JPH0562692B2 - - Google Patents

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JPH0562692B2
JPH0562692B2 JP4905686A JP4905686A JPH0562692B2 JP H0562692 B2 JPH0562692 B2 JP H0562692B2 JP 4905686 A JP4905686 A JP 4905686A JP 4905686 A JP4905686 A JP 4905686A JP H0562692 B2 JPH0562692 B2 JP H0562692B2
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JP
Japan
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air
container
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vessels
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Michihito Kurahashi
Tetsunaga Kida
Toshio Tomikawa
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Suntory Ltd
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Suntory Ltd
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  • Examining Or Testing Airtightness (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は容器、特に陶磁器製容器の中味漏れの
原因となるひび割れやピンホールを検出すると同
時に容器の内容積も測定することができるように
した容器検査装置に関するものである。
〔従来の技術〕
陶磁器製の容器はガラス容器に比べて機械的強
度が劣るために小さい衝撃でもヒビ割れが起りや
すい。製造過程における焼成時にピンホールや焼
き割れと称するヒビ割れを起すことがある。この
ようなヒビ割れやピンホールが存在すると液体容
器として使用した場合に中味漏れを起し、商品価
値を喪失してしまう。このため何らかの方法で容
器の漏れを検査する必要がある。
また陶磁器製の容器は、その製造方法(泥漿鋳
込み成形法等)の関係から内容積のバラツキが大
きく、同じ容器を作つても一方は900mlの内容積
をもち、他方は700mlしかないという場合がある。
そして、これをウイスキーやワイン等の容器とし
て使用する場合に、容器の内容積が極端に小さか
つたりすると、規定量の内容物を充填することが
できない等の不都合が生ずる。このため容器の内
容積の規格を設定し、内容物を充填する前に容器
の内容積を測定して規格外の容器を排除する必要
がある。
そして従来は漏れ検査としては一般に、容器に
内容物(液体)を充填して、一定期間保管したの
ち、目視にて中味漏れの有無を判別するという方
法が、また内容積測定方法としては容器に水を満
量詰めた後に、これをメスシリンダーに移し替え
て測定する方法或は水を満量詰めた時の重量から
空の時の重量を差し引いて算出する方法が採られ
ていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで上記従来の漏れ検査方法は容器に内容
物を充填して、一定期間保管したのち、目視にて
中味漏れの有無を判別するという性質上、時間的
ロスが大きいのみならず労力や保管スペースの点
からも効率が悪いという問題点がある。
また上記従来の内容積測定方法は容器内に水を
注入するという性質上、作業性が悪いのみなら
ず、所謂残水が衛生上好ましくない結果をもたら
すという問題点がある。
更にまた従来は漏れ検査と内容積測定を別々に
行なつていたことから作業能率の上からも大きな
問題点があつた。
本発明は上記従来の問題点を解決し、容器の漏
れ検査と内容積測定とを同時(一緒)に行うこと
ができる容器検査装置を提供することを目的とし
て為されたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図に示したように容器検査装置11を、陶
磁器等の容器1を載置する一対の昇降テーブル1
2,13と、これら昇降テーブル12,13の上
方に設置されていて、これら昇降テーブル12,
13を上昇させたときに、その上に載置されてい
る容器1の口部1aを封止する一対のシール部材
14,15と、これらシール部材14,15に設
けられた空気通路16,17と、これら空気通路
16,17を介して一定圧力の圧縮空気を昇降テ
ーブル12,13上の容器1に供給する圧縮空気
供給装置18と、前記空気通路16,17間に設
けられたエアリークテスター19と、このエアリ
ークテスター19と前記シール部材14,15と
の間において、それぞれ電磁切換弁20,21を
介して前記空気通路16,17に接続されている
一定容積のベツセル22,23と、これらベツセ
ル22,23内の圧力を検出する圧力計24とで
構成した。
〔作用〕
検査しようとする陶磁器製の容器(以下被検査
容器という)1,1を昇降テーブル12,13上
に載置して、これら昇降テーブル12,13を上
昇させて、前記容器1,1の口部1a,1aをシ
ール部材14,15で封止する。そして圧縮空気
供給装置18から一定圧力の圧縮空気をエアリー
クテスタ19を介して昇降テーブル12,13上
の2個の被検査容器1,1に供給し(この場合に
電磁切換弁20,21でベツセル22,23は閉
じられた状態になつている)、一定時間経過後、
エアリークテスタ19で2個の被検査容器1,1
の差圧の有無を調べることにより、これら被検査
容器1,1のエアー漏れを検出する。このように
してエアー漏れを検出したら今度は電磁切換弁2
0,21でベツセル22,23を開けば、被検査
容器1,1内の圧縮空気はベツセル22,23内
に分配される。従つて、これらベツセル22,2
3内の圧力を測定すれば、所定の計算式から被検
査容器1,1の内容積が算出されることになるの
である。
〔実施例〕
次に本発明の容器検査装置の実施例を第1〜3
図を参照して詳細に説明する。11は本発明の容
器検査装置、12,13は陶磁器等の容器1を載
置する一対の昇降テーブルであり、これら昇降テ
ーブル12,13はエアシリンダ25を備えてい
て、該エアシリンダ25に後記する圧縮空気供給
装置から圧縮空気を給排することにより昇降する
ようになつている。14,15は昇降テーブル1
2,13の上方に設置された一対のシール部材で
あり、これらシール部材14,15はゴムやプラ
スチツク等で柔軟に、かつ十分な厚みをもたせた
状態に形成されていて、被検査容器1の口部1a
の天面に多少の凹凸がある場合でも完全にシール
できるようになつている。16,17はシール部
材14,15に取付けられた空気通路であり、こ
れら空気通路16,17は検査ノズル26,27
を介して一端側がシール部材14,15に接続さ
れている。検査ノズルにはスプリングを組み込
み、柔軟性を持たせ、焼成時に生じる口部のわず
かな傾きに追従し、完全にシールする機構を持た
せてある。18は空気通路16,17を介して一
定圧力の圧縮空気を昇降テーブル12,13上の
容器1に供給する圧縮空気供給装置であり、該装
置18は前記昇降テーブル12,13のエアシリ
ンダ25にも圧縮空気を供給するようになつてい
る。19は空気通路16,17間に設けられたエ
アリークテスタであり、該エアリークテスタ19
は昇降テーブル12,13上にそれぞれ載置され
ている被検査容器1,1内の圧力差を検出するよ
うになつている。22,23はエアリークテスタ
19とシール部材14,15との間において、そ
れぞれ電磁切換弁20,21を介して前記空気通
路16,17に接続されている一定容積のベツセ
ルである。そして前記電磁切換弁20,21には
所謂三方切換弁が用いられていて、これら切換弁
20,21で被検査容器1,1とベツセル22,
23の間の通路を開くと被検査容器1,1とベツ
セル22,23は連通した状態になる一方、被検
査容器1,1とエアリークテスタ19は非連通状
態となる。また電磁切換弁20,21で被検査容
器1,1とベツセル22,23の間の通路を閉じ
る被検査容器1,1とベツセル22,23は非連
通状態になる一方、被検査容器1,1とエアリー
クテスタ19の間が連通状態になるようになつて
いる。24,24はベツセル22,23内の圧力
を検出する圧力計、28,29はベツセル22,
23内の圧縮空気を大気中に放出する空気放出
弁、30は電磁切換弁20,21や空気放出弁2
8,29或は昇降テーブル12,13等の駆動制
御を行う制御部、31はスタートボタン、なお第
2図において32は本発明の容器検査装置11の
ハウジング、33はハウジング32の被検査容器
取出口に設けられた保護カバー、34はハウジン
グ32の上面に取付けられていて、前記エアリー
クテスタ19で検出した被検査容器1,1の差圧
が設定値以上のときに鳴る警報ブザー、35は被
検査容器1の内容積が規格値から逸脱したときに
点灯するパトライトであり、該パトライト35は
前記制御部30等に組込まれた演算装置により、
前記圧力計24,24で検出されたベツセル2
2,23の圧力値P1、および演算装置に予めイ
ンプツトされているベツセル22,23の内容積
v1、被検査容器1,1に最初に送り込んだ圧縮空
気の圧力P0を基にして算出された被検査容器1,
1の内容積v0が規格値の範囲内を逸脱したときに
自動的に点灯するようになつている。
次に本発明の容器検査装置11の使用法を簡単
に説明する。先ず保護カバー33を開いて昇降テ
ーブル12,13上に被検査容器1,1をセツト
する。そしてスタートボタン31を押圧する。そ
うすると制御部30の自動制御により保護カバー
33が閉じ、昇降テーブル12,13が上昇し、
被検査容器1,1の口部1aがシール部材14,
15により封止され、空気通路16,17を介し
て圧縮空気供給装置18から一定圧力の圧縮空気
が被検査容器1,1内に供給される。そして所定
時間経過後にエアリークテスタ19によつて被検
査容器1,1の差圧が測定され、該差圧が設定以
上の場合には警報ブザー34が鳴つて被検査容器
1,1のエア漏れを告知する。また被検査容器
1,1のエア漏れが発見されないときは、エアリ
ークテストは無事終了したことになる。そしてし
かるのち電磁切換弁20,21によつて被検査容
器1,1とベツセル22,23を結ぶ通路が開か
れ、被検査容器1,1内の圧縮空気がベツセル2
2,23に分配されて、これらベツセル22,2
3内の圧力P1は圧力計24,24で検出される。
そしてこれら圧力計24,24で検出された圧力
P1は制御部30等に組込まれている演算装置に
インプツトされ、該圧力値および演算装置に予め
インプツトされているベツセル22,23の内容
積v1、被検査容器1,1に最初に送り込んだ圧縮
空気の圧力P0を基にして被検査容器1,1の内
容積v0を算出し、該内容積v0が規格値の範囲外で
あればパトライト35が点灯してその旨を表示す
るのである。このようにして被検査容器1,1の
内容積v0の測定を終了すると、空気放出弁28,
29が開き、ベツセル22,23の圧縮空気を放
出したのちに上昇テーブル12,13が下降し、
保護カバー33が開くので昇降テーブル12,1
3から被検査容器1,1を取出すことにより、被
検査容器1,1のエア漏れ検査および内容積測定
が完了することになるのである。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の容器検査装置によ
れば、従来煩雑な作業により別々に行われていた
漏れ検査と内容積測定が連続的に行われることに
なり、従来方法の時間的ロス、スペース的ロスを
無くして、作業能率の向上化および衛生面での向
上化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の容器検査装置の基本的構造を
示すブロツク図、第2図は外観の正面図、第3図
は作動順序を示すフローチヤート図である。 1……容器、1a……口部、11……容器検査
装置、12,13……昇降テーブル、14,15
……シール部材、16,17……空気通路、18
……圧縮空気供給装置、19……エアリークテス
タ、20,21……電磁切換弁、22,23……
ベツセル、24…圧力計。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 陶磁器等の容器1を載置する一対の昇降テー
    ブル12,13と、これら昇降テーブル12,1
    3の上方に設置されていて、これら昇降テーブル
    12,13を上昇させたときに、その上に載置さ
    れている容器1の口部1aを封止する一対のシー
    ル部材14,15と、これらシール部材14,1
    5に設けられた空気通路16,17と、これら空
    気通路16,17を介して一定圧力の圧縮空気を
    昇降テーブル12,13上の容器1に供給する圧
    縮空気供給装置18と、前記空気通路16,17
    間に設けられたエアリークテスタ19と、このエ
    アリークテスタ19と前記シール部材14,15
    との間において、それぞれ電磁切換弁20,21
    を介して前記空気通路16,17に接続されてい
    る一定容積のベツセル22,23と、これらベツ
    セル22,23内の圧力を検出する圧力計24と
    を備えてなる容器検査装置。
JP4905686A 1986-03-06 1986-03-06 容器検査装置 Granted JPS62206427A (ja)

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JP4905686A JPS62206427A (ja) 1986-03-06 1986-03-06 容器検査装置

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DE4042421A1 (de) * 1990-06-02 1992-04-30 Martin Lehmann Verfahren und vorrichtung zum pruefen des volumens von behaeltnissen
CN101014511A (zh) * 2004-02-17 2007-08-08 约翰·斯蒂芬森 在箱组件中的自动袋以及内容物充填
JP6245279B2 (ja) * 2014-01-23 2017-12-13 株式会社豊田自動織機 蓄電装置の製造方法、製造装置、注液装置、及び注液方法
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