JPH056306B2 - - Google Patents
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- JPH056306B2 JPH056306B2 JP8140285A JP8140285A JPH056306B2 JP H056306 B2 JPH056306 B2 JP H056306B2 JP 8140285 A JP8140285 A JP 8140285A JP 8140285 A JP8140285 A JP 8140285A JP H056306 B2 JPH056306 B2 JP H056306B2
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- terminal plate
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M4/00—Electrodes
- H01M4/02—Electrodes composed of, or comprising, active material
- H01M4/06—Electrodes for primary cells
- H01M4/08—Processes of manufacture
- H01M4/12—Processes of manufacture of consumable metal or alloy electrodes
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- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Primary Cells (AREA)
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
≪産業上の利用分野≫
この発明は、コイン形リチウム電池で代表され
る偏平形非水電解液電池の製造方法の改良に関す
る。
る偏平形非水電解液電池の製造方法の改良に関す
る。
≪従来の技術≫
第2図にコイン形リチウム電池の従来の構造例
と製造工程の一部を示している。
と製造工程の一部を示している。
まず第2図Cに基づいてこの種の電池の全体的
な構造を説明する。10は偏平な正極缶で、これ
の凹部内に円形に成形された正極合剤16が収納
され、正極合剤16の上面にこれより少し大径の
セパレータ18が載置されている。12は正極缶
10より小径の皿状の負極端子板で、これの内面
にはリチウム円板からなる負極20が後述の工程
で圧着され、また負極端子板12の周縁部分には
合成樹脂製の封口ガスケツト14が装着されてい
る。この負極端子板12に封口ガスケツト14と
負極20を組合せたものが正極缶10の上面側に
組合され、負極端子板12と正極缶10が封口ガ
スケツト14を挟み込み、正極缶10の開口端縁
部を内側へカール成形することによつて電池ケー
スを密閉している。
な構造を説明する。10は偏平な正極缶で、これ
の凹部内に円形に成形された正極合剤16が収納
され、正極合剤16の上面にこれより少し大径の
セパレータ18が載置されている。12は正極缶
10より小径の皿状の負極端子板で、これの内面
にはリチウム円板からなる負極20が後述の工程
で圧着され、また負極端子板12の周縁部分には
合成樹脂製の封口ガスケツト14が装着されてい
る。この負極端子板12に封口ガスケツト14と
負極20を組合せたものが正極缶10の上面側に
組合され、負極端子板12と正極缶10が封口ガ
スケツト14を挟み込み、正極缶10の開口端縁
部を内側へカール成形することによつて電池ケー
スを密閉している。
第2図A,Bは同上従来の電池における負極端
子板12と負極20との圧着工程を示している。
まず、図示しない台の上に負極端子板12を、そ
の内面を上にして位置決め載置する。この負極端
子板12の内面にリチウム円板からなる負極20
を載置し、その上方から加圧ヘツド22を当てが
い、加圧ヘツド22を矢印のように下方へ押圧し
て、負極20を負極端子板12の内面に圧着す
る。
子板12と負極20との圧着工程を示している。
まず、図示しない台の上に負極端子板12を、そ
の内面を上にして位置決め載置する。この負極端
子板12の内面にリチウム円板からなる負極20
を載置し、その上方から加圧ヘツド22を当てが
い、加圧ヘツド22を矢印のように下方へ押圧し
て、負極20を負極端子板12の内面に圧着す
る。
ここで、負極20の外径は負極端子板12の内
面の平面部の径とほぼ同じで、また加圧ヘツド2
2は、下面22aが平面となつた円柱形のもの
で、これの外径は負極20より若干大きい程度で
ある。
面の平面部の径とほぼ同じで、また加圧ヘツド2
2は、下面22aが平面となつた円柱形のもの
で、これの外径は負極20より若干大きい程度で
ある。
リチウムは非常に柔軟なので、加圧ヘツド22
でその厚み方向に加圧すると、負極20は厚みが
若干小さくなるように変形し、その周縁部分が外
方へ膨出する。
でその厚み方向に加圧すると、負極20は厚みが
若干小さくなるように変形し、その周縁部分が外
方へ膨出する。
≪発明が解決しようとする問題点≫
上述の従来技術で問題なのは、加圧ヘツド22
で負極20を加圧したとき、負極20の周縁部が
膨出し、その一部が加圧ヘツド22の下面22a
のエツジより上方へはみ出してしまうことであ
る。第2図の符号aがこの上方へのはみ出しを示
している。
で負極20を加圧したとき、負極20の周縁部が
膨出し、その一部が加圧ヘツド22の下面22a
のエツジより上方へはみ出してしまうことであ
る。第2図の符号aがこの上方へのはみ出しを示
している。
上記のはみ出しaが生ずると、第2図Cのよう
に電池を組立てた時、はみ出しaがセパレータ1
8越しに正極合剤16側へ突出することになる。
すると、この負極20のはみ出しaと正極合剤1
6との距離が非常に小さくなり、両者が接触する
ことによる内部短絡が生じ易くなる。その結果、
内部短絡を起こした不良品の発生率が高くなり、
歩留りが悪くなる。
に電池を組立てた時、はみ出しaがセパレータ1
8越しに正極合剤16側へ突出することになる。
すると、この負極20のはみ出しaと正極合剤1
6との距離が非常に小さくなり、両者が接触する
ことによる内部短絡が生じ易くなる。その結果、
内部短絡を起こした不良品の発生率が高くなり、
歩留りが悪くなる。
上記はみ出しaは、負極端子板12上に負極2
0を載置する際に、負極20の位置がずれるとよ
り生じ易くなる。従つて負極20の位置決めには
高い精度を必要とし、その結果組立て工程が面倒
になる。また、上記はみ出しaを無くすために、
負極20の径を小さくすることが有効であるが、
これでは電池容量が減少してしまう。また負極2
0の圧着力を小さくすることもはみ出しaの防止
に有効であるが、これでは負極20と負極端子板
12との圧着性が充分に得られない。
0を載置する際に、負極20の位置がずれるとよ
り生じ易くなる。従つて負極20の位置決めには
高い精度を必要とし、その結果組立て工程が面倒
になる。また、上記はみ出しaを無くすために、
負極20の径を小さくすることが有効であるが、
これでは電池容量が減少してしまう。また負極2
0の圧着力を小さくすることもはみ出しaの防止
に有効であるが、これでは負極20と負極端子板
12との圧着性が充分に得られない。
この発明は上述した従来の問題点に鑑みなされ
たものであり、その目的は、リチウムなどの軽金
属板からなる負極を負極端子板の内面に圧着する
際に、内部短絡の原因となる有害なはみ出しが発
生するのを防ぎ、この種の電池の歩留りを向上さ
せるようにした製造方法を提供することにある。
たものであり、その目的は、リチウムなどの軽金
属板からなる負極を負極端子板の内面に圧着する
際に、内部短絡の原因となる有害なはみ出しが発
生するのを防ぎ、この種の電池の歩留りを向上さ
せるようにした製造方法を提供することにある。
≪問題点を解決するための手段≫
そこでこの発明では、負極を負極端子板に圧着
する際の加圧ヘツドとして、加圧変形前の負極の
上面より多少広い円形をなし、この上面に密着す
る加圧平面部と、この加圧平面部の周囲に極く短
い円筒状に突出形成され、加圧変形する上記負極
の周縁部が上方へはみ出すのを防止する周壁部と
を一体に有するものを使用したことを特徴とす
る。
する際の加圧ヘツドとして、加圧変形前の負極の
上面より多少広い円形をなし、この上面に密着す
る加圧平面部と、この加圧平面部の周囲に極く短
い円筒状に突出形成され、加圧変形する上記負極
の周縁部が上方へはみ出すのを防止する周壁部と
を一体に有するものを使用したことを特徴とす
る。
≪作用≫
上記加圧ヘツドで上記負極を加圧すると、上記
加圧平面部によつて上記負極の厚みが小さくなる
方向に上記負極が変形し、その周縁部分が外方へ
膨出する。しかし、負極の上面側角部には上記周
縁部が位置しており、負極の周縁部分が膨出して
も負極の上面より上方へ飛び出すはみ出しは起こ
らなくなる。
加圧平面部によつて上記負極の厚みが小さくなる
方向に上記負極が変形し、その周縁部分が外方へ
膨出する。しかし、負極の上面側角部には上記周
縁部が位置しており、負極の周縁部分が膨出して
も負極の上面より上方へ飛び出すはみ出しは起こ
らなくなる。
≪実施例≫
第1図はこの発明によるコイン形リチウム電池
の製造工程の一部と完成した電池を示している。
すでに説明したように、この発明は、負極20を
負極端子板12の内面に圧着する際に使用する加
圧ヘツドを改良したもので、その他の点について
は従来と同じでよく、第1図においては従来と同
一部分に同一符号を付しており、同一部分につい
ての説明は省略する。
の製造工程の一部と完成した電池を示している。
すでに説明したように、この発明は、負極20を
負極端子板12の内面に圧着する際に使用する加
圧ヘツドを改良したもので、その他の点について
は従来と同じでよく、第1図においては従来と同
一部分に同一符号を付しており、同一部分につい
ての説明は省略する。
第1図A,Bにおいて、符号30が本発明の製
造方法にて使用する改良された加圧ヘツドを示し
ている。この加圧ヘツド30はほぼ円柱状をなす
プラスチツク製のもので、その底面側は単純な平
面ではなく、外周囲に若干の周壁部30bを残
し、中央部分が加圧平面部30aとなつている。
加圧平面部30aの径はリチウム円板からなる負
極20の径より若干大きい。従つて、周壁部30
bは加圧変形前の負極20の周面の若干外側に位
置することになる。なお、この実施例では、周壁
部30bの内面側が上方に向けて縮径したテーパ
ー面となつている。
造方法にて使用する改良された加圧ヘツドを示し
ている。この加圧ヘツド30はほぼ円柱状をなす
プラスチツク製のもので、その底面側は単純な平
面ではなく、外周囲に若干の周壁部30bを残
し、中央部分が加圧平面部30aとなつている。
加圧平面部30aの径はリチウム円板からなる負
極20の径より若干大きい。従つて、周壁部30
bは加圧変形前の負極20の周面の若干外側に位
置することになる。なお、この実施例では、周壁
部30bの内面側が上方に向けて縮径したテーパ
ー面となつている。
第1図Bのように、加圧ヘツド30の加圧平面
部30aを負極20の上面に密着させ、加圧ヘツ
ド30を矢印方向に加圧すると、負極20はその
厚みが減少する方向に若干変形し、負極20の周
縁部分が外方へ膨出する。ただし、負極20の上
面角部から周囲にかけての外側には加圧ヘツド3
0の周壁部30bが位置しており、この部分から
の負極20のはみ出しは生じない。加圧ヘツド3
0の加圧力を大きく設定した場合、負極20の変
形、膨出量が大きくなるが、その場合でも周壁部
30bがあるために、加圧ヘツド30の外周側へ
負極20がはみ出しても、そのはみ出しは負極2
0の上面より上方へ突出するような事態にはなら
ない。すなわち第2図で示した従来のもののよう
に、有害な上方へのはみ出しaは生じないのであ
る。
部30aを負極20の上面に密着させ、加圧ヘツ
ド30を矢印方向に加圧すると、負極20はその
厚みが減少する方向に若干変形し、負極20の周
縁部分が外方へ膨出する。ただし、負極20の上
面角部から周囲にかけての外側には加圧ヘツド3
0の周壁部30bが位置しており、この部分から
の負極20のはみ出しは生じない。加圧ヘツド3
0の加圧力を大きく設定した場合、負極20の変
形、膨出量が大きくなるが、その場合でも周壁部
30bがあるために、加圧ヘツド30の外周側へ
負極20がはみ出しても、そのはみ出しは負極2
0の上面より上方へ突出するような事態にはなら
ない。すなわち第2図で示した従来のもののよう
に、有害な上方へのはみ出しaは生じないのであ
る。
従つて第1図Cのように電池を組立てた場合、
負極20のセパレータ18側の面(上記の説明で
は上面としていた)の周縁角部が面取りされて縮
径したような状態になつているので、正極合剤1
6と負極20との外周部間の距離は適正に保た
れ、従来のようなはみ出しaが原因となる内部短
絡は起きない。
負極20のセパレータ18側の面(上記の説明で
は上面としていた)の周縁角部が面取りされて縮
径したような状態になつているので、正極合剤1
6と負極20との外周部間の距離は適正に保た
れ、従来のようなはみ出しaが原因となる内部短
絡は起きない。
なお、上記の説明で負極20のリチウム円板と
したが、ナトリウムなどの他の軽金属を使う場合
でも前述した従来の問題が生じるので、やはり本
発明は有効である。
したが、ナトリウムなどの他の軽金属を使う場合
でも前述した従来の問題が生じるので、やはり本
発明は有効である。
≪発明の効果≫
以上詳細に説明したように、この発明の製造方
法によれば、負極を負極端子板に圧着する際のは
み出しが原因となつて起きていた内部短絡を効果
的に防止することができ、この種の偏平形非水電
解液電池の歩留りを大幅に向上させることができ
る。
法によれば、負極を負極端子板に圧着する際のは
み出しが原因となつて起きていた内部短絡を効果
的に防止することができ、この種の偏平形非水電
解液電池の歩留りを大幅に向上させることができ
る。
第1図A,Bは本発明の一実施例による負極と
負極端子板との圧着工程を示す図、同図Cは同上
工程を経て組立てられた偏平形非水電解液電池の
断面図、第2図は第1図と対応した従来の電池の
工程図と断面図である。 12……負極端子板、20……負極、22……
加圧ヘツド(従来)、30……加圧ヘツド(本発
明)、30a……加圧平面部、30b……周壁部。
負極端子板との圧着工程を示す図、同図Cは同上
工程を経て組立てられた偏平形非水電解液電池の
断面図、第2図は第1図と対応した従来の電池の
工程図と断面図である。 12……負極端子板、20……負極、22……
加圧ヘツド(従来)、30……加圧ヘツド(本発
明)、30a……加圧平面部、30b……周壁部。
Claims (1)
- 1 負極端子板の内面に軽金属板からなる負極を
載置し、この負極の上面側に加圧ヘツドを当てが
い、この加圧ヘツドで上記負極を加圧して上記負
極端子板の内面に圧着する工程において、上記加
圧ヘツドとして、加圧変形前の上記負極の上面よ
り多少広い円形をなし、この上面に密着する加圧
平面部と、この加圧平面部の周囲に極く短い円筒
状に突出形成され、加圧変形する上記負極の周縁
部が上方へはみ出すのを防止する周壁部とを一体
に有するものを用いることを特徴とする偏平形非
水電解液電池の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8140285A JPS61240574A (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 | 偏平形非水電解液電池の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8140285A JPS61240574A (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 | 偏平形非水電解液電池の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61240574A JPS61240574A (ja) | 1986-10-25 |
JPH056306B2 true JPH056306B2 (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=13745321
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8140285A Granted JPS61240574A (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 | 偏平形非水電解液電池の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61240574A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6001138A (en) * | 1997-08-22 | 1999-12-14 | Micron Communications, Inc. | Methods of forming battery electrodes |
-
1985
- 1985-04-18 JP JP8140285A patent/JPS61240574A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61240574A (ja) | 1986-10-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |