パイプ3と電極1とが接触して導通するのを防
ぐために、絶縁プッシュ4が座金6とパイプ3との間の
ボルト部10に通されている。
また電極1の信号を取り出すための信号線100は信号
リード用ラグ8に取り付けられる。
この信号リード用ラグ8と座金6との間には絶縁プッシ
ュ7が挿入されているので、信号リード用ラグ8とパイ
プ3とは絶縁されている。
このように従来装置においては、電極1をパイプ3より
取外し可能な構或とするとともに、パイプ3に形威した
貫通孔30から測定液が漏れないようにスプリング5の
作用により電極1の接液部11をライニング面に押し付
けている。
しかしながら、このような電極構造においては、長い間
の使用により接液部11の背面とライニング2との接合
面、即ちシール面より測定液が徐々に侵入し、或はパイ
プ3の外側の電極1の近傍に結露が生じ、電極1とパイ
プ3との間の絶縁が劣化する現象が起る。
このような電極1とパイプとの間の絶縁劣化は流量測定
に大きな支障を来たすようになる。
第2図は、一対の電極1,1′の間に発生する起電力を
e、その出力抵抗をr、接地抵抗をrRとした場合の電
極とパイプ間の等価回路を示すものであり、r1o1,
r1o2は一対の電極1,1′とパイプ3との間に存在
する絶縁抵抗を示す。
起電力eは一対の電極1,1′に接続された信号線10
1,102により取出されるが、電極1とパイプ3との
間の絶縁抵抗riot,r 102の値が下り絶縁劣化
が起ると、信号取出線101,102間に発生する信号
電圧が著しく低下する所謂指示低下が発生する。
通常この絶縁抵抗値は1MQ以上であることが望ましい
しかしながら、従来では電磁流量計を運転中にこのよう
な絶縁劣化による指示低下が起っても、その原因が果し
て絶縁劣化にするものなのか、或は電磁流量計の変換器
に異常があるものなのかを調べるのに困難を要した。
即ち、電磁流量計の出力が低下した場合には、発信器と
変換器とを接続したままの状態で絶縁劣化を測定するこ
とはできない。
このためまず始めに、変換器をチェツカ等により検査し
、変換器に異常がない場合次に発信器と変換器とを切離
し電極1とパイプ3との間の絶縁抵抗値を測定していた
また、絶縁劣化は一般に経年的(通常年単位)に劣化し
てゆくため、絶縁劣化の発見が遅れ、即ち絶縁劣化がか
なり大きくなってからでないと発見することができなか
った。
本考案は従来装置のこれら欠点を解決することを目的と
しており、電磁流量計と変換器との接続を切り離すこと
なしに、さらに電磁流量計の運転中でも電極のシール部
分からの液漏れ、侵透或は結露等による経年的な絶縁劣
化をも検出できる電磁流量計発信器を実現する。
第3図は本考案の一実施例を示す電極1近傍の断面図で
あり、第1図と同一要素には同一符号が付されている。
本考案においては、パイプ3に形威された電極取付用の
貫通孔30′内に、絶縁検出環21と絶縁プッシュ22
,23とを含む絶縁検出部20が設けられ、この絶縁検
出部20の貫通孔31に第1図の従来装置と同様な構或
により電極1が絶縁検出部20に触れることなく取り付
けられる。
第3図の実施例に於ては貫通孔30′の径が従来装置の
径よりも大きく形威され、さらにパイプ3の外側に於て
は内側よりも径が大きく形威されて段部30a’が設け
られている。
また絶縁検出部20の絶縁検出環は、例えは沖心部に穴
が形威された導電性円板をプレス等により同心段階状に
絞り、上記貫通孔30′内に絶縁プッシュ22.23を
介してパイプ3及び電極1と絶縁可能に配置されるよう
に形威される。
第3図の実施例に於では絶縁検出環31の内周部211
が絶縁検出部20の貫通孔31にて露出し、外周部21
2の一部にはリード線103が接続される。
またプッシュ23上には電極取付に用いられるスプリン
グ5を受けるため、必要に応じて座金24が設けられる
次に、本考案の作用について説明する。
電極1のシール面より測定液が侵入し絶縁検出環の露出
部211にまで達すると、電極1と絶縁検出環20との
間の絶縁が低下する。
さらにこの侵入してきた測定液が絶縁プッシュ22とラ
イニング2との間を通りパイプ3に達すると、絶縁検出
環20とパイプ3との絶縁抵抗が低下する。
従って電極1とパイプ3との間の絶縁の劣化は、絶縁検
出環21と電極1或はパイプ3との間の抵抗値を測定し
、その抵抗値が下ることにより知ることができる。
なお絶縁検出環21の形状としては第4図の絶縁検出部
20の断面図に示す如く、絶縁プッシュ22の貫通孔3
1部分及び絶縁プッシュ22とライニング2との接合部
分の一部を覆うよう覆出部211を形或することもでき
る。
本考案は、以上説明してきたように電極1とパイプ3と
の間の絶縁劣化を、絶縁検出環と電極、或は絶縁検出環
とパイプとの間の抵抗値を測定することにより検出する
ことができるため、電磁流量計の運転中でも電極とパイ
プ間の絶縁劣化の状況を把握することができるようにな
る。
従って絶縁劣化を初期の段階で知ることが可能となり、
絶縁劣化の程度に応じて交換、修理、補正等の処置を取
ることができるようになり保守、保安さらに信頼性向上
の面から極めて大きな効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電磁流量計発信器の電極付近の断面図、
第2図は電極とパイプ間の等価回路、第3図は本考案一
実施例を示す電極付近の断面図、第4図は他の実施例を
示す電極付近の断面図である。 1:電極、2:ライニング、3:パイプ、20:絶縁検
出部、21:絶縁検出環、22.23 :絶縁プッシュ
、211:露出部、212:外周部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 受信器パイプより取外し可能な電極を有する電磁流量計
    において、上記電極と受信器パイプとの間に絶縁検出部
    を設けたことを特徴とする電磁流量計。
JP462079U 1979-01-18 1979-01-18 電磁流量計発信器 Expired JPS596409Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP462079U JPS596409Y2 (ja) 1979-01-18 1979-01-18 電磁流量計発信器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP462079U JPS596409Y2 (ja) 1979-01-18 1979-01-18 電磁流量計発信器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55105123U JPS55105123U (ja) 1980-07-22
JPS596409Y2 true JPS596409Y2 (ja) 1984-02-28

Family

ID=28809728

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JP462079U Expired JPS596409Y2 (ja) 1979-01-18 1979-01-18 電磁流量計発信器

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JPS55105123U (ja) 1980-07-22

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