JPH0561972U - 端子収容構造 - Google Patents
端子収容構造Info
- Publication number
- JPH0561972U JPH0561972U JP257192U JP257192U JPH0561972U JP H0561972 U JPH0561972 U JP H0561972U JP 257192 U JP257192 U JP 257192U JP 257192 U JP257192 U JP 257192U JP H0561972 U JPH0561972 U JP H0561972U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- female
- terminal
- contact portion
- electric contact
- accommodating chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電気接続箱等のハウジング内に収容した雌−
雌端子に相手方雄タブ端子を確実に挿入させることので
きる端子収容構造を提供する。 【構成】 両方に雌型電気接触部を有する雌−雌端子を
ハウジングの端子収容室に挿入して収容させる端子収容
構造において、雌−雌端子2の端子収容室最先挿入側の
雌型電気接触部8に突出片11を設けると共に、雌−雌
端子の中央に可撓連結部13を形成し、端子収容室5の
内壁に、突出片をスライド係合させるテーパガイド部1
6を設けて、雌型電気接触部8を突出片の反対側に傾倒
可能としてなる構造である。
雌端子に相手方雄タブ端子を確実に挿入させることので
きる端子収容構造を提供する。 【構成】 両方に雌型電気接触部を有する雌−雌端子を
ハウジングの端子収容室に挿入して収容させる端子収容
構造において、雌−雌端子2の端子収容室最先挿入側の
雌型電気接触部8に突出片11を設けると共に、雌−雌
端子の中央に可撓連結部13を形成し、端子収容室5の
内壁に、突出片をスライド係合させるテーパガイド部1
6を設けて、雌型電気接触部8を突出片の反対側に傾倒
可能としてなる構造である。
Description
【0001】
本考案は、電気接続箱等のハウジング内に収容した雌−雌端子に相手方雄タブ 端子を確実に挿入させることのできる端子収容構造に関するものである。
【0002】
図6は、従来の端子収容構造を示す分解斜視図、図7は、同じく組付状態を示 す図6のA−A相当断面図である。 図で、20は、電気接続箱21のリレー用コネクタハウジング、22は、該コ ネクタハウジング20の端子収容室23内に装着される雌−雌端子を示す。
【0003】 該雌−雌端子22は、一方に舌片状のばね片25を有する矩形筒状の雌型電気 接触部26、他方に同じくばね片を有する雌型電気接触部27をそれぞれ形成し て、両電気接触部26,27を基板中央部24で連結すると共に、該電気接触部 26,27に座屈防止部30,31を相対向して延設してなるものである。
【0004】 そして、下側の該電気接触部27にブスバー端子28を挿入接続した状態で、 該雌−雌端子22をコネクタハウジング20の端子収容室23内に装着し、上側 の電気接触部26に相手方雄タブ端子28をコネクタハウジング20の上部開孔 29から挿入接続させる。
【0005】 しかしながら、上記従来の構造にあっては、ブスバー端子28と端子収容室2 3との位置ずれを考慮して端子収容室23と雌−雌端子22とのクリアランスを 大きく設定している関係で、図7の如く、雌−雌端子22がばね片25寄りに心 ずれした場合に、雄タブ端子28が上側の電気接触部26の端縁26aに衝接し たり背面26b側に挿入されてしまうことがあった。また、逆に雄タブ端子28 がばね片25の端部25aに当接した場合には、座屈防止部30,31が当接せ ず、基板中央部24が反り返ってしまうという問題もあった。
【0006】
本考案は、上記した点に鑑み、雌−雌端子の電気接触部に雄タブ端子を確実に 挿入接続し得る端子収容構造を提供することを目的とする。
【0007】
上記した点に鑑み、本考案は、両方に雌型電気接触部を有する雌−雌端子をハ ウジングの端子収容室に挿入して収容させる端子収容構造において、該雌−雌端 子の端子収容室最先挿入側の該雌型電気接触部に突出片を設けると共に、該雌− 雌端子の中央に可撓連結部を形成し、該端子収容室の内壁に、該突出片をスライ ド係合させるテーパガイド部を設けて、該雌型電気接触部を該突出片の反対側に 傾倒可能としてなる構造を採用する。
【0008】
端子収容室に雌−雌端子を挿入する際に、該端子の突出片が端子収容室内のテ ーパガイド部によって徐々に押圧され、雌型電気接触部を中央の可撓連結部から 該突出片の反対側に傾倒させる。これにより、該雌型電気接触部が、その一側を 端子収容室の内壁に当接して位置設定され、相手方雄端子が確実に挿入可能とな る。
【0009】
図1は、本考案に係る端子収容構造の一実施例を示す縦断面図である。 図で、1は、電気接続箱のコネクタハウジング、2は、下側の雌型電気接触部 3にブスバー端子4を接続して該コネクタハウジング1の端子収容室5に収容さ れる雌−雌端子を示す。
【0010】 該雌−雌端子2は、図2に示すように、基板6の一方にばね舌片7を有する矩 形筒状の雌型電気接触部8、他方に眼鏡状にカールした前記雌型電気接触部3を それぞれ形成し、上側(端子収容室最先挿入側)の該電気接触部8の、該ばね舌 片7を連成した前壁9を下方に延長して、座屈防止用の延長部10を形成し、該 延長部10の両側に一対の突出片11,11を前方に突出して設けると共に、該 延長部10に凹溝12を形成して該延長部10の剛性を高め、両電気接触部3, 8を連結する該基板6の中央部にくびれ13aを有する可撓連結部13を形成し てなるものである。
【0011】 また、前記コネクタハウジング1の端子収容室5の内壁15には、該雌−雌端 子2の突出片11に対するテーパガイド部16を切り欠いて形成してある。該テ ーパガイド部16は、上に向かうに従って内壁15との隔たりが小さくなるよう に裾拡がりに傾斜している。
【0012】 図3〜4は、該雌−雌端子2をコネクタハウジング1の端子収容室5に挿入す る状態を順に示す作用説明図である。 すなわち、該雌−雌端子2の突出片11が端子収容室5内のテーパガイド部1 6を摺接することにより、最先挿入側の電気接触部8が徐々に基板6の可撓連結 部13から矢印イの如く該突出片11の反対側に傾倒していき、遂には該電気接 触部8の背面端8aを端子収容室5の対向内壁15aに当接させて位置設定され る。ここで前記延長部10に凹溝12を設けて剛性を高めていることも、該電気 接触部8の傾倒を助長する要素となっている。
【0013】 そして、雄タブ端子(図示せず)をコネクタハウジング1の開孔17から挿入 した際に、該雄タブ端子は、該電気接触部8の端縁に衝接したり背面に誤挿入さ れることなく、ばね舌片7に沿ってスムーズ且つ確実に挿入接続され、該電気接 触部8は可撓連結部13を支点として矢印ロ方向に戻って真直に復元する。また 、例え雄タブ端子がばね舌片7の端部に当接しても、電気接触部8が矢印ロ方向 にやや傾倒して、延長部10が電気接触部3に当接することにより、可撓連結部 13の座屈が防止され、且つ雄タブ端子のスムーズな挿入が可能となる。
【0014】 図5は、上記雌−雌端子の他の実施例を示すものである。この雌−雌端子2′ は、基板6′の可撓連結部13′として一定幅の該基板6′の中央に弾性湾曲部 を形成し、該弾性湾曲部13′により最先挿入側の雌型電気接触部8′を前後に 傾倒可撓としたものである。
【0015】
以上の如くに、本考案によれば、雌−雌端子の突出片がハウジングのテーパガ イド部に沿ってスライド係合することにより、端子収容室最先挿入側の雌型電気 接触部が該ハウジングの端子収容室内で傾倒して内壁に当接し位置設定されるか ら、相手雄端子の挿入接続がスムーズ且つ確実に行われ、電気的接続の信頼性が 向上する。
【図1】本考案に係る端子収容構造の一実施例を示す縦
断面図である。
断面図である。
【図2】同じく雌−雌端子を示す斜視図である。
【図3】同じく雌−雌端子挿入時の作用を示す縦断面図
である。
である。
【図4】同じく挿入完了状態を示す縦断面図である。
【図5】雌−雌端子の他の実施例を示す斜視図である。
【図6】従来例を示す分解斜視図である。
【図7】同じく組付状態を示す図6のA−A相当断面図
である。
である。
1 コネクタハウジング 2,2′ 雌−雌端子 3,8,8′ 電気接触部 5 端子収容室 11 突出片 13,13′ 可撓連結部 15 内壁 16 テーパガイド部
Claims (1)
- 【請求項1】 両方に雌型電気接触部を有する雌−雌端
子をハウジングの端子収容室に挿入して収容させる端子
収容構造において、該雌−雌端子の端子収容室最先挿入
側の該雌型電気接触部に突出片を設けると共に、該雌−
雌端子の中央に可撓連結部を形成し、該端子収容室の内
壁に、該突出片をスライド係合させるテーパガイド部を
設けて、該雌型電気接触部を該突出片の反対側に傾倒可
能としてなることを特徴とする端子収容構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP257192U JP2530839Y2 (ja) | 1992-01-28 | 1992-01-28 | 端子収容構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP257192U JP2530839Y2 (ja) | 1992-01-28 | 1992-01-28 | 端子収容構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0561972U true JPH0561972U (ja) | 1993-08-13 |
JP2530839Y2 JP2530839Y2 (ja) | 1997-04-02 |
Family
ID=11533060
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP257192U Expired - Lifetime JP2530839Y2 (ja) | 1992-01-28 | 1992-01-28 | 端子収容構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2530839Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022019206A1 (ja) * | 2020-07-21 | 2022-01-27 | 北川工業株式会社 | ノイズフィルタ |
-
1992
- 1992-01-28 JP JP257192U patent/JP2530839Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022019206A1 (ja) * | 2020-07-21 | 2022-01-27 | 北川工業株式会社 | ノイズフィルタ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2530839Y2 (ja) | 1997-04-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19961029 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |