JPH0561334A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH0561334A
JPH0561334A JP3245249A JP24524991A JPH0561334A JP H0561334 A JPH0561334 A JP H0561334A JP 3245249 A JP3245249 A JP 3245249A JP 24524991 A JP24524991 A JP 24524991A JP H0561334 A JPH0561334 A JP H0561334A
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JP
Japan
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developing
developer
toner
sheet member
developing device
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JP3245249A
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English (en)
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Mitsugi Inomata
貢 猪股
Hisayoshi Kojima
久義 小嶋
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 現像部が現像剤収納部の一端側上方に配設さ
れるものであっても、現像剤を現像部に簡単な機構で容
易に汲み上げ搬送できる小型で低コストな現像装置を提
供するにある。 [構成] 現像剤を収容する現像剤収納部30の一端部
側上方に、像担持体1に向かって現像剤担持体32を有
する現像部31が配設される現像装置において、現像部
31と現像剤収納部30間に、無端で回転移動可能な現
像剤搬送用のベルト状シート部材43を斜状に配設し
た。従って、現像剤収納部30内の現像剤は低コストで
構造簡単なこのシート部材43により容易確実に現像部
31の方へ汲み上げ搬送される。また、この無端のベル
ト状シート部材43は上下の幅が狭く、且つ長さには制
限がないため、現像部31と現像剤収納部30間の現像
剤通路が狭かったり、長くても十分に対応でき、現像装
置の小型化をも図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機やレーザビームプ
リンタの如き画像形成装置の現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機やレーザビームプリンタの如き画
像形成装置に用いられるプロセスカートリッジにはその
取り扱いの容易化等を図るべく小型化の要請が強い。一
方、多色画像の形成可能な画像形成装置においては像担
持体である感光ドラム周りに複数の現像装置、クリーニ
ング器、帯電器等が配設されるため、これ等の機器を有
するプロセスカートリッジの小型化を図るためには、感
光ドラムの小型化が必要となる。
【0003】この場合、感光ドラム周りには上記機器の
他、転写ドラム等の転写部材も配設されるため、感光ド
ラムの小型化により複数の現像装置の配置にも制約がで
てくる。即ち、現像装置は感光ドラムに対して、現像剤
を感光ドラム側に落下させるように取り付けるか、又は
少なくとも現像装置を感光ドラムに対して水平に取り付
けることが望ましいが、図3で示されるプロセスカート
リッジ6の如く、感光ドラム1の下方に現像装置3が配
設され、現像剤担持体である現像スリーブ32を有する
現像部31が現像剤を収容する現像剤収納部30の上方
に位置してしまうものも生じる。
【0004】かかる現像装置3の現像部31において
は、現像スリーブ32に現像剤を付与する供給ローラ3
3の周りに、該供給ローラ33が現像スリーブ32に十
分に現像剤を供給できるよう、一定量の現像剤がこの供
給ローラ33に接するような現像剤保持領域34を確保
する必要があり、且つ各現像装置3間の間隔が狭いた
め、現像剤を現像剤収納部30から現像部31まで垂直
に汲み上げるか、又は高さの低い斜状の搬送路を介して
汲み上げる必要が生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記現
像装置において、現像剤を現像剤収納部30から現像部
31に垂直に汲み上げれば、汲み上げ機構の大型化、複
雑化を招き妥当でない。また、高さの低い斜状の搬送路
を介して現像剤を汲み上げれば、この搬送路に沿って搬
送路中に汲み上げ用の小さな回転羽根を多数配設する必
要が生じ、装置の大型化を招くと共に、コストアップの
原因にもなってしまうという問題があった。
【0006】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、現像部が現像剤収納部の一端
側上方に配設されるものであっても、現像剤を現像部に
簡単な機構で容易に汲み上げ搬送できる小型で低コスト
な現像装置を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明は、現像剤を収容する現像剤収納部の一端部側上方
に、像担持体側に向かって現像剤担持体を有する現像部
が配設される現像装置において、現像部と現像剤収納部
間に、無端で回転移動可能な現像剤搬送用のベルト状シ
ート部材を斜状に配設したことを特徴とする。
【0008】
【作用】現像部が現像剤収納部の一端部側上方にある場
合、現像剤収納部内の現像剤は現像部の方へ連続的に汲
み上げ搬送される必要がある。この場合、回転羽根等を
複数配設して現像剤を順次汲み上げ搬送することも考え
られるが、現像装置の大型化やコストアップを招いてし
まう。
【0009】そこで本発明では現像部と現像剤収納部間
に、無端で回転移動可能な現像剤搬送用のベルト状シー
ト部材を斜状に配設し、該シート部材を介して現像剤を
現像剤収納部から現像部に容易に汲み上げ搬送すること
ができるようにした。
【0010】かかる無端のベルト状シート部材は上下の
幅が狭く、且つ長さには制限がないため、現像部と現像
剤収納部間の現像剤通路が狭かったり、長くても十分に
対応でき、現像装置の小型化を図ることができ、且つコ
スト的にも回転羽根を複数配設する場合より低く抑える
ことができる。
【0011】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0012】先ず、本発明の第1実施例を図1乃至図3
により説明する。
【0013】図3は多色画像の形成可能な画像形成装置
の断面を示しており、図中1は矢印方向に回転される像
担持体としての感光ドラムである。該感光ドラム1の周
りには帯電ローラ2、4つの現像器3、転写ドラム4、
クリーニング器5が配設されるが、これ等のうち転写ド
ラム4を除くプロセス機器はカートリッジフレーム5a
に一体的に取り付けられてプロセスカートリッジ5を構
成し、画像形成装置の装置本体50内に着脱自在に配設
されてメンテナンス等の容易化が図られている。
【0014】転写ドラム4の給紙側に給紙カセット7、
給紙ローラ8、レジストローラ9が配設され、排紙側に
は分離帯電器10、定着器11、排紙ローラ12、排紙
トレイ13が配設されている。また、プロセスカートリ
ッジ6の上方には、所定の画像情報に基づく画像光Lを
感光ドラム1に露光するスキャナユニット14が設けら
れている。
【0015】4つの現像装置3はイエロートナーを有す
るイエロー現像装置3A、マゼンタトナーを有するマゼ
ンタ現像装置3B、シアンを有するシアン現像装置3
C、ブラックトナーを有するブラック現像装置3Dであ
り、これ等の現像装置3により4色フルカラーの画像形
成が可能となっている。現像装置3は感光ドラム1側に
配設され、現像剤担持体である現像スリーブ32を有す
る現像部31と、内部に現像剤(以下トナーと称す)を
収納し、隣接する現像部31にトナーを供給する現像剤
収納部30とから構成されている。尚、現像部31の現
像スリーブ32の一側には、該現像スリーブ32に当接
し、この現像部31内のトナーを現像スリーブ32に供
給する供給ローラ33が設けられている。
【0016】即ち、帯電ローラ2により一様帯電された
感光ドラム1にスキャナユニット14を介してイエロー
画像情報の画像光Lが露光されると、この感光ドラム1
上には静電潜像が形成される。該静電潜像は感光ドラム
1の回転と共にイエロー現像装置3Aの方へ向けられ、
該イエロー現像装置3Aによってイエロートナーが供給
されて、イエロー色のトナー像として顕像化される。そ
して、該トナー像が転写ドラム4側に向けられると、こ
のトナー像はこれにタイミングを合せて回転してくる転
写ドラム4の転写紙上に不図示の転写帯電器を介して転
写される。
【0017】転写の終了した感光ドラム1はクリーニン
グ器5にてその残留トナーがクリーニングされた後、再
び帯電ローラ2により一様帯電され、スキャナユニット
14を介してマゼンタ情報の画像光Lが露光されて、こ
の感光ドラム1上に静電潜像が形成される。そして、こ
の静電潜像はマゼンタ現像器3Bによりマゼンタ色のト
ナー像として顕像化され、該トナー像はこれにタイミン
グを合せて回転してくる転写ドラム4の前記転写紙上に
多重転写される。同時に、シアン、ブラック情報の画像
光Lに基づきシアン、ブラック現像器3C,3Dを介し
て感光ドラム1上に形成されたシアン色、ブラック色の
トナー像が前記転写紙上に多重転写される。
【0018】一方、給紙カセット7内の転写紙は給紙ロ
ーラ8により一枚ずつ取り出された後レジストローラ9
の方へ送られ、該レジストローラ9によりタイミングを
合されて転写ドラム4に供給される。そして、転写ドラ
ム4の外周面に電気的手段を介して吸着保持された転写
紙は、転写ドラム4の回転に伴ないタイミングを合せて
感光ドラム1側に回転移動されつつ、該感光ドラム1上
のトナー像が多重転写される。転写が終了した転写紙は
分離帯電器10で除電された後定着器11の方へ搬送さ
れ、この定着器11により転写紙上に多重転写されたト
ナー像は溶解混色されて、フルカラー画像として定着さ
れる。そして、トナー像が定着された転写紙は排紙ロー
ラ12を介して排紙トレイ13上に積載される。
【0019】さて、一般にプロセスカートリッジ6に
は、その取り扱いの容易化及び低コスト化等の観点か
ら、小型化の要請が強く、特に、プロセスカートリッジ
6内の感光ドラム1には小型化の要請が強い。ところ
が、感光ドラム1周りには帯電ローラ2、複数の現像装
置3、クリーニング器5等の他に、大きな転写ドラム4
等も配設する必要があるため、感光ドラム1の小型化に
伴ない現像装置3の配設の自由度にも制限が生じる。即
ち、イエロー、マゼンタ、シアン現像装置3A,3B,
3Cの如く、装置本体50内に水平に配設され、現像剤
収納部30から現像部31へのトナーの流れが比較的良
好なものはよいが、ブラック現像器3Dの如く、感光ド
ラム1の下方側に配設され、現像剤収納部30の一端側
上方に現像部31を位置決めせざるを得ない(トナーの
流れの悪い)現像装置3も生じる。
【0020】かかる現像装置3では下方の現像剤収納部
30から上方の現像部31の現像スリーブ32や供給ロ
ーラ33の方へトナーを汲み上げてやる必要が生じる
が、特に、供給ローラ33近傍には、該供給ローラ33
がトナーに十分に接触でき、この供給ローラ32から現
像スリーブ32側に十分にトナーを供給させるトナー保
持領域34が必要であるため、結局トナーは現像剤収納
部30から現像部31の供給ローラ32の方へ垂直に供
給されるか、高さの低い斜状の搬送路を介して供給ロー
ラ32の方へ供給される必要が生じてくる。このため、
従来技術の項で説明した如く、トナーの搬送手段の大型
化、複雑化を招き、現像装置3の大型化、コストアップ
を招いてしまうという不都合が生じる。
【0021】そこで、本発明に係る現像装置3では図1
で示される如く、現像剤収納部30と現像部31間の高
さの低い斜状搬送路35内にベルト搬送装置40を設
け、該ベルト搬送装置40によって現像剤収納部30内
のトナーを現像部31の供給ローラ33の方へ汲み上げ
搬送するようにした。このベルト搬送装置40は斜状搬
送路35の上、下部間に配設された一対の駆動、回転ロ
ーラ41,42間に発砲体から構成される無端のベルト
状シート部材43を張架し、駆動ローラ41の端部に設
けられたスプロケットをシート部材43の孔部に係合さ
せることにより、駆動ローラ41の回転によりシート部
材43を図示矢印方向に回転移動させるものである。
尚、このベルト搬送装置40は斜状搬送路35の上面側
にトナーの移動通路を形成する如く、その下面側に沿っ
て配設されている。
【0022】ベルト搬送装置40の下部側の現像剤収納
部30内には該現像剤収納部30内のトナーをベルト搬
送装置30の方へ移動させる回転羽根36が設けられて
おり、ベルト搬送装置40の上方の現像部31には、該
ベルト搬送装置40によって搬送されたトナーを一時的
に保有し、供給ローラ33とトナーとの十分な接触を確
保するためのトナー保持領域34が形成されている。該
トナー保持領域34はベルト搬送装置40の回転ローラ
42上方からやや下降する如く形成されており、その下
端部側に供給ローラ33が配設されると共に、その上部
側に現像スリーブ32及び該現像スリーブ32のトナー
の層厚を規する現像ブレード37が配設されている。
【0023】而して、現像剤収納部30内の回転羽根3
6が回転され、現像剤収納部30内のトナーはベルト搬
送装置40のシート部材43上に供給される。また、こ
れと同時にベルト搬送装置40の駆動ローラ41が回転
され、シート部材43が図1中反時計回り方向に回転移
動されるため、シート部材43上のトナーはその摩擦力
等の作用で斜状搬送路35内を搬送され、現像部31の
トナー保持領域34の上部側に供給される。そして、ト
ナー保持領域34内のトナーは供給ローラ33側に自重
等により移動してこの供給ローラ33に十分に接触し、
該供給ローラ33によって現像スリーブ32に供給され
て現像作業に共される。尚、現像部31のトナー保持領
域34に過剰に供給されたトナーは斜状搬送路35の上
面側に沿って現像剤収納部30側に自然に戻される。
【0024】以上の如くトナーの汲み上げ搬送にベルト
搬送装置40を使用するようにしたため、現像部31が
現像剤収納部30の一端側上方にあっても、該現像剤収
納部30から現像部31の方にトナーを連続的に且つ確
実に搬送することができる。また、ベルト搬送装置40
はシート部材43間の幅が小さく、且つ長さ方向にはい
くらでも自由度があるため、現像剤収納部30と現像部
31間の斜状搬送路35の形状、例えば高さや長さ、に
応じてこのベルト搬送装置40を斜状搬送路35内に十
分に配設でき、回転羽根等を配設する従来タイプの現像
装置に比べ、現像装置3の小型化を図ることができる。
更に、ベルト搬送装置40は駆動ローラ41のみを駆動
すればよいため、駆動機構の構成が簡単となり、且つ、
ベルト搬送装置40の自体の構成も簡単であるため、回
転羽根を複数設けた従来タイプの現像装置等に比べコス
トダウン図ることもできる。
【0025】尚、図2で示される如く、現像部31の供
給ローラ33の一側に形成されていたトナー保持領域3
4を短く(小さく)し、これをベルト搬送装置40の回
転ローラ42の上方にのみ形成するようにしてもよい。
この際にシート部材43は供給ローラ33に当接され、
シート部材43により搬送されたトナーが供給ローラ3
3にこすり付けられて移動するように配設される。かか
る現像装置3では小型化という点では上述の現像装置3
より優れたものとなる。
【0026】次に、本発明の第2実施例を図4により説
明する。尚、第1実施例に係るものと同一機能を有する
ものについては同一符号を付しその説明を省略する。
【0027】本実施例では現像装置3の斜状搬送路35
内に設けられたベルト搬送装置40を供給ローラ33の
近傍まで延ばし、現像剤収納部30内のトナーを現像部
31の供給ローラ33の近傍まで搬送できることとし
た。即ち、現像部31の供給ローラ33に近設して追加
回転ローラ44を設け、発砲体から構成される無端のベ
ルト状シート部材43を追加回転ローラ44、回転ロー
ラ42、駆動ローラ41間に張架し、特に追加回転ロー
ラ44と回転ローラ42間のシート部材43によりトナ
ー保持領域34の下部側を形成するようにした。
【0028】而して、回転羽根36によりベルト搬送装
置40の下部側のシート部材43側に供給された現像剤
収納部30内のトナーは、斜状搬送路35中の駆動ロー
ラ41と回転ローラ42間を移動するシート部材43に
より現像部31のトナー保持領域34に汲み上げ搬送さ
れ、その後、回転ローラ42と追加回転ローラ44間を
移動するシート部材43により、トナー保持領域34内
のトナーは供給ローラ33の方へ移動される。
【0029】以上の如く本実施例における現像装置3に
おいても、その形状は多少大きくなるが、第1実施例に
係る現像装置3と略同様な効果を得ることができる。ま
た、本実施例においては現像部31のトナー保持領域3
4内のトナーをベルト搬送装置40により積極的に供給
ローラ33の方に移動させることができるため、第1実
施例に係る現像装置3より供給ローラ33へのトナーの
供給が安定して行なわれることとなる。
【0030】次に、本発明の第3実施例を図5により説
明する。尚、第1実施例に係るものと同一機能を有する
ものについては同一符号を付しその説明を省略する。
【0031】本実施例では現像装置3の斜状搬送路35
内のみではなく現像剤収納部30内にもベルト搬送装置
40を延長し、回転羽根36によるまでもなく、現像剤
収納部30内のトナーをこのベルト搬送装置40により
現像部31の方へ十分に搬送できることとした。
【0032】即ち、現像剤収納部30の下部側の左右両
端にスプロケットを有する駆動ローラ41及び第1回転
ローラ45を配設すると共に、現像部31の供給ローラ
33の一側にも第2回転ローラ46を配設し、この駆動
ローラ41、第1、第2回転ローラ45,46間に
(く)の字形に発泡体から構成される無端のベルト状シ
ート部材43を張架するようにした。このシート部材4
3はその孔部が駆動ローラ41と第1回転ローラ45の
スプロケットに係合しつつ、回転移動されるが、特に第
1回転ローラ45からシート部材43の一部が離間する
のを防止すべく、該シート部材43の外面側にはこのシ
ート部材43を第1回転ローラ45側に押圧するガイド
ローラ47が設けられている。
【0033】而して、現像剤収納部30内のトナーは駆
動ローラ41と第1回転ローラ45間のシート部材43
によって斜状搬送路35側に移動され、且つ斜状搬送路
35内のトナーは第1、第2回転ローラ45,46間の
シート部材43により現像部31の供給ローラ33近傍
のトナー保持領域34まで移動される。
【0034】従って、本実施例に係る現像装置3におい
ても、第1実施例のそれと同様な効果を得ることができ
ると共に、本実施例では特に、現像剤収納部30内から
現像部31までのトナーの汲み上げ搬送が回転羽根36
を設けなくても、このベルト搬送装置40のみで行なえ
るため、トナーの汲み上げ搬送装置用の駆動部が駆動ロ
ーラ41のみになって現像装置3の更なるコストダウン
や小型化等が達成できる。
【0035】ここで、第1乃至第3実施例においてはシ
ート部材43として表面に小さな凹凸のある発砲体シー
トを用いたが、これに限らず表面に網目状の凹凸や他の
凹凸を有するシート部材であってもよいのは勿論であ
る。尚、シート部材43はその傾斜が小さい場合はその
傾斜角度に応じてシート部材43上のトナーが滑り落ち
ない材料であればよい。
【0036】また、本実施例に係る現像装置3では現像
部31に供給ローラ33を有しているが、これを有しな
い現像装置3であっても本発明が適用できるのは勿論で
ある。この場合現像スリーブ32にシート部材43が当
接して、該シート部材43は現像材搬送と供給ローラの
役割を兼ねる。
【0037】尚、本発明に係る現像装置3を使用するプ
ロセスカートリッジ5や画像形成装置においては、その
小型化が達成できるのは勿論である。
【0038】
【発明の効果】以上の説明で明らかな如く本発明によれ
ば、現像部と現像剤収納部間に、無端で回転移動可能な
現像剤搬送用のベルト状シート部材を斜状に配設したた
め、現像剤収納部から現像部へ現像剤を容易確実に汲み
上げ搬送できることとなる。
【0039】そして、かかる無端のベルト状シート部材
は上下の幅が狭く、且つ長さには制限がないため、現像
部と現像剤収納部間の現像剤通路が狭かったり、長くて
も十分に対応でき、現像装置の小型化を図ることができ
る。また、ベルト状シート部材を用いた現像剤の汲み上
げ機構は構造的にも簡単であり、現像装置の低コスト化
等をも図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る現像装置の断面等を示す図で
ある。
【図2】第1実施例の変更実施例に係る現像装置の断面
等を示す図である。
【図3】画像形成装置の側断面図である。
【図4】第2実施例に係る現像装置の断面等を示す図で
ある。
【図5】第3実施例に係る現像装置の断面等を示す図で
ある。
【符号の説明】
30 現像剤収納部 31 現像部 32 現像スリーブ(現像剤担持体) 43 シート部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤を収容する現像剤収納部の一端部
    側上方に、像担持体側に向かって現像剤担持体を有する
    現像部が配設される現像装置において、現像部と現像剤
    収納部間に、無端で回転移動可能な現像剤搬送用のベル
    ト状シート部材を斜状に配設したことを特徴とする現像
    装置。
  2. 【請求項2】 前記シート部材の一部が、現像部におい
    て現像剤担持体又は該現像剤担持体用の現像剤供給部材
    に現像剤を供給するための現像剤保持領域を形成するこ
    とを特徴とする請求項1記載の現像装置。
  3. 【請求項3】 前記シート部材は発砲体シートや網目状
    シートの如く、その表面の凹凸により現像剤を搬送可能
    な部材であることを特徴とする請求項1又は2記載の現
    像装置。
JP3245249A 1991-08-30 1991-08-30 現像装置 Pending JPH0561334A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6738593B2 (en) 2001-07-31 2004-05-18 Canon Kabushiki Kaisha Developing device with developer bearing member overlying developer containing chamber
JP2017032736A (ja) * 2015-07-31 2017-02-09 キヤノン株式会社 現像装置及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置

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