JPH0561347A - 画像形成装置のトナー補給装置 - Google Patents

画像形成装置のトナー補給装置

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JPH0561347A
JPH0561347A JP3220747A JP22074791A JPH0561347A JP H0561347 A JPH0561347 A JP H0561347A JP 3220747 A JP3220747 A JP 3220747A JP 22074791 A JP22074791 A JP 22074791A JP H0561347 A JPH0561347 A JP H0561347A
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JP
Japan
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toner
toner cartridge
cartridge
cam
replenishing device
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Application number
JP3220747A
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English (en)
Inventor
Takashi Ikeda
貴志 池田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0561347A publication Critical patent/JPH0561347A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】着脱可能なトナーカートリッジ内にトナー搬送
機構を設けたり、あるいはボトルを回転したりする必要
がなく、トナーの前記トナーカートリッジよりの排出を
良好に行い、しかもトナーカートリッジ単体の場合トナ
ー漏れのないトナー補給装置を提供する。 【構成】トナーカートリッジ7のトナー排出開口部1
0,12近傍を振動させ、あるいはトナーカートリッジ
をトナーを受ける部分14に対し近接、退避の往復運動
を行わせ、その場合退避速度が近接速度よりも大きいよ
うにする。トナーカートリッジ7のトナー排出開口部
は、トナーカートリッジのセット動作で開放され、その
脱動作で閉止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トナーまたは現像剤を
収納しかつ端部にトナーの排出開口部を具備するトナー
カートリッジと、このトナーカートリッジから排出され
たトナーを受ける部分とを有する画像形成装置のトナー
補給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、ファックス、プリンタ等の画像
形成装置の現像装置には、トナーまたは現像剤(以下ト
ナーと称する)の補給のため、トナーカートリッジを用
いることが一般的である。近年の複写機等のコンパクト
化に伴い、設置にスペースを取らずかつ設置位置に自由
度のあるトナーカートリッジが要求されている。さら
に、カートリッジ交換時にトナーによる汚れの生じない
こと、そして安価であることが求められている。
【0003】従来のトナーカートリッジは、トナーホッ
パーの上部に配置し、自然落下によりホッパーにトナー
を供給するものがあるが、これは配置位置がトナーの自
然落下の可能な位置に限定され、また所要スペースが大
きく小型の複写機等には不適である。カートリッジを横
に配置しその内部に送り機構を設けることも、数多く提
案されているが(実開昭61−157962号公報
他)、これは構成が複雑かつ高価となるのを免れない。
さらに、カートリッジの外周にらせん部を設け、カート
リッジ自体を回転させることによりトナーを片側に送る
構成(特開昭60−146265号公報)も提案されて
いる。これは、カートリッジ自体が回転するため、トナ
ー排出部では回転部分のシールが必要になり、充分なシ
ール性が得られないときは、トナー汚れが発生すること
になり、またカートリッジ自体にこれを回転させるため
の駆動部が必要であるため、この提案も構成が複雑かつ
高価となる欠点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来のトナ
ーカートリッジにおける前述の欠点を解消し、駆動部分
を内蔵することなく、かつトナー汚れのないトナーカー
トリッジを提案することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題は、本発明に
より、産業上の利用分野に記した画像形成装置のトナー
補給装置において、トナーカートリッジのトナー排出開
口部近傍を振動させる機構を設けることにより解決され
る。
【0006】本発明は、前記の課題の解決のために、前
記機構が、トナー排出開口部近傍にてトナーカートリッ
ジに衝撃を与えることにより振動を発生させることを提
案する。
【0007】また、本発明は、前記の課題の解決のため
に、前記機構が、カムとこのカムにより制御さればね作
用の下にトナーカートリッジの一部に当接と退避とを行
う部材とを有し、前記衝撃がこの当接時発生することを
提案する。
【0008】また、本発明は、前記の課題の解決のため
に、トナーカートリッジのトナー排出開口部をトナーを
受ける部分に対し近接、退避の往復運動を行わせる機構
を設けることを提案する。
【0009】さらに、本発明は、前記の課題の解決のた
めに、前記往復運動における退避速度が近接速度よりも
大きくすることを提案する。
【0010】さらに、本発明は、前記の課題の解決のた
めに、前述の各構成に加え、トナーカートリッジの内側
面に低摩擦材料のコーティングを施すことを提案する。
【0011】さらに、本発明は、前記の課題の解決のた
めに、前記の各構成におけるトナーカートリッジがその
端部の円周上にトナー排出開口部を備え、この開口部の
開口幅がトナーカートリッジの全長の2分の1以下であ
り、トナーカートリッジにこれに対し摺動可能に取付け
たシャッター部材と前記トナー排出開口部を閉止するシ
ール部材とを設け、シール部材がその1端をシャッター
部材にそして他端を前記トナー排出開口部の縁部に固着
されていることを提案する。
【0012】さらに、本発明は、前記の課題の解決のた
めに、前記排出されたトナーを受ける部分にトナーカー
トリッジを案内する案内部材を設け、この案内部材にシ
ャッター部材に係止するストッパを設け、このストッパ
がトナーカートリッジのセット時シャッター部材に係止
して前記トナー排出開口部を開放させ、トナーカートリ
ッジの脱時前記シャッター部材に係止してトナー排出開
口部が閉止されるように作用することを提案する。
【0013】
【作用】本発明のトナー補給装置においては、トナーカ
ートリッジのトナー排出開口部近傍を振動させることに
より、あるいはトナーカートリッジのトナー排出開口部
を前記トナーを受ける部分に対し近接、退避の往復運動
を行わせ、その場合退避速度を大きくすることにより、
トナー搬送機構を設けることなく、トナーカートリッジ
内のトナーをトナーを受ける部分にスムースに排出させ
る。また、本発明のトナー補給装置に用いるトナーカー
トリッジのトナー排出開口部は、カートリッジ単体の場
合閉止されており、トナー補給装置へセット時は自動的
に開放され、そしてトナー補給装置よりの脱時は再び自
動的に閉止される。
【0014】
【実施例】以下に、本発明を図面に示す実施例により説
明する。
【0015】図1に示す第1実施例において、感光体ド
ラム1に現像装置2が付設されているが、これらは従来
周知のものであり、かつ本発明と直接の関係がないの
で、詳しい説明を省略する。
【0016】現像装置2にトナーを収納するホッパー3
が取付けられ、その現像装置2へのトナー供給口には補
給ローラ4が配置されている。5はアジテータである。
さらに、ホッパー3にはトナー補給装置6が取付けられ
ており、このトナー補給装置について、以下に説明す
る。
【0017】図1および図2に示すように、トナー補給
装置6にはトナーカートリッジ7が装着されており、こ
のトナーカートリッジ7は、図3にも示すように、ボト
ル8とキャップ9よりなっている。ボトル8は、その端
面に半月形のトナー排出開口部10および胴外周部にピ
ンボトル11とを有し、キャップ9は前記開口部10の
側にてボトル8にバヨネット機構で回動可能にかつ密着
して装着されており、その端面側には前記ボトル8のト
ナー排出開口部10に対応する同じく半月形の開口部1
2およびピンキャップ13が設けられている。
【0018】図3は、トナー補給装置6へ装着前のトナ
ーカートリッジ7単体を示す。この状態において、ボト
ル8のトナー排出開口部10とキャップ9の開口部12
とは180°ずれた位置にあり、従ってトナー排出開口
部10は閉じられた状態にあり、この状態にてボトル8
とキャップ9とはSで示すシール等で固定してある。
【0019】トナーカートリッジ7は、これをトナー補
給装置6へ装着するとき、キャップ9とともにトナー補
給装置本体のブラケット14内に挿入される。このと
き、ピンキャップ13がブラケット14の孔15に嵌合
して、以後のキャップ9の回転が阻止される。16およ
び17は、ブラケット14の内面とキャップ9との間の
シール材であり、18はブラケット14と固定関係にあ
るボトルホルダーである。ボトルホルダー18には、係
止穴18aが設けられている。
【0020】ボトル8を上述した装着したままの状態よ
り180°回動させると、ピンボトル11がボトルホル
ダー18の係止穴18aに係止することにより、ボトル
8はこの位置に保持される。このとき、ボトル8のトナ
ー排出開口部10とキャップ9の開口部12とは合致す
る相互位置にあり、ボトル8内のトナーはブラケット1
4の下方へ落下することができる。
【0021】図1に示すように、ブラケット14の下側
開口部とホッパー3の上側開口部とはパイプ19で連結
され、このパイプ19内には搬送スクリュウ20が配置
されている。
【0022】図2に示すように、ブラケット14には、
トナーカートリッジ7のボトル8およびキャップ9の両
開口部10、12の下側に対向して、振動軸21が軸方
向に摺動可能に軸受されている。振動軸21には、図4
に示すように、これに設けた支片22と側壁23との間
に戻しばね24が配置され、さらに一端にピン25が固
定して取付けられている。このピン25に対しカム26
が回転可能に設けられており、ピン25とカム26とは
戻しばね24の作用により常時接触関係にある。27は
カム軸であり、図示しない装置本体の駆動モータおよび
クラッチを介して回転せしめられ、必要に応じて動作す
るように制御される。
【0023】図5に示すカム26の位置では、ピン25
はカム26の高い頂部近くに接触し、よって振動軸21
の図示の右端はトナーカートリッジ7とは離れた位置に
ある。カム26がさらに矢印で示す反時計方向に回転す
ると、図6に示すように、ピン25はカム26の頂部を
越え、戻しばね24の作用によりカムの谷部に落下し、
振動軸21は急速に右方へ移動し、その右端がトナーカ
ートリッジ7に衝突する。カム26の回転の間、この衝
突が繰り返され、ボトル8のトナー排出開口部10近傍
に衝撃振動が与えられる。
【0024】トナーは、トナー容器に振動が与えられる
と、その与えられた場所に向かって移動する習性のある
ことが知られている。従って、前述のようにトナーカー
トリッジ7のトナー排出口近傍に衝撃振動を与えてやる
ことにより、トナーカートリッジ7内のトナーをトナー
排出口へ搬送することができ、ついでブラケット14内
へ排出することが可能となる。かくブラケット14内へ
排出されたトナーは、ついで搬送スクリュウ20により
ホッパー3内に搬出され、ここでアジテータ5で撹拌さ
れた後補給ローラ4の回転により現像装置2へ送られ
る。
【0025】なお図1では、トナーカートリッジ7を現
像装置2の軸方向に平行に配置した実施例を示したが、
直角方向に配置することも勿論可能である。また、前述
の実施例では振動軸を用いたが、振動軸以外の他の手段
を用いてトナーカートリッジに振動を与えることも可能
である。振動を与える位置は、トナーカートリッジのト
ナー排出開口部近傍であれば、いずこでも同様の効果が
得られる。
【0026】図7、図8および図9に示す第2実施例が
図1ないし図6に示す第1実施例と異なる点は、第2実
施例におけるボトルホルダー28がボトル8の軸方向に
移動可能に構成されていることである。以下に第2実施
例について説明するが、第2実施例において、第1実施
例と同じ部材には同じ符号を付している。
【0027】図7ないし図9において、ボトルホルダー
28は、ピンボトル11の係止する係止穴28aの外
に、レール状体28b,28cを備え、これらレール状
体28b,28cは装置本体に固定のケース29の案内
溝30に摺動可能に嵌入されている。ボトル8のピンボ
トル11がボトルホルダー28の係止穴28aに係止し
ている限り、ボトル8従ってトナーカートリッジ7とボ
トルホルダー28とは、一体的に移動する。
【0028】ボトルホルダー28の下側にはコロ31を
回動可能に担持するピンホルダー32が固定され、この
コロ31に接合してカム33が配置されている。そのカ
ム軸34は、装置本体の図示しないモータよりクラッチ
を介し、トナーカートリッジ7よりの排出トナー量を制
御するように回転駆動される。本実施例では、補給ロー
ラ4に同期して駆動される。また、戻しばね35がボト
ルホルダー28側フック36と装置本体側フック37と
の間に張設され、コロ31とカム33とは、戻しばね3
5の作用により常時接触している。
【0029】カム33によるコロ31従ってボトルホル
ダー28の駆動態様は、図5および図6にて説明したも
のと同じである。すなわち、図10において、コロ31
はカム33の高い頂部近くに接触し、よってトナーカー
トリッジ7は図7に示す左端位置にあり、戻しばね35
は延びた状態にある。カム33がさらに矢印で示す反時
計方向に回転すると、図11に示すように、コロ31は
カム33の頂部を越え、戻しばね35の作用によりカム
33の谷部に落下し、トナーカートリッジ7は急速に右
方へ図8に示す位置に移動する。カム33の回転の間、
この急速移動が繰り返される。
【0030】カム33の回転中にコロ31がカム33の
頂部に向かって近づいているときは、図12aに示すよ
うに、トナー排出開口部10の近傍にトナーを担持しつ
つボトル8は緩徐に左方へ、図7に示す位置へ移動す
る。ついで、コロ31がカム33の頂部を越えてその谷
部に落下するとき、図12bに示す位置よりボトル8は
戻しばね35の戻し作用により急速に右方へ、図8に示
す位置へ移動し、このときトナー排出開口部10の近傍
にあるトナーは、ボトル8の急速移動についていくこと
ができず、図12cに示すように、ブラケット14内に
振り落される。
【0031】前述のように、トナーカートリッジ7は左
方へ、排出口側へ移動するときは緩徐に移動し、従って
ボトル8内のトナーはこの移動時ボトル8と一体的に動
く。コロ31がカム33の頂部を越えてトナーカートリ
ッジ7が急速に右方へ移動するとき、そのときまで停止
していたトナーに働く慣性力は、トナーをボトルととも
に移動させようとするボトル8の内側面との摩擦力や粘
性よりも大きく、そのためトナーカートリッジ7の急速
移動時トナーはトナーカートリッジ7とともに移動する
ことなく、ブラケット14内に落下する。かくして、ボ
トル8内のトナーはブラケット14内に供給され、この
動作を繰り返すことにより、ほぼ水平に配置されたトナ
ーカートリッジ7よりトナーは好都合に排出される。
【0032】前述の各実施例の動作を確実にするため
に、ボトル8の内側面はできるだけ摩擦係数が低いこと
が望ましい。このため、該内側面にフッ素系樹脂等の低
摩擦材料のコーティングを施すのが好都合である。
【0033】また、カム26およびカム33の形状は、
ピン25またはコロ31が前記カムの頂部を越えたと
き、戻しばね24または35の戻し作用が振動軸21ま
たはボトルホルダー28従ってトナーカートリッジ7に
かかることが必要である。このためカムは、その最大半
径部(頂部)と最小半径部とを結ぶ稜線に前記ピン25
またはコロ31が接触しないように、該最小半径部がカ
ム頂部とカム軸中心とを結ぶ線上に位置し、あるいはこ
の線より回転方向上流側に位置する形状とするのがよ
い。
【0034】前述の各実施例では、ボトル8およびキャ
ップ9の端面にトナー排出開口部を配置しているが、該
開口部はボトルおよびキャップの端部の円周上に設ける
ことも可能である。このような実施例を、図13ないし
図15に示す。10’と11’は、ボトル8およびキャ
ップ9のそれぞれのトナー排出開口部であり、トナーカ
ートリッジ7単体の場合、両開口部がずれた位置にあっ
て閉止状態にあり、トナー補給装置6へ装着したとき合
致して開放状態となることは、前述の実施例と同じであ
る。
【0035】さらに、トナーカートリッジは必ずしも円
筒である必要はなく、図16ないし図18に示すよう
に、断面を四角形その他の長方形とすることも可能であ
る。かくすることにより、カートリッジを特定の形状に
限定する必要がないので、設計の自由度が大きくなり、
複写機等の空きスペースを有効に利用することができ
る。 図16ないし図18に示すトナーカートリッジ4
0は、その端部の周上にトナー排出開口部41を設け、
この開口部41は、図17に示すように、カートリッジ
単体の場合、シャッター42に巻回したシール43によ
り閉止されている。図19にも示すように、前記シール
43の端部がシャッター42のカートリッジ側でない側
に粘着固定され、またこのシール43はシャッター42
の1つの端部を巻回し、他のシール端部は開口部41の
1つの縁部41aにてトナーカートリッジ40に粘着固
定されている。図18に示すように、シャッター42
は、トナーカートリッジ40に対しそのレール体44に
設けた案内溝45により摺動可能となっている。
【0036】次に、トナーカートリッジ40の着脱動作
を図20ないし図22により説明する。
【0037】図20において、セット時、トナーカート
リッジ40はそのレール体44と装置本体の図示しない
レールにより案内されて、矢印F方向にブラケット14
に装入される。この場合、ブラケット14もトナーカー
トリッジ40の案内部材の用をなす。トナーカートリッ
ジ40とともに移動案内されるシャッター42のストッ
パ部42aがブラケット14のストッパ14aに当接し
て止められると、その後のトナーカートリッジ40の移
動時このカートリッジとシャッター42との間にずれが
生じ、カートリッジ40のトナー排出開口部41がシー
ル43より漸次開放され、セット状態を示す図21で
は、該開口部41は完全に開放された状態となる。46
は、シール材料である。
【0038】図21において、ブラケット14のストッ
パ14aの位置と図21に示すセット状態におけるトナ
ー排出開口部41の縁部41aとの距離をLとすると
き、このLの値をトナー排出開口部41の幅bの2倍以
上とすることにより、セット状態にてシール43を該開
口部41より完全に除くことができる。距離Lはトナー
カートリッジ40の全長より小さくなくてはならないの
で、前記幅bはトナーカートリッジ40の全長の2分の
1以下とする必要がある。
【0039】図21に示すセット状態において、トナー
カートリッジ40に振動軸21により、既述のように、
衝撃振動が与えられ、カートリッジ内のトナーはトナー
排出開口部41へ運ばれ、ついでブラケット14内へ排
出される。
【0040】トナーカートリッジ40を取り外すとき
は、図22に示すように、カートリッジ40は矢印G方
向に移動させられるが、このときシャッター42のもう
1つのストッパ部42bがブラケット14のストッパ1
4aで止められるため、シャッター42は停止したまま
カートリッジ40のみが移動し、それによりカートリッ
ジ40のトナー排出開口部41は、図22に示すよう
に、シール43により完全に閉止される。
【0041】シャッター42は、図示しない機構によ
り、カートリッジ40に対し図22に示す位置から左へ
は移動できないようにされており、従ってカートリッジ
40を図22に示す位置からさらに矢印G方向に移動さ
せるとき、シャッター42のストッパ部42bはブラケ
ット14のストッパ14aを乗り越え、それによってス
トッパ14aによるストッパ作用は解消される。かくし
て、トナーカートリッジ40を装置本体から取り出した
とき、カートリッジ40のトナー排出開口部41はシー
ル43により閉止されたままの状態を保持している。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、トナーカートリッジ内
にトナー搬送機構を設けたり、またボトルを回転させる
こともなく、トナーカートリッジは単なる容器でよいの
で安価であり、略水平に配置したカートリッジ内のトナ
ーを好都合に搬送しトナーを受ける部分に排出すること
ができる。
【0043】さらに、ボトルを回転させることがないの
で、トナーカートリッジに設けたトナー排出開口部のシ
ール構成が容易となり、カートリッジ交換時にトナーで
汚れることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明によるトナー補給装置を具備する
現像装置の断面図である。
【図2】図2は本発明の第1実施例の断面図である。
【図3】図3は第1実施例のトナーカートリッジおよび
ボトルホルダーの斜視図である。
【図4】図4は第1実施例の振動機構の説明のための正
面図である。
【図5】図5はその平面図である。
【図6】図6は振動機構の異なる動作位置を示す同じ平
面図である。
【図7】図7は本発明の第2実施例の断面図である。
【図8】図8は図7とは異なる往復運動位相にあるトナ
ーカートリッジを示す第2実施例の断面図である。
【図9】図9は図8のX−X線による断面図である。
【図10】図10は第2実施例の往復運動を行わせる機
構の説明図である。
【図11】図11は前記機構の異なる動作位置を示す説
明図である。
【図12】図12は第2実施例におけるトナー排出態様
を示す説明図である。
【図13】図13は本発明に用いるトナーカートリッジ
の変形例の斜視図である。
【図14】図14は前記変形例の縦断面図である。
【図15】図15はその横断面図である。
【図16】図16はトナーカートリッジのさらに別の変
形例の斜視図である。
【図17】図17はの前記変形例の縦断面図である。
【図18】図18はその横断面図である。
【図19】図19は図17に示すトナーカートリッジの
要部の拡大断面図である。
【図20】図20は図16ないし図19に示す変形トナ
ーカートリッジのセット時の断面図である。
【図21】図21は同変形トナーカートリッジのセット
状態を示す断面図である。
【図22】図22は同変形トナーカートリッジの脱時の
状態を示す断面図である。
【符号の説明】
2 現像装置 6 トナー補給装置 7,40 トナーカートリッジ 8 ボトル 9 キャップ 10,41 トナー排出開口部 14 ブラケット 18,28 ボトルホルダー 21 振動軸 24,35 戻しばね 25 ピン 26,33 カム 31 コロ 42 シャッター 42a,42b ストッパ部 43 シール

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナーまたは現像剤を収納しかつ端部に
    トナーの排出開口部を具備するトナーカートリッジと、
    このトナーカートリッジから排出されたトナーを受ける
    部分とを有する画像形成装置のトナー補給装置におい
    て、トナーカートリッジのトナー排出開口部近傍を振動
    させる機構を設けたことを特徴とするトナー補給装置。
  2. 【請求項2】 前記機構が、トナー排出開口部近傍にて
    トナーカートリッジに衝撃を与えることにより振動を発
    生させることを特徴とする、請求項1に記載のトナー補
    給装置。
  3. 【請求項3】 前記機構が、カムと、このカムにより制
    御さればね作用の下にトナーカートリッジの一部に当接
    と退避とを行う部材とを有し、前記衝撃がこの当接時発
    生することを特徴とする、請求項2に記載のトナー補給
    装置。
  4. 【請求項4】 トナーまたは現像剤を収納しかつ端部に
    トナーの排出開口部を具備するトナーカートリッジと、
    このトナーカートリッジから排出されたトナーを受ける
    部分とを有する画像形成装置のトナー補給装置におい
    て、トナーカートリッジのトナー排出開口部を前記トナ
    ーを受ける部分に対し近接、退避の往復運動を行わせる
    機構を設けたことを特徴とするトナー補給装置。
  5. 【請求項5】 前記往復運動における退避速度が近接速
    度よりも大きくしたことを特徴とする、請求項4に記載
    のトナー補給装置。
  6. 【請求項6】 前記機構が、トナーカートリッジに取り
    付けた部材に接触回転するカムと、トナーカートリッジ
    にその退避方向にかつ前記カムと前記部材とを接触させ
    る方向に作用するばねとを有することを特徴とする、請
    求項4または請求項5に記載のトナー補給装置。
  7. 【請求項7】 前記カムが、その最小半径部がカムの最
    大半径部とカムの回転中心とを結ぶ線上またはこの線よ
    り回転方向上流側に位置するような形状を有することを
    特徴とする、請求項3または請求項6に記載のトナー補
    給装置。
  8. 【請求項8】 トナーカートリッジの内側面に低摩擦材
    料のコーティングを施したことを特徴とする、請求項1
    ないし請求項7の1つに記載のトナー補給装置。
  9. 【請求項9】 トナーカートリッジがその端部の円周上
    にトナー排出開口部を備え、この開口部の開口幅がトナ
    ーカートリッジの全長の2分の1以下であり、トナーカ
    ートリッジにこれに対し摺動可能に取付けたシャッター
    部材と前記トナー排出開口部を閉止するシール部材とを
    設け、シール部材がその1端をシャッター部材にそして
    他端を前記トナー排出開口部の縁部に固着されているこ
    とを特徴とする、請求項1ないし請求項8の1つに記載
    のトナー補給装置。
  10. 【請求項10】 前記排出されたトナーを受ける部分に
    トナーカートリッジを案内する案内部材を設け、この案
    内部材にシャッター部材に係止するストッパを設け、こ
    のストッパがトナーカートリッジのセット時シャッター
    部材に係止して前記トナー排出開口部を開放させ、トナ
    ーカートリッジの脱時前記シャッター部材に係止してト
    ナー排出開口部が閉止されるように作用することを特徴
    とする、請求項9に記載のトナー補給装置。
  11. 【請求項11】 トナーカートリッジの脱時における前
    記案内部材のストッパとシャッター部材との係止が、一
    定の大きさ以上の力が掛かったとき、解除されること特
    徴とする、請求項10に記載のトナー補給装置。
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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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