JPH0561766A - キヤツシユメモリーの制御方法 - Google Patents

キヤツシユメモリーの制御方法

Info

Publication number
JPH0561766A
JPH0561766A JP3224202A JP22420291A JPH0561766A JP H0561766 A JPH0561766 A JP H0561766A JP 3224202 A JP3224202 A JP 3224202A JP 22420291 A JP22420291 A JP 22420291A JP H0561766 A JPH0561766 A JP H0561766A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
address
cache memory
access
data
bus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3224202A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Ebihara
均 蛯原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP3224202A priority Critical patent/JPH0561766A/ja
Publication of JPH0561766A publication Critical patent/JPH0561766A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Memory System (AREA)
  • Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ミスヒットの発生頻度を減らして外部記憶装
置のアクセス速度を向上させる。 【構成】 キャッシュメモリー1には格納するデータブ
ロックの転送単位n個分の大きさがあり、アドレスレジ
スタ2にはレジスタ部Tiがキャッシュメモリー1に格
納できるブロック数nだけ存在し、比較器3は任意のレ
ジスタ部TiのアドレスAiと、CPU10からのアク
セスアドレスAとを比較し、キャッシュアドレス生成器
4はヒットしたレジスタ部Txの示すキャッシュメモリ
ー1のバンクCy(ブロックのアドレス)とアクセスア
ドレスAからキャッシュメモリー1のアクセスアドレス
を生成する。さらに先読みアドレス発生器5は最新のレ
ジスタ部Tzが示すアドレスAzから、次に読み込むで
あろうデータブロックのアドレスf(Az)を生成し、
このアクセスアドレスAとアドレスf(Az)を選択し
て外部バス20に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特にバスを通して大量
のデータ読み出しを行う計算機に好適なキャッシュメモ
リーの制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば図3に示すようなキャッシュメモ
リーを有する計算機では、CPU31からのアクセス要
求があると、そのアドレスを含むデータブロックがキャ
ッシュメモリー32の中にあるかどうかを調べ、キャッ
シュメモリー32内に既に存在している場合はキャッシ
ュメモリー32からデータを取り込み、外部装置34へ
のアクセスは行わない。従っていちいちバスアクセスを
行わないことによって、特にバスアクセス開始時のオー
バーヘッドの大きな外部バス33を介して外部装置34
が接続されている場合に、アクセス時間を大幅に短縮す
ることができる。
【0003】ところがこのシステムにおいて、上述のア
ドレスを含むデータブロックがキャッシュメモリー32
内に存在しない場合は、外部バス33を経由して外部記
憶装置34からキャッシュメモリー32にデータブロッ
クを転送すると共にCPU31がデータを取り込む。つ
まり、キャッシュメモリー32のミスヒットが発生した
場合は、外部バス33を通して新しいデータブロックを
読み込む時間がデータアクセス時間となるので、キャッ
シュメモリー32の効果が失われてしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、上述した従来の計算機のシステムでは、キャッシ
ュメモリーがミスヒットした場合には、新しいデータブ
ロックを読み出さなければならないため、外部バスの転
送速度によってCPUのデータアクセス速度が規定され
てしまう欠点を持つというものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、バスアクセス
開始時のオーバーヘッドの大きなバスを介して外部記憶
装置が接続され、データアクセスを高速化するためのキ
ャッシュメモリーを持ち、上記外部記憶装置からデータ
をブロック化して読み出すことにより転送効率を向上さ
せることができる計算機に関し、CPU10からのアク
セス要求があると、そのアクセスアドレスを含むデータ
ブロックを上記外部記憶装置(外部バス20)から読み
出して上記キャッシュメモリー1に格納(キャッシュア
ドレス生成器4)し、以後上記キャッシュメモリー1に
ヒットする限りは、上記キャッシュメモリー1のデータ
のみをアクセスすると共に、上記キャッシュメモリー1
にヒットしている際(アドレスレジスタ2、比較器3)
に、次にアクセスするであろうデータブロックを上記キ
ャッシュメモリー1に先読み転送(先読みアドレス発生
器5、セレクタ6)しておくようにしたキャッシュメモ
リーの制御方法である。
【0006】
【作用】これによれば、キャッシュメモリーからの読み
出しと同時に次のデータブロックの先読みを行うので、
先読みによりキャッシュメモリーのミスヒットの発生頻
度を減らしてデータ転送に伴うバスのオーバーヘッドを
見かけ上減らすことで、外部記憶装置のアクセス速度を
向上させることができる。
【0007】
【実施例】図1は本発明によるキャッシュメモリーの制
御方法を実現するための制御回路の一例を示す構成図で
ある。この図において、1はキャッシュメモリーであっ
て、このキャッシュメモリー1には格納するデータブロ
ックの転送単位n個分の大きさがあり、バンクCi(i
=1〜n)に分けて独立構造にするか、デュアルポート
メモリーなどを使用して、入出力が同時に行えるものと
する。
【0008】また2はアドレスレジスタであって、この
アドレスレジスタ2にはレジスタ部Ti(i=1〜n)
がキャッシュメモリー1に格納できるブロック数nだけ
存在し、キャッシュメモリー1に格納するデータブロッ
クのアドレスAxと、それが格納されているキャッシュ
メモリー1のバンクCyとの対応を示すものである。
【0009】さらに3は比較器であって、この比較器3
はアドレスレジスタ2の任意のレジスタ部Tiの中のデ
ータブロックのアドレスAiと、CPU10からのアク
セスアドレスAとを比較し、その結果を出力する。
【0010】また4はキャッシュアドレス生成器であっ
て、このキャッシュアドレス生成器4はヒットしたアド
レスレジスタ2のレジスタ部Txの示すキャッシュメモ
リー1のバンクCy(ブロックのアドレス)とCPU1
0のアクセスアドレスAから、キャッシュメモリー1の
アクセスアドレスを生成する。
【0011】さらに5は先読みアドレス発生器であっ
て、この先読みアドレス発生器5は最新のアドレスレジ
スタのレジスタ部Tzが示すデータブロックのアドレス
Azから、次に読み込むであろうデータブロックのアド
レスf(Az)を生成する。
【0012】また6はセレクタであって、このセレクタ
6は比較器3の出力に従ってCPU10からのアクセス
アドレスAと先読みアドレス発生器5からのアドレスf
(Az)を選択して外部バス20に供給する。
【0013】さらに図2に先読みキャッシュ制御のため
のフローチャートを示す。なおこの説明において、CP
U10のアクセスアドレスをAとする。またアドレスレ
ジスタをTi(i=1,2,・・・,n)とする。さら
にヒットしたアドレスレジスタをTx(x=1,2,・
・・,n)とする。
【0014】すなわち動作が開始されると、ステップ
〔1〕でCPU10のアクセスアドレスAとアドレスレ
ジスタTiとを比較する。このステップ〔1〕で一致し
ないときは、ステップ〔2〕でアドレスAを含むデータ
ブロックをキャッシュメモリー1へ転送開始する。さら
にステップ〔3〕でアクセスアドレスAのデータが到着
しだい、CPU10はデータを読み込む。またステップ
〔4〕で読み込んだブロックと格納したキャッシュメモ
リー1との対応をアドレスレジスタTに登録して動作は
終了する。
【0015】一方ステップ〔1〕でTxと一致のとき
は、ステップ〔5〕でCPU10はキャッシュメモリー
1からデータを読み出す。さらにステップ〔6〕でTx
が最新のデータブロックか否か判断される。そしてTx
が最新のデータブロックのとき(YES)はステップ
〔7〕でTxの次のブロックf(Az)の先読み転送を
開始する。さらにステップ〔8〕でアドレスf(Az)
とキャッシュメモリー1の対応をTに登録して動作は終
了する。またステップ〔6〕でTxが最新のデータブロ
ックでないとき(NO)はそのまま動作は終了する。
【0016】なおキャッシュメモリー1に格納できるデ
ータブロックの数には限りがあるので、不足した場合は
LRUなどのアルゴリズムを使って、古いデータと置き
換える。また先読みアドレス発生器が発生するアドレス
f(Az)は、一般的には最新のデータブロックのアド
レスを1ブロック分(サイズα)進めたもので良い
〔例:f(Az)=A+α〕。さらにαの値を変えれば
先読みの深さと方向をコントロールすることも可能であ
る。また上述のインプリメントでは、アドレスレジスタ
と一致せず新しいデータブロックを転送する際に先読み
を行っていないが、続けて先読み転送を行うなどの変形
も可能である。
【0017】こうして上述の装置によれば、キャッシュ
メモリー1からの読み出しと同時に次のデータブロック
の先読みを行う(先読みアドレス発生器5、セレクタ
6)ので、先読みによりキャッシュメモリー1のミスヒ
ットの発生頻度を減らしてデータ転送に伴うバスのオー
バーヘッド(外部バス20)を見かけ上減らすことで、
外部記憶装置のアクセス速度を向上させることができる
ものである。
【0018】すなわち、アクセスパターンを予測して実
際のアクセスが起きる前にキャッシュに読み込んでおく
ことにより、遅い外部バスのアクセスをキャッシュメモ
リーのアクセスと平行して行って、データ転送に伴うバ
スのオーバーヘッドを見かけ上減らすことで、外部記憶
装置のアクセス速度を向上させる方法である。
【0019】以上説明したように本発明に従えば、先読
み転送によって、キャッシュミスヒット時のオーバーヘ
ッドを減らして、より有効にキャッシュを利用すること
ができる。これによれば特徴として、以下に列挙する効
果がある。 先読み転送では、CPUのキャッシュアクセスと、
バスからのデータ転送が同時に行われるため、バスアー
ビトレーションなどのオーバーヘッド時間が見かけ上減
る。 外部バスを経由してデータアクセスを行う場合な
ど、バスアクセス開始時のオーバーヘッドが比較的大き
い場合に特に有効である。 バスのバースト転送機能などと組み合わせれば、バ
スの持つ転送レートを最大限有効に使える。 キャッシュ容量が小さく、頻繁なデータ転送を行う
場合でも、連続的なアクセスでは性能低下が少ない。 回路規模が小さいので、LSI化が容易である。
【0020】
【発明の効果】この発明によれば、キャッシュメモリー
からの読み出しと同時に次のデータブロックの先読みを
行うので、先読みによりキャッシュメモリーのミスヒッ
トの発生頻度を減らしてデータ転送に伴うバスのオーバ
ーヘッドを見かけ上減らすことで、外部記憶装置のアク
セス速度を向上させることができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるキャッシュメモリーの制御方法を
実現するための装置の一例の構成図である。
【図2】その説明のためのフローチャート図である。
【図3】キャッシュメモリーを有する計算機の一例の構
成図である。
【符号の説明】
1 キャッシュメモリー 2 アドレスレジスタ 3 比較器 4 キャッシュアドレス生成器 5 先読みアドレス発生器 6 セレクタ 10 CPU 20 外部バス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バスアクセス開始時のオーバーヘッドの
    大きなバスを介して外部記憶装置が接続され、データア
    クセスを高速化するためのキャッシュメモリーを持ち、
    上記外部記憶装置からデータをブロック化して読み出す
    ことにより転送効率を向上させることのできる計算機に
    関し、 CPUからのアクセス要求があると、そのアクセスアド
    レスを含むデータブロックを上記外部記憶装置から読み
    出して上記キャッシュメモリーに格納し、以後上記キャ
    ッシュメモリーにヒットする限りは、上記キャッシュメ
    モリーのデータのみをアクセスすると共に、上記キャッ
    シュメモリーにヒットしている際に、次にアクセスする
    であろうデータブロックを上記キャッシュメモリーに先
    読み転送しておくようにしたキャッシュメモリーの制御
    方法。
JP3224202A 1991-09-04 1991-09-04 キヤツシユメモリーの制御方法 Pending JPH0561766A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3224202A JPH0561766A (ja) 1991-09-04 1991-09-04 キヤツシユメモリーの制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3224202A JPH0561766A (ja) 1991-09-04 1991-09-04 キヤツシユメモリーの制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0561766A true JPH0561766A (ja) 1993-03-12

Family

ID=16810129

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3224202A Pending JPH0561766A (ja) 1991-09-04 1991-09-04 キヤツシユメモリーの制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0561766A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0895857A (ja) * 1994-09-29 1996-04-12 Shikoku Nippon Denki Software Kk 入出力キャッシュ
JPH08248791A (ja) * 1995-03-13 1996-09-27 Ricoh Co Ltd 加熱装置
KR100486252B1 (ko) * 2002-08-12 2005-05-03 삼성전자주식회사 캐쉬 장치 및 이에 적합한 캐쉬 제어 방법

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0895857A (ja) * 1994-09-29 1996-04-12 Shikoku Nippon Denki Software Kk 入出力キャッシュ
JPH08248791A (ja) * 1995-03-13 1996-09-27 Ricoh Co Ltd 加熱装置
KR100486252B1 (ko) * 2002-08-12 2005-05-03 삼성전자주식회사 캐쉬 장치 및 이에 적합한 캐쉬 제어 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100240911B1 (ko) 데이터 프리페치 방법, 캐시 라인 프리페치 방법 및 시스템(progressive data cache)
EP0470734B1 (en) Cache memory management system
KR100262906B1 (ko) 데이터 선인출 방법 및 시스템
JP3880581B2 (ja) キャッシュのロックを使用するストリーミング・データ
US5958040A (en) Adaptive stream buffers
JP3516963B2 (ja) メモリアクセス制御装置
JPH0628180A (ja) プリフェッチバッファ
JP2002297379A (ja) ハードウェアプリフェッチシステム
JPH0512116A (ja) キヤツシユメモリ制御装置
GB2468007A (en) Data processing apparatus and method dependent on streaming preload instruction.
US9235523B2 (en) Data processing apparatus and control method thereof
TW243509B (en) Data processor with memory cache and method of operation
US6606688B1 (en) Cache control method and cache controller
US5732409A (en) Caching disk controller implemented by hardwired logic
US5649143A (en) Apparatus and method for providing a cache indexing scheme less susceptible to cache collisions
JP2001331793A (ja) 画像処理装置及びキャッシュメモリ
JPH0561766A (ja) キヤツシユメモリーの制御方法
JPH06243037A (ja) データ先読み装置
JPH0675853A (ja) キャッシュメモリ装置
JPH04340637A (ja) キャッシュ制御方式
JPH0573415A (ja) 階層化キヤツシユ方式
JPH0535591A (ja) キヤツシユメモリ装置
JPH0738171B2 (ja) デ−タ処理装置
JPH09251424A (ja) キャッシュ装置
JPH0520188A (ja) キヤツシユ制御装置