JPH0561010A - 液晶表示パネルの製造方法 - Google Patents

液晶表示パネルの製造方法

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JPH0561010A
JPH0561010A JP24411391A JP24411391A JPH0561010A JP H0561010 A JPH0561010 A JP H0561010A JP 24411391 A JP24411391 A JP 24411391A JP 24411391 A JP24411391 A JP 24411391A JP H0561010 A JPH0561010 A JP H0561010A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 それぞれの表面に所定の被膜を形成した後、
電極パターンとアライメントマーク13とを形成して、
複数の液晶パネル17を形成した1対の大型基板11、
12にシール材を形成し、この1対の大型基板を第1の
アライメントを行い重ね合わせる工程と、この大型基板
を切断して複数の液晶パネルを形成した基板14に分割
する工程と、この基板を加熱し、シール材を軟化させて
第2のアライメントを行う工程とを有する。 【効果】 大型基板を用いた液晶表示パネルの製造工程
における電極パターン位置ズレは、発生せず、さらに液
晶パネルのギャップ寸法も均一になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示パネルの製造
方法に関し、とくに電極パターンが形成されている2枚
のガラス基板の位置合わせを行って、貼り合わせる方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、液晶表示パネルは量産性を考慮し
て、大型の1枚の基板に複数の液晶パネルを形成してい
る。以下の説明では1枚の大型基板、たとえば30cm
×30cmの大きさのガラス基板に80個の液晶パネル
を形成する例で説明する。
【0003】従来例における大型基板の位置合わせを行
い、貼り合わせる方法を、図2を用いて説明する。図2
は従来例における液晶表示パネルの製造方法を示す斜視
図である。
【0004】まず、ガラス基板からなる第1の大型基板
11には、金属材料などを用いてブラックマトリクスを
形成し、その上にカラーフィルタ−や保護膜などの被膜
を多層に形成する。一方、ガラス基板からなる第2の大
型基板12の上には、金属材料を使用しアクティブ素子
などを形成する。この第1の大型基板11と第2の大型
基板12との上には、微細な電極パターン(図示せず)
が形成され、80個の液晶パネルが形成されている。
【0005】図2において、第1の大型基板11と第2
の大型基板12とを重ね合わせる場合、露光、現像、お
よびエッチング処理では、精度良く電極パターンを形成
することができる。
【0006】しかしながら、大型基板に形成した液晶パ
ネル17にシール材(図示せず)を形成し、第1の大型
基板11と第2の大型基板12とを重ね合わせる時に
は、ガラス基板そのものの反りがあるために、大型基板
周辺部のガラス基板どうしが多少離れてしまう。この結
果、位置合わせ作業のときに、2枚の大型基板のアライ
メントマーク13が合わせにくく、そのため、高精度な
重ね合わせ精度が得られない。
【0007】さらに図2に示すように、液晶パネル17
のギャップ寸法もガラス基板の歪みが部分的に残り、液
晶パネル17をプレス機を用いて加圧し、同時に加熱し
てシール材を硬化させる時、ガラス基板間のギャップ寸
法が不均一になってしまう。その結果、大型基板での重
ね合わせができない。
【0008】このため、従来は、大型基板を1つ1つの
小さな液晶パネルの大きさに切断してから、シール材を
形成し、2枚のガラス基板の位置合わせをして重ね合わ
せを行い、液晶パネルを形成する方法が取られている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】高精細な電極パターン
を有する液晶ビューファインダーや、ハイビジョンに対
応する液晶プロジェクションなどに代表される液晶パネ
ルの製造を行う場合、ガラス基板に形成した透明電極膜
からなる電極パターンのピッチが30μm以下と小さ
い。
【0010】このために、2枚のガラス基板を重ね合わ
せて液晶パネルを作成する場合、ガラス基板の材質から
生じるタワミなどによって、始めから若干の露光精度の
狂いを生じるものを貼り合わせる必要が生じる。さらに
たとえ狂いがない2枚のガラス基板でも、シール材を用
いて接着する場合に、カラーフィルターや保護膜とガラ
ス基板との熱膨脹係数の違いから大型基板では、2枚の
ガラス基板に形成した電極パターンの位置ズレを生じて
くる。
【0011】本発明の目的は、上記課題を解決して、2
枚のガラス基板に形成した電極パターンの位置ズレの発
生しない液晶パネルの製造方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の液晶表示パネルの製造方法は、下記記載の
方法により行う。
【0013】大型基板にシール材を形成した後、2枚の
大型基板を第1のアライメントにて位置合わせを行い、
貼り合わせて上下より加圧する。この結果、シール材は
潰れて、ガラス基板とシール材との接触面積が増えると
もにチキソ性が増すために、2枚の大型基板は、その相
互位置が動きにくくなる。この状態で大型基板を所定の
大きさに切断して基板を形成する。その後、基板をホッ
トプレス機を用いて、加圧と加熱とを同時に行うことに
より、シール材を軟化させて微調の第2のアライメント
を行い、基板に形成した複数の液晶パネルに形成した電
極パターンの相互位置の補正を可能にする。その後、基
板の加熱処理を行ってシール材を硬化させて、さらに基
板を切断して液晶パネルを形成することにより、大型基
板を用いて液晶パネルの大量生産が可能になる。
【0014】
【実施例】以下、図面を用いて本発明における液晶表示
パネルの製造方法を説明する。図1(a)〜(c)は、
本発明の液晶パネルの製造方法を工程順に示す斜視図で
ある。
【0015】まず、図1(a)に示すように、それぞれ
所定の電極パターン(図示せず)を形成して、80個の
液晶パネルを形成した大型基板のうち一方の第1の基板
11にシール材(図示せず)を印刷法で形成する。この
シール材は、エポキシ系の接着剤からなる。
【0016】さらに、第1の大型基板11と第2の大型
基板12とには、電極パターンの形成と同時にアライメ
ントマーク13を形成する。本実施例では、1対の大型
基板から4枚の基板14を形成し、この基板14のそれ
ぞれに各々20個ずつの液晶パネル17を形成する。こ
のため、20個の液晶パネル17を形成した基板14の
四隅の位置にアライメントマーク13を形成している。
したがって、1対の大型基板に合計16個のアライメン
トマーク13が形成されている。
【0017】その後、シール材を形成した第1の大型基
板11と第2の大型基板12とを、アライメントマーク
13を用いて第1のアライメントを行い重ね合わせる。
この時、2枚の大型基板に形成した電極パターンの相互
位置は、精度良く合致していなくても良い。
【0018】さらに、その後、プレス機を用いて2枚の
大型基板を上下から加圧する。この結果、シール材は加
圧されて潰れ、シール材とガラス基板との接触面積が増
加する。このため、2枚のガラス基板どうしは、動きに
くくなり、次工程で説明するガラス基板の切断作業にお
いては、ガラス基板の相互位置は、変動しない。
【0019】次に図1(b)に示すように、重ね合わせ
た大型基板を切断し、大型基板より小さな大きさの基板
14に分割して、4枚の基板14を形成する。本実施例
の説明においては、前述のように1枚の大型基板を分割
して形成した、それぞれの基板14に各々20個ずつの
液晶パネル17を形成している。
【0020】その後、基板14を、温度110℃に加熱
したホットプレス機15を用いて、時間にして5〜10
秒間加圧し、シール材を軟化させて、基板14の四隅の
位置に形成したアライメントマーク13を用いて微調の
第2のアライメントを行う。
【0021】この第2のアライメントでは、大型基板よ
り小さな大きさの基板14の状態で行っている。したが
って、従来方法における大型基板状態でのアライメント
と異なり、基板外周部の反りはなく、電極パターンの位
置ズレは発生せず、高精度な位置合わせを行うことが可
能となる。
【0022】シール材は、加熱と同時に加圧を行うと、
シール材の粘度が低下し、基板14の位置合わせ作業で
ある第2のアライメントは、容易に行うことができる。
【0023】その後、基板14の四隅を瞬間接着剤16
を用いて仮止めを行い、さらに加熱処理を行いシール材
を硬化させる。瞬間接着剤16を用いて基板14を仮止
めするのは、シール材硬化時に、シール材が軟化して基
板14に形成した電極パターンの位置ズレが発生しない
ようにするためである。
【0024】シール材を硬化させた後、基板14の切断
作業を行う。この結果、1枚の基板14から20個の液
晶パネル17を形成することができる。
【0025】さらにその後、液晶パネル17の2枚のガ
ラス基板間に液晶を注入して、液晶表示パネルが完成す
る。
【0026】
【発明の効果】上記の説明のように本発明によれば、第
2のアライメントを行うまでは、大型基板で処理が可能
で、第2のアライメントは、大型基板より小さな大きさ
の基板の状態で行っている。その結果、微細な電極パタ
ーンを形成した液晶パネルのアライメントのズレは発生
せず、電極パターンの相互の位置ズレはない。
【0027】さらにそのうえ、大型基板より小さな大き
さの基板の状態でシール材の硬化処理を行っているの
で、液晶パネルの2枚のガラス基板間のギャップ寸法も
均一になる。この結果、大量の液晶パネルの製造が短時
間で可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶表示パネルの製造方法を示す斜視
図である。
【図2】従来例の液晶表示パネルの製造方法を示す斜視
図である。
【符号の説明】
11 第1の大型基板 12 第2の大型基板 13 アライメントマーク 14 基板 15 ホットプレス機 17 液晶パネル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれの表面に所定の被膜を形成した
    後、電極パターンとアライメントマークとを形成し、複
    数の液晶パネルを形成した1対の大型基板にシール材を
    形成し、この1対の大型基板を第1のアライメントを行
    い重ね合わせる工程と、該大型基板を切断して前記液晶
    パネルを形成した複数の基板に分割する工程と、該基板
    を加熱し、前記シール材を軟化させて第2のアライメン
    トを行う工程とを有することを特徴とする液晶表示パネ
    ルの製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004034747A1 (ja) * 2002-10-08 2004-04-22 Nippon Sheet Glass Co., Ltd. ガラス板のアライメントマーク形成法、及び該形成法により形成されたアライメントマーク
KR100617036B1 (ko) * 2003-12-27 2006-08-30 엘지.필립스 엘시디 주식회사 액정표시장치의 제조방법
JP2010008455A (ja) * 2008-06-24 2010-01-14 Epson Imaging Devices Corp 表示パネル及びその製造方法

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