JPH0560130U - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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JPH0560130U
JPH0560130U JP529492U JP529492U JPH0560130U JP H0560130 U JPH0560130 U JP H0560130U JP 529492 U JP529492 U JP 529492U JP 529492 U JP529492 U JP 529492U JP H0560130 U JPH0560130 U JP H0560130U
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JP
Japan
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bus bar
circuit boards
junction box
circuit board
circuit
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Pending
Application number
JP529492U
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English (en)
Inventor
環 高林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Original Assignee
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バスバーが水の浸入により短路することのな
い電気接続箱を提供する。 【構成】 絶縁板3の一方面にバスバー5が設けられて
成る回路基板2,2´が、複数枚積層されて成る電気接
続箱において、隣接する回路基板2,2´の周縁部で、
且つバスバー4を囲んだ状態で、互いに嵌合した突起5
と溝6とが設けられていることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車搭載用の電気接続箱に関するものである。
【0002】
【従来技術】
電気接続箱は、絶縁板の一方面にバスバーを設けて成る回路基板が、複数枚積 層されて接続回路が構成され、さらに、この接続回路が樹脂製等の外箱内に収納 されて成るものである。従来、接続回路28は、図6に示すように、回路基板2 5のバスバー26側と、絶縁板27側とが単純交互に重なり合わされて構成され ていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら前述した電気接続箱においては以下に示すような問題点があった 。 即ち、回路基板25同志がバスバー26を介して単純に重なり合わされている だけなので、電気接続箱内に浸入した水が回路基板25と回路基板25との隙間 に入り込み、これがバスバー26上に滞留してバスバー26が短路したり、さら に、短路した箇所で新たな回路が形成され、水が滞留している箇所のバスバー2 6の一部が溶けてしまうという問題が生じた。 また、これを解決する手段として、実開昭63-167327 号公報、および実開昭62 -51917号公報には、絶縁板を箱型にして水の浸入を阻止することが開示されてい るが、電気接続箱が大型化したり、組み立て工程が煩雑になるという問題が生じ ていた。
【0004】
【考案の目的】
本考案は前記問題点に鑑みなされたものでその目的とするところは、かかる不 具合をなくし、バスバーが水の浸入により短路することのない電気接続箱を提供 することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するための本考案の構成は、絶縁板の一方面にバスバーが設け られて成る回路基板が、複数枚積層されて成る電気接続箱において、隣接する前 記回路基板の周縁部で、且つ前記バスバーを囲んだ状態で、互いに嵌合した突起 と溝が設けられていることを特徴とする。
【0006】 また、請求項2記載の考案は、絶縁板の一方面にバスバーが設けられて成る回 路基板が、複数枚積層されて成る電気接続箱において、前記回路基板の少なくと も一方面の周縁部に前記バスバーを囲んだ状態で突起が設けられ、且つ該突起が 隣接した前記回路基板を貫通していることを特徴とする。
【0007】
【作用】
請求項1記載の本考案によれば、隣接する回路基板の周縁部で、且つバスバー を囲んだ状態で、互いに嵌合した突起と溝が設けられているので、バスバーの外 周には突起より成る障壁が形成され、これよりバスバーへの水の浸入を阻止する ことができる。
【0008】 請求項2記載の本考案によれば、回路基板の少なくとも一方面の周縁部にバス バーを囲んだ状態で突起が設けられ、且つ突起が隣接した回路基板を貫通してい るので、バスバーの外周には突起より成る障壁が形成され、これより接続回路内 への水の浸入を阻止することができる。
【0009】
【実施例】
本考案の実施例を図を参照して詳細に説明する。
【0010】 図1は請求項1記載の考案の一実施例を示す斜視図である。 本実施例の接続回路1は、回路基板2,2´が積層されて構成される。回路基 板2,2´は、例えばプラスチック等より成る絶縁板3の一方面上に、導電性の バスバー4が設けられて成り、回路基板2,2´の一方面の周縁部にはバスバー 4を囲んだ状態で突起5が設けられている。回路基板2,2´の他面(前記一方 面の裏面)で、且つ前記一方面の周縁部に相当する箇所には、突起5が嵌合する 溝6(点線で示している。)が設けられており、回路基板2の突起5と、回路基 板2´の溝6とが嵌合され、それぞれが積層されて接続回路1が構成される。
【0011】 図2に拡大図示するように、回路基板2,2´に設けられている突起5、およ び溝6の横断面は、例えば半円形で形成されており、溝6の幅Dは突起5の幅d よりもやや大きく形成され、突起5が溝6に嵌まり易い形状で形成されている。 本図のように回路基板2,2´が積層されると、バスバー4の四方は突起5で取 り囲まれ、外部より浸入する水は突起5で阻止される。
【0012】 本考案の実施例によれば、隣接する回路基板2,2´の周縁部で、且つバスバ ー4を囲んだ状態で、互いに嵌合した突起5と溝6が設けられているので、バス バー4の外周には突起5より成る障壁が形成され、これよりバスバー4への水の 浸入を阻止することが可能となる。 また、このような防水構造を回路基板2,2´の外形内で構成しているので、 電気接続箱の形状を大きくしなくて済む。
【0013】 尚、回路基板2,2´に設けられる突起5、および溝6の形状は、本実施例の ように半円形に限らず図3に示すような三角形等の多角形でもよい。また、積層 する回路基板2,2´の数も本実施例(2層)に限定されるものではなく、本考 案の主旨を逸脱することがなければ何層積層してもよい。さらに、突起5と溝6 とをエポキシ樹脂等の接着材で固定してもよく、これより水の浸入をより一層阻 止することが可能となる。
【0014】 また、別の実施例として、図1に図示した回路基板2,2´において、突起5 が設けられている箇所に溝6が形成され、溝6が設けられている箇所に突起5が 形成されていてもよい。このような構成にしても、バスバーの外周には突起より 成る障壁が形成され、これよりバスバー4への水の浸入を阻止することが可能と なる。
【0015】 次に請求項2記載の考案の実施例を図を用いて説明する。 〔実施例1〕 図4は本考案の一実施例を示す斜視図で、本図の接続回路7は、回路基板8, 9´,10、および11が順次積層されて構成される。最下層の回路基板8は、 例えばプラスチック等より成る絶縁板9の一方面上に、図示しない導電性のバス バーが設けられて成り、回路基板8の一方面の周縁部にはバスバーを囲んだ状態 で突起12が設けられている。中間層の回路基板9´,10,11は、例えばプ ラスチック等より成る絶縁板13上にバスバー14が設けら(最上層の回路基板 11にのみ図示している。)れて成り、回路基板9´,10,11の周縁部には 、バスバー14を囲んだ状態でそれぞれ貫通孔15が設けられ(最上層の回路基 板11にのみ図示している。)ている。貫通孔15の幅、および長さは共に突起 12のそれよりも多少大きく形成されており、突起12をそれぞれの貫通孔15 に貫通させることで接続回路7が構成される。 図示するように、突起12をそれぞれの貫通孔15に貫通させることで、回路 基板8,9´,10,11に設けられたバスバー4の四方は突起12に囲まれ、 これより外部から浸入する水を突起12で阻止することが可能となる。
【0016】 〔実施例2〕 図5は本考案の他の実施例を示す断面図である。 本図の接続回路15は回路基板16,17,18,19,および20が順次積 層されて構成されている。中間層に相当する回路基板18は、例えばプラスチッ ク等より成る絶縁板21の一方面上に、図示しない導電性のバスバーが設けられ て成り、回路基板18の両面の周縁部にはバスバーを囲んだ状態で突起22が設 けられている。回路基板16,17,19,20は、例えばプラスチック等より 成る絶縁板23上に図示しないバスバーが設けられて成り、回路基板16,17 ,19,20の周囲縁部には、バスバーを囲んだ状態で貫通孔24が設けられて いる。貫通孔24の幅、および長さは共に突起22のそれよりも多少大きく形成 されており、突起22を回路基板16,17,19,20に設けられたそれぞれ の貫通孔24に貫通させることで接続回路15が構成される。 図示するように、突起22をそれぞれの貫通孔24に貫通させることで、回路 基板16,17,19,20に設けられたバスバーの四方は突起22に囲まれ、 これより外部から浸入する水は突起22で阻止される。
【0017】 本考案の実施例によれば、回路基板の少なくとも一方面の周縁部にバスバーを 囲んだ状態で突起22が設けられ、且つ突起22が隣接した回路基板を貫通して いるので、バスバーの外周には突起22より成る障壁が形成され、これより接続 回路15内への水の浸入を阻止することができる。 また、このような防水構造を回路基板の外形内で構成しているので、電気接続 箱の形状を大きくしなくて済む。
【0018】 尚、突起22が設けられる回路基板18は本実施例に限定されるものではなく 、例えば最上層に相当する回路基板であってもよい。また、突起22とそれぞれ の貫通孔24とをエポキシ樹脂等の接着材で固定してもよく、これより接続回路 15内への水の浸入をより一層阻止することが可能となる。
【0019】
【考案の効果】
請求項1記載の考案の電気接続箱によれば、隣接する回路基板の周縁部で、且 つバスバーを囲んだ状態で、互いに嵌合した突起と溝が設けられているので、バ スバーの外周には突起より成る障壁が形成され、これより接続回路内への水の浸 入を阻止することができる。
【0020】 請求項2記載の考案の電気接続箱によれば、回路基板の少なくとも一方面の周 縁部にバスバーを囲んだ状態で突起が設けられ、且つ突起が隣接した回路基板を 貫通しているので、バスバーの外周には突起より成る障壁が形成され、これより 接続回路内への水の浸入を阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】本考案の別の実施例を示す断面図である。
【図4】本考案の他の実施例を示す斜視図である。
【図5】本考案の第3の実施例を示す断面図である。
【図6】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 接続回路 2,2´ 回路基板 3 絶縁板 4 バスバー 5 突起 6 溝

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁板の一方面にバスバーが設けられて
    成る回路基板が、複数枚積層されて成る電気接続箱にお
    いて、隣接する前記回路基板の周縁部で、且つ前記バス
    バーを囲んだ状態で、互いに嵌合した突起と溝が設けら
    れていることを特徴とする電気接続箱。
  2. 【請求項2】 絶縁板の一方面にバスバーが設けられて
    成る回路基板が、複数枚積層されて成る電気接続箱にお
    いて、前記回路基板の少なくとも一方面の周縁部に前記
    バスバーを囲んだ状態で突起が設けられ、且つ該突起が
    隣接した前記回路基板を貫通していることを特徴とする
    電気接続箱。
JP529492U 1992-01-16 1992-01-16 電気接続箱 Pending JPH0560130U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006304568A (ja) * 2005-04-25 2006-11-02 Yazaki Corp 電気接続箱

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006304568A (ja) * 2005-04-25 2006-11-02 Yazaki Corp 電気接続箱
JP4588522B2 (ja) * 2005-04-25 2010-12-01 矢崎総業株式会社 電気接続箱

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