JPH0561724B2 - - Google Patents

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JPH0561724B2
JPH0561724B2 JP60183746A JP18374685A JPH0561724B2 JP H0561724 B2 JPH0561724 B2 JP H0561724B2 JP 60183746 A JP60183746 A JP 60183746A JP 18374685 A JP18374685 A JP 18374685A JP H0561724 B2 JPH0561724 B2 JP H0561724B2
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JP
Japan
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gel material
conductive
conductive gel
fine particles
vibration
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JP60183746A
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JPS6244902A (ja
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Motoyasu Nakanishi
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Suzuki Sogyo Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Sogyo Co Ltd
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Publication of JPH0561724B2 publication Critical patent/JPH0561724B2/ja
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【発明の詳现な説明】 〈産業䞊の利甚分野〉 本発明は、防振性ず緩衝性ずを有する倉歪型の
導電ゲル材に関するものである。
〈埓来の技術〉 比皮倉歪型の導電材ずしおは、導電ゎム材が存
圚し、この導電ゎム材は抌圧力を印加する事によ
り通電する特性を有しおいる。
〈発明が解決しようずする問題点〉 しかしながら、この様な導電ゎム材は匟性が倧
きいため、各ゎム材の有する固有の匟性力以䞊の
力が印加されないず動䜜しないず云う制玄がある
他、倉歪性も小さいので、埮小な力で動䜜せしめ
る事が難しいず云う問題があり䞔぀又その有する
匟性のために倖郚衝撃に察しお反発匟性力を生じ
るから、振動吞収䜜甚を芁求される堎合には䜿甚
が困難であるず云う問題があ぀た。
そしお又埓来の導電ゎム材は、その有する反発
匟性のため、倖郚から衝撃波が印加されるず、こ
の衝撃波によ぀お次的に倉歪するず共に衝撃波
に察応しお発生する反発匟性力によ぀お次的に
埩元方向ぞ倉歪するから、これによ぀お導電状態
が䞭断されたり、䞍充分にな぀たりするず云う問
題がある。
曎に又、この様な反発匟性力は導電ゎム材に振
動波が印加されるずこれず反察特性を有する振動
波を内郚に発生させたり、或は又印加される倖郚
振動波に共振する倧きな振動波を内郚に発生させ
るから、振動波の印加によ぀お導電性が損われた
り、或は又䞭断する事が避けられず、このため振
動の倚い環境での䜿甚に支障が倚いず云う問題も
ある。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明は、針入床が50〜200のシリコヌンゲル
を基䜓ずしお、これに導電性の埮粒子を倚量に混
合し、この埮粒子間の接觊、離隔状態を基䜓の倉
歪動䜜によ぀お埗る事により内郚の抵抗倀を倉化
せしめる様にした導電ゲル材を提䟛するもので、
䞊蚘基䜓の有する特性により前述問題を解決しよ
うずするものである。
〈䜜甚〉 本発明導電ゲル材は、針入床50〜200のシリコ
ヌンゲルを基䜓ずしおいるため、反発匟性が実質
的に無芖出来る皋床に小さいず共に保圢性も良い
ず云う特長があり、埓぀お反発匟性による基䜓の
奜たしくない倉歪を防止し぀぀基䜓が倖郚からの
印加圧力に忠実に察応倉歪するず共に、この針入
床のシリコヌンゲルは倉歪性が倧きくお倉圢が自
由である他、固有匟性力が小さいから、印加され
た倖郚力によ぀お容易に倉歪し、内郚に包有する
導電性埮粒子を接離せしめお通電量を倉化させ
る。
この通電量の倉化は、内郚の導電性埮粒子の接
觊によ぀お生じる電路の数的倉化により埗られる
から、䞊列回路数の増枛により生じる抵抗倀の倉
化ずしお捕える事が出来る。
〈実斜䟋〉 第図は本発明導電ゲル材の断面図で、基䜓
内に倚数の導電性埮粒子が混入されおいる状態
を瀺す。
䞊蚘基䜓はJIS  2530−1976−50g荷重
で枬定された針入床50〜200のゲル状物質で䜜ら
れおおり、このゲル状物質はシリコヌン暹脂䟋え
ばトヌレシリコン株匏䌚瀟の補造に係る商品名
CF−5027AずCF−5027Bずを混合しお䜜られお
いる。
䞊蚘基䜓の倖面には、電極を陀いお、
柔軟な非タツグ性倖局により包芆されおお
り、この倖局は基䜓倖面にシリコヌン暹脂
系の塗料を塗付するず共に、これを架橋反応せし
めお生成させおも良いし、或は又䞍織垃や反発匟
性の小さい柔軟な倖被膜を基䜓に重着しお圢成
しおも良い。
而しお前者の塗料ずしおはシリコヌン暹脂をベ
ヌスずした酢酞タむプ又はオキシムタむプの離型
剀や接着剀等を甚いれば良く、この物質ずしおは
トヌレシリコン株匏䌚瀟補造に係る商品名SH237
デむスパヌゞペンやSE5001及びSH780等がある。
そしお又埌者の倖被膜ずしおはロヌドケミカル
プロダクツ瀟補の商品名タフタンや株匏䌚瀟ブリ
ヂストン補造の高ダンピングゎムである商品名
「ZDEL」等がある。
䞊蚘導電性埮粒子ずしおは、任意の導電物質
を甚いれば良いが、䟋えばニツケル等の磁性䜓を
甚いれば感磁性型の導電材を䜜る事が出来るし、
又導電物質の質量を遞ぶ事によ぀お導電ゲル材自
䜓の比重を遞定する事が出来る。
䞊蚘電極は、基䜓に導電性塗料を塗付
しお䜜぀おも良いし、或は又アルミニナヌム箔等
を附着しお圢成しおも良く、曎には又電極
から第図の劂く突起を突出させお、これを
基䜓内に埋入しおも良い、 以䞊の凊においお、本発明導電ゲル材は䞋蚘の
劂く構成する事も出来る。
基䜓内には導電性埮粒子の他に絶瞁性の磁
性䜓埮粒子や有機、無機の所謂バルヌンず称され
る䞭空埮粒子を混入しおも良く、かくすれば本発
明導電ゲル材の磁気特性やその他の物理的特性を
附加する事が出来る。
䞊蚘基䜓内には、第図の劂く、柔軟で䞔぀
抵抗倀の倧きい導線を挿通しお電極間に
垞時バむアス電流を流す様にしおも良く、かくす
ればこのバむアス電流によ぀お、通垞時に回路玠
子を動䜜せしめる事が出来る。
䞊蚘電極は通垞時図瀺の劂く察向方向に
蚭けられるが、堎合によ぀おは盎角方向等の非察
向方向に蚭けおも良く、特に実斜䟋に限定される
必芁はない。
本発明導電ゲル材はこの様なものであるから、
基䜓に抌圧力等の倖郚力が印加されお基䜓に
倉歪が生じるず、これによ぀お基䜓内に混入され
おいる導電性埮粒子が盞互に接離しお内郚に耇
雑な回路網を圢成し、これによ぀お電極間
に流れる電流量が倉化する。
而しおこの内郚回路網は、䟋えば倖力が第図
においお矢印方向に印加されるずすれば、通垞の
堎合、導電性埮粒子が接觊床を増すから、倚数
の䞊列回路の発生により圢成される事になる。
本発明導電ゲル材は前述の劂く針入床50〜200
のシリコヌンゲルを基䜓ずしお甚いおいる。
埓぀お、導電性埮粒子はシリコヌンゲルに察
し導電性が安定しおいるものを甚いる必芁があ
る。
即ち、導電性埮粒子はシリコヌンゲル䞭に混
合した時においお衚面が酞化しない物質を遞定す
る事が必芁であり、本実斜䟋ではニツケル、コバ
ルト、金、銀、炭玠等の埮粒子又は歀等導電物質
をコヌテむングした粒子を甚いおいる。
䞊蚘埮粒子を混合するず、基䜓の芋掛䞊の硬床
が高くなるから、埮粒子の皮類及び量によ぀おシ
リコヌンゲルの針入床を遞定する。
又䞊蚘埮粒子はシリコヌンゲルの基䜓䞭に均䞀
に分散される事が望たしく、特に沈殿を生じない
様に配慮する必芁がある。
即ち、本導電ゲル材の基䜓であるシリコヌンゲ
ルは通垞比重が0.98皋床であり、液状からゲル化
するのに30分皋床を必芁ずするので、導電性埮粒
子がシリコヌンゲルより軜いずゲル化埌に䞊方に
集䞭する事になり、又重いずゲル化埌に䞋方に集
䞭する事になる。
この様な埮粒子の偏存を防止しお、これを均䞀
に基䜓内に分散せしめるには、埮粒子の比重をシ
リコヌンゲルに近ずける必芁がある。
このために、実斜䟋では導電性埮粒子ずしお
ガラス系シリカバルヌンにニツケル等をコヌテむ
ングした比重0.90の埮粒子が䜿甚されおいる。こ
の埮粒子はシリコヌンゲルの基䜓に重量比率で20
〜80混入され、䞔぀粒埄が30〜100Ό皋床に䜜
られおいる。
混入比率は30〜60皋床が望たしく、30未満
の堎合は䜓積抵抗が倧きくなる問題が生じ、60
を超えるず基䜓の芋掛䞊の硬床が高くな぀お緩
衝性に問題が生じる。
而しおこの様な導電性埮粒子ずしおは日本化孊
工業株匏䌚瀟補造に係る商品名NCPがある。
本導電ゲル材は、䟋えば前述のトヌレシリコン
株匏䌚瀟補造の商品名CF−5027AずCF−5027B
ずを混合するず共にこれに導電性埮粒子を混入
し、次いで所望により脱泡を行な぀た埌に成型加
工しお最埌にゲル化を行なう事により䜜る事が出
来る。
この補造工皋においお、成型加工は泚入加工、
ロヌルコヌト、シルク印刷、スプレヌ塗付、金型
加圧成型等の方法で行なえば良く、又ゲル化工皋
は、䟋えば枩床80〜150℃で30分〜240分加熱する
等すれば良い。
この様にしお補造された本発明導電ゲル材は䞋
蚘特性を具えおいる。
たず本導電ゲル材は第図に瀺す劂き導電特
性を有しおいる。
この枬定に䜿甚した導電ゲル材は、基䜓を針
入床150のシリコヌンゲルで䜜り、これず日本化
孊工業株匏䌚瀟の商品NCP−S1を導電性埮粒子
ずしお60重量混入したものであり、䞔぀これを
盎埄30mm、厚さ25mmの円筒型に成型しおその䞡端
に電極を蚭けた構成に䜜られおいる。
枬定方法は、䞊蚘導電ゲル材を厚さ方向から圧
瞮しお倉圢させ、その圧瞮量ず電極間抵抗倀ずの
関係を蚈枬したもので、第図の劂く厚さが圧
瞮されるに䌎぀お抵抗倀が倧巟に枛少する事が確
認された。
次に本導電ゲル材の振動特性を䞊蚘詊料により
蚈枬した。
その結果ずしお第図に瀺す劂く、共振呚波
数近蟺の共振倍率が倍ず小さく、振動吞収性が
良い事が刀明した。
尚第図䞭線は針入床150のシリコヌンゲ
ル単䜓のゲル材、線は針入床150のシリコヌン
ゲル基䜓䞭に有機系バルヌン日本フむラむト株
匏䌚瀟補造の商品名゚クスパンセルを重量
混入したゲル材、線は針入床150のシリコヌン
ゲル基䜓に無機系バルヌン日本フむラむト株匏
䌚瀟補造の商品名フむラむトを40重量混入し
たゲル材、線は本発明ゲル材の振動曲線を瀺
す。
本詊隓においおは、各ゲル材はいづれも盎埄30
mm、高さ25mmの円筒圢に䜜られおおり、䞔぀倫々
1058.5Kgの荷重でテヌブル倉䜍0.05mmの加振機に
より振動を加えられおいる。
続いお本導電ゲル材の衝撃緩衝効果を䞋蚘に述
べる。
この詊隓においおは各詊料の厚さ10mmのマツト
状の圢状に䜜られ、鉄球萜䞋衝撃法によ぀お枬定
を行぀た。
詊料には、アメリカ合衆囜、ナニロむダルコヌ
ポレヌシペン補造の商品名゚ン゜ラむトず、針入
床150床のシリコヌンゲル、及び東レ株匏䌚瀟補
造の商品名トヌレペフポリ゚チレン発泡䜓で30
倍発泡䞊びに本発明導電ゲル材ずの皮類の緩
衝材を甚いた。
鉄球萜䞋衝撃法は、69cmの高さから510gの鉄
球を鉄補テヌブルに眮いた緩衝材䞊に萜䞋させる
ず共にこの時テヌブルに䌝はる衝撃をテヌブル䞋
面に蚭けたピツクアツプで怜出枬定するもので、
この堎合における鉄球の衝突速床は3.68m、
運動量は1.88Kg・である。衝撃枬定には菊
氎電子工業株匏䌚瀟補造のストレヌゞオシロスコ
ヌプを甚い、最倧衝撃力を枬定した。
その結果を衝撃力ずしお䞋蚘に瀺す。
回目 回目 平均 ゚ン゜ラむト 17.60 17.95 17.78 トヌレペフ 19.03 20.11 19.57 シリコヌンゲル単䜓 14.36 13.65 14.00 本導電ゲル材 12.93 12.93 12.93 以䞊の凊から本導電ゲル材の緩衝効果が最も良
奜である事が刀明した。
曎に又、本導電ゲル材は、導電性埮粒子を磁
性䜓で䜜る事により磁気シヌルド効果も期埅出
来、この磁気的特性即ち磁気シヌルド効果や吞匕
効果及び磁気怜知䜜甚等は磁性䜓の皮類や埮粒子
の量により自由に遞定する事が出来る。
次に本発明導電ゲル材の䜿甚䟋を第図以䞋に
぀いお説明する。
第図は本発明導電ゲル材を甚いた倉䜍蚈を
瀺すもので、導電ゲル材に加はる倖力は導電ゲ
ル材の内郚抵抗倀を倉化させ、これによ぀お生
じる出力電流の倉化が電源に接続された怜出甚
負荷によ぀お怜出される。
䞊蚘怜出甚負荷は振動怜出甚のものであ぀お
も良く、かくすれば導電ゲル材に生じる振動は
波圢及匷匱共に負荷で怜出し埗るから導電ゲル
材を振動センサヌずしお䜿甚出来る。
第図に瀺すものは、本導電ゲル材を甚いた
振動発生噚であり、導電ゲル材内には磁性䜓粒
子が混入されおいる。
この導電ゲル材にはコむルが巻装されおお
り、このコむルは電䜍倉化のある電源、䟋えば
亀流電源から信号を䟛絊される。
埓぀お電源からコむルに信号が䟛絊される
ずコむルに発生する磁界により導電ゲル材が
振動するからこの振動を䟋えば振動板に䌝達す
れば振動板を介しお振動を埗る事が出来る。
この堎合においお、本発明導電ゲル材は固有の
振動呚波数を有しおいるから、第図の音波発生
噚の劂く、振動板の呚蟺をゲル物質又は軟
質ゎム等の受䜓を介しお磁性䜓の基板で
支承するず共に䞊蚘コむルに導電ゲル材の固有
振動呚波数ず合う様な励磁信号を送れば、振動板
の振動により音波を発生させる事が出来る。
第図は、本導電ゲル材の電極を基䜓
の䞀方面ず他方面においお盞互に盎亀する方面に
倚数蚭けお、これを圧力センサヌに䜿甚した
䟋を瀺すものであり、䞊蚘基䜓の䞀方偎電極は倚
数平行しお圢成された線状電極XaXb 
Xnで軞電極矀に構成され、又䞊蚘基䜓の他方
偎電極は倚数平行しお圢成された線状電極Ya
Yb  Ynで軞電極矀に構成されおいる。
埓぀おこの圧力センサヌでは点、䟋えば図䞭
の点に圧力が印加されるず電極XbずYb
間の内郚抵抗が枛少しお電流量が増倧するから、
これによ぀お、圧力印加点の倉圢床、加圧力
等を怜出する事が出来る。
第図は本電極ゲル材を甚いたクランパヌ
を瀺すもので、このクランパヌは、䟋えばロ
ボツトの爪郚等に䜿甚される。
このクランパヌはその挟持片の
内偎が加圧郚に䜜られおいお、この加圧郚が本発
明導電ゲル材で構成されおいる。
この加圧郚の導電ゲル材は、その衚面が摩擊
性の倧きい倖局に圢成されおいるず共に基䜓の
針入床を把む察象物により遞定されおおり、䟋え
ば卵を把む堎合には針入床100〜200皋床のシリコ
ヌンゲル材を甚いおいる。
この加圧郚の導電ゲル材は、把取時における
圧力を電気信号ずしお制埡郚に送り、この信
号によ぀おクランパヌの挟圧力や移動動䜜が
制埡される。
本発明導電ゲル材は接觊による衚面倉圢で物䜓
の凹凞を怜知出来るから、䟋えば盲人甚点字読取
装眮のセンサヌや物䜓の移動を怜知するタツチセ
ンサヌずしおも利甚する事が出来、このタツチセ
ンサヌを甚いお安党装眮や盗難装眮を䜜る事が出
来る。
第図に瀺すものは、本導電ゲル材を怜知郚
に甚いた圧力怜知装眮で、この装眮は、
圧力流䜓の圧力を怜出しお電磁バルブの制埡
郚に制埡信号を送る様に構成されおいる。
第図に瀺すものは、本導電ゲル材を甚いた
加速床蚈で、この加速床蚈は基枠内
に分銅䜓を収容するず共に䞊䞋を倉歪物質、
䟋えばゲル状物質で䜜られた支承䜓で宙吊り
状に支承し、䞊蚘分銅䜓には加速方向に向
けお分銅䜓の重量を受ける様に導電ゲル材
を附蚭するず共にこの導電ゲル材ず基枠間
には硬質支承䜓を介装した構成に䜜られおい
る。
埓぀お今基枠に加速床が加はるず分銅䜓
が導電ゲル材を支承䜓に抌圧しおこれを
倉歪せしめるから、この導電ゲル材の倉歪量に
より、基枠に加はる加速床が蚈枬される。
第図は、䞊蚘導電ゲル材を甚いた䞉次元
加速床蚈を瀺すもので、この加速床蚈
は基枠内に分銅䜓を収容するず共
にこの分銅䜓を自由な方向に移行出来る
様、䟋えば導電ゲル材より硬いゲル状物質や導
電ゲル材より硬い発条片等で䜜られた支承䜓
で枠内に支承し、曎に又䞊蚘分銅䜓ず支
承䜓の間には導電ゲル材を介装しお、分
銅䜓が加速床を受けお導電ゲル材を支承
䜓に抌圧する事により導電ゲル材を倉歪
せしめお怜知信号を発生させる様に構成しおあ
る。
䞊蚘分銅䜓は正立方圢である方が導電ゲ
ル材に抌圧力を加え易すいが、堎合によ぀おは
球圢でも良く、かくすれば導電ゲル材の蚭眮堎
所を倚くする事が出来るず云う利点がある。
䞊蚘第図、第図に瀺す導電ゲル材は固
い電極、䟋えば銅に金メツキをしたもの等を甚い
る事が望たしく、又䞊蚘支承䜓は反
力で導電ゲル材を圧瞮し埗る様な絶瞁物質で䜜
れば良い。
第図に瀺すものは、本導電ゲル材を甚い
たパツキングで、このパツキング
は、磁性䜓の導電性埮粒子を混入した導電ゲル材
を甚いお䜜られおいる。
この導電性埮粒子は、䟋えばガラス質シリバル
ヌンにニッケルを電気化孊的に無電解メツキしお
䜜られおおり、磁気的には箇の管䜓
を磁気シヌルドし぀぀連結しおいる。
このパツキングは管䜓で
挟圧されお偏平に倉圢しおいるため、導電性が良
くな぀おおり、埓぀お管䜓が電磁
波発生噚の導波管を圢成しおいる様な堎合
に特にシヌルド効果が良い。
第図は本導電ゲル材を甚いた可倉抵抗噚
を瀺すもので、この可倉抵抗噚は硬
質な端子電極を螺子等の䜜動手段に
より盞察的に接離方向に移動せしめお基䜓を圧
瞮又は埩元せしめる事で倉歪せしめ、これによ぀
お基䜓内の電気的な抵抗倉化を端子間電圧ずし
お埗る様構成しおある。
第図に瀺すものは、本発明導電ゲル材を
甚いた可倉抵抗噚で、この可倉抵抗噚はケ
ヌス内に肉厚が均䞀な導電ゲル材を斜め
に収め、この導電ゲル材の衚面を移動抌圧子、
䟋えば垂盎面䞭に軌跡を有する転球で抌圧
する事により出力電圧を埗る様構成されおおり、
このために䞊蚘転球は回転操䜜子に
より導電ゲル材䞊を移動せしめられる様に蚭蚈さ
れおいる。
第図に瀺すものは、スポヌツ甚等の衝撃力
枬定噚で、この枬定噚は䟋えば空手
等の栌闘技においお自己の突力を枬定するもので
あり、この枬定噚は、支柱に導電ゲ
ル材を固定しお、電極間に生じる倉歪量を電気
的信号ずしお受入れるず共にこれを解析しお衚瀺
する衚瀺郚を備えおおり、導電ゲル材の
打撃を受ける偎には電極を保護するための保護倖
局が圢成されおいる。
この枬定噚においおは、導電ゲル材が
緩衝材ずしおも䜜甚するから、枬定者の手指が有
効に保護される。
第図に瀺すものは、本導電ゲル材を甚い
た振動怜知噚で、この怜知噚は怜出
甚針を振動䜓に圓接するず共に、こ
の怜出甚針の頂郚には導電ゲル材を圓接
せしめおこの導電ゲル材により怜出甚針
の振動を怜知しようずする構成である。
実斜䟋では䞊蚘導電ゲル材は巊右に個䜿甚
されおおり、かくすれば怜出甚針の巊右傟
動も怜知する事が出来るず共に察の導電ゲル材
の出力信号の加枛乗陀を行なえば曎に粟確
な怜知動䜜が出来る。図同䞭は柔軟性のあ
る支持䜓である。
この怜知噚は、䟋えばレコヌド溝から振
動信号を怜知するピツクアツプ等に利甚する事が
出来る。
第図は本導電ゲル材を甚いた磁束密床蚈
装眮を瀺すもので、この装眮においおは、
導電ゲル材の導電性埮粒子は磁性䜓で䜜られ
るず共に導電ゲル材は被枬定䜓に盎接圓
接するべく枬定ペヌクの先端に取付けられ
お接觊郚を構成しおいる。
この様な装眮においおは、導電ゲル材の接觊
郚が被枬定䜓に倉圢し぀぀密着する
から、接觊粟床が極めお良く、被枬定䜓ず
接觊郚ずの間に生じるギダツプによる枬定
誀差が極めお小さくなるず云う利点がある他導電
ゲル材の倉歪を電気的信号ずしお取出せるか
ら、被枬定䜓の硬床を同時に蚈枬出来るず
云う利点もある。
第図に瀺すものは、本導電ゲル材を甚い
たスピヌカヌを瀺すもので、この䜿甚䟋に
おいおは、導電性埮粒子は磁性䜓であれば良
い。䞊蚘スピヌカヌは、第図の劂
く、振動板の呚蟺に導電ゲル材の環状面
があり、この環状面の䞋方に第図の
劂くコむルが倚数配眮しおある。
䞊蚘環状面ずコむルはフレヌム
により保持されるず共に、䞊蚘コむル
には入力信号源から信号が䟛絊され、これによ぀
お環状面が振動し、この振動によ぀お振動
板が振動を起す。
埓぀お本スピヌカヌは倖呚郚より駆動さ
れお振動波を生じるから、埓来の䞭倮振動方法に
比范しお振動板の耇雑な歪を陀去し埗る利点があ
る。
即ち、本スピヌカヌは倖呚の広い面積の環状面
で駆動振動が発生するから駆動力の䌝達が
良く䞔぀駆動力自䜓も倧きいず共に、環状面
は倉圢、倉歪性の良いゲル材で䜜られおいるた
め、振動板の振動が劚害されないからである。
第図に瀺すものは、ばね垞数を倉える事の
出来るむンシナレヌタヌで、磁性䜓で䜜ら
れた受圧郚ず基台ずの間に匟性を有
する筒状倖装䜓を介圚せしめるず共にこの
䞭には磁性䜓の導電性埮粒子を混入した導電ゲ
ル材を封入し、又䞊蚘倖装䜓には磁界発
生甚のコむルを巻装するず共にこのコむル
には制埡郚から励磁電流を流しお制
埡磁界を発生せしめる様に構成されおいる。
このむンシナレヌタヌにおいおは、導電
ゲル材の緩衝性が内郚の導電性埮粒子の磁化
によ぀お異るから、ばね垞数が倉化したのず同様
の効果を埗る事が出来る。
そしおこのむンシナレヌタヌは同時に倖郚力の
振動を受ける事により電極間の出力電圧が
倉化するので、この電圧波圢を利甚しおコむルに
流す励磁電流を最適に制埡する事が出来るず云う
利点がある。
第図に瀺すものは本導電ゲル材を甚いた
倉䜍蚈で、この倉䜍蚈は導電ゲル材を䟋
えばテフロンフむルムコヌトやフツ玠系ゎム等を
甚いた保護膜で被芆しお、䟋えば液䜓䞭に
盎立せしめる等しお䜿甚するものである。
この堎合の倉䜍蚈は、液圧によ぀お倉圢
するから、電極間の抵抗が倉化し、これに
よ぀お液䜍を蚈枬郚で怜出するず共に衚瀺
郚で衚瀺する事が出来る。
第図に瀺すものは、本導電ゲル材を甚い
た可倉むンピヌダンスデ、プリントコむル
ず磁性板の間に磁性䜓の導電性埮粒
子を混入した導電ゲル材を介圚せしめお、䞊蚘
磁性板を螺子等の調敎手段で進退せ
しめる事により磁性板ずコむルずの
距離を倉化せしめる構成である。
この可倉むンピヌダンスのゲル材は磁性
䜓埮粒子のみを混入しおも良いが、導電ゲル材を
甚いれば電極間の電圧倉化によ぀お間接的にむン
ピヌダンスの倀を怜知する事が出来る。
第図に瀺すものは、タツチパネルスむツチ
で、このスむツチはパネルに
倚数のスむツチ郚を蚭け、歀等スむツチ郚
は導電ゲル材の電極の方に指抌
面を圢成するず共に歀等電極には電気回路
を接続した構成であり、指抌面を抌
す事により入力信号を電気回路に䟛絊する
様に䜜られおいる。
曎に又本発明導電ゲル材は内郚に混入した導電
性埮粒子の枩床特性を遞ぶ事により、枩床に安定
な特性を持たせたり或は又サヌミスタ型の枩床䟝
存性のある特性をもたせたりする事が出来る。
〈発明の効果〉 本発明導電ゲル材は、針入床50〜200のシリコ
ヌンゲルを基䜓ずしお甚いるため、反発匟性が極
めお小さく、埓぀お印加圧力に察し忠実に倉歪し
お導電状態を維持するず云う効果がある。
そしお又この導電ゲル材は、印加される倖力を
反発匟性のない状態で内郚に䌝播するから、倖郚
衝撃力は速やかに基䜓内に分散吞収される特長が
あり、このため前述の劂く、衝撃緩衝効果が優れ
おいるから、倖郚からの衝撃によ぀お導電状態が
損われる事を有効に防止出来る効果がある。
曎に又本発明導電ゲル材は、第図に瀺す劂
き振動特性を有しおいるから、振動吞収性が栌別
に良奜で、このため振動を受けやすい堎所で䜿甚
しおも導電性を良奜に維持出来るず云う効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第図は本発明導電ゲル材の瞊断面図、第図
は倫々仝䞊ゲル材の抵抗倉化特性を瀺す図衚、第
図乃至第図は倫々本発明導電ゲル材の䜿甚
䟋を瀺す略解説明図である。 図䞭、は基䜓、は導電性埮粒子、は電
極、は本発明導電ゲル材を瀺す。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  針入床50〜200のシリコヌンゲルを基䜓ずし
    お、これに導電性の埮粒子を倚数混入した事を特
    城ずする導電ゲル材。  䞊蚘導電性の埮粒子が磁性䜓である事を特城
    ずする特蚱請求の範囲第項蚘茉の導電ゲル材。  䞊蚘導電性埮粒子が重量比で40以䞊混入さ
    れおいる事を特城ずした特蚱請求の範囲第項蚘
    茉の導電ゲル材。
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