JPH09190806A - 電池およびその製造方法 - Google Patents

電池およびその製造方法

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JPH09190806A
JPH09190806A JP8000141A JP14196A JPH09190806A JP H09190806 A JPH09190806 A JP H09190806A JP 8000141 A JP8000141 A JP 8000141A JP 14196 A JP14196 A JP 14196A JP H09190806 A JPH09190806 A JP H09190806A
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JP
Japan
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opening
annular
sealing plate
insulating gasket
battery
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JP8000141A
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English (en)
Inventor
Seiichi Mizutani
精一 水谷
Fumio Oo
文夫 大尾
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 封口板により外装缶の開口を漏液が生じない
よう確実に封止することのできる電池およびその製造方
法を提供する。 【解決手段】 外装缶1の開口部の封口板17の外装缶
1の環状支持部13に対向する周端角部に、環状支持部
13の対向面形状に沿って面取りされた傾斜面形状また
は湾曲面形状の押圧面18a、18bを形成する。或い
は、環状支持部13における開口部側の部位に、外装缶
1の開口部に沿った平坦面となったリング状の支持面1
3aを設ける。それにより、封口板17,3を、絶縁ガ
スケット14を介して支持部13に対し面圧が加わるよ
う圧接して、封口板17,3と支持部13との間を確実
に封止する。また、外装缶1の内径よりも小さい径のリ
ング状の金属製台座22を、環状支持部13に当てがっ
て加圧することにより、環状支持部13を変形させて開
口部に平行な平坦面となった支持面13aを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、リチウム
に対し安定で、塩を溶かす性質を有する特殊な非水溶媒
にリチウム塩を溶かした電解液を用いたリチウム電池な
どの非水電解液電池およびその製造方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】上記の非水電解液電池は、電圧およびエ
ネルギ密度がそれぞれ従来電池の2倍近くあり、10年
近くに達する極めて長い貯蔵寿命を有し、しかも、低温
特性も優れた他の電池にない特長を有することから、近
年において急速に発展し、また、その需要も増大してい
る。この種の電池は、その縦断面図を示した図5のよう
に、負極端子を兼ねた外装缶1内に電極群2が電解液
(図示せず)と共に収納されており、外装缶1の開口部
が封口板3により液密に封止された構成になっている。
封口板3は、フィルタ4の周縁部の折り曲げにより陽極
キャップ7、上部押さえリング8、膜状弁体9、下部押
さえ板10をインターガスケット11を介在して挟持
し、組み立てられている。
【0003】上記の外装缶1の開口部の封口板3による
封止は以下のような手段により行われている。すなわ
ち、外装缶1の開口部近傍の外周面に、断面がほぼ倒置
U字形状であってなだらかな湾曲状の溝面を有する環状
溝12が凹設されて、外装缶1の内周面に、環状溝12
の反対面による環状支持部13が膨出形成されている。
【0004】上記封口板3が絶縁ガスケット14を介在
して環状支持部13に当接された状態において、外装缶
1の開口部が内方に折り曲げられてかしめ加工されるこ
とにより、封口板3が絶縁ガスケット14を圧潰変形さ
せながら環状支持部13に圧接されて、支持部13と封
口板3との間が液密に封止されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
外装缶1の環状溝12は、回転体を外装缶1の外面に押
し付けながら外装缶1の外周面に沿って移動させること
により形成されるために、矩形状などの溝面に形成する
ことができず、必然的に上述のような断面がほぼ倒置U
字形状であってなだらかな湾曲状の溝面を有する形状と
なる。そのため、封口板3は、支持部13に対向するフ
ィルタ4の周端角部4aのみが絶縁ガスケット14を介
在して支持部13に強く押し付けているだけとなり、十
分な封止力を得られないので、電解液が漏液することが
ある。
【0006】また、図6(a)に示す丸型の電池B1で
は、上記の環状溝12が周面にわたり略均等な形状に形
成されるが、同図(b)に示す両端半円形角型の電池B
2では、(b)のC−C線およびD−D線で切断した拡
大断面図を示す同図(c),(d)のように、環状溝1
2の形状が端部の半円形部と中央部の平面部とで相違す
る。すなわち、環状溝12を形成するための回転体を押
し付けたときの回転体とは反対側での受けが、端部の半
円形部では十分に作用するのに対し中央部の平面部では
不十分となるため、環状溝12は、(c)に示す半円形
部の溝部分に対し(d)に示す平面部の溝部分が下方に
垂れ下がるような形状となり、両方の溝部分が段差eを
持って形成されてしまう。それにより、上記の封止板3
による封止力は平面部においてさらに低下することにな
る。
【0007】そこで、本発明は、封口板により外装缶の
開口を漏液が生じないよう確実に封止することのできる
電池およびその製造方法を提供することを目的とするも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係る電池は、電極群および電解
液を収納した外装缶の開口部近傍の外周面に、断面がほ
ぼ倒置U字形状であってなだらかな湾曲状の溝面を有す
る環状溝が凹設されて、前記外装缶の内周面に、前記環
状溝の反対面による環状支持部が膨出形成され、前記外
装缶の開口部が内方に折り曲げられてかしめ加工される
ことにより、封口板が絶縁ガスケットを介在して前記環
状支持部に圧接され、前記外装缶の開口部が前記封口板
および前記絶縁ガスケットにより液密に封止されている
電池において、前記封口板の前記環状支持部に対向する
周端角部に、前記環状支持部の対向面形状に沿って面取
りされた傾斜面形状または湾曲面形状の押圧面が形成さ
れ、前記押圧面が前記絶縁ガスケットを圧縮して前記環
状支持部の対向面形状に対応した形状に変形させながら
前記環状支持部に押し付けられていることを特徴とす
る。
【0009】この電池によれば、封口板の環状支持部に
対向する周端角部に、環状支持部の対向面形状に沿った
傾斜面形状または湾曲面形状の押圧面を備えているの
で、封口板から絶縁ガスケットを介して支持部に面圧が
加わるので、この封口板と支持部との間を電解液が漏れ
出ることのないように確実に封止することができる。
【0010】また、本発明の請求項2に係る電池の製造
方法は、電極群および電解液を収納する外装缶の開口部
近傍の外周面に、断面がほぼ倒置U字形状であってなだ
らかな湾曲状の溝面を有する環状溝を凹設して、前記外
装缶の内周面に、前記環状溝の反対面による環状支持部
を膨出形成し、前記外装缶の内径よりも小さい径のリン
グ状の金属製台座を、前記開口部から挿入して前記環状
支持部に当てがうとともに、前記台座を加圧して前記環
状支持部を前記開口部に平行な平坦面が形成されるよう
変形させ、前記台座に、絶縁ガスケットを介在して封口
板を当接したのちに、前記外装缶の開口縁部を内方に折
り曲げてかしめ加工することにより、前記封口板を前記
絶縁ガスケットを圧縮して前記台座に押し付けるととも
に、前記外装体と前記台座との間に前記絶縁ガスケット
を圧入させ、前記外装缶の開口部を前記封口板および前
記絶縁ガスケットにより液密に封止した工程を経ること
を特徴としている。
【0011】この電池の製造方法によれば、既存の工程
により形成された環状溝による支持部を、リング状の金
属製台座を用いて加圧することにより変形させて、支持
部において開口部に平行な平坦面を形成しているので、
封口板から絶縁ガスケットおよび台座を介して支持部に
面圧が加わるとともに、台座と外装缶との隙間をこの間
に圧入させた絶縁ガスケットにより封止するので、封口
板と支持部との間を電解液が漏れ出ることのないように
確実に封止することができる。また、台座を加圧して支
持部を変形させるので、支持部の形状が半円形部と平面
部とで相違する両端半円形角型電池においても、支持部
を、下方に位置ずれして垂れ下がった形状となった平面
部の支持部の位置に合わせて変形させることにより、支
持部には周囲にわたり均一な平坦面を形成することがで
きる。それにより、両端半円形角型電池を電解液が漏れ
出ることのないように確実に封止することができる。
【0012】また、本発明の請求項3に係る電池は、電
極群および電解液を収納した外装缶の開口部近傍の外周
面に、断面がほぼ倒置U字形状の環状溝が凹設され、且
つ前記外装缶の内周面に、前記環状溝の反対面による環
状支持部が膨出形成され、さらに、この環状支持部にお
ける前記開口部側の部位に、前記請求項2の製造方法に
より得られた前記外装缶の開口部に沿った平坦面となっ
たリング状の支持面を備え、前記支持面に、絶縁ガスケ
ットを介在して封口板が圧接されていることを特徴とし
ている。
【0013】この電池によれば、既存の工程により得ら
れた外装缶の環状溝を、請求項2の製造方法を用いてそ
の一部を変形させることにより、支持部に平坦なリング
状支持面が設けられているから、封口板から絶縁ガスケ
ットを介して支持部の支持面に面圧が加わるので、封口
板と支持部との間を電解液が漏れ出ることのないように
確実に封止することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態について図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は本
発明の一実施の形態に係る電池を示す縦断面図で、同図
において図5と同一若しくは同等のものには同一の符号
付してある。この実施形態の最も特徴とする構成は、封
口板17のフィルタ18における環状の支持部13に対
向する下側の周端角部に、環状支持部の対向面形状に沿
って面取りされた傾斜面形状の押圧面18aが形成され
ていることである。この押圧面18aは、上記電池の組
み立て前の縦断面図を示す図2において、仮想角点に対
し横方向の寸法Hが0.3〜0.6mmで縦方向の寸法
Vが0.15〜0.5の範囲で面取りした形状とする。
それにより、各種の電池において、フィルタ18の強度
を低下させることなく後述の所期の機能を得ることがで
きる。また、上記の傾斜面となった押圧面18aに限ら
ず、2点鎖線で示すように、支持部13の対向面形状に
対応した湾曲形状の押圧面18bを形成するようにして
もよい。
【0015】なお、フィルタ18は、アルミニュムなど
の金属板により形成されており、このフィルタ18の電
極群2に向けて下方に屈曲された中央部に、弁孔18c
が形成されている。また、膜状弁体9はアルミニウムの
金属薄膜により所定の受圧面積を有する形状に形成され
ている。絶縁ガスケット14はポリプロピレンなどの軟
質素材からなり、一定の加圧により変形する。電極群2
上には絶縁リング21が配設されており、電極群2にお
ける正極(図示せず)から上方に導出された正極リード
部20は、絶縁リング21を挿通して封口板17の本体
部を構成するフィルタ18の底面に抵抗溶接などの接続
手段により接続されている。なお、図示していないが、
負極リード部は電極群2の負極から下方に導出されて外
装缶1の底面に抵抗溶接などの接続手段により接続され
ている。
【0016】組み立てに際しては、図2に示すように、
封口板17を開口部から外装缶1内に挿入して絶縁ガス
ケット1上に載置したのちに、外装缶1の開口端の周縁
部を矢印で示すように内方に折り込んでかしめ加工す
る。それにより、封口板17が下方に押し下げられて、
フィルタ18の押圧面18aが、絶縁ガスケット14を
圧縮して図2の通常形状から図1に示す支持部13の対
向面形状に対応した形状に変形させながら、絶縁ガスケ
ット14を介在して支持部13に押し付けられる。
【0017】したがって、封口板4の角部のみが絶縁ガ
スケット14を介して支持部13に対し恰も点接触の如
く押し付けられていた図5の従来の電池とは異なり、フ
ィルタ18の押圧面18aから絶縁ガスケット14を介
して支持部13に面圧が加わるので、封口板17と支持
部13との間は、絶縁ガスケット14を介在した接触面
が周囲にわたり形成されることから、電解液が漏れ出る
ことのない確実な封止が行われることになる。
【0018】図3は本発明の他の実施形態に係る電池を
示す縦断面図で、同図において図1および図5と同一若
しくは同等のものには同一の符号付してある。この実施
形態では、図5の従来電池と同一の封口板3を用いてお
り、フィルタ4に上記実施形態のような押圧面18aが
形成されていない。この実施形態の最も特徴とする構成
は、支持部13における外装缶1の開口部側の部位に、
その開口部に沿った平坦面となったリング状の支持面1
3aが形成されており、この支持面13aに、絶縁ガス
ケット14および外装缶の内径よりも小さい径のリング
状の台座22を介して封口板3の周端縁部が圧接されて
いることである。台座22は、例えばSUS430など
の金属板により形成されている。
【0019】上記電池の製造に際しは、先ず、図5に示
した既存と同一の環状溝12つまり支持部13を既存の
製造工程により形成したのちに、図4(a)に示すよう
に、水平に突出した環状の受け部23aを有する金型2
3を、前記受け部23aを環状溝12に遊挿させて外装
缶1の外周面に当てがった状態に型組み固定する。続い
て、台座22を外装缶1の開口部から挿入して支持部1
3上に載置したのちに、この台座を同図(a)に矢印で
示すようにプレス機(図示せず)により下方に加圧し
て、支持部13の上面部分を受け部23aに押し付ける
よう変形させる。
【0020】それにより、環状の支持部13の上面部が
受け部23aと台座22とに挟まれて開口部に平行な平
坦面となったリング状の支持面13aが形成される。
【0021】つぎに、図4(b)に示すように、台座2
2に、絶縁ガスケット14を介在して封口板3を載置す
る。ここで、絶縁ガスケット14には、台座22の周端
面と外装缶1の内周面との間に嵌まり込むことのできる
環状のスペーサ片14aが下方に突設されている。続い
て、外装缶1の開口縁部を矢印で示すように、内方に折
り曲げてかしめ加工すると、それにより下方に押し下げ
られる封口板3が、絶縁ガスケット14を圧縮しながら
台座22を介して支持面13a上に圧接されとともに、
スペーサ片14aが外装体1の内周面と台座22の周端
面との間隙に圧入させる。
【0022】この実施形態の電池では、封口板3から絶
縁ガスケット14および台座22を介して支持部13の
平坦な支持面13aに面圧が加わるとともに、台座22
と外装缶1との隙間がこの間に圧入された絶縁ガスケッ
ト14のスペーサ片14aにより封止されるの、上記実
施形態の電池と同様に、封口板1と支持部13との間を
電解液が漏れ出ることのないように確実に封止すること
ができる。なお、台座22は、支持面13aを形成した
のちに取り出してもよい。その場合は、絶縁ガスケット
14としてスペーサ片14aを有しない既存のものを用
いることができる。
【0023】しかも、図4に示した台座22を加圧して
支持部13を変形させる製造工程を採用することによ
り、図6(b)に示した両端半円形角型電池B2におい
ても、この電池B2の下方に位置ずれしている環状溝1
2に受け部23aを位置決めして金型23を型組したの
ちに、支持部13上に載置した台座22をプレス機によ
り下方に加圧して、支持部13の上面部分を受け部23
aに押し付けるよう変形させれば、支持部13に、その
周囲にわたり面一となった平坦な支持面13aを形成で
きる。すなわち、支持部13は、単に支持面13aが形
成されるだけでなく、半円部と平面部とを含む周面にわ
たり同一の形状になるよう修正される。それにより、従
来において外装体1の開口部を完全に封止するのが困難
であった両端半円形角型電池B2であっても、電解液が
漏れ出ることないように確実に封止できる大きな効果を
得ることができる。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明の電池によれば、封
口板の環状支持部に対向する周端角部に、環状支持部の
対向面形状に沿って面取りされた傾斜面形状または湾曲
面形状の押圧面を形成した構成、或いは、環状支持部に
おける開口部側の部位に、外装缶の開口部に沿う平坦面
となったリング状の支持面を備えた構成としたので、封
口板を、絶縁ガスケットを介して支持部に対し面圧が加
わるよう圧接できるので、封口板と支持部との間を電解
液が漏れ出ることないように確実に封止することができ
る。
【0025】また、本発明の電池の製造方法によれば、
外装缶の内径よりも小さい径のリング状の金属製台座
を、外装缶の開口部から挿入して環状支持部に当てがっ
て、台座を加圧して環状支持部を開口部に平行な平坦面
が形成されるよう変形させる工程を有しているので、上
記の外装缶の開口部に沿う平坦面となったリング状の支
持面を、既存の支持部を形成したのちに変形させる低コ
ストの手段で容易に且つ安定した形状に形成することが
できる。しかも、この製造方法を採用することにより、
従来において外装体1の開口部を完全に封止するのが困
難であった両端半円形角型電池であっても、電解液が漏
れ出ることないように確実に封止できる大きな効果を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る電池を示す縦断面
図。
【図2】同上の電池の組み立て前の縦断面図。
【図3】本発明の他の実施形態に係る電池を示す縦断面
図。
【図4】(a),(b)は同上の電池の製造方法を工程
順に示す要部の縦断面図。
【図5】従来の電池を示す縦断面図。
【図6】(a)は丸型電池の側面図、(b)は角形電池
の側面図、(c)は(b)のC−C線で切断した拡大断
面図、(d)は(b)のD−D線で切断した拡大断面
図。
【符号の説明】
1 外装缶 2 電極群 3,17 封口板 12 環状溝 13 環状支持部 18a,18b 押圧面 22 台座

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電極群および電解液を収納した外装缶の
    開口部近傍の外周面に、断面がほぼ倒置U字形状であっ
    てなだらかな湾曲状の溝面を有する環状溝が凹設され
    て、前記外装缶の内周面に、前記環状溝の反対面による
    環状支持部が膨出形成され、前記外装缶の開口部が内方
    に折り曲げられてかしめ加工されることにより、封口板
    が絶縁ガスケットを介在して前記環状支持部に圧接さ
    れ、前記外装缶の開口部が前記封口板および前記絶縁ガ
    スケットにより液密に封止されている電池において、 前記封口板の前記環状支持部に対向する周端角部に、前
    記環状支持部の対向面形状に沿って面取りされた傾斜面
    形状または湾曲面形状の押圧面が形成され、 前記押圧面が前記絶縁ガスケットを圧縮して前記環状支
    持部の対向面形状に対応した形状に変形させながら前記
    環状支持部に押し付けられていることを特徴とする電
    池。
  2. 【請求項2】 電極群および電解液を収納する外装缶の
    開口部近傍の外周面に、断面がほぼ倒置U字形状であっ
    てなだらかな湾曲状の溝面を有する環状溝を凹設して、
    前記外装缶の内周面に、前記環状溝の反対面による環状
    支持部を膨出形成し、 前記外装缶の内径よりも小さい径のリング状の金属製台
    座を、前記開口部から挿入して前記環状支持部に当てが
    うとともに、前記台座を加圧して前記環状支持部を前記
    開口部に平行な平坦面が形成されるよう変形させ、 前記台座に、絶縁ガスケットを介在して封口板を当接し
    たのちに、前記外装缶の開口縁部を内方に折り曲げてか
    しめ加工することにより、前記封口板を前記絶縁ガスケ
    ットを圧縮して前記台座に押し付けるとともに、前記外
    装体と前記台座との間に前記絶縁ガスケットを圧入さ
    せ、 前記外装缶の開口部を前記封口板および前記絶縁ガスケ
    ットにより液密に封止したことを特徴とする電池の製造
    方法。
  3. 【請求項3】 電極群および電解液を収納した外装缶の
    開口部近傍の外周面に、断面がほぼ倒置U字形状の環状
    溝が凹設され、且つ前記外装缶の内周面に、前記環状溝
    の反対面による環状支持部が膨出形成され、さらに、こ
    の環状支持部における前記開口部側の部位に、前記請求
    項2の製造方法により得られた前記外装缶の開口部に沿
    った平坦面となったリング状の支持面を備え、 前記支持面に、絶縁ガスケットを介在して封口板が圧接
    されていることを特徴とする電池。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104241559A (zh) * 2014-09-24 2014-12-24 新乡市天冠电子有限公司 锂电池盖帽
WO2021172234A1 (ja) * 2020-02-28 2021-09-02 パナソニックIpマネジメント株式会社 蓄電デバイス

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