JPH056005Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH056005Y2
JPH056005Y2 JP1985187206U JP18720685U JPH056005Y2 JP H056005 Y2 JPH056005 Y2 JP H056005Y2 JP 1985187206 U JP1985187206 U JP 1985187206U JP 18720685 U JP18720685 U JP 18720685U JP H056005 Y2 JPH056005 Y2 JP H056005Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
turret
cam
housing
indexing
blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1985187206U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6295804U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985187206U priority Critical patent/JPH056005Y2/ja
Publication of JPS6295804U publication Critical patent/JPS6295804U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH056005Y2 publication Critical patent/JPH056005Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Machine Tool Positioning Apparatuses (AREA)
  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は刃物割出し盤を有する工作機械に関す
るものである。
【従来技術】
従来、ターレツト旋盤等のようにあらかじめ加
工に必要な多数の刃物を刃物割出し盤に取付けて
おき、加工に際しては前記刃物割出し盤を適宜回
転することによつて、加工に必要な刃物をワーク
加工位置に位置決めし、所要の加工を行うように
したものにおいて、刃物割出しにゼネバ機構ある
いはグロボイダルカム機構を用いたもの(例えば
実開昭56−7639号公報)は公知である。 さらにまた、円筒状カムを用いた割出し機構に
おいて、カムへの伝動手段としてウオーム機構を
用い、ウオームのロツク機構によりロツキングを
行わせるようにしたものも、例えば特開昭48−
72778号公報、特開昭49−92680号公報、特開昭54
−9358号公報の如く公知である。
【考案が解決しようとする問題点】
ところが、上記従来技術の前者、即ちゼネバ機
構によるものは、正確な位置決めとワーク加工時
の切削抵抗に対する出力軸の剛性を高める必要が
あり、前記出力軸を刃物割出しのために旋回し、
停止した位置においてその状態を保持するための
ロツキング手段(主にカービツクカツプリング、
ギヤカツプリング等が用いられる。)が必要であ
つて、そのため、割出し動作が前記ゼネバ機構に
よる回転動作と前記ロツキング手段による直進動
作の複合運動となり、高速化がしにくいという問
題点があつた。 また後者、即ち実開昭56−7639号公報(グロボ
イダルカム機構によるもの)は、グロボイダルカ
ム機構に圧力流体によるクランプ機構を併用した
ものであるため、ゼネバ機構によるものに比して
割出し時間は短縮できるが、全体操作としてはグ
ロボイダルカム機構をロツクするクランプ機構の
クランプ、アンクランプ操作に時間を要するので
完全高速化は望めないばかりでなく、機械的に複
雑かつ大型化、コスト高となる問題点があつた。 さらにまた従来の特開昭48−72778号公報、特
開昭49−92680号公報、特開昭54−9358号公報に
開示されたものは、これを直ちに工作機械におけ
る刃物割出し盤として用いることは構造的に無理
があり、容易に実施できないという問題点があつ
た。
【問題点を解決するための手段】
本考案は上記問題点を解決することを目的とし
基台上に刃物割出し盤とワーク取付用チヤツクお
よびセンターを備え、前記ワーク取付用チヤツク
およびセンターに取付けたワークを前記刃物割出
し盤に取付けた複数の刃物により加工するように
した刃物割出し盤を有する工作機械において、前
記基台上に前後方向および左右方向に水平移動可
能に移動テーブルを設け、該移動テーブル上に竪
函型のハウジングを設け、前記ハウジング内の下
方部に、軸方向を前記ワーク取付用チヤツクおよ
びセンターの軸方向に直交した状態でカムフロア
付きターレツトを設け、かつ前記カムフロア付き
ターレツトの回転軸の一端部を前記ハウジングの
刃物割出し盤取付面側に所要長さ突出し、その一
端に刃物割出し盤を着脱自在に取付け、また前記
カムフロア付きターレツトの上部に、前記カムフ
ロア付きターレツトの回転軸に直交して前記ター
レツトのカムフロアに係合するグロボイダルカム
を設け、前記グロボイダルカムと同軸に取付けた
ウオームホイールに、割出し移動兼クランプ機能
をさせるためウオームギヤ部を直交状に噛合さ
せ、前記ウオームギヤ部の入力軸の一端部を前記
ハウシングの刃物割出し盤取付面と反対側の外側
面に突出し、前記入力軸の突出軸端部に前記ハウ
シングの外側面に取付けた回転制御モータを連結
したことを特徴とするものである。
【作用】
ワークの加工に際しては回転制御モータを駆動
して入力軸を回転することにより、該入力軸の割
出し移動兼クランプ機能させるためのウオームギ
ヤ部に噛合したウオームホイールを介してグロボ
イダルカムを回転し、該グロボイダルカムにカム
フロアを係合したターレツトを回転して刃物割出
し盤を回転し、所要の刃物をワーク加工位置に位
置決めして所要の加工を行うものである。
【実施例】
第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示し、
1は基台であつて、刃物割出し盤2、ワーク取付
用チヤツク3、センター4を備えている。なお前
記ワーク取付用チヤツク3は回転可能に、またセ
ンター4は第3図の左右方向に移動可能に各設け
られている。5は前記基台1上に前後方向および
左右方向に水平移動可能に設置された移動テーブ
ル5a,5b上に取付けられた竪函型のハウジン
グである。6は前記ハウジング5の下方部に、軸
方向を前記ワーク取付用チヤツク3およびセンタ
ー4の軸方向に直交した状態で支承されたカムフ
ロア付きターレツト8の回転軸であつて、該回転
軸6の一端は、前記ハウジング5の刃物割出し盤
取付面側に突出され、前記刃物割出し盤2が取付
ネジ7により着脱自在に取付けられている。また
前記ターレツト8の外周面には等定間隔をもつて
複数のカムフロア9が取付けられている。10は
前記ハウシング5内において前記カムフロア付き
ターレツト8の上部に位置し、かつ前記回転軸6
に直交して設けられたグロボイダルカムであつ
て、前記グロボイダルカム10には前記ターレツ
ト8のカムフロア9が係合されている。11は前
記ハウシング5内において前記グロボイダルカム
10の上部に位置し、かつ前記グロボイダルカム
10の軸端部に取付けられたウオームホイールで
あつて、前記ウオームホイール11には入力軸1
2のウオームギヤ部13が噛合されるとともに、
前記入力軸12の一端は前記ハウシング5の刃物
割出し盤取付面と反対側の外側面5cに突出さ
れ、該突出軸端部12aには前記ハウシング5の
外側面5cに取付けられた回転制御モータ14が
連結されている。 なお前記回転制御モータ14は周知のサーボモ
ータの他、刃物割出し盤2の回転角を制御し得る
ものであれば如何なるものでもよい。15はハウ
シング5内に収納したオイル、16は刃物、1
7,18は各移動テーブル5a,5bの移動制御
モータである。
【効果】
以上説明したように本考案によれば、基台上に
刃物割出し盤とワーク取付用チヤツクおよびセン
ターを備え、前記ワーク取付用チヤツクおよびセ
ンターに取付けたワークを前記刃物割出し盤に取
付けた複数の刃物により加工するようにした刃物
割出し盤を有する工作機械において、前記基台上
に前後方向および左右方向に水平移動可能に移動
テーブルを設け、該移動テーブル上に竪函型のハ
ウジングを設け、前記ハウジング内の下方部に、
軸方向を前記ワーク取付用チヤツクおよびセンタ
ーの軸方向に直交した状態でカムフロア付きター
レツトを設け、かつ前記カムフロア付きターレツ
トの回転軸の一端部を前記ハウシングの刃物割出
し盤取付面側に所要長さ突出し、その一端に刃物
割出し盤を着脱自在に取付け、また前記カムフロ
ア付きターレツトの上部に、前記カムフロア付き
ターレツトの回転軸に直交して前記ターレツトの
カムフロアに係合するグロボイダルカムを設け、
前記グロボイダルカムと同軸に取付けたウオーム
ホイールに、割出し移動兼クランプ機能をさせる
ためのウオームギヤ部を直交状に噛合させ、前記
ウオームギヤ部の入力軸の一端部を前記ハウシン
グの刃物割出し盤取付面と反対側の外側面に突出
し、前記入力軸の突出軸端部に前記ハウシングの
外側面に取付けた回転制御モータを連結したもの
であるから、刃物の割出しに際しては、入力軸を
回転することによりグロボイダルカム、およびタ
ーレツトを介して刃物割出し盤を回転し、簡単に
刃物の割出しを行うことができるものであり、そ
の結果刃物の割出し動作に回転と直進の複合運動
を必要とすることなく、回転のみの一次元的な動
作だけで割出しを行うことができ、高速化に対応
することができるとともに従来のグロボイダルカ
ム機構によるもののように、入力軸を割出し位置
にロツクするためのギヤカツプリング等のロツキ
ング手段も必要なく、そのめた、クランプ、アン
クランプ時間が不必要となり、より一層高速化が
はかれるばかりでなく、刃物割出し盤を取付ける
カムフロア付きターレツトを、ハウシングの下方
部に設けるとともにウオームギヤ部を設けた入力
軸の一端をハウシングの刃物割出し盤取付面と反
対側の外側面に突出せしめ、これに回転制御モー
タを連結したものであるから、前記カロフムア付
きターレツトの回転軸への刃物割出し盤の着脱作
業が安全かつ容易に、しかも正確に行うことがで
きるとともに、全体機構を著しく簡略化し得、小
型にして安価なものを供給し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は
縦断正面図、第2図は同縦断側面図、第3図は工
作機械に装備した使用状態の一例を示す正面図、
第4図は同右側面図である。 1……基台、2……刃物割出し盤、3……ワー
ク取付用チヤツク、4……センター、5……竪函
型のハウジング、5a,5b……移動テーブル、
6……回転軸、7……取付ネジ、8……ターレツ
ト、9……カムフロア、10……グロボイダルカ
ム、11……ウオームホイール、12……入力
軸、12a……突出軸端部、13……ウオームギ
ヤ部、14……回転制御モータ、15……オイ
ル、16……刃物、17,18……移動制御モー
タ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基台上に刃物割出し盤とワーク取付用チヤツク
    およびセンターを備え、前記ワーク取付用チヤツ
    クおよびセンターに取付けたワークを前記刃物割
    出し盤に取付けた複数の刃物により加工するよう
    にした刃物割出し盤を有する工作機械において、
    前記基台上に前後方向および左右方向に水平移動
    可能に移動テーブルを設け、該移動テーブル上に
    竪函型のハウジングを設け、前記ハウシング内の
    下方部に、軸方向を前記ワーク取付用チヤツクお
    よびセンターの軸方向に直交した状態でカムフロ
    ア付きターレツトを設け、かつ前記カムフロア付
    きターレツトの回転軸の一端部を前記ハウジング
    の刃物割出し盤取付両側に所要長さ突出し、その
    一端に刃物割出し盤を着脱自在に取付け、また前
    記カムフロア付きターレツトの上部に、前記カム
    フロア付きターレツトの回転軸に直交して前記タ
    ーレツトのカムフロアに係合するグロボイダルカ
    ムを設け、前記グロボイダルカムと同軸に取付け
    たウオームホイールに、割出し移動兼クランプ機
    能をさせるためのウオームギヤ部を直交状に噛合
    させ、前記ウオームギヤ部の入力軸の一端部を前
    記ハウジングの刃物割出し盤取付面と反対側の外
    側面に突出し、前記入力軸の突出軸端部に前記ハ
    ウジングの外側面に取付けた回転制御モータを連
    結してなる刃物割出し盤を有する工作機械。
JP1985187206U 1985-12-06 1985-12-06 Expired - Lifetime JPH056005Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985187206U JPH056005Y2 (ja) 1985-12-06 1985-12-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985187206U JPH056005Y2 (ja) 1985-12-06 1985-12-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6295804U JPS6295804U (ja) 1987-06-18
JPH056005Y2 true JPH056005Y2 (ja) 1993-02-17

Family

ID=31137470

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985187206U Expired - Lifetime JPH056005Y2 (ja) 1985-12-06 1985-12-06

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH056005Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005118946A (ja) * 2003-10-17 2005-05-12 Sankyo Mfg Co Ltd クランプ装置、及び、回転テーブル装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS567639B2 (ja) * 1976-05-10 1981-02-18

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6246526Y2 (ja) * 1979-06-25 1987-12-16

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS567639B2 (ja) * 1976-05-10 1981-02-18

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005118946A (ja) * 2003-10-17 2005-05-12 Sankyo Mfg Co Ltd クランプ装置、及び、回転テーブル装置
JP4542761B2 (ja) * 2003-10-17 2010-09-15 株式会社三共製作所 回転テーブル装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6295804U (ja) 1987-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4187601A (en) Universal type machine tool
US5020201A (en) Machine tool
JP2001198702A (ja) 複合加工機
JPH0436822B2 (ja)
JPH06126518A (ja) フライスヘッド
JPH0755405B2 (ja) フライス盤用切削工具及びカッタヘッド
JPS5918165B2 (ja) フライス盤
US2071201A (en) Workshop unit
US5282300A (en) Bar turning lathe with fixed poppet and retaking spindle
JP2535155B2 (ja) 旋回型パレツトチエンジヤ付立形マシニングセンタ
JPH056005Y2 (ja)
JP2570665Y2 (ja) 回転割り出し式ワークテーブル装置
EP0235311B1 (en) Machine tool
CN211072099U (zh) 一种多齿轮部轴齿双面倒棱机
JP2001038502A (ja) Nc旋盤
JPH0120033B2 (ja)
JPS6190840A (ja) ワ−クの多面加工用テ−ブル装置
CN217990974U (zh) 一种动力刀塔组件车铣复合机
CN217570912U (zh) 双向输出动力刀塔及具双向输出动力刀塔的加工机
JPH0120030B2 (ja)
KR200237552Y1 (ko) 머시닝 센터용 자동공구교환기의 아암장치
JP2007061937A (ja) 2主軸3タレット旋盤
JPS603936B2 (ja) 工作機械
JPS582762B2 (ja) 複合加工用nc旋盤
KR20240040274A (ko) 정밀부품 면삭가공을 위한 밀링머신용 지그