JPH0564253U - 回収エネルギーのポンプ馬力補充装置 - Google Patents

回収エネルギーのポンプ馬力補充装置

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JPH0564253U
JPH0564253U JP909092U JP909092U JPH0564253U JP H0564253 U JPH0564253 U JP H0564253U JP 909092 U JP909092 U JP 909092U JP 909092 U JP909092 U JP 909092U JP H0564253 U JPH0564253 U JP H0564253U
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energy
horsepower
hydraulic
accumulator
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回収エネルギ−をエンジン馬力の不足した時
のみに補充し、しかもどのような作業の場合にも適用で
きるようにしたもの。 【構成】 油圧式パワ−ショベルのブ−ムおよび作業機
重量キャンセルシリンダ1,2等の下降時に得られたエ
ネルギ−を回収して蓄圧するアキュムレ−タ3と、エン
ジン4の回転センサ5の信号をコントロ−ラ6を介して
切換える電磁弁7と、この電磁弁7の作動によりONと
なるON,OFF切換弁8と、エンジンの出力側にエン
ジン馬力を増幅するように設けた油圧モ−タ9とを備え
たもの。 【効果】 一時的ではあるが馬力アップされることによ
り作業能率のアップがなされので作業性能が向上し、し
かも省エネルギ−とすることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は油圧式パワ−ショベルの油圧ポンプに係り、特に回収エネルギ−のポ ンプ馬力補充装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
パワ−ショベル等におけるエネルギ−の回収システムとしては重量物を積んだ 作業機を降ろす時に得られる作業機重量キャンセルシステム、旋回時の慣性によ り得られる旋回エネルギ−の回収システム等があるが、このように回収されたエ ネルギ−は、作業機エネルギ−については作業機に、旋回エネルギ−については 旋回に使用することにより無駄なエンジン馬力の消費を補うようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながらこのような回収エネルギ−の利用は効果が限られた作業のみや、 エンジン馬力がオ−バ−したときに限らず消費馬力の少ない軽作業の場合にも行 っていた。
【0004】 本考案はこれに鑑み、エンジン馬力の不足した時のみに補充し、しかもどのよ うな作業の場合にも適用できるようにした回収エネルギ−のポンプ馬力補充装置 を提供して従来技術の持つ欠点の解消を図ることを目的としてなされたものであ る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記従来技術の問題点を解決する手段として本考案は、油圧式パワ−ショベル のブ−ムおよびア−ムシリンダ等の下降時に得られたエネルギ−を回収して蓄圧 するアキュムレ−タと、エンジンの回転センサの信号をコントロ−ラを介して切 換える電磁弁と、この電磁弁の作動によりONとなるON,OFF切換弁と、エ ンジンの出力側にエンジン馬力を増幅するように設けた油圧機器とを備え、該油 圧機器は前記ON,OFF切換弁がONに切換えられたとき、前記アキュムレ− タからの蓄圧エネルギ−により作動することを特徴とする。
【0006】
【作用】
上記構成によれば、エンジン馬力が不足したとき、エンジン回転センサがこれ を検出してコントロ−ラを介して電磁弁を作動させてON,OFF切換弁を0N に切換えるからアキュ−ムレ−タに蓄圧されたエネルギ−で油圧モ−タが駆動し エンジン馬力の不足分を一時的に補うことになる。
【0007】
【実施例】
図1は本考案にかかる回収エネルギ−のポンプ馬力補充装置の一実施例を示す 模式図、図2は図1の作動順序を示すフロ−チャ−トである。
【0008】 以下、本考案を図1に示す一実施例を参照して説明する。本考案にかかる回収 エネルギ−のポンプ馬力補充装置は油圧式パワ−ショベルのブ−ムおよび作業機 重量キャンセルシリンダ1,2等の下降時に得られたエネルギ−を回収して蓄圧 するアキュムレ−タ3と、エンジン4の回転センサ5の信号をコントロ−ラ6を 介して切換える電磁弁7と、この電磁弁7の作動によりONとなるON,OFF 切換弁8と、エンジンの出力側にエンジン馬力を増幅するように設けた油圧モ− タ9とを備えたもので構成されている
【0009】 図1において図示しないパワ−ショベルのブ−ムにはそれぞれブ−ムシリンダ 1、および作業機重量キャンセルシリンダ2があり、これらシリンダの重量物下 降の際の収縮時のエネルギ−はアキュムレ−タ3に蓄えられている。図4は油圧 式パワーショベルの全体概略図で、(A)は側面図、(B)は(A)のZ矢視図 である。図4において、前記ブームシリンダ1とキャンセルシリンダ2の位置関 係については、ブームシリンダ1,1の間にキャンセルシリンダ2が、何れもロ ッド端をレボフレームに、シリンダ端をブームに枢着している。また、エンジン 4には回転数を検出する回転センサ5が設けられ、コントロ−ラ6とは電気回路 10により接続されている。さらにコントロ−ラ6と電磁弁7とは電気回路12 により接続され、この電磁弁7はON,OFFの2位置を有し、ONの場合は後 述の連結されたパイロット油圧回路13を連通、OFFの場合は遮断するように なっている。一方、前記エンジン4の出力側には前記ブ−ムシリンダ1や作業機 重量キャンセルシリンダ2に油圧を供給するためのメインポンプ14と図示しな いパイロット圧コントロ−ル弁用のパイロットポンプ15が同軸4a上に設けら れ、同軸4aに設けられた大歯車16に噛み合う小歯車17の軸には補充用の前 記油圧モ−タ9が設けられている。そして前記メインポンプ14の吐出油はメイ ンバルブ18へ、パイロットポンプ15の吐出油は矢印で示したパイロット圧コ ントロ−ル弁へそれぞれ送られるよう油圧回路19,20により連結されている 。また、前記油圧モ−タ9は前記ON,OFF切換弁8がONのとき、アキュム レ−タ3との間の油圧回路21が連通され、OFFのときは遮断されるようにな っている。このON,OFF切換弁8をONにするパイロット油圧回路13は前 記パイロット圧コントロ−ル弁へ至る前記油圧回路20に接続している。そして 油圧モ−タ9を回転させた吐出油はタンク22に戻るようにしてある。図中、2 3,24はそれぞれリリ−フ弁、25は逆止弁である。
【0010】 つぎに作用を図2に示すフロ−チャ−トにより説明する。まず、エンジン4を スタ−トさせると、エンジン4の回転が回転センサ5により検出され、その信号 が電気回路10によりコントロ−ラ6に送られる。コントロ−ラ6はエンジン4 の回転数がダウン(馬力オ−バ)しているか否かを判別し、noの場合は元(矢 印 )に戻るが、yesの場合はコントロ−ラ6より電磁弁7をONに作動させ る信号を出力する。これによりパイロットポンプ15の吐出油はON,OFF切 換弁8をON位置に作動する。これによりアキュムレ−タ3の油圧が油圧モ−タ 9に入り、これを駆動するので、一時的に馬力が増幅される。この場合エンジン 回転数がなお、ダウンしていれば、yesで矢印 のように戻るが、noであれ ばコントロ−ラ6からの電磁弁7への作動信号を停止するので再び矢印 で示し た位置に戻る。そしてエンジン回転数のダウンがあった場合は同じような工程を 繰り返すことになる。
【0011】 図3は本考案の他の実施例を示すもので、図1と同じ個所の大半を省略し、図 示の部分は図1と同一符号を付して説明を省略して異なる個所のみ説明する。す なわち、図1が補充用の油圧モ−タ9を追加したのに対して、図3はエンジン4 の出力軸と同軸にパイロット兼補充用の油圧ポンプ27を設けた点が相違する。 したがってこの場合はアキュムレ−タ3の油圧で油圧ポンプ27をエンジン回転 数以上の速さで回転させることによりエンジン馬力を一時的に増幅することにな る。作用については図2のフロ−チャ−トに準じて行える。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は油圧式パワ−ショベルのブ−ムおよびア−ムシリ ンダ等の下降時に得られたエネルギ−を回収して蓄圧するアキュムレ−タと、エ ンジンの回転センサの信号をコントロ−ラを介して切換える電磁弁と、この電磁 弁の作動によりONに切換えられるON,OFF切換弁と、エンジンの出力側に エンジン馬力を増幅するように設けた油圧機器とを備え、該油圧機器は前記ON 、OFF切換弁がONに切換えられたとき、前記アキュムレ−タからの蓄圧エネ ルギ−により作動するようにしたから、一時的ではあるが馬力アップされること により作業能率のアップがなされて作業性能が向上し、しかも省エネルギ−とす ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる回収エネルギ−のポンプ馬力補
充装置の一実施例を示す模式による説明図である。
【図2】図1の作動順序を示すフロ−チャ−トである。
【図3】本考案にかかる回収エネルギ−のポンプ馬力補
充装置の他の実施例を示す模式による説明図である。
【図4】油圧式パワーショベルの全体概略図である。
【符号の説明】
1 ブ−ムシリンダ 2 キャンセルシリンダ 3 アキュムレ−タ 4 エンジン 5 回転センサ 6 コントロ−ラ 7 電磁弁 8 ON,OFF切換弁 9 油圧モ−タ 27 油圧ポンプ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧式パワ−ショベルのブ−ムおよびア
    −ムシリンダ等の下降時に得られたエネルギ−を回収し
    て蓄圧するアキュムレ−タと、エンジンの回転センサの
    信号をコントロ−ラを介して切換える電磁弁と、この電
    磁弁の作動によりONに切換えられるON,OFF切換
    弁と、エンジンの出力側にエンジン馬力を増幅するよう
    に設けた油圧機器とを備え、該油圧機器は前記ON,O
    FF切換弁がONに切換えられたとき、前記アキュムレ
    −タからの蓄圧エネルギ−により作動することを特徴と
    する回収エネルギ−のポンプ馬力補充装置。
JP909092U 1992-01-31 1992-01-31 回収エネルギーのポンプ馬力補充装置 Expired - Lifetime JP2564678Y2 (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998024987A1 (fr) * 1996-12-03 1998-06-11 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd. Dispositif de commande destine a un engin de construction
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US8939699B2 (en) 2010-04-20 2015-01-27 Sumitomo Heavy Industries, Ltd. Construction machine with hydraulic pipes
JPWO2022085645A1 (ja) * 2020-10-19 2022-04-28

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