JPH0563469A - マイクロ波電力増幅器 - Google Patents

マイクロ波電力増幅器

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Publication number
JPH0563469A
JPH0563469A JP21771291A JP21771291A JPH0563469A JP H0563469 A JPH0563469 A JP H0563469A JP 21771291 A JP21771291 A JP 21771291A JP 21771291 A JP21771291 A JP 21771291A JP H0563469 A JPH0563469 A JP H0563469A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microwave
frequency transistor
high frequency
waveguide
power supply
Prior art date
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Pending
Application number
JP21771291A
Other languages
English (en)
Inventor
Shusaku Sasaki
秀作 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP21771291A priority Critical patent/JPH0563469A/ja
Publication of JPH0563469A publication Critical patent/JPH0563469A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】実装効率がよく、また電源供給線がマイクロ波
信号に影響を与えることがなく、更にマイクロ波出力レ
ベルの変更が低損失で実現できるようにする。 【構成】高周波トランジスタ12を含むマイクロ波増幅
回路11を導波管内部に設けた仕切壁部14に配置す
る。ループアンテナ15および16の一方端と高周波ト
ランジスタ12の入力端および出力端とをそれぞれ接続
する。またループアンテナ15および16の他方端と電
源端子18,19とをそれぞれ接続し支持させる。高周
波トランジスタ12への電源は、電源端子18,19お
よびループアンテナ15,16を介して供給する。電源
端子18,19は、マイクロ波に対して低インピーダン
スとなり短絡状態となるような誘電体で形成する。導波
管を伝搬してきた信号は、ループアンテナ15を介して
高周波トランジスタ12に入力して増幅され、ループア
ンテナ16を介して送出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマイクロ波無線通信装置
等に適用するマイクロ波電力増幅器に関し、特に導波管
内を伝搬する信号を増幅するマイクロ波電力増幅器に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のマイクロ波電力増幅器は、
図2に示すように、高効率化,小型化を実現するため
に、高周波トランジスタ22を含む回路基板からなるマ
イクロ波増幅回路21を導波管20の外部に配置してい
る。また、マイクロ波増幅回路21をシールドケース2
3内に収納することにより増幅動作の安定化をはかって
いる。
【0003】高周波トランジスタ22の入力端および出
力端は、導波管伝送路に突出したプローブアンテナ24
および25とそれぞれ接続されている。またプローブア
ンテナ24と25との間には、仕切壁部27を設けてい
る。ここで、導波管伝送路を伝搬してきた信号は、プロ
ーブアンテナ24を介して高周波トランジスタ22に入
力し、増幅された後、プローブアンテナ25を介して、
次段のマイクロ波増幅回路のプローブアンテナ26へ送
出される。
【0004】また、高周波トランジスタ22へ電源を供
給するために、シールドケース23に電源端子28を設
け、シールドケース内の空間を横断して配線している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のマイク
ロ波電力増幅器は、導波管外部にマイクロ波増幅回路を
配置しているため、マイクロ波増幅回路の形状および段
数に応じて実装面積が増大する。また、高周波トランジ
スタの電源供給線が、シールドケース内の空間を横断し
て配線されるので、マイクロ波信号と結合して動作に悪
影響を与えるという問題点がある。
【0006】更に、例えば、縦続接続されたマイクロ波
増幅回路を削減してマイクロ波出力レベルを変更するよ
うな場合、削減したマイクロ波増幅回路部分にマイクロ
ストリップ基板等を充当して接続しなければならず、こ
のため、その基板の特性により導波管伝送路に比して著
しい回路損失が生じるという問題点がある。
【0007】本発明の目的は、実装効率がよく、また電
源供給線がマイクロ波信号に影響を与えることがなく、
更に、マイクロ波出力レベルの変更が低損失で実現でき
るマイクロ波電力増幅器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のマイクロ波電力
増幅器は、導波管内に設けた仕切壁部の一方の壁面側へ
伝搬してきた信号を増幅して他方の壁面側から送出する
マイクロ波電力増幅器において、前記仕切壁部の内部に
前記信号を増幅する高周波トランジスタを配置して構成
される。また、前記一方の壁面側の導波管側面に設けら
れる第1の電源端子と、前記他方の壁面側の導波管側面
に設けられる第2の電源端子と、一方端が前記高周波ト
ランジスタの入力端に接続され他方端が前記第1の電源
端子に接続されて前記一方の壁面側へ伝搬してきた信号
を受信する第1のループアンテナと、一方端が前記高周
波トランジスタの出力端に接続され他方端が前記第2の
電源端子に接続されて前記高周波トランジスタにより増
幅された信号を前記他方の壁面側から送出する第2のル
ープアンテナとを具備して構成される。
【0009】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0010】図1は本発明の一実施例を示す断面図であ
り、高周波トランジスタ12を含む回路基板からなるマ
イクロ波増幅回路11を導波管10の内部に配置する構
造となっている。ここで、導波管内部に設けた仕切壁部
14にマイクロ波増幅回路11を配置し、更にシールド
ケース13によって覆うことによって仕切壁を形成して
いる。
【0011】仕切壁部14によって分離された導波管伝
送路内にそれぞれ設けられたループアンテナ15および
16は、高周波トランジスタ12の入力端および出力端
とそれぞれ接続されている。導波管伝送路を伝搬してき
た信号は、ループアンテナ15を介して高周波トランジ
スタ12に入力して増幅され、ループアンテナ16を介
して、次段のマイクロ波増幅回路のループアンテナ17
へ送出される。
【0012】ところで、ループアンテナ15,16は、
導波管側面に設けられた電源端子18,19にそれぞれ
接続され支持されている。高周波トランジスタ12への
電源は、この電源端子18,19およびループアンテナ
15,16を介して供給される。また、電源端子18,
19は、マイクロ波に対して低インピーダンスとなって
短絡状態となるような誘電体で形成している。従って、
ループアンテナ15,16は、ループアンテナとしての
機能と、電源供給線としての機能とを兼ね備えているの
で、マイクロ波信号と結合して特性に悪影響を与えるこ
とはない。
【0013】また、マイクロ波増幅回路を削減してマイ
クロ波出力レベルを変更するような場合は、導波管伝送
路内に設けられている仕切壁部14およびループアンテ
ナ15,16並びに電源端子18,19等を除去するこ
とにより、極めて低損失で実現できる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、導波管伝
送路内にマイクロ波増幅回路を配置する構造であるの
で、従来のような導波管伝送路の外部にマイクロ波増幅
回路を実装する構造と比較して、実装効率は向上でき
る。また、縦続接続されたマイクロ波増幅回路を削減し
てマイクロ波出力レベルを変更するような場合、導波管
伝送路内に設けられている仕切壁部およびループアンテ
ナ等を除去することにより、容易且つ極めて低損失で実
現できる。更に、ループアンテナを電源供給線として利
用することにより、従来のように電源供給線がマイクロ
波信号に悪影響を与えるのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】従来のマイクロ波電力増幅器の一例を示す断面
図である。
【符号の説明】
10 導波管 11 マイクロ波増幅回路 12 高周波トランジスタ 13 シールドケース 14 仕切壁部 15〜17 ループアンテナ 18,19 電源端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導波管内に設けた仕切壁部の一方の壁面
    側へ伝搬してきた信号を増幅して他方の壁面側から送出
    するマイクロ波電力増幅器において、前記仕切壁部の内
    部に前記信号を増幅する高周波トランジスタを配置して
    なることを特徴とするマイクロ波電力増幅器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のマイクロ波電力増幅器に
    おいて、前記一方の壁面側の導波管側面に設けられる第
    1の電源端子と、前記他方の壁面側の導波管側面に設け
    られる第2の電源端子と、一方端が前記高周波トランジ
    スタの入力端に接続され他方端が前記第1の電源端子に
    接続されて前記一方の壁面側へ伝搬してきた信号を受信
    する第1のループアンテナと、一方端が前記高周波トラ
    ンジスタの出力端に接続され他方端が前記第2の電源端
    子に接続されて前記高周波トランジスタにより増幅され
    た信号を前記他方の壁面側から送出する第2のループア
    ンテナとを具備することを特徴とするマイクロ波電力増
    幅器。
JP21771291A 1991-08-29 1991-08-29 マイクロ波電力増幅器 Pending JPH0563469A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21771291A JPH0563469A (ja) 1991-08-29 1991-08-29 マイクロ波電力増幅器

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JP21771291A JPH0563469A (ja) 1991-08-29 1991-08-29 マイクロ波電力増幅器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0563469A true JPH0563469A (ja) 1993-03-12

Family

ID=16708559

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JP21771291A Pending JPH0563469A (ja) 1991-08-29 1991-08-29 マイクロ波電力増幅器

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JP (1) JPH0563469A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013519281A (ja) * 2010-02-05 2013-05-23 テールズ 車載指向性平板アンテナ、かかるアンテナを含む車両、およびかかる車両を含む衛星通信システム
WO2015134079A3 (en) * 2014-03-07 2015-12-23 Raytheon Company Waveguide mechanical phase adjuster

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