JPH056123B2 - - Google Patents

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JPH056123B2
JPH056123B2 JP16353687A JP16353687A JPH056123B2 JP H056123 B2 JPH056123 B2 JP H056123B2 JP 16353687 A JP16353687 A JP 16353687A JP 16353687 A JP16353687 A JP 16353687A JP H056123 B2 JPH056123 B2 JP H056123B2
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JP
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sampling
deflection
trigger signal
time
circuit
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JP16353687A
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JPS649324A (en
Inventor
Ju Koishi
Yutaka Tsucha
Tomoyoshi Hara
Kenji Suzuki
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Hamamatsu Photonics KK
Original Assignee
Hamamatsu Photonics KK
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Publication date
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Publication of JPS649324A publication Critical patent/JPS649324A/ja
Publication of JPH056123B2 publication Critical patent/JPH056123B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J11/00Measuring the characteristics of individual optical pulses or of optical pulse trains

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、一定の繰返し周波数をもつ光パルス
の波形を観測する光波形観測装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、一定の繰返し周波数をもつ光パルスの波
形を観測するために、ストリーク管を利用して光
パルスの時間的変化を蛍光面上で輝度分布すなわ
ちストリーク像に変換しさらにサンプリングを行
なう型式の光波形観測装置が知られている。
第5図は米国特許第4645918号に開示されてい
るような従来の光波形観測装置の構成図である。
色素レーザ発振器101から繰返し出力されるパ
ルス光ビームによつてヘマトポルフイリン誘導体
104を繰返し励起し、繰返して励起されたヘマ
トポルフイリン誘導体104からの蛍光発光の波
形をストリーク管130によつて観測するように
なつている。第5図においてストリーク管130
は、蛍光の入射する光電面131と、光電面から
放出される電子ビームを加速する加速電極135
と、加速電極135によつて加速された電子ビー
ムを集束する集束電極136と、有孔電極137
と、集束電極136および有孔電極137によつ
て集束され通過した電子ビームを掃引するための
偏向電極133と、偏向電極133によつて掃引
された電子ビームを増倍するマイクロチヤンネル
プレート132と、マイクロチヤンネルプレート
132からの電子ビームが入射する蛍光面134
とを備えている。
色素レーザ発振器101から繰返し出力される
パルス光ビームは、ビームスプリツタ102によ
り分岐され、一方のパルス光ビームはヘマトポル
フイリン誘導体104を繰返し励起し、ヘマトポ
ルフイリン誘導体104からの蛍光発光を一定の
繰返し周波数で光学系116を介してストリーク
管130の光電面131に入射させるようになつ
ている。またビームスプリツタ102により分岐
された他方のパルス光ビームは、ストリーク管1
30の偏向電極133に印加する所定の偏向電圧
用の電気信号TRを作るために、フオトダイオー
ド105に加わるようになつている。フオトダイ
オード105では、パルス光ビームを光電変換し
てこれを電気トリガ信号TRとする。フオトダイ
オート105からの電気トリガ信号TRは、制御
回路110からの制御の下で時間掃引回路107
により遅延され偏向リトガ信号となつて、偏向回
路108に加わるようになつている。偏向回路1
08では、偏向トリガ信号に同期した偏向電圧を
発生する。
またストリーク管130は、光電面131から
放出された電子ビームを偏向電極133に加わる
偏向電圧で掃引することで光電面131に入射し
た蛍光発光の時間的変化を蛍光面134上で空間
的な輝度分布に変換したストリーク像として観測
しうるようなつている。第5図の光波形観測装置
では蛍光面134上の輝度分布すなわちストリー
ク像により発光された光をさらにレンズ118を
介してサンプリング板111に入射させ、サンプ
リング板111のスリツト109によりサンプリ
ングを行ないサンプリング波形として抽出し、光
電子増倍管112によつてサンプリング波形を光
電変換して増倍しさらに増倍器113を介して表
示装置114に出力するようになつている。
このような構成の光波形観測装置の動作を第6
図a乃至eのタイムチヤートを用いて説明する。
色素レーザ発振器101から繰返し出力される
パルス光ビームによつてヘマトポルフイリン誘導
体104からは、第6図aに示すような繰返し周
期の蛍光発光すなわち入射光INが出力され、ス
トリーク管130の光電面131に入射する。一
方、フオトダイオード105からは、色素レーザ
発振器101からのパルス光ビームによつて第6
図bに示すような電気トリガ信号TRが出力され
る。第6図a,bからわかるように、電気トリガ
信号TRは入射光INと完全に同期したものとなつ
ている。電気トリガ信号TRはさらに、時間掃引
回路107によつて第6図cに示すような徐々に
遅延した偏向トリガ信号になる。すなわち、この
時間掃引回路107は、制御回路110の制御の
下で、あるサンプリングタイミング1回だけでサ
ンプリングを行なつた後に、次のサンプリングタ
イミングに移るというサンプリングシーケンスの
偏向トリガ信号を作る。第6図cでは、n回目の
サンプリングタイミングにおける偏向トリガ信号
TR1は電気トリガ信号TRに対して時間n・t
だけ遅延し、(n+1)回目、(n+2)回目のサ
ンプリングタイミングにおける偏向トリガ信号
TR2,TR3は電気トリガ信号TRに対して時間
(n+1)・t,(n+2)・tだけそれぞれ遅延し
ている。なお、tは偏向トリガ信号の単位遅延時
間である。これらの偏向トリガ信号が偏向回路1
08に加わると、偏向回路108は第6図dに示
すような偏向電圧Vを発生する。第6図dからわ
かるように偏向電圧Vは、光電面131から放出
される電子ビームを掃引しないときには、電位
Vnに保持され、偏向トリガ信号が加わつたとき
に電位Vnから電位−Vnまでほぼ一定の傾きで降
下し、電子ビームを掃引するように作られる。こ
のような偏向電圧Vの降下によつて電子ビームを
上方から下方に掃引され蛍光面134上で第6図
eに示すように各サンプリングタイミングでスト
リーク像FG1,FG2,FG3として観測される。
すなわち入射光INの強度の時間的変化を輝度分
布して観測することができる。第6図aと第6図
eとを比較すれば明らかなように、各ストリーク
像FG1,FG2,FG3は、入射光INの波形を反
映しているが、各ストリーク像FG1,FG2,
FG3は偏向電圧Vの位相が各サンプリングタイ
ミングごとにずれることによつて、互いに位相の
ずれたものとなつている。電子ビームを掃引中、
偏向電圧Vが”0”Vの近くでは、電子ビームは
偏向されずに蛍光面134の中央部に達し、この
とき蛍光面134の中央部から発光した光ビーム
がサンプリング板111のスリツト109を主に
通過し、光電子増倍管112においてサンプリン
グ信号として検出される。すなわち第6図eに示
すように、n回目、(n+1)回目、(n+2)回
目のサンプリングタイミングではそれぞれサンプ
リング信号P1,P2,P3がサンプリング板1
11のスリツト109によつて抽出されて光電子
増倍管112で検出される。
このように時系列的にサンプリング信号P1,
P2,P3を順次に検出し、これらのサンプリン
グ信号を組合わせることで、繰返し周波数をもつ
入射光INの1つのパルス波形を所定の時間分解
能で観測することができる。
なお、第5図には、ストリーク管130の外部
にスリツト109を備えたサンプリング電極11
1を設けたが、第7図に示すストリーク管150
のように、サンプリング電極151をこのストリ
ーク管150の内部にすわちマイクロチヤンネル
プレート132と蛍光面134との間に設けるよ
うにしても良い。第7図では、サンプリング電極
151は蛍光面134と同じ電位に保持されてい
る。このようにサンプリング電極を内部に備えた
ストリーク管を一般にサンプリングストリーク管
と称する。サンプリングストリーク管150を用
いる場合には、電子ビームが蛍光面134に達す
る前に、サンプリング波形を抽出することができ
るので、掃引中、電子ビームを常に蛍光面134
に入射光させる第5図の光波形観測装置の場合に
比べて、蛍光面134の中央部にだけ必要な電子
ビームを入射させ、極く一部の輝度分布だけを光
電子増倍管112に送ることができて、蛍光面か
らのバツクグランドノイズの少ないサンプリング
波形を検出することができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで第5図に示すストリーク管130ある
いは第7図に示すサンプリングストリーク管15
0では、加速電極135に円形のメツシユ状のも
のを用いているために、加速電極135を通過す
る電子ビームにはバツクグランドノイズが含まれ
る。すなわち、加速電極135のメツシユの開口
率は通常60%であり、第8図aに示すように光電
面131で光電交換されずに突き抜けた入射光の
うち約40%の光は加速電極135のメツシユの非
開口部分で散乱され散乱光DFとなつて再び光電
面131に背後から入射して光電子BGを放出し
バツクグランドノイズとなる。第8図bはサンプ
リングストリーク管150においてサンプリング
電極151によつてサンプリングされた蛍光面1
34上に到達した電子密度分布ρを示すものであ
る。第8図bからわかるように、メツシユ状の加
速電極135を用いる場合には、電子密度分布ρ
には、信号電子による密度分布ρOの他に、散乱光
の光電子による密度分布ρeが存在し、この密度分
布ρeがバツクグランドノイズとなつてサンプリン
グ波形の観測輝度を低下させることになる。密度
分布ρeからわかるように、散乱光による光電子
BGは入射光位置をピークとして周辺にゆくに従
つて徐々に減少するが、入射光に近い部分ではか
なりの量となり測定精度を悪化させる。この結
果、例えば系の時間分解能より十分短かい光パル
スを測定する場合、測定された光パルスの前後に
散乱光DFによるバツクグランドノイズが発生し、
光パルス波形を性格に測定することができない。
またこのようなバツクグランドノイズすなわち
密度分布ρeは大きな広がりをもつているので、電
子ビームを掃引しない時間すなわち待機期間にお
いて光電面131に入射光が入射したような場合
にもサンプリングされる確率が多くサンプリング
波形の観測精度を低下させるので取除かれるのが
望ましい。このために従来の光波形観測装置で
は、偏向回路108から出力される偏向電圧Vを
大振幅かつ高いスルーレート(電圧/時間)のも
のに設定していた。すなわち、偏向電圧Vを大振
幅かつ高いスルーレートのものに設定することに
より、電子ビームを掃引中、散乱光による光電子
がサンプリングされる確率を低下させることがで
きる。また偏向電極Vを大振幅にすることで電子
ビームを掃引しない時間の偏向電圧Vの電位Vn
は大きなものとなり、たとえこの期間に光電面1
31に入射光が入射したとしても、この入射光に
よる信号電子は偏向電極133により大きく偏向
されて、第5図に示すストリーク管130の蛍光
面134の中央部からなり離れた位置に入射し、
これに伴ない散乱光の光電子もその大部分は蛍光
面134の中央部から離れた位置に入射するの
で、散乱光による光電子の密度分布ρeが大きくか
つ広がりをもつていても蛍光面134の中央部に
入射する確率は少なくなり、サンプリング波形へ
の影響を防止することができる。また第7図に示
すサンプリングストリーク管150においても、
偏向電圧Vの電位Vnを大きくすることで、掃引
しない期間中の電子ビームはサンプリング電極1
51にそのスリツトからかなり離れた位置に入射
するので、同様にして、散乱光の光電子によるサ
ンプリング波形への影響を防止することができ
る。偏向電圧Vの電位Vn,−Vnは、具体的には、
+1KV,−1KV程度である。
一方、サンプリングにより入射光の波形を観測
しようとする光波形観測装置では、入射光によつ
て光電面131から放出される電子ビームが偏向
によつてサンプリング電極151のスリツトを横
切る速度すなわち掃引速度vtと電子ビームの太さ
uおよびサンプリング電極151のスリツト幅w
がアパーチヤ時間すなわちサンプリング波形の抽
出される時間Δtを決定し、このアパーチヤ時間
Δtが時間分解能に相当する。アパーチヤ時間Δt
は、 Δt=√(22)/vt ……(1) として表わされ、また掃引速度vtは、サンプリン
グストリーク管150の偏向感度をS(cm/V)、
偏向電圧のスルーレートをT(V/秒)とすれば、 vt=S×T ……(2) として表わされる。
従つて(1)式と(2)式とからアパーチヤ時間Δtは、
偏向感度Sおよび偏向電圧のスルーレートTを大
きくすれば短かくなり、時間分解能を向上させる
ことのできることがわかる。
しかしながら、従来の光波形観測装置では対を
なす偏向電極133の間隔を小さくして偏向感度
Sを向上させようとすると、偏向電圧Vを大振幅
のものにしたことによつて掃引を行なわない期間
の大きく偏向した電子ビームが偏向電極133に
衝突し反射されて蛍光面134の中央部に入射す
るという事態が生ずる。従つて従来の光波形観測
装置では、偏向電極133の間隔を差程小さくす
ることができず、偏向感度Sを著しく向上させる
には限度があり、例えば数ピコ秒程度の時間分解
能を得ることができず、さらには偏向の繰返し周
波数を上げることができないという問題があつ
た。
この問題を解決するために、第9図に示すよう
な本願の出願人により本願と同日に出願された
「光波形観測装置」の名称の特許出願(1)に記載さ
れている光波形観測装置が案出された。
第9図に示す光波形観測装置では、サンプリン
グストリーク管1は、入射光の入射する光電面1
31と、光電面から放出された電子ビームを加速
する加速電極2と、加速電極2を通過した電子ビ
ームを所定方向に掃引する偏向電極133と、偏
向電極133によつて偏向された電子ビームに対
しサンプリングを行なうサンプリング電極4と、
サンプリング電極4のスリツト5によつてサンプ
リングされた電子ビームを検出する蛍光面134
とを備え、前記加速電極2は、開口3を備えた板
状のものとなつている。なお、偏向電極133と
サンプリング電極4との間には帰線期間中の電子
ビームがサンプリングされないようにするための
ブランキング偏向電極21が設けられている。ま
た、サンプリングストリーク管1の光電面131
への入射光は、波形の観測されるべき繰返し周波
数の光パルスであつて、パルス光源10によつて
出力され、ビームスプリツタ102、光学遅延手
段11、入力光学系12を介して入射するように
なつている。
ビームスプリツタ102は前述したと同様にし
て、パルス光源10から出力される入射光の一部
を分岐し、フオトダイオード105に入射させる
ようになつている。入射光の一部はフオトダイオ
ード105で光電交換された電気トリガ信号TR
となりこの電気トリガ信号TRは、前述のよう
に、時間掃引回路107においてあるサンプリン
グタイミングでのサンプリングが1回だけ行なわ
れるよう連続して徐々に遅延され偏向トリガ信号
に変換され偏向回路13およびブランキング偏向
回路22に加わるようになつている。
なお、電気トリガ信号TRをフオトダイオード
105で光電交換して作成するかわりに、スイツ
チ14を切換えてパルス光源10の駆動信号を電
気トリガ信号TRとして用いても良いようになつ
ている。
このような構成の光波形観測装置では、加速電
極2を開口3を備えた板状のものにしているの
で、加速電極2からの散乱光による光電子は各電
極2の非開口部分で遮蔽され、バツクグランドノ
イズとなつて信号電子に混入する確率は著しく減
少する。これにより偏向電極133に加わる偏向
電圧を小振幅のものにしても掃引を行なわない期
間中に入射する入射光によるバツクグランドノイ
ズは極めて少ないのでサンプリング電極4のスリ
ツト5によつてバツクグランドノイズをサンプリ
ングする確率は低減する。従つて偏向電極133
に加わる偏向電圧を小振幅のものにすることがで
きて、これに付随して偏向電極133の間隔を小
さくできて、偏向感度を向上させると同時に偏向
の繰返し周波数を高くすることかできる。すなわ
ち、偏向電極の振幅が小さいものでも良いので、
偏向回路13のスイツチ素子あるいは駆動素子は
耐電圧が比較的低いもので良く、偏向回路13を
高周波用トランジスタやステツプリカバリーダイ
オードなどで構成することができて、4MHZ程度
の高速繰返し偏向を容易に実現することができ
る。
このように4MHZ程度の高速繰返し偏向を行な
うと、サンプリングの繰返し周波数すなわちサン
プリングレートは最大4MHZとなり、この場合に
は第6図a乃至eにおいて最大繰返し周期T0
250ナノ秒となる。
ところでサンプリングストリーク管1の蛍光面
134には残光と呼ばれる現像があり、残光の減
衰時間は蛍光面134を構成する物質によつて異
なるが通常の250ナノ秒よりもはるかに長く、数
10μ秒乃至数100μ秒程度となる。従つて、第6図
a乃至eと同様のタイムチヤートに従つて動作す
る第9図の光波形観測装置では、繰返し周期T0
を短かくして、あるサンプリングタイミングでの
サンプリングを1回だけ行ないこのときの残光が
十分減衰しないうちに次のサンプリングタイミン
グでのサンプリングを行なおうとすると、処理速
度は早くなるものの、残光の影響で所定の観測精
度を得ることができない。このために第9図の光
波形観測装置では、偏向トリガ信号の遅延時間が
連続して変化するので、所定の観測精度を確保す
るためにはあるサンプリングタイミングのサンプ
リングを1回だけ行ない、そのときの蛍光面での
残光が十分減衰してから次のサンプリングタイミ
ングに移るようにしなければならず、偏向回路1
3で十分に高速の繰返し偏向を行なえるにして
も、蛍光面134の残光現象による制約から実質
的に繰返し周期T0を250ナノ秒程度の短かなもの
にすることが難しいという問題があつた。すなわ
ち、1つのサンプリングシーケンスがN回のサン
プリングタイミングからなり、このようなサンプ
リングシーケンスをM回繰返すと、全体の処理時
間はN×M×T0となるが、サンプリングタイミ
ング間の繰返し周期T0を差程短縮できないため、
全体の処理時間を短縮するには限界がある。
本発明は、蛍光面の残光の減衰時間に制限され
ずに高速かつ精度良く光波形を観測することの可
能な光波形観測装置を提供することを目的として
いる。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、一定の繰返し周波数をもつ入射光の
波形をサンプリングストリーク管に観測する型式
の光波形観測装置において、前記入射光の繰返し
周期に同期した電気トリガ信号を発生させる電気
トリガ発生手段と、所定回数のサンプリング動作
が完了するごとに前記電気トリガ発生手段から電
気トリガ信号をステツプ的に順次に偏向トリガ信
号として出力する時間掃引手段と、該時間掃引手
段によつて遅延時間がステツプ的に変化した偏向
トリガ信号に同期させて前記サンプリングストリ
ーク管内で電子ビームを掃引するための偏向手段
と、前記サンプリングストリーク管からのサンプ
リング結果を前記所定回数のサンプリングにわた
り積算する積算手段とを備えていることを特徴と
する光波形観測装置によつて、上記従来技術の問
題点を改善するものである。
〔作用〕
本発明では、サンプリングストリーク管にサン
プリング動作をさせるため、先づ、入射光の繰返
し周期に同期した電気トリガ信号を発生させる。
この電気トリガ信号は、時間掃引手段に加わり、
所定回数のサンプリング動作が完了するごとに時
間掃引手段により、ステツプ的に順次に遅延され
偏向トリガ信号となる。すなわち偏向トリガ信号
は、その遅延時間の同じものが所定回数繰返し連
続して生起することになる。時間掃引手段によつ
て遅延時間がステツプ的に変化した偏向トリガ信
号に同期させて、偏向手段はサンプリングストリ
ーク管内で電子ビームを掃引する。これによりサ
ンプリングストリーク管では、繰返し連続して生
起する所定回数の偏向トリガ信号に同期して入射
光の波形のうち、同じ波形部分を所定回数繰返し
連続してサンプリングし、そのサンプリング結果
を積算手段によつて積算し、1つの波形部分の観
測結果とする。しかる後偏向トリガ信号の遅延時
間をステツプ的に変化させ入射光の次の波形部分
を同様に所定回数の繰返し連続してサンプリング
し、次の波形部分の観測結果とする。このよう
に、入射光の波形のうち同じ波形部分を所定回数
繰返してサンプリングし、その積算値を1つの波
形部分の観測結果としているので、次のサンプリ
ング動作に移る際に観測結果に含まれる蛍光面の
残光の影響は、この観測結果全体に含まれる残光
の影響に対し、上記所定回数にほぼ比例して相対
的に小さなものとなり、これによりサンプリング
の繰返し周期を短かくしても、波形の所定の観測
精度を確保できる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は本発明に係る光波形観測装置の実施例
の構成図である。第1図において第9図と同様の
箇所には同じ部符号を付して説明を省略する。
本実施例の光波形観測装置では、フオトダイオ
ード105あるいはパルス光源10の駆動回路か
らの電気トリガ信号TRは、トリガ回路30に加
わるようになつている。トリガ回路30は、これ
に入力する電気トリガ信号TRの繰返し周波数並
びに電気トリガ信号TRの生起回数を計数して制
御回路32に与えるとともに、電気トリガ信号
TRを時間掃引回路31に加えるようになつてい
る。
時間掃引回路31は、所定のサンプリング動作
が完了するたびに電気トリガ信号TRをステツプ
的に遅延させ偏向トリガ信号に交換して偏向回路
13およびブランキング偏向回路22に加えるよ
うになつている。すなわち、時間掃引回路31
は、第9図の時間掃引回路107のようにあるサ
ンプリングタイミングで1回だけサンプリングし
て次のサンプリングタイミングでのサンプリング
に移るように偏向トリガ信号を作るのでなく、あ
るサンプリングタイミングでのサンプリングを複
数回連続して行なうような偏向トリガ信号を作る
ようになつている。
第2図は本実施例の時間掃引回路31の構成
図、第3図a乃至cは時間掃引回路31の動作を
説明するためのタイムチヤートである。
この時間掃引回路31は、トリガ回路30から
の電気トリガ信号TRに同期して鋸歯状波電圧VR
を発生する鋸歯状波電圧発生回路36と、制御回
路32からのデジタル情報をアナログ情報に交換
して階段状の閾値電圧VTを出力するD/A変換
器37と、鋸歯状波電圧発生回路36からの鋸歯
状波電圧VRとD/A変換器37からの階段状の
閾値電圧VTとを比較して、電気トリガ信号TRに
対し所定時間遅延した偏向トリガ信号を出力する
コンパレータ37とを備えている。
この時間掃引回路31では、第3図aに示すよ
うにトリガ回路30から一定の繰返し周期T0
電気トリガ信号TRが鋸歯状波発生回路36に加
わると、鋸歯状波電圧発生回路36は、電気トリ
ガ信号TRに同期した第3図dに示すような鋸歯
状波電圧VRを発生する。一方、トリガ回路30
は、電気トリガ信号TRの繰返し周波数および生
起回数を計数してこれらを制御回路32に加え
る。これにより制御回路32からは、電気トリガ
信号TRがM個生起したときに、値が”1”だけ
歩進するデジタル情報がD/A変換器37に送ら
れる。D/A変換器37では、制御回路32から
のデジタル情報をD/A変換して、第3図bに破
線で示すような階段状の閾値電圧VTを発生する。
この閾値電圧VTは、電気トリガ信号TRがM個生
起するまでは、同じレベルにあるが、(M+1)
個目の電気トリガ信号TRが生起すると、レベル
が階段状に変化する。コンパレータ38では、こ
のような閾値電圧VTと鋸歯状波電圧VRとを比較
し、鋸歯状波電圧VRがそのときの閾値電圧VT
同じになつたときに、第3図cに示すように偏向
トリガ信号が発生する。
第3図a乃至cからわかるように、閾値電圧
VTが階段状に変化する前のn回目のサンプリン
グタイミングでは、偏向トリガ信号は電気トリガ
信号TRに対して時間n・tだけ遅延し、閾値電
圧VTが階段状に変化した後の(n+1)回目の
サンプリングタイミングでは、偏向トリガ信号は
電気トリガ信号TRに対して時間(n+1)・t
だけ遅延する。ところで、この実施例ではあるサ
ンプリングタイミング(例えばn回目のサンプリ
ングタイミング)は閾値電圧VTが一定である期
間に相当し、従つて1つのサンプリングタイミン
グにおいてはM個の偏向トリガ信号TRが時間掃
引回路31から出力され偏向回路13、ブランキ
ング偏向回路22に加わることになる。
1つのサンプリングタイミング(例えばn回目
のサンプリングタイミング)におけるM個の偏向
トリガ信号の周期は、電気トリガ信号TRと同じ
繰返し周期T0をもつているが、閾値電圧VTが階
段状に変化して次のサンプリングタイミング(例
えば(n+1)回目のサンプリング)に移るとき
には、前のサンプリングタイミングの最後の偏向
トリガ信号と次のサンプリングタイミングの最初
の偏向トリガ信号との時間間隔はT0ではなく、
単位遅延時間tだけずれた期間T1(=T0+t)と
なる。
このように本実施例の時間掃引回路31は、複
数回(M回)の同様なサンプリングシーケンスを
繰返して光波形の観測を行なうよう連続的に遅延
時間の変化する偏向トリガ信号を発生するのでは
なく、1回のサンプリングシーケンスだけで光波
形の観測を行ない、このサンプリングシーケンス
中、N回のサンプリングタイミングを設け、1つ
のサンプリングタイミングで複数回(M回)のサ
ンプリングを繰返し連続して行なうよう、ステツ
プ的に遅延時間の変化する偏向トリガ信号を発生
するようになつている。
この時間掃引回路31からの上述のような偏向
トリガ信号によつて、サンプリングストリーク管
40では、1つのサンプリングタイミングで複数
回のサンプリングを繰返し連続して行ない、各サ
ンプリング結果を光電子増倍管112に入射させ
光電子増倍管112から出力電流として取出し、
この出力電流を積分型増幅回路34に加えるよう
になつている。積分型増幅回路34は、制御回路
32の制御の下で、1つのサンプリングタイミン
グにおいて繰返し連続して得られる複数回のサン
プリング結果すなわち光電子増倍管112からの
出力電流を積算し電圧に変換するものである。積
分型増幅回路34によつて積算された1つのサン
プリングタイミングにおけるサンプリング結果の
アナログ積算値は、A/D変換器35によつてデ
ジタル積算値に変換されて制御回路32に送ら
れ、さらに表示装置114に表示されるようにな
つている。
このような構成の光波形観測装置の全体の動作
を第4図a乃至hのタイムチヤートに基づいて説
明する。
パルス光源10を一定周波数で繰返し駆動する
と、サンプリングストリーク管40の光電面13
1には第4図aに示すような繰返し周期の入射光
INが入射する一方、トリガ回路30には入射光
INと同期した第4図bに示すような電気トリガ
信号TRが加わる。トリガ回路30に加わつた電
気トリガ信号TRは、前述のように制御回路32
の制御の下で時間掃引回路31により第4図cに
示すような偏向トリガ信号TR1′,TR2′,TR
3′に変換されて偏向回路13、ブランキング偏
向回路22に加わる。偏向回路13では、偏向ト
リガ信号TR1′,TR2′,TR3′に同期させて
第4図dに示すような偏向電圧Vを発生し、偏向
電極133に加え、ブランキング偏向回路22で
は、偏向トリガ信号に同期させて第4図eに示す
ようなブランキング偏向電圧VDを発生し、ブラ
ンキング偏向電極21に加える。これにより、サ
ンプリングストリーク管40では、繰返し周期の
入射光INの入射で光電面131から放出された
電子ビームを偏向して掃引し、サンプリング電極
4のスリツト5から第4図fに示すようなサンプ
リング波形P1′,P2′,P3′を抽出する。
ところで、第4図fを第6図eと比べればわか
るように、本実施例では1つのサンプリングタイ
ミング(例えばn回目のサンプリングタイミン
グ)で電気トリガ信号TRと同じ周期T0の偏向ト
リガ信号TR1′,TR2′,を複数回(例えばM
回)連続して発生しているので、この1つのサン
プリングタイミングでの複数回の偏向トリガ信号
TR1′,TR2′によつて掃引されサンプリング
されたサンプリング波形P1′,P2′は入射光
INの同一の波形部分となつている。
このようにして1つのサンプリングタイミング
で入射光INの同一の波形部分をサンプリング波
形P1′,P2′として繰返し(例えばM回)抽出
し、光電子増倍管112で出力電流として繰返し
検出し、各サンプリング結果すなわち各出力電流
を積分増幅回路34で積算し電圧に変換して、第
4図gのようなアナログ積算値AACを得る。な
お積分型増幅回路34は、各サンプリングタイミ
ングの開始時にその積算値がクリアされるものと
する。1つのサンプリングタイミング(例えばn
回目のサンプリングタイミング)における最後の
サンプリングが行なわれると、アナログ積算値
ACCは、第4図hに示すようにA/D変換器3
5によりデジタル積算値DACに変換されて制御
回路32に取込まれる。次いで積分型の増幅回路
34をクリアして次のサンプリングタイミングに
移行する。
次のサンプリングタイミング(例えば(n+
1)回目のサンプリングタイミング)では、第4
図cに示すように前のサンプリングタイミングに
比べて電気トリガ信号TRに対する偏向トリガ信
号の遅延時間を単位遅延時間を遅らせて複数回
(例えばM回)連続して出力する。このサンプリ
ングタイミングにおけるサンプリング波形P3′
は、前のサンプリングタイミングにおけるサンプ
リング波形P1′,P2′に対して入射光INの次
の波形部分を反映している。このようにして次の
サンプリングタイミングでは、入射光INの次の
波形部分を同様にして繰返し(例えばM回)抽出
し、各サンプリング結果を積分型増幅回路34で
積算し、前のサンプリングタイミングにおけると
同様な処理を行なう。
以上のように、本実施例では、1つのサンプリ
ングタイミングで入射光INの同一の波形部分を
繰返し連続してサンプリングし、連続して得られ
たサンプリング結果を積算するようになつている
ので、あるサンプリングタイミングから次のサン
プリングタイミングに移る際の残光による積算値
への影響は、1つのサンプリングタイミングで連
続してサンプリングし積算したときに生じる残光
の積算値への影響に比べれば非常に小さなものと
なる。すなわち、1つのサンプリングタイミング
でM回連続してサンプリングするようにすると、
次のサンプリングタイミングへ移る際の残光によ
る積算値への影響は相対的に約1/Mに減少す
る。一方、それぞれのサンプリングタイミングに
おける積算値に残光の影響があつたとしても、こ
の残光による影響は各サンプリングタイミングに
おける積算値に同じ量だけ寄与する。従つて、本
実施例の場合には、電気トリガ信号TRの繰返し
周期T0は、残光の減衰時間に制限されず、250ナ
ノ秒程度の短かいものにすることができて、全体
の処理時間を著しく短縮することができる。
なお、一層観測精度を向上させるため、本実施
例のサンプリングストリーク管40には、減衰時
間が速くかつ減衰時間の励起時間にはほとんど影
響されないP−15と称せられる蛍光体の蛍光面4
1が用いられている。すなわち蛍光面を構成する
蛍光体の中には、ピーク輝度の1/100程度に減衰
する時間が短かくても1/1000乃至1/10000に減衰
するのに数秒を要するものや、短時間の励起では
減衰時間は短かいが、励起時間が長くなると減衰
時間が長くなるものがあり、次のサンプリングタ
イミングでのサンプリングへ移行する際の残光の
影響を減少させることができない。このために、
サンプリングストリーク管40の蛍光面41に
は、このような不都合のないP−15蛍光体を用
い、これにより、次のサンプリングタイミングで
のサンプリングへ移行する際の残光の影響を減少
させて、より一層観測精度を向上させるようにし
ている。
〔発明の効果〕
以上に説明したように、本発明によれば、所定
回数のサンプリング動作が完了するごとに電気ト
リガ信号をステツプ的に順次に変化させ、所定回
数のサンプリングのサンプリング結果を積算する
ようにしているので、次のサンプリング動作に移
る際にこの積算値に含まれる蛍光面の残光の影響
は、積算全体に含まれる残光の影響に対し、上記
所定回数に比例して相対的に小さなものとなるの
で、これにより蛍光面の残光の減衰時間に制限さ
れずに高速かつ精度良く光波形を観測することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る光波形観測装置の実施例
の構成図、第2図は時間掃引回路の構成図、第3
図a乃至cは時間掃引回路の動作を示すタイムチ
ヤートであり、第3図aは電気トリガ信号のタイ
ムチヤート、第3図bは鋸歯状波電圧のタイムチ
ヤート、第3図cは偏向トリガ信号のタイムチヤ
ート、第4図a乃至hはそれぞれ入射光IN、電
気トリガ信号TR、偏向トリガ信号、偏向電圧
V、ブランキング偏向電圧Vb、サンプリング波
形、アナログ積算値AAC、デジタル積算値DAの
タイムチヤート、第5図は従来の光波形観測装置
の構成図、第6図a乃至eはそれぞれ入射光IN、
電気トリガ信号TR、偏向トリガ信号、偏向電圧
V、サンプリング波形のタイムチヤート、第7図
は従来のサンプリングストリーク管の構成図、第
8図aは加速電極がメツシユ状のものであるとき
の散乱光による光電子の遮蔽を説明するための
図、第8図bは加速電極がメツシユ状のものであ
るときのサンプリング電極上での電子密度分布を
示す図、第9図は本願の出願人により本願と同日
に出願された特許出願に記載の光波形観測装置の
構成図である。 13……偏向回路、30……トリガ回路、31
……時間掃引回路、32……制御回路、34……
積分型増幅回路、35……A/D変換器、40…
…サンプリングストリーク管、41……蛍光面。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一定の繰返し周波数をもつ入射光をの波形を
    サンプリングストリーク管により観測する型式の
    光波形観測装置において、前記入射光の繰返し周
    期に同期した電気トリガ信号を発生させる電気ト
    リガ発生手段と、所定回数のサンプリング動作が
    完了するごとに前記電気トリガ発生手段からの電
    気トリガ信号をステツプ的に順次に遅延させ偏向
    トリガ信号として出力する時間掃引手段と、該時
    間掃引手段によつて遅延時間がステツプ的に変化
    した偏向トリガ信号に同期させて前記サンプリン
    グストリーク管内で電子ビームを掃引するための
    偏向手段と、前記サンプリングストリーク管から
    のサンプリング結果を前記所定回数のサンプリン
    グにわたり積算する積算手段とを備えていること
    を特徴とする光波形観測装置。 2 前記サンプリングストリーク管の蛍光面は、
    P−15蛍光体で形成されていることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載の光波形観測装置。
JP16353687A 1987-06-30 1987-06-30 Light waveform observing instrument Granted JPS649324A (en)

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JPH09210907A (ja) * 1996-02-06 1997-08-15 Bunshi Bio Photonics Kenkyusho:Kk 走査型蛍光検出装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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