JPH056235A - リアルタイムクロツクのアクセス方式 - Google Patents

リアルタイムクロツクのアクセス方式

Info

Publication number
JPH056235A
JPH056235A JP3182947A JP18294791A JPH056235A JP H056235 A JPH056235 A JP H056235A JP 3182947 A JP3182947 A JP 3182947A JP 18294791 A JP18294791 A JP 18294791A JP H056235 A JPH056235 A JP H056235A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
real
time clock
bus
access
processors
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3182947A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Ishiwatari
純一 石渡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP3182947A priority Critical patent/JPH056235A/ja
Publication of JPH056235A publication Critical patent/JPH056235A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の独立したプロセッサーがリアルタイム
クロックをアクセスする方式に関し、リアルタイムクロ
ックの時刻データの受渡しにプロセッサ間の時刻のずれ
が生じ無いようにすることを目的とする。 【構成】 各プロセッサからのアクセスをバス獲得制御
部で一旦受け、このバス獲得制御部がいずれか一つのプ
ロセッサを共通バスを介してリアルタイムクロックに接
続させるように構成し、装置内に機能別に設置されてい
る複数のプロセッサのいずれかが一つのリアルタイムク
ロックを即座にアクセスすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリアルタイムクロックの
アクセス方式に関し、特に複数の独立したプロセッサー
がリアルタイムクロックをアクセスする方式に関するも
のである。
【0002】監視データを収集する伝送装置等において
は、監視データに関する時刻データ、即ちログデータが
必要になることが多く、そのため、かかる時刻データを
プロセッサーが何らかの形で時刻を計時するリアルタイ
ムクロックに対してアクセスする必要がある。
【0003】
【従来の技術】図3は従来のリアルタイムクロックのア
クセス方式を示したもので、この従来例では独立した三
つのプロセッサMPU1−1〜1−3がそれぞれの間に
デュアルポートRAM(DPRAM)11及び12を挟
んで直列接続されており、リアルタイムクロックにはM
PU1−3のみが接続されている。
【0004】これらのMPU1−1〜1−3はそれぞ
れ、外部とのインターフェス用プロセッサ、調停用プロ
セッサ、及び装置内制御用プロセッサを構成しており、
例えばMPU1−1は外部とのインターフェス用のデー
タに付随した時刻データが欲しい時にはDPRAM1
1、MPU1−2、DPRAM12並びにMPU1−3
を介してリアルタイムクロック2にアクセスし、実際の
ログデータを入手するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のリア
ルタイムクロックのアクセス制御は、ある特定のMPU
に持たせ、その他のMPUはリアルタイムクロックを持
っているMPUからメモリーを介して時刻の受渡しを行
っていたため、そのプロセッサとリアルタイムクロック
との間にメモリー及びMPUが介在する分だけ時刻デー
タがずれてしまうと言う問題点があった。
【0006】また、この問題を解決するため、それぞれ
のMPUにリアルタイムクロックを持たせると言う事が
考えられるが、この場合にはそれぞれのリアルタイムク
ロックを同期させることが困難となり、各MPU間で共
通の時刻データを持つことが出来ないと言う問題点があ
った。
【0007】従って、本発明は、複数の独立したプロセ
ッサがリアルタイムクロックをアクセスする方式におい
て、リアルタイムクロックの時刻データの受渡しにプロ
セッサ間の時刻のずれが生じ無いようにすることを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は本発明に係るリア
ルタイムクロックのアクセス方式を示したもので、本発
明では、各プロセッサ1−1〜1−Nからのバス3−1
〜3−N及び制御線4─1〜4─3に接続され、制御線
4─1〜4─Nからのアクセスによりいずれか一つのプ
ロセッサを共通バス5を介してリアルタイムクロック2
に各プロセッサ1−1〜1−Nを接続させるバス獲得制
御部6を設けたものである。
【0009】また本発明では上記の場合において、バス
獲得制御部6が所定の優先順位に従っていずれか一つの
プロセッサを共通バス5を介してリアルタイムクロック
に接続させる事が出来る。
【0010】
【作用】図1において、各プロセッサ1−1〜1−Nが
リアルタイムクロック2にアクセスするためにはバス獲
得制御部6によるバス獲得制御を受けなければならな
い。その為、各プロセッサ1−1〜1−Nはその制御線
4−1〜4−Nを介してバス獲得制御部6に対してリア
ルタイムクロック2をアクセスしたい旨の要求を行うと
バス獲得制御部6はいずれかのプロセッサがバス接続さ
れるように選択を行い、バス3−1〜3−Nの内のいず
れかが共通バス5に接続されてリアルタイムクロック2
に接続されることとなる。
【0011】この時、バス獲得制御部6は所定の優先順
位を決めておき、これに従っていずれか一つのプロセッ
サとリアルタイムクロック2とをバス接続させる事もで
きる。
【0012】
【実施例】図2は、本発明に係るリアルタイムクロック
のアクセス方式の実施例を示したもので、この実施例で
は図3の従来例と同様に三つのMPU1−1〜1−3が
用いられており、これら三つのMPU1−1〜1−3と
リアルタイムクロック2との間にバス獲得制御部6が接
続されている。
【0013】このバス獲得制御部6は、MPU1−1〜
1−3のそれぞれからのバス獲得要求パルスREQをラ
ッチするラッチ回路61−1〜61−3と、これらラッ
チ回路61−1〜61−3からのラッチされたバス獲得
要求信号REQを受けて各MPU1−1〜1−3に要求
が受け付けられたか否かを示すACK信号を与える要求
決定部62と、この要求決定部62からのACK信号に
より各MPU1−1〜1−3の制御線4−1〜4−3を
リアルタイムクロック2に接続するゲート回路63−1
〜63−3と、同じくACK信号によりアドレスバス3
−1〜3−3を共通のアドレスバス5に接続するための
イネーブル回路64−1〜64−3とで構成されてい
る。
【0014】この実施例の動作を以下の各場合に従って
説明する。 (1)MPU1−1だけがリアルタイムクロック2をア
クセスする時。 (2)優先順位の高いMPU1−3が既にアクセスして
いる時、優先順位の低いMPU1−1がアクセスしよう
とした時。 (3)優先順位の低いMPU1−1が既にアクセスして
いる時、優先順位の高いMPU1−3がアクセスしよう
とした時。尚、優先順位は、MPU1−3>MPU1−
2>MPU1−1とする。
【0015】(1)の場合; まず、MPU1−1はバ
ス獲得要求信号REQ信号を有効にしラッチ回路61−
1を介して要求決定部62に出力する。
【0016】要求決定部62はMPU1−1はバス獲得
要求信号REQ信号を受け、他のMPU1−2及びMP
U1−3がリアルタイムクロック2へのアクセスが無い
ことを確認してMPU1−1に対してACK信号を出力
する。
【0017】これによりこのACK信号が有効になり、
ゲート回路63−1及び64−1はイネーブル状態とな
ってMPU1−1のアドレスバス3−1が共通バス5に
接続され、且つ制御線4−1が共通の制御線50に接続
されることになり、MPU1−1はリアルタイムクロッ
ク2に対してアクセスを行う。
【0018】そして、アクセス終了後は、MPU1−1
はバス獲得要求信号REQを無効にして要求決定部62
へ出力する事により、要求決定部62はMPU1−1へ
のACK信号を取り下げ、アドレスバス3−1及び制御
線4−1をディスエーブルにする。
【0019】(2)の場合; MPU1−1はバス獲得
要求信号REQを有効にしてラッチ回路61−1により
要求決定部62へ知らせる。このバス獲得要求信号RE
Qを受けた要求決定部62は、現在、優先順位の高いM
PU1−3へACK信号を出力しているため、MPU1
−1へのACK信号を使用不可能状態(無効)にして出
力して、MPU1−3のみを有効状態として継続する。
そして、要求決定部62はラッチ回路61−1のクリア
端子CLRに使用不可能状態を示すACK信号を伝える
ことによりMPU1−1からのバス獲得要求信号REQ
を無効にする。
【0020】(3)の場合; MPU1−3はバス獲得
要求信号REQを有効にしラッチ回路61−3を介して
要求決定部62へ出力すると、このバス獲得要求信号R
EQを受けた要求決定部62は、現在、優先順位の低い
MPU1−1へのACK信号を有効にしており、優先順
位の高いMPU1−3のバス獲得要求信号REQを受け
たのでMPU1−1へのACK信号を無効とし、同時に
制御線及びアドレスバスをゲート回路63−1及び64
−1によりディスエーブルにし、MPU1−3へのAC
K信号を有効にしてリアルタイムクロック2へアクセス
可能にする。尚、途中でアクセスを中止されたMPU1
−1は再度始めからアクセスを行うこととなる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明に係るリアルタイム
クロックのアクセス方式によれば、各プロセッサからの
アクセスをバス獲得制御部で一旦受け、このバス獲得制
御部がいずれか一つのプロセッサを共通バスを介してリ
アルタイムクロックに接続させるように構成したので、
装置内に機能別に設置されている複数のプロセッサのい
ずれかが一つのリアルタイムクロックを即座にアクセス
することができ、装置内の時刻は統一され、時刻管理は
容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリアルタイムクロックのアクセス
方式を原理的に示したブロック図である。
【図2】本発明に係るリアルタイムクロックのアクセス
方式の実施例を示したブロック図である。
【図3】従来例のリアルタイムクロックのアクセス方式
の構成を示したブロック図である。
【符号の説明】
1−1〜1−n プロセッサ 2 リアルタイムクロック 3−1〜3−n バス 4−1〜4−n 制御線 5 共通バス 6 バス獲得制御部 図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の独立したプロセッサ(1-1〜1-n)が
    リアルタイムクロック(2) をアクセスする方式におい
    て、各プロセッサ(1-1〜1-n)からのバス(3-1〜3-n)及び
    制御線(4-1〜4-n)に接続され、該制御線(4-1〜4-n)から
    のアクセスによりいずれか一つのプロセッサを共通バス
    (5) を介して該リアルタイムクロック(2) に接続させる
    バス獲得制御部(6)を設けたことを特徴とするリアルタ
    イムクロックのアクセス方式。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のリアルタイムクロック
    (2) をアクセスする方式において、該バス獲得制御部
    (6) が、所定の優先順序に従っていずれか一つのプロセ
    ッサを共通バス(5) を介して該リアルタイムクロック
    (2) に接続させることを特徴としたリアルタイムクロッ
    クのアクセス方式。
JP3182947A 1991-06-27 1991-06-27 リアルタイムクロツクのアクセス方式 Withdrawn JPH056235A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3182947A JPH056235A (ja) 1991-06-27 1991-06-27 リアルタイムクロツクのアクセス方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3182947A JPH056235A (ja) 1991-06-27 1991-06-27 リアルタイムクロツクのアクセス方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH056235A true JPH056235A (ja) 1993-01-14

Family

ID=16127144

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3182947A Withdrawn JPH056235A (ja) 1991-06-27 1991-06-27 リアルタイムクロツクのアクセス方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH056235A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012131964A1 (ja) 2011-03-30 2012-10-04 富士通株式会社 情報処理装置、制御方法およびプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012131964A1 (ja) 2011-03-30 2012-10-04 富士通株式会社 情報処理装置、制御方法およびプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5119480A (en) Bus master interface circuit with transparent preemption of a data transfer operation
KR100354934B1 (ko) 데이터처리시스템및버스프로토콜구현방법
US5659709A (en) Write-back and snoop write-back buffer to prevent deadlock and to enhance performance in an in-order protocol multiprocessing bus
US5469435A (en) Bus deadlock avoidance during master split-transactions
US5293491A (en) Data processing system and memory controller for lock semaphore operations
KR100393168B1 (ko) 컴퓨터 시스템 내의 적응형 다중화 어드레스 및 데이터버스를 운영하기 위한 방법 및 장치
JPS6327738B2 (ja)
JPH0652096A (ja) データ処理システム内でアービタを用いてバス仲裁を実行する方法および装置
US5313591A (en) Computer bus arbitration for N processors requiring only N unidirectional signal leads
EP0147295A2 (en) Data processing system including a plurality of multiprocessor systems
EP0301610B1 (en) Data processing apparatus for connection to a common communication path in a data processing system
EP0929866B1 (en) Bus interface control circuit
US4611275A (en) Time sharing device for access to a main memory through to a single bus connected between a central computer and a plurality of peripheral computers
US5692135A (en) Method and system for performing an asymmetric bus arbitration protocol within a data processing system
US5937206A (en) System for converting states of DMA requests into first serial information and transmitting information to first bus whenever a state change of a request
US5761451A (en) Configuration with several active and passive bus users
JPH056235A (ja) リアルタイムクロツクのアクセス方式
GB1595471A (en) Computer system
US5918025A (en) Method and apparatus for converting a five wire arbitration/buffer management protocol into a two wire protocol
KR20020012616A (ko) 록의 시작 및 끝을 요구하는 데에 버스 커맨드 코드포인트들을 최소로 이용하는 방법
JP2860733B2 (ja) バス接続装置
KR100278805B1 (ko) 멀티 프로세싱 시스템의 데이터 중재장치 및 방법
JP3219422B2 (ja) キャッシュメモリ制御方式
JP2001320385A (ja) 計算機システムのパケット送受信方法、装置及びパケット送受信プログラム
KR100289578B1 (ko) 대용량 통신처리시스템에 있어서 패킷 메모리의중재장치

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980903