JPH056314A - メモリモジユール - Google Patents

メモリモジユール

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JPH056314A
JPH056314A JP3233428A JP23342891A JPH056314A JP H056314 A JPH056314 A JP H056314A JP 3233428 A JP3233428 A JP 3233428A JP 23342891 A JP23342891 A JP 23342891A JP H056314 A JPH056314 A JP H056314A
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ジー.マツクフアーランド ハリー
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エイ.ライズ ケネス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 データ処理装置本体と外部メモリモジュール
を結合するインターフェースを介して中央処理装置に結
合され、着脱可能な読み取り/書き込みメモリ装置が必
要とする電源を中断させることなく主電源と予備電源を
切り換えることを可能とする。 【構成】 外部電源にインターフェイス622と、予備
電源646と、連続電源が結合されている限り不揮発性
ランダムアクセスメモリ装置636を備え、このインタ
ーフェイス622及び予備電源646に結合されて、外
部電源又は予備電源646からランダムアクセスメモリ
装置に連続電源を結合する電力切り換え回路648とを
設けたメモリモジュール。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】この発明はカリキュレータのようなデータ
処理装置の処理回路にメモリを結合するメモリ装置に関
するものである。
【0002】1つの先行技術によれば、前記メモリ回路
と前記データ処理回路との間でデータ、制御、およびア
ドレスの諸信号を処理する別々の母線が利用されてい
る。しかし、共通母線に現われる信号の形式を識別した
り、別の信号形式をおのおの運んだりするために別々の
母線を使用することは、回路の追加を必要としかつこの
ような母線を利用するデータ処理装置の構造サイズを増
大する。
【0003】もう1つの先行技術によれば、データ処理
装置、および特に計算機装置は、命令サイクルを有する
クロック同期の機械状態を利用し、3つの規定された信
号形式(指令、アドレス、データ制御)は各命令サイク
ルのそれぞれの所定機械状態の間隔中単一母線で転送さ
れる。各命令サイクルは同じ長さ(等しい時間間隔)で
あり、すべての所定機械状態はその状態に相当する組み
合わされた(それぞれの)所定信号形式が命令サイクル
中に転送されると否とにかかわらず循環する。さらに、
各命令サイクルは単一指令サイクルに相当する。
【0004】これまでは、メモリ指令応答は単一指令に
応じる単一記憶場所の読取りおよび書込みサイクルから
成っていた。これは、別々の母線がデータ制御およびア
ドレスに利用される場合でも、共通母線が信号形式識別
用の別の母線と共にアドレス・データおよび制御信号に
用いられる場合でもその通りである。単一指令通信プロ
トコール当たり1つの記憶場所となるので、各記憶デー
タの転送は別々のデータ転送指令を必要とする。多数の
記憶場所がデータ処理装置の主処理装置に逐次転送され
る既に知られている多くの応用では、単一指令通信プロ
トコール当たり1つの記憶場所は、制御プログラムのサ
イズを増大し、動作時間を増大し(すなわちベンチマー
ク性能を減少し)、所望機能の組織化を不必要に複雑に
する。例えば多ディジット・レジスタの内容が転送され
る場合、例えば計算機内で、別々の読取りまたは書込み
メモリ指令が転送すべき各ディジット位置について要求
される。
【0005】これまでの携帯式プログラム記憶は、差込
形読取り専用メモリ、磁気記憶装置(カードまたはテー
プ)、あるいはデータ処理装置内の読取り/書込みメモ
リに結合される補助電池を備える非取りはずし形の永久
読取り/書込みメモリによって得られる。しかしこれら
の各携帯式媒体には問題がある。差込形読取り専用メモ
リはソフトウエアの開発に金がかかり、したがって差込
形読取り専用メモリのコストを正当化するには大量生産
が必要である。さらに、利用者プログラムは差込形読取
り専用メモリとして開発されないこともあり、また読取
り専用メモリによって節約されないこともあり、したが
ってこの別法は問題の一部解決に利用できるにすぎな
い。磁気カードまたは磁気カセットのような磁気記憶媒
体は全体としてデータ処理装置の外部媒体であり、した
がってそれを作動させる前にデータ処理装置のメモリ内
にダウン・ローディングする必要がある。これは、その
手段によるデータ記憶および検索の工程を低速かつ複雑
にする。補助電池を持つ非取りはずし形永久読取り/書
込みメモリは、プログラムを開発記憶する作業空間を利
用者に与え、また読取り/書込みメモリがデータ処理装
置内の電池に結合されるかぎりプログラム・データを保
持する。データ処理装置から読取り/書込みメモリが取
りはずされると、その中に含まれるデータは失われ、し
たがって利用者プログラムのための携帯式不揮発記憶が
得られない。しかしこの方法はダウン・ローディングを
除去し、永久メモリ・モジュールがデータ処理装置から
除去されずかつ補助電池がそのまま保持される間、利用
者プログラムを記憶する読取り/書込みメモリ媒体を利
用者に与える。
【0006】不揮発読取り/書込みメモリを維持するに
は、補助電池によって関連する読取り/書込みメモリ・
チップに電力を供給しなければならない。しかし、読取
り/書込みメモリが主システム電源から電力を供給され
ている間、読取り/書込みメモリが補助電池から電力を
供給されないようにする場合に問題が起こる。さらに、
不揮発メモリ装置が主システム電源およびインターフェ
ース母線に結合されるとき生じる第2の問題は、この目
的で追加の外部構成品を必要とせずに、主電源に結合さ
れる追加の集積回路から補助電池を隔離することであ
る。不揮発読取り/書込みメモリを構成する問題は、補
助電池電源を含む読取り/書込みメモリ・モジュールが
主システムから取りはずし得る場合、すなわち主システ
ムに差し込まれるとき主電源およびインターフェース母
線に結合する差込形メモリ・モジュールの場合、さらに
複雑にされる。この問題の1つの解決は、モジュールが
ブロッキング・ダイオードの使用により主システムに結
合されるとき、補助電池電源を主システム電源から隔離
することである。主システム電源が不揮発メモリ・モジ
ュール電源母線結合部に現われないとき(主電源が遮断
されていたり、モジュールが主電源母線に結合されてい
ないとき)、ブロッキング・ダイオードは順バイアスさ
れて読取り/書込みメモリ回路に電力を供給し、その回
路に有効データを保持する。この解決による問題点は、
主電源がスイッチ・オフされるとき、補助電池電源は主
システム電力供給母線に結合され、読取り/書込みメモ
リ・モジュールだけではなく全システムが補助電池電源
から電力を供給されることである。普通、ブロッキング
・ダイオードは、読取り/書込みメモリ集積回路および
補助電池電源を収納するモジュール内の追加構成部品を
構成する。
【0007】主システム電源が現われず、不揮発メモリ
が主システム電力供給母線に結合されるとき、追加のシ
ステム回路に電力を供給してしまう問題の一部解決策
は、各モジュールに別個に結合する個別電力ラインに電
力母線ラインを分離することである。しかしこの解決に
よる問題点は、余分な電力ラインを走らせる余分なプリ
ント回路板のスペースを必要とし、それによってシステ
ムのコストが上昇することである。
【0008】本発明は、同じインターフェース装置を介
して中央処理装置に結合される別の読取り専用メモリ集
積回路および別の読取り/書込みメモリ集積回路を持つ
データ処理装置である。インターフェース装置は指令、
アドレス、またはデータのいずれかの信号が現われる母
線装置を含む。好適実施例では、母線装置は、中央処理
回路とメモリ回路とを結合する4つの2進ディジット両
方向性導体母線を含む。データ処理装置はさらに、母線
装置に結合されて選択された指令、データおよびアドレ
ス信号を母線装置に選択送信する処理装置であって、母
線装置から他のある指令、データ、およびアドレス信号
を受信する装置をさらに備える前記処理装置と、好適実
施例において母線装置に結合されかつ母線装置を介して
処理装置に結合され、指令およびアドレスの独自なサブ
セット内の受信した指令およびアドレス信号に応じて処
理装置に出入するデータを選択転送する装置を持つ読取
り専用メモリ回路ならびに読取り/書込みメモリ回路を
備えるメモリ装置とから成る。好適実施例では、メモリ
を含む各個別の回路は母線装置を介して受信した指令信
号に応答しかつ前記受信指令信号のデコードに応じてア
ドレス信号またはデータ信号を記憶したり出力する装置
を備えている。本発明により、同じ命令の組および指令
が母線装置を介して読取り専用メモリならびに読取り/
書込みメモリの両方をアドレス指定するのに用いられ、
またメモリ回路と処理装置との結合に必要な母線の数が
減少される。
【0009】各メモリ回路は、母線装置から受信した複
数個の指令の1つのデコードに応じかつ指令検出信号の
受信に応じて、複数個のメモリ・サイクル機能の1つを
メモリ回路に選択実行させるデコード装置と、母線装置
に現われる任意な指令コードの先頭遷移の検出に応じ
て、検出信号を選択出力するためデコード装置に結合さ
れる指令検出装置とを備えている。母線装置に結合され
る処理装置から指令信号が生じ、処理装置はさらに母線
装置にデータ信号出力を供給するとともにメモリ回路か
ら出力されるデータ信号を母線装置から受信する。好適
実施例では、複数個のメモリ・サイクル機能は、メモリ
回路から記憶データを読出して母線装置に読み出された
データを出力する機能と、母線装置から受信したデータ
をメモリ回路に記憶する機能と、受信データをメモリ回
路内に置かれたプログラム・カウンタに記憶する機能
と、プログラム・カウンタの内容をメモリ回路から母線
装置に読み出す機能とを含む。さらに好適実施例では、
任意の指令コードの前記先頭遷移はノー・オペレーショ
ン状態から指令状態への遷移を検出することによって検
出される。
【0010】好適実施例では、メモリ回路は指令信号の
第1信号の受信に応じて多数記憶場所からデータを記憶
したり検索する。すなわち、メモリ回路に出入する多数
のデータ転送を開始するのに1個の指令信号で十分であ
る。好適実施例では、データ処理装置はさらに、指令信
号の第2信号の受信に応じて受信したアドレス信号を選
択記憶し、かつ指令信号の第2信号の受信に応じて転送
されたデータ信号と同期して記憶されたアドレス信号を
周期的に選択増分するプログラム・カウンタを含む。こ
うしてプログラム・カウンタは、指令信号の第2信号に
応じてメモリ回路内の多数記憶位置をアドレス指定する
ように、順次アドレス出力を供給する。好適実施例で
は、メモリ回路内にプログラム・カウンタが含まれる。
さらに好適実施例では、プログラム・カウンタは指令信
号の第3信号の受信に応じていま記憶されたプログラム
・カウンタのアドレスを選択出力する。好適実施例のメ
モリ制御順序の組には、指令信号の第4信号の受信に応
じてメモリ回路内の多数メモリ場所からデータを出力す
ることと、指令信号の第5信号の受信に応じてメモリ回
路内の多数メモリ場所に逐次転送されたデータを記憶す
ることが含まれる。好適実施例では、メモリ装置内の2
個ないし16個の記憶場所にデータを記憶したりそこに
データを出力するようになっている。しかし、指令デコ
ード構造を変えることによって、メモリ回路に出入する
逐次データ転送の数を多くしたり少くすることができ
る。
【0011】メモリ装置は差込形モジュールに収納され
る不揮発読取り/書込み回路を含み、さらに電力制御装
置を含むことが望ましい。電力制御装置は第1電源を持
つ第1電力装置および第1電力装置に結合する第2電力
装置を備え、第2電力装置は第1電源に無関係な第2電
源を持ち、第2電力装置は第1電源または第2電源から
絶えず電力を供給する。好適実施例では、第1電力装置
はメモリ回路および第2電力装置を含むモジュールの外
部電源であり、第2電源は第2電力装置を含む回路と共
通なハウジング内に含まれる補助電池である。好適実施
例では、電力制御装置はさらに第2電力装置に結合され
てクロック信号を供給するクロック装置を含み、この場
合第2電力装置は、前記第1電力装置が第2電力装置に
結合されて所定数のクロック信号がクロツク装置から受
信されるとき第1電源から電力を供給し、また第2電力
装置は、第2電力装置が第1電力装置に結合されないと
きまたは第2電力装置が第1電力装置に結合されるが所
定数のクロックが受信されないとき第2電源から電力を
供給する。すなわちメモリ回路は、差込形モジュールが
所定の時間第1電力装置に接続されつづけるまでは、第
2電源から電力を供給される。
【0012】すなわち不揮発読取り/書込みメモリ・モ
ジュールは、データ処理装置に構造的および電気的にイ
ンターフェース接続する装置を含み、データ処理装置へ
の結合の如何にかかわらずメモリ回路内に有効データを
保持しながら、データ処理装置から取りはずし得る。さ
らに第2電力装置は、データ処理装置への結合の如何に
かかわらず連続出力を供給する。
【0013】本発明の新しい特徴は特許請求の範囲に示
されている。しかし本発明自体は、その好適な使用モー
ド、別の目的、および利点と共に、説明のための実施例
の付図に関する下記の詳細な説明によって最もよく理解
されると思う。
【0014】図1には、本発明のいろいろな特徴が具体
化されている携帯式電子計算器が絵画的に示されてい
る。計算器1にはキーボード2と、表示装置3とがあ
る。好適な実施例における表示装置3は16個の英数字
から成り、各英数字は液晶表示装置、すなわち1組の発
光ダイオード、真空蛍光灯表示装置、その他の表示装置
によって表示される。表示装置は、英語のメッセージを
表示し得るとともに、データを科学的表記その他の出力
形式で表示し得るように完全な英数字表示能力を備える
ことが望ましい。もちろん、表示の形式および表示され
る数字の数は設計上の選択の問題である。表示は所望の
英数字表示融通性により、7セグメント、8セグメン
ト、9セグメント、13セグメント、または5×7ドッ
ト・マトリックス表示文字であることができる。好適な
実施例では、完全な英数字および特殊文字を表示させる
ために、文字位置当たり5×7ドット・マトリックスが
利用されている。キーボード2その他の入力装置は、1
組の数字キー(0〜9)、10進小数点キー、例えば指
数、対数、三角および階層(hierarcy)の諸関
数を含む複数個の関数指令キーを備えることが望まし
い。指数および対数関数指令キーには、例えばX2 、√
X 、1/X、logX、lnX、yx 、および y√Xが
含まれている。三角関数には、例えば正弦、余弦、正
切、およびそれらの逆三角関数、双曲線(ハイパボリッ
ク)正弦、双曲線余弦、双曲線正切、ならびに逆双曲線
関数が含まれる。他の関数指令キーには、記憶レジスタ
の1つに記憶される数字をそれぞれ記憶する記憶(ST
O)キーならびに呼出す呼出し(RCL)キーが含まれ
る。指数入力(EE)キーは、科学表記法で表示される
数の指数入力を与える。+/−キーは表示数の符号を変
えるために備えられる。交換(X:Y)キーは、演算関
数の演算子および演算数を交換するために備えられる。
消去(C)キー、入力消去(CE)キーおよび加
(+)、減(−)、乗(×)、除(÷)、ならびにイコ
ール(=)の各キーを含む在来の関数指令がさらに与え
られる。好適な実施例における他の関数キーには、英数
字可変(AからZまで)キー、かっこキー、階層制御キ
ー、ラベル(LBL)キー、およびプログラム機能キー
が含まれている。計算器はさらに、命令(OP)コード
・キーを備えており、スロープ・インターセプト(妨
害)・プロッティング動作、英数字動作、動作システム
階層インターフェースおよび制御などのような特殊機能
を果たす。
【0015】図2には、図1の計算器1の底面図が示さ
れている。図1の計算器の好適な実施例における主構成
部品の配置が示されている。制御器集積回路チップ1
0、11、および12は計算器システムの情報および制
御能力を与える。読取り/書込みメモリ15、および読
取り専用メモリ13は制御器チップ10、11、および
12によって与えられるもの以外の追加の基本システム
・データ記憶を与える。電力供給装置14は、それ以外
の計算器システムの電子構成部品に対するすべての必要
な動作電圧を供給する。制御器デバイス10、11およ
び12、読取り/書込みメモリ15、読取り専用メモリ
13、ならびに電力供給装置14は計算器ケース17の
内部にある主プリント回路板16に取り付けられてい
る。さらに計算器ケース17の内部にある仕切20およ
び21は、主プリント回路板16に結合され、差込形メ
モリ・モジュール22および23の相互接続を与えると
ともに、制御器チップ10、11および12に対する相
互接続を与える。
【0016】図3には、図1および図2の計算器システ
ムの側面図が示され、計算器ケース・ハウジング17の
内部における制御器チップ10、11および12、表示
装置3、表示ドライバ4、キーボード2、プリント回路
板16、コネクタ5およびメモリ・モジュール22と2
3の詳細な相対配置が示されている。
【0017】図4から図7までの代替実施例のブロック
図には、本発明のモジュール・システム設計が示されて
いる。図4から図5までによると、モジュール制御装置
30は最低1個の制御器集積回路31を有し、この集積
回路31はモジュール・バーの大きさで、モジュール・
バーI/O、および集積回路31の内部のオン・バー機
能モジュール互換構造を備えている。制御装置30は、
モジュール・システムの中央処理能力を与える。制御装
置30は1個のモジュール集積回路制御器31、または
相互に作用し合って制御装置30を形成する複数個のモ
ジュール集積回路制御器31を含む。好適な実施例で
は、各モジュール集積回路制御器31は、データ処理論
理、命令デコード、および他の処理ならびにデコード論
理機能を含む固定論理装置;モジュール入力およびモジ
ュール出力インターフェース装置;ならびに読取り/書
込みメモリおよび読取り専用メモリを含むモジュール・
メモリの区分可能ブロックから成っている。制御装置3
0は表示インターフェース装置40、システム・メモリ
装置50、外部入力刺激装置(キーボード等)60、お
よび外部周辺装置(プリンタ等)70に結合されてい
る。表示インターフェース装置40は1個の主ドライバ
と、最低1個の従ドライバとを含む縦続接続可能な表示
ドライバから成ることがある。各表示ドライバ、すなわ
ち主および従ドライバは、表示装置80の文字の区分ブ
ロックを別個に制御する。表示装置80は、受信表示信
号を表わす聴視覚表示を有することがある。別法とし
て、表示インターフェース装置40は制御装置30に含
ませてもよい。表示インターフェース装置40は、表示
装置80と通信を行いかつ電力を供給するために、表示
装置80に接続される。好適な実施例における制御装置
30は主表示ドライバ41にのみ接続するが、主表示ド
ライバ41は従表示ドライバ42に縦続接続する出力を
持ち、それによって表示装置80にある文字の数にかか
わらず一様かつ簡潔化された制御装置30と表示装置8
0との間のインターフェースを与える。システム・メモ
リ装置50は、制御装置30のための追加のデータ記憶
能力を与える。好適な実施例では、システム・メモリ装
置50は、図2について説明された読取り/書込みメモ
リ15、読取り専用メモリ13、および差込式メモリ装
置22と23のような読取り/書込みおよび読取り専用
メモリ装置の各個のモジュールから成る。共通接続母線
35は、以下の図21から図27までおよび図44につ
いて詳しく説明されるシステム・メモリ装置50の読取
り/書込みおよび読取り専用メモリ装置に、制御装置3
0を接続する。外部刺激装置60はキーボード入力装
置、磁気テープ、カード、またはディスクのような外部
ディジタル・データ記憶装置、あるいはモデム(mod
em)のようなディジタル通信装置から成る。外部周辺
装置70は、制御装置30から最終使用者までの通信を
与える。外部周辺装置70はハード・コピー・プリン
タ、ビデオ表示装置から成り、また代替として不揮発デ
ータ記憶装置を与える。
【0018】図6には、本発明のモジュール・システム
のもう1つの別な実施例のブロック図が示されている。
図6のブロック図は、別の実施例において制御装置30
およびメモリ装置50が図5に示されるものと異なる以
外は、図5のブロック図に似ている。制御装置30は、
キーボード入力装置60、プリンタ装置70、および表
示ドライバ装置40に結合される汎用アルゴリズム制御
器32から成る。表示ドライバ装置40は表示装置80
に結合する。別法として、表示ドライバ装置40は汎用
アルゴリズム制御器集積回路32の中に含まれる。さら
に、汎用アルゴリズム制御器32はメモリ装置50の中
にあるプロダクト規定ROM52に結合される。さら
に、汎用アルゴリズム制御器32は図2および図3につ
いて説明された通り、計算器システムの固定部分または
差込みメモリとして、メモリ装置50の中の追加のRA
MまたはROMメモリに結合される。
【0019】図7には、本発明の汎用アルゴリズム制御
器の実施例の詳細なブロック図が示されている。キーボ
ード60は、使用者のキー操作に応じて入力信号62を
選択的に供給する。汎用アルゴリズム制御器集積回路3
2は、キーボード入力装置60に結合されるとともに、
プロダクト規定ROMを含む指令制御装置53に結合さ
れる。さらに、汎用アルゴリズム制御器32は、表示装
置80を駆動する出力35を供給する。汎用アルゴリズ
ム制御器32はキーボード入力装置60に結合されるデ
ータ処理装置34を有し、キーボード装置から受信した
入力信号62を表わすキー・デコード出力39のような
作動信号を供給するとともに、命令信号37の受信に応
じて表示信号38を供給する。符号変換装置36はデー
タ処理装置34に結合されて、プロダクト規定ROM5
2からのマクロ指令信号54の受信に応じて選択された
機械命令信号37を供給する。プロダクト規定ROM5
2の指令制御装置53はデータ処理装置34およびコー
ド変換装置36に結合されて、キー・デコード・動作信
号39の受信に応じて指令信号出力54を供給する。果
たすべき独自の計算機機能は、プロダクト規定ROM5
2を含むメモリ装置50の中にマクロコードの形で記憶
され、新しい計算機設計では差込みメモリによって補わ
れる。
【0020】図8から図10までには、図2の計算器1
で実施された図4および図5のモジュール計算器システ
ムの実施例の詳しい略図が示されている。
【0021】図8から図10までの計算器システムは、
演算制御器100、主制御器101および時間記録I/
O制御器102のような演算処理ならびにデータ操作お
よび処理を与えるために機能ブロックの形で拡大し得
る、図4および図5に示されたような、制御装置30
と;外部から加えられる刺激に応じて制御装置に出力を
供給するために制御装置30に結合されるキーボード6
0のような入力装置と;選択入力の受信に応じて制御装
置30のデータを記憶するとともにそれにデータ出力を
供給するために、制御装置30に結合される区分ないし
仕切ブロックの形で拡大し得るメモリ103、104、
105、106および107のようなメモリ装置50
と;所望の文字表示を表わす制御装置30からの出力を
受信するとともに、液晶表示装置のような特定表示技術
と電圧およびタイミングの点で両立し得る所望の文字表
示に相当する表示ドライブ出力を供給するために、制御
装置30に結合される仕切ブロックの形で拡大し得る縦
続接続可能な表示ドライバ70および表示インターフェ
ース・チップ12のような表示インターフェース装置
と;表示インターフェース装置の仕切ブロックに相当す
るとともにそれに接続される仕切ブロックの形で拡大し
得る液晶表示装置のような表示装置であって、表示イン
ターフェース装置からの出力を受信しかつそれに応じて
所望の文字表示の視覚表示を与えるために、その制御器
112から出力されるタイミングのようなタイミングな
らびに表示インターフェース装置と両立し得る特定の表
示技術である前記表示装置とによって構成される。縦続
可能な表示ドライバ70は1個の主表示ドライバと最低
1個の従表示ドライバとによって構成され、各表示ドラ
イバは表示インターフェース装置の仕切ブロックを形成
し、主表示ドライバは制御装置に結合されるとともに従
表示ドライバの1つに結合され、主表示ドライバは制御
装置からの受信出力を1つの従表示ドライバに接続する
ために従通信出力に変換し、他のすべての従表示ドライ
バは前記1つの従表示ドライバにヒナギクの花輪の如く
接続され、各従表示ドライバは先行従表示ドライバから
の従通信を次の従表示ドライバに結合して相次ぐ従表示
ドライバに出力を供給する。
【0022】好適な実施例において、図8から図10ま
での計算器システムは、主制御器101で演算処理およ
びデータ操作処理を与えかつ制御器102で時間記録
(計時)I/O機能を与えるために、機能ブロックの形
で拡大し得る制御装置30を備えている。好適な実施例
では、図8の制御器100は制御器101に含まれるよ
うに組み合わされている。主制御器101は、個々の制
御器間の通信を与えるようにI/O制御器102に結合
されている。図4および図5のメモリ装置50は、オン
・ボード読取専用メモリ(ROM)103およびオン・
ボード読取り書込みメモリ(RAM)104と105、
ならびに読取専用または読取り/書込みあるいはその組
合せのいずれでもよい差込形メモリ106と107を有
するものとして図8から図10までに示されている。外
部刺激装置60は、制御装置30のI/O制御器102
に結合される9×5キーボードとして一部図示されてい
る。さらに、I/O制御器102は警告用外部周辺圧電
ブザー110に結合され、プリンタ接続線111のよう
な追加の外部周辺装置への接続を与える。表示インター
フェース装置40は、縦続接続可能な表示ドライバ70
および表示インターフェース電圧制御チップ112を備
えている。表示電圧制御チップは、図8から図10まで
の計算器システムの集積回路チップに対する調整多電圧
電源を与えるとともに、自らの多電圧を発生する表示ド
ライバに結合するための電圧を与える。
【0023】図11には、図4から図7までの制御装置
30のモジュール制御チップの好適な実施例のレイアウ
ト・ブロック図が示される。スクライブライン119′
に囲まれた集積回路チップ119の外周辺に沿って結合
パッド120が分布されている。モジュール入/出力バ
ッファおよび相互接続(I/O)装置122は集積回路
チップ119の第1縁に隣接して置かれ、結合パッド1
20に選択結合される。表示論理回路124は集積回路
チップ119に機能モジュール構造の追加レベルを与え
るが、レイアウトから削除されたり、最終用途によって
要求される場合設計内に残されることがある。表示論理
回路124は、外部液晶表示装置または他の形の英数字
あるいはグラフ表示装置に集積回路チップ119を接続
する電圧バッファ・タイミング・インターフェースを与
える。非モジュール回路グループ126を形成する論理
の共通ブロックは、記憶された命令の組にしたがってデ
ータ処理および操作を与える固定回路機能グループを備
えている。回路グループ126は演算論理ユニット12
8、アドレス・ポインタおよびRAM母線ならびにビッ
ト・デコード回路装置130、命令デコード回路装置1
32、高速読取専用メモリ(ROM)134、およびプ
ログラム・カウンタ、サブルーチン・スタック、ならび
にページ選択回路装置135を備えている。クロック発
生装置138は回路グループ126の機能ブロックを構
成するが、集積回路チップ119の上でより小さなバー
・サイズに適合するように必要なだけ第1縁に近づけて
構造的に置きなおすことができる。好適な実施例では、
回路グループ126は構造的にI/O装置122に隣接
して置かれる。仕切可能モジュール式メモリ回路140
は構造的に回路グループ126に隣接して置かれかつそ
れに結合される。さらに、メモリ回路140は第1縁と
平行でしかも対向する集積回路チップ119の第2縁に
隣接して置かれる。好適な実施例では、メモリ回路14
0は仕切可能モジュール式読取り書込みメモリ回路(R
AM)142および仕切可能モジュール式読取専用メモ
リ回路(ROM)146を備えている。読取り書込みメ
モリ回路142は、仕切可能レジスタ143に分類され
た読取り書込みメモリ・セル、および仕切可能デコード
回路144に分類されたレジスタ選択デコードを備え、
各仕切可能デコード回路144は仕切可能レジスタ14
3と組み合わされてそれに隣接し、各モジュール式仕切
可能レジスタ143はそれぞれ自らのデコード回路14
4と組み合わされる。読取専用メモリ回路146はペー
ジ147に分類された複数個のメモリ・セルを備え(好
適実施例では各ページは1024語を含む)、各ページ
は仕切可能でかつ他の各ページから独立しており、また
アドレス・デコード装置はモジュール式デコード回路1
48に仕切られ、各デコード回路は仕切可能ページ14
7に隣接しかつそれと組み合わされて組合せページ内の
特定な場所のアドレス指定を与える。本発明は図11、
図12および図13を比較することによって一段と容易
に理解することができる。
【0024】図11の集積回路119のモジュール式レ
イアウトおよびモジュール式回路設計により、モジュー
ル式メモリ装置142ならびに146の仕切られたセグ
メントは、集積回路119のレイアウトおよび回路設計
を事実上やりなおさずに、モジュール式スクライブ・ラ
イン150と151に沿って集積回路設計バーから取り
はずすことができ、そのときバー・レイアウトは図12
に示される通りの集積回路149のバー・レイアウトお
よび設計となるように圧縮される。図12に示される通
り、読取専用メモリ装置146のROMおよびこれと組
み合わされるデコード147と148の1ページは取り
はずされ、また読取り書込みメモリ装置142の複数個
のレジスタならびにこれと組み合わされるデコード14
3と144は図11に示される通りモジュール式スクラ
イブ・ライン150および151に沿って仕切グループ
内で取りはずされ、チップ149の減少されたメモリ容
量および減少されたバー・サイズを除き、図11の集積
回路チップ119と同じ図12に示されるような集積回
路チップ149が得られる。すなわち、減少されたバー
・サイズおよび減少されたメモリ容量の機能的に同じ回
路が得られ、集積回路の設計やレイアウトをやりなおす
必要はない。すなわち、読取専用メモリ装置146は所
望の命令セット・コードを記憶するのに必要な読取専用
メモリ・セルのブロックの最小数を含むように仕切ら
れ、組み合わされるアドレス・デコード回路は読取専用
メモリのブロックの最小数をアドレス指定するだけのモ
ジュール部分のみを含む。さらに、読取り書込みメモリ
装置142はデータを記憶するのに必要なメモリ・セル
のブロックの最小数を含むように仕切られ、また組み合
わされるアドレス・デコード回路は読取り書込みメモリ
・セルのブロックの最小数をアドレス指定するのに必要
なだけのアドレス回路のモジュール部分のみを含むよう
に仕切られる。
【0025】図13には、図12の集積回路チップ14
9のバー・サイズおよびメモリ容量がさらに減少された
合成集積回路チップ155が示されている。図12につ
いて前述したように、読取専用メモリ装置146および
読取り書込みメモリ装置142の仕切られたメモリ回路
グループの選択されたモジュールを取り除くが、その場
合集積回路チップ149のモジュール式スクライブ・ラ
イン152および153に沿って取り除くことにより、
合成集積回路チップ155は図12の集積回路チップ1
49から回路設計をやりなおしたり、基本的にチップ・
レイアウトをやりなおさずに(おそらく所望の場合は結
合バッドを移動させて)作られる。また図11の集積回
路チップ119から直接、図13の集積回路チップ15
5を得ることも可能である。I/O装置122および表
示論理装置124のモジュール特徴は、集積回路チップ
119、149および155で利用され、不変であり、
以下に詳しく説明される。
【0026】図14には、図11、図12および図13
について説明されたバー・モジュール構造から得られる
多くの利点の中の2つが図示されている。図14におい
て、集積回路チップのバー・サイズをその用途のメモリ
要求事項に最適に合致させることの利点は、曲線161
に示される通り軸160に沿う歩留まり/スライス(Y
/S)および曲線163に示される通り軸162に沿う
費用/バー(C/B)として生じる利益について示され
ており、歩留まり/スライスおよび費用/スライスはい
ずれもバー・サイズの共通軸164に対してプロットさ
れている。曲線161によって示される通り、歩留まり
/スライスは半導体ウエーハ上の集積回路のバー・サイ
ズに反比例する。集積回路についてのバー・サイズが減
少されるにつれて、与えられた半導体ウエーハ・スライ
ス上に集積回路バーが多く置かれ、バーの歩留まりを一
定としても歩留まり/スライスは増大される。さらに、
バー・サイズが減少されるにつれ、かつ回路の複雑さと
それに伴う組立ての複雑さが減少されるにつれて、バー
の歩留まりは増大される。曲線163を参照すると、集
積回路チップ(バー)当たりの費用は集積回路のバー・
サイズに正比例し、したがってバー・サイズを最適にす
ると費用が最小になる。本発明のバー・モジュール構造
の特徴は、共通命令セットを利用して、共通回路設計お
よび共通バー・レイアウトから得られる共通回路グルー
プを核とした異なるメモリ容量ならびに特定機能の集積
回路チップの簡単な、互換し得る、迅速な設計変換を可
能にし、それによって与えられた用途の最適のバー・サ
イズの利益を得るに際してこれまでに存在した障害の大
部分が取り除かれる。バー・モジュール構造のもう1つ
の利益は、半導体製造に適用される学習曲線として知ら
れる半導体産業における別の現象から費用/バーが減少
されることである。
【0027】図15には、半導体学習曲線165が垂直
軸166の費用および水平軸167の累積量に対してプ
ロットされているのが図示されるが、水平軸は対数目盛
となっている。集積回路チップ119、149および1
55は本発明のバー・モジュール構造から得られ、すべ
ての共通バー・レイアウト、共通回路設計、ならびに共
通処理を共有する。バー・モジュール構造のチップ・セ
ット内にある各集積回路チップの製造量は加算的なの
で、個々の集積回路チップ・バーについて得られるどれ
よりも高速に学習曲線に沿って費用を低減させる。
【0028】図11、図12および図13について説明
されたモジュール式集積回路の製造方法は図16のフロ
ーチャートを見ると一段とよく理解されると思う。ま
ず、永久電子回路を与える第1回路装置が製造すべき集
積回路のレプリカの上にパターン付けされる。第1回路
装置にはプログラム・カウンタ、サブルーチン・スタッ
ク、命令デコード・アレイ、演算論理ユニット、メモリ
・ポインタ、アキュームレータ、発振およびクロック発
生器、ならびに読取り/書込みおよび読取専用メモリの
永久部分が含まれている。この第1回路装置は、モジュ
ール式集積回路のあらゆる型の中央モジュールを構成す
る。次に、第2回路装置が最低2個の電子回路モジュー
ルの形で集積回路のレプリカの上にパターン付けされ
る。第2回路装置には、読取専用メモリにある制御語記
憶装置と、読取り/書込みメモリにあるデータ記憶装置
とがあり、各記憶装置は別個の仕切られたメモリを構成
するが、いずれも集積回路の一体部分である。次に、第
1回路装置の電子回路および第2回路装置のモジュール
は集積回路のレプリカの上で電気的に相互接続されるの
で、モジュールのどれでもまたは全部が電子回路あるい
は残りのモジュールの機能を破壊せずに取り除くことが
できる。好適な実施例では、第2回路グループのモジュ
ールは第2グループの他のモジュールおよび第1回路装
置の電子回路に関連してレプリカの上に構造的に配置さ
れるので、モジュールのどれでもまたは全部がレイアウ
トをやりなおす必要なしに取り除くことができ、また合
成レイアウトは最小サイズの集積回路バーを作る。次
に、回路の最適量を達成するために、非所望のモジュー
ルがその用途の最小メモリ要求ならびにその用途の特定
機能要求にしたがってレプリカから取り除かれる。次
に、代替実施例に関するいくつかの任意選択案の1つが
選択される。1つの実施例では、所望のモジュールを取
り除く段階の後の次の段階は、取り除かれたモジュール
を他の所望機能モジュールに取り替えることである。別
の実施例では、所望のモジュールを取り除く段階の後の
次の段階は第1回路装置に接続されるピンアウト規定手
段をレプリカの上にパターン付けして、ピンアウト規定
マトリックスにより集積回路ピンアウトを変えることで
あり、こうして集積回路のピンアウトは第1回路装置と
第2回路装置の機能、パターン付け、または位置ぎめを
破壊しないで再規定することができ、所望ピンアウトに
応じてピンアウト規定マトリックスをパターン付けする
段階に続く。代替として、これら両段階をとることがで
きる。次の段階はどんな場合でも、最小バー・サイズお
よび最適の設計が得られるように、除去モジュールのサ
イズに比例してレプリカのサイズを減少する段階であ
る。次に、その所望の形のレプリカは所望の集積回路に
変形される。これは、その所望の形のレプリカからマス
ク・セットを作り、前記マスク・セットを用いて半導体
スライスを処理し、そして得られる集積回路を実装し、
試験するような多くの手段によって実行される。
【0029】第1回路装置には、メモリ装置のアドレス
の受信に応じて第2回路装置内にあるメモリ装置の電子
モジュールの選択された1つに出力を選択的に供給する
ブロック・デコード装置が含まれ、この場合選択された
メモリ装置の電子モジュールは、ブロック・デコード装
置からの出力の受信に応じて第1回路装置に結合される
記憶データ語を出力する。さらに第2回路装置は、仕切
られたメモリ装置の電子モジュールの各ブロックの除去
が集積回路のメモリ記憶容量を所定モジュールブロック
分減少させるように仕切ることができ、この所定モジュ
ールブロックはたとえば、好適実施例においてメモリ装
置の仕切可能なブロックである読取専用メモリの1ペー
ジすなわち1024語や読取書込メモリの7個のレジス
タである。
【0030】好適な実施例では、モジュール式集積回路
の製造方法は、代表的な回路トポロジーおよびすべての
設計変数の初期値を入力に持つオートメーション化され
たデータ処理機械によって達成されるが、この場合図1
6の流れ図について説明された各段階はデータ処理機械
で発生され、その中に記憶される。これには、永久電子
回路を与える第1回路装置を作って蓄積する段階と、最
低2個の電子モジュールの形をした第2回路装置を作っ
て蓄積する段階と、モジュールのどれでもまたはすべて
が電子回路および残りのモジュールの機能を破壊せずに
取り除かれるように電子回路内のモジュールの電気接続
を作って蓄積する段階と、モジュールのどれでもまたは
すべてが第1回路ならびに残りのモジュールにかかわり
なく除去されるように第1回路装置の電子回路に関連し
てモジュールの位置ぎめをする段階と、蓄積されたもの
から所望のモジュールを取り除く段階と、取り除かれた
モジュールのサイズに比例したサイズに蓄積された回路
表現を減少させる段階と、所望の形の蓄積された回路を
集積回路に変形する段階とが含まれる。さらに、図16
について説明した1つおよび他の代替実施例を、オート
メーション化されたデータ処理機械と共に利用すること
も可能である。さらにモジュール式機能ブロックは、所
望の用途に応じて呼び出しかつ位置ぎめするために処理
機械内に記憶される。
【0031】上述のモジュール式集積回路を利用して、
図4から図7までについて説明したモジュール・システ
ムの結果が得られる。
【0032】図17および図18を見ると、図4から図
7までの制御器集積回路30用のモジュール式I/O設
計のブロック図が示されている。
【0033】各製品を最適にするために固定された正確
なI/O設計を得る1つの方法は、モジュール式I/O
設計を行うことである。まず各I/Oバッファ220−
223は、メモリのアドレス可能素子(メモリ・ビッ
ト)として制御器集積回路の論理によって処理される。
次にI/Oバッファはアドレス指定され、メモリ両立性
命令およびハードウエアを用いて書き込まれたり読み出
される。次に各バッファは、自らの組合せメモリ・アド
レス・デコード225−228を備えている。これによ
って共通アドレス母線212、データ母線213、制御
およびクロック・ライン211、および電力母線214
と215は各I/Oバッファ位置に並列に結合され、こ
の場合各バッファは自らの所定の選択アドレスを別個に
デコードする自らの組合せアドレス・デコードを備え、
選択的に書込まれたり読出される。本発明の1つの実施
例では、バッファ機能したがってピンアウトを再構成す
るために、バッファと組合せデコードとの間またはバッ
ファと結合パッドとの間、あるいはメモリ・マップI/
O母線とアドレス・デコードとの間の接続変更は要求さ
れない。第1バッファが第2バッファと同じであると
き、特定のバッファと組み合わされるアドレス・デコー
ドのデコード・アドレスを簡単にプログラムしなおす
と、バッファの機能およびそれと組み合わされるピンア
ウトが再形成される。別法として、第1および第2の各
バッファと組み合わされる別個のアドレス・デコードが
交換、すなわち構造的に入換えてもよく、同じプログラ
ム・デコード・アドレスを保持しながら第2および第1
バッファとそれぞれ組み合わせることができる。
【0034】好適な実施例では、I/Oデータ母線は半
導体バーの1つの縁に沿って延び、またすべてのバッフ
ァおよび組合せデコードは下の直線に沿って置かれかつ
図11から図13までに示される通りI/Oデータ母線
に結合される。各バッファからそれぞれ所望の結合パッ
ドに金属の相互接続が作られる。これは、バッファおよ
び組合せアドレス・デコードを新しい結合パッドに結合
するために、そのバッファおよび組合せデコードをその
結合バッド位置まで構造的に移動しなくてもよいという
任意選択性を与える。アドレス・デコード相互接続のモ
ジュール構造は、任意の2つの同様な種類のバッファ間
で、例えば2つの選択ライン・バッファ間で結合パッド
の機能変更を可能にし、これはバッファ・アドレス・デ
コードでハードウエア・プログラム可能アドレスのみを
変えることによって行われる。しかし2個の異種バッフ
ァと組合せ結合バッドとの間の結合配列を交換するた
め、例えばKラインを選択ラインと交換するためには、
バッファを構造的に移動して置きなおす必要があるが、
図19から図20までに説明される好適な実施例では、
所望のバッファからの金属相互接続を所望の結合パッド
に結合する所望の金属ラインに結合するように、相互接
続コンタクト・マトリックスを再プログラミングするだ
けで済む。I/Oバッファは異なる機能用に各1個がプ
ログラムされるように設計されるが、好適な実施例で
は、各バッファは最適のシステム回路設計を達成するよ
うな特定の機能を備えている。好適実施例では、I/O
機能、入力機能、およびKラインまたは、選択ラインに
対して個別機能バッファが存在する。別の実施例では、
システムによって要求される機能をすべて満足する1つ
の汎用バッファが備えられる。しかしこの汎用バッファ
は、使用される最大の機能バッファより構造的に大きく
なる。これは、出力すべき特定機能にかかわらず結合パ
ッド機能の完全変更に対してバッファのハードウエア・
プログラム可能アドレス機能を適合させ、どんなハード
ウエア金属相互接続の変更も、また実際に好適実施例に
おけるどんな相互接続接触マトリックスも、さらに1つ
の実施例におけるどんなバッファの再配置も必要とさせ
ない。しかし、各機能のためにバッファのサイズを最適
にすることによって、半導体バーの与えられた面積によ
り多くのバッファを取り付けることができる。しかしす
べてのバッファが汎用で同じサイズにされると、バッフ
ァと組み合わされるプログラム可能アドレス・デコード
をプログラムするだけで、全ピンアウト変更に関して制
限がない。設計方法、1つの実施例、好適実施例、また
は別の汎用バッファ実施例の選択は、設計者の目的およ
びシステム要求に左右される。
【0035】図17および図18において、各I/Oバ
ッファ220−223は、メモリのアドレス可能素子
(メモリ・ビット)として集積回路の論理により処理さ
れる。I/Oバッファはアドレス指定され、メモリ位置
として書き込まれたり読み出される。次に各バッファ2
20−223はそれ自身の組み合わされたメモリ・アド
レス・デコード225−228を備えている。これによ
って共通アドレス・データ、および制御ならびにクロッ
ク・ラインの母線210は、各I/Oバッファ220−
223の位置に並列に結合され、この場合各バッファの
組み合わされたアドレス・デコード回路はそれ自身の選
択された所定のアドレスをデコードし、指令およびデー
タ・コードに応じて選択的に書き込まれたり読み出され
る。これは各バッファ用の特別の選択および制御ライン
を不要とする。本発明により、バッファおよび組合せデ
コード論理にアドレス母線212ならびにデータ・バッ
ファ213を結合するだけで済み、共通アドレス/共通
データ母線が利用される。本発明による16個のI/O
バッファをアドレス指定するために、16個のバッファ
の中の1個を選択するのに4本のアドレス・ラインだけ
で済む。本発明の重要な追加の利点は、それが任意のI
/O変化を容易に実行させる点である。すなわち、バッ
ファが汎用データ母線に沿って置かれることは問題でな
い。したがって、そのアドレス・デコードと組み合わさ
れるどんな各個のバッファでも、このアドレス/データ
母線に沿う任意の場所に構造的に置かれ、ピンアウトを
変えるときに各個のバッファに特有な選択/制御ライン
のレイアウトをやりなおす必要はない。したがって本発
明はどんなI/Oの再構成も最小の設計変更で可能に
し、これは手動によりまたはディジタル・レイアウト・
プログラミング法助けによって容易に達成される。共通
アドレス/データ母線に沿ってアドレス・デコードと組
み合わされるバッファは、各バッファと組み合わされる
自己アドレス・デコード能力をメモリ・マップI/Oシ
ステムに与える。したがって1つの実施例では、バッフ
ァと組合せデコードとの間またはバッファと結合パッド
との間、あるいは組合せデコードとメモリ・マップI/
O母線との間の接続変更は、バッファ機能にしたがって
ピンアウトを再構成するさいには何ら必要でない。バー
・レイアウトの複雑性およびバー・サイズ面積を減少す
るために、アドレスおよびデータ・ラインは、バッファ
およびそれと組み合わされるアドレス・デコードに結合
される共通母線で共に多重化される。この結果、I/O
母線210の所要ライン数が減る。第1バッファが第2
バッファと同じであるとき、特定のバッファと組み合わ
されるアドレス・デコードのデコード・アドレスの簡単
な再プログラミングにより、バッファおよびそれと組み
合わされるピンアウトの出力が再規定される。別法とし
て、第1および第2の各バッファと組み合わされるアド
レス・デコードは交換できすなわち構造的に互換され、
それぞれアドレス・デコードは原プログラム・デコード
・アドレスを保持したまま、第1および第2バッファと
組み合わされるようにできる。別法として、異なる形の
バッファに対しても同じアドレス・デコード位置を保持
したい場合は、バッファは所望の形のバッファと交換さ
れ、かつ原アドレス・デコードに結合されるとともに、
交換されたバッファが組み合わされる結合パッドに結合
される。この方法により、最適のバッファ・サイズが得
られる一方、I/Oモジュール構造およびピンアウト形
成モジュール構造が保持される。図19および図20に
ついて説明されるような好適実施例において、プログラ
ム可能な相互接続接触マトリックス245はバッファ2
20−223の出力と、結合パッド230−233に結
合する金属ライン234−237との間に置かれる。す
なわち相互接続マトリックス245用の特定なマトリッ
クス・プログラムを与えることによって、外部ピンアウ
トを形成するため、バッファからの出力と外部結合装置
に結合する結合パッド位置との結合は、任意の与えられ
たバッファのバッファ位置または選択されたアドレス・
デコードに関係なく変えることができる。
【0036】再び図17および図18において、本発明
の1つの実施例において、I/O母線210は集積回路
バーの全周辺に分布され、各個のバッファ220−22
3および組み合わされるアドレス・デコード225−2
28は、それぞれの結合パッド230−233に隣接し
て置かれかつ結合される。各バッファ220−223が
応答するアドレスは、処理中のゲート、モート、または
金属レベル・マスク、あるいは処理完了後の電気的プロ
グラミングのような、ハードワイヤ・プログラミングに
よって、組み合わされるアドレス・デコード225−2
28に選択されたアドレスをプログラムすることにより
制御される。特定のバッファおよび組み合わされるデコ
ードと、異なる結合パッドに組み合わすべき特定の結合
パッドとの組合せを変更するために、特定のバッファお
よび組み合わされるアドレス・デコードはそれが結合す
る異なる結合パッドに構造的に隣接して置きなおされな
ければならず、またアドレス・デコード論理は新規に選
択された所望アドレスに応答するように選択的にプログ
ラムされなければならない。
【0037】本発明の好適な実施例において、I/Oデ
ータ母線210は図11から図13までに示されるよう
な半導体バーの1つの縁に沿って延び、またすべてのバ
ッファ220−223および組み合わされるデコード2
25−228は下の直線に沿って置かれかつI/Oデー
タ母線210に結合される。図19および図20を参照
すると、バッファ220−223からそれぞれ図17お
よび図18の所望の結合パッド230−233に至る金
属相互接続234−237は、図19に示されるプログ
ラム可能な接触マトリックス装置245の同数のプログ
ラム可能な相互接続、例えば251および254によっ
て機能的に置き替えられる。これは、バッファおよび組
み合わされるアドレス・デコードを新しい結合パッドに
結合するために、バッファおよび組み合わされるアドレ
ス・デコードを構造的に移動しかつバッファおよび組合
せデコードを新しい結合パッド位置に構造的に置きなお
すことを不要とする任意選択性を与える。むしろ、相互
接続接触マトリックス245の選択されたパターンを変
えることにより(例えば処理中のゲートまたは金属レベ
ル・マスク・プログラミング、イオン注入、組立後の電
気的プログラミング手段によるもの、あるいは他のプロ
グラミング手段によるもののような)ハードワイヤ・プ
ログラミングによって、図17および図18のバッファ
220−223の出力と結合パッド230−233との
間の選択的結合は、半導体バーの構造的な位置またはレ
イアウトをやりなおさずに、また組み合わされるアドレ
ス・デコード回路225−228のプログラミングをや
りなおさずに達成される。それぞれのバッファ220−
223からの各出力である1群の金属ライン234−2
37はマトリックス245のそれぞれの位置に結合さ
れ、同数の金属ラインはおのおの結合パッド230−2
33に結合するマトリックス245からの出力である。
チップ設計者は個々のバッファを選択し得るとともに、
相互接続接触マトリックス245を介して、特定の結合
パッドに結合する特定の金属ラインに至る金属接続をプ
ログラムすることができる。例えば図19から、入力バ
ッファ240の機能(KC)であった結合パッド246
により果たされた機能を、結合パッド247に結合され
た出力バッファ242の機能(R4)選択に変えたい場
合を想定するが、この場合パッド246と247は相互
に隣接するものとする。相互に構造的に隣接して置かれ
る2つの金属ライン252および255は、I/Oバッ
ファ・アレイ240ならびに242に隣接するバーの1
つの縁に沿って延びる。KCバッファ240およびR4
選択バッファ242の出力からの金属接続、すなわち結
合装置251および254は、交換機能を達成するため
に所望の結合パッド金属ラインと結合するように変えら
れなければならない。アドレス・デコードのI/Oモジ
ュール構造は、任意な2つの同種のバッファ間、例えば
2つの選択ライン・バッファ間の結合パッド機能の変更
を与え、これはバッファ・アドレス・デコードにおける
ハードウエア・プログラム可能アドレスを変えるだけで
行うことができる。しかし2つの異種のバッファと組み
合わされる結合パッド間の結合配列を交換するために、
KCラインとR4選択ラインとの交換は、アドレス・デ
コードのI/Oモジュール構造を構造的に移動し再配置
する必要があるが、好適実施例では、所望のバッファか
ら所望の結合パッドに結合する所望の金属ラインまで金
属相互接続を結合するように、接触マトリックス245
のプログラミングをやりなおすだけで済む。I/Oバッ
ファはおのおのが異なる機能を果たすようにプログラム
されるが、好適実施例では、各バッファは最適のシステ
ム回路設計を達成するように特定の機能を備えている。
好適実施例では、I/O機能、入力機能、およびKライ
ンまたは選択ラインのために個別機能バッファが存在す
る。別の実施例では、システムによって要求されるすべ
ての機能を満足する1つの汎用バッファが選択される
が、そのバッファは使用される最大機能バッファよりも
構造的に大きくなければならない。これは、出力すべき
機能のそれぞれの種類に関係なく結合パッド機能の完全
な変更に適合するバッファのハードウエア・プログラム
可能アドレス・デコード特徴を与え、どんなハードウエ
ア金属相互接続の変更も不要であり(本実施例では相互
接続接触マトリックス245を必要とせず)、また特殊
用バッファ実施例に要求されるどんなバッファの再配置
も不要である。しかし各機能についてバッファ・サイズ
を最適にすることによって、より多くのバッファが半導
体バーの与えられた面積内に取り付けられる。例えば、
選択バッファはKバッファよりかなり広い(約5〜10
倍広い)。バッファのすべてが汎用多機能バッファであ
る場合は、K機能用の各バッファは特殊用に要求される
バッファより5〜10倍大きく、したがって設計は半導
体の許容バー・サイズの面積内にいかに多くの出力が置
けるかについて制限される。しかしすべてのバッファが
汎用でしかも同じサイズであれば、バッファと組み合わ
されるプログラム可能なアドレス・デコードをプログラ
ムしなおすことによって簡単に変えられる全ピンアウト
について制限がない。設計方法の選択は設計目的および
システム要求に左右され、各アプローチの利点と不利は
各プロジェクトについて分析しなければならない。
【0038】図20から、プログラム可能な相互接続マ
トリックスは、集積回路の外部導線209に相互接続す
るように個々の結合パッド230−233を含む結合パ
ッド装置207を備える相互接続結合装置を有するピン
アウト形成装置202によって構成され、相互接続接触
装置202の内部にあるピンアウト形成マトリックスの
プログラム状態により第1回路装置200からの出力か
ら結合パッド装置207の個々の結合パッド230−2
33まで、プログラム可能な相互接続(処理中のマスク
・レベルまたは製造後の電気プログラミングのようなも
の)を与える装置を含む結合パッド装置207に第1回
路装置200を結合する増幅装置205と論理装置20
3とを有する相互接続接触装置を含む集積回路用のピン
アウトを形成する。
【0039】図21および図22には、本発明のモジュ
ール式制御器集積回路におけるメモリ・マップI/Oの
好適な実施例のブロック図が示されている。キーボード
走査用または通信用の1/4デューティ・サイクル液晶
表示装置を駆動するために複数個のR/選択ライン出力
300が使用される。複数個のKライン入力310は、
キーボード走査用または集積回路の外部ソースの通信入
力用に利用される。好適実施例では、多重化試験出力と
して4ビット・ラインが使用されている。複数個の共通
ライン320は入力または出力として働く。好適な実施
例では、4本の共通/試験入力ラインが、外部結合の液
晶表示装置を駆動するのに用いられたり、制御器チップ
の主プログラム・カウンタまたは命令デコーダに結合す
るため入力アドレスを受信するのに用いられる。複数個
の専用試験入力315が備えられ、好適実施例では4個
の専用試験入力を利用する。
【0040】最低1個のプリントI/O通信ライン32
4が好適実施例に備えられている。好適実施例にある複
数個の両方向性I/Oライン330、すなわちI/O
1,2,4,8は図8から図10までに示されたような
別々のRAM、ROMまたは周辺集積回路のような集積
回路の外部ソースに対する両方向の通信を与える。好適
実施例では、図17から図18までに示されたアドレス
・デコード論理は、23より大きいRAMレジスタ位置
に応答するように設計されている。もちろん制御器に用
いられるRAMレジスタの数により、また制御器に用い
られる母線の構造により、アドレス・デコード論理の他
のアドレス指定方式が可能である。好適実施例では、組
み合わされるアドレス・デコードは選択/Rライン30
0、共通ライン320、Kライン310、プリントI/
Oライン324、I/Oライン330、および時間記録
装置350の一部を構成する。各組合せアドレス・デコ
ードは、図17および図18の制御母線210に対応す
る内部I/O母線335に結合される。I/O母線33
5は、図17および図18の母線217に対応するメモ
リ・アドレスX/多重化共通ライン母線340、図17
および図18のデータ母線213に対応するデータ母線
341、図17および図18の母線211に対応するタ
イミング制御母線342、図17および図18の母線2
16に対応するメモリ・アドレスZ母線343、ならび
に図17および図18の母線214と215に対応する
表示電圧母線344によって構成される。さらに好適実
施例では、I/O母線に結合される固定論理ブロックお
よびモジュール論理ブロックは、図28および図29か
ら図34までに詳しく示される通り、時間記録論理35
0および組合せデコード360を備えている。I/O母
線335は、制御器集積回路の処理装置部分とI/O母
線335との間の両方向通信用のインターフェース装置
を有する複数個のモジュール回路ブロックおよび固定論
理回路ブロックに結合されている。
【0041】I/O発振器370は、その出力に応じて
表示電圧発生器374に第1出力を与えるとともにクロ
ック制御論理376に第2出力を与えるI/Oクロック
発生器372に結合される出力を供給する。クロック制
御論理376は、I/Oクロック発振器372からの第
2出力および処理装置のクロック入力377の受信に応
じて、タイミング制御母線342に結合される複数個の
タイミング制御出力を供給する。好適実施例では、I/
O発振器370は公称周波数32KHzで作動するRC
制御発振出力を出す。発振器370は、制御器集積回路
の処理装置部分の中にある主処理装置発振器に関係なく
かつ非同期でI/Oクロック発振器372に結合され
て、これを駆動する。
【0042】I/Oクロック発生器372は、異なる周
波数で多位相I/Oクロックを発生させるためにI/O
発振器370からの受信出力を分周する。好適実施例で
は、I/Oクロック発生器372は、8KHzおよび5
00Hzで2個の位相I/Oクロック信号を与え、2m
sごとに共通時間発生器およびマルチプレクサ論理40
0の共通時間発生器373を移動させるのに適したパル
スを供給する。またI/Oクロック発生器372は、好
適実施例において選択/Rライン300を介して高速ハ
ードウエア・キーボード割込みを与えるために用いられ
る第3共通時間ごとに125msパルスを発生させる出
力を供給する。この出力は表示電圧発生器374に結合
されて、ハードウエア・キーボード割込みを外部表示装
置のすべての表示セグメントに同じように影響させる。
【0043】共通時間発生器およびマルチプレクサ論理
400は図24に詳しく示されている。共通時間発生器
373およびマルチプレクサ375は、好適実施例にお
いて2ビット・シフト・カウンタを構成し、システムの
4つの共通時間に対応する4つの状態を持っている。カ
ウンタのシフト速度は機械状態制御モード・ラッチ37
1からの出力に応じてマルチプレクサ375により選択
され、2msの表示速度で、または処理装置の内部命令
サイクル速度、好適実施例では15μsでシフトする。
共通時間発生器373は、選択データ・ラッチ405お
よびバッファ407に結合される複数個の出力を供給す
る。バッファ407からの出力はメモリ・アドレスX母
線/共通母線340に結合される。好適実施例では、X
デコード・プログラム可能論理アレイ(PLA)410
は、制御器集積回路の処理装置部分から受信した5ビッ
トRAM Xレジスタ・アドレスをメモリ・アドレスX
母線340の両立し得る出力にコード化して、I/O母
線335に沿って特定のアドレス指定バッファを選択す
る。好適実施例では、PLA410は11000(基数
2)より大きなXアドレス専用のアクチブ・デコードを
与える。PLA410の出力は、メモリ・アドレスX母
線340に結合される出力を与えるアイソレーション・
バッファ411に結合される。
【0044】選択データ・ラッチ405は、選択バッフ
ァ300にクロック・インすべき文字データを記憶する
複数個の単ビット・ラッチから成る。このデータは、ラ
ッチが共通時間発生器373によって選択されるとき、
処理装置の内部データ母線xおよびyを介して制御器集
積回路の処理装置部分から受信される。選択データ・ラ
ッチ405は、在来の出力プログラム可能論理アレイに
取って代わる。文字データは、集積回路の主読取専用メ
モリ内の命令の即時フィールドにある1組の命令にコー
ド化された探索表(Look up table)に記
憶される。それぞれ個別の表示要求で要求されるデータ
のみが記憶され、ROMコードの変更によって変えられ
る。選択データ・ラッチ405からのデータ出力は、共
通時間発生器373から受信される出力に応じてラッチ
405から、正しい順序で選択/Rバッファ300に選
択的にストローブされて、データ母線341を介して結
合する選択/Rバッファ300の4ビット・ラッチ30
1に記憶される。さらに、データ母線341は制御器集
積回路の処理装置部分から内部データ母線の1つまで両
方向バッファ・インターフェース409に結合される。
エニーキー(anykeys)・ラッチ420は、Xデ
コードPLA410からの出力に結合されるとともに処
理装置の多重化PZアドレス母線からの信号を結合する
バッファ421からの出力に結合される。エニーキー・
ラッチ420は、これがセットされるとき、好適実施例
の第1供給電圧VDDにすべての選択/Rライン300
の出力を結合させるハードウエアまたはソフトウエア制
御ラッチであることができる。またエニーキー・ラッチ
420は、Kライン310プルダウン・トランジスタを
も能動化することができる。好適実施例では、エニーキ
ー・ラッチは処理および表示モード中にのみセットされ
る。一般に、エニーキー・ラッチ420は所定のセット
およびセット命令実行に応じてセットならびにリセット
される。エニーキー・ラッチ420からの出力は表示電
圧発生器374に結合される。
【0045】表示電圧発生器374は機械状態モード制
御ラッチ371、共通時間発生器373、エニーキー・
ラッチ420、およびI/Oクロック発生器372から
の入力を受信するように結合される。表示電圧発生器3
74は、表示電圧母線344に結合される出力を供給す
る。本質的に、表示電圧発生器374は次の2つの目的
にかなう: (1) 1/4デューティ・サイクルの作動に必要な多
電圧基準出力(好適実施例ではVDD、2/3VDD、1/
3VDD、およびVSS)を作るため、および (2) 電圧基準間で液晶表示駆動電圧母線344をス
イッチし、かつ液晶表示装置に結合するようにOVDC
オフセット電圧と共に公称62.5HzのAC波形を供
給するため。中間電圧は図39に詳しく示される通り、
受動抵抗分圧器チェーンを介して作られる。低インピー
ダンス分圧器チェーンは表示電圧が変化するとき各共通
時間の最初の5%に使用され、その時間後は高インピー
ダンス・チェーンを使用して好適実施例において電圧レ
ベルを定常に固定させる。
【0046】クロックおよび制御論理376は、I/O
クロック発生器372、処理装置クロック母線377、
ならびに制御器集積回路の処理装置部分から入力を受信
するように結合される。
【0047】クロックおよび制御論理376は、制御器
集積回路の処理装置部分を通信用のI/O部分に同期し
てインターフェースさせるように、いろいろなタイミン
グおよび制御信号を作る。またクロックおよび制御論理
376は集積回路のI/O部分の所望の部分をも選択的
に活性化して、制御ラッチ371からの出力に応じて処
理装置が不活性のときこれらの部分を静組合せ論理とな
るようにし、それによって共通時間発生器373によっ
てのみ駆動されるときI/Oに情報を表示させる。
【0048】好適実施例では、I/O母線335は、デ
ータ母線335を含む4本のデータ・ラインと、X/共
通母線340を含む4本のメモリ・アドレスX/共通ラ
インと、PZ母線343を含む4本のPZラインと、タ
イミングおよび制御母線343を含む6本のクロック/
制御ラインと、表示電圧母線344を含む4本の表示電
圧ラインと、主電力母線を構成する2本の電力ラインと
から成る。各バッファ・バッファの組、またはI/O母
線335に結合される特殊回路は個々のアドレス・デコ
ード回路を含むので、各個のバッファまたは特殊回路は
I/O母線335から自らのアドレスを直接デコード
し、これはここで説明される通りまたは任意な他の形の
アドレス・デコード装置により、非相補形信号デコーダ
を使用することができる。各バッファまたは特殊回路と
組み合わされる個々のアドレス・デコードのこの特徴
は、ハードウエア・アドレス・デコード回路を変えるだ
けでバッファ・アドレスまたはバッファ位置の変更を容
易にする。好適実施例では、ハードウエア・アドレス・
デコードはイオン注入、金属マスク、ゲート・マスク、
モート・マスク、またはその組合せによる処理中、ある
いは電気プログラミングによる処理後にプログラムが可
能である。
【0049】図26に詳しく示されるデータ母線341
は、両指向性多ビット母線である。好適実施例では、デ
ータ母線381は4ビット母線である。母線335およ
び処理装置の内部母線に結合されるバッファに出入する
データ転送は、データ母線341によって生じる。
【0050】図26に詳しく示されるPZアドレス母線
343は、処理装置から受けたメモリ・アドレスを、そ
れがデコードされる母線335に結合される個別バッフ
ァに結合する。好適実施例では、PZアドレス母線34
3は、図24に詳しく示される多重化PZアドレス・バ
ッファ421からの出力として、処理装置の4ビットR
AM語アドレスに結合される。
【0051】図26に詳しく示されるメモリ・アドレス
X/共通ライン母線340は、多目的にかなう単指向性
母線である。好適実施例では、メモリ・アドレスX/共
通母線340は、4つの目的にかなう4ビット単指向性
母線である。まず、処理装置がI/O部分と通信してい
るとき、図27に詳しく示されるXデコードPLA41
0からの出力としてコード化されたレジスタ・データ
は、処理装置の命令サイクルの最初の半分の間デコード
のために選択された個々のバッファに結合するように、
メモリ・アドレスX/共通母線340に結合される。第
2に、処理装置が選択/Rバッファ300と通信してい
て、Rライン・データをロードするような場合、タイミ
ング信号は処理装置のサイクルの第2の半分の間バッフ
ァの4ビット・ラッチ301にデータをストローブする
ように、選択/Rバッファ300に送られる。第3に、
計算機システムが情報を表示している間、共通時間発生
器373はメモリ・アドレスX/共通母線340を利用
して、ストローブ出力を共通バッファ320に結合し、
データを表示装置に結合するが、その間に4ビット選択
ラッチ301からの適当なデータを選択/Rバッファ3
00に、またそこから外部装置に同時にストローブす
る。最後の第4に、処理装置が選択データ・ラッチ40
5または母線トランシーバ409を介して処理装置の内
部母線から選択データをロードしているとき、共通時間
発生器373はメモリ・アドレスX/共通母線340を
利用して、データ母線341からのデータを選択/Rバ
ッファ300の1つの出力を介して4ビット・ラッチ3
01の適当なビットにストローブする。
【0052】図27に詳しく示される時間および制御母
線342は、I/O母線335に結合されるバッファの
アドレス指定、データ転送、および読取り/書込み操作
を実行するのに必要ないろいろなクロックおよび制御信
号から成る。好適実施例では、図25および図27に詳
しく示される表示電圧母線344は、4つの時間ととも
に変化する波形を表示電圧発生器374からの出力とし
て、共通バッファ320および選択/Rバッファ300
に結合し、1/4デューティ・サイクルの液晶表示を適
当に多重化する。
【0053】共通バッファ320は母線335に結合さ
れる。共通バッファ320は、スイッチされる時間とと
もに変化する波形を、共通時間発生器373によって定
められる周波数で液晶表示の後面に結合する。
【0054】図26および図27に詳しく示される選択
/Rバッファ300は、I/O母線335に結合され
る。選択/Rバッファ300は、スイッチされる時間と
共に変化する波形を、共通のタイム・レートで同期して
液晶表示の前面に結合し、液晶表示に現れる所望データ
の可視表示を有効にする。液晶表示の個々のセグメント
は、選択/Rバッファ300の4ビット・ラッチ301
に記憶されるデータにより、ターン・オンまたはターン
・オフされる。また、選択/Rバッファ300からの出
力は、システム設計によって課せられるソフトウエアお
よび電気的制限を受ける論理レベル出力ラインにも利用
される。
【0055】図24および図27に詳しく示されるKラ
イン・バッファ310は、好適実施例では、メモリ・ア
ドレスX/共通母線340、データ母線341、タイミ
ングおよび制御母線342、およびPZ母線343に結
合される。Kライン・バッファ310は外部供給入力に
結合して、I/O母線335に結合するための論理レベ
ル入力を与える。好適実施例では、Kライン・バッファ
310には活性プル・ダウン装置がある。好適実施例で
は、Kライン310は周期的にキーボードをサンプルす
るのに用いられる。さらに、Kライン・バッファ310
が結合されるパッド311は、計算機システムが試験モ
ードにあるとき4ビット試験データ出力用の出力結合器
としても役立つ。
【0056】プリントI/Oバッファ325は、図26
および図27に詳しく示されるI/Oバッファ335に
結合される。プリントI/Oバッファは、外部プリンタ
ー制御器集積回路と通信するように設計されている。好
適実施例では、プリントI/Oバッファ325は、パル
ス幅変調直列データ送信法と共に使用される。プリント
I/Oバッファ324にはアドレス・デコード、増幅
器、およびそれに取り付けられるラッチ331が含ま
れ、ラッチ331は図43について詳しく説明される通
り、所望の通信プロトコールにしたがって直列I/Oラ
インにより伝送される最終固定論理レベルを記憶する。
【0057】図26および図27に詳しく示される外部
I/Oバッファ330は、制御器集積回路の外部回路と
共に両指向性の通信を与える。I/Oバッファ330と
共に、組合せアドレス・デコード、バッファ増幅器、お
よび図43について詳しく説明されるI/Oプルダウン
・ラッチ331が含まれている。
【0058】エニーキー・ラッチ420は図25に詳し
く示される通り、ソフトウエア制御ラッチであり、ラッ
チ420がセットされるとき好適実施例の正供給電圧V
DDまですべての選択/Rパッドをプル・ダウンする。
さらに、エニーキー・ラッチ420はKライン・プルダ
ウン装置を駆動することができる。エニーキー・ラッチ
420は、制御器集積回路がモード・ラッチ371から
の出力によって定められるような特定の電圧モードにあ
るとき、所定の第1レジスタ・アドレスがデコードされ
てから実行される複数個の命令のどれによってもセット
される。好適実施例では、エニーキー・ラッチ420
は、計算機システムが処理表示モードにあるときXレジ
スタ30のアドレス指定後に実行されるどんな命令によ
ってもセットされる。エニーキー・ラッチは、所定の第
2の値よりも少ないXレジスタのアドレス受信に応じて
リセットされる。
【0059】好適実施例では、図21および図22に示
されるI/O部分は、RAMメモリの処理装置までの延
長およびソフトウエアにより定められる命令まで延長と
して現れる。I/O部分は、処理装置の読取り/書込み
メモリ(RAM)をアドレス指定する同じメモリ・ポイ
ンタによってアドレス指定される。好適実施例では、多
重メモリ・ポインタ装置が用いられる。データ転送の極
性は、処理装置のRAMを制御する同じ読取り書込みマ
イクロコードによって定められる。第4−1表は、図2
1、図22に示されるバッファの好適実施例におけるバ
ッファ・アドレス指定をまとめたものである。第4−1
表から見られる通り、エニーキー・ラッチ420は、モ
ード制御ラッチ371の主発振ラッチ(MO)が活性レ
ベル出力を供給しかつX/共通母線340で受信したX
レジスタ・アドレスが24未満のアドレスを含むとき、
リセットされる。エニーキー・ラッチ420は、モード
制御ラッチ371の表示モード(DM)および主発振ラ
ッチ(MO)がいずれも活性出力を与えるときセットさ
れ、かつX/共通母線340に現れるアドレス出力は3
0である。選択データ・ラッチ405は、X/共通母線
340からの受信アドレスが27であるとき、マイクロ
コード・ビットBXMXが活性論理レベル(1)である
とき、および制御モード・ラッチ371のMOラッチが
活性出力を与えるときに書き込まれる。プリントI/O
バッファ325は、X/共通母線340がアドレス28
を含むとき、マイクロコード・ビットBXMYが不活性
(0)すなわちロー(Low)論理レベルであるとき、
マイクロコード・ビットMYMXが活性すなわちハイ
(High)論理レベルであるとき、および制御モード
・ラッチ371のMOラッチの出力が活性出力レベルで
あるときに書き込まれる。プリント・バッファは、X/
共通母線340がアドレス28を含むとき、マイクロコ
ード・ビットMXBYが活性論理レベルであるとき、マ
イクロコード・ビットBYMXが不活性論理レベルであ
るとき、およびモード制御ラッチ371のMOラッチか
らの出力が活性レベルであるときに読み取られる。選択
データ・ラッチ405からの出力は、X/共通母線34
0がXレジスタ・アドレス29を含むとき、PZ母線3
43が語アドレス000−1011(2進)を含むと
き、マイクロコード・ビットMXBYが不活性レベルで
あるとき、マイクロコード・ビットBYMXが活性レベ
ルであるとき、およびモード制御ラッチ371のMOラ
ッチからの出力が活性論理レベルであるときに、選択/
Rバッファ300に書き込まれる。Kライン・バッファ
310の4個の最上位のビットKA−KDは、X/共通
母線340がXレジスタ・アドレス30を含むとき、P
Z母線343が語アドレス0011または1011(基
数2)を含むとき、マイクロコード・データ・ビットM
XBYが活性論理レベルであるとき、マイクロコード・
ビットBYMXが不活性論理レベルであるとき、および
モード制御ラッチ371のMOラッチの出力が活性論理
レベルであるときに、読み取られる。さらに、X/共通
母線340がアドレス30を含むとき、およびPZ母線
343が語アドレス0100または1100を含むと
き、マイクロコード・データ・ビットMXBYが活性論
理レベルであるとき、マイクロコード・データ・ビット
BYMXが不活性論理レベルであるとき、およびモード
制御ラッチ371のMOラッチが活性出力レベルである
ときに、Kライン・バッファ310からの最下位ビット
KE入力はデータ母線341に読み取られる。最後に、
X/共通母線340がレジスタ・アドレス31(基数1
0)を含み、PZ母線343が語アドレス0000−0
101または1000−1011(基数2)を含むと
き、マイクロコード・データ・ビットMXBYが不活性
であるとき、マイクロコード・ビットBYBXが活性で
あるとき、およびモード制御ラッチ371が活性MO出
力と不活性DM出力とを供給するとき、選択/Rバッフ
ァ300はRデータと共に書き込まれる。
【0060】第4−2表は、X/共通母線340アドレ
ス、選択アドレス、およびRライン・アドレスの間の関
係を示す好適実施例のための選択/Rアドレス指定を示
す。第4−3表は好適実施のための選択/R多重化を示
す。第4−3表から、PZ母線343が0アドレスを含
むとき、選択アドレスSOAとSOBまたは出力R0−
R3のいずれかが、選択バッファあるいはRバッファの
いずれがアドレス指定されているかによって選択され
る。Rライン・アドレスがPZ母線343の出力=8で
始まり繰り返されるのは、好適実施例において任意の与
えられた時間に4本のRラインの選択が与えられるよう
に、制御情報のデコード中にPZ母線343の最上位の
ビットが無能にされるからである。第4−2表に示され
る通りRライン・アドレスは、特定のRラインが結合さ
れるデータ母線341のビットの下に書き込まれる。第
4−3表は、好適実施例のための選択およびRライン・
アドレスの正確な一致を示す。例えば、デコードに関す
るかぎり選択ライン1BはRライン5に相当する。
【0061】図23には、図24から図27までのレイ
アウトの相互関係が示されている。図24から図27ま
でに、共通時間発生器373、マルチプレクサ375、
およびバッファ407を含む共通時間発生論理400が
示されている。さらに、PZ母線バッファ421が示さ
れている(図24)。処理装置内部母線とI/Oデータ
母線341との間のインターフェース・トランシーバ4
09が図24および図26に示されている。アドレス・
デコード装置325および組み合わされる共通バッファ
320が図24および図25に示されている。処理装置
クロックと共通母線との間のインターフェース415が
図25に示されている。エニーキー・ラッチ420が図
25に示されている。XデコードPLA410も図25
に示されている。選択データ・ラッチ405が図26に
示されている。データ母線341、タイミングおよび制
御母線342、PZ母線343、ならびにメモリ・アド
レスX/共通母線340が図26および図27に示され
る一方、表示電圧母線が図27に示されている。Kライ
ン・バッファおよび組み合わされるデコード310と3
12、I/Oバッファ330および組み合わされるデコ
ード、プリントI/Oバッファ324および組み合わさ
れるデコード、選択/Rバッファおよび組み合わされる
デコード300、ならびに4ビット・ラッチ301が図
26および図27に示されている。
【0062】図28には、図29から図34までの相互
関係が示されている。図22の時間記録論理350およ
び組み合わされるアドレス・デコード360は図29か
ら図34までに詳しく示されている。さらに詳しく述べ
れば、時間記録論理350は図29から図34までに詳
しく示され、組み合わされるアドレス・デコードおよび
母線335に対する結合は図29と図32に示されてい
る。
【0063】図35には、図36と図37の相互関係が
示されている。図36から図38までには、図22につ
いて説明されたようなI/O発振器370、I/Oクロ
ック発生器372、およびそれと組み合わされる論理の
詳細な接続図が示されている。主(処理装置)発振器3
70、および組み合わされる分割論理373ならびに速
度選択論理375が図36に示され、I/O発振器37
0の主発振器部分が図38に示されている。I/Oクロ
ック発生器372が図38に示されている。
【0064】図39には、図22の表示電圧発生器37
4が詳しく示されている。また図39には図に用いられ
るキーが示されている。
【0065】図40には、I/O母線335に結合され
るとともに図21、図22の個々の組合せバッファに結
合されるアドレス・デコード装置のブロック図が示され
ている。図40から図42までは、図21と図22、お
よび図24から図27までの母線335に結合されるア
ドレス・デコード回路(すなわち325,312,36
0など)の詳細な接続図を示す。図40から、非相補形
アドレス入力525を持つアドレス・デコード回路は、
アドレス入力525を受信するとともに受信されたアド
レス入力525から所定の組合せで第1論理レベルをデ
コードするのに応じて活性(アクティブ)第1デコード
出力529を選択して供給する第1デコード回路装置を
含んでいる。第2デコード回路装置540はアドレス入
力を受信するためにアドレス入力525に結合され、ま
た第1デコード装置530に結合される。第2デコード
装置は、(1)受信したアドレス入力から所定の組合せ
で第2論理レベルをデコードすると同時に、(2)第1
デコード装置530から活性第1デコード出力529を
受信することに応じて、活性デコード出力545を選択
して供給する。それによって活性第2デコード出力54
5は、所望の所定組合せであるアドレス入力を表わす。
好適実施例では、第1デコード装置530および第2デ
コード装置540は、第1および第2論理レベルで所望
の所定組合せの選択を与えるようにプログラム可能であ
る。すなわち、第1デコード装置530および第2デコ
ード装置540は、集積回路の処理中にハードウエア・
プログラミングによって選択的にプログラムすることが
できる。非相補形アドレス入力を持つアドレス・デコー
ド回路520はさらに、第1クロック出力524および
第2クロック出力523を供給するクロック回路装置5
22を含むことがあり、前記クロック装置522はそれ
ぞれ01、および02について図42に示される通り、
それぞれ第1ならびに第2活性時間間隔を持つ活性第1
および第2クロック出力524と523を供給する。さ
らに、アドレス・デコード回路520は、第1および第
2電圧レベルV1 とV2 でそれぞれ第1電圧出力527
と第2電圧出力528を供給する電力装置526を備え
ている。第1デコード装置530の中にある第1事前充
電回路533は、電力装置526の第1電圧出力527
に結合されるとともに、電力装置526の第1電圧出力
を選択的に供給するためクロック装置522の第1クロ
ック出力524に結合され、また第1活性時間間隔の活
性(第1電圧レベル)クロック出力部分の間第1プリチ
ャージ出力546を選択的に供給するためクロック装置
522の第1クロック出力524に結合される。第1デ
コード装置530の中にある第1放電回路装置531
は、電力装置526の第2電圧装置528に結合される
とともに、第1デコード装置530の中にある第1論理
装置532からの受信入力547を選択的に結合するた
めクロック装置522の第1クロック出力524に結合
されかつ活性第1クロック出力524の受信に応じて第
2電圧出力528に結合される。第1論理回路装置53
2は第1プリチャージ装置533の出力546に結合さ
れて、第1ディスチャージ装置531に結合される出力
547を供給する。第1論理装置は、アドレス入力52
5の所定の第1組合せの受信に応じて、第1ディスチャ
ージ装置531に結合される出力547から受信した第
1アリチャージ装置出力546を選択的に分離する。
【0066】第2デコード装置540はさらに第2事前
充電回路装置544を備えているが、この第2事前充電
回路装置544は電力装置526の第1電圧出力527
に結合されるとともに、クロック装置522の第2クロ
ック出力523に結合されて、図42の信号φ2につい
て示される通り第2活性時間の持続中第2事前充電出力
548を、また活性第2クロック出力523の受信に応
じて第1電圧レベルで第2プリチャージ出力548を選
択して供給する。
【0067】第2放電回路装置541は電力装置526
の第2電圧出力528に結合され、またクロック装置5
22の第2クロック出力523に結合されて、受信信号
549を活性第2クロック出力523の受信に応じて第
2電圧出力528に選択結合する。第2論理回路装置5
42は第2ディスチャージ装置541に結合されて、分
離装置543から信号549を介して受信された入力5
50をアドレス入力の所定の第2組合せの受信に応じて
第2放電装置541の入力に選択結合する。分離装置5
43は第2論理装置542に結合されて、下記に説明さ
れる通り第2論理装置542からの受信入力550を選
択結合する。また分離装置543は第2プリチャージ装
置544からの出力548にも結合され、また第1論理
回路装置532からの第1デコード出力529にも結合
される。分離装置543は、受信アドレス入力525で
所定の組合せを受信するデコード回路520を表す出力
545を与える。分離装置543は、第2論理装置54
2が受信入力550を第2ディスチャージ装置入力54
9に結合するとき、活性第1デコード出力529を与
え、また第2プリチャージ出力548の受信に応じてデ
コード出力545を与え、それによって分離装置543
は第2電圧出力に結合され、分離装置543からの出力
545は第2電圧出力V2 に結合され、それにより所望
アドレスの真のデコードが示される。
【0068】図21および図22の制御器チップ集積回
路は、複数個のアドレス可能な機能モジュールを有し、
また非相補形アドレス出力525を与えるメモリ・アド
レスX/共通母線340のようなアドレス母線装置と、
第1レベルで第1電圧出力527をまた第2レベルで第
2電圧出力528を図40から図42までに示される通
り与える電力母線装置526とを備えている。第1プリ
チャージ装置533は第1電圧出力527に結合され
て、クロック装置522のクロック出力524によって
定められる通り、第1時間間隔のあいだ第1レベルで出
力546を与える。第1デコード論理装置532はアド
レス入力525に結合されるとともにディスチャージ装
置531を介して第2電圧出力528に結合され、また
プリチャージ装置533の出力546に結合される。第
1デコード装置530は、受信したアドレス入力525
が所定の組合せであるとき、クロック装置522に応じ
て、第1時間間隔の開始に続いて開始する第2時間間隔
のあいだ、第1レベルで第1デコード出力529を選択
供給する装置を含む。さらに第1デコード装置530
は、受信したアドレス出力が所定の組合せでないとき、
第2時間間隔のあいだ第2レベルで第1デコード出力5
29を選択供給する装置を含む。第2プリチャージ装置
544は第1電圧出力527を受信するように結合さ
れ、クロック装置522に応じて第2時間間隔の開始に
続いて開始する第3時間間隔のあいだ第1レベルで出力
548を供給する。第2デコード装置542はアドレス
入力525、第2電圧出力528、および第2プリチャ
ージ装置544の出力548を受信するように結合さ
れ、かつ受信アドレス出力が所定の組合せであるときに
第3時間間隔のあいだ第2レベルで出力545を選択供
給する装置を含むとともに、受信アドレス出力が所定の
組合せでないとき第3時間間隔のあいだ第1レベルで出
力545を選択供給する装置をさらに含む。上述の第
1、第2および第3時間間隔は、図42のφ1、φ2、
およびラッチ・デコード信号波形を見ると一段とよく理
解することができる。
【0069】図41には、図40のアドレス・デコード
回路の詳細な接続実施例が示されている。図40の相当
する機能ブロックは図41に適当に番号づけされてい
る。この好適実施例では、第1デコード装置532は並
列トランジスタ560−563のアレイを有し、アレイ
532の各トランジスタ560−563の入力は独自の
別々なアドレス入力525に結合されている。好適実施
例では、各トランジスタ560−563はプログラムさ
れた第1マトリックス入力に応じて回路を選択的に開く
ことができる。すなわちアレイ532のトランジスタ5
60−563は、マスク・レベル・レイアウトによる処
理中または電気プログラミングによる処理後に選択的に
プログラムされて、第1デコード装置532が応答する
アドレス入力の所定の組合せを形成するようになる。第
2デコード装置542は、直列接続のトランジスタ56
4−567のアレイを有し、各トランジスタ564−5
67の入力は独自の別々なアドレス入力525に結合さ
れ、アレイの各トランジスタ564−567はプログラ
ムされた第2マトリックス入力の受信に応じて選択的に
回路を短絡することができる。第1デコード装置に関し
て上記に説明された方法と同様な方法で、第2デコード
装置のプログラム能力は、マスク・レベルの設計および
レイアウトまたはイオ注入による処理によって、あるい
は電気プログラミングによる集積回路の処理後に、達成
することができる。第1デコード装置532および第2
デコード装置542によって果たされる機能は、デバイ
スが作られる半導体プロセスによって一部定められる。
【0070】Nチャンネル・プロセスでは、第1デコー
ド装置532の機能は、アドレス入力525からの0、
すなわち第2レベル電圧入力の所定の組合せをデコード
することである。この実施例では、個々のトランジスタ
560−563は、対応するアドレス入力525で0を
デコードすることが望まれない場合に開路されるように
選択プログラムされ、0をデコードすることが望まれる
場合に開路されるようにプログラムされず、すなわちア
レイ532においてそのままにされる。アレイ532に
おける非開路トランジスタに結合されるアドレス入力5
25が第2レベル電圧入力を含むとき、デコード論理5
32は第1プリチャージ装置からの出力546を第1デ
ィスチャージ装置531の入力547に結合せず、それ
によって第1デコード出力529を第1電圧出力527
に結合する第1プリチャージ装置533のトランジスタ
570の事前充電作用により第1時間間隔後に第1電圧
レベルとなる第1デコード出力529の放電が防止され
る。第1デコード出力529が第1レベルであるとき、
分離装置543は駆動され、すなわちトランジスタ57
1がターン・オンされ、それによって第2プリチャージ
装置の出力548が第2デコード論理装置542に結合
される。第1電圧レベル出力がアレイ532の非開路ト
ランジスタに結合されるアドレス入力525に存在する
ならば、出力529は第2電圧レベルまでディスチャー
ジされ、それによって分離装置543が無能にされ、第
2プリチャージ出力548は第2デコード装置542に
結合せず、その代わりに第2プリチャージ出力548は
デコード出力545に結合し、誤りデコードを表わす出
力545が第1レベルで作られる。
【0071】このNチャンネルの実施例では、第2デコ
ード装置542の機能は、アドレス入力525で受信さ
れる、すなわち第1電圧レベル出力の所定の組合せをデ
コードすることである。第2デコード装置542のトラ
ンジスタ564−567は直列に接続されており、短絡
トランジスタを事実上永久に選択するように選択的に短
絡をプログラムすることができる。短絡は、プログラム
可能な開路に関する上述の説明と同じ装置でプログラム
することができる。第2デコード・アレイ542の非短
絡トランジスタに結合されるアドレス入力525が第1
電圧レベル(1)であるとき、第2デコード・アレイ5
42のトランジスタが駆動され、それによって分離装置
543からディスチャージ装置541の第2電圧出力5
28に至るディスチャージ通路が作られる。第2ディス
チャージ装置541によるディスチャージ通路は、第2
クロックφ2が第2ディスチャージ装置541を活性化
するまで存在せず、それによって第1デコード装置53
2はその機能を果たすとともにアドレス入力525の状
態により第1デーコード出力を活性または不活性にする
時間を与えられる。アドレス入力の所望の組合せが第1
デコード装置532および第2デコード装置542に与
えられると、分離装置は第2プリチャージ装置544お
よびデコード出力545からのプリチャージ電圧出力5
48を第2デコード装置542に結合するように駆動さ
れるが、これはそれが選択されるので放電装置541を
介して第2電圧528に直列ディスチャージ通路を与
え、それによってデコード出力545は第2電圧レベル
までディスチャージされ、真のアドレス・デコードの表
示が得られる。第1ディスチャージ装置531および第
2ディスチャージ装置541は、それぞれ第1デコード
論理装置532および第2デコード論理装置542の、
それぞれ第1プリチャージ装置533ならびに第2プリ
チャージ装置544による対応するプリチャージの間、
電力供給の分離を作る。別法として、第1プリチャージ
装置533の活性化より前にアドレス母線が低論理レベ
ルまでプリチャージされると、第1ディスチャージ装置
531は除去され、短絡によって第2電圧レベル528
に戻される。
【0072】本発明のPチャンネル実施例では、第1デ
コード論理装置532は第1論理レベル、すなわち1を
デコードする働きをし、また第2デコード論理542は
第2論理レベル、すなわち0をデコードする働きをす
る。第1デコード装置532のトランジスタ560−5
63は、1をデコードしたいと思うアドレス入力525
に結合されたままである。第1デコード装置532の他
のすべてのトランジスタは、アドレス入力525にかか
わらず開路するようにブログラムされる。第1デコード
装置532の非開路トランジスタが結合されるすべての
アドレス・ライン525が第1論理レベルであるなら
ば、第1デコード出力529は、第1デコード装置53
2が第1プリチャージ装置533とディスチャージ装置
531との間に分離を作るので、第1電圧レベルまでプ
リチャージされたままとなる。第1デコード装置532
の非開路トランジスタに結合されるアドレス入力525
のどれにでも第2論理レベルすなわち0が存在するなら
ば、そのトランジスタは駆動され、それによって第1デ
コード出力529は第1ディスチャージ装置531の入
力に結合され、それによって第1デコード出力529は
第2電圧出力レベル528までディスチャージされ、そ
れによって分離トランジスタ571は無能にされ、そし
てデコード出力545は第2プリチャージ装置548の
出力に応じて第1電圧出力レベル527に保たれる。し
かし第1デコード装置532に所望アドレスをデコード
するとき、第1デコード出力529は活性第1電圧出力
レベルであり、そして第2デコード・アレイ542を第
2プリチャージ装置544および出力545に結合する
ように分離トランジスタ543を駆動する。第2デコー
ド装置542の機能は、Pチャンネル実施例において第
2論理レベル、すなわち0のデコードを与えることであ
る。第2デコード装置542のトランジスタ564−5
67は、第1論理レベル、すなわち1であることが望ま
しい所望のアドレス・ラインに相当するアドレス入力5
25に選択結合される。第2デコード装置542にある
残りのトランジスタは、本質的に連続活性化されるよう
に短絡をプログラムされる。第2デコード装置542の
非短絡トランジスタに結合されるアドレス入力525が
第2論理レベル(0)であるとき、これらの入力が結合
されるトランジスタは活性化され、それによって分離装
置543とディスチャージ装置541を介してデコード
出力545(および第1プリチャージ出力548)から
第2電圧出力レベル528までディスチャージ通路が作
られる。第1ディスチャージ装置531および第2ディ
スチャージ装置541は、第1プリチャージ装置533
ならびに第2プリチャージ装置544のプリチャージ時
間のあいだ電力供給の分離を与える。φ1の前に、すな
わち第1プリチャージ装置533が活性化されそれによ
って第1電圧出力が第1デコード装置532および第1
デコード出力529に結合される前に、アドレス入力5
25がハイ、すなわち第1電圧レベルまでプリチャージ
される場合、第1ディスチャージ装置531は不要とな
り、短絡に取って代えることができる。
【0073】本発明のCMOS実施例、すなわち好適実
施例では、第1デコード装置532および第2デコード
装置542の機能は、Nチャンネル(第2レベル・
「真」)またはPチャンネル(第1レベル・「真」)デ
コードのいずれかであるように選択される。さらにCM
OSでは、プリチャージ装置533および544のため
のブートストラップ回路は不要であり、プリチャージト
ランジスタ570および572はデコード回路の残りに
対して相補形にされる。さらにPチャンネルおよびNチ
ャンネルの場合と同様な方法で、アドレス・ライン52
5が第1クロック活性レベルによって第1プリチャージ
装置533の駆動前にデコード回路のオフ状態電圧まで
プリチャージされるならば第1ディスチャージ装置53
1は除くことができる。図42には、図41の回路の信
号タイミング図が示されている。第1クロック出力φ1
は第2クロック出力φ2の前に始まり、デコード・
「真」出力は第2クロック出力φ2の開始に続いて妥当
となる。アドレス・ライン525は、第1クロックφ1
の活性周期が終る前に、また第2クロック出力φ2の活
性周期が始まる前に、有効な「真」・レベルまで達しな
ければならない。さらに、第1プリチャージ装置531
を不要にするようなアドレス母線の任意のプリチャージ
用タイミングが示され、アドレス母線は第1クロック出
力φ1の活性状態の開始前にプリチャージされることが
要求される。。
【0074】図40から図42までについて説明された
本発明の非相補形アドレス・デコードにより、アドレス
母線に備えるべきアドレス・ラインは最小数で済み、し
たがって集積回路にアドレス母線を置く所要スペースが
最小にされる。さらに、電力供給母線がデコード回路の
いずれかの側にありかつアドレス・ライン間にゲートが
なく、トランジスタのみがあるので、アドレス・ライン
間のスペースを最小にした設計およびレイアウトが実施
される。これは極めてスペース効率のよいレイアウトを
与え、バー・サイズを最小にする。このアドレス・デコ
ード方式がアドレス・ラインに加わるのでもう1つの節
約が実現され、それによってアドレス・ライン自体に必
要な面積を越えるデコード回路用の最小バー面積が利用
される。
【0075】再び図27において、I/Oプルダウン・
ラッチ331がこれから詳しく説明される。I/Oバッ
ファ330およびプリントI/Oライン324はおのお
の、母線ラインを制御する他の活性装置が存在しないと
き、装置331が結合される母線ラインの論理レベルを
制御する装置331を含む。これは、I/O母線に結合
される集積回路間に通信プロトコールが存在するとき特
に重要である。I/Oプルダウン・ラッチ331は、プ
ルアップまたはプルダウン抵抗器を必要とせずかつ追加
の制御ラインを必要とせずに結合される母線ラインの不
履行状態を制御する。
【0076】図43には、I/Oプルダウンの好適実施
例は制御器集積回路600の中に含まれるものとして示
されており、I/Oプルダウン・ラッチ331は第2集
積回路602に結合する母線ライン601に結合してい
る。プルダウン・ラッチは別法として別の集積回路であ
ることができる。図27について説明された通り、複数
個のI/Oライン601と、I/Oライン601の1つ
におのおの結合される複数個のI/Oラッチ331とが
ある。さらに複数個の集積回路602があり、各集積回
路はI/O母線ライン601に結合する。好適実施例で
は、読取り/書込みメモリ・ビット609(母線制御メ
モリ・ビット)は、制御すべき母線ライン601に結合
され、透明ラッチを構成する。バイポラまたはMOS技
術における透明ラッチのような透明ラッチの他の形を用
いることもできる。通信プロトコールが制定され、その
場合母線ライン601に書き込む最終集積回路デバイス
600または602は母線ラインを不履行(非動作)条
件にセットしなければならない。しかし本発明は、通信
プロトコールにかかわらず利用することもできる。好適
実施例では、不履行条件は論理0レベルである。母線制
御メモリ・ビット609は、それが母線ライン601に
取り付けられる任意なドライバによってオーバードライ
ブされるようなサイズにされる。すなわち、集積回路6
00または集積回路602の出力バッファ・ドライバ回
路はオーバードライブするとともに、透明ラッチ609
の論理状態をセットする。この方法は、いったんライン
が1または他の論理レベルにセットされると、事実上電
力を消費しない利点がある。好適実施例では、母線ライ
ンをオーバードライブする仕事を容易にするように、唯
一つの母線ライン制御ビット609が任意の与えられた
母線ラインに結合される。集積回路602はRAM、R
OM、または他のI/O集積回路であることができる。
第1ドライバ装置606は第1時間間隔のあいだ母線6
01に現われる固定電圧レベルの出力を与えるが、その
間に制御回路600は母線601により情報を通信す
る。通信が終わると、第1装置はその出力が高・インピ
ーダンス・レベルに流れるようにし、それによって母線
ライン601に現われる電圧をドライバ606に関係な
く浮遊させる。メモリ制御ビット609は母線ライン6
01に結合されるとともに、メモリ・ビット609をオ
ーバードライブする第1装置606の結果として、第1
時間間隔のあいだ第1装置606からの固定電圧レベル
出力を記憶する。相次ぐ時間間隔のあいだ、第1装置6
06が母線601に現われる電圧を装置606に関係な
く浮遊させるとき、母線制御メモリ・ビット609はそ
れが浮遊する非固定出力条件を検出するとき記憶された
固定電圧レベルを母線ライン601に結合する。すなわ
ち、母線601に現われる最終固定電圧レベルは、メモ
リ制御ビット609に記憶されたような、母線601に
結合される任意の集積回路600または602からの出
力であり、また記憶された固定電圧レベルは、集積回路
600および602のいずれも固定電圧レベル出力を与
えていないとき母線601に再出力され、すべてが母線
を浮遊状態にする。このI/Oメモリ・ラッチの特徴
は、マイクロプロセッサ、計算機向きシステム、計算機
システム、および母線向きシステムにおいて特に重要で
ある。すなわち、本発明のI/Oメモリ・ラッチは図1
から図7までおよび図8から図10までについて説明さ
れた計算器システムで実施され、またここに開示された
他の発明との組合せにおいても利用される。制御器集積
回路とメモリ集積回路との間の通信は図8から図10ま
でに示される通りI/O母線330を介して行われ、追
加の集積回路602はI/O母線に結合されるメモリ集
積回路103−107である。
【0077】再び図4から図7までを見ると、また図2
1、図22、および図26、図27、ならびに図43に
ついて詳しく説明された通り、図4から図6までの制御
装置30はそこに現われる指令、アドレス、またデータ
のいずれかの信号を持つ4ビット両向性母線によって図
4から図6までのメモリ装置50に結合されるが、前記
信号の1個だけは図8から図10まで、図21、および
図26と図27の母線330として示される通り任意な
時間母線に現われる。図4から図6までの処理(制御)
装置30および図8から図10までの制御器100−1
02は共通母線330に結合され、前記共通母線に前記
指令、データ、およびアドレス信号の選択されたものを
選択的に送り(出力し)、前記処理装置は共通母線から
の前記指令、データ、およびアドレス信号のある1つを
受信する装置を含む。メモリ装置(図4から図6までの
50;図2の13,15,22,および23;ならびに
図8から図10までの103,104,105,10
6,および107)は前記共通母線を介して前記処理装
置に結合され、前記メモリ装置はデータを記憶しかつ出
力する装置を具備する。メモリ装置は、前記指令信号の
独自なサブセットの1つの受信に応じて前記処理装置と
共にデータを選択的に転送(出力または記憶)する装置
を具備する。メモリ装置は読取り専用または読取り書込
みメモリを含み、またはその両方を含むことがある。好
適実施例では、処理装置をさらに活性チップ選択制御信
号を選択供給する装置を具備し、メモリ装置は活性チッ
プ選択制御信号が受信されるときのみ前記指令信号の前
記独自のサブセットの前記1つに応動する。好適実施例
では、チップ選択信号は共通母線から分離したメモリ装
置に結合される。さらに好適実施例では、クロック信号
は処理装置からなおもう1つの別な母線によりメモリ装
置に結合され、メモリ装置は前記受信クロックと同期し
てデータを記憶しかつ送信する。
【0078】図44には、信号波形タイミング図が示さ
れている。本発明で実施される共通母線用の信号転送プ
ロトコールが図44に示されている。図45から、本発
明の通信プロトコールに関する状態指令表が示されてい
る。図44(A)から図44(E)までのタイミング波
形および図45の状態変換表は、共に見比べることによ
っておのおの最も良く理解される。図45の特に順序状
態00−OFから、チップ選択制御信号が0(不活性)
論理レベルでありかつ共通母線330に応動しないかぎ
り、チップ選択が結合されるメモリ・チップは削除され
ることが示されている。図45の順序状態10から、特
定のメモリ装置に結合されるチップ選択が論理の1レベ
ルであるとき、共通母線は前記特定メモリ装置について
選択されることが示されている。チップ選択が論理の1
(活性)レベルでありかつ共通母線I/OラインI/O
1,I/O2,I/O4およびI/O8がすべて論理の
0レベルであるとき、共通母線「ノー・オペレーショ
ン」状態である。図44のクロック・サイクルt1 およ
びt4 * から、ノー・オペレーション条件は指令順序終
了と次の指令順序開始との間のタイム・ラグにより、1
サイクルからNサイクルまでの長さになることが分か
る。図43について説明した通り、指令順序が完了する
と、指令に応動する装置は共通母線をノー・オペレーシ
ョン状態にし、その後その出力は図70の711Dおよ
び図84の889Dについて詳しく説明される0出力回
路を介して高インピーダンスに進む。図43について説
明したI/Oラッチ・インベンションは、前記メモリ装
置の出力ラインが高インピーダンス状態になってから、
共通母線ノー・オペレーション状態の信号レベルに保
つ。指令がデコードを開始されるのは、チップ選択が論
理の1レベル(活性)であるとき、および図44と図4
5に示される好適実施例で共通母線I/O1の所定ビッ
ト位置か論理の0レベルから論理の1レベルにスイッチ
するとき、ならびに共通母線の前の状態がノー・オペレ
ーション状態であったときである。これらの条件は指令
開始の変換を規定する。共通母線の残りのビット位置
は、指令開始変換の検出により実行すべき命令を規定す
る。図45に示される通り、順序状態アドレス18−1
Fで、本発明のメモリ装置が応答する指令(指令サブセ
ット)はアドレス・ロード指令、アドレス・リード指
令、メモリからの2デイジット・リード指令、メモリか
らの16記憶デイジット・リード指令、およびメモリ装
置に読取り書込みメモリが含まれる場合は追加の2つの
指令、すなわちメモリへの2デイジット・ライト指令お
よびメモリへの16デイジット・ライト指令などを含
む。図44には、本発明の好適実施例に用いられる母線
の通信プロトコールが示されている。図44(C)から
図44(F)までは共通母線に対応し、図44(B)は
特定のメモリ装置に結合されるチップ選択ラインに対応
し、図44(A)は処理装置からメモリ装置に結合され
るクロック信号に対応する。各時限t1 −t7 は図44
(A)のクロック信号と同期されている。時限t1
は、チップ選択信号は論理の1レベルであり、I/O母
線はすべてのビット位置で論理の1レベルであり、共通
母線はノー・オペレーション状態指令を含む。時限t1
のノー・オペレーション状態に続き、時限t2 はその開
始時におけるI/O1の変換(指令開始変換)によって
トリガされる共通母線の信号の指令デコード状態を示
す。図44(D)から図44(F)までのI/Oライン
は、図46から図48までに説明される通り、図45の
状態19−1Fの通信プロトコールによりメモリ装置内
の指令デコード回路によって解読される。時限t3
ら、時限t2 の間にデコードされる命令にしたがってデ
ータは共通母線に転送される。かくして、アドレス・デ
ータは、メモリ装置に選択的に転送されて、前記アドレ
ス・ロード指令に応じてチップ・プログラム・カウンタ
ーにロードされ、またはメモリ装置プログラム・カウン
タの内容は、メモリ装置プログラム・カウンタから前記
アドレス・リード指令に応じて共通母線に選択的に読出
され、あるいはデータの多重デイジットは前記2デイジ
ット・リードおよび16デイジット・リード指令に応じ
てメモリ装置の記憶から選択的に読み出され(検索さ
れ)、またはデータの多重デイジットは前記2デイジッ
ト書込みおよび16デイジット書込み指令に応じて前記
メモリ装置内に記憶するように選択的に書き込まれる。
時限t3 は可変であり、連続転送(メモリ・サイクル)
の数はデコードされる指令に相当する。時限t4 では、
指令サイクルの完了に続きメモリ装置によって共通母線
はノー・オペレーション状態にされる。このノー・オペ
レーション状態は、前記共通母線に結合される装置がノ
ー・オペレーション状態信号以外の信号を出力するよう
な時間まで、図43のI/Oラッチによって保たれる。
次の指令開始変換が検出されると、それは時限t2 に対
応する時限t5 の指令およびデコード・サイクルの開始
をトリガする。時限t6 は、デコードされる指令による
この時限中にアドレスまたはデータが共通母線に転送さ
れる点で、時限t3 に相当する。図44に見られる通
り、基本指令サイクルを構成するt1 のようなノー・オ
ペレーション状態の時限は、t2 のような指令およびデ
コード時限を、またt3 のようなデータ転送時限を、ま
た最後にt4 * のようなノー・オペレーション状態時限
を伴って、指令サイクルを終了する。
【0079】図46には、図44および図45について
説明された指令プロトコール、図43について説明され
たI/Oラッチ、および図4から図7までならびに図8
から図10までについて説明されたモジュール装置を実
施する装置のブロック図が示されている。図43につい
て説明されたI/Oプルダウン・ラッチを含む制御装置
620は、共通I/O母線622に結合されている。制
御装置620は指令、データ、およびアドレス信号を母
線622に供給する。メモリ装置624はI/O母線6
22に結合されている。メモリ装置はバッファ増幅装置
630、指令デコード装置632、プログラム・カウン
タ634、およびメモリ・アレイ装置636から成って
いる。I/O母線622から受信した信号はバッファ増
幅装置630によって緩衝増幅される。バッファ増幅装
置630からの出力は、指令デコード装置632、プロ
グラム・カウンタ634、およびメモリ・アレイ装置6
36に結合され、バッファ630からの出力は指令デコ
ード装置からの出力信号に応じて指令デコード装置63
2、プログラム・カウンタ634、またはメモリ・アレ
イ636に選択結合する。図46の回路の作動は、指令
プロトコールの完全な1サイクルをたどることによって
一段と良く理解される。I/O母線622に現われる信
号がノー・オペレーション状態にあるとまず想定すれ
ば、制御装置620はメモリ装置624および詳しく述
べればバッファ630に結合される指令信号を母線62
2に出力する。バッファ630からの出力は指令デコー
ド632(命令デコード)に結合され、これは指令開始
変換を検出するとともに特定の受信指令をデコードし始
める。制御装置620からの受信指令に応じて、指令デ
コード632はバッファからの出力をプログラム・カウ
ンタ634またはメモリ・アレイ636に向けるよう
に、活性(アクティブ)デコード出力信号をバッファ6
30に供給する。さらに、受信した指令信号に応じて、
指令デコードは第2群のデコード出力信号の活性な1つ
をプログラム・カウンタに供給し、第3群のデコード出
力信号の活性な1つをメモリ・アレイ装置に供給する。
プログラム・カウンタ634は第2群の指令信号の活性
な1つに応じて、バッファ630から受信したデータを
前記プログラム・カウンタ内のカウンタ・メモリ装置内
に記憶したり、前記カウンタ・メモリ装置からの現在プ
ログラム・カウンタに記憶されたカウント値をI/O母
線622に結合すべきバッファ630に出力したり、プ
ログラム・カウンタに記憶されたカウント値をメモリ装
置636に出力したりする。メモリ・アレイ636は、
バッファ630から受信したデータをプログラム・カウ
ンタの出力により規定された場所に記憶したり、プログ
ラム・カウンタの出力により規定された場所から記憶済
データを、指令デコード632からの出力信号の前記第
3群の受信された活性信号に応じかつプログラム・カウ
ンタ634からの受信された出力に応じて、I/O母線
622に結合するバッファ630に出力する。指令開始
(発生)サイクルが終ると、メモリ装置624はノー・
オペレーション状態の信号を母線622に出力して、シ
ステムに次の指令サイクルを用意させる。
【0080】図47から、図46の一段と詳細なブロッ
ク図が示されている。メモリ装置624は、I/Oバッ
ファ装置630および指令デコード装置632に結合さ
れるI/O制御装置633をさらに含むものとして示さ
れるが、I/O制御装置633はメモリ装置624の内
部にあるデータ母線、アドレス母線、および制御母線の
1つを、指令デコード装置632から受信した第4指令
信号631に応じてI/Oバッファ630を介して共通
I/O母線622に選択結合する。指令デコード装置6
32は、前記指令信号の選択され信号の受信に応じて第
4制御出力631を供給する。さらに、メモリ装置62
4は前記I/O装置630、前記指令デコード装置63
2、および前記メモリ・アレイ636に結合されるラッ
チ装置637をも具備するものとして示されている。ラ
ッチ装置637は、好適実施例において4ビット幅のI
/O母線622に8ビット幅のメモリ・アレイ636を
結合させるデータ語サイズおよび形式変換を与える。こ
の構想は他の語サイズ変換に拡大することができる。別
法として、メモリ・アレイ636はI/O母線622の
語幅と同じ語幅から成るアレイであってもよく、したが
って語サイズ形式変換およびラッチ637を必要としな
い。好適実施例では、集積回路640は同期回路642
およびクロック発生回路644に結合されるメモリ装置
624を具備し、メモリ・アレイ636が読取り書込み
メモリ・アレイである場合、集積回路640はさらに電
力スイッチング回路648を備える。読取り書込みメモ
リの好適実施例では、電力スイッチング回路648はメ
モリ装置624に結合される電力出力649を与える。
好適実施例では、集積回路640はハウジング650の
中に置かれるが、このハウジングは制御装置620を含
むハウジング内のモジュール受け部材に結合および取付
けできるようにしてある携帯式ハウジングである。モジ
ュール650は、クロック発生器644に結合する同期
発振クロック626の結合を与える。クロック発生器6
44は、制御装置620から受信したクロック信号62
6に応じてメモリ装置624に結合されるクロック出力
を与える。さらにモジュール650は、その集積回路6
40の同期回路642に結合する制御装置620からの
チップ・イネーブルすなわちチップ選択出力627に結
合するようになっている。チップ・イネーブル信号62
7に応じて、同期回路642はイネーブル出力をメモリ
装置624に供給し、I/O母線622の信号に応じる
ようにメモリ装置624の内部にある指令デコード装置
とその関連回路を働かせる。さらにモジュール650は
制御装置620の主電源を結合するようになっており、
この電源は制御装置620と共に共通ハウジング内に含
まれる電池であったり、外部電源であることができる。
メモリ・アレイ636の読取り専用メモリ(ROM)の
実施例では(モジュール650がモジュール内に読取り
専用メモリのプラグを持つ場合)、主電源628は集積
回路640に結合され、かつそこからメモリ装置624
に直結される。しかしメモリ・アレイ636の読取り書
込みメモリ(RAM)の実施例では、すなわちモジュー
ル650内に読取り書込みメモリのプラグがある場合
は、主電源628は集積回路640に結合されるが、そ
こから電力スイッチング回路にのみ結合される。さらに
モジュール650の読取り/書込みメモリの実施例で
は、自主電源すなわち電池646がモジュール650の
内部に具備され、図48に示される通り集積回路640
の電力スイッチング回路648に結合されている。電力
スイッチング回路648からの出力は、制御装置620
の主電源628から、またはモジュール650の電池6
46から、メモリ装置624に一定の出力649を与
え、電力スイッチング回路648は主電源628に結合
する前後および結合中に中断されない出力を供給する。
【0081】電力スイッチング回路648は、モジュー
ル650のクロック出力結合器を介してクロック出力6
26に結合される。電力スイッチング回路648は、第
1電源628が電力スイッチング回路648に結合され
て所定数のクロック信号がクロック出力626から受信
され、検出され、そして所定のカウントに達するまで、
またはクロック出力が正しく(絶えず)受信される一定
の時間が終ってから、電力スイッチング回路648によ
りカウントされるとき、主電源628から前記出力64
9を供給する。別法として、電力スイッチング回路64
8が第1電源628に結合されなかったり、電力スイッ
チング回路648が第1電源628に結合されるが所定
数のクロック信号(所定時間中)がクロック出力626
を介して受信されない場合、電力スイッチング回路64
8はモジュール電源電池646から前記出力649を供
給する。かくて、RAMモジュール650は集積回路6
40の中に前記電力スイッチング装置648を具備し、
外部電源628に対する結合の状態にかかわらず、電池
646または外部電源628からメモリ・アレイ636
にある読取り書込みメモリ・セルに非中断電源649を
供給する。この結果、計算機プログラム開発と、同時に
取りはずし可能な運搬式不揮発プログラム記憶ファイル
を与えることとの両方が可能な不揮発、取りはずし可能
な、読取り書込みメモリが得られる。
【0082】好適実施例では、メモリ装置624は制御
装置620からの指令信号に応動し、したがってメモリ
装置624はとりわけ、前記指令信号の中の特定な信号
に応じ、また前記プログラム・カウンタ634からの出
力としての前記アドレス信号に応じて、メモリ・アレイ
636の多数場所へのデータ記憶またはそこからのデー
タ検索を選択的に行う。メモリ装置624は、前記指令
信号の中の他の特定な信号に応動する装置であって前記
指令信号の中の他の第1信号の受信に応じてプログラム
・カウンタ634に前記アドレス信号を記憶しまた指令
プロトコールの一部として単一指令メモリ・サイクルで
前記相当するアドレス信号を記憶する装置を含む前記応
動装置と、前記指令信号の中の前記特定な信号に応じて
制御装置620のクロック出力626に同期される前記
各送受信(転送)されたデータ信号と同期して前記プロ
グラム・カウンタ634を選択的に自動増分する装置と
を具備する。かくて、メモリ装置624は、特定の単一
指令信号に応じて、そのプログラム・カウンタが自動増
分し、データ記憶または検索の多数メモリ・サイクルを
行う。かくて、第1指令信号および前記プログラム・カ
ウンタ634からの相当するアドレス信号出力に応じ、
メモリ装置624は、単一の指令メモリ・サイクル内の
みで、多数メモリ場所からデータを出力する。好適実施
例では、2場所読取り指令信号または16場所読取り指
令信号にそれぞれ応じて、2記憶場所または16記憶場
所からデータを出力する装置がメモリ装置624の内部
に備えられる。さらにメモリ装置624は第2指令信号
および前記プログラム・カウンタ634からの相当する
アドレス信号出力に応じて、メモリ装置624にあるメ
モリ・アレイ636の内部の多数記憶場所に受信データ
信号(好適実施例では逐次転送されたデータ信号)を記
憶する。単一指令サイクルにおいて単一指令信号に応じ
て多数データ信号を記憶する装置は、メモリ装置624
の内部にある2記憶場所に逐次転送された受信データを
記憶するように第3指令信号に応動する装置、およびメ
モリ装置624の内部にある16記憶場所に逐次転送さ
れた受信データを記憶するように受信した第4指令(1
6記憶場所指令に記憶)に応動する装置を備える。上述
のように、メモリ装置624はメモリ・アレイ636の
内部に読取り専用メモリを有することがあるが、その場
合「記憶場所への記憶」命令は適用できない。別法とし
て、メモリ装置624はメモリ・アレイ626の内部に
読取り書込みメモリを有することがあり、その場合メモ
リ装置624は指令の記憶および読取りの両方に応動す
る。集積回路640(および前記集積回路を含むモジュ
ール650)の読取り専用メモリ実施例ならびに読取り
書込みメモリ実施例はおのおの、図47の集積回路64
0に相当する詳細なブロック図および対応する詳細な回
路図について別々に説明される。読取り専用メモリの実
施例は図49から図51まで、図52から図58まで、
図59、および図60から図72までに詳しく示される
一方、読取り書込みメモリの実施例は図73〜図75、
図76から図86まで、図87、ならび図88から図9
0までに詳しく示されている。
【0083】図49には、図47の取りはずし可能な運
搬式モジュール650に示されるような集積回路640
の読取り専用メモリの実施例が示されている。図49の
ブロック素子は図47のブロック素子に相当し、また以
下の図51、図52から図58まで、図59、および図
60から図72までの詳細な回路図のブロック素子に相
当する。図60および図61に詳しく示されるクロック
発生回路730、および図60に詳しく示されるノー・
クロック検出回路740は、図47のクロック発生回路
644に相当する。図60に詳しく示される同期回路7
20は、図47の同期回路642に相当する。図62に
詳しく示されるI/Oバッファ701は、図47のI/
Oバッファ630に相当する。図61に示されるI/O
制御回路750は、図47のI/O制御回路633に相
当する。図62に詳しく示されるイネーブル回路70
3、図62に詳しく示される命令デコード・プログラム
可能論理アレイ(PLA)700、図63に詳しく示さ
れる指令ラッチ702、および図68に詳しく示される
状態カウンタ706ならびに制御論理707は、組み合
わされて図47の指令デコード632に相当する。命令
デコードPLA700はI/Oバッファ701に結合さ
れてそこから信号を受信し、さらにイネーブル回路70
3に結合される。さらに、命令デコードPLA700は
指令ラッチ702に結合されるとともに、状態カウンタ
706および制御論理707に結合される。制御論理7
07の出力は図52から図57までに示される通り、図
47のメモリ・アレイ636に相当するメモリ・デコー
ド回路714およびメモリ・アレイ・セル735に結合
される。さらに制御論理707の出力は図64から図6
7までに詳しく示される通り、図47のプログラム・カ
ウンタ634に相当するBCDプログラム・カウンタ7
04に結合される。BCDプログラム・カウンタ704
からの出力はデコード回路714に結合される。さらに
BCDプログラム・カウンタは、プログラム・カウンタ
のデータを転送する手段を与えるように、I/Oバッフ
ァ701に結合される。図66に詳しく示されるデータ
・ラッチ705は図47のラッチ637に相当する。デ
ータ・ラッチ705はI/Oバッファ701およびデコ
ード回路714に結合される。図49および図68の状
態カウンタ706と制御論理707は図50に一段と詳
細なブロック図で示されている。
【0084】図50には、図47の状態カウンタ706
および制御論理707の細部ブロックが示されている。
状態カウンタ706および制御論理707は図68に詳
しく示される状態カウンタ706と、図68に詳しく示
される1/2タイマ回路713と、図68、図69なら
びに図70に詳しく示される命令リセット終了論理回路
711と、図69に詳しく示されるアドレス・ロード論
理回路727と、図69に詳しく示されるROMイネー
ブル読取り回路712と、図69および図70に詳しく
示されるROM制御回路710と、図70に詳しく示さ
れるデータ・ラッチ制御回路709と、図69および図
70に詳しく示されるアドレス制御読取り論理回路70
8とから成っている。
【0085】図51には、図52から図58までの図面
の相互関係が示されており、これは図47のメモリ・ア
レイ636に相当する読取り専用メモリ・アレイ・セル
735およびそれに組み合わされるデコード回路714
の詳細な回路図である。
【0086】図59には、図60から図70までの図面
の相互関係が示されており、これは図49および図50
について上述したクロック発生器730、ノー・クロッ
ク検出器740、同期回路720、I/Oバッファ70
1、I/O制御論理750、イネーブル回路703、命
令デコードPLA700、指令ラッチ702、状態カウ
ンタ706および制御論理707、データ・ラッチ70
5、ならびにBCDプログラム・カウンタ704の詳細
な回路図である。図71において、ゼロ状態ラッチ回路
機能(共通I/O母線にすべてゼロを置くすなわちノー
・オペレーション状態)は、命令リセット終了論理回路
に含まれる。
【0087】図60から、クロック発生器730、同期
回路720、ノー・クロック検出回路740およびI/
O制御回路750が詳しく示されている。同期回路72
0は、図49に示される制御回路に結合されるチップ・
イネーブル母線に結合する相互接続点722に結合され
る。同期回路は同期出力724およびDISABLE
(反転DISABLE)信号出力725(726)を供
給し、前記信号724,725および726はメモリ装
置640の他のブロック素子に結合する。発振回路は、
制御回路620からのクロック出力に結合されるクロッ
ク信号母線に結合を与える相互接続点732に結合され
る。クロック発生回路730は発振クロック出力OSC
733および反転OSC734を与え、前記信号733
および734はメモリ装置640の他のブロックに結合
する。クロック発生器730は前記同期信号724、前
記DISABLE信号725、および前記反転DISA
BLE信号726を受信する同期回路720に結合され
る。さらに、クロック発生器730はノー・クロック検
出回路740に結合されて、そこからNOCLK信号7
43を受信する。ノー・クロック回路740はクロック
相互接続点732に結合されて、前記NOCLK信号7
43および反転NOCLK信号744を与え、前記信号
743および744はメモリ装置640の他のブロック
に結合し、前記信号743および744はノー・クロッ
ク信号が相互接続点732から受信されていることをト
ルー(true)状態で表わす。クロック発生器730
は前記相互接続点732からのクロック信号の受信に応
じ、またノー・クロック検出回路740からのノー・ト
ルー(no−true)NOCLK信号743の受信に
応じて前記OSC信号733および反転OSC信号73
4を与える。同期回路722が活性(アクティブ)論理
レベルで前記同期信号724を与えるのは、相互接続点
722を介して活性(アクティブ)チップ・イネーブル
信号が受信されるとき、OSC信号733および反転O
SC信号734が活性(アクティブ)でかつ循環してい
るとき、ならびに反転NOCLK信号744が不活性
(インアクティブ)レベルであって、活性循環クロック
信号が受信されていることを示すときである。さらに同
期回路720が前記DISABLE信号725および前
記反転DISABLE信号726を与えるのは、ノー・
クロック信号が受信されて反転NOCLK信号744が
活性(アクティブ)状態で受信されるとき、またはチッ
プ・イネーブル信号が不活性(インアクティブ)状態で
相互接続点722から受信されるときである。クロック
発生回路730はさらにクロック位相信号φ1,反転φ
1,φ2,反転φ2,φ3,φ4,反転φ4,φ5,φ
6,φA,反転φA,φB,反転φB,φC,反転φ
C,φD,および反転φDを供給する多位相クロック発
生回路を具備している。クロック発生器730の多位相
クロック発生器部分は、同期信号724、DISABL
E信号725、および反転DISABLE信号726を
受信するため同期回路720に結合される。さらにクロ
ック発生器730は、φCとφBおよびφAとφBのそ
れぞれのタイミング間に同期リンケージを与える2個の
出力信号反転ENφCならびに反転ENφAを供給す
る。I/Oバッファ701は、それぞれ受信データ語の
最下位ビットから最上位ビットにのぼって結合する相互
接続点742,743,744および745にそれぞれ
結合される。相互接続点742−745は、データ語を
転送するために制御装置620と結合されるI/O母線
336への結合を与える。母線336に現われるデータ
語は、図44から図48までについて前述した通り指令
プロトコールにしたがうように構成される。
【0088】図62から、I/Oバッファ701は受信
したデータ語を命令コードPLA700および指令検出
イネーブル回路703に選択結合する相互接続点742
−745からデータを受信し、I/O1,I/O2,I
/O4,およびI/O8を他の内部回路接続点に転送す
るための追加の出力結合を与える。相互接続点742−
745からメモリ装置640の回路ブロックの残りに対
するデータ語の結合は、図61のI/O制御装置750
から受信されたIN信号の受信に応じて選択的に得られ
る。別法として、I/Oバッファ701はメモリ装置6
40の他の回路ブロック素子から、接続点746,74
7,748,および749を介して信号を受信するが、
これらの接続点は前記の受信信号をI/O制御装置75
0から受信した活性受信OUT信号に応じてそれぞれ相
互接続点742,743,744ならびに745に選択
結合する。制御母線からI/Oバッファに受信されたデ
ータ語は、PLA指令検出イネーブル装置703から受
信したデコード・イネーブル信号698に応じて命令デ
コードPLAに選択結合される。活性(アクティブ)デ
コード信号698が命令デコードPLA700によって
受信されると、受信したデータ語はPLAに結合され、
そこで指令プロトコール順序からの指令としてデコード
される。別法として、命令デコードは探索表(look
up table)その他の方法で行うことができる。
命令デコードPLAの出力は、指令ラッチに結合される
出力を与えるように同期ゲートされる。図62および図
63に示される通り、読取り専用メモリ装置の好適実施
例では、別々の活性デコード出力として命令デコードP
LAから供給されるデコード済指令は、プログラム・カ
ウンタへのロード・アドレス(LA)、プログラム・カ
ウンタからのリード・アドレス(RA)、メモリからの
リード2データ語(R2)、およびメモリからのリード
16データ語(R16)である。応用次第で追加または
異なる指令デコードが与えられる。例えば、図76から
図84までに示されるような読取り書込みメモリ装置の
実施例では、メモリ(W2)への2個の受信データ語書
込み、およびメモリ(W16)への16個の受信データ
語書込みの追加指令が与えられる。指令ラッチ702は
同期装置722に結合されてそこからDISABLE信
号を受信し、またさらにリセット論理711に結合され
てそこからRSTCL信号を受信する。指令ラッチ70
2は、個々の指令デコードおよび同期ラッチ回路77
0,771,772,ならびに773を備えている。ラ
ッチ770はDISABLE信号、RSTCL信号。L
A信号およびRA信号に結合され、また前記信号に応じ
てイネーブル装置703、I/O制御装置750および
他の回路素子に結合するADDならびに反転ADD信号
出力を供給する。ラッチ771はDISABLE信号、
RSTCL信号、R2信号およびR16信号を受信する
ように結合され、またそれに応じて前記イネーブル装置
703および前記I/O制御装置750、ならびに他の
回路ブロックに結合するREADおよび反転READ信
号を供給する。ラッチ772はDISABLE信号、R
STCL信号、およびR2信号を受信するように結合さ
れ、またそれに応じて他の回路ブロックに結合する出力
信号R2および反転R2を供給する。さらに指令ラッチ
702は、前記DISABLE信号および前記LA信号
を受信するように結合されるラッチ773を備え、かつ
それらの信号に応じてロード・プログラム・カウンタ条
件を表わすLOAD信号を供給するが、前記LOAD信
号は前記I/O制御装置750を含む他の回路ブロック
に結合される。再び図61において、I/O制御装置7
50は前記反転ADD信号、前記反転LOAD信号、お
よび前記反転READ信号を受信する前記指令ラッチ7
02に結合される。さらにI/O制御装置750は、前
記同期装置722から前記DISABLE出力信号を受
信するように結合される。さらにI/O制御装置750
は、前記クロック発生器730から前記クロック信号φ
BおよびφDを受信するように結合される。前記受信信
号に応じて前記I/O制御装置750は、出力信号I
N、反転IN、OUT、および反転OUTを供給する。
これらの信号はメモリ装置640の他の回路ブロックに
結合され、特に前記I/Oバッファ装置701に結合さ
れる。再び図62および図63において、出力バッファ
791が好適実施例でI/Oバッファ装置701に利用
されるものとして詳しく示されている。イネーブル装置
703は、前記指令ラッチ702からの前記反転ADD
信号を受信するために結合される。さらに前記イネーブ
ル装置703は、前記同期装置722からの前記DIS
ABLE信号を受信するために結合される。イネーブル
装置703は、前記I/Oバッファ装置701から受信
されたデータ語の最上位のビットI/O8を、前記指令
検出デコード信号698を前記PLA700に供給する
出力に選択結合する。信号I/O8は、クロック発生器
730からのクロック信号(好適実施例における前記ク
ロック信号φ4)に応じてイネーブル装置703の組合
せ論理に選択ゲートされる。前記受信信号に応じて、前
記イネーブル装置703は、命令デコード装置700に
前記I/Oバッファ装置701から前記受信データ語を
受信させかつデコードさせるように、またそれに応じて
活性(アクティブ)デコード制御語出力を与えるよう
に、前記指令検出デコード出力698を供給する。
【0089】状態カウンタ706(図68に詳しく示さ
れている)は命令デコード装置700に結合されて、そ
こからの前記LA′,RA′,R2′,およびR16′
出力を受信する。(ここで、メモリ装置640の読取り
書込みメモリ実施例では、状態カウンタ(図83の87
9)が図77に示される読取り書込みメモリ命令指令デ
コード872から追加のデコード信号出力W2′および
W16′を受信する。)状態カウンタ706に結合され
る命令デコード出力のどれでもが活性(アクティブ)状
態に進むと、状態カウンタ706は前記受信クロック発
生器730の出力φAおよびφCに応じて順序付けを始
めるために作動される。状態カウンタ706の作動は、
多重点で状態カウンタ706に結合されるリセット論理
711(図70)からのRSTSC出力信号にさらに応
動する。RSTSC信号が不活性(インアクティブ)信
号レベルであり、かつ受信された指令デコード出力L
A′,RA′,R2′,またはR16′の1つが活性信
号レベルであるとき、状態カウンタ706は状態カウン
タ出力S0〜S7を供給し、または前記受信されたクロ
ック発生器出力φAおよびφCに応じて、要求される場
合相補信号を供給する。好適実施例における状態カウン
タ706は2重カウント状態カウンタであり、そのクロ
ック順序付け速度は受信されるクロック発生器730の
出力φAおよびφCによって定められる。状態カウンタ
706からのS0出力は、受信されるクロック発生器7
30の出力φAおよびφC′に応じて出力XならびにY
を供給するとともに同期回路720から受信された反転
DISABLE信号に応じて不活性レベルである2除算
(divide−by−two)タイマ回路713に結
合される。1/2タイマ回路713は命令のタイミング
をセットするのに用いられる。リセット論理711は、
図68と図69に示される711A,711Bおよび図
70に示される711Cという3つの主な部品から成
る。リセット論理回路711Aは、指令ラッチ702か
らの反転ADDおよび反転R2出力を受信しかつ状態カ
ウンタ706から反転S1および反転S5出力を受信す
るように結合される。受信された反転ADD命令に応じ
て、リセット論理711Aは状態カウンタの状態5(反
転S5)に同期されるRSTADD信号(アドレス指令
によるリセット)を供給する。さらに、指令ラッチ70
2からの活性反転R2出力の受信に応じて、リセット論
理711Aは状態カウンタ706の第1状態(反転S
1)に同期される出力RSTR2を供給する。リセット
論理711Bは、リセット論理711Aからの出力信号
RSTADDおよびRSTR2を受信するように結合さ
れる。さらにリセット論理711Bは、状態カウンタ7
06からの状態7(S7)出力およびDC′(遅延出力
状態7)出力を受信するように結合される。さらにリセ
ット論理711Bは、同期回路720からの反転DIS
ABLE出力信号、およびクロック発生器730からの
クロック位相出力φAならびにφBを受信するように結
合される。これらの受信信号に応じて、リセット論理7
11Bは状態カウンタ706に結合するRSTSC信号
を供給するとともに、指令ラッチおよび他のブロックに
結合するRSTCL信号出力を供給する。リセット論理
711Cの第3副部分は、前記リセット論理711Bか
らの前記RSTCLおよび前記RSTSC出力を受信す
るように結合される。さらにリセット論理711Cは、
指令ラッチ773からの前記反転READ、反転AD
D、および前記反転LOAD出力を受信し、前記同期回
路720からの前記DISABLE出力を受信し、また
前記クロック発生器730からの前記クロック位相出力
φAを受信するように結合される。リセット論理711
Cは、それに結合される前記受信入力に応じてセンド・
ゼロ出力(反転SZ)を供給する。センド・ゼロ出力
(反転SZ)はゼロ・ラッチ711Dに結合されるが、
前記ゼロ・ラッチ711Dは出力I/O1、I/O2、
I/O4、およびI/O8を供給し、前記出力は接続点
746〜749でI/Oバッファ装置701に結合され
る。ゼロ・ラッチ711Dは、リセット論理センド・ゼ
ロ・デコード回路711Cからの活性レベル・センド・
ゼロ(SZ)信号出力の受信に応じて、I/O1、I/
O2、I/O4、およびI/O8(ノー・オペレーショ
ン状態)でゼロ論理レベル信号出力を供給する。図43
から図48までについて前に説明したとおり、好適実施
例で用いられる指令プロトコールは、次の指令順序に備
えて母線プロトコールをセット・アップするように、ノ
ー・オペレーション(ゼロ論理レベル)状態が指令順序
の終りに共通母線336に加えられることを要求する。
【0090】ロード・アドレス論理回路727は、前記
同期回路720からの前記反転DISABLE信号出
力、前記クロック発生器730からの前記φA出力、お
よび前記指令ラッチ702からの前記反転LOAD信号
を受信するように結合され、また前記受信に応じて、受
信された状態カウンタの出力S0′、S1′、S2′、
S3′、およびS4′を選択ゲートし、前記選択ゲート
された状態カウンタの出力を前記リード・アドレス制御
論理回路708に結合する。前記ロード・アドレス論理
回路727から受信された前記選択ゲートされた状態カ
ウンタ出力に応じ、また前記指令ラッチから受信された
反転ADDおよび反転LOAD出力に応じて、前記リー
ド・アドレス制御論理708はリード・アドレス1(R
ADD1)、ロード・アドレス1(LADD1)、リー
ド・アドレス2(RADD2)、ロード・アドレス2
(LADD2)、リード・アドレス3(RADD3)、
ロード・アドレス3(LADD3)、リード・アドレス
4(RADD4)、ロード・アドレス4(LADD
4)、リード・アドレス5(RADD5)、およびロー
ド・アドレス5(LADD5)の各出力を供給する。こ
れらの出力信号RADD1〜RADD5、およびLAD
D1〜LADD5は図64から図67に詳しく示される
プログラム・カウンタ回路704の制御入力に結合され
る。
【0091】リードROMイネーブル回路712は前記
状態0(S0)出力信号を受信するために状態カウンタ
706に結合され、また前記RSTSC信号を受信する
ためにリセット論理711Bに結合される。活性RST
SC信号が受信されなければ、S0出力信号はイネーブ
ル回路712の中にある内部ラッチをセットする。この
ラッチ出力は、イネーブル回路712の他の組合せ回路
に同期結合される。イネーブル回路712は、指令ラッ
チ702から前記READ出力信号を、また2除算回路
713から前記X出力を受信するためにも結合される。
前記READ、X、およびラッチ出力信号に応じて、イ
ネーブル回路712はイネーブル・リード出力信号(S
D1)を供給する。
【0092】図70に示されるデータ・ラッチ制御回路
709は、前記SD1出力信号を受信するためにリード
ROMイネーブル回路712に結合され、さらに前記ク
ロック発生器730から前記φAおよびφC出力信号を
受信するために前記クロック発生器730に結合され
る。前記受信されたSD1、φAおよびφC出力信号に
応じて、データ・ラッチ制御回路は前記データ・ラッチ
705に結合される出力SD2を供給する。さらにRO
M回路710からの出力SD1もデータ・ラッチ705
(図66)に結合される。データ・ラッチ制御回路70
9はさらに、前記クロック発生器730から受信したφ
a信号に応じ、かつ前記ROM制御装置710から第1
ROM制御出力R1の受信に応じて、ロード・データ・
ラッチ出力信号(LD)を供給する装置を備えている。
データ・ラッチ回路705は、データ・ラッチ制御回路
709から前記LDおよびSD2出力信号を受信するた
めにデータ・ラッチ制御回路に結合される。
【0093】図69および図70に示される通りROM
制御回路710は、前記リセット論理711bに結合さ
れて前記反転RSTSC出力信号を受信するとともに、
指令ラッチ702に結合されて前記LOAD信号を受信
し、また前記受信信号に応じて、ROM制御回路710
の他の部品ならびにリード・アドレス制御論理708に
結合する出力信号LRを供給する。さらに、ROM制御
回路710は同期回路720に結合されてそこから前記
DISABLE信号を受信するとともに、前記クロック
発生器730に結合されて前記出力信号φB、反転φ
B、およびφDを受信する。前記受信信号に応じて、前
記ROM制御装置710は前記ROMアレイ735およ
び前記ROMデコード714に結合するプリチャージ出
力(PRE)ならびにディスチャージ出力(DISC
H)を供給する。さらに、前記ROM制御回路710は
前記R1出力を供給する。リード・アドレス制御論理7
08はROM制御論理710に結合されてそこから前記
LR出力を受信するとともに、プリチャージ・デコード
信号(PPRE)を受信し、前記リード・アドレス制御
論理708は前記受信信号LRおよびPPREに応じて
出力信号INCL1を供給する。好適実施例では、IN
CL1信号はその両力がプリチャージ・デコード・トル
ーおよびトルー・ロード条件を表わす論理の0レベルで
あるとき、活性(アクティブ)論理の1レベルである。
【0094】図64から図67までに詳細な回路図で示
されるプログラム・カウンタ704は、前記リード・ア
ドレス制御論理回路701に結合されて前記LADD1
〜LADD5および前記RADD1〜RADD5を受信
する。さらにプログラム・カウンタ704は同期回路7
20に結合されてそこから前記DISABLE信号を受
信する。またプログラム・カウンタ704はI/O制御
論理750にも結合されてそこから前記INおよびOU
T信号を受信する。またプログラム・カウンタ704は
クロック発生器730にも結合されてそこからクロック
位相出力を受信する。最後に、プログラム・カウンタ7
04はI/Oバッファ701に、特にI/Oバッファ7
01の接続点746〜749に結合されて、前記プログ
ラム・カウンタ704に対するデータの転入出を行う。
プログラム・カウンタ704は前記受信入力に応じて、
アドレス出力A0〜A16ならびに相補アドレス出力反
転A0〜反転A16を供給する。好適実施例では、プロ
グラム・カウンタ704は図65に詳しく示される4つ
のBCDディジットを有し、各ディジットは前記受信さ
れたRADD1〜RADD5またはLADD1〜LAD
D5にそれぞれ応じて別個に読み取られたり書き込まれ
る。第5のBCDの半ディジット位置は、図67に示さ
れる段704Bを備えるが、この段はアドレス出力A0
〜A16および反転A0〜反転A16を供給する。さら
に各BCDディジット690,691,692,69
3,および694はキャリー・フォワード、インヒビッ
ト9、ならびに5BCDディジット段カウンタを実行す
るのに必要な他の回路を含むBCDプログラム・カウン
タ回路を備えている。
【0095】プログラム・カウンタ装置704からのア
ドレス出力A0〜A16および反転A0〜反転A16
は、デコード回路714に結合される。
【0096】データ・ラッチ705はリードROMイネ
ーブル回路712に結合されてそこからSD1信号出力
を受信し、またデータ・ラッチ制御回路709に結合さ
れてそこからSD2およびLD信号出力を受信する。さ
らにラッチ制御回路709はI/Oバッファ701に、
特に接続点746〜749に結合されて、前記I/Oバ
ッファ701と共にかつそこからI/O制御母線336
に両向性のデータ転送を与える。好適実施例では、RO
Mアレイ735は主としてレイアウトおよびバー・サイ
ズを考慮した8ビット語として構成される。I/O母線
336は4ビット母線であり(好適実施例において)、
接続点736〜749に結合される内部データ転送通路
も4ビット・データ通路である(好適実施例において)
ので、前記データ・ラッチ705に結合されるROM7
35からの出力は4ビット・データ母線に選択記憶され
かつ多重化されなければならない。ROM735からの
出力D0〜D7は前記受信LD信号に応じてデータ・ラ
ッチ装置705に選択記憶され、出力D0〜D3は前記
受信SD1出力信号に応じて接続点746〜749に結
合する4ビット・データ母線に選択結合され、また前記
データ・ビットD4〜D7は4ビット・データ母線に選
択結合され、そこから前記受信SD2信号に応じて出力
接続点746〜749に結合される。
【0097】図71から、前記クロック発生器730に
結合する受信信号CLKおよび同期回路722に結合す
る外部信号CE(チップ・イネーブル)(いずれも図6
0)、ならびに受信したクロックおよびチップ・イネー
ブル信号から作られる内部クロックおよびタイミング信
号、さらに図60に示される同期回路720からの同期
信号出力724、図61に示されるクロック発生器73
0の出力φ1〜φ6ならびにφA〜φD、また反転EN
φAと反転EN φBの各クロック・タイミング波形
が示されている。タイミング波形は、制御回路を持つシ
ステム内のメモリの好適実施例における単命令サイクル
に対する外部および内部クロック信号の相互関係を示
す。
【0098】図72には、図60から図70までに用い
られた論理記号が、好適実施例で使用されたCMOS回
路と対照して示されている。
【0099】図73には、図47に示されたようなメモ
リ・モジュール650およびメモリ装置640の読取り
書込み実施例が詳細なブロック形式で示されている。図
73の基本機能回路ブロックは大部分、図49の基本機
能回路ブロックと同等であるが、好適実施例で集積回路
630の一体部分を構成する電力スイッチング回路90
0、およびメモリ・モジュール650の一体部分を構成
するとともに集積回路の電力スイッチング回路900に
結合する電池909が追加されている。クロック発生器
910は図49のクロック発生器730と同一である。
図73の同期回路920は図49の同期回路720と同
一である。図73のI/Oバッファ800は図49のI
/Oバッファ624と同一である。図73のI/O制御
回路820は図49のI/O制御回路750と同一であ
る。最後に、図73の状態カウンタ879は図49の状
態カウンタ706と同一である。図73から図90まで
の電気回路の残部は、電力回路900およびそれに関連
する回路を除き、図49から図70までの対応する機能
回路ブロックおよび回路に似ており、読取り専用メモリ
の代りに読取り/書込みメモリを収容するように追加変
更が行われる。図73の各回路ブロックによって果たさ
れる基本機能は、図49の対応する回路機能ブロックに
よって果たされる機能と事実上同一である。
【0100】図73のクロック発生装置910およびノ
ー・クロック検出装置915は、I/Oバッファ制御装
置820ならびにクロック同期回路装置920と共に、
図76に詳しく示されている。図73のI/Oバッファ
800、命令指令デコード装置810、指令検出イネー
ブル回路830、および指令ラッチ870は図77なら
びに図78に詳しく示されている。図73のBCDプロ
グラム・カウンタ840は図79から図81までに詳し
く示されている。読取り/書込みメモリ装置に記憶され
る語数は読取り専用メモリ装置に比べて少ないので、プ
ログラム・カウンタ840(図73および図79から図
82まで)は5BCDディジットを含む読取り専用メモ
リ装置のプログラム・カウンタ704に対向してアドレ
ス指定の3BCDディジットを与える。図73のデータ
・ラッチ845は図81に詳しく示されている。図74
について下記に説明される状態カウンタ879、および
他の制御論理は、図83ならびに図84に詳しく示され
ている。
【0101】図74には、図73の状態カウンタ879
および制御論理880が拡大された詳細なブロック図の
形で示されている。状態カウンタ879は自主機能ブロ
ックを保っている。制御論理880は、共通母線336
から受信された指令コードおよびデータ信号から得ら
れ、かつ同期回路920のチップ・イネーブル信号入力
によって同期される1組の受信信号に応じ、またクロッ
ク発生器910に結合される受信クロック信号に応じ
て、プログラム・カウンタ840およびメモリ892に
対するデータの読取りならびに書込みを制御する多数の
機能制御論理回路から成っている。制御論理880はラ
イト・アドレス制御論理881、リード/ライト・イネ
ーブル論理882、2除算(divide by tw
o)タイマ論理883、命令終了のリセット論理88
4、データ・ラッチ制御およびRAMリード/ライト論
理885、ならびにリード・アドレス制御論理886か
ら成っている。状態カウンタ879および制御論理88
0のサブ・ブロック881〜886は図83および図8
4に詳しく示されている。
【0102】図75には、図76から図86までのレイ
アウト相互関係が示されている。図76から、同期回路
910は受信したチップ・イネーブル信号および受信し
たノー・クロック出力信号に応じて、図76から図84
までの回路の他の回路ブロックに結合する同期出力、D
ISABLE出力および反転DISABLE出力を選択
供給する。クロック発生器910は前記制御装置から受
信したCLK入力に応じて出力OSCおよび反転OSC
を選択供給するとともに、クロック位相発生器はクロッ
ク位相出力φ1〜φ6、および反転φ1〜反転φ6、な
らびにφAおよび反転EN φCクロック信号を供給
し、外部制御装置からの前記受信した発振クロック入力
に応じかつ同期回路920からの受信したSYNCなら
びにDISABLE信号に応じて前記クロック位相信号
出力を選択供給する。さらにノー・クロック検出回路9
15は外部供給されたクロック入力を受信するように結
合され、かつそれに応じて前記同期回路920を含む他
の回路ブロックに結合するNOCLKならびに反転NO
CLK信号出力を供給する。I/Oバッファ制御器82
0は、同期回路920からのDISABLE出力信号、
クロック発生回路910からのφBおよびφDクロック
出力、ならびに前記指令ラッチ870からのREAD、
ADDおよびLOAD信号出力に応じてバッファ制御信
号出力IN、反転IN、OUT、反転OUT、およびE
NOUTを供給する。クロック発生器910、ノー・ク
ロック検出回路915、同期回路920、およびI/O
バッファ制御回路820は、図60の対応する回路、す
なわちクロック発生器730、ノー・クロック検出回路
740、I/O制御回路750、および同期回路720
にそれぞれ同じである。
【0103】図77において、接続点811,812,
813,および814は外部I/O通信母線336に結
合されて制御回路に結合する。I/Oバッファ800は
相互接続811〜814に結合されて外部母線336に
結合する。バッファ装置800の出力バッファ804は
図77の細部804に詳しく示されている。I/Oバッ
ファ800は、指令デコード810および他の機能ブロ
ック素子に結合する内部I/O母線802に結合する相
互接続点805〜808を与える。図77のI/Oバッ
ファ800は、好適実施例では図62のI/Oバッファ
701と同じである。命令デコード装置810は、メモ
リに2語を書込む命令(W2)およびメモリに16語を
書込む命令(W16)の追加をデコードするデコード回
路構造が追加されるほかは、図62の命令デコード装置
700と同様である。こうして指令デコード810は、
活性(アクティブ)デコードイネーブル出力が活性(ア
クティブ)信号レベルでイネーブル装置830から受信
されるとき、指令母線336から受信したI/Oバッフ
ァ800からのデコードされた受信指令に応じて、信号
出力LA,RA,R2,R16,W2,およびW16の
中の1つに活性(アクティブ)デコードを選択供給す
る。指令デコード出力LA,RA,R2,R16,W
2,およびW16は指令ラッチ870に結合されるとと
もに、そこでデコードされて、指令ラッチ出力ADD、
反転ADD、READ、反転READ、RW2、WRI
TE、およびLOADを供給する。指令ラッチ出力の1
つは、命令デコード装置810からの前記デコードされ
た指令出力、前記同期装置820からの前記DISAB
LE信号、およびリセット論理884から受信されたR
STCL信号に応じて選択的に活性化される。図78の
指令ラッチ870は、図63の指令ラッチ702と事実
上同一であるが、WRITEおよびRW2出力を供給す
る指令ラッチ・デコード回路が追加されている。図77
のイネーブル回路830は図62のイネーブル回路70
3に似ているが、イネーブル回路830は前記REA
D、ADD、およびDISABLE信号を受信するほ
か、指令ラッチ870からの出力としてのWRITE信
号をも入力として受信する。イネーブル回路830は、
命令デコード回路810が前記受信したREAD、AD
D、WRITE、およびDISABLE信号に応じて前
記I/Oバッファ800から前記データ語を受信してデ
コードし得るように、活性(アクティブ)指令遷移デコ
ード出力信号を選択供給する。イネーブル回路830
は、いったん指令順序が開始すると、それが完了するま
で、指令デコードを抑止する手段を与える。
【0104】図79および図80には、図73のプログ
ラム・カウンタ840が詳しく示されている。プログラ
ム・カウンタ840は、3つのBCDディジット段84
1,842および843から成っている。カウンタ段8
41および842の回路は図64および図65のカウン
タ段690の回路と同じであり、図64および図65に
関するカウンタ段690の説明はカウンタ段841およ
び842に等しく適用される。プログラム・カウンタ段
843の最後のディジットは図82に詳細な拡大回路図
の形で示されている。好適実施例では、プログラム・カ
ウンタ段843は7(2進の111)までカウンとし次
に0にリセットするように設計されている。これは、好
適実施例において、読取り/書込みプログラム・カウン
タ840が0から799(10進)までカウントするよ
うに設計されているからである。プログラム・カウンタ
840は図64から図67までのプログラム・カウンタ
704と同様に、好適実施例に示されるカウンタ段より
多いまたは少ない複数個のカウンタ段を含むように設計
することもでき、また他のカウンタ回路設計形式を用い
て設計することもできる。
【0105】図81に詳しく示されるデータ・ラッチ8
45は、別々のラッチ場所における逐次記憶サイル中に
内部母線802から受信されるデータを記憶するととも
に、前記記憶された受信データをメモリ892のデータ
・インターフェース894に出力する両方向性データ・
ラッチを備えている。好適実施例では、データ母線80
2は4ビットであるが、記憶語サイズは8ビットである
ので、母線802からのデータのビットのデータ・ラッ
チ845への2回の連続転送が、1個の8ビット・デー
タ語のメモリ892への転送に先立って要求される。さ
らにデータ・ラッチ845は、好適実施例において受信
された8ビット・データ語をメモリ892からの出力と
して記憶し、また外部母線336に結合するためI/O
母線802に8ビット・データ語から一度に4ビットを
選択転送する。データ・ラッチは図83および図84に
詳しく示されるデータ・ラッチ制御およびRAMリライ
ト論理885から受信されるLRD信号に応じて、メモ
リ892からデータをロードし、ロードされたデータ
を、図66について説明されたデータ・ラッチ705と
同様にSD1およびSD2信号の受信に応じて母線80
2で多重化する。さらにデータ・ラッチ845は、母線
802から逐次転送され受信されたデータ語を、図84
に詳しく示される前記データ制御および読取り書込み論
理885から受信されたLD1およびLD2信号に応じ
て別々のラッチに記憶する。図81のメモリ回路892
は、図88から図90までに詳しく示されている。さら
に図91は、電力スイッチング回路900の詳細を示
す。メモリ892のデコード回路895は、プログラム
・カウンタ840のアドレス出力A0〜A10に結合さ
れる。
【0106】図83には、状態カウンタ879、読取り
/書込み回路882、2除算(divide−by−t
wo)タイマ883、ライト・アドレス制御論理88
1、命令終了リセット論理884、およびデータ・ラッ
チ制御ならびに読取り/書込み論理885に関する詳細
な回路図が示されている。命令終了リセット論理884
およびデータ・ラッチ制御ならびに読取り/書込み論理
885の残り部分が図84に示されている。状態カウン
タ879は図68の状態カウンタ706と同じである
が、指令デコード回路810から受信される出力信号W
2およびW16が出力信号LA,RA,R2,ならびに
R16(これらは状態カウンタ706にも表われる)に
加えて状態カウンタ879に結合される。さらに詳しく
述べれば、入力信号W2およびW16は、LA,RA,
R2ならびにR16入力も結合されるNORゲート86
1の入力に結合される。図83の状態カウンタ879は
図68の状態カウンタ706と同様、前記φA,φC,
RSTSC,LA,RA,R2,R16,W2およびW
16入力信号の受信に応じて出力S0〜S7、および反
転S0〜反転S7を供給する。機能的には、図83およ
び図84の命令終了リセット論理884は、図68から
図70までのリセット論理711と事実上同一である。
リセット論理884は、図68から図70までのリセッ
ト論理711の機能サブ・ブロック711A〜711D
に相当する機能サブ・ブロック884A,884B,8
84Cおよび884Dから成る。リセット論理の各サブ
・ブロックは図68から図70までの対のサブ・ブロッ
クと事実上同じである。リセット論理サブ・ブロック8
84Aは状態カウンタ879に結合され、そこから前記
S5信号出力および前記S1信号出力を受信する。さら
にリセット論理のサブ・ブロック884Aは前記指令ラ
ッチ870から前記ADDおよび前記RW2出力信号を
受信するように結合される。前記ADD信号および前記
S5信号に応じて、前記リセット論理844Aは前記リ
セット論理サブ・ブロック884Bに結合されるRST
ADD信号出力を供給する。さらに前記RW2および前
記S1信号に応じて、前記リセット論理サブ・ブロック
884Aはリセット論理884Bに結合されるRSTR
W2出力を供給する。指令ラッチ870からの入力信号
RW2は図68のサブ・ブロック711Aの入力信号R
2に相当し、合成出力RSTRW2は図68のブロック
711Aの出力信号RSTR2に相当し、こうして図8
3のリセット論理サブ・ブロック884Aを生じる。図
83のリセット論理サブ・ブロック884Bは図69の
リセット論理サブ・ブロック711Bと同じであるが、
図69のリセット論理711Bの入力信号RSTR2は
図83のリセット論理サブ・ブロック884AからのR
STRW2信号出力に代えられている。図69のリセッ
ト論理のブロック711Bについて説明されたのと同様
に、リセット論理サブ・ブロック884Bは、メモリ装
置にある他の回路ブロックに結合されるRSTSC信号
出力、リセット論理サブ・ブロック884Cに結合され
る出力信号SRST、メモリ装置の他の回路ブロックに
結合されるRSTCLを供給するが、これらは前記クロ
ック発生器の出力φAおよびφC、前記同期回路920
からのDISABLE信号、前記状態カウンタ879か
らの前記S7信号出力、ならびに前記状態カウンタ87
9からの前記φC′信号出力に応じて、前記RSTRW
2信号、前記RSTADD信号(リセット論理のサブ・
ブロック889Aから)を入力として受信するのに応動
して行われる。リセット論理884Bの出力はメモリ装
置内の他の回路ブロックに結合され、メモリ装置内のリ
セット手順を同期させかつ制御する。リセット論理サブ
・ブロック884Cは前記サブ・ブロック884Bに結
合されてそこから前記SRST出力信号および前記RS
TCL信号を受信し、前記同期回路920に結合されて
そこから前記DISABLE信号を受信し、クロック発
生回路に結合されてそこから前記BEAD,ADD、お
よびLOAD信号を受信する。前記入力信号に応じて、
前記リセット・ゼロ論理サブ・ブロック884Cは、論
理サブ・ブロック884Dをリセットするために結合さ
れるセンド・ゼロ信号反転SZを供給する。
【0107】プログラム・カウンタからアドレスを読み
出したり、メモリ・アレイからデータを読み出す指令サ
イクルが終ってから、センド・ゼロ信号出力反転SZが
アクティブにされて、リセット論理サブ・ブロック88
4D内のゼロ・ラッチが作動され、ゼロ論理レベルの出
力信号(ノー・オペレーション条件)は外部通信I/O
母線336に結合するための内部I/O母線802に結
合される。メモリ・アレイまたはプログラム・カウンタ
からの読取り指令メモリ・サイクル後にセンド・ゼロ信
号(反転SZ)がアクティブにされるのは、指令母線を
利用する最終の装置として、指令プロトコールによる次
の指令サイクルの開始を許すためにノー・オペレーショ
ン条件の信号パターンを指令母線336に送るのが送り
回路の役目だからである。
【0108】読取り書込みイネーブル回路882は、前
記状態カウンタ879からの前記φA信号および前記S
0信号出力の受信に応じ、また前記リセット論理サブ・
ブロック889Bからの前記RSTSC信号の受信に応
じて、データ・ラッチ制御回路885に結合されるイネ
ーブル出力(反転EN)を供給する。図83の2除算回
路883は図68の2除算回路713と同じであり、回
路713の図68に関する説明は図83の回路883に
等しく適用される。図83のアドレス制御論理886
は、図69のアドレス制御論理708と事実上同一であ
るが、アドレス制御論理886はアドレス・プログラム
・カウンタの3BCDディジットを制御する一方、図6
9のアドレス制御論理708はアドレス・プログラム・
カウンタの5BCDディジットを制御する。前記指令ラ
ッチ870からの前記ADD信号および前記LOAD信
号、前記同期回路920からの前記DISABLE信
号、前記状態カウンタ879からの前記反転S0′、反
転S1′、反転S2′、反転S3、およびφA出力信号
の受信に応じて、前記アドレス制御論理886はロード
・アドレス・ディジット1,2または3,あるいはリー
ド・アドレス・ディジット1,2または3にそれぞれ対
応する信号出力LADD1,LADD2,LADD3,
RADD1,RADD2,RADD3を供給する。出力
LADD1〜LADD3およびRADD1〜RADD3
はプログラム・カウンタ840に結合され、プログラム
・カウンタ840と内部I/O母線802との接続を制
御する。
【0109】データ・ラッチ制御論理および読取り/書
込み論理885は、図76から図84までおよび図88
から図90までの他の回路ブロック素子に結合する出力
LD1,LD2,SD1,SD2,LRD,INCL
1,READRAM,ならびにWRITERAMを供給
する。論理885からのLD1,LD2,SD1,SD
2,およびLRD出力は図79の両方向性データ・ラッ
チに結合される。データ・ラッチおよび読取り/書込み
論理885は2除算タイマ883に結合されてそこから
前記XおよびY信号出力を受信し、読取り/書込みイネ
ーブル論理882に結合されてそこから前記反転EN信
号を受信し、クロック同期回路920に結合されてそこ
から前記DISABLE信号を受信し、状態カウンタ8
79に結合されて前記φA,反転φA,φC,反転φ
D,φB,φ3および反転φ3ならびにS0を受信し、
さらに指令ラッチ870に結合されてそこから前記RE
ADおよびWRITE出力信号を受信する。データ・ラ
ッチおよび読取り/書込みメモリ論理885は前記反転
EN,WRITE,READ,X,Y,S0,φA,φ
B,φC,反転φA,反転φD,φ3,反転φ3,なら
びにDISABLE信号の受信に応じて、前記出力LD
1,LD2,SD1,SD2,INCL1,LRD(ロ
ードRAMデータ)、READRAM,およびWRIT
ERAMを供給する。LD1,LD2,SD1,SD
2,およびLRD出力信号は、データ・ラッチおよびメ
モリ論理885に結合される受信信号に応じて、読取り
および書込みサイクルの間に、両方向性データ・ラッチ
845、選択ラッチ機能ならびに多重機能を制御する。
データ・ラッチおよびメモリ制御論理885からのRE
ADRAM,WRITERAM,およびSD1出力信号
は図88から図90までに示される通りメモリ・アレイ
読取り/書込み制御論理897に結合される。
【0110】図87には、図88および図89の相互関
係が示されている。図88から、メモリ・アレイ読取り
/書込み制御論理回路897は、データ・ライン・ドラ
イブ出力信号DLDおよび反転DLD;メモリ・アレイ
・アクセス制御信号出力ACCESS,反転ACCES
S,VSS,およびACCESS WRITE;ならび
にビット・ライン・イネーブル出力信号BLE,反転B
LE,および反転BLE VSSを選択供給する。これ
らの出力信号は、前記データ・ラッチおよび読取り/書
込み制御論理885から受信された前記信号WRIT
E,RAM,READ,RAM,およびSD1、前記2
除算回路883からの前記X出力信号、ならびに前記状
態カウンタ879から受信された前記φB,反転φB,
およびφC信号に応じて選択供給される。BLEおよび
反転BLE出力信号ならびに反転BLE VSS出力信
号は、図90に示される通りデコード装置895のビッ
ト・ライン・ドライバに結合されて、特定な1組のビッ
ト・ライン・ドライバの選択を制御する。メモリ・アレ
イ読取り/書込み制御論理897からのDLDおよび反
転DLD出力信号はアレイ890に結合されて、メモリ
・アレイ890のデータ・ライン・ブースタ940によ
って与えられるデータ・ライン転送の方向を制御する。
プログラム・カウンタ840からのアドレス入力は図8
8から図90に示される通りアドレス・デコード回路8
85に結合されて、図89に示される通り主RAMのグ
ループ951〜958内でビット選択を与え、また図9
0に示される通り100RAMビット・ラインの中の1
つを選択的に作動させる。アクセス制御論理回路894
はRAMグループ951からRAMデータ・ライン出力
896,897,および941を供給して、受信アドレ
ス入力A8〜A10および反転A8〜反転A10に応
じ、メモリ・アレイ読取り/書込み制御論理897から
受信したACCESS信号に応じ、また前記データ・ラ
ッチおよび読取り/書込み制御論理885から受信した
前記WRITERAM信号出力に応じて、メモリ・アレ
イ890に選択結合する。さらに回路894は、活性
(アクティブ)WRITERAMおよび活性(アクティ
ブ)ACCESS信号があるとき、前記共通母線0から
の入力データを前記RAMデータ・ライン896および
897に、またはRAMデータ・ライン941に選択結
合し、プログラム・カウンタ840から受信したアドレ
ス入力に応じてメモリ・アレイ980内の場所に前記共
通母線からの前記受信データ信号を記憶する。アクセス
制御論理894は主RAMグループについて6回ステッ
プされ、各RAMグループは別の共通母線ビット位置に
結合し、共通母線0から共通母線7まではそれぞれ主R
AMグループ951〜958に結合する。
【0111】図91には、メモリ装置640の電力スイ
ッチング回路900が詳しく示されている。ここでI/
Oバッファを除くVDDバー基板のすべての回路は内部V
DDからの電力をオフにされる。好適実施例では、入力接
続点960は外部システムから供給されるVDD電源をR
AMモジュールのスイッチされるVDD電力供給回路に接
続する。入力接続点962は、メモリ・アレイ890に
有効データを保つだけの電圧レベルで電源を供給する予
備(または補助)電池のような外部電源に接続する。電
力スイッチング回路900は、I/Oバッファ800を
除くすべての回路に結合する読取り/書込みメモリ装置
の内部電力母線に結合される出力964を供給する。最
後に、入力接続点961は、クロック発生器910にも
結合される外部供給のクロック入力信号を受信するよう
に結合される。出力964は読取り/書込みメモリ装置
の内部電力母線に一定電源を供給し、入力960を介し
て外部電源からまたは入力962を介して予備電池から
絶えず電力が供給される。電力スイッチング回路900
は、正しい電圧レベルを入力接続点960で受けるとき
かつ所定数のクロック信号がクロック入力接続点961
で受信されたのち、接続点960で受けたシステム電源
により出力964へ電力を供給する。システム電源入力
960で不適当な電圧レベルを受けたり、入力接続点9
60で適当な電力信号レベルを受信するが所定数のクロ
ック信号がクロック入力接続点961に受信されないと
きは、電力スイッチング回路900は予備電池から入力
接続点962を介して接続点964に出力として電力を
供給する。電力スイッチング回路900のダイオード9
66は、システム電源が出力接続点964に正しく結合
されるとき、システム電源から予備電池を分離させる。
接続点960で適当な電源入力を受けかつ所定数のクロ
ック・パルスを接続点961で受信すると、イネーブル
出力969はトランジスタ970を導通状態にスイッチ
し、それによって接続点960で受けたシステム電源は
読取り/書込みメモリ装置の内部電力母線に結合する出
力接続点964に結合される。これが起こると、ダイオ
ード966はブロッキング機能を果たし、入力接続点9
60に結合されるシステム電源が入力接続点962に結
合される予備電池より十分高い正の電圧レベルであるの
で逆バイアスされる。これがそうなるのは、入力接続点
962に結合される予備電池が読取り/書込み装置内の
メモリ・アレイ890を維持するだけの電圧レベルを供
給すればよいからである。しかし入力接続960に結合
されるシステム電源は、読取り/書込みメモリ装置内の
論理回路をさらに働かせねばならず、したがって予備電
池よりも大きな正の電圧レベルでなければならない。ダ
イオード967はトランジスタ970に分路接続され
て、接続点960で受けた電源電圧からダイオード96
7の両端における電圧降下を引いたものを出力接続点9
64に結合するが、この結合は前記入力電圧が前記トラ
ンジスタ970によって前記出力接続点964に結合さ
れる前または同時に行われる。ダイオード967は、予
備電池の電圧レベルより低い入力電圧が出力接続点96
4に結合するのを防止するが、予備電池より高い電圧を
出力接続点964に結合させ、クロック検出回路972
によりトランジスタ970の作動を止めておく。
【0112】好適実施例では、電力スイッチング回路9
00は金属ゲートCMOS技術で作られている。さらに
好適実施例では、利用する工程はN基板上にPチャンネ
ル・トランジスタを作り、PタンクにNチャンネル・ト
ランジスタを作り、チップのN基板を+Vすなわち内部
DD電源に結合させる。取りはずし可能モジュールにお
いて不揮発読取り/書込みメモリの実現に関する問題を
解決するために、本発明の電力供給回路900によって
下記の特徴が与えられている。まず、予備電池用のブロ
ッキング・ダイオード(図91の966,図92のD
2)が集積回路に組み込まれ、それによって1つの外部
構成部品がシステムから除去される。次に、集積回路の
スイッチング回路900にタイミング機能が組み込ま
れ、それによって前記スイッチング回路は、モジュール
が電力を供給されるシステムから抜かれたり、モジュー
ルがシステムに差し込まれるが電力が主電源によって供
給されないとき、集積回路の入力ラインの雑音を無視し
得る。この特徴は、メモリ・アレイおよび予備電池のい
ずれをも保護する。第3に、プル・ダウン抵抗器(図9
2のM8)が主電源母線(VDD)に結合する入力に結合
される。主電源がターン・オフされると、特に制御され
る場合のほか、主電源母線はフロートになる。内部抵抗
素子トランジスタM8は、主電源がスイッチ・オフされ
るとき主電源入力が接地(好適実施例ではVSS)まで引
き下げられるように結合される。この特徴は、他の方法
では論理レベル(状態)のプル・ダウンのこの機能を果
たすために要求されるモジュールまたはシステムの外部
抵抗器を備える必要をなくす。さらに、システムの電力
が低下したりモジュールが制御器ハウジングから抜かれ
るとき、クロック入力が接地に結合されることを保証す
るように、クロック入力(図92の1000)に結合さ
れる内部抵抗器(図92のM6)プル・ダウンがある。
これは、誤ったデータが回路に書き込まれたり回路から
読み出されないように不揮発メモリ・モジュールにある
読取り/書込みメモリが選択された状態に保たれること
を保証する。この特徴により、他の方法ではこの機能を
果たすために要求される外部プル・ダウン抵抗器がモジ
ュールまたは主システムから不要になる。さらに、主電
力供給母線(VDD)入力および外部クロック入力に結合
される内部抵抗器は、予備電池入力を接地することによ
ってデセーブルにされる。好適実施例では、プル・ダウ
ン抵抗器は図92のMOSトランジスタM7およびM8
から成り、トランジスタM7およびM8のゲートは予備
電池入力1004VBAT に結合される。この特徴により
不揮発メモリ・モジュール内の読取り/書込みメモリ回
路は、接続点1004に結合される予備電池と共に正規
の予備モードにある不揮発メモリによって要求される電
流より少し低い電流を持つ予備低電力モードで主電源V
DDから直接電力を供給される。さらにスイッチング回路
900は、スイッチされた供給トランジスタM1をバイ
パスして、集積回路内の内部バッファに主電源(VDD
を結合する手段を与える。この特徴により、メモリ集積
回路にあるバッファの電流容量が増加し、メモリ集積回
路のバッファ回路が状態をスイッチするときメモリ集積
回路の内部回路の電流スパイクが減少する。この特徴
は、メモリ集積回路のI/Oバッファに結合する接続点
Dとして図92に示されている。最後に、主電源VDD
予備電池電源の電圧レベルより大きいかぎり、予備電池
電源から電力が供給されない。
【0113】好適実施例では、スイッチング回路は5つ
の電力供給作動モードの1つで作動するように設計され
ている。これらのモードは、クロック入力接続点に結合
されるクロック入力信号1000の有無の検出、および
外部電源(VDD)接続点1002ならびに予備電池電源
(VBAT )接続点1004に現われる電圧レベルに応じ
る。好適実施例では、読取り/書込みメモリ回路に現わ
れる内部クロックは、メモリ装置640に結合される外
部供給のチップ・イネーブル信号がハイ(high)論
理レベル(すなわち1)であるときのみ活性化される。
チップ・イネーブル信号がロー(low)論理レベル
(すなわち0)であるときは、内部クロック位相は所定
の状態にセットされ、すべての回路接続点は、本発明の
出願人に譲渡された、「クロックドCMOS低電力予備
モード」に関してKennethA. Liesが19
79年12月26日に出願した米国特許出願第106,
429号において詳しく開示した通り、スタティック論
理状態にされる。接続点1000におけるクロック入力
信号が非循環(停止)状態であるとき、クロック入力接
続点1000は、接続点プル・ダウン・トランジスタM
7の結果としてノー・オペレーションのロー論理レベル
にされる。好適実施例における電力スイッチング回路の
5つの作動モードは下記から成る。すなわち(1)スイ
ッチング回路が活性(アクティブ)クロックを受信する
とともにVDDの電圧レベルがVBAT の電圧レベルより大
きい第1正常作動モード;(2)システムが外部VDD
ら電力を供給され、すなわちVDDがVBAT より大である
が接続点1000に活性クロック入力信号がない第1予
備モード;(3)システムが外部電源から電力を供給さ
れない場合、すなわちVDDがフロートで、クロック入力
1000が不活性(インアクティブ)レベルであり、し
たがってクロックが循環しておらず、またVBAT がVDD
より大であり、したがってVBAT がメモリ回路に全電力
を供給する電力ダウン・モード;(4)回路が活性(ア
クティブ)状態において接続点1000でクロック信号
を受信し、VDDがシステム電力電圧レベルであり、かつ
接続点1004に電池電力が供給されない第2正常作動
モード;ならびに(5)システムの活性クロック入力が
なく(1000におけるクロック信号が非循環であ
る)、予備電池電力が供給されず、すなわちVBAT =V
SSで、かつ外部電源VDDがメモリ回路に全電力を供給す
る第2予備モード、から成る。
【0114】第1正常作動モードでは、スイッチング回
路は1000で活性クロック信号を受信してVDD電力お
よびVBAT 予備電力が現われ、VDDはVBAT より大きい
のでVBAT はシステムへの電力供給を有効にスイッチ・
オフされる。不揮発読取り/書込みメモリがシステムに
結合され(すなわちモジュールが差し込まれ)て、この
モジュールが入力されると、指令はメモリ装置640に
よって受信され実行される。好適実施例では、最低20
のクロック入力信号サイクルがメモリ装置640に出さ
れる指令の受信前に行われなければならない。
【0115】図92において、接続点1000における
入力クロック信号がハイにスイッチされるにつれて、ト
ランジスタM6は接続点Aを接地するように働かされ
る。接続点Cはロー論理レベルであり、トランジスタM
3はターン・オフされる。接続点1000におけるクロ
ック信号がローにスイッチされると、接続点Cはハイ論
理レベルにスイッチするようにされ、それによってトラ
ンジスタM3はターン・オンされ、コンデンサC1およ
びC2は共に充電される。好適実施例では、コンデンサ
C2はコンデンサC1のサイズの約1/3であり、接続
点1000におけるクロック入力が低周波数、好適実施
例では100KHzの低い周波数で循環するときでさ
え、接続点Bの安定ロー論理レベルを維持するのを助け
る。接続点1000におけるクロック入力がハイ電圧
(論理)レベルにスイッチされると、トランジスタM3
はターン・オフされ、トランジスタM2は接続点Bをハ
イ論理レベルに結合するようにスイッチする働きをす
る。トランジスタM2およびコンデンサC1は、最初の
時間切れ期間を与える長いRC時定数を得るようなサイ
ズにされる。接続点1000で約20個のクロック入力
信号が受信されてから、接続点Bはほとんど接地近くま
で放電され、トランジスタM1はそれによってターン・
オンされ(作動可能となり)、強く駆動される。トラン
ジスタM1はそれによって、トランジスタM1が結合さ
れるVDD入力1002から前記メモリ回路の内部VDD
続点1010に完全なVDD電圧レベルを結合する。接続
点1002におけるVDD信号の電圧レベルが接続点10
04におけるVBAT 予備電力供給信号の電圧レベルより
大であり、かつ内部VDD接続点1010が接続点100
2における外部VDD供給にほぼ等しい場合は、ダイオー
ドD2は逆バイアスされ、接続点1004から予備電池
電力供給VBAT による電力が得られない。好適実施例で
は、クロック入力信号1000および接続点1002に
おけるVDD入力信号は、接地(VSS)に結合する30M
Ωの抵抗器(それぞれM7およびM8)に結合される。
他の抵抗値も使用することができる。このような30M
Ωは、接続点1000および1002に結合される入力
信号が浮遊(非固定)電圧レベルであるとき、入力接続
点1000および1002をロー論理レベルまでプル・
ダウンさせる。これはスプリアス信号を電力スイッチン
グ回路に進ませないようにし、またそこから不揮発メモ
リ装置内のメモリ回路に進ませないようにする。好適実
施例では、トランジスタM7およびM8はそれぞれ、接
続点1000ならびに1002のためのプル・ダウン機
能を与える。
【0116】第2モード、すなわち予備作動モードで
は、外部電力は活性(アクティブ)であり、VDD入力接
続点1002に結合され、VDD入力接続点1002にお
ける入力電圧レベルはVBAT 入力接続点1004に現わ
れる電圧レベルより大であり、またクロック入力接続点
1000に結合されるクロック入力信号は不活性(イン
アクティブ)非循環レベルである。命令実行サイクルの
間に、データ処理装置は予備状態にスイッチし、不揮発
メモリ装置およびデータ処理装置に結合される他の回路
は主電力供給VDDから電力を得る。しかしこのモードで
はシステム・クロックの循環がなく、すなわちクロック
信号は不活性(インアクティブ)でかつ定常状態である
ので、電力スイッチング回路を含む前記不揮発メモリ・
モジュールを含め、データ処理装置に結合される各回路
はスタティック予備モード状態にされる。正常作動の第
1モードから予備作動モードへ変換する場合、クロック
入力信号1000はサイクルを止め、ロー論理レベルで
固定する。トランジスタM6はターン・オフされ、トラ
ンジスタM3はターン・オンされる。トランジスタM2
は接続点Bを内部VDDレベル(接続点1010に現われ
る)までゆっくり引き上げ、トランジスタM1をターン
・オフにし、内部VDD接続点1010を接地(VSS)に
放電させる。内部VDD接続点1010が電圧レベル1に
達すると、ダイオードはVDD入力接続点1002に現わ
れる電圧レベルを下げ、ダイオードD1は順バイアスさ
れるようになり、電力を内部VDD接続点1010に結合
する。V DD(接続点1002に現われる電圧)がVBAT
(接続点1004に現われる電圧)より大であるよう
に、外部電源がVDD入力接続点1002に電圧レベルを
供給するかぎり、ダイオードD2は逆バイアス条件に保
たれ、VBAT供給からVBAT 入力接続点1004へ電力
は与えられない。
【0117】第3モード、すなわち電力低下モードで
は、外部電力は不活性(インアクティブ)であり、入力
接続点1002に結合される不定(浮遊)電圧レベル信
号を結合する。さらに、入力接続点1000に結合され
るシステム・クロックは、電力スイッチング回路に入力
クロックが現われないような不活性(インアクティブ)
非循環モードである。このモードでは、VBAT 入力接続
点1004に結合される予備電池電源がシステムに全電
力を供給する。このモードは、不揮発読取り書込みメモ
リ・モジュールが、計算器内でのように、データ処理装
置に結合する差込形メモリ・モジュールとして用いられ
るとき、特に重要である。この実施例では、不揮発メモ
リ集積回路(好適実施例の電力スイッチング回路を含
む)と共に、VBAT 入力接続点1004に結合される予
備電池電源が実装される。データ処理装置がスイッチ・
オフされると、入力接続点1002に結合される外部電
源VDDは切り離され、VDD入力1002に結合する信号
の電圧レベルは浮遊するが、V DD入力接続点1002に
現われる電圧レベルはプル・ダウン抵抗負荷トランジス
タM8によって接地まで引き下げられる。不揮発メモリ
装置、特に電力スイッチング回路は予備電力低下モード
に自動的にスイッチする。接続点1002に結合される
外部供給のシステム電力がターン・オフされると、トラ
ンジスタM8は抵抗プル・ダウンとして働き、入力接続
点1002を接地レベル(VSS)まで引き下げる。接続
点1010における内部VDD電圧レベルが外部VDD入力
1002における電圧レベルと一致して降下する(大き
さが減少する)のは、トランジスタM1が第3モード、
すなわち電力低下モードへの初期スイッチングにより一
時作動状態を保つからである。入力接続点1002およ
び内部VDD入力接続点1010における電圧は、予備電
池電源を入力接続点1004を介して内部VDD入力接続
点1010に結合し、それによって不揮発メモリ装置内
のメモリ・アレイに電力を供給するように、ダイオード
D2がターン・オン(順バイアス)されるまで減少す
る。トランジスタM1がターン・オンに保たれるかぎ
り、トランジスタM8はシステムのVDD入力接続点10
02を接地レベル(VSS)まで下げることができない。
しかし時間の1周期がたってから、トランジスタM2は
コンデンサC1を接続点1010における内部VDD入力
電圧レベルまで充電し、それによってトランジスタM1
をターン・オフにし、それによってトランジスタM8は
外部システムVDD入力接続点1002を接地電圧レベル
(VSS)まで下げることができる。ダイオードD3は、
トランジスタM4に結合されるVDD入力接続点1002
における正電圧レベルの損失によりトランジスタM4が
ターン・オフされるとき、接続点Cにトラップされる残
りの電荷を放電するような漏洩通路を与える。トランジ
スタM1およびM3がターン・オフにされると、接続点
1010における内部VDD電圧レベルはVDD入力接続点
1002から(外部システムから)隔離され、予備電池
電源VBAT はダイオードD2を通してメモリ回路の残部
に必要な電流(漏洩)を供給する。不揮発メモリ・モジ
ュールがいまデータ処理装置から抜かれると、トランジ
スタM7およびM8は入力接続点1000ならびに10
02をそれぞれ接地レベルに保ち、それによって接続点
1004に結合される予備電池電源および接続点101
0に現われる内部VDD電源は外部環境から隔離され、接
続点1000および1002におけるスプリアス・クロ
ック入力ならびにVDD入力がそれぞれ防止される。
【0118】第4作動モードすなわち第2正常作動モー
ド、および第5作動モードすなわち第2予備モードで
は、予備電池がVBAT 入力接続点1004に結合され
ず、VBA T 入力接続点1004は集積回路接地接続点V
SS1006に結合される。VBAT 入力接続点1004に
おける電圧レベルはVSSレベルであり、それによって抵
抗負荷素子トランジスタM7およびM8は作動しなくな
る。さらに、VDD入力接続点1002に結合される外部
電源が生き、接続点1002に結合される。第4モード
すなわち第2正常作動モードでは、不揮発メモリ装置
は、外部供給電源VDDが必ず常に活性(アクティブ)で
あるとされるデータ処理装置に利用される。V BAT 入力
接続点1004を接地することによって、トランジスタ
M7およびM8は作動を止められ、集積回路の消費電力
が減少される一方、不揮発メモリ装置は第1モードすな
わち第1正常作動モードの場合のように働く。第5モー
ドすなわち第2予備モードでは、クロック入力は現われ
ず、入力接続点1000に結合するクロック信号は不活
性非循環モードである。トランジスタM1はクロック検
出回路による短時間の遅延後に作動を止められ、それに
よって内部VDD 接続点1010のM1を介してVDD
力接続点1002への結合が除去される。VBAT 入力接
続点1004は接地に結合されるので、ダイオードD2
はこのモードでは逆バイアスに保たれる。接続点101
0における電圧が1個のダイオードの電圧降下をVDD
入力接続点1002における電圧レベル以下に降下させ
るにつれて、ダイオードD1は順バイアスされるように
なり、それによって入力接続点1002に現われる電圧
は内部VDD接続点1010結合される。第5モードは、
接続点1002に結合される主VDD電源が必ず存在する
とされる装置にのみ利用されるので、予備電池電源は不
要である。このような条件の下で、第5モードは第2モ
ードすなわち予備モードおよび第3モードすなわち電力
低下モードと並んで、システムの不揮発メモリにオン・
ボード(on−board)として組み合わせ使用され
る。入力接続点1000に結合されるクロック信号が不
活性(インアクティブ)にスイッチして循環を止める
と、トランジスタM1はターン・オフされ、電力は第2
モードの予備モードと同様、ダイオードD1を介して内
部VDD 接続点1010に供給されるが、ただしこの場
合トランジスタM7およびM8はターン・オフされ、そ
れによって第2モードに比べて第5モードで消費される
電力は減少する。
【0119】図93には、図92の回路の断面が示され
ている。図93に示されるような好適実施例では、電力
スイッチング回路は金属ゲートCMOS技術で設計され
ているが、他のMOSおよびバイポーラ技術も本発明と
共に利用される。好適実施例では、N−チャンネルのデ
バイス(ダイオードD3、トランジスタM3、M5、M
6、およびM8)はPタンク1030内に作られ、また
Pチャンネルのデバイス(ダイオードD1、およびD
2、ならびにトランジスタM1、M2およびM4)はN
基板1040内に作られる。N基板1040は、電力ス
イッチング回路用の内部VDD 電源接続点1010を構
成する。
【0120】本発明は特定の実施例について開示された
が、本発明が特許請求の範囲に示されたような本発明の
範囲内で他の実施例、装置、回路、および技術に利用さ
れることは当業者によって理解される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する形の携帯式電子計算器の斜視
図。
【図2】図1の発明の好適な実施例における主構成部品
の配置を示す図1の計算器の底面図。
【図3】計算器ハウジング内の構成部品の相対配置の詳
細を示す図1および図2の計算器システムの側面図。
【図4】本発明を利用するモジュール式システム設計の
代替実施例の機能ブロック図。
【図5】本発明を利用するモジュール式システム設計の
代替実施例の機能ブロック図。
【図6】本発明を利用するモジュール式システム設計の
代替実施例の機能ブロック図。
【図7】本発明を利用するモジュール式システム設計の
代替実施例の機能ブロック図。
【図8】図2の計算器で実施された図4および図5のモ
ジュール式計算器システムの好適な実施例の詳細な概略
論理図。
【図9】図2の計算器で実施された図4および図5のモ
ジュール式計算器システムの好適な実施例の詳細な概略
論理図。
【図10】図2の計算器で実施された図4および図5の
モジュール式計算器システムの好適な実施例の詳細な概
略論理図。
【図11】3レベル・モジュール式レイアウト縮小を示
す図4から図7までの制御装置30のモジュール式制御
器集積回路の好適な実施例のバー・レイアウトのブロッ
ク図。
【図12】3レベル・モジュール式レイアウト縮小を示
す図4から図7までの制御装置30のモジュール式制御
器集積回路の好適な実施例のバー・レイアウトのブロッ
ク図。
【図13】3レベル・モジュール式レイアウト縮小を示
す図4から図7までの制御装置30のモジュール式制御
器集積回路の好適な実施例のバー・レイアウトのブロッ
ク図。
【図14】集積回路のバー・サイズに対してプロットさ
れたスライス当たりの歩留まりおよびバー当たりの費用
を示す組合せ軸グラフ。
【図15】図11から図13までの集積回路設計に適用
された半導体学習曲線を示す費用対累積量のプロット。
【図16】図11から図13までについて説明されたモ
ジュール式集積回路の製法を示すフローチャート。
【図17】各バッファが図4から図7までの制御器集積
回路30に用いる個々のアドレス・デコード論理回路と
組み合わされたモジュール式メモリ・マップI/O相互
接続システムの詳細な機能ブロック図。
【図18】各バッファが図4から図7までの制御器集積
回路30に用いる個々のアドレス・デコード論理回路と
組み合わされたモジュール式メモリ・マップI/O相互
接続システムの詳細な機能ブロック図。
【図19】図4から図7までの制御器30ならびに図1
1から図13までのモジュール式集積回路設計に使用さ
れるプログラム可能なピンアウト相互接続装置の機能ブ
ロック図。
【図20】図4から図7までの制御器30ならびに図1
1から図13までのモジュール式集積回路設計に使用さ
れるプログラム可能なピンアウト相互接続装置の機能ブ
ロック図。
【図21】共に図17と図18ならびに図19と図20
について説明されたモジュール式制御器集積回路におけ
るメモリ・マップI/Oの好適な実施例のブロック図。
【図22】共に図17と図18ならびに図19と図20
について説明されたモジュール式制御器集積回路におけ
るメモリ・マップI/Oの好適な実施例のブロック図。
【図23】図24から図27までのレイアウト相互関係
を示す図。
【図24】図21と図22の機能ブロックの詳細な概略
図。
【図25】図21と図22の機能ブロックの詳細な概略
図。
【図26】図21と図22の機能ブロックの詳細な概略
図。
【図27】図21と図22の機能ブロックの詳細な概略
図。
【図28】図29から図34までのレイアウト相互関係
を示す図。
【図29】図22の時間記録論理および組み合わされる
アドレス・デコードの詳細な概略図。
【図30】図22の時間記録論理および組み合わされる
アドレス・デコードの詳細な概略図。
【図31】図22の時間記録論理および組み合わされる
アドレス・デコードの詳細な概略図。
【図32】図22の時間記録論理および組み合わされる
アドレス・デコードの詳細な概略図。
【図33】図22の時間記録論理および組み合わされる
アドレス・デコードの詳細な概略図。
【図34】図22の時間記録論理および組み合わされる
アドレス・デコードの詳細な概略図。
【図35】図36から図38までの概略相互関係図。
【図36】図22について説明されたI/O発振器、I
/Oクロック発生器、およびそれらと組み合わされる論
理の詳細な概略図。
【図37】図22について説明されたI/O発振器、I
/Oクロック発生器、およびそれらと組み合わされる論
理の詳細な概略図。
【図38】図22について説明されたI/O発振器、I
/Oクロック発生器、およびそれらと組み合わされる論
理の詳細な概略図。
【図39】図22の表示電圧発生器の詳細な概略図。
【図40】図21と図22のアドレス・デコード装置の
ブロック図。
【図41】図40のアドレス・デコード回路の詳細な概
略実施例の図。
【図42】図41の回路の信号タイミング図。
【図43】図27について説明された制御器集積回路内
に含まれるI/Oプル・ダウン・ラッチの好適な実施例
の一部概略図、一部ブロック図。
【図44】図8から図10までに示された共通母線33
0用の信号転送プロトコールの信号波形タイミング図。
【図45】図44に示した本発明の通信プロトコール用
の状態指令表であり、図44(A)から図44(F)ま
でと共に参照することによって一段とよく理解される。
【図46】図44(A)から図44(E)までについて
説明された指令プロトコール、および図43について説
明されたI/Oラッチ、ならびに図4から図10につい
て説明されたモジュール装置を実施する装置のブロック
図であり、メモリ装置(読取り/書込みまたは読取り専
用、もしくは両方の形のメモリ)を含む装置のブロック
図。
【図47】図44(A)から図44(E)までについて
説明された指令プロトコール、および図43について説
明されたI/Oラッチ、ならびに図4から図10につい
て説明されたモジュール装置を実施する装置のブロック
図であり、図46のメモリ装置624の不揮発メモリ実
施例をも示す図46に示された装置の詳細なブロック
図。
【図48】図44(A)から図44(E)までについて
説明された指令プロトコール、および図43について説
明されたI/Oラッチ、ならびに図4から図10につい
て説明されたモジュール装置を実施する装置のブロック
図であり、図47のメモリ装置650を有する不揮発メ
モリ・モジュールのブロック図。
【図49】図47のモジュール650のような取りはず
し可能な携帯式モジュール内に示される集積回路640
の読取り専用メモリ実施例を詳しく示す図46の装置の
ブロック図。
【図50】図49の状態カウンタ706および制御論理
707の詳細なブロック図。
【図51】図52から図58までの図面の相互関係のレ
イアウト。
【図52】図47のメモリ・アレイ636および図49
のメモリ・アレイ735に相当する読取り専用メモリ・
アレイ・セル735ならびに組み合わされるデコード回
路714を表わす詳細な回路図。
【図53】図47のメモリ・アレイ636および図49
のメモリ・アレイ735に相当する読取り専用メモリ・
アレイ・セル735ならびに組み合わされるデコード回
路714を表わす詳細な回路図。
【図54】図47のメモリ・アレイ636および図49
のメモリ・アレイ735に相当する読取り専用メモリ・
アレイ・セル735ならびに組み合わされるデコード回
路714を表わす詳細な回路図。
【図55】図47のメモリ・アレイ636および図49
のメモリ・アレイ735に相当する読取り専用メモリ・
アレイ・セル735ならびに組み合わされるデコード回
路714を表わす詳細な回路図。
【図56】図47のメモリ・アレイ636および図49
のメモリ・アレイ735に相当する読取り専用メモリ・
アレイ・セル735ならびに組み合わされるデコード回
路714を表わす詳細な回路図。
【図57】図47のメモリ・アレイ636および図49
のメモリ・アレイ735に相当する読取り専用メモリ・
アレイ・セル735ならびに組み合わされるデコード回
路714を表わす詳細な回路図。
【図58】図47のメモリ・アレイ636および図49
のメモリ・アレイ735に相当する読取り専用メモリ・
アレイ・セル735ならびに組み合わされるデコード回
路714を表わす詳細な回路図。
【図59】図60から図72までの図面の相互関係のレ
イアウト。
【図60】図49および図50について説明されたクロ
ック発生器730、ノー・クロック検出器740、同期
回路720、I/Oバッファ701、I/O制御論理7
50、イネーブル回路703、命令デコード、PLA7
00、指令ラッチ702、状態カウンタ706、制御論
理707、データ・ラッチ705ならびにBCDプログ
ラム・カウンタ704を表わす詳細な回路図。
【図61】図49および図50について説明されたクロ
ック発生器730、ノー・クロック検出器740、同期
回路720、I/Oバッファ701、I/O制御論理7
50、イネーブル回路703、命令デコード、PLA7
00、指令ラッチ702、状態カウンタ706、制御論
理707、データ・ラッチ705ならびにBCDプログ
ラム・カウンタ704を表わす詳細な回路図。
【図62】図49および図50について説明されたクロ
ック発生器730、ノー・クロック検出器740、同期
回路720、I/Oバッファ701、I/O制御論理7
50、イネーブル回路703、命令デコード、PLA7
00、指令ラッチ702、状態カウンタ706、制御論
理707、データ・ラッチ705ならびにBCDプログ
ラム・カウンタ704を表わす詳細な回路図。
【図63】図49および図50について説明されたクロ
ック発生器730、ノー・クロック検出器740、同期
回路720、I/Oバッファ701、I/O制御論理7
50、イネーブル回路703、命令デコード、PLA7
00、指令ラッチ702、状態カウンタ706、制御論
理707、データ・ラッチ705ならびにBCDプログ
ラム・カウンタ704を表わす詳細な回路図。
【図64】図49および図50について説明されたクロ
ック発生器730、ノー・クロック検出器740、同期
回路720、I/Oバッファ701、I/O制御論理7
50、イネーブル回路703、命令デコード、PLA7
00、指令ラッチ702、状態カウンタ706、制御論
理707、データ・ラッチ705ならびにBCDプログ
ラム・カウンタ704を表わす詳細な回路図。
【図65】図49および図50について説明されたクロ
ック発生器730、ノー・クロック検出器740、同期
回路720、I/Oバッファ701、I/O制御論理7
50、イネーブル回路703、命令デコード、PLA7
00、指令ラッチ702、状態カウンタ706、制御論
理707、データ・ラッチ705ならびにBCDプログ
ラム・カウンタ704を表わす詳細な回路図。
【図66】図49および図50について説明されたクロ
ック発生器730、ノー・クロック検出器740、同期
回路720、I/Oバッファ701、I/O制御論理7
50、イネーブル回路703、命令デコード、PLA7
00、指令ラッチ702、状態カウンタ706、制御論
理707、データ・ラッチ705ならびにBCDプログ
ラム・カウンタ704を表わす詳細な回路図。
【図67】図49および図50について説明されたクロ
ック発生器730、ノー・クロック検出器740、同期
回路720、I/Oバッファ701、I/O制御論理7
50、イネーブル回路703、命令デコード、PLA7
00、指令ラッチ702、状態カウンタ706、制御論
理707、データ・ラッチ705ならびにBCDプログ
ラム・カウンタ704を表わす詳細な回路図。
【図68】図49および図50について説明されたクロ
ック発生器730、ノー・クロック検出器740、同期
回路720、I/Oバッファ701、I/O制御論理7
50、イネーブル回路703、命令デコード、PLA7
00、指令ラッチ702、状態カウンタ706、制御論
理707、データ・ラッチ705ならびにBCDプログ
ラム・カウンタ704を表わす詳細な回路図。
【図69】図49および図50について説明されたクロ
ック発生器730、ノー・クロック検出器740、同期
回路720、I/Oバッファ701、I/O制御論理7
50、イネーブル回路703、命令デコード、PLA7
00、指令ラッチ702、状態カウンタ706、制御論
理707、データ・ラッチ705ならびにBCDプログ
ラム・カウンタ704を表わす詳細な回路図。
【図70】図49および図50について説明されたクロ
ック発生器730、ノー・クロック検出器740、同期
回路720、I/Oバッファ701、I/O制御論理7
50、イネーブル回路703、命令デコード、PLA7
00、指令ラッチ702、状態カウンタ706、制御論
理707、データ・ラッチ705ならびにBCDプログ
ラム・カウンタ704を表わす詳細な回路図。
【図71】図49および図50について説明されたクロ
ック発生器730、ノー・クロック検出器740、同期
回路720、I/Oバッファ701、I/O制御論理7
50、イネーブル回路703、命令デコード、PLA7
00、指令ラッチ702、状態カウンタ706、制御論
理707、データ・ラッチ705ならびにBCDプログ
ラム・カウンタ704を表わす詳細な回路図。
【図72】図49および図50について説明されたクロ
ック発生器730、ノー・クロック検出器740、同期
回路720、I/Oバッファ701、I/O制御論理7
50、イネーブル回路703、命令デコード、PLA7
00、指令ラッチ702、状態カウンタ706、制御論
理707、データ・ラッチ705ならびにBCDプログ
ラム・カウンタ704を表わす詳細な回路図。
【図73】図47および図48に示されたメモリ・モジ
ュール650ならびにメモリ装置640の読取り/書込
み実施例のブロック図。
【図74】図73の状態カウンタ879および制御論理
880の拡大された詳細なブロック図。
【図75】図76から図86までの相互関係のレイアウ
ト図。
【図76】図73および図74のブロック図の詳細な回
路図。
【図77】図73および図74のブロック図の詳細な回
路図。
【図78】図73および図74のブロック図の詳細な回
路図。
【図79】図73および図74のブロック図の詳細な回
路図。
【図80】図73および図74のブロック図の詳細な回
路図。
【図81】図73および図74のブロック図の詳細な回
路図。
【図82】図73および図74のブロック図の詳細な回
路図。
【図83】図73および図74のブロック図の詳細な回
路図。
【図84】図73および図74のブロック図の詳細な回
路図。
【図85】図73および図74のブロック図の詳細な回
路図。
【図86】図73および図74のブロック図の詳細な回
路図。
【図87】図88から図90までの相互関係図。
【図88】図76から図86までについて説明されたメ
モリ・アレイ読取り書込み制御論理897、メモリ・ア
レイ890、アドレス・デコード回路895、および他
のメモリ・アレイ関連回路の詳細図。
【図89】図76から図86までについて説明されたメ
モリ・アレイ読取り書込み制御論理897、メモリ・ア
レイ890、アドレス・デコード回路895、および他
のメモリ・アレイ関連回路の詳細図。
【図90】図76から図86までについて説明されたメ
モリ・アレイ読取り書込み制御論理897、メモリ・ア
レイ890、アドレス・デコード回路895、および他
のメモリ・アレイ関連回路の詳細図。
【図91】図47ならびに図73のメモリ装置640の
電力スイッチング回路900の詳細図。
【図92】図47ならびに図73のメモリ装置640の
電力スイッチング回路900の詳細図。
【図93】好適なCMOS実施例の形に示された図91
および図92の回路の断面図。
【符号の説明】
1 計算機 2 キーボード 3 表示装置 10,11,12 制御器チップ 13 読取り専用メモリ(ROM) 14 電力供給装置 15 読取り/書込みメモリ(RAM) 16 主プリント回路板 17 ハウジング 22 ,23 差込形メモリ・モジュール 30 モジュール制御装置 31,32 制御器 34 データ処理装置 37 変換装置 40 表示インターフェース装置 41 主表示ドライバ 42 従表示ドライバ 50 システム・メモリ装置 52 製品定義 ROM 53 指令制御装置およびメモリ装置 60 キーボード 70 外部周辺装置(プリンタその他のI/O) 80 表示装置 100 演算制御器 101 主制御器 102 時間保持キー走査I/Oおよび制御器 103 CROM 104,105 RAM 106 差込形CROM/CRAMモジュール 107 差込形CRAM/CROMモジュール 119,149,155 集積回路チップ 120 結合パッド 122 I/Oバッファ 124 表示論理回路 126 非モジュール回路群 128 演算論理ユニット(ALU) 130 アドレス・ポインタおよびRAM母線ならびに
ビット・デコード 132 命令デコード回路 134 高速 ROM 135 プログラム・カウンタ、サブルーチン・スタッ
フ、およびページ選択回路 138 仕切可能モジュール式メモリ回路 142 RAM 143 仕切可能レジスタ 144 仕切可能デコード回路 146 仕切可能モジュール式 ROM 147 仕切可能ページ 150,151,152 スクライブ・ライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 163237 (32)優先日 1980年6月26日 (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 163238 (32)優先日 1980年6月26日 (33)優先権主張国 米国(US) (72)発明者 アーサー シー.ハンター アメリカ合衆国テキサス州ルボツク,エイ テイス ストリート 5717 (72)発明者 ケネス エイ.ライズ アメリカ合衆国テキサス州ルボツク,フイ フテイサード ストリート 2703

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続電源が結合されている限り不揮発デ
    ータを記憶保持するメモリモジュールであって、外部電
    源から電力供給を受けるための結合装置と、予備電源
    と、データを記憶する読み取り/書き込みメモリ装置
    と、前記結合装置、前記予備電源及び前記読み取り/書
    き込みメモリ装置に接続され、前記外部電源又は前記予
    備電源から前記読み取り/書き込みメモリ装置に前記連
    続電源を前記読み取り/書き込みメモリ装置へ供給する
    電力切り換え回路とを含むメモリモジュール。
  2. 【請求項2】 前記特許請求の範囲第1項のメモリモジ
    ュールにおいて、前記電力切り換え回路は前記外部電源
    の電圧が所定の電圧値に達したことを検知した時から所
    定時間経過後に、前記外部電源に前記メモリ装置を結合
    する装置を含む前記メモリモジュール。
JP3233428A 1980-06-26 1991-09-12 メモリモジュール Expired - Lifetime JPH0816889B2 (ja)

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US06/163,238 US4383184A (en) 1980-06-26 1980-06-26 Power controller
US163025 1980-06-26
US06/163,025 US4516218A (en) 1980-06-26 1980-06-26 Memory system with single command selective sequential accessing of predetermined pluralities of data locations
US06/163,237 US4503494A (en) 1980-06-26 1980-06-26 Non-volatile memory system
US06/163,024 US4430724A (en) 1980-06-26 1980-06-26 Memory interface system having combined command, address and data buss
US163237 1980-06-26
US163023 1980-06-26
US163238 1980-06-26

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