JPH056046U - 貼紙防止シート - Google Patents

貼紙防止シート

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JPH056046U
JPH056046U JP6090491U JP6090491U JPH056046U JP H056046 U JPH056046 U JP H056046U JP 6090491 U JP6090491 U JP 6090491U JP 6090491 U JP6090491 U JP 6090491U JP H056046 U JPH056046 U JP H056046U
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JP
Japan
Prior art keywords
synthetic resin
sheet
paper
resin sheet
sticking prevention
Prior art date
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Pending
Application number
JP6090491U
Other languages
English (en)
Inventor
猪里 山崎
Original Assignee
株式会社ニツソク
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ニツソク filed Critical 株式会社ニツソク
Priority to JP6090491U priority Critical patent/JPH056046U/ja
Publication of JPH056046U publication Critical patent/JPH056046U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 貼紙防止による街の美化だけに留まらず、更
に貼紙防止シートを有効に活用する。 【構成】 多数の突起部2を設けた屈曲性を有する合成
樹脂シート1の突起部形成面Aに、文字あるいは図形3
のすくなくとも一方を塗装によって標記する。 【効果】 図形3あるいは文字を合成樹脂シート1の突
起部形成面Aに標記しているので、貼紙防止シートを貼
紙防止による街の美化だけに留まらず、観光案内あるい
は道路案内に利用することができ、貼紙防止シートを有
効に活用することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は貼紙防止シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、街路に立設された電柱や街路灯柱、あるいは配電塔、橋脚塔の構造物に 、広告、ポスター等の貼紙が貼り付けられるのを防止するために、図7に示すよ うに屈曲性を有する塩化ビニル等の合成樹脂シート1の一面に多数の突起部2を 設けた貼紙防止シートを、突起部2が外部に向って突出するように前記構造物外 面の所定箇所に接着している。
【0003】 上記貼紙防止シートを接着した構造物では、合成樹脂シート1の一面に設けた 多数の突起部2によって広告、ポスター等の貼紙に対して充分な接着面積が形成 されなくなるため、構造物に広告等が不法に掲示されるのを効果的に防止するこ とができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
近年、貼紙防止による街の美化だけに留まらず、更に貼紙防止シートを有効に 活用して、地域住民へのサービスに利用したり、あるいは観光地においては観光 客に対するサービスに利用したいという要望がある。
【0005】 本考案は、上述の実情に鑑みてなしたもので、貼紙防止による街の美化だけに 留まらず、更に貼紙防止シートを有効に活用することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の請求項1に記載した貼紙防止シートは、一面に多数の突起部を設けた 屈曲性を有する合成樹脂シートの突起部形成面に、文字あるいは図形のすくなく とも一方を塗装によって標記したものである。
【0007】 本考案の請求項2に記載した貼紙防止シートは、一面に多数の突起部を設けた 屈曲性を有する合成樹脂シートの突起部形成面に、文字あるいは図形のすくなく とも一方を一面に標記した屈曲性を有する透明合成樹脂シートの標記面を接着し たものである。
【0008】 本考案の請求項3に記載した貼紙防止シートは、一面に多数の突起部を設けた 屈曲性を有する合成樹脂シートの突起部形成面に、文字あるいは図形のすくなく とも一方を一面に標記した屈曲性を有する透明合成樹脂シートの標記面を熱融着 により接着し且つ前記合成樹脂シートの突起部が形成されていない面に、基布を 熱融着により接着したものである。
【0009】
【作用】
本考案の請求項1、2、3に記載したいずれの貼紙防止シートにおいても、図 形あるいは文字を標記しているので、貼紙防止シートを貼紙防止による街の美化 だけに留まらず、観光案内あるいは道路案内に利用することができ、貼紙防止シ ートを有効に活用することができる。
【0010】 また、本考案の請求項1、2、3に記載したいずれの貼紙防止シートにおいて も、貼紙防止シートに図形を標記した場合には、貼紙防止シート自体の美観を向 上させることができる。
【0011】 更に、本考案の請求項3に記載した貼紙防止シートにおいては、合成樹脂シー トの突起部が形成されていない面に基布を接着しているので、合成樹脂シートと 透明合成樹脂シートを接着する際の両シートの熱による収縮を防止することがで きる。
【0012】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面を参照しつつ説明する。
【0013】 なお、本考案の各実施例において、図中、相互に同一の符号を付した部分は同 一物を表わしている。
【0014】 図1及び図2は本考案の請求項1に対応する貼紙防止シートの一実施例であり 、本実施例の貼紙防止シートは、多数の突起部2を設けた屈曲性を有する塩化ビ ニル等の合成樹脂シート1の突起部形成面Aに、図形3を塗装によって標記した ものである。
【0015】 上記貼紙防止シートにおいて、図形3を塗装によって標記する際には、合成樹 脂シート1の突起部形成面Aに、塗装すべき図形3の形状を切り抜いた型板(ス テンシル)4をあてがったうえ、該ステンシル4の反合成樹脂シート1側から塗 料5を吹き付け器6によって吹き付けて合成樹脂シート1の突起部形成面Aに図 形3を標記する。
【0016】 このように、塗料5を吹き付け器6によって吹き付けたならば、前記ステンシ ル4を合成樹脂シート1より取り外す。
【0017】 よって、観光地近辺の電柱等の構造物に用いられる貼紙防止シートの図形3を 、寺社等の建物の形や観光の対象となるもののシンボルマークにすれば、貼紙防 止シートを貼紙防止による街の美化だけに留まらず、観光案内に利用することが でき、貼紙防止シート自体の美観も向上する。
【0018】 また、図形3の形状を切り抜いたステンシル4に替えて、文字の形状を切り抜 いたステンシルを用い、前述した図形3を標記するときと同様な手順で道路名や 市町村名等を塗装により合成樹脂シート1の突起部形成面Aに標記すれば、貼紙 防止シートを道路案内表示に利用することができる。
【0019】 更に、図形3の形状と文字の形状を切り抜いたステンシルを用いて合成樹脂シ ート1の突起部形成面Aに図形3と文字の両方を標記するようにしてもよい。
【0020】 図3及び図4は本考案の請求項2に対応する貼紙防止シートの一実施例であり 、本実施例の貼紙防止シートは、屈曲性を有する塩化ビニル等の透明合成樹脂シ ート7の一面Bに、図形3を印刷により標記し、多数の突起部2を設けた屈曲性 を有する合成樹脂シート1の突起部形成面Aに、前記透明合成樹脂シート7の図 形3を標記した面Bを約100〜150C゜で熱融着により接着したものである 。
【0021】 本実施例の貼紙防止シートにおいても、透明合成樹脂シート7に印刷する図形 3を、図1及び図2に示す貼紙防止シートと同様に寺社等の建物の形や観光の対 象となるもののシンボルマークにすれば、貼紙防止による街の美化だけに留まら ず、貼紙防止シートを観光案内に利用することができ、貼紙防止シート自体の美 観も向上する。
【0022】 更に、図形3に替えて透明合成樹脂シート7に道路名や市町村名を印刷すれば 、貼紙防止シートを道路案内表示に利用することができる。
【0023】 また、透明合成樹脂シート7に図形3と文字の双方を標記するようにしてもよ い。
【0024】 更にまた、本実施例の貼紙防止シートでは、透明合成樹脂シート7の合成樹脂 シート1に対して接着される面Bに図形3、あるいは文字を印刷しているので、 図1及び図2に示す貼紙防止シートにおける図形3、あるいは文字に比べて、図 形3、あるいは文字が退色しにくい。
【0025】 図5及び図6は本考案の請求項3に対応する貼紙防止シートの一実施例であり 、本実施例の貼紙防止シートは、屈曲性を有する透明合成樹脂シート7の一面B に、図形3を印刷により標記し、多数の突起部2を設けた屈曲性を有する合成樹 脂シート1の突起部形成面Aに、前記透明合成樹脂シート7の図形3を標記した 面Bを、また、前記合成樹脂シート1の突起部2が形成されていない面Cに不織 布8の一面Dを約100〜150C゜で熱融着により接着したものである。
【0026】 本実施例の貼紙防止シートにおいても、透明合成樹脂シート7に印刷する図形 3を、図1から図4に示す貼紙防止シートと同様に寺社等の建物の形や観光の対 象となるもののシンボルマークにすれば、貼紙防止による街の美化だけに留まら ず、貼紙防止シートを観光案内に利用することができ、貼紙防止シート自体の美 観も向上する。
【0027】 更に、図形3に替えて透明合成樹脂シート7に道路名や市町村名を印刷すれば 、貼紙防止シートを道路案内表示に利用することができる。
【0028】 また、透明合成樹脂シート7に図形3と文字の双方を標記するようにしてもよ い。
【0029】 更にまた、本実施例の貼紙防止シートでは、該貼紙防止シートを製造する際に 、合成樹脂シート1の突起部2が形成されていない面Cに不織布8の一面Dを接 着させたので、合成樹脂シート1と透明合成樹脂シート7を接着する際に合成樹 脂シート1、透明合成樹脂シート7の熱による収縮を防止することができるとと もに、透明合成樹脂シート7の合成樹脂シート1に対して接着される面Bに図形 3、あるいは文字を印刷しているので、図1及び図2に示す貼紙防止シートにお ける図形3、あるいは文字に比べて、図形3、あるいは文字が退色しにくい。
【0030】 なお、本考案の貼紙防止シートは、上述の実施例にのみ限定されるものではな く、本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論で ある。
【0031】
【考案の効果】 以上述べたように、本考案の貼紙防止シートによれば、下記のような優れた効 果を奏し得る。
【0032】 1)本考案の請求項1、2、3に記載したいずれの貼紙防止シートにおいても 、図形あるいは文字を標記しているので、貼紙防止シートを貼紙防止による街の 美化だけに留まらず、観光案内あるいは道路案内に利用することができ、貼紙防 止シートを有効に活用することができる。
【0033】 2)本考案の請求項1、2、3に記載したいずれの貼紙防止シートにおいても 、貼紙防止シートに図形を標記した場合には、貼紙防止シート自体の美観を向上 させることができる。
【0034】 3)本考案の請求項3に記載した貼紙防止シートにおいては、合成樹脂シート の突起部が形成されていない面に基布を接着しているので、合成樹脂シートと透 明合成樹脂シートを接着する際に合成樹脂シート、透明合成樹脂シートの熱によ る収縮を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の請求項1に記載した貼紙防止シートの
一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1に示す貼紙防止シートに図形を塗装により
標記する作業を示す斜視図である。
【図3】本考案の請求項2に記載した貼紙防止シートの
一実施例を示す斜視図である。
【図4】図3に示す貼紙防止シートを分解した状態の斜
視図である。
【図5】本考案の請求項3に記載した貼紙防止シートの
一実施例を示す斜視図である。
【図6】図5に示す貼紙防止シートを分解した状態の斜
視図である。
【図7】従来の貼紙防止シートの一例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 合成樹脂シート 2 突起部 3 図形 7 透明合成樹脂シート 8 不織布(基布)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一面に多数の突起部を設けた屈曲性を有
    する合成樹脂シートの突起部形成面に、文字あるいは図
    形のすくなくとも一方を塗装によって標記したことを特
    徴とする貼紙防止シート。
  2. 【請求項2】 一面に多数の突起部を設けた屈曲性を有
    する合成樹脂シートの突起部形成面に、文字あるいは図
    形のすくなくとも一方を一面に標記した屈曲性を有する
    透明合成樹脂シートの標記面を接着したことを特徴とす
    る貼紙防止シート。
  3. 【請求項3】 一面に多数の突起部を設けた屈曲性を有
    する合成樹脂シートの突起部形成面に、文字あるいは図
    形のすくなくとも一方を一面に標記した屈曲性を有する
    透明合成樹脂シートの標記面を熱融着により接着し且つ
    前記合成樹脂シートの突起部が形成されていない面に、
    基布を熱融着により接着したことを特徴とする貼紙防止
    シート。
JP6090491U 1991-07-08 1991-07-08 貼紙防止シート Pending JPH056046U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS606980A (ja) * 1983-06-24 1985-01-14 名立産業株式会社 凹凸表示面を有する表示体

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS606980A (ja) * 1983-06-24 1985-01-14 名立産業株式会社 凹凸表示面を有する表示体

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