JPH0563030B2 - - Google Patents

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JPH0563030B2
JPH0563030B2 JP61048975A JP4897586A JPH0563030B2 JP H0563030 B2 JPH0563030 B2 JP H0563030B2 JP 61048975 A JP61048975 A JP 61048975A JP 4897586 A JP4897586 A JP 4897586A JP H0563030 B2 JPH0563030 B2 JP H0563030B2
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JP
Japan
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layer
electrode
diffusion layer
photoelectric conversion
grooves
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JP61048975A
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English (en)
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JPS62205667A (ja
Inventor
Yoshio Miura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

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  • Photovoltaic Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光電変換効率の高い光電変換素子の構
造に関する。
〔従来の技術〕
従来、光電変換素子としては、例えば第4図に
示される構造のものが実用化されている。
第4図において、若干のn型伝導を示す低不純
物濃度層(i層)1からなるシリコン基板10
の、光の入射する表面には薄いn+拡散層2が形
成されている。そして、このn+拡散層2上には、
一方の電荷取出し用電極として、光が良好に入射
するように格子状電極3が設けられており、又i
層1の裏面には厚いp+拡散層4を介して他方の
電荷取出し用電極としての板状電極5が設けられ
ている。なお、6はSiO膜、SiO2膜等からなる反
射防止膜であを。
このように構成された従来の光電変換素子にお
いては、外部回路に取出すことのできる電流は主
にi層1に入射し吸収される光量に対応し、n+
拡散層2及びp+拡散層4は電極とのオーミツク
接触並びに電子親和力の異なるi層1と接続によ
り、発生したキヤリア(電子と正孔対)収集の為
の動作領域を形成する働きをしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、リン等のn型不純物を高濃度に
含むn+拡散層2は、特に短波長の光により発生
する電子と正孔対が再結合して吸収されるため光
電変換効率を低下させる欠点がある。このため、
n+拡散層2を厚さ0.5μm以下に薄く形成すること
が試みられているが、n+拡散層2が薄い場合は
抵抗が高くなり電力の損失を増大させる。更に格
子電極3を形成する時i層1との接合が破壊され
る恐れがある。
また、シリコン基板内でキヤリアを発生するこ
とが可能な光の大部分を吸収するためには、i層
1の厚さを数十μmにする必要があるが、そのた
めにエピタキシアル成長法か、長時間の拡散工程
によりi層1やp+拡散層を形成する必要があり、
製造コストが高くなる欠点がある。
一方、厚さ数十μmのi層1を形成した場合、
その深部で発生したキヤリアの電極迄の到達距離
が長くなるため、電荷を効率よく取出すことが困
難となる。従つて、一般的には厚さ1〜20μmの
i層を有する構造のものが多く用いられている。
本発明の目的は、上記欠点を除去し、光電変換
効率の高い光電変換素子を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の光電変換素子は、半導体基板表面に設
けられた低不純物濃度層と、この低不純物濃度層
に互いに等間隔で設けられた複数の平行な溝部
と、これら各複数の溝部の各々に埋め込まれ、か
つ前記半導体基板表面上にまで突出するように形
成された電極群とを有し、前記電極群は、電子を
収集する第1の電極と、正孔を収集する第2の電
極とが交互に配置されてなることを特徴とする。
〔作用〕
本発明による光電変換素子は第1に示されるよ
うに、低不純物濃度層11からなる半導体基板面
に、ほぼ垂直に複数の溝を形成し、この溝中に電
荷取出し用電極13を形成してあるため、半導体
表面に高不純物濃度層を形成する必要がない。従
つて、短波長光により発生したキヤリアの再結合
は極めて小さいものとなる。
また、複数の電極が、発生した電荷収集に好都
合な間隔でほぼ垂直に形成されているため、半導
体基板の深い部分で発生したキヤリアであつても
電極迄の到達距離は変ることはなく、キヤリアを
有効に取り出すことができる。
〔実施例〕
次に本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図は本発明の第1の実施例の断面図であ
る。
第1図において、厚さ約200〜300μmの低不純
物濃度層(i層)11からなるシリコン基板10
の表面ほに、幅約2μm、深さ約20μmの複数の溝
が約50μm間隔にあけられており、その溝中には
Alからなる電荷取出し用電極13(13a,1
3b)が形成されている。
そして、電極13aが形成された溝の側面及び
底面部にはn+拡散層12が形成されており、又
電極13bが形成された溝の側面及び底面部には
p+拡散層14が形成されている。すなわち、n+
拡散層12とp+拡散層14交互の溝中に形成さ
れており、シリコン基板10中で光により発生し
たキヤリアと電極13間の距離は最大25μm程
になるように構成されている。
なお、15はSiO膜からなる反射防止膜であ
る。
このように構成された本発明の実施例において
は、シリコン基板10表面にp+拡散層が形成さ
れていないために、短波長から長波長にわたる光
が効率よくシリコン基板10内に入射してキヤリ
アを発生する。しかし、発生したキヤリアは、電
荷取出し用電極30から25μm以内にあるため再
結合して消減する割合は少く、効率よく電極に到
達し電流として外部に取出される。
次にその製造方法の概略を説明する。
シリコン基板10の表面にほぼ垂直に溝を形成
するには、例えば、所定部分に開孔を設けたフオ
トレジスト膜をマスクとし、CF4系の反応ガスを
用いるドライエツチング法が適している。
溝を形成した後、n型及びp型不純物ガスを用
いる拡散法により、1本おきの溝内にn型又はp
型不純物を導入し、n+拡散層12及びp+拡散層
14を形成する。尚この際、表面保護膜としてシ
リコン基板10表面にSiO2膜を形成しておいて
もよい。
次で、CVD法又はスパツタ法により全面にAl
を堆積させて溝を埋めたのち、表面のAlを接続
部を除いて除去し、電極13を形成する。
最後にSiO膜をスパツタ法により表面に形成し
て反射防止膜15とし、光電変換素子を完成させ
る。
第2図は本発明の第2の実施例の断面図であ
り、第1図と異なる点はシリコン基板10の裏面
にもp+拡散層と電極を設けたことである。
第2図において、厚さ約100μmのシリコン基
板10のi層11表面にはSiO膜からなる反射防
止膜15が形成されており、この反射防止膜15
を貫通して深さの異なる2種類の溝がドライエツ
チング法によりi層11中に形成されている。そ
して、この浅い溝及び深い溝の側面と底面部にそ
れぞれp+拡散層14及びn+拡散層12が形成さ
れ、各溝中にはAlからなる電荷取出し用電極1
3b,13aが形成されている。
一方、シリコン基板10の裏面にはi層11に
接してp+拡散層14aが設られており、その面
にはAlからなる板状の電荷取出し用電極13c
が形成されている。
このように構成された第2の実施例において
は、i層の深部に発生したキヤリアは、溝中に形
成された電極13a,13bと裏面に形成された
表面積の大きな電極13cとにより外部に引き出
されるため、再結合により消減する割合が少くな
り、光電変換効率は向上したものとなる。
第3図は本発明の第3の実施例の断面図であ
り、第1図と異なる点は、電荷取出し用電極とし
てシリコン層と接続してシヨツトキー障壁を形成
する金属を用いたことである。
第3図において、厚さ約30μmのi層11から
なるシリコン基板10の表面には、ドライエツチ
ング法により幅2μm、深さ約25μmの複数の溝が
形成されたのち、交互の溝中にタングステン(W)及
びモリブデン(Mo)からなる電荷取出し用電極
16,17がCVD法により形成されている。そ
して、シリコン基板10の表面は、SiO膜からな
る反射防止膜15により覆われている。
このように構成された第3の実施例において
は、W電極17はi層11と接触してシヨツトキ
ー障壁を形成する。すなわち、W電極16及び
Mo電極17は第1図における、n+拡散層12と
これに接触する電極13a及びp+拡散層14と
これに接触する電極13bとにそれぞれ相当する
ことになる。従つて本実施例においてはn+拡散
層12及びp+拡散層14が不要になを利点があ
る。尚、シヨツトキー障壁を形成する金属として
はW、Moの他のPt,Al等を利用することが可能
である。
上記各実施例におけるi層とp+拡散層14a
の厚さ及び各溝の幅、深さ、間隔等は特に制限さ
れるものではなく、種々の組合せを用いることが
可能である。また、上記説明においてはi層をn
型伝導を示す層として取扱つたか、若干のp型伝
導を示す層であつてもよいことは勿論である。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、本発明によれば、
光の入射によりキヤリアが発生する低不純物濃度
層に複数の溝を形成し、この溝中に電荷取出う用
電極を形成することにより、短波長光により発生
したキヤリアの再結合による消減を防止すると共
に、低不純物濃度層の深部に発生したキヤリアを
有効に外部に取出すことのできる光電変換効率の
高い光電変換素子が得られるのでその効果は大き
い。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の第1〜第3の実施例
の断面図、第4図は従来の光電変換素子の断面図
である。 1……低不純物濃度層、2……n+拡散層、3
……格子状電極、4……p+拡散層、5……板状
電極、6……反射防止膜、10……シリコン基
板、11……低不純物濃度層、12……n+拡散
層、13(13a,13b,13c)……電極、
14……p+拡散層、15……反射防止膜、16
……W電極、17……Mo電極。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 半導体基板表面に設けられた低不純物濃度層
    と、この低不純物濃度層に互いに等間隔で設けら
    れた複数の平行な溝部と、これら各複数の溝部の
    各々に埋め込まれ、かつ前記半導体基板表面上に
    まで突出するように形成された電極群とを有し、
    前記電極群は、電子を収集する第1の電極と、正
    孔を収集する第2の電極とが交互に配置されてな
    ることを特徴とする光電変換素子。
JP61048975A 1986-03-05 1986-03-05 光電変換素子 Granted JPS62205667A (ja)

Priority Applications (1)

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JP61048975A JPS62205667A (ja) 1986-03-05 1986-03-05 光電変換素子

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JP61048975A JPS62205667A (ja) 1986-03-05 1986-03-05 光電変換素子

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JPS62205667A JPS62205667A (ja) 1987-09-10
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JPH0682854B2 (ja) * 1989-11-24 1994-10-19 株式会社日立製作所 太陽電池
US5538564A (en) * 1994-03-18 1996-07-23 Regents Of The University Of California Three dimensional amorphous silicon/microcrystalline silicon solar cells
US6538299B1 (en) * 2000-10-03 2003-03-25 International Business Machines Corporation Silicon-on-insulator (SOI) trench photodiode
US7800193B2 (en) 2006-03-13 2010-09-21 Nec Corporation Photodiode, method for manufacturing such photodiode, optical communication device and optical interconnection module

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