JP7289751B2 - 現像剤補給容器及び現像剤補給システム - Google Patents
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画像形成装置100は、まず原稿台ガラス102の上に置かれた原稿101を読み取って画像情報を取得する、あるいは装置本体に通信可能に接続されたパーソナルコンピュータ等のホスト機器から送信された画像情報を取得する。そして、取得した画像情報に応じた光像を光学部103の複数のミラーMとレンズLnにより、電子写真感光体(以下、感光体104)上に結像させることにより、感光体104に静電潜像が形成される。この静電潜像は、乾式の現像器(1成分現像器)201により現像剤としてのトナー(1成分磁性トナー)を用いて可視化される。
次に、現像剤補給システム200を構成する現像剤受入れ装置8について、図3(a)乃至図3(c)を用いて説明する。なお、図3(b)では説明を理解しやすくするために、図3(a)に示した引き込みレバー10の図示を省略している。
次に、現像剤補給システム200を構成する本実施形態の現像剤補給容器1について、図4(a)乃至図12(b)を用いて説明する。図4(a)及び図4(b)に示すように、現像剤補給容器1は、容器本体2と、フランジ部3と、シャッタ4と、ポンプ部5と、往復動部材6と、カバー7とを有する。容器本体2は現像剤を現像剤受入れ装置8(図3(a)参照)へ補給するために、現像剤受入れ装置8内で図4(a)に示す回転軸線Pを中心に矢印R方向へ回転して、内部に収容されている現像剤を搬送可能に設けられている。本実施形態の場合、現像剤受入れ装置8に装着される前(初期状態)の現像剤補給容器1においては、シャッタ4の一部が装着方向(矢印A方向)に関し現像剤補給容器1の最下流端部(詳しくはカバー7)よりも下流側に突出している。以下、現像剤補給容器1を構成する各要素について詳細に説明する。
図5に示すように、容器本体2は内部に現像剤を収容する現像剤収容部2cを有する。また、容器本体2には、容器本体2が回転軸線Pに対して矢印R方向へ回転することによって容器本体2内の現像剤を現像剤収容部2cひいては現像剤貯留部3a6(図4(b)参照)へ搬送するための螺旋状に形成された搬送溝2aが形成されている。さらに、容器本体2には、開口した一端面側の外周面の全周に亘る係合溝としてのカム溝2bと、本体側から駆動を受ける駆動受け部2d(ギア)とが形成されている。なお、本実施形態では、カム溝2bと駆動受け部2dが容器本体2に対して一体的に形成されているが、カム溝2bあるいは駆動受け部2dを別体として形成し、容器本体2に一体的に取り付けた構成であってもよい。なお、本実施形態では現像剤として、例えば体積平均粒径が5μm~6μmのトナーが現像剤収容部2c内に収容されている。そして、本実施形態では、現像剤収容部2cは容器本体2だけでなく、容器本体2と後述するフランジ部3及びポンプ部5の内部スペースを合わせたものである。
続いて、フランジ部3について、図3(a)を参照しながら図4(a)乃至図6(b)を用いて説明する。排出部としてのフランジ部3は、容器本体2が挿入されるようにして相対回転可能に取り付けられている。そして、現像剤補給容器1が現像剤受入れ装置8に装着される際に、フランジ部3が装着部8fに対し非回転に装着される。このフランジ部3の一部には、図6(b)に示すように、排出口3a4が設けられており、その周囲には開口シール3a5が貼着されている。排出口3a4の上部には、排出前の現像剤を一定量貯留可能な現像剤貯留部3a6が設けられている。フランジ部3には、図4(a)及び図4(b)に示すように、後述するポンプ部5、往復動部材6、シャッタ4、カバー7が組み付けられている。
フランジ部3は、図6(a)に示すように、現像剤受入れ部11の係止部11bと係合可能なガイド部30を有している。ガイド部30は、現像剤補給容器1から現像剤受入れ部11への現像剤補給が可能な互いが接続した状態となるように、現像剤補給容器1の装着動作に伴い、現像剤受入れ部11を現像剤補給容器1に向けて変位させる。また、ガイド部30は、現像剤補給容器1の離脱動作に伴い、現像剤補給容器1と現像剤受入れ部11との接続状態が断たれるように、現像剤受入れ部11が現像剤補給容器1から離間する方向へ変位させる。
図7(a)及び図7(b)に、ポンプ部5を示す。ポンプ部5は、容器本体2の駆動受け部2dが受けた駆動力により、現像剤収容部2cの内圧が大気圧よりも低い状態と高い状態とに交互に繰り返し切り替わるように動作する。本実施形態では上述したように小さな排出口3a4から現像剤を安定的に排出させるために、現像剤補給容器1の一部にポンプ部5を設けている。ポンプ部5はその容積を変更可能な容積可変型ポンプである。具体的には、ポンプ部5として、伸縮可能な蛇腹状の伸縮部材で構成されているものを採用している。
図8(a)及び図8(b)に、変換部材としての往復動部材6を示す。往復動部材6は上述したポンプ部5の容積を可変するために、ポンプ部5に設けられた往復動部材係合部5c(図7(b)参照)に係合するポンプ係合部6aを有する。また、往復動部材6は、組み立ての際にカム溝2b(図9参照)に嵌め込まれる係合突起6bを有する。係合突起6bは、ポンプ係合部6a近傍より着脱方向(図中矢印A、B方向)に延在するアーム6cの先端部に設けられている。また、往復動部材6は、後述するカバー7の往復動部材保持部7b(図10(b)参照)によってアーム6cの回転軸線P(図6(a)参照)中心の回転変位が規制されている。したがって、容器本体2が駆動ギア9によって駆動受け部2dより駆動を受け、カム溝2bが一体となって回転する際に、カム溝2bに嵌め込まれた係合突起6bとカバー7の往復動部材保持部7bの作用により、往復動部材6は矢印A、B方向へ往復運動する。それに伴い、さらに、往復動部材6のポンプ係合部6aと往復動部材係合部5cを介して係合したポンプ部5が矢印A方向、矢印B方向へ伸縮動作する。このように、往復動部材6は容器本体2の回転動作をポンプ部5の往復動作に変換する。
図9に、カム溝2bの一例を示す。本実施形態では、容器本体2の一回転当たりにポンプ部5が二往復動作するカム溝2bを示している。図9において、矢印Rは容器本体2の回転方向、矢印Aはポンプ部5の伸長方向(ここでは現像剤補給容器1の装着方向に一致する)、矢印Bはポンプ部5の圧縮方向(ここでは現像剤補給容器1の離脱方向に一致する)を示す。
図10(a)及び図10(b)に、カバー7を示す。上述したが、カバー7は、現像剤補給容器1の外観の見た目の向上と、往復動部材6やポンプ部5の保護を目的として、図4(a)及び図4(b)に示すように設けられている。詳しくは、カバー7は、フランジ部3、ポンプ部5、往復動部材6の全体を覆うように設けられている。図10(a)に示すように、カバー7には、現像剤受入れ装置8の着脱ガイド8e(図3(a)参照)にガイドされるガイド溝7aが設けられている。また、図10(b)に示すように、カバー7には、上述した往復動部材6が回転軸線P(図4(a)参照)を中心に回転変位しないように規制する往復動部材保持部7bが設けられている。
次に、本実施形態のシャッタ4について、図11(a)乃至図12(b)を用いて説明する。シャッタ4はフランジ部3のシャッタ挿入部3d上(図6(a)参照)を摺動するようにして、フランジ部3に対して移動可能に設けられている。シャッタ4にはシャッタ開口4jが形成されており、フランジ部3の排出口3a4(図6(b)参照)を開閉する。即ち、シャッタ4が現像剤補給容器1に対して移動することで、現像剤受入れ部11の受入れ口11a(図3(c)参照)とシャッタ開口4jが連通し、さらに排出口3a4が連通する。これにより、現像剤補給容器1内部の現像剤を受入れ口11aへ排出可能となる。また、シャッタ4のシャッタ開口4jから外れた位置には、現像剤封止部4aが設けられている。現像剤封止部4aは、現像剤補給容器1が現像剤受入れ装置8の装着部8f(図3(a)参照)に装着されていない時に排出口3a4を塞ぎ、排出口3a4からの現像剤の漏れを防ぐ。なお、シャッタ4は、現像剤封止部4aを上向きにした姿勢で、フランジ部3に係合している。
次に、現像剤補給容器1の現像剤受入れ装置8への装着動作に伴うシャッタ4の動作について、図13(a)乃至図16(c)を用いて説明する。装着動作とは、現像剤補給容器1から現像剤受入れ装置8に対して、現像剤が補給可能になるまでの動作のことを指す。図13(a)及び図13(b)は現像剤補給容器1の装着開始時を示し、図14(a)及び図14(b)は現像剤補給容器1の装着途中を示す。また、図15(a)乃至図15(c)は現像剤補給容器1の装着途中であってシャッタ4とカム溝2bとの係合が解除された時点を示し、図16(a)乃至図16(c)は現像剤補給容器1の装着完了時を示す。なお、現像剤補給容器1を装着同梱移送する場合、ユーザは図15(a)乃至図15(c)に示す状態に現像剤補給容器1を装着した画像形成装置100を移送することになる。
Claims (4)
- 現像剤受入れ装置に着脱可能な現像剤補給容器において、
回転して内部に収容されている現像剤を搬送可能に設けられ、外周面に係合溝を有する容器本体と、
前記容器本体が相対回転可能に挿入され、前記容器本体から搬送される現像剤を貯留する貯留部と、前記貯留部に貯留された現像剤を排出可能な排出口とを有し、前記現像剤受入れ装置に非回転に装着される排出部と、
前記容器本体の回転に伴い往復動作して吸気動作と排気動作とを行うポンプ部と、
前記ポンプ部と前記係合溝に掛け渡されて、前記容器本体の回転に伴い前記係合溝に沿って動作することで、前記容器本体の回転動作を前記ポンプ部の往復動作に変換する変換部材と、
前記排出部に設けられ、前記排出口を閉じた位置で前記係合溝に係合する係合部を有し、前記容器本体の回転により前記係合部と前記係合溝との係合が解除されて、前記排出口を閉じた位置から前記排出口を開いた位置へ移動可能になるシャッタと、を備える、
ことを特徴とする現像剤補給容器。 - 前記係合部は、前記係合溝の装着方向最上流部に係合されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の現像剤補給容器。 - 前記シャッタは、前記係合部が前記係合溝に係合した状態で、装着方向に関し下流端部が前記排出部の下流端部よりも下流側に飛び出ている、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の現像剤補給容器。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載された現像剤補給容器と、
前記排出部が装着される装着部と、装着方向に関し前記排出部が第一位置に装着された場合に前記排出部の一部を引っ掛けて、回動することにより前記排出部を装着方向下流側の第二位置に引き込む引き込み部材と、前記引き込み部材を回動可能に付勢する付勢部材とを有する現像剤受入れ装置と、を備え、
前記シャッタは、前記係合部が前記係合溝に係合した係合状態で、前記装着部の突き当たり部に突き当たることで、前記引き込み部材の引き込み動作を規制して前記排出部を前記第一位置に維持し、前記容器本体の回転により前記係合状態が解除された場合に、前記引き込み部材により前記第二位置に引き込まれる前記排出部に対し前記装着方向の反対方向に相対移動して、前記排出口を閉じた位置から前記排出口を開いた位置へ移動する、
ことを特徴とする現像剤補給システム。
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