JPH0560408U - 化粧用筆 - Google Patents

化粧用筆

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JPH0560408U
JPH0560408U JP170692U JP170692U JPH0560408U JP H0560408 U JPH0560408 U JP H0560408U JP 170692 U JP170692 U JP 170692U JP 170692 U JP170692 U JP 170692U JP H0560408 U JPH0560408 U JP H0560408U
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直 志々田
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株式会社志々田清心堂
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 穂先の長いものについても摺動杆及び押圧部
材の長さを長くする必要がなく、設計上の制約が極力少
なくて済むようになる。 【構成】 摺動杆17を、収納筒体11の軸方向に摺動自在
になるように収納筒体11の長孔12側内周面に圧接する押
圧部材21が設けられ、穂先15が収納筒体11の先端から出
退するように筆本体13を移動操作するための操作体28
が、長孔12から外方突出するように設けられた化粧用筆
において、前記押圧部材21が、長孔12とは反対側の収納
筒体11内周面と摺動杆17との間に、収納筒体11内周面と
摺動杆17との間に、収納筒体11に対して軸方向に摺動自
在になるように嵌合され、前記摺動杆17と押圧部材21と
の間に、両者の軸方向への相対摺動を規制する係合機構
23が設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、口紅塗布用その他の化粧用筆に関する。
【0002】
【従来の技術】
図8乃至図10は従来の化粧用筆(例えば実公昭58−46737に開示され ている)を示し、同図において、1 は円筒状の収納筒体で、軸方向の長孔2 が設 けられている。3 は先端に穂先4 を有する筆本体で、収納筒体1 内に軸方向に摺 動自在に収納され、筆本体3 の基端には、長孔2 側の収納筒体1 内周面に沿う円 弧面5aを有する摺動杆5 が突設され、摺動杆5 には操作体6 が長孔2 から外方突 出するように設けられている。この操作体6は穂先4 が収納筒体1 から出退する ように摺動操作するためのもので、図9に示す如くキャップ9 を収納筒体1 の基 端側に套嵌する際に、該キャップ開口端で操作体6 を押圧したり、或いは操作体 6 を指で摘んで長孔2 に対して矢印a方向に摺動させることにより、穂先4 が収 納筒体1 先端が出退するようになっている。
【0003】 7 は押圧部材で、収納筒体1 の基端側に内嵌固着され、摺動杆5 を収納筒体1 の長孔2 側内周面に軸方向摺動自在となるように圧接している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、従来のものは押圧部材7 は収納筒体1 の基端部に嵌合固着した栓体 10と一体に構成され、押圧部材7 に対して摺動杆5 が軸方向に摺動するため、筆 本体3 が軸方向に移動可能な長さは押圧部材7 の長さL内に規制されており、従 って筆本体3 の移動距離を自由に設定できず、また穂先4 の長いものについては それに合わせて摺動杆及び押圧部材7 を長くする必要があり、設計上の制約が多 くなるという問題があった。
【0005】 本考案は上記問題点に鑑み、穂先の長いものについても摺動杆及び押圧部材の 長さを長くする必要がなく、設計上の制約が極力少なくて済むようにしたもので ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この技術的課題を解決する本考案の技術的手段は、円筒状の収納筒体11内に、 先端に穂先15を有する筆本体13が軸方向に移動自在に収納され、収納筒体11の軸 方向に長孔12が設けられると共に、筆本体13の基端に、長孔12側の収納筒体11内 周面に沿う円弧面17a を有する摺動杆17が設けられ、該摺動杆17を、収納筒体11 の軸方向に摺動自在になるように収納筒体11の長孔12側内周面に圧接する押圧部 材21が設けられ、穂先15が収納筒体11の先端から出退するように筆本体13を移動 操作するための操作本体28が、長孔12から外方突出するように設けられた化粧用 筆において、 前記押圧部材21が、長孔12とは反対側の収納筒体11内周面と摺動杆17との間に 、収納筒体11に対して軸方向に摺動自在になるように嵌合され、前記摺動間17と 押圧部材21との間に、両者の軸方向への相対摺動を規制する係合機構23が設けら れている点にある。
【0007】
【作用】
キャップ29開口端で操作体28を押圧したり、或いは操作体28を指で押圧したり することにより、筆本体13が収納筒体11内で軸方向に移動し、穂先15が収納筒体 11の先端から出退する。このとき、摺動杆17は収納筒体11内を軸方向に摺動する と共に、押圧部材21は摺動杆17の摺動に伴なって収納筒体11内を摺動し、摺動杆 17が押圧部材21から外れる惧れはない。
【0008】 そして、図8乃至図10に示す従来の場合、押圧部材7 を収納筒体1 に組込む 際に図10に鎖線で示す如く摺動杆5 に対して押圧部材7 が扁心した状態に組込 まれる惧れがあり、このように組込まれると、摺動杆5 が軸方向への摺動が困難 になるが、これに対して本願考案の押圧部材21は円柱状であるため、押圧部材21 を摺動杆17と収納筒体11の内周面との間にた易く嵌合させることができるし、押 圧部材21の扁心によって摺動杆17の摺動が困難になるような不都合も生じない。
【0009】
【実施例】
以下、本考案を図示の実施例に従って説明すると、図1乃至図3において、11 は円筒状の収納筒体で、先端部は先端側が除々に小径となるように先搾り状に形 成されている。12は収納筒体11に軸方向に形成した長孔である。13は筆本体で、 収納筒体11内に軸方向摺動自在に収納され、その先端部には取付具14を介して穂 先15が装着されている。筆本体13の基端には大径部16を介して摺動杆17が後方突 設され、この摺動杆17は筆本体13と一体に合成樹脂その他の弾性材により構成さ れ、長孔12側の収納筒体11内周面に沿う円弧面17a を有する断面半円形状に形成 されている。18は収納筒体11の基端開口である。
【0010】 20はコイルバネで、取付具14に外嵌した状態で収納筒体11内に収納され、筆本 体13を収納筒体11に対して後方へ付勢している。21は押圧部材で、合成樹脂によ り円柱状に形成され、長孔12とは反対側の収納筒体11内周面と摺動杆17との間に 嵌合され、収納筒体11に対して軸方向に摺動自在である。23は摺動杆17と押圧部 材21との間に設けた係合機構で、摺動杆17の尾端に突設した係合片24と前記大径 部16とで構成され、係合片24が押圧部材21を摺動杆17に対して軸方向尾端側への 移動を規制すると共に、大径部16が軸方向先端側への移動を規制している。なお 、押圧部材21の収納筒体11内周面と摺動杆17との間への嵌合は、押圧部材21を、 基端開口18から収納筒体11内に挿入して、収納筒体11内周面と摺動杆17との間に 強制嵌合することにより、摺動杆17の弾性変形によって押圧部材21が係合片24を 越え、押圧部材21の尾端が係合片24に係合する。
【0011】 27は栓体で、収納筒体11の基端部内に嵌合固着され、収納筒体11の基端開口18 を塞いでいる。28は筆本体13を軸方向に移動操作するための操作体で、摺動杆17 に長孔12から外方突出するように突設されている。29はキャップで、収納筒体11 の先端側及び基端側に着脱自在に套嵌可能であり、キャップ29を収納筒体11の基 端側に套嵌することにより、該キャップ29の開口端で操作体28を長孔12の前端に 押圧保持できるようになっている。
【0012】 図4は他の実施例を示し、筆本体13の穂先15を長く形成すると共に、これに対 応して収納筒体11及び長孔12を長く形成したものである。その他の点は前記実施 例と同様の構成であり、この場合、筆本体13の摺動杆17及び押圧部材21を前記実 施例と同一の長さのものがそのまま使用することができる。 図5乃至図7は他の実施例を示し、摺動杆17と押圧部材21との間の係合機構23 を、押圧部材21に突設した凸部31と、摺動杆17に前記凸部31に対応して没説形成 した凹部32とにより構成し、凸部31は凹部32との嵌合によって、摺動杆17と押圧 部材21との軸方向への相対摺動を規制するようにしたものである。
【0013】
【考案の効果】
本発明によれば、押圧部材21が、長孔12とは反対側の収納筒体11内周面と摺動 杆17との間に、収納筒体11に対して軸方向に摺動自在になるように嵌合され、前 記摺動杆17と押圧部材21との間に、両者の軸方向への相対摺動を規制する係合機 構23が設けられているので、収納筒体11に対して筆本体13を軸方向に移動させる 際に、摺動杆17の軸方向への摺動に伴なって押圧部材21が摺動杆17と共に軸方向 へ摺動するため、押圧部材21が摺動杆17から外れるようなことがなくなり、従っ て、押圧部材21及び摺動杆17の長さに拘わらず、筆本体13の移動距離を自由に設 定できるし、また穂先15の長いものについてもそれに合わせて摺動杆17及び押圧 部材21を長くする必要がなくなり、それだけ設計上の制約がなくなり、設計の自 由度を高めることができる。
【0014】 また、押圧部材21が円柱形状であるから、押圧部材21を組み込む際に、摺動杆 17に対して押圧部材21を回動して位置合せするような面倒もなくなり、押圧部材 21を収納筒体11内周面と摺動杆17との間に簡単に嵌合することができるし、また 押圧部材21の扁心によって押圧部材21及び摺動杆17の摺動が困難になるようなこ ともなくなる。また、摺動杆17が弾性材により構成されているので、押圧部材21 を収納筒体11内周面と摺動杆17との間に嵌合させる際に摺動杆17を弾性変形させ ることができ、押圧部材21の組込みを楽になすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す不使用状態の側断面図
である。
【図2】使用状態の側断面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】他の実施例を示す使用状態の側断面図である。
【図5】他の実施例を示す不使用状態の側断面図であ
る。
【図6】使用状態の側断面図である。
【図7】図6のB−B線断面図である。
【図8】従来例を示す不使用状態の側断面図である。
【図9】使用状態の側断面図である。
【図10】図9のC−C線断面図である。
【符号の説明】
11 収納筒体 12 長孔 13 筆本体 15 穂先 17 摺動杆 17a 円弧面 21 押圧部材 23 係合機構 28 操作体

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状の収納筒体(11)内に、先端に穂先
    (15)を有する筆本体(13)が軸方向に移動自在に収納さ
    れ、収納筒体(11)の軸方向に長孔(12)が設けられると共
    に、筆本体(13)の基端に、長孔(12)側の収納筒体(11)内
    周面に沿う円弧面(17a) を有する摺動杆(17)が設けら
    れ、該摺動杆(17)を、収納筒体(11)の軸方向に摺動自在
    になるように収納筒体(11)の長孔(12)側内周面に圧接す
    る押圧部材(21)が設けられ、穂先(15)が収納筒体(11)の
    先端から出退するように筆本体(13)を移動操作するため
    の操作体(28)が、長孔(12)から外方突出するように設け
    られた化粧用筆において、 前記押圧部材(21)が、長孔(12)とは反対側の収納筒体(1
    1)内周面と摺動杆(17)との間に、収納筒体(11)に対して
    軸方向に摺動自在になるように嵌合され、前記摺動杆(1
    7)と押圧部材(21)との間に、両者の軸方向への相対摺動
    を規制する係合機構(23)が設けられていることを特徴と
    する化粧用筆。
  2. 【請求項2】 前記押圧部材(21)が円柱形状とされてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の化粧用筆。
  3. 【請求項3】 前記摺動杆(17)が弾性材により構成され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の化粧用筆。
JP1992001706U 1992-01-21 1992-01-21 化粧用筆 Expired - Lifetime JPH0740330Y2 (ja)

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JPH0560408U true JPH0560408U (ja) 1993-08-10
JPH0740330Y2 JPH0740330Y2 (ja) 1995-09-20

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007007242A (ja) * 2005-07-01 2007-01-18 Lec Inc スクレーパー

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0232721U (ja) * 1988-08-19 1990-03-01

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