JPH0564019A - カラーフアクシミリ装置 - Google Patents

カラーフアクシミリ装置

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JPH0564019A
JPH0564019A JP3220675A JP22067591A JPH0564019A JP H0564019 A JPH0564019 A JP H0564019A JP 3220675 A JP3220675 A JP 3220675A JP 22067591 A JP22067591 A JP 22067591A JP H0564019 A JPH0564019 A JP H0564019A
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JP
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JP3220675A
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Koji Arai
康治 新井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】受信側での被記録材に応じた適切な読取りを送
信側で行い、画質の劣化を防止する。 【構成】送信側で、発信処理を開始し、読取りモード判
別回路124にて受信側から送られてきた読取りモード
が判別され、その結果に応じて読取りシーケンスが実行
され、画像情報が送信される。一方、受信側で、送信側
からの着信を検出すると、着信処理を開始し、受信モー
ド判別回路121により受信モードが判別される。そし
て、その結果に応じて被記録材の種類が判別され、その
結果により読取りモード決定回路122にて読取りモー
ドが決定され、送信側へ送出され、その後、送信されて
くる画像情報に対して、被記録材の種類の判別結果に応
じたプリントシーケンスが実行される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラーファクシミリ装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、熱エネルギーにより発生するバブ
ルを使用し、インクを吐出口から被記録材に向けて吐出
して文字・画像等の記録を行う、いわゆる、バブルジェ
ット式のインクジェットプリンタが開発されている。こ
のプリンタは、複数の吐出口内に設けられた発熱抵抗体
(ヒータ)のサイズが従来のインクジェットプリンタに
使われている圧電素子と比べて格段に小さく、吐出口の
高密度のマルチ化が可能なため、高品位の記録画像が得
られ、高速、低騒音等の特色を有している。
【0003】一方、ファクシミリ装置も単に画像を高速
に伝送するだけでなく、より高品位の画像を高速で受信
することが要請されている。
【0004】そこで、上記のバブルジェット式のインク
ジェットプリンタは、上記のような特色からして、この
ような要請に応じられるプリンタの1つと考えられる。
【0005】しかし、この種のインクジェットプリンタ
でフルカラーを表現するためには、Y,M,C,Bkの
4色別々の記録ヘッドを備えた構成が必要で、また被記
録材が普通紙、オーバヘッドプロジェクタシート(OH
Pシート)、バックプリントフィルム(BPF)のそれ
ぞれの場合に応じて、読み取り・印字のシーケンスをそ
れぞれ適切なものにする必要がある。
【0006】ところで、通常ファクシミリ装置において
は、半導体メモリやハードディスクなどのメモリ装置を
有し、伝送されてきた画像情報を一度それらのメモリ装
置に保存した後、プリントするメモリ受信モードと、伝
送されてきた画像情報を直接プリントするダイレクト受
信モードとを有するように構成されている。この種のイ
ンクジェットプリンタを有するファクシミリ装置におい
て、通信コストを安くしたい場合にはメモリ受信モード
を、また、送信側の原稿読取り動作から受信側のプリン
ト動作までの総必要時間を短くしたい場合にはダイレク
ト受信モードを使用する。
【0007】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例では、被記録材についての情報が受信側にしか
なく、上記メモリ受信モードにおいては、上述した被記
録部材に応じた適切な読取りシーケンスをメモリ読出し
時に行うことができるが、上記ダイレクト受信モードに
おいては、被記録材に応じた適切な読取りシーケンス
を、送信側において行うことができず、画質の劣化を招
いていた。
【0008】本発明は、上記課題を解決するために成さ
れたもので、受信側での被記録材に応じた適切な画像通
信を行えるカラーファクシミリ装置を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】及び
【作用】上記目的を達成するために、本発明のカラーフ
ァクシミリ装置は以下の構成を有する。すなわち、被記
録材の材質に応じた信号を発生する発生手段を有する受
信装置に画像データを送信するカラーファクシミリ装置
であって、前記発生手段からの信号を受信する受信手段
と、前記受信手段により受信された信号に応じた画像デ
ータを出力する出力手段とを有することを特徴とする。
【0010】また好ましくは、前記発生手段からの信号
と前記画像データは共通のラインを介して伝送されるこ
とを特徴とする。また好ましくは、前記信号が特定の材
質の記録材に応じた際には、前記出力手段は同じ画像デ
ータを繰り返し出力する手段であることを特徴とする。
また好ましくは、前記特定の記録材とはOHPフィルム
であることを特徴とする。他の発明のカラーファクシミ
リ装置は、被記録材の材質に応じた信号を発生する発生
手段、該発生手段の信号を通信相手に伝送する手段とを
有する。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る好適な一
実施例を詳細に説明する。
【0012】<記録系(プリンタ)の構成例>図2およ
び図3は、本発明を適用したファクシミリ装置の記録系
として好適なインクジェットプリンタの構成例を示す図
である。図2において、IJH(20)はバブルジェッ
ト式のインクジェットヘッド、IJCはインクジェット
ヘッドIJHと一体で、これへインクを供給するタンク
IT(10)を備えた装着自由のインクジェットカート
リッジである。
【0013】本例でのインクジェットカートリッジIJ
Cは、図2の斜視図で分かるように、インクタンクIT
の前方面よりも僅かにインクジェットヘッドIJHの先
端部が突出した形状である。また、インクジェットカー
トリッジIJCは、後述するインクジェット記録装置本
体IJRAに載置されているキャリッジに固定指示され
ると共に、このキャリッジに対して着脱可能なディスポ
ーザブルタイプのものである。
【0014】インクジェットヘッドIJHに供給される
インクを貯留したインクタンクITは、インク吸収体
と、このインク吸収体を挿入するための容器と、これを
封止する蓋部材(いずれも不図示)とで構成されてい
る。このインクタンクIT内には、インクが充填されて
おり、インクの吐出に応じて、順次インクジェットヘッ
ドIJH側にインクを供給している。
【0015】以上のように構成されたインクジェットカ
ートリッジIJCは、以下説明するインクジェット記録
装置IJRAキャリッジHCに所定の方法で着脱自在に
搭載され、所定の記録信号の入力によってキャリッジH
Cと被記録部材との相対的な移動を制御して所望の記録
画像が形成される。
【0016】また、各色のカートリッジIJCBk(黒
色)、IJCC(シアン)、IJCM(マゼンタ)、I
JCY(イエロー)は同様な構成である。但し、IJC
Bkは白黒画像受信の使用頻度の高さを考慮してあらか
じめインクタンクを大きめに設定してある。
【0017】図3は、上記処理のための機構を具えたイ
ンクジェット記録装置IJRAの一例を示す外観斜視図
である。本図において、20Bk、20C、20M、2
0Yはプラテン24上に送紙されてきた記録紙の記録面
に対向して、インク吐出を行うノズル群を具えたインク
ジェットカートリッジIJCの各色のインクジェットヘ
ッド(以下総称して「記録ヘッド20」という。)であ
る。16は記録ヘッド20を保持するキャリッジ(H
C)であり、駆動モータ17の駆動力を伝達する駆動ベ
ルト18の一部と連結し、互いに平行に配設された2本
のガイドシャフト19Aおよび19Bと摺動可能とする
ことで、記録ヘッド20を記録紙の全幅に渡って往復移
動させることが可能となる。
【0018】尚、記録する際に、キャリッジHCは矢印
40の方向に移動され、キャリッジHCに配置されたイ
ンクジェットカートリッジIJCの順、つまり、黒、シ
アン、マゼンタ、イエローの順に記録される。また、各
色のカートリッジが移動方向に対して距離をもって配さ
れているため、記録のタイミングは距離に応じた時間だ
け異なっている。そして、紙の全幅に渡って記録するた
めに、行の記録開始のキャリッジ位置を黒のインクジェ
ットヘッド20Bkが紙の始端に相対する位置とし、行
の記録終了のキャリッジ位置をイエローのインクジェッ
トヘッド20Yが紙の終端に相対する位置とする。すな
わち、キャリッジ移動距離は単色の場合に比べると、2
0Bkと20Yの配置上の距離だけ余分に設けてある。
【0019】26はヘッド回復装置であり、記録ヘッド
20の移動経路の一端、例えばホームポジションと対向
する位置に配設される。伝動機構23を介したモータ2
2の駆動力によってヘッド回復装置26を動作せしめ、
記録ヘッド20のキャッピングを行う。このヘッド回復
装置26のキャップ部26Aによる記録ヘッド20への
キャッピング部に関連させて、ヘッド回復装置26内に
設けた適宜の吸引手段(例えば、吸引ポンプ)によるイ
ンク吸収、若しくは記録ヘッド20へのインク供給経路
に設けた適宜の加圧手段によるインク圧送を行い、これ
によりインクを吐出口から強制的に排出させることによ
り、吐出口内の増粘インクを除去する等の吐出回復処理
を行う。また、記録終了時にキャッピングを施すことに
より記録ヘッドが保護される。
【0020】キャップ部26Aは、各色に対応して26
ABk、26AC、26AM、26AYが備えられ、キ
ャリッジHC上に配置された各ヘッドの距離に対応して
配置されており、キャリッジHCのホームポジションに
おいて、各ヘッドは、各々のキャップに相対する位置に
移動されている。
【0021】また、31はヘッド回復装置26の側面に
配設され、シリコンゴム等で形成されるワイピング部材
としてのブレードである。ブレード31はブレード保持
部材31Aにカンチレバー形態で保持され、ヘッド回復
装置26と同様、モータ22および伝動機構23によっ
て動作し、記録ヘッド20の吐出面との係合が可能とな
る。これにより、記録ヘッド20の記録動作における適
切なタイミング、あるいはヘッド回復装置26を用いた
吐出回復処理後に、ブレード31を記録ヘッド20の移
動経路中に突出させ、記録ヘッド20の移動動作に伴っ
てヘッド20の吐出面における結露、漏れ、あるいは塵
埃等をふきとるものである。
【0022】<制御系の構成例>図1は、本実施例にお
けるファクシミリ装置の構成例を示す図である。本図に
おいて、101はバス119を通じて装置全体を制御す
るマイクロコンピユータ等のメインCPU(中央演算処
理装置)、102は後述するCPU101の制御手順
(プログラム)や制御データ等を格納するROM(リー
ドオンリーメモリ)、103はCPU101がカウンタ
やレジスタ等に用いる作業用のワークRAM(ランダム
アクセスメモリ)である。104はデータ伝送用の変復
調装置(MODEM)、105はMODEM104と接
続する網制御装置(NCU)であり、NCU105を通
じて公衆電話回線と接続する。又、公衆電話回線として
は、デジタル回線又はアナログ回線でもよい。106は
登録用のRAMであり、電話番号、略称等のデータ登録
に用いる。107は記録の際にヘッド間の距離分の画像
データを一時格納する画像RAM(DRAM)である。
108はハードディスクであり、受信した画像データを
ここに一度保存することができる。尚、モデム104に
は圧縮伸長処理回路118からの画像データをNCU1
05に出力する他にも、読取りモード決定回路122、
受信モード設定回路125、読取りモード判別回路12
4に接続されており、各々の回路の出力するデータを前
記画像データと共通のラインでNCU105に出力す
る。
【0023】109は原稿読取系の撮像手段としてのカ
ラーCCD(電荷結合素子)であり、ロッドレンズのよ
うな結像レンズを通り結像された原稿画像を電気信号に
変換する。110はカラーCCD109から出力される
カラー画像データに対し、色バランス調整や色マスキン
グ処理などを行い、Y,M,C,Bkの4つの成分に変
換する画像処理回路、111は画像処理回路110の出
力を色成分ごとに2値化する2値化回路である。114
はキーボードなどを有する操作部であり、操作パネル上
に液晶表示器(LCD)115および各種キー116等
を有する。
【0024】118は2値化処理回路111の出力、あ
るいはハードディスク108に記憶されたデータを圧縮
・伸長する圧縮・伸長処理回路、120は被記録材の種
類を判別する被記録材判別回路、121は送信されてき
た受信モードを判別する受信モード判別回路、122は
被記録材判別回路120と受信モード判別回路121の
判別結果に応じて、送信側の読取りモードを決定する読
取りモード決定回路である。124は送信されてきた読
取りモードを判別する読取りモード判別回路、125は
受信側の受信モードを設定する受信モード設定回路であ
る。
【0025】<読取り・プリントシーケンス>図4は、
本実施例におけるカラーファクシミリ装置に用いられる
カラーCCD109であり、128絵素の画像情報を読
み取ることができる。本図において、201はR,G,
B各色のフィルタであり、202はインク吐出口であ
る。また図5は、本実施例でのカラーファクシミリに用
いられるバブルジェット式の記録ヘッド20の1色分
(例えば20Y)であり、128個のインク吐出口によ
り、128絵素の画像情報をプリントできる。
【0026】図6は、原稿1ページを読み取る際のカラ
ーCCD109の動作と被記録材1ページを印字する際
の記録ヘッド20の動作を示す図である。すなわち、1
28絵素分の画像情報を読み取り若しくはプリントしな
がら矢印203の方向へ移動することにより、(128
×紙幅)分の読み取り若しくはプリントを行い、その
後、矢印204方向へ128絵素分移動し、再び矢印2
03方向への移動を繰り返すことで、1ページ分の画像
情報の読み取り若しくはプリントを行う。そして、20
5は読み取り若しくはプリント開始時のカラーCCD1
09若しくは記録ヘッド20の位置である。
【0027】<OHPシート時のシーケンス>次に、被
記録材がOHPシートの場合におけるプリントシーケン
スと読み取りシーケンスについて以下に説明する。
【0028】まず、被記録材がOHPシートの場合のプ
リントシーケンスについて説明する。OHPシートは普
通紙に比べてインクの吸水量が小さいために、1度に1
28個の吐出口を用いながらプリントしてしまうと、イ
ンクにじみなど画質の劣化を生じてしまう。そのため
に、まず送られてきた画像情報に対して吐出口202の
内、202−1,202−3,…,202−127、つ
まり、奇数番目の吐出口のみを用い、プリントしながら
図6に示す矢印203方向への移動を行い、矢印204
方向への移動を行わず、次に前回と同じ画像情報に対し
て吐出口202の内202−2,202−4,…,20
2−128、つまり、偶数番目の吐出口のみを用い、同
様に矢印203方向への移動を行う。その後、矢印20
4方向への移動を行い、以降、上述した一連の動作を繰
り返す。
【0029】次に、被記録材がOHPシートの場合の読
み取りシーケンスについて説明する。メモリ受信モード
時には、ハードディスク108に送信されてきた画像情
報が保存されているので、上述の奇数番目の吐出口を使
用する際と偶数番目の吐出口を使用する際とでハードデ
ィスク108の同一領域をアクセスすることにより、同
一の画像情報を用いることができる。これに対して、ダ
イレクト受信モード時には、受信側に画像情報が保存さ
れていないので、送信側は同じ画像情報を2回繰り返し
送信する必要がある。そのため、まず、128絵素分の
画像情報を読み取りながら矢印203方向へ移動を行
い、矢印204方向への移動を行わずに、再度同様に2
03方向への移動を行う。その後、矢印204方向への
移動を行い、以降、上述した一連の動作を繰り返す。
【0030】<BPF時のシーケンス>被記録材がBP
Fの場合におけるプリントシーケンスと読み取りシーケ
ンスについて以下に説明する。
【0031】この場合、前述の被記録材がOHPシート
の時と比較してプリントシーケンスは全く同じである。
また、読み取りシーケンスは読み取り開始位置及び移動
方向が逆になるという点のみ異なる。すなわち、図6に
おいて被記録材が普通紙もしくはOHPシートの場合の
読み取り開始位置205と移動方向203が読み取り開
始位置205´、移動方向203´になる。
【0032】<被記録材の判別>ここで、本実施例にお
ける被記録材の判別回路120は、キャリッジ16上に
固定されている光学的反射形センサ(不図示)を用い、
給紙されてプラテン上にある被記録材上で光を反射さ
せ、センサの出力により被記録材の種類を判別するもの
である。
【0033】<処理の説明>次に、以上の構成からなる
カラーファクシミリの送信側および受信側におけるCP
U101の処理を図7及び図8を参照して以下に説明す
る。
【0034】まず、図7に示すフローチャートを参照し
ながら送信側での処理を説明する。オペレータによって
受信モード(ダイレクト受信またはメモリ受信)を設定
する操作部114上のキー116が入力されると、受信
モード設定回路125によりその受信モードが設定され
る(ステップS11)。そして、送信開始を指示するキ
ー116が入力されると、発信処理を開始する(ステッ
プS12)。その後、読取りモード判別回路124によ
り受信側から送られてきた読取りモードが判別され(ス
テップS13)、その結果に従って、普通紙読取りモー
ドなら普通紙時の読取りシーケンスを、OHPシート読
取りモードならOHPシート時の読取りシーケンスを、
BPF読取りモードならBPF読取りシーケンスを実行
し、上述の受信モードと画像情報の送信を開始する(ス
テップS14)。
【0035】次に、図8に示すフローチャートを参照し
ながら受信側での処理を説明する。NCU105が送信
側からの着信を検出すると、着信処理を開始し(ステッ
プS21)、受信モード判別回路121により送信側か
ら送られてきた受信モードが判別される(ステップS2
2)。ここで、メモリ受信モードが指定されていれば、
読取りモードを決定する処理へ進めるが、ダイレクト受
信モードが指定されていれば、駆動モータ17,22に
よって被記録材を給紙し(ステップS23)、キャリッ
ジ上の不図示のセンサを用いた被記録材判別回路120
により被記録材の種類が判別される(ステップS2
4)。その結果、普通紙ならば普通紙読取りモードが、
OHPシートならばOHPシート読取りモードが、BP
FならばBPF読取りモードが、また、上述のステップ
S22の判別結果がメモリ受信モードならば普通紙読取
りモードが読取りモード決定回路122により読取りモ
ードとして決定され、送信側へ送出される(ステップS
25)。
【0036】その後、送信されてくる画像情報に対し
て、上述した受信モードが再度判定され(ステップS2
6)、ダイレクト受信モードであれば、被記録材の種類
の判別結果に応じて、普通紙ならば普通紙時のプリント
シーケンスを、OHPシート、若しくはBPFならばO
HPシート時のプリントシーケンスをそれぞれ実行し、
画像情報の受信および被記録材へのプリントを行う(ス
テップS27)。また、メモリ受信モードであれば、画
像情報の受信およびメモリ107への保存を行う(ステ
ップS28)。
【0037】尚、本実施例では、上述の判別または決定
等の処理をハードウェア回路で実行する場合を例に説明
したが、ソフトウェアによって処理しても良い。
【0038】以上説明したように、本実施例によれば、
ダイレクト受信モード時に、受信側の被記録材に応じた
最適な読取りシーケンスを送信側において行うことがで
き、画質の劣化を防ぐことができる効果がある。
【0039】
【他の実施例】前述した実施例においては、送信時に、
ハードディスク等のメモリを用いない場合であり、読取
りシーケンスについては、OHPシートの時に同じ部分
を2回読み取ることや、BPFの時に読取り開始位置や
方向を逆にして読み取ることを説明した。しかし、本発
明は、これに限られるものではなく、送信時にメモリを
用いたメモリ送信を行う系でも構わず、その場合、メモ
リを読み出す際にメモリの同じ領域を2回読み出すこと
や、またメモリの読出し開始位置と方向を変えることで
対応できる。
【0040】また、前述した実施例においては、被記録
材の判別をキャリッジ上のセンサを用い、被記録材を給
紙した後に行うように説明したが、本発明は、これに限
られるものではなく、給紙前に被記録材をセットするカ
セットやフィーダ部にセンサを設け、給紙前に判別を行
っても構わないことは勿論である。
【0041】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、システムあるいは装置にプログラム
を供給することによって達成される場合にも適用できる
ことは言うまでもない。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
送信側において、受信側の被記録材に応じた最適な画像
出力が可能となり、画質の劣化を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例におけるカラーファクシミリ装置の構
成図である。
【図2】本実施例におけるインクジェットヘッドの外観
斜視図である。
【図3】本実施例におけるプリンタ部の構成を示す図で
ある。
【図4】本実施例におけるカラーCCDの構成を示す図
である。
【図5】本実施例におけるインクジェットヘッドの構成
を示す図である。
【図6】本実施例における1ページの読取りおよびプリ
ント動作を示す図である。
【図7】本実施例における送信側での処理を示すフロー
チャートである。
【図8】本実施例における受信側での処理を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
101 CPU 108 ハードディスク 120 被記録材判別手段 121 受信モード判別手段 122 読取りモード決定手段 124 読取りモード判別手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被記録材の材質に応じた信号を発生する
    発生手段を有する受信装置に画像データを送信するカラ
    ーファクシミリ装置であって、 前記発生手段からの信号を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された信号に応じた画像データ
    を出力する出力手段とを有することを特徴とするカラー
    ファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記発生手段からの信号と前記画像デー
    タは共通のラインを介して伝送されることを特徴とする
    請求項1に記載のカラーファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記信号が特定の材質の記録材に応じた
    際には、前記出力手段は同じ画像データを繰り返し出力
    する手段であることを特徴とする請求項1に記載のカラ
    ーファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 前記特定の記録材とはOHPフィルムで
    あることを特徴とする請求項1に記載のカラーファクシ
    ミリ装置。
  5. 【請求項5】 被記録材の材質に応じた信号を発生する
    発生手段、 該発生手段の信号を通信相手に伝送する手段とを有する
    ことを特徴とするカラーファクシミリ装置。
JP3220675A 1991-08-30 1991-08-30 カラーフアクシミリ装置 Pending JPH0564019A (ja)

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