JPH0560158U - バイブレータ - Google Patents

バイブレータ

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Publication number
JPH0560158U
JPH0560158U JP11333791U JP11333791U JPH0560158U JP H0560158 U JPH0560158 U JP H0560158U JP 11333791 U JP11333791 U JP 11333791U JP 11333791 U JP11333791 U JP 11333791U JP H0560158 U JPH0560158 U JP H0560158U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring
drive coil
vibrator
permanent magnet
weight
Prior art date
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Pending
Application number
JP11333791U
Other languages
English (en)
Inventor
信一 大友
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokin Corp filed Critical Tokin Corp
Priority to JP11333791U priority Critical patent/JPH0560158U/ja
Publication of JPH0560158U publication Critical patent/JPH0560158U/ja
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  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 盲人用信号受信器やポケットベルの呼び出し
等を目的として振動により信号を伝達するバイブレータ
に於て、低周波で励磁される駆動コイルと、駆動コイル
が作る磁界に作用する永久磁石と一体の重りとからなる
可動部により、可動部を収める筒体に数HZの振動を発
生させる。 【構成】 非磁性材からなる外周に段付きの凹部を設け
た筒体ケース1の前記凹部に形成した駆動コイル2と、
駆動コイル2の内径に筒体ケースの長軸方向に着磁した
永久磁石7と一体に重り6を取り付けた可動部と、可動
部の両端面にロアスプリングばね8とアッパースプリン
グばね5を介し筒体ケース1両端のロアヨーク4とアッ
パーヨーク3により封止遊嵌固定した筒体13と、低周
波発振回路10とを一体に固定し構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は盲人用信号受信器やポケットベルの呼び出し等を目的として振動によ り信号を伝達するバイブレータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の振動により受信信号を伝達するバイブレータは、図3に示す円柱 状の小形モータ本体12、或は図4の偏平状の小形モータ本体12の回転軸に直 結して偏心重り11を取り付け、モータの回転により振動を得ていたが、出力軸 が外部にあるため騒音が大きいこと、又モータであるため機構が複雑で高価であ り、小形化がしにくい等の欠点があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案はこれらの欠点を除去するため回転部分をなくし、30HZないし60 HZの交流電流を駆動コイルに流して作る磁界中に、永久磁石と永久磁石と一体 の重りと、永久磁石と重りを支えるアッパースプリングばねとロアスプリングば ね等を、低周波発振回路と一体に両端を閉じた筒体に収納し形成した、部品点数 を大幅に削減し騒音の小さい安価なバイブレータを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は重りを一体に取り付けた永久磁石を、低周波発振回路により励磁され る非磁性材からなる筒体ケースの外周に巻回された磁界発生用の駆動コイルに磁 気的に結合させ、永久磁石と重りとを筒体の両側からスプリングばねにより筒体 ケース両端のヨーク内壁で保持し、駆動コイルに30HZないし60HZの磁界 を発生し、その時駆動コイル内に配置されている永久磁石を駆動コイル内の磁界 で反発吸引することにより、筒体全体は数HZで振動するバイブレータとなり人 体に信号を伝達する。又スプリングばねの代りに、アッパーヨーク端面及び重り が筒体ケースに衝突する筒体ケース面にゴム状弾性体を取り付けたバイブレータ とする。
【0005】 即ち本考案は、1.非磁性材からなる外周に段付きの凹部を設けた筒体ケース の前記凹部に導線を巻回した駆動コイルと、筒体ケース内径の前記駆動コイル内 径に配置され筒体ケース長軸方向に着磁された永久磁石に一体に接合された重り とからなる可動部の両端を、ロアスプリングばねとアッパースプリングばねを介 し前記筒体ケース両端面に取りつけたロアヨークとアッパーヨークの間に遊嵌固 定した筒体と、低周波発振回路とを一体に形成してなることを特徴とするバイブ レータである。2.永久磁石先端のロアスプリングばねとロアヨークを高飽和磁 束密度の軟磁性合金材により形成したことを特徴とする請求項1記載のバイブレ ータである。3.アッパースプリングばねの代りにアッパーヨーク内面にゴム状 弾性体を、ロアスプリングばねに代え筒体ケースの凹部を設けてある内径側段付 きの重りが衝突する部分に、ゴム状弾性体を取り付け形成したことを特徴とする 請求項1記載のバイブレータである。
【0006】
【作用】
筒体ケースの外周の一部に段差を設けた凹部に、筒体ケースの中心軸方向に向 く磁界を発生する駆動コイルを巻回し、駆動コイルの内径に柱状で、駆動コイル の磁化方向の柱状の長軸方向に磁化され、一端に重りを一体に取り付けた可動部 を、筒体の両端内壁面と永久磁石及び重りの端面の間にスプリングばねを取り付 けて保持し、内蔵した発振回路により駆動コイルに30HZないし60HZの低 周波発振による励磁を行うと、筒体には数HZの分周波振動を起こす。分周波振 動の周波数及び振動振幅は、重りの重さ、永久磁石と一体の重りを支える永久磁 石端面側及び重り側のばねの強さ、ロアスプリングばねアッパースプリングばね の常数比、筒体ケース、ヨークの形状、筒体ケース、ヨークの材質により変化し 、30HZないし60HZの間で発振周波数を変えることにより筒体が最大振幅 になる周波数に調節する。又ロアスプリングばねの代わりに重りの筒体ケースに 衝突する部分の筒体ケースにゴム状弾性体及びアッパーヨークにゴム状弾性体を 取り付けてバイブレータを形成してもよい。
【0007】
【実施例】
図1は本考案によるバイブレータの一実施例の縦断面図を示す。筒体ケース1 の外周面凹部に筒体ケースの中心軸方向に磁界を作る駆動コイル2を配し、駆動 コイルの内径部分に筒体の長軸方向に着磁された永久磁石7を配置し、永久磁石 の一端に比重の大きい金属タングステン等からなる重り6を一体に接合取り付け て可動部を形成する。可動部の両端は、永久磁石の先端はロアスプリングばね8 を介して筒体ケース1の端面のロアヨーク4で支え、重り6の端面はアッパース プリングばね5を介しアッパーヨーク3により支え固定し、筒体13と一体の低 周波発振回路10を組み込み本考案品のバイブレータが完成する。前記駆動コイ ルに低周波発振回路を通して電流を供給することにより、駆動コイルに交番磁界 を発生し、駆動コイル内径側に配置された永久磁石は吸収反発し可動部が振動し て筒体に低周波振動を発生する。低周波振動は前記ロアスプリングばね、アッパ ースプリングばねのばね定数を変更したり、重りの重量を変え、又筒体ケースの 大きさ、材質を変えることで用途に応じた振動数に容易に調整することができる 。又可動部に筒体13の中心軸方向に着磁した永久磁石を用いているため小さな 電磁駆動力でも重りと一体の磁石は容易に追従可能であり、小形化も容易であり 、ロアヨーク4、ロアスプリングばね8に磁気飽和値の高い軟磁性材を用いるこ とにより駆動コイル内の磁界の強さも大となり、振動の振幅もより大きく出来る 。
【0008】 図2は本考案によるバイブレータの他の実施例であり、ロアスプリングばね、 アッパースプリングばねの代わりに、アッパーヨーク3の内面と、筒体ケース内 面の凹部段差部分にゴム状弾性体を取り付けた例である。永久磁石7、重り6か らなる可動部は駆動コイル2に流れる低周波電流が作る磁界により筒体内を左右 に振動し、筒体に分周波の振動を生ずる。
【0009】 本考案の実施例に示すバイブレータは盲人用信号受信器やポケットベルの呼び 出し等を目的として、振動により信号を伝達するバイブレータを例に示したが、 本考案の構成は、他のマッサージ器、撹拌器、携帯用目覚し時計等の振動源にも 応用出来る。
【0010】
【考案の効果】
本考案によるバイブレータは、筒体ケースの外周段差付凹部にまかれた筒体ケ ースの長軸方向が磁界の方向となる駆動コイルと、筒体ケース内径側に駆動コイ ル内を遊嵌する筒体ケースの長軸方向に磁化された永久磁石に一体に重りを取り 付けた可動部と、可動部両端面をスプリングばね又はゴム状弾性体で筒体ケース 両端面のヨークで保持し、筒体ケースとヨークと一体の低周波発振器により駆動 コイルを励磁する構造であるので、回転部分が外出に露出することなく、数HZ で振動する小形のバイブレータが提供出来るようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるバイブレータの縦断面図。
【図2】本考案による他の実施例によるバイブレータの
縦断面図。
【図3】従来の円筒型モータバイブレータの外観斜視
図。
【図4】従来の偏平型モータバイブレータの他の例を示
す外観斜視図。
【符号の説明】
1 筒体ケース 2 駆動コイル 3 アッパーヨーク 4 ロアヨーク 5 アッパースプリングばね 6 重り 7 永久磁石 8 ロアスプリングばね 9 ゴム状弾性体 10 低周波発振回路 11 偏心重り 12 モータ本体 13 筒体

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非磁性材からなる外周に段付きの凹部を
    設けた筒体ケースの前記凹部に導線を巻回した駆動コイ
    ルと、筒体ケース内径の前記駆動コイル内径に配置され
    筒体ケース長軸方向に着磁された永久磁石に一体に接合
    された重りとからなる可動部の両端を、ロアスプリング
    ばねとアッパースプリングばねを介し前記筒体ケース両
    端面に取りつけたロアヨークとアッパーヨークの間に遊
    嵌固定した筒体と、低周波発振回路とを一体に形成して
    なることを特徴とするバイブレータ。
  2. 【請求項2】 永久磁石先端のロアスプリングばねとロ
    アヨークを高飽和磁束密度の軟磁性合金材により形成し
    たことを特徴とする請求項1記載のバイブレータ。
  3. 【請求項3】 アッパースプリングばねの代りに、アッ
    パーヨーク内面にゴム状弾性体を、ロアスプリングばね
    に代え筒体ケースの凹部を設けてある内径側段付きの重
    りが衝突する部分に、ゴム状弾性体を取り付け形成して
    なることを特徴とする請求項1記載のバイブレータ。
JP11333791U 1991-12-27 1991-12-27 バイブレータ Pending JPH0560158U (ja)

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