JPH0560969B2 - - Google Patents

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JPH0560969B2
JPH0560969B2 JP62093824A JP9382487A JPH0560969B2 JP H0560969 B2 JPH0560969 B2 JP H0560969B2 JP 62093824 A JP62093824 A JP 62093824A JP 9382487 A JP9382487 A JP 9382487A JP H0560969 B2 JPH0560969 B2 JP H0560969B2
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JP
Japan
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engaging
divided
divided body
peripheral end
engages
Prior art date
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Application number
JP62093824A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63258610A (ja
Inventor
Kyoji Ito
Hiroshi Ito
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Itoi Seisakusho KK
Original Assignee
Itoi Seisakusho KK
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Publication date
Application filed by Itoi Seisakusho KK filed Critical Itoi Seisakusho KK
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、板式過機ににおいて多数並列し
て用いる板の過壁部の構造に関するものであ
る。
(発明が解決しようとする問題点) 従来からこの種板は金属製或いはプラスチツ
クで一体に成形されたものが多く、、いずれも使
用する過機に応じた大きさに形成されていた。
また過壁部だけをプラスチツクとして金属枠
に装着することも考えられるが、これでも過機
に応じた大きさに過壁部とする必要があつた。
これによると、その大きさの板はそれ用の
過機以外には使用できない問題点がある。
また、過壁部の一部に破損を生じても全体を
取り替える必要があつて不経済であつた。
そこで、実開昭53−9571号のように過壁部を
3〜5枚に分割して連設形成するものもある。し
かしながら、分割枚数が少ないため受ける歪みが
かたよつて異常に変形し易くなる欠点がある。即
ち、一枚の過壁板において、その一側部では歪
みがなく他側部にて大きく歪んだ場合には大きな
分割により応力が強くならないことから全体とし
て異常に変形してしまうのであり、結果的には通
常の一枚の板構造より破損が多くなることが考
えられ、実際に製作されていない現状である。
(問題点を解決するための手段) そこで本発明は、過壁部を多数の分割体の連
設で構成することにより異なる大きさの板に形
成できると共に、部分的な歪みを矯正でき耐久性
の優れるものを提供することを目的としている。
このため本発明は、中心を通る同一間隔の3本
以上の直線で仕切られた区域を、さらに適宜間隔
で該直線と直角方向で3本以上に区分けされ或い
は中心からの3本以上の同心円で区分けされて成
る大きさの夫々の分割体をプラスチツクで成形
し、夫々の分割体の片側周端面に係合凸部を突設
すると共に他側周端面に該係合凸部と係合する係
合凹部を形成し、夫々の分割体の外周端面に、そ
の外周に連設する分割体の係合部或いは最外周の
分割体にあつてはその外周に配した外止め枠の係
合部と係合する係合部を設けると共に、その内周
端面に、その内周に連設する分割体の係合部と係
合する係合部或いは最内周の分割体にあつては中
心部の原液通過孔の周縁に配した内止め枠の係合
部と係合する係合部を設けて成り、外止め枠と内
止め枠との間で多数の分割体を順次各係合部で係
合連設して一体の過壁体とする構成としてい
る。
(実施例) 以下、本発明の詳細を図示実施例で説明する。
第1図に示す本例板の過壁部Sは、金属製
の内止め枠8と外止め枠9に嵌めると共に該外リ
ング9を外枠Fに溶接固定し、外枠Fにコロを有
する把手Faを突設して板と成すものである。
そして過壁部Sは、原液通過孔のある中心か
ら同一間隔で放射状の8本の直線で仕切られた区
域を、さらに同一間隔で中心からの5本の同心円
で区分けさえて成る大きさの夫々の分割体1,
2,3,4,5,6をプラスチツクで成形し、
夫々の分割体の片側周端面に係合凸部Kaを突設
すると共に他側周端面に係合凹部Kbを形成し、
夫々の分割体の外周端面に、その外周に連設する
分割体の係合凹部Naと係合する係合凸部Nbを突
設すると共に、その内周端面に、その内周に連設
する分割体の係合凸部Nbと係合する係合凹部Na
を設けて成る(第2図参照)。なお、夫々の分割
体の大きさが異るため夫々の分割体に形成する係
合凹部Na及び係合凸部Nbの大きさ、数も異るも
のである。
そして夫々同一の大きさの分割体を第4図のよ
うに順次各係合凸部Kaと係合凹部kbで同心円状
に係合連設すると共に第3図のように係合凸部
Nbと係合凹部Naとを係合連設して一体の過壁
部Sを形成している。
なお、最内周に位置する分割体1は原液通過孔
の周縁に取り付けた内止め枠8の凸部8aに係合
できるようその内周端面に係合凹部1aが形成し
てあり、また最外周に位置する分割体6の外周端
面には外止め枠9の係合凹部9aに係合する係合
凸部6aが突設してある(第3図参照)。
このため分割体1,6に止め枠8,9を係合し
て分割体の係合による過壁部Sを固定するので
ある。なお、外止め枠9は二つ割りになつていて
ボルト10止めすることにより分割体6を係合で
きるのである。
このように本例によると、6種類の分割体を製
造するだけでその結合によつて過壁部Sが形成
できるのである。また、過壁部Sが放射状の分
割構成のため最外周に連設する分割体6を除けば
その巾分だけ小さい過壁部とすることもでき、
且つさらに最外周の分割体6の外周に連設できる
分割体を別途に成形して継ぎ足し連設することに
より任意な大きさの過壁部と成すことができる
のである。
なお、過時に過壁部が撓曲することもある
が、分割体が外れない限り可撓性を有する板と
して使用できるものである。板の使用は従来と
同様に水切り板を介して布を被着して用いれば
よい。そして、本例の特徴ある点として、板の
使用状態において、圧力差により板又はその一
部に歪みが生じてわん曲しても、板が多数の分
割体の集合で形成されていることから歪みを受け
た夫々の分割体の単位が、板への加圧を解消さ
れた際に復位して容易に矯正されるのである。こ
れにより、全体として歪みに強い板となるので
ある。或いは、加圧を解消した状態で歪みが残つ
ていても次回の加圧使用状態により夫々の分割体
の単位で前回の歪みが矯正されることになり、し
たがつて加圧使用状態の度毎に適正な過状態と
なるのである。
本例は前記のように構成したが本発明において
はこれに限定されない。
例えば、夫々の分割体に形成する係合部の形状
は問わず、第5図のようにスライドさせて嵌合す
る構成或いは第6図のようにプラスチツクの弾性
を利用して係合させるものでもよい。
また、分割体の連設状態も適宜であり、第7図
のように接合面を断続状とした状態で連設しても
よい。
さらに、過壁部の形状も任意であり、第8図
のように分割体で形成することもできる。
なお、分割体の形成のため、中心を通る同一間
隔の直線は3本以上であればよく、この仕切られ
た区域をさらに該直線と直角方向或いは同心円で
3本以上に適宜間隔で区分した分割体であればよ
い。
また、分割体がプラスチツク成形のため表面に
水切り溝を形成し或いは内部に水抜き孔等を一体
に形成してもよい。
さらに板枠体による過壁部の保持構成も限
定されない。
(発明の効果) したがつて本発明によると、分割体の結合で
過壁部を形成するもので次のような効果がある。
(イ) 区分けされた一部位を形成するだけの種類の
分割体をプラスチツク成形するだけでよく、安
価な過壁部となるのである。
(ロ) 結合する分割体の数の加減、継ぎ足しによつ
て任意の大きさの過壁部に形成できるのであ
り、過機の機種に応じて変更使用できる効果
が大きい。
(ハ) 分割体から成るため破損した部位だけの取り
替えができ経済的であると共に保守が容易であ
る。
(ニ) 分割体のため現場での結合ができることから
運搬に適するのである。そして、最大の効果と
して、泥漿打ち込みによる板使用状態におい
て、他室との圧力差により歪みが生じて変形す
るが、板が復位した際に夫々の分割体も復元
して歪みが矯正されるのであり、全体として歪
みに強い板となる効果が大きく耐久性が向上
するのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を用いて板とした
状態の正面図。第2図はその一分割体の拡大斜視
図、第3図は第1図における要部を拡大した縦断
面図、第4図はその要部の横断面図、第5図は係
合凸部及び係合凹部の別例の正面図、第6図は係
合部の別例を示す縦断面図、第7図は結合状態の
別例を示す一部正面図、第8図はさらに別例形状
の過壁部とした正面図である。 1,2,3,4,5,6……分割体、8……内
止め枠、9……外止め枠、Ka……係合凸部、Kb
……係合凹部、Na,Nb……係合部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 中心を通る同一間隔の3本以上の直線で仕切
    られた区域を、さらに適宜間隔で該直線と直角方
    向で3本以上に区分けされ或いは中心からの3本
    以上の同心円で区分けされて成る大きさの夫々の
    分割体をプラスチツクで成形し、夫々の分割体の
    片側周端面に係合凸部を突設すると共に他側周端
    面に該係合凸部と係合する係合凹部を形成し、
    夫々の分割体の外周端面に、その外周に連設する
    分割体の係合部或いは最外周の分割体にあつては
    その外周に配した外止め枠の係合部と係合する係
    合部を設けると共に、その内周端面に、その内周
    に連設する分割体の係合部と係合する係合部或い
    は最内周の分割体にあつては中心部の原液通過孔
    の周縁に配した内止め枠の係合部と係合する係合
    部を設けて成り、内止め枠と外止め枠との間で多
    数の分割体を順次各係合部で係合連設して一体の
    過壁体とすることを特徴とする板式過機に
    おける板の過壁部の構造。
JP62093824A 1987-04-16 1987-04-16 濾板式濾過機における濾板の濾過壁部の構造 Granted JPS63258610A (ja)

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JP62093824A JPS63258610A (ja) 1987-04-16 1987-04-16 濾板式濾過機における濾板の濾過壁部の構造

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JPS63258610A JPS63258610A (ja) 1988-10-26
JPH0560969B2 true JPH0560969B2 (ja) 1993-09-03

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JPH02161011A (ja) * 1988-12-12 1990-06-20 Taisei Corp コンクリート杭の頭部の処理方法
CN103206850B (zh) * 2013-02-04 2015-02-04 浙江诚信医化设备有限公司 一种多功能过滤干燥机中的滤板组件

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JPS539571B2 (ja) * 1974-11-27 1978-04-06

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