JPH0563585A - ベクトル量子化器 - Google Patents
ベクトル量子化器Info
- Publication number
- JPH0563585A JPH0563585A JP3220320A JP22032091A JPH0563585A JP H0563585 A JPH0563585 A JP H0563585A JP 3220320 A JP3220320 A JP 3220320A JP 22032091 A JP22032091 A JP 22032091A JP H0563585 A JPH0563585 A JP H0563585A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- codebook
- vector
- code
- code vector
- spare
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000013598 vector Substances 0.000 title claims abstract description 109
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 claims description 10
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 claims description 10
- 238000013139 quantization Methods 0.000 claims description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 15
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002194 synthesizing effect Effects 0.000 description 2
- 210000001260 vocal cord Anatomy 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G10—MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
- G10L—SPEECH ANALYSIS TECHNIQUES OR SPEECH SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING TECHNIQUES; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
- G10L19/00—Speech or audio signals analysis-synthesis techniques for redundancy reduction, e.g. in vocoders; Coding or decoding of speech or audio signals, using source filter models or psychoacoustic analysis
- G10L19/02—Speech or audio signals analysis-synthesis techniques for redundancy reduction, e.g. in vocoders; Coding or decoding of speech or audio signals, using source filter models or psychoacoustic analysis using spectral analysis, e.g. transform vocoders or subband vocoders
- G10L19/032—Quantisation or dequantisation of spectral components
- G10L19/038—Vector quantisation, e.g. TwinVQ audio
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T9/00—Image coding
- G06T9/008—Vector quantisation
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03M—CODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
- H03M7/00—Conversion of a code where information is represented by a given sequence or number of digits to a code where the same, similar or subset of information is represented by a different sequence or number of digits
- H03M7/30—Compression; Expansion; Suppression of unnecessary data, e.g. redundancy reduction
- H03M7/3082—Vector coding
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Computational Linguistics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Audiology, Speech & Language Pathology (AREA)
- Human Computer Interaction (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コードブックの中から最も入力ベクトルに近
いベクトルを選択して量子化を行なうベクトル量子化器
に関し、選択される頻度が極端に低いコードベクトルに
対しては、新しいコードベクトルに代えるようにしたベ
クトル量子化器を提供することを目的とする。 【構成】 符号化部11、復号部12及び制御部13と
からなるベクトル量子化器において、予備コードブック
14と置換手段15とを設ける。置換手段15は符号化
部11により選択されるコードブック中の各コードベク
トルのうち、選択される頻度が設定値よりも少ないコー
ドベクトルを、予備コードブック14中のコードベクト
ルに置き換える。
いベクトルを選択して量子化を行なうベクトル量子化器
に関し、選択される頻度が極端に低いコードベクトルに
対しては、新しいコードベクトルに代えるようにしたベ
クトル量子化器を提供することを目的とする。 【構成】 符号化部11、復号部12及び制御部13と
からなるベクトル量子化器において、予備コードブック
14と置換手段15とを設ける。置換手段15は符号化
部11により選択されるコードブック中の各コードベク
トルのうち、選択される頻度が設定値よりも少ないコー
ドベクトルを、予備コードブック14中のコードベクト
ルに置き換える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はベクトル量子化器に係
り、特にコードブックの中から最も入力ベクトルに近い
ベクトルを選択して量子化を行なうベクトル量子化器に
関する。
り、特にコードブックの中から最も入力ベクトルに近い
ベクトルを選択して量子化を行なうベクトル量子化器に
関する。
【0002】複数のデーからなるブロック単位に一括し
て量子化するベクトル量子化器は、ブロック内の各デー
タの組合せに対して予め複数のベクトルをコードブック
内に用意しておき、そのコードブックの中から最も入力
ベクトルに近いベクトルを選択し、その選択情報を受信
側へ伝送する。従って、ベクトル量子化器ではコードブ
ックに用意されるコード部によって符号化効率が決まる
ので、コードベクトルの設定が重要となる。
て量子化するベクトル量子化器は、ブロック内の各デー
タの組合せに対して予め複数のベクトルをコードブック
内に用意しておき、そのコードブックの中から最も入力
ベクトルに近いベクトルを選択し、その選択情報を受信
側へ伝送する。従って、ベクトル量子化器ではコードブ
ックに用意されるコード部によって符号化効率が決まる
ので、コードベクトルの設定が重要となる。
【0003】
【従来の技術】図6は従来のベクトル量子化器の一例の
構成図を示す。同図中、符号化部1はコードブックを有
し、そのコードブックから取り出された或るコードベク
トルが復号部2で復号された後、減算器3に入力され、
ここで入力信号と減算される。これにより、減算器3か
らは入力信号と復号部2よりの再生信号との誤差信号が
取り出される。誤差電力最小化部4はこの誤差信号の電
力が最小と検出されるよう、符号化部1内のコードブッ
ク中のコードベクトルを選択する。
構成図を示す。同図中、符号化部1はコードブックを有
し、そのコードブックから取り出された或るコードベク
トルが復号部2で復号された後、減算器3に入力され、
ここで入力信号と減算される。これにより、減算器3か
らは入力信号と復号部2よりの再生信号との誤差信号が
取り出される。誤差電力最小化部4はこの誤差信号の電
力が最小と検出されるよう、符号化部1内のコードブッ
ク中のコードベクトルを選択する。
【0004】図7は従来のベクトル量子化器の他の例の
構成図を示す。同図中、コードブック5内の複数のコー
ドベクトルのうち、誤差信号が最小となるようなコード
ベクトルがスイッチ6により選択出力されて合成フィル
タ7に入力される。
構成図を示す。同図中、コードブック5内の複数のコー
ドベクトルのうち、誤差信号が最小となるようなコード
ベクトルがスイッチ6により選択出力されて合成フィル
タ7に入力される。
【0005】合成フィルタ7は例えば人間の声帯から口
までの調音特性を与えるような回路で、前記復号部2を
構成している。この合成フィルタ7の出力再生信号は減
算器8で入力信号と減算されて誤差信号とされた後誤差
電力最小化部9に入力される。
までの調音特性を与えるような回路で、前記復号部2を
構成している。この合成フィルタ7の出力再生信号は減
算器8で入力信号と減算されて誤差信号とされた後誤差
電力最小化部9に入力される。
【0006】従って、この従来例の基本的な量子化動作
は図6に示したベクトル量子化器と同様であるが、この
従来のベクトル量子化器ではトレーニング回路10を用
いてコードブック5のトレーニングができる点が前記図
6のベクトル量子化器と異なる。
は図6に示したベクトル量子化器と同様であるが、この
従来のベクトル量子化器ではトレーニング回路10を用
いてコードブック5のトレーニングができる点が前記図
6のベクトル量子化器と異なる。
【0007】コードブック5のトレーニングを行なうと
きは、入力信号としてトレーニング信号を入力し、コー
ドベクトルを選択して量子化することを一定期間行なっ
た後、トレーニング回路10でそのときの蓄積された誤
差電力が最小となるようコードベクトルを変化させる。
これにより、入力信号に対して最も量子化誤差が少なく
なるようなコードブック5を作ることができる。
きは、入力信号としてトレーニング信号を入力し、コー
ドベクトルを選択して量子化することを一定期間行なっ
た後、トレーニング回路10でそのときの蓄積された誤
差電力が最小となるようコードベクトルを変化させる。
これにより、入力信号に対して最も量子化誤差が少なく
なるようなコードブック5を作ることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の従来
のベクトル量子化器では、量子化を行なうときに、コー
ドブック内のすべてのコードベクトルのうち選択される
頻度が極端に低いコードベクトルがあると、コードブッ
クの容量が無駄となると共に、符号化効率が低下すると
いう問題がある。
のベクトル量子化器では、量子化を行なうときに、コー
ドブック内のすべてのコードベクトルのうち選択される
頻度が極端に低いコードベクトルがあると、コードブッ
クの容量が無駄となると共に、符号化効率が低下すると
いう問題がある。
【0009】また、コードブック5のトレーニングを行
なうときに、選択される頻度が極端に低いコードベクト
ルはトレーニングの機会も極端に低く、トレーニングの
効果が低いという問題もある。
なうときに、選択される頻度が極端に低いコードベクト
ルはトレーニングの機会も極端に低く、トレーニングの
効果が低いという問題もある。
【0010】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
選択される頻度が極端に低いコードベクトルに対して
は、新しいコードベクトルに代えることにより、上記の
課題を解決したベクトル量子化器を提供することを目的
とする。
選択される頻度が極端に低いコードベクトルに対して
は、新しいコードベクトルに代えることにより、上記の
課題を解決したベクトル量子化器を提供することを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は請求項1記載の発
明の原理構成図を示す。本発明は、符号化部11により
選択されたコードブック中のコードベクトルを復号部1
2で復号して得た再生信号と、入力信号との誤差を検出
し、誤差が最小となるように符号化部11により選択さ
れるコードベクトルを切換制御する制御部13とからな
るベクトル量子化器において、予備コードブック14と
置換手段15とを有するようにしたものである。
明の原理構成図を示す。本発明は、符号化部11により
選択されたコードブック中のコードベクトルを復号部1
2で復号して得た再生信号と、入力信号との誤差を検出
し、誤差が最小となるように符号化部11により選択さ
れるコードベクトルを切換制御する制御部13とからな
るベクトル量子化器において、予備コードブック14と
置換手段15とを有するようにしたものである。
【0012】ここで、予備コードブック14は複数のコ
ードベクトルを格納している。置換手段15はコードブ
ック中のコードベクトルのうち、選択される頻度が設定
値よりも少ないコードベクトルは予備コードブック14
中のコードベクトルに置き換える。
ードベクトルを格納している。置換手段15はコードブ
ック中のコードベクトルのうち、選択される頻度が設定
値よりも少ないコードベクトルは予備コードブック14
中のコードベクトルに置き換える。
【0013】図2は請求項2記載の発明の原理構成図を
示す。同図中、図1と同一構成部分には同一符号を付
し、その説明を省略する。図2において、復号部12は
コードブック21と合成フィルタ23とよりなり、符号
化部11はコードブック21中のコードベクトルを選択
出力する第1のセレクタ22とからなる。
示す。同図中、図1と同一構成部分には同一符号を付
し、その説明を省略する。図2において、復号部12は
コードブック21と合成フィルタ23とよりなり、符号
化部11はコードブック21中のコードベクトルを選択
出力する第1のセレクタ22とからなる。
【0014】また、置換手段15はコードブック21中
のコードベクトルのうち、選択される頻度を計数する計
数器18と、計数器18の出力に基づいて、選択される
頻度が設定値よりも低いコードベクトルに代えて、予備
コードブック14中のコードベクトルをコードブック2
1に入力する第2のセレクタ24とよりなる。
のコードベクトルのうち、選択される頻度を計数する計
数器18と、計数器18の出力に基づいて、選択される
頻度が設定値よりも低いコードベクトルに代えて、予備
コードブック14中のコードベクトルをコードブック2
1に入力する第2のセレクタ24とよりなる。
【0015】図3は請求項3記載の発明の原理構成図を
示す。同図中、図2と同一構成部分には同一符号を付
し、その説明を省略する。図3の発明は予備コードブッ
ク14の代りに乱数発生器31を設け、量子化を行なう
ときに選択される頻度が前記設定値よりも低いコードベ
クトルの代わりに、乱数発生器31により発生された乱
数をコードベクトルとして用いる構成としたものであ
る。
示す。同図中、図2と同一構成部分には同一符号を付
し、その説明を省略する。図3の発明は予備コードブッ
ク14の代りに乱数発生器31を設け、量子化を行なう
ときに選択される頻度が前記設定値よりも低いコードベ
クトルの代わりに、乱数発生器31により発生された乱
数をコードベクトルとして用いる構成としたものであ
る。
【0016】図4は請求項4記載の発明の原理構成図を
示す。同図中、図2と同一構成部分には同一符号を付
し、その説明を省略する。図4において、トレーニング
回路41は入力信号の特性に合わせてコードブック21
のトレーニングを行なう回路で、トレーニング時に選択
される頻度が設定値よりも少ないコードベクトルの代わ
りに、予備コードブック14のコードベクトルを計数器
42及びセレクタ43からなる置換手段で置き換える構
成としたものである。
示す。同図中、図2と同一構成部分には同一符号を付
し、その説明を省略する。図4において、トレーニング
回路41は入力信号の特性に合わせてコードブック21
のトレーニングを行なう回路で、トレーニング時に選択
される頻度が設定値よりも少ないコードベクトルの代わ
りに、予備コードブック14のコードベクトルを計数器
42及びセレクタ43からなる置換手段で置き換える構
成としたものである。
【0017】
【作用】請求項1記載の発明では、図1の復号部12よ
りの再生信号と入力信号とを制御部13を構成する減算
器16で減算して得た誤差信号を誤差電力最小化部17
に入力して、これにより誤差電力が最小となるよう符号
化部11内のコードブックのコードベクトルを選択す
る。
りの再生信号と入力信号とを制御部13を構成する減算
器16で減算して得た誤差信号を誤差電力最小化部17
に入力して、これにより誤差電力が最小となるよう符号
化部11内のコードブックのコードベクトルを選択す
る。
【0018】一方、図1の置換手段15は上記の量子化
の際に使用される各コードベクトルが選択される回数を
或る一定時間調べ、選択される頻度が前記設定値以下の
コードベクトルに対しては、予備コードブック14のコ
ードベクトルに置換する。
の際に使用される各コードベクトルが選択される回数を
或る一定時間調べ、選択される頻度が前記設定値以下の
コードベクトルに対しては、予備コードブック14のコ
ードベクトルに置換する。
【0019】図2に示す発明では置換手段15が計数器
18と第2のセレクタ24とから構成されている。計数
器18はコードブック21中の各コードベクトルの各々
について一定時間の量子化時に選択された回数(頻度)
を計数する。セレクタ24は計数器18の出力に基づき
設定値以下の頻度のコードベクトルに対応するコードブ
ック21のアドレスに、予備コードブック14から選択
した予備コードベクトルを書き込む。
18と第2のセレクタ24とから構成されている。計数
器18はコードブック21中の各コードベクトルの各々
について一定時間の量子化時に選択された回数(頻度)
を計数する。セレクタ24は計数器18の出力に基づき
設定値以下の頻度のコードベクトルに対応するコードブ
ック21のアドレスに、予備コードブック14から選択
した予備コードベクトルを書き込む。
【0020】これにより、以後、前記設定値以下の頻度
のコードベクトルに代えて、コードブック21から上記
の書き込まれた予備コードベクトルが第1のセレクタ2
2によりコードベクトルとして選択される。
のコードベクトルに代えて、コードブック21から上記
の書き込まれた予備コードベクトルが第1のセレクタ2
2によりコードベクトルとして選択される。
【0021】図3に示す発明では、セレクタ24は計数
器18の出力に基づき、設定値以下の頻度のコードベク
トルに対応するコードブック21のアドレスに、乱数発
生器31で発生した乱数をコードブックとして書き込
む。従って以後、前記設定値以下の頻度のコードベクト
ルに代えて、コードブック21から上記の書き込まれた
乱数が第1のセレクタ22によりコードベクトルとして
選択される。
器18の出力に基づき、設定値以下の頻度のコードベク
トルに対応するコードブック21のアドレスに、乱数発
生器31で発生した乱数をコードブックとして書き込
む。従って以後、前記設定値以下の頻度のコードベクト
ルに代えて、コードブック21から上記の書き込まれた
乱数が第1のセレクタ22によりコードベクトルとして
選択される。
【0022】図4に示す発明では、トレーニング回路4
1が入力信号と選択されたコードベクトルをもとにトレ
ーニングを行なう。計数器42はコードブック21の各
コードベクトルの各々について選択される回数を或る一
定時間計数する。
1が入力信号と選択されたコードベクトルをもとにトレ
ーニングを行なう。計数器42はコードブック21の各
コードベクトルの各々について選択される回数を或る一
定時間計数する。
【0023】セレクタ43は計数器42の出力に基づ
き、設定値以下の頻度のコードベクトルに対応するコー
ドブック21のアドレスに、予備コードブック14から
選択した予備コードベクトルを書き込む。従って、頻度
が設定値以下のコードベクトルは予備コードベクトルに
置換される。
き、設定値以下の頻度のコードベクトルに対応するコー
ドブック21のアドレスに、予備コードブック14から
選択した予備コードベクトルを書き込む。従って、頻度
が設定値以下のコードベクトルは予備コードベクトルに
置換される。
【0024】
【実施例】図5(A)は本発明の一実施例の構成図、同
図(B)は受信側のベクトル量子化器の一例の構成図を
示す。図5(A)中、図2と同一構成部分には同一符号
を付してある。
図(B)は受信側のベクトル量子化器の一例の構成図を
示す。図5(A)中、図2と同一構成部分には同一符号
を付してある。
【0025】図5(A)において、コードブック21中
のコードベクトルがセレクタ22により選択された後、
ゲインアンプ50で所定係数倍され、更に合成フィルタ
23に供給され、ここで所定特性が付与されて復号され
る。これにより、合成フィルタ23から取り出された再
生信号は、減算器16において入力信号との誤差信号に
変換された後、誤差電力最小化部17に供給される。
のコードベクトルがセレクタ22により選択された後、
ゲインアンプ50で所定係数倍され、更に合成フィルタ
23に供給され、ここで所定特性が付与されて復号され
る。これにより、合成フィルタ23から取り出された再
生信号は、減算器16において入力信号との誤差信号に
変換された後、誤差電力最小化部17に供給される。
【0026】誤差電力最小化部17は入力誤差信号(電
力)が最小となるように、セレクタ22を制御してコー
ドブック21中のコードベクトルを選択させると共に、
ゲインアンプ50のゲインを可変制御する。また、計数
器18は前記したように入力信号の量子化に際してコー
ドベクトルの使用回数(頻度)を計数し、その計数出力
に基づいて使用頻度の少ないコードベクトルに対応する
コードブック21のアドレスに、セレクタ24により予
備コードブック14の予備コードベクトルを書き込ませ
る。
力)が最小となるように、セレクタ22を制御してコー
ドブック21中のコードベクトルを選択させると共に、
ゲインアンプ50のゲインを可変制御する。また、計数
器18は前記したように入力信号の量子化に際してコー
ドベクトルの使用回数(頻度)を計数し、その計数出力
に基づいて使用頻度の少ないコードベクトルに対応する
コードブック21のアドレスに、セレクタ24により予
備コードブック14の予備コードベクトルを書き込ませ
る。
【0027】上記の動作が繰り返されることにより、コ
ードブック21中の各コードベクトルの夫々は量子化の
際に選択される頻度が略等しくなるため、符号化効率を
従来より向上することができる。
ードブック21中の各コードベクトルの夫々は量子化の
際に選択される頻度が略等しくなるため、符号化効率を
従来より向上することができる。
【0028】このようにして、誤差電力を最小にする再
生信号が得られた後、セレクタ22のセレクト情報(選
択コードベクトル情報)、ゲインアンプ50のゲイン情
報が伝送路へ送出される。また、このとき、合成フィル
タの情報が送られる場合も有る。
生信号が得られた後、セレクタ22のセレクト情報(選
択コードベクトル情報)、ゲインアンプ50のゲイン情
報が伝送路へ送出される。また、このとき、合成フィル
タの情報が送られる場合も有る。
【0029】伝送路を経た上記のセレクト情報及びゲイ
ン情報は、図5(B)の復号器のセレクタ52及びゲイ
ンアンプ56に夫々制御情報として印加される。また、
伝送路を経た上記の合成フィルタの情報は、図5(B)
の合成フィルタ57に印加される。
ン情報は、図5(B)の復号器のセレクタ52及びゲイ
ンアンプ56に夫々制御情報として印加される。また、
伝送路を経た上記の合成フィルタの情報は、図5(B)
の合成フィルタ57に印加される。
【0030】復号器はコードブック51中のコードベク
トルのうちセレクタ52により送信側と同じコードベク
トルを選択し、選択したコードベクトルを計数器53、
ゲインアンプ56及び合成フィルタ57を通して再生信
号として出力する。
トルのうちセレクタ52により送信側と同じコードベク
トルを選択し、選択したコードベクトルを計数器53、
ゲインアンプ56及び合成フィルタ57を通して再生信
号として出力する。
【0031】ここで、復号器にも予備コードブック14
と同じ予備コードベクトルを格納した予備コードブック
54が設けられている。また、計数器53は入力コード
ベクトルをゲインアンプ56へスルーで出力する一方、
コードベクトルの選択頻度を計数する。計数器53の出
力に基づき選択される頻度が極端に低いコードベクトル
は、予備コードブック54の予備コードベクトルに置換
される。
と同じ予備コードベクトルを格納した予備コードブック
54が設けられている。また、計数器53は入力コード
ベクトルをゲインアンプ56へスルーで出力する一方、
コードベクトルの選択頻度を計数する。計数器53の出
力に基づき選択される頻度が極端に低いコードベクトル
は、予備コードブック54の予備コードベクトルに置換
される。
【0032】なお、本発明は上記の実施例に限定される
ものではなち、図3の如く乱数発生器を予備コードブッ
ク14の代りに用いたり、図4の如くトレーニング回路
を有していてもよいことは勿論である。
ものではなち、図3の如く乱数発生器を予備コードブッ
ク14の代りに用いたり、図4の如くトレーニング回路
を有していてもよいことは勿論である。
【0033】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、量子化を
行なうときに、選択される頻度が極端低いコードベクト
ルの代りに、新しいコードベクトルに置換するようにし
たため、コードブック中の各コードベクトルの夫々につ
いて選択される頻度を略等しくすることができ、よって
従来に比し符号化効率を向上することができ、またコー
ドブックのトレーニングを行なうときも選択される頻度
が極端に低いコードベクトルは新しいコードベクトルに
置換するようにしたため、トレーニング効果を従来に比
し向上することができる等の特長を有するものである。
行なうときに、選択される頻度が極端低いコードベクト
ルの代りに、新しいコードベクトルに置換するようにし
たため、コードブック中の各コードベクトルの夫々につ
いて選択される頻度を略等しくすることができ、よって
従来に比し符号化効率を向上することができ、またコー
ドブックのトレーニングを行なうときも選択される頻度
が極端に低いコードベクトルは新しいコードベクトルに
置換するようにしたため、トレーニング効果を従来に比
し向上することができる等の特長を有するものである。
【図1】請求項1記載の発明の原理構成図である。
【図2】請求項2記載の発明の原理構成図である。
【図3】請求項3記載の発明の原理構成図である。
【図4】請求項4記載の発明の原理構成図である。
【図5】本発明の一実施例の構成図である。
【図6】従来の一例の構成図である。
【図7】従来の他の例の構成図である。
11 符号化部 12 復号部 13 制御部 14,54 予備コードブック 15 置換手段 18 計数器 21 コードブック 22 第1のセレクタ 23 合成フィルタ 24 第2のセレクタ 31 乱数発生器 41 トレーニング回路
Claims (4)
- 【請求項1】 符号化部(11)により選択されたコー
ドブック中のコードベクトルを復号部(12)で復号し
て得た再生信号と、入力信号との誤差を検出し、該誤差
が最小となるように前記符号化部(11)により選択さ
れるコードベクトルを切換制御する制御部(13)とか
らなるベクトル量子化器において、 複数のコードベクトルが格納された予備コードブック
(14)と、 前記コードブック中の各コードベクトルのうち、選択さ
れる頻度が設定値よりも少ないコードベクトルは前記予
備コードブック(14)中のコードベクトルに置き換え
る置換手段(15)とを有することを特徴とするベクト
ル量子化器。 - 【請求項2】 前記復号部(12)は前記コードブック
(21)と、コードベクトルが入力される合成フィルタ
(23)とよりなり、前記符号化部(11)は該コード
ブック(21)中のコードベクトルを選択出力する第1
のセレクタ(22)とからなり、 前記置換手段(15)は前記コードブック(21)中の
各コードベクトルのうち、選択される頻度を計数する計
数器(18)と、該計数器(18)の出力に基づいて、
選択される頻度が設定値よりも低いコードベクトルに代
えて、前記予備コードブック(14)中のコードベクト
ルを該コードブック(21)に入力する第2のセレクタ
(24)とよりなることを特徴とする請求項1記載のベ
クトル量子化器。 - 【請求項3】 前記予備コードブック(14)の代りに
乱数発生器(31)を用い、量子化を行なうときに選択
される頻度が前記設定値よりも低いコードベクトルの代
わりに、該乱数発生器(31)により発生された乱数を
コードベクトルとして用いることを特徴とする請求項1
記載のベクトル量子化器。 - 【請求項4】 入力信号に特性に合わせて前記コードブ
ック(21)のトレーニングを行なうトレーニング回路
(41)を設け、前記置換手段(15)は、前記コード
ブック中の各コードベクトルのうち、該トレーニング回
路(41)によるトレーニング時に選択される頻度が設
定値よりも少ないコードベクトルの代わりに、前記予備
コードブック(14)のコードベクトルを用いることを
特徴とする請求項1記載のベクトル量子化器。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03220320A JP3129778B2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | ベクトル量子化器 |
EP92114389A EP0529556B1 (en) | 1991-08-30 | 1992-08-24 | Vector-quatizing device |
DE69224944T DE69224944T2 (de) | 1991-08-30 | 1992-08-24 | Gerät zur Vektorquantisierung |
US08/261,208 US5524170A (en) | 1991-08-30 | 1994-06-15 | Vector-quantizing device having a capability of adaptive updating of code book |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03220320A JP3129778B2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | ベクトル量子化器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0563585A true JPH0563585A (ja) | 1993-03-12 |
JP3129778B2 JP3129778B2 (ja) | 2001-01-31 |
Family
ID=16749297
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03220320A Expired - Fee Related JP3129778B2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | ベクトル量子化器 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5524170A (ja) |
EP (1) | EP0529556B1 (ja) |
JP (1) | JP3129778B2 (ja) |
DE (1) | DE69224944T2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07139035A (ja) * | 1993-11-18 | 1995-05-30 | Komai Tekko Inc | ベースプレートおよびそのベースプレートを用いた鉄骨柱取付け構造 |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2282943B (en) * | 1993-03-26 | 1998-06-03 | Motorola Inc | Vector quantizer method and apparatus |
JP3013698B2 (ja) * | 1994-04-20 | 2000-02-28 | 松下電器産業株式会社 | ベクトル量子化符号化装置と復号化装置 |
JP2956473B2 (ja) * | 1994-04-21 | 1999-10-04 | 日本電気株式会社 | ベクトル量子化装置 |
JP3224955B2 (ja) * | 1994-05-27 | 2001-11-05 | 株式会社東芝 | ベクトル量子化装置およびベクトル量子化方法 |
JP3274284B2 (ja) * | 1994-08-08 | 2002-04-15 | キヤノン株式会社 | 符号化装置およびその方法 |
US5797118A (en) * | 1994-08-09 | 1998-08-18 | Yamaha Corporation | Learning vector quantization and a temporary memory such that the codebook contents are renewed when a first speaker returns |
JP3585971B2 (ja) * | 1994-12-21 | 2004-11-10 | 富士通株式会社 | 音声符号器および復号器の同期装置 |
JPH08292797A (ja) * | 1995-04-20 | 1996-11-05 | Nec Corp | 音声符号化装置 |
JP3680380B2 (ja) * | 1995-10-26 | 2005-08-10 | ソニー株式会社 | 音声符号化方法及び装置 |
US5920853A (en) * | 1996-08-23 | 1999-07-06 | Rockwell International Corporation | Signal compression using index mapping technique for the sharing of quantization tables |
SE514792C2 (sv) | 1997-12-22 | 2001-04-23 | Ericsson Telefon Ab L M | Förfarande och anordning för avkodning vid kanaloptimerad vektorkvantisering |
US6826524B1 (en) | 1998-01-08 | 2004-11-30 | Purdue Research Foundation | Sample-adaptive product quantization |
US20060190251A1 (en) * | 2005-02-24 | 2006-08-24 | Johannes Sandvall | Memory usage in a multiprocessor system |
US9268762B2 (en) * | 2012-01-16 | 2016-02-23 | Google Inc. | Techniques for generating outgoing messages based on language, internationalization, and localization preferences of the recipient |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3779351D1 (ja) * | 1986-03-28 | 1992-07-02 | American Telephone And Telegraph Co., New York, N.Y., Us | |
CA1333420C (en) * | 1988-02-29 | 1994-12-06 | Tokumichi Murakami | Vector quantizer |
EP0364647B1 (en) * | 1988-10-19 | 1995-02-22 | International Business Machines Corporation | Improvement to vector quantizing coder |
JPH0636156B2 (ja) * | 1989-03-13 | 1994-05-11 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | 音声認識装置 |
KR100846281B1 (ko) * | 2003-02-19 | 2008-07-17 | 마츠시타 덴끼 산교 가부시키가이샤 | 기록매체, 재생장치, 기록방법, 재생방법 |
-
1991
- 1991-08-30 JP JP03220320A patent/JP3129778B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-08-24 DE DE69224944T patent/DE69224944T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-08-24 EP EP92114389A patent/EP0529556B1/en not_active Expired - Lifetime
-
1994
- 1994-06-15 US US08/261,208 patent/US5524170A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07139035A (ja) * | 1993-11-18 | 1995-05-30 | Komai Tekko Inc | ベースプレートおよびそのベースプレートを用いた鉄骨柱取付け構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69224944D1 (de) | 1998-05-07 |
EP0529556B1 (en) | 1998-04-01 |
US5524170A (en) | 1996-06-04 |
JP3129778B2 (ja) | 2001-01-31 |
EP0529556A3 (en) | 1993-10-13 |
DE69224944T2 (de) | 1998-08-27 |
EP0529556A2 (en) | 1993-03-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0563585A (ja) | ベクトル量子化器 | |
US5819215A (en) | Method and apparatus for wavelet based data compression having adaptive bit rate control for compression of digital audio or other sensory data | |
US5086471A (en) | Gain-shape vector quantization apparatus | |
KR100622590B1 (ko) | 다중 채널 정보신호의 연산 인코딩/디코딩 | |
EP1281172A2 (en) | Method and apparatus for compression of speech encoded parameters | |
US20060015330A1 (en) | Voice coding/decoding method and apparatus | |
JPH05502517A (ja) | 最適化された信号エネルギパラメータを有するデジタル音声コーダ | |
EP1001542A1 (en) | Voice decoder and voice decoding method | |
JP3746067B2 (ja) | 音声復号化方法及び音声復号化装置 | |
JP2956473B2 (ja) | ベクトル量子化装置 | |
US6173265B1 (en) | Voice recording and/or reproducing method and apparatus for reducing a deterioration of a voice signal due to a change over from one coding device to another coding device | |
JPH08202397A (ja) | 音声復号化装置 | |
CN101002391B (zh) | 信号解码装置 | |
JP3283152B2 (ja) | 音声パラメータ量子化装置およびベクトル量子化装置 | |
JP3308783B2 (ja) | 音声復号化装置 | |
JP3828170B2 (ja) | ベクトル量子化による符号化復号化方式 | |
JP3073283B2 (ja) | 励振コードベクトル出力回路 | |
JP3099852B2 (ja) | 励振信号の利得量子化方法 | |
JPH0426565B2 (ja) | ||
JP2936757B2 (ja) | 量子化器 | |
JPH04333900A (ja) | 音声符号化装置 | |
JP2853824B2 (ja) | 音声のパラメータ情報符号化法 | |
JP3564896B2 (ja) | 符号化復号方式 | |
JPH0535297A (ja) | 高能率符号化装置及び高能率符号復号化装置 | |
JPS635926B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20001031 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |